Archives of the Salon's log
喫茶室 過去ログ64(2004.9.1〜9.30)

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喫茶室:[最新の発言を見る/投稿する] [2004年10月のログ] [2004年8月のログ]


ううむ、すごすぎる>解法者さん 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月30日(木)23時23分10秒

 つまり、私の予測は甘すぎて、現実の半島における若年層の精神荒廃は、すでにものすごいことになっていて、それを治療するどころか、そういう現状があることすら「恥」として否認する文化であると。

 そうなると、心の病にかかった子供たちや若者は、発狂か自殺か、拳銃乱射のような大量殺人か、廃人になるか、親に殺されたり、社会から抹殺されるか、いずれかしかないことになりますね。うう、寒すぎる。


朝鮮の病根 投稿者:解法者  投稿日: 9月30日(木)22時14分14秒

 韓国・北朝鮮の<異常>な教育熱、「李氏朝鮮時代」の<科挙>からでしょう。
「朴(パク)大統領」の時にも韓国を訪れておりますが、その時代に、夜遅く学生(中学生・高校生)が街に溢(あふ)れているのです。事情がわからず、「夜学」ですかと聞きましたら、「夜学」ですが「学院─予備校」だという答えが返って来ました。
 韓国に限らず北朝鮮でも同じです。<飢餓>におののきながらも「チマパラムースカートを翻して子供の教育に邁進(まいしん)する教育ママを揶揄した言葉」です。
 こういうことが行われれば、「落ちこぼれ」でも出ます。韓国のイジメは<暴力>を伴うそれは酷いものだと言います。
 今、<心を病んだ子供たちが激増し、引きこもり、摂食障害、リストカット、自殺、もろもろの少年凶悪犯罪で、しっちゃかめっちゃかになってます>
 将来の話ではありません。
 ところで、「精神医療関係の職」 どうでしょうか。まず、北朝鮮では、そういう<子供>は「平壌(ピョンヤン)」には住むことができません。両親共々です。したがって、隠しますね。「精神医療関係者」のところには行きません。
 韓国、そういう<子供>への「差別」はとてつもなく強いですから、隠すでしょうね。治療する前に親が<殺す>こともありますね。
 一門の<恥>ですから。子が殺される前に親を殺す事件もありますね。これは<極端>な話ですが、欧米よりも<有望>な「職」とは言えないでしょう。

 どうでしょうか? 「探求する人」さん!


Re: フロンティア・スピリット 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月30日(木)21時40分2秒

>これだけアメリカを代表するイメージのひとつになるのですから、いかにカウボーイたちが、それまでのヨーロッパ文明と異質な人々だったか

アメリカ大陸の文化を考える時、表面的にはヨーロッパ人の移民の国なのですが、隠れたところで意外と先住民の影響が大きかったりします。例えばアメリカの州の名前は大半が先住民の言語から来ています。現在アメリカで先住民を見かけることは余りありませんが、実は白人で『8分の1先住民の血が入ってる』という人が結構知人にいます。アメリカでは昔はそれを恥じて隠していた時代もあったのですが、現在は先住民の血を持ってることを堂々と言う人が増えて来たようです。

メキシコの場合は特に先住民の人口がもともと多く文明レベルも高かったらしく、現在殆(ほとん)どのメキシコ人がメスティーソ(混血)で、スペイン人の血を持っているのにも関わらず『アンチ・スペイン』の風潮を強く持っています。それに加え、スペイン語を話しているにも関わらず、自らのアイデンティティを先住民サイドに求めてるメキシコ人が多いんですね。文化ですが、例えばメキシコの食べ物は多くが先住民の食文化から来ています。メキシコ料理には欠かせないとうもろこしやトマトを始め、アメリカ料理に欠かせないジャガ芋などはアメリカ大陸原産でヨーロッパにはコロンブス以前は存在していませんでした。

スペインも闘牛や牛追い祭りなど牛と関わりの深い文化ですが、メキシコのメスティーソ文化で培われた『牛放牧業』がテキサスでアメリカの『カウボーイ』になり、そこで黒人文化とも混じったのだとすれば、それはすでにヨーロッパ文明とは異質のものだったのではないかと想像出来ます。

>そうしてはじまったのは、限りない欲望を満たし、血まみれの行いを正当化すること。運命の名によって、神の名によって・・・

先日テレビでアラスカの『ゴールドラッシュ』のドキュメンタリー番組を放送していました。アメリカン・ドリームですが、開拓時代には一獲千金を夢見たならず者も多かったのかもしれませんが、今ではそれすらも過去の『古き良きアメリカ』になってしまったのかもしれません。でもイーグルスが1970年代に歌っていたことを、21世紀になった今でも変らずやっているのは何とも皮肉なものです。


Re: アメリカン魂 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月30日(木)21時39分19秒

>東洋人に「最もアジア的な国(地域)は何処(どこ)か?」と聞くようなものなのではないですか。

こちらのレストランなどで『アジア風サラダ』なるメニューがあります。何だろうと思ったら、胡麻油(ごまあぶら)醤油ベースのドレッシングを使ってるんですね。知人のタイ人は『アジアで一括(ひとくく)りにされるのはどういったものかな?』と言っていました。

知人のアメリカ人で、アジア人としか付き合わないという人がいるのですが、『何でそんなにアジア人が良いのか?』と聞いたら、『自分はアジア人が好きだ。自分自身前世ではアジア人だったと思う』などと言ってるんですね。で、知人の香港人は『アジア人は皆一緒だと思ってる辺り、この人けっこう人種の偏見が強い人なんじゃないの?』などと言っていました。

中国人などアジア人側も、欧米の白人を一括りで考えがちですが、彼等(かれら)にしてみれば当然大きな違いです。


日本の勝利? 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月30日(木)16時19分9秒

『ガス田開発からシェル撤退 東シナ海事業 中国、大幅見直しも』(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040930-00000000-san-bus_all

ガス田開発からシェル撤退 東シナ海事業 中国、大幅見直しも

 中国が日本政府の抗議を無視する形で進めている東シナ海のガス田採掘事業で、中国と共同出資して開発に参加している国際石油資本(メジャー)のロイヤル・ダッチ・シェルグループと米ユノカルが「商業上の理由」で撤退を決めたことが二十九日、分かった。同事業のうち日中中間線付近の「春暁鉱区」については、中国側は予定通り来年中ごろに操業するとの姿勢を崩していないが、国際的な後ろ盾を失ったことで、大幅な遅れも余儀なくされるのは必至。日本政府筋は「事業見直しも含め、中国側のダメージは大きいのでは」と分析している。

 東シナ海の天然ガス田採掘事業は昨年八月、シェルとユノカルの関連会社がそれぞれ二割、中国国営石油会社の中国石油化工集団公司(シノペック)と中国海洋石油公司など中国側が合わせて六割出資し、探鉱・開発から販売までの一貫計画で始まった。

 シェルによると、中国側との契約は一年後に事業の評価や分析を行ったうえで最終判断することになっていたため、「調査した結果、商業上、これ以上の事業継続を断念した」としている。また、関係者によると、同事業が日中間で政治問題化したため、日本に配慮して、外国資本が事業継続に難色を示したとの見方もあるという。

 すでにユノカルは、今回の事業放棄に伴い、用地清算や撤退費用として、二〇〇四年第三・四半期に一千万ドルの計上を決めている。

 中川昭一経済産業相は二十九日夜、記者団に対し、「メジャーが撤退したから日本もやめるという話ではない」と語り、政府が実施中の東シナ海での資源調査を継続する方針を示した。

 【北京=野口東秀】シノペックの傅成玉会長は二十九日、シェルなどが東シナ海のガス田採掘事業の撤退を決めたことに、「プロジェクトの将来に自信をもっている。パートナーの変更はプロジェクトにほとんど影響をもたらさない」と開発継続の構えを強調した。

     ◇

 東シナ海海底資源開発 日本が排他的経済水域(EEZ)と主張する東シナ海の日中境界線(中間線)付近の海底に石油や天然ガスの埋蔵があるとされ、中国が2003年8月、米英の国際石油資本と共同で、中間線間近の「春暁鉱区」開発に着手した。海底パイプラインで天然ガスを中国大陸に送る計画。これに、日本政府は「日本側の資源も吸い上げる」と反発を強め、中国に開発データ提供を要求しているが、中国側はあいまいな共同開発を提案するなどして開発を進めている。

(産経新聞) - 9月30日2時38分更新


中川経産相ではないですが、これで日本側も手を緩(ゆる)めるようなことをしてはならないでしょう。代わりの企業が参入するかどうか不透明ですけど。まあ、自前で開発する能力の無い国の哀しさですね。


RE:韓国人の気持ち 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月30日(木)15時04分9秒

>探求する人さん

 長い資料性の高いご投稿、ありがとうございます。圧倒的です。現状ならば、隣国の未来は真っ暗闇ですね。

 それにつけても、おとついですか、NHKの夜の番組で、「韓国の少子化は日本より進んでいる。その原因は、子供の教育費がかかりすぎること」として、「子供を持つ親の7割が、2歳ごろから早期教育をはじめ、そのために高い教育費をはらい、家庭教師をやとったり塾に通わせたりしている」とのことです。

 原因は、深刻な経済不況を経験した韓国では「有名大学を出ないと大企業に入れない」「大企業でないと生活が安定しない」という通念が蔓延していて、子供に失業の憂(う)き目を見せたくないという親たちがたくさんいるのだそうです。

 しかし、日本でもそうですが、早期教育というのは、うまくいけばいいですが、へたをすると子供が子供らしい生活ができなくなって、小学校中学年ぐらいから「うつ病」になったり、思春期以降にさまざまな精神障害が発生したりします。

 日本でもすでにそのようなことが起こっているのですから、韓国の十年後には心を病んだ子供たちが激増し、引きこもり、摂食障害、リストカット、自殺、もろもろの少年凶悪犯罪で、しっちゃかめっちゃかになる可能性が高いと思われます。

 もし、私が韓国で今後暮らすようなことがあるなら、まず精神医療関係の職を選びます。十年後には繁盛まちがいなしです。まったく痛ましいことですが、そのように予見できることを、探求する人さんの投稿を読んでますます確信を深めた次第です。


フロンティア・スピリット 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月30日(木)12時58分57秒

 イーグルスが来日するからいうのではないが、すでに1970年代に「ホテル・カリフォルニア」の歌詞で、「1969年からここにスピリット(精神と酒のかけことば)は置いてございません」と書いている。
 同じアルバムの最後にある「ラスト・リゾート」では、後年アメリカ全体がネイティブアメリカンへの関心を強める前兆ともいうべき歌詞(八神の拙訳)が書いてある。

「すべてをあとにして、その島々(アメリカ)へ渡れる。あたかも、はるか何十年も前に宣教師たちがやったように。『イエスがきた』とネオンサインさえもって。白人の重荷(おもに)をもって。白人の災いをもって。
 だれかが土地を切り分ける、ここはおまえのもの、ここはおれのもの。だからここは、もうニューフロンティア(ケネディ大統領が提唱した)じゃない。そうしてはじまったのは、限りない欲望を満たし、血まみれの行いを正当化すること。運命の名によって、神の名によって・・・」


携帯マナー違反で逮捕 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月30日(木)12時50分29秒

『大声で通話、即逮捕=携帯のマナーめぐり論議−米』(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040930-00000009-jij-int

大声で通話、即逮捕=携帯のマナーめぐり論議−米

【ワシントン29日時事】ワシントンの地下鉄駅構内で携帯電話を使って大きな声で話していた女性が警察に逮捕され、論議になっている。

 当地の各メディアによると、「事件」が起きたのは9月9日夕方。ワシントン郊外の地下鉄駅構内で警戒中の警察官が、携帯電話で通話していた米政府の食品医薬品局に勤める23歳の女性に対し、もっと小さな声にするよう注意した。

 女性が「どのような大きさの声で話すかを指図する権利はないはずだ」と反論したため、警察官は「公共の秩序を乱す行為」などとして逮捕した。

(時事通信) - 9月30日7時2分更新


日本では、鉄道各社が「シルバーシート付近では電源OFF、それ以外ではマナーモードにした上で通話は禁止(メール等はOK)」という統一基準を定めましたね。それでも、周知徹底が図られていないのか、守らない人は多いですけど。若い人程、比較的マナーが悪いのは確かですが、必ずしも世代間の偏(かたよ)りが大きいとは言えないくらいに、どの年代の人にもマナー知らずが増えているように思います。もう随分前から様々な分野で言われていることですが、日本人全体に、周囲への配慮という美徳が薄れてきて、悪い意味で国際化しているのでしょうか。

ある人が新聞のコラムに書いていました。「ウイルスや寄生虫の中には、宿主(しゅくしゅ)の行動を本来とは違う形へ変えてしまう種類がいる。例えば日陰を好む蝸牛(かたつむり)が、わざわざ目立つ場所へ出るようになって、天敵に狙われ易くなったり(こうすると他の宿主への移動・感染が容易になり、寄生虫の繁殖に役立つ)とか、大人しい草食獣が攻撃的になったりとかするらしい。公共の場所で人の迷惑にまるで無関心な人間を見ると、ある種のウイルスにでも感染して本能を破壊されているのではないか、と思ってしまう」と。ウイルスかどうかは分かりませんが、食生活や生活スタイルが大きく変わったことが、若(も)しかしたら関係あるかも知れません。勿論、一番大きな要因は、家庭環境や地域が変化して、親や地域の教育力が落ちていることだと思いますが。こういうのを学校のせいにして、教育基本法を変えようという人もいますけど、今の社会は学校以外に依存する部分が大きいので、そんなことでは何も解決しないと思いますね(基本法改正の是非とは別問題)。


アラビア半島の国 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月30日(木)11時54分3秒

 そういえば、「サウジアラビア」ってのは「サウド家のアラビア」って意味で、今はどうか知りませんが、建国するときには、諸部族の抵抗というか抗議というか「冗談じゃねえ、おれの部族は反対だあ〜」というような声もかまびすしかったようです。
 サウド家以外のアラビア諸部族は、そりゃあ気に食わなかっただろうなと思います。
 へたすると今でも精神的にはそう思っていたりして。

 それからカウボーイ精神は、ヨーロッパの「騎士道」になぞらえられるようです。しかし、「騎士道」と「武士道」は異なります。トマス・ブルフィンチの「中世騎士道物語」と新渡部稲造(にとべ-いなぞう)の「武士道」または「葉隠(はがくれ)」を読み比べると歴然とします。
 実際、カウボーイが西部で活躍した時代は、鉄道が馬にとってかわるまでの、わずか30年間程度のことだそうです。たったそれだけの期間なのに、これだけアメリカを代表するイメージのひとつになるのですから、いかにカウボーイたちが、それまでのヨーロッパ文明と異質な人々だったか、またハリウッドの影響が大きかったか、思い知らされますね。

 ああそう、あと「アメリカン・ドリーム」というのは、私は「成金ドリーム」だと思っています。ドリームといえば聞こえはよいが、結局は「自分さえ成功できれば他人を食い物にしようが、蹴落(けお)とそうが泣かそうが知ったことじゃない」という「けだものの欲望の正当化」というイメージがあります。
「アメリカンドリーム」の言葉にだまされて、転落人生を歩んだアメリカ人の多さを想像すると慄然(りつぜん)とします。


Re: アメリカン魂 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月30日(木)01時55分56秒

>テキサスに古き良きアメリカがあるのかと言うと、結局のところ『テキサスはテキサス』でしかない訳です。
>私は中西部が一番アメリカらしいんじゃないかなと思いますけどね

少し大袈裟(おおげさ)に言ってしまえば、「最も米国的な地域」を探すのは、東洋人に「最もアジア的な国(地域)は何処(どこ)か?」と聞くようなものなのではないですか。自分の国こそが「最もアジア的だ」と考える人もいるだろうし、「そんな国がある筈無いだろう」と言う人もいるでしょう。まあ、米国はアジア全体の多様性に比べれば、幾らか統一性があるのかも知れませんが。それに厳密に言えば、日本国内だって「最も日本的な地域」を決めるのは結構難しかったりします。「日本的」の定義が決まっているようで決まっていないですからね。

日本は民族と国家がほぼ重なっているので、どうしても国単位で統一的に見てしまう癖がありますけど、世界的に見ればそういう国ばかりではないですよね。「イラク人」の実態が民族・宗派でバラバラなことが、今回の戦争ではっきり見えてきましたし、話題になりつつあるスーダンでも、主流派のアラブ人イスラム教徒に対して、南部にはキリスト教徒、西部のダルフール地方には黒人イスラム教徒がいて、夫々(それぞれ)が主流派政権と対立関係にあります。少し前にこの掲示板で取り上げられたインドも、民族が多様なだけでなく語族でさえ大別して2種類もある。スペインでは、国への帰属意識よりもアンダルシアやカスティリャといった「地方」への帰属意識の方が強いらしく、バルセロナ五輪でも、五輪旗・スペイン国旗・バルセロナ市旗(此処(ここ)までは普通の五輪と同じ)と並んでカタルーニャの地方旗の旗手が行進しました。一方、アラブ人は国を超えた連帯意識があり、アラビア半島の国と北アフリカの国が、サッカーW杯で夫々の大陸代表として戦っても、彼らにとってはアラブ地域の国内大会のように映るらしいです。「○○国らしさ」とか「○○国人らしさ」と言う時には、こういう点に注意が必要ですね。と、分かっていても、大抵は単純化して考えてしまうものですけど。


Re: 時空警察 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月30日(木)01時30分44秒

昨年末に初めてこの掲示板へ投稿した切欠(きっかけ)が、この『時空警察』に関する話題からだったので、ちょっと懐かしい感じがします。あの時は、聖徳太子が景教徒だという出鱈目(でたらめ)な仮説に付いての批判でした。昨年は12月28日頃でしたが、今年は少し早いですね。それとも四半期毎(ごと)にやっているんでしょうか。今回は特に興味も湧(わ)かず、殆(ほとん)ど見ませんでしたけど。

新聞のラテ欄の紹介文では、「史実との整合性等を変に気にせず、単純なドラマとして楽しむべし」というようなことが書いてありました。でも、細かい歴史を知らないで見たら、それも可能なんでしょうけど、明らかに史実と違う部分に次々と気付いてしまったりすると、楽しめないですからね。それに、去年も書きましたが、あんないい加減なドラマに影響されて、ある程度は史実だと信じ込む人達が結構いるということが、番組ウェブサイトのBBSで確認出来ましたから、気にしない訳にも行かないですねぇ。今年も見ていたら、きっと精神衛生上良くなかったでしょう。


時空警察捜査一課PART4 投稿者:一言居士  投稿日: 9月30日(木)00時02分59秒

「伊藤博文暗殺事件 隠された狙撃者」
まあ、それなりに楽しめたし、そういう推理も成立つかな?とは思った。

曽祖父伊藤侯は(昔死んだ母方の祖母は伊藤侯の娘だと言っていたそうだが、事実は不明)、楽天的な女好きで、明治帝からも心配されるほどの荒淫(こういん)だったそうだが、主に商売女ばかりを相手にしていたそうで、後の悪い噂は大抵がウソだったとの事。

しかし、やっぱり「安重根(アン=ジュングン)」は自ら韓国併合の引金を引いてしまったとしか思えない。


RE 探求する人 さま 投稿者:解法者  投稿日: 9月29日(水)23時48分26秒

 「韓国人の気持ち」、とても<面白>かったですよ。
続きもお願いいたします。
 どうやら、同じ<朝鮮オタク>のようですね。


『思想と言論』掲示板に於ける「むむむ」に対して 投稿者:竹下義朗(主務管理者)  投稿日: 9月29日(水)23時40分47秒

各位

昨日(28日)、『思想と言論』掲示板に、当該管理者・南燎原氏により「むむむ」名義の投稿が為され、その中で、

>私はあの掲示板には投稿出来ない様に成っています。私の接続会社からは投稿出来ず、
>態々プロ串を使ってまで投稿しようとは思いません。八神が設定した筈ですが、都合の
>悪い投稿を排除する姿勢は余りにも滑稽で腹さえ立ちません。

との発言がありましたが、当該措置を講じましたのは、管理者代行である八神氏では無く、主務管理者である私であった事を此処に告知します。

先般、「盛 満子(@o@)/」名義で当掲示板に不適当な投稿が為された際、私は主務管理者として、「警告」を致しました。その際、最初の投稿時に利用されたリモートホスト d2ee0461.tcat.ne.jp からのアクセスに制限を掛けました。然(しか)し乍(なが)ら、その後、別のリモートホスト d2ee0467.tcat.ne.jp を利用して、私の警告を無視する形で、再度、不適当な投稿が為されました。制限を掛けた際、最初は、ホストの d2ee0461 を、二度目には d2ee0467 を指定しましたが、これでは、この部分を変えられるだけで幾らでも無効化出来ます。その様な訳で、tcat.ne.jp を指定致しました。

今回、『思想と言論』掲示板に「むむむ」名義の投稿をされた南燎原氏の利用リモートホストが「盛 満子(@o@)/」氏と奇(く)しくも同一である事から、南氏も投稿不可と相成(あいな)りましたが、この措置はあくまでも不適当な投稿 ── よりはっきりと言えば「掲示板荒らし」を行った「盛 満子(@o@)/」氏に対するものです。但(ただ)し、これ迄の経緯から、「盛 満子(@o@)/」氏=南氏と言う疑念がある事も確かです。その点から申せば、「盛 満子(@o@)/」氏の不適当な行為によって、「とばっちり」を受けた形の南氏が疑念を晴らすべく弁明或(ある)いは反論をすべきものと思いますし、今回の措置を招来した「盛 満子(@o@)/」氏に対する非難が為されるべきであって、管理者代行である八神氏にその矛先が向けられた事は、主務管理者として甚(はなは)だ遺憾と申すしかありません。

繰り返しますが、今回の措置を講じたのは、八神氏ではありません。あくまでも私が主務管理者の一存と、権限・裁量によって講じたものですので、その点は皆様ご承知おき下さい。


余談ですが 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月29日(水)22時44分14秒

こんばんは。
若かれし頃は、吉原辺りで良くオンナを「カウボーイ」だった。の、大神で御座います。

タイと映画の話題が出ておりましたので、一曲。
先般、タイ映画で「マッハ!!!!」というのを上映しておりましたが、まだ上映している映画館が御座いましたら、大神オススメの映画です。
是非、ご覧下さい。
ワイヤーアクション等一切無しで、マトリックス並のアクションを展開しております。
双棍やら棍棒、キックが、マジモロで相手顔面にHITしております。
(何もあそこまでやらなくても・・・)苦笑。
エンディングNG集で、顔面からマジ流血して泣きそうな役者の様子が何とも笑えます。

主役はありゃ、ブルース・リー以来の極め者でしょう。
それに加えて、飾らないタイの情景を、全面に描いているところが新鮮でしたね。

                  またクダラナイ書き込みを・・・ では。


サムライ 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月29日(水)15時08分11秒

>さしずめタイ・ボクシングのように特種技能を持った人間だと思ってるのでしょうか

『ラスト・サムライ』は、日本文化への敬意を表したという点では良く出来た作品だと思いましたが、何となく違和感を覚えた儘(まま)でした。この例えを見て、そういうことだったのかなぁ、と合点(がてん)が行きます。制作者自身が何処(どこ)まで理解していたかは別として、予備知識無しにあの映画を観たら、矢張(やは)りサムライは同じ時代に我々のような一般人と並存していた特殊な職業の人々、という印象を持ってしまうでしょうね。


Re: アメリカン魂 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月29日(水)14時50分52秒

先日地元のタイ料理屋に行った時のことですが、タイ人のウェイトレスが『日本に行ったらサムライに会えるの?』と聞いて来ました。彼女はちょうど『ラスト・サムライ』を見たばかりだったのですが、今でも日本では刀を振り回してチャンバラしてるとでも思ってるのでしょうか。いったい日本の『武士』[*]を何だと思ってるんでしょうね・・・さしずめタイ・ボクシングのように特種技能を持った人間だと思ってるのでしょうか(ひょっとして相撲と勘違いしてたのかなぁ?)。
  *注釈)『武士』は英語で『Samurai』です。

で、彼女には『サムライがいたのは昔の話。サムライってのはスパイダーマンやスーパーマンのような超人じゃなくて、階層社会時代の支配階級のことだよ。今の日本にサムライの子孫はたくさんいるし、俺だってサムライの子孫だ』と言ったら、『うゎー、すごーい!』と憧れの目で見られてしまいました。いったい何だと思ってるんだか・・・

〜〜で、以上は前置きで本題のカウボーイですが〜〜

今のアメリカに昔ながらのカウボーイを探しに行くなんて、日本に『サムライ』を探しに来るのと結局のところ同じようなことなんですよね。今でも牧畜労働者をカウボーイと呼ぶようですが、既に近代化されていて昔のものとは相当違うでしょうし。

現代アメリカ人にとっての『カウボーイ』とは、日本人にとっての『庶民時代劇の英雄』と何となく近いような気がしますね。テレビコマーシャルでカウボーイの格好をしたイカしたお兄ちゃんが出て来て・・・なんてのを時々見かけます。街中にはごくたまにカウボーイファッションの『変な人』が歩いてることもあります。ある面探求する人さんのお知合いの方が『いにしえの古き良きカウボーイに憧れて』、なんて感覚を当のアメリカ人も持ってたりしますから。カウボーイには『古き良きアメリカ』を代表するようなイメージがありますが、実はルーツはメキシコとスペインにあるようです。

先日の投稿でテキサスは独立国だったと書きましたが、現在でもテキサスの人はアメリカ人の中でもある面特殊です。彼等に言わせると『テキサスはアメリカじゃないよ。テキサスはテキサスだ』・・・なんて事を言ってる割には、何故かアメリカで一番『星条旗が大好きな人』が多い州でもあります(テキサスの州旗は星条旗のミニチュアっぽい)。でも、テキサスのことをその他のアメリカ人は『Tex-Mex』と呼んでいて、つまりアメリカにしてはかなりメキシコっぽいという意味なんですが、メキシコ人からも『アメリカナイズされたメキシコ』と、どちらからも異端者扱いです。

ということでテキサスに古き良きアメリカがあるのかと言うと、結局のところ『テキサスはテキサス』でしかない訳です。東海岸や西海岸は外国人人口が多く、南西部やテキサスはメキシコ文化の強いのに比べて、私は中西部が一番アメリカらしいんじゃないかなと思いますけどね(アメリカ人は皆が地元ひいきをするので、ついつい私も影響されてますが)。

日本人の『大和魂(やまとだましい)』に匹敵するアメリカの心持(こころもち)は『フロンティア精神』だと思いますが、『武士道』と『カウボーイ魂』はちょっと比べられないですね。『カウボーイ』とはもともとテキサスの荒くれ牧畜労働者ですから。

以下のページにテキサスの歴史からカウボーイのことまでいろいろと書いてあります。
http://kigaru.gaiax.com/www/kigaru/k/i/keith_owen/needs.html


>別々の国で売るような感覚に近いらしいです。それくらい多様な社会なんですね。

黒人はラップが好きですが、白人はまず聞かないですね。カントリーミュージックは日本の演歌に相当するジャンルみたいですが白人の文化です。黒人はブルースとか聞きますから。


韓国人の気持ち6 投稿者:探求する人  投稿日: 9月29日(水)03時42分5秒

参考資料:Japanese JoongAngIlbo 2003.03.07
(アドレス: http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/03/07/20020307000027.html
女子中学生5人に1人「校内暴力を経験」
 女子中学生が金品奪取、暴力、イジメなどの校内暴力の犠牲になっており、中学、高校性の10人中8人は校内暴力の現場を見ても、知らないふりをするということが調査の結果分かった。青少年保護委員会(李承姫(イ・スンヒ)委員長)は昨年10〜12月中、ソウル地域の中学、高校生1092人と父兄531人、教師232人、警察121人などを対象に「青少年暴力の実態」というアンケート調査をした結果、このような結果が出たと7日に明らかにした。このアンケートによれば、中学、高校生の中で校内暴力の被害を受けた経験のある人は平均11.8%に達した。このうち女子中学生は17.6%と、男子中学生(15.6%)、実業高校の男子学生(10.9%)、人文高校の男子学生(3.2%)、実業高校の女子学生(1.8%)、人文高校の女子学生(0.9%) に比べ最も高かった。校内暴力を目撃した時、「積極的に助ける」という答えは男子学生が18.4%、女子学生が8.1%に過ぎず、80%以上は被害を受け ることを怖れて知らないふりをすると答えた。校内暴力の場所は、暴力、金品奪取、イジメなどがすべて教室か空き地などで行われており、学校のトイレも暴 力、金品奪取の場所としてよく使用されていると答えた。校内暴力を経験した後、学生は「仕返ししたい」(81.7%・複数応答比率)、「諦める」 (58.0%)、「怖くて学校に行きたくない」(49.1%)、「自殺したい」(28.7%)、「怖くて欠席した」(15.0%)という反応を見せ、学校暴力による被害が深刻であることを見せている。校内暴力の被害を受けた後、学生の60.5%は友人・先輩(22.8%)、家族・親戚(15.8%)、教師(6.1%)などに助けを求めたが、結果は助けてもらった(36.2%)、曖昧なまま(23.5%)、仕返し(20.6%)、問題悪化(19.6%)などだった。校内暴力の被害経験は1〜2回が73%と最も多く、イジメの場合も1〜2回が50%と最も多かった。校内暴力の加害経験があるという答えも9.7%にもなった。

以上http://maa999999.hp.infoseek.co.jp/ruri/gulfwar_02_01.htmlより。
どうしても見て考えて頂きたいが故に、引用させて頂いた。
ヨン様もいいが、それ以前に韓国人の本性をもっと知ろうよ。


韓国人の気持ち5 投稿者:探求する人  投稿日: 9月29日(水)03時39分48秒

参考資料:Japanese JoongAngIlbo 2002.04.05 22:06
(アドレス:http://japanese.joins.com/php/article.php?sv=jnews&src=opi&cont=opi0&aid=20020405220642100
属地主義を採択している米国籍法を悪用し妊娠末期に旅行客を装って米国に渡り、子供を産む人が増えているという報道は、韓国国民の自負心を傷つけている。韓国国民の中でごく少数に過ぎないが、彼らの行動が社会全般に及ぼす影響を考えると、これは決して軽く評価する問題ではない。生まれる子供に米国の市民権を「保障」するため遠征出産をする人が出てきたのは、5年前からだった。こういう逸脱された一部階層の行為は、毎年次第に増加し、今はロサンゼルス、ニューヨーク、ハワイなど米国ビザが必要な本土だけでなく、15日間ノービザで入国できる米国領のグアム島に達するまで、遠征出産部隊が集中しているという。英語ができない妊婦のため、韓国語通訳までおいた米国病院もあるという。言うまでもなく、遠征出産の核心は国防の義務に対する免責と早期留学時の低廉な学費という当事者の利得と、後で父母を招請できるということからだ。米国籍と韓国国籍に巧妙に二股をかけて利益を得るという利己主義だ。米国籍法が採択している属地主義は、短期滞在の際に生まれた子供に対する配慮だ。敢えて米国市民になりたいなら、移住など正当な法的手続きにそって地位を獲得するのが望ましいだろう。一部階層の遠征出産は国民としてもたなければならない最低の社会的責務まで無視していることであり、対外的に韓国国民全体に対する否定的イメージを与えているということを我々は指摘していくべきだ。貧困で疎外された階層の人々も、国家が要求する義務を果たそうと努力している。ましてや社会的模範にならなければならない富裕層が子供に対して生まれたときから逸脱意識を植えつけるのであれば、韓国社会の未来は暗くなるしかないだろう。子供を産むために海外旅行に行くという風潮は韓国にしかない、などという話がこれ以上出てはならない。

参考資料:KoreaNavi 2000/11/28
(アドレス: http://www.koreanavi.com/news/headline/20001128-11.html
警察庁が26日までにまとめ発表した資料によると、韓国では9時間4分に1回殺人事件が発生しているという。これは年初から10月までに全国的な犯罪の発生周期を分析してわかったもの。このほか強盗=1時間36分、婦女暴行=1時間16分、窃盗=3分、暴力=1分35秒に1回の割合で事件が発生している。96年データの殺人事件=12時間5分などに比べると、発生ペースが軒並み増加している。人口10万人当たりの犯罪発生件数は、殺人=1.7件、強盗=9.7件、暴力=592.6件で、日本(98年基準)の殺人=1.1件、強盗=2.7件、暴力=5.3件に比べても比率が高いことがわかる。

参考資料:Japanese JoongAngIlbo 2002.04.18 17:33
(アドレス: http://japanese.joins.com/php/article.php?sv=jnews&src=soci&cont=soci0&aid=20020418173317400
「既婚女性の43%、人工妊娠中絶を経験」
配偶者のいる15歳から49歳の女性の43%が、人工妊娠中絶の経験を持っていることが、調査により分かった。韓国精神文化研究院のウン・ギス教授は18日、ソウル・プラザホテルで「人工妊娠中絶の予防」(主催、大韓家族保健福祉協会)という懇談会を開き、韓国の人工妊娠中絶実態調査の結果を公開した。年齢別には、15〜24歳の女性は19%、25〜29歳は20%で比較的低かった。30〜34歳の女性は37%、35〜39歳の女性は49%、40〜44歳の女性は51.7%、45〜49歳の女性は51.7%などで、年齢が上がるほど人工妊娠中絶の経験が多かった。1回目の妊娠の時中絶手術を受けた理由は、「婚前妊娠」が最も多かった。


韓国人の気持ち4 投稿者:探求する人  投稿日: 9月29日(水)03時38分46秒

参考資料:Japanese JoongAngIlbo 2002.04.19 17:42
(アドレス http://japanese.joins.com/php/article.php?sv=jnews&src=soci&cont=soci0&aid=20020419174232400
タイ・マスコミ「韓国に絶対行くな」と報道
タイのテレビ放送局の報道局幹部と家族が韓国旅行のため仁川(インチョン)空港で入国審査を受ける途中、違法入国者と疑いをかけられ、入国を拒否されて戻ってきた事件が、タイ新聞に大々的に報道され、韓国のイメージが大きなダメージを受けている。さらに、タイのタクシン・チナワット首相の家族が所有するiTVの経済部編集長、ナパ・シンプラシ(女、40)氏が侮辱的な取り扱いをされたと伝えられ、韓国に対する憤怒をあらわにしている。タイの有力紙らは、最近、ナパ氏が先の5日、夫、しゅうと、義理の姉妹など家族5人とともにタイ旅行会社を通じて韓国を訪れたが、仁川空港で入国を拒否され、侮辱的な待遇を受けて戻ってきたという記事を一斉に報じ「韓国に絶対行くな」と警告した。ナパ氏は、出入国管理事務所の職員から「あなたの夫と家族は帰国し、あなただけ入国するのはどうか」という皮肉ったことを言われ、パスポートを押収されたタイ人らが抗議したら「Shut Mouth(黙れ)」などと、ひどいことを言われたと主張している。ナパ氏は出入国管理事務所の職員に外国人観光客に無礼な行動をする理由を尋ねたが、職員の英語が下手で通じず、職員がほっぺたを殴ろうとするふりまでしたと主張した。タイ人らが、韓国入りを拒否されたり空港で侮辱的な待遇を受けるケースは頻繁に生じていて、数回にわたってタイのマスコミに事件が報道されており、バンコク駐在韓国大使館と観光公社に抗議するなど問題になってきた。昨年韓国を訪問したタイ人はおよそ7万人に上るが、そのうち約3000人が入国を拒否されたものと伝えられている。

参考資料:Japanese JoongAngIlbo 2003.09.02 19:44
(アドレス:http://japanese.joins.com/html/2003/0902/20030902194417400.html
ニューヨーク都心で「ハングル看板」論争
ニューヨーク市クイーンズのフラッシングは、代表的な韓国人商圏地域だ。数年前から中国系が相次いで同地域のビルを買収しているため、韓国人は守勢に回っているが、いまでも同胞の生活のにおいが染みついた場所である。最近ここにあるコールタクシー会社が大型看板を取り付けた。「〇〇コールタクシー」という会社名と電話番号が大きな文字で書かれている。しかしこれが地域住民の摩擦を引き起こした。「ハングルだけで書かれた広告看板を掲げるのか」「意味がわからない、目障りだ」などの不満が提起されたのだ。一部の住民の不平を現地の米国新聞が記事で取り上げ、波紋は広がった。外国語だけで表記された広告看板は規定違反ではない。しかし現地の新聞が住民の言葉を借りながら「不法営業のにおいがする」というふうに表現して世論をあおり、ニューヨーク市が調査班を出したりもした。ある同胞は「この地域をアジア民族が握っているという現実に不満を持つ人が多いようだ」と語った。今回のハングル看板論争には、韓国人社会に対する白人の感情が相当混ざっている。米国に来ても米国式に生活しない、という不満のようだ。米国人は、韓国人は金儲けと子供の教育に必死で、地域社会に対する奉仕など米国的な価値からは依然かけ離れていると不満を表している。 韓しかし正確には交流しないのではない。高い言語障壁などで交流できないという方が正しい。米国の地で少数民族が避けて通れないことのように感じられる。


韓国人の気持ち3 投稿者:探求する人  投稿日: 9月29日(水)03時35分39秒

参考資料:2002/10/18
 90年代半ば以後、韓国に売られ性の奴隷と化したロシア、フィリピン出身の女性が5千人以上に達しており、京畿道(キョンギド)米軍基地村の風俗業界に従事する外国人女性が1999年の38%から昨年は75%に増えたという民間報告が相次いでいる。にもかかわらず、手をこまぬいていた政府の無関心が、国際的な恥を自ら招いたといえよう。

売買春は厳然たる不法行為である。しかし、韓国社会では必要悪という認識もあり、見せ掛けだけの取り締まりが行われてきたのが事実だ。

参考資料:Japanese JoongAngIlbo 2003.02.06 15:22
(アドレス:http://japanese.joins.com/html/2003/0206/20030206152238400.html
「買春売春市場の規模、年間26兆ウォン」
政府が行った調査のまとめによると、韓国の買春売春産業は年間26兆ウォン(約2兆6000億円)台の規模であり、買春売買産業の専業女性がおよそ26万人にのぼる。今回の調査は、政府が行った初の買春売春産業調査報告であり、民間団体まで含ませたケースとしても全国規模で行われた初の実態調査となる。26兆ウォンにのぼる買春売買産業の規模は、2001年の国内総生産(GDP)545兆ウォン(約55兆円)に比べるとき、その5%にあたる。また、専業女性数およそ26万人は、満20歳から34歳までの女性(2002年、統計庁)人口の4%にのぼる。女性部は、韓国刑事政策研究院に依頼し昨年1年間にわたって、ソウル、釜山(プサン)、大邱(テグ)など大都市と邑・面(ウッブ、ミョン=韓国地方の行政単位)地域の総5600の業者を対象に面接調査を行った。女性部は7日、同報告内容に基づき関連女性団体らとともに「韓国の買春売春市場の規模と現況」との政策討論会を開く計画だ。

※ 韓国では売春業は国を支える礎である。こんな国が「日本人にレイプされたニダ!アイゴー!」とか言っても説得力がないと思うのは筆者だけだろうか?

参考資料:中央日報 2002.11.22 11:57
韓国の中高生の90%以上が「韓国は腐敗国家」という認識を抱いており、青少年の「腐敗」に対する倫理意識が憂慮されるほど深刻な水準であることが調査で分かった。

(略)また「自分の腐敗に対する倫理意識」では、回答者の47.3%が「見ている人がいなければ法秩序を守る必要はない」と答えたほか、「お金で問題を解決できるなら喜んでそうする」(27.3%)、「不正腐敗を目撃しても自分に不利益になるなら知らないふりをする」(35%)「自分と親せきの腐敗は黙認する」(27.2%)「懲役10年を受けても10億ウォン(約1億円)を稼(かせ)げるなら不正行為をする」(16.8%)という結果となった。

参考資料:朝鮮日報 2001.11.04(木)19:24
韓国の20〜30代で、社会人の相当数は「移民」を積極的に考えていることがわかった。社会人のポータルサイト「サラリーマン(www.sman.co.kr)」が10月下旬に917人の20〜30代社会人を対象に実施したインターネット調査の結果、810人(88%)が「韓国を離れて生活したい」と回答した。その行き先としてはカナダが276人(30%)で最も多く、次はオーストラリア(29%)、欧州(15%)、米国(8%)、日本(3%)などとなっている。韓国の社会人が移民したいと考える理由は何か。韓国教育開発院が今年3月、コリア・リサーチ社と共同で実施した世論調査では、「子女教育のため」(33.3%)と「韓国社会に対する不安」(31.2%)だった。また、「社会における行き過ぎた競争風土が嫌い」(16.8%)、「新しく就職・事業のため」(12.6%)などが上げられている。社会人だけでなく、韓国の全国民も移民を肯定的にみているようだ。第一(チェイル)企画が今年5月、全国の成人男女3500人を対象に実施したライフ・スタイルに関する世論調査によれば、「外国に移民しても構わない」と答えたものが52%を記録、昨年の47%より5%ほど増加している。これは、1996年の調査結果である39%と比べると13%増加しており、97年のIMF危機以降、韓国人の「脱韓国」の傾向が反映されている。

※ 日本には来ないでください。治安が悪くなります。


韓国人の気持ち2 投稿者:探求する人  投稿日: 9月29日(水)03時34分27秒

参考資料: 朝鮮日報 2003/4/14(月)
 国立保健院は14日、3月末現在で国内のAIDS感染者数が2122人を記録し、昨年末に比べ115人増えたと明らかにした。(略)感染者のうち、感染ルートが確認されたのは1656人で、うちの20.4%は国外異性と、47.0%は国内異性、30.1%は同性との性接触によってそれぞれ感染されたと調査された。

参考資料: 朝鮮日報 2003/4/15
 韓国の男性会社員の40.5%は週1回以上「暴飲」し、7.3%はほとんど毎日「暴飲」していることが調査の結果分かった。暴飲とは世界保健機関(WHO)の「アルコール乱用・中毒診断基準」に従い、1度の飲酒にソジュ(韓国の焼酎)またはビール4本以上を飲むことを指す。

参考資料: 朝鮮日報 2003/2/13
偽証とは民・刑事および行政訴訟などで、事実を明らかにするために裁判に出頭した証人が嘘をつくこと。
(略)特に、偽証自体がほとんどないに日本とは統計だけでもはっきりとその違いが分かる。2000年の場合、韓国で偽証罪で起訴された人が1198人であることに比べ日本は5人だった。韓国と日本の人口の差を考慮した場合、国内の偽証が日本の671倍に達するというのが最高検察庁の分析だ。

参考資料: Joins.com(株) (=中央日報の子会社)
「入養院」に預けられる赤ちゃんは毎年4000人。このうち1700余人は国内の家庭などに引き受けられるが、残りの2300人は国を離れて海外へ向かう」

参考資料: 朝鮮日報 2002/12/6(金)
駐韓オーストラリア大使館の朴英淑(パク・ヨンスク/47)文化広報室長へのインタビュー
 「捨てられた子供たちを孤児院に送らず、家庭で育てる『里親運動』を始めた時、各界の関係者が『素晴らしい趣旨』と賛成しました。協力者も顧問団、諮問委員団、広報実行委員など100人を超えました。でも、結局、名前を登録しただけで終わりでした」

「実際に援助を受けたことはありません。ほとんど人が後援金を一銭も寄付しませんでした。協会を設立してから8年間、1人で死に物狂いになって頑張りました。毎月、給料と印税による収入などをすべてここに注ぎ込みましたが、1人でできることではありませんでした」

朴さんは涙まみれの顔で「最初から韓国社会でこのような事を始めたのが間違いだったのでしょうか」とつぶやいた。

※ 間違いです。


韓国人の気持ち 投稿者:探求する人  投稿日: 9月29日(水)03時32分44秒

参考資料:朝鮮日報 2002/10/09
(アドレス http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/10/09/20021009000038.html
「火病が在日韓国人社会で流行中」
韓国人特有の精神疾患である“火病(ファッピョン:不安症、うつ病、身体化症状などが複合的に現れる疾患)”が在日韓国人社会で流行している主張が出ている。今年8月から1年間の予定で、延世(ヨンセ)大学・医学部で“火病”を研究している在日韓国人3世の精神科専門医の李(イ)チャンホ(34)さんは9日、「90年代以降、留学や就職、結婚などのために日本で生活している10万人あまりの韓国人の中で火病を訴える人が多い」とし、「日本の精神医学界はこれを説明することができず、うつ病などと誤診している」とした。李さんは、韓国人は自分の感情に正直であるのに対し、日本人は感情を殺すことを社会的な美徳とする風土が在日韓国人に“火病”をもたらしていると指摘した。李さんは「はっきりと自己表現をする最近の韓国女性は火病より拒食症などの現代的な精神疾患に苛(さいな)まれているが、在日韓国人には依然、火病が多い」とした。火病は50〜60代の韓国人女性によく現れる症状で、96年、米国の精神科協会はこの疾患を“Hwapyung”と英文表記し、韓国人の精神疾患として公認した。胸が苦しく、火傷(やけど)をしたような痛みと共に、呼吸混乱、消化不良、手足の痺(しび)れなどが主な症状だ。李さんは96年、山形医大を卒業し、99年、東京の東邦大学で精神科の専門医過程を終えた後、この大学病院の精神科医として勤務している。

※ どうやら『火病』の発音は「ファビョン」ではなく「ファッピョン」が正しいようである。

参考資料: 東亜日報 2003/2/10
 (韓国人の)20歳の男性の45%が対人関係障害の可能性
この数値は、米国やヨーロッパなど先進国の平均11〜18%に比べて、2.5〜4倍に達する。
研究チームによると、人格障害は自分の性格に問題があることに気づきにくく、家庭や社会生活、対人関係に支障があり、周りの人々を苦しめるという特徴がある。
また、自分の問題を他人や社会のせいにし、極端な反応を示す。
そのため、各種の犯罪や社会的葛藤を引き起こす原因になりやすく、早急に対策を立てなければならないが、社会的な認識程度が低く、適切な診断と治療が行われていない。
(ユ)教授は、このように潜在人格障害者の比率が高いことについて、「社会的価値観が混乱している中、家庭教育の不在が『人格未成熟の成人』を量産している」と説明した。

参考資料: 朝鮮日報 2001/11/5(木)
 高麗(コリョ)大学生の半分以上(51.4%)が「今度生まれてくるとしたら、韓国に生まれたくない」と思っていることが分かった。反面、フランスの学生は80%が、ロシアの学生は78.6%、カナダの学生は75.9%が「今度生まれてきても、母国に生まれたい」と答えた。


日韓合邦について 投稿者:探求する人  投稿日: 9月29日(水)02時51分45秒

最近、日韓合邦についての質問が起こったので、質問させて頂きます。

何故(なぜ)、日本は韓国を併合したのですか? 全く時間と金の浪費・無駄遣(づか)いだったとしか思えないのですが。既に統監、伊藤博文の時に韓国は保護国となっております。それで十分だったのではないでしょうか? あんな独立精神の無い国は、保護だけでも有(あ)り難(がた)い物です。何故日本が、歴代朝鮮政府の失政の尻拭(しりぬぐ)いをやらねばならなかったのか? これが全くの謎です。

無論、日本は韓国の為にハングルを教え、学校を作り、治水・植林に精を出し、良い事づくめの統治でした。しかし、その金を負担したのは、貧乏の為、娘を女郎屋に売らねばならないような、日本人だったではないでしょうか? つまり全く日本の国益にはならなかったのです。

日露戦争に勝利した以上、【ロシアの脅威】などと言う物は存在しないし、アメリカは専(もっぱ)ら満州狙いだし、ヨーロッパは各々の植民地経営で手一杯、中国は内戦状態、と来れば日本が併合、と言うよりも、日本人と同じにしようとしたのだから合邦が正しい、事をしたのは暴挙だったのでは? 同じ事を「けんけん(字が解らず)録」にて述べていた陸奥宗光(むつ-むねみつ)は偉大だったのでは?

今更ながら、彼の国の火病(ファビョン)ぶりには閉口します。こんな民族、果たして日本人が日本人を苦しめてまで救うに値する民族だったのか?

【もしも税金泥棒の台湾・朝鮮・満州を売っ払って、ただひたすら日本の為に使ってれば何年早く、日本は経済大国になっていたか】 石橋湛山(たんざん)の嘆(なげ)きが聞こえるような気がします。


アメリカの州制についての推薦本 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月29日(水)02時21分32秒

『不思議の国アメリカ』松尾かず之(かず、は辞書にない字)・講談社学術文庫

 これを読めば、だいたいアメリカについて知ったかぶりができる位の知識は得られます。私は、これを読んで「なるほど、アメリカってこういう50州連邦国家なんだ」と納得がいきました。
 おすすめの1冊でございます。


Re: アメリカン魂 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月29日(水)01時57分16秒

>テキサスがアメリカ領になったのは文太様の言う様に大分(だいぶ)(あと)
>日本人の【大和魂(やまとだましい)】に匹敵するアメリカの心持(こころもち)は、『カウボーイ魂』じゃないのですか?

カウボーイ的なるもの、ということで言えば、例え米国領になった歴史が浅くても、テキサスは立派な本場だと思います(米国領であることと、米国的であることは必ずしも一致しない)けど、その前に米国社会自体が重層的であるということが大事なんじゃないでしょうか。民族も複雑多様だし、東部と中西部、南部で夫々(それぞれ)違うようだし、カリフォルニアは「カリフォルニア共和国」と呼ばれるくらい独特の雰囲気があると言うし、日本のように統一的に語れる国ではないと思いますよ。

Dreams Come True が米国進出を図(はか)った数年後、米国では人種や宗教毎に売れる音楽のジャンルや売り方等が大きく違い、何処(どこ)に焦点を合わせるかが難しいということが漸(ようや)く分かって、悩むようになった、と言っていました。別々の国で売るような感覚に近いらしいです。それくらい多様な社会なんですね。

でも「フロンティアスピリット」は多少合っているんじゃないですかね。西海岸に到達してから開拓先の目標を失って、太平洋を渡ってハワイ・フィリピン・グアムにまで押し掛けたり、戦後は宇宙に進出したり(ソ連との開発競争もあったが)といった活動が国民的に盛り上がって素早く進んで行くのは、矢張(やは)りそういうスピリットがあるからだと思うので。


う〜ん 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月29日(水)01時02分29秒

カウボーイ魂って・・・田舎臭いんじゃないの?

大和魂に匹敵するなら「フロンティアスピリット」かなぁ。
開拓者精神?・・・それも田舎臭いかぁ。

ま、ヤツ等(ら)が羊飼いやってた頃にゃ、我々の祖先は既に貴族だからねぇ。
歴史が違うわな、あんな白いガキどもとは。


アメリカン魂 投稿者:探求する人  投稿日: 9月29日(水)00時48分8秒

文太様、早速の御名答有難う御座います。
テキサスへは、『古き良きカウボーイ(アメリカ男性の理想像?)』を探しに行ったそうです。結局失望したそうですが。

テキサスと言えば(皆様御存知か知らないが)、キン肉マンのテリーマンの故郷です。
テリーマンは、如何(いか)にもカウボーイ然とした、理想のアメリカ超人として描かれてます。
つまり、テキサスとカウボーイこそは、真のアメリカ。
文明に毒されていない古き良きアメリカが在るとか言ってましたね。

しかし、歴史をひもとけばテキサスがアメリカ領になったのは文太様の言う様に大分(だいぶ)(あと)
『これがアメリカだ』とは、幾らアメリカに歴史が無いからといって、断言は出来ないでしょうね。
日本人の【大和魂(やまとだましい)】に匹敵するアメリカの心持(こころもち)は、『カウボーイ魂』じゃないのですか?


それは 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月28日(火)23時39分11秒

孔子混同ですな。

         byゴミ。


Re: 衍聖公 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月28日(火)16時22分13秒

>彼の血を引く人数も現在相当な数になっているはずです。

曲阜(きょくふ)の人口の5分の1というのは、飽くまでも曲阜在住者だけの数で、一説には中国全土で400万人に達するとか。結構系図を大事に保管していますから、本当の子孫も相当いるでしょうね。但(ただ)し、中国では同一の先祖を戴(いただ)く宗門というのがあるのですが、これには意図せずに間違ってしまったものを含めて、異なる血統から紛れ込んだ人々も沢山(たくさん)いるらしいです。孔子一門というのも、実際はどうなんでしょう。直系以外はいい加減と思っておいた方が良いでしょうね。

>1世代を20-30年と考えても、およそ100世代前です。

番組で紹介していた「孔子の子孫」と称する曲阜市民達は、大体が73代〜77代でした。計算上は有り得ないことは無いですし、事実今の衍聖公(えんせいこう)は第77代なのですが、ちょっと世代数が少ないようにも感じますね。

>孔子の血をひく人同士で結婚するケースも多数あったでしょうから

上記の宗門では、「同姓不婚」の原則があり、一族内では婚姻しないことになっています。但し、これは父系に限った話なので、他家へ嫁(とつ)いで行った女性の子孫とは、何処(どこ)かの段階で結婚しているでしょう。


Re: 衍聖公 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月28日(火)15時14分3秒

>曲阜(きょくふ)の人口60万のうち5分の1が孔子の子孫を名乗るとのこと。...まあ、これは何処(どこ)まで本当か、疑って掛かった方が良いでしょうけど。

孔子(551-479B.C.)が生きていたのがざっと2500年前と考えれば、彼の血を引く人数も現在相当な数になっているはずです。1世代を20-30年と考えても、およそ100世代前です。例えばひと組の夫婦の間で2人の子供が成人したとして、孔子の血をひく人数は世代とともにねずみ算式に増えて行って・・・・100世代では凄まじい数になります(2の100乗は幾つになるんでしょうね? 面倒くさくて計算する気も起きません)。可能性としては嘘とも言い切れないですね。まあ交通機関がなく人の移動に制約があった時代には、孔子の血をひく人同士で結婚するケースも多数あったでしょうから、計算通りには行かないものですが。

理屈からすれば、現在日本に神武天皇の血をひく人が、それ位いても良いということにもなります。(?)


衍聖公 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月28日(火)14時38分57秒

TBS系で毎週日曜の夜に放映している「世界遺産」という番組で、今週は「孔廟(こうびょう)・孔林・孔府」を取り上げていました。

「孔廟(孔子廟)」は孔子を祀(まつ)る霊廟とそれを囲む関連施設群、「孔林(孔子林)」は孔子を中心に子孫が葬られている墓地群です。これらは孔子の故郷・曲阜(きょくふ)にあり、曲阜の人口60万のうち5分の1が孔子の子孫を名乗るとのこと。番組で様々な世代の曲阜市民を何人も登場させていましたが、皆はっきりと「私は孔子の第○○代の子孫です」と言っていました。まあ、これは何処(どこ)まで本当か、疑って掛かった方が良いでしょうけど。

孔子の直系子孫は漢代から歴代皇帝によって手厚く遇され、宋代(1055年)から現代に至るまで「衍聖公(えんせいこう)」という爵位を世襲して来ました。皇帝が孔廟に参拝することも多く、その時に持て成(な)す為の「孔府宴」と呼ばれる伝統料理は、北京の満漢全席に匹敵する豪華料理だそうです。この衍聖公の住居と役宅に当てられたのが「孔府(孔子府、旧称;衍聖公府)」で、孔廟に隣接しています。現在の衍聖公は孔子から数えて第77代目になる孔徳成氏ですが、彼は国民党と共に台湾へ渡り、現地で健在ではあるものの、実質的に爵位の継承は途絶えたと見做(みな)されているようです。衍聖公が執(と)り行(おこな)った孔子生誕祭は、彼の渡台後に中断しましたが、文革以降に復活し、国家行事として盛大に開催されています。

衍聖公という爵位の歴史は千年弱ですが、直系の系譜は2500年に及びます。国家元首ではないものの、歴代皇帝から崇拝を受け、各王朝の統治哲学である儒教の最高指導者として君臨していた歴史も、世界的に貴重なものでしょう。宗教指導者としては、ローマ教皇より古いでしょうから。日本の皇室は『記紀』では2600年余の伝統があることになっていますが、恐らく実学的に遡(さかのぼ)れるのは4世紀くらいまでが限界だろうと思います。それも、所謂(いわゆる)万世一系というのは疑問が多く、古い時期には何度か王朝交替があったのではないかとも言われます(仮に継体帝以降の皇統が現在に続くと見做せば、約1500年の歴史)。勿論、孔子一族の系譜が絶対に正しいとは言い切れませんが、中国の歴史記録というのは(特に春秋以降)「日暦(起居注)」と呼ばれる日々のリアルタイムな記録の積み重ねが元になっていて、結構正確なので、ある程度は信じて良いと考えられます。天皇が元首として世界最古の歴史を誇るのは紛れも無い事実ですが、伝統の長さで競うなら、他にも例があることを念頭に置いておくべきかと思います。

念の為に言っておきますが、皇室を敬愛することと他国の伝統に敬意を払うことは矛盾しない、という私のスタンスからの投稿です。過剰反応をされないよう、お願いします。


Re: 何だ?あの組閣 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月28日(火)13時33分1秒

初入閣組が異様に多いですね。身内で固めたというのが専(もっぱ)らの評判ですけど、全体的に軽いという印象。党執行部も含めて、仲間内だけの政権になってしまったので、党内反主流派は寧(むし)ろ動き易くなるのではないでしょうか。米国の大統領も2期目になると大胆な政策を繰り出す傾向があると言われますが、小泉首相も次の総裁選を意識しないで済むから、大きく打って出ようということか。然(しか)しこの布陣で、党内の7割が反対という郵政民営化を、纏(まと)め切れるのでしょうか。民営化反対の私にしてみれば、失敗してくれる方が有難(ありがた)いですけど。


まあた、悪い癖が(笑) 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月28日(火)10時49分8秒

>まあね、抗議したって路線は変わりませんよ。

 ヤポどん、集英社の編集部員でもないのに、安易に「断言」するのは、いかがなものかと。「かもしれませんよ」ぐらいにしといた方がいいと思いますよ。

 でないと、頭にきて抗議しているような人たちから「なんだコイツ」と思われます。そういうのって後(あと)をひきますから、お気をつけになった方がよいと感じます。あなたは、まだ「感情的なインプレッション」ということについて、ネット上でどれだけ重要な要素を占めるか、まだよくおわかりになっていらっしゃらないようにお見うけしますが、その調子でやっていくと、熱心であるがゆえに感情的な投稿をする人々、特に若い人々には、煙(けむ)たがられるようになるでしょう。

 あなたもオジサン世代でしょうから、好かれるオジサン投稿者になっていただきたいと、さしでがましくも思うしだいです。

 あなたのいうことは正論であることも多い。ただし、(八神よ、おまえだけにゃあ言われたかあないと、思われるでしょうが)「四角い豆腐も切りようで丸い」とか「その通り、だから余計に腹が立ち」とかの地口(ぢぐち)や川柳がある位ですから、その辺をご考慮されると、好感度アップの上、余計な誤解をされずにすむのではないかと愚考されます。

「その通り、だから余計に腹が立ち」

 人間つうのは、複雑怪奇な生き物でごわす(笑)。


Re: 『国が燃える』 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月28日(火)00時56分38秒

>支那人、政府から何らかの脅迫、懐柔を受けて180°路線を転換したのかも知れませんね?

当初から、軍人一般に対しては「横暴な人達」という描き方をしていたので、路線転換ではないと思います。あの漫画のスタートは、主人公が軍人に蹴飛ばされて、それを石原莞爾が救う場面でしたから。石原だけには好意的なんですよ。満州国に対するイメージも、それとリンクしている気がします。考えられることとしては、満州近辺には綿密な取材を掛け、資料も丹念に調査しているが、中国本土に対する取材は甘いのではないか、ということです。ストーリーの緻密さを比較していて、漠然とですが、そのように感じました。


Re: 『国が燃える』 投稿者:ごろう  投稿日: 9月28日(火)00時51分4秒

ひょっとしたら満州建国までは本心で、その後、支那人、政府から何らかの脅迫、懐柔を受けて180°路線を転換したのかも知れませんね?
キャノンの日本における販売にも露骨に干渉して来ますから...
盧溝橋事件は自分達で始めて日本を戦争に巻き込んだくせに...


何だ?あの組閣 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月28日(火)00時33分17秒

知らねぇ〜。
あ、一人。変態で名を馳(は)せた人は知ってる。


『国が燃える』 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月28日(火)00時00分9秒

色々な板で、抗議活動の呼び掛けが始まっているようですね。今後の描き方の推移を見て行かないと、最終的な評価は難しいかな、というのが今の私の気持ちですが。ただ、あの漫画も悪いことばかりではないのです。紹介した時に書きましたが、満州国建国までの段階は、肯定的に描かれていて、あれを読んだら、「満州=日本の侵略の象徴」みたいな印象は薄れるのではないかとも思います。文芸作品に限らずですが、ああいう物は幾つもの側面を夫々(それぞれ)に評価しなければならないのでね。まあね、抗議したって路線は変わりませんよ。


RE:Fw: 楽しいので又来てしまいました。 投稿者:ごろう  投稿日: 9月27日(月)21時17分10秒

竹下様

居心地(いごこち)の良さは、1.竹下様の管理者としての姿勢。 2.皆様の愛国心。 3.真摯(しんし)な議論。 4.思わず唸(うな)ってしまう論調、から来る物だと思います。
ますます管理者として、また執筆者として励(はげ)まれて下さい。
失礼致しました。100万人だったのですね... でも、それは居心地の良さの証(あかし)だと思いました。
ありがとうございます。今後もドンドン投稿致します(^^)。

竹下様の同僚の方の上にも豊かな慰(なぐさ)めがあります様、お祈り申し上げます。
本当に死とは突然やってくるものですね?
しかし、竹下様も、同僚の方も、私も天国で積もる話しがあるので少しばかりのお別れだと思います。
私も、後で後悔しない様に今日久しぶりに日本の両親に電話しようと思いました。(それが今出来る一番の親孝行かも知れません)
私の場合、行き先が違うかもしれませんので(^^;
竹下様に心境を理解して頂けて本当に慰められる思いです。

竹下様の嬉(うれ)しいニュースを聞かせて頂いて大変嬉しく思います。
新婚旅行の折には是非ブリズベンにいらして下さい(^^)
竹下様の奥様になられる方は本当に幸せな方だなと思いました。

で、私もちょっと脱線しますが・・・
最近多い凶悪殺人事件等は、平均寿命が世界一になり(それ自体は良い事なのですが...)、身近に「死」を実感する事が稀(まれ)になった事も原因の一つなのかなとチラッと思ったりしました。
(一番の原因は陛下直々(じきじき)の教育勅語の廃止だと思いますが... 是非復活して欲しいものです!)


ヤポネシアンさんが 投稿者:利亜  投稿日: 9月27日(月)17時55分7秒

ご紹介してくだされた『国が燃える』(作;本宮ひろ志、週刊ヤングジャンプ)を読みましたが私には正直( ゜д゜)ポカーンと言う感じです。
単行本はまだ読んでませんが。
さすがに「中国人を三十万人虐殺した」とか「百人斬りした」とはあからさまには描かれてませんね。

>南京では、人類が絶対に忘れてはならない 日本軍による愚行があった

ここは笑うところ何でしょうか?
なんだか混乱してきました。
殺し方があからさまに中華風ですし…
股裂(またさ)きとか典型的ですね。
黄文雄氏によると中国の軍隊が掠奪(りゃくだつ)や強姦(ごうかん)を許すのは中国の戦争文化だそうです。
何でも兵士に給料が支払えない代わりに掠奪を許すそうです。
逆に日本軍の場合は掠奪が無く秩序が保たれるので中国の民衆に慕(した)われたそうです。

柴 五郎は中国の民衆にとって人気があったそうで彼の模った木像をイナゴ避けに使われるほどだったそうです。
この辺は記憶が曖昧(あいまい)なので間違いがあるでしょうが。

『本宮ひろしと集英社に抗議を!!』
http://sakura777.web.infoseek.co.jp/motomiya-shuueisha.html


ワールドフォーラム9月例会のご案内 - 新円切替の真相 ― 預金封鎖かデノミか ? 国家破産の運命を誤魔化す日 ―  投稿者:ワールドフォーラム代表幹事・佐宗邦夫皇  投稿日: 9月27日(月)13時37分21秒

テーマ: 新円切替の真相 ― 預金封鎖・デノミか?国家破産の運命を誤魔化す日 ―

講師:  国際問題評論家 藤井 厳喜 氏

日時 : 2004年9月30日(木)  18:30 − 21:30

場所 : 北とぴあ 7階 第1研修室  北区王子 1-11-1   TEL.(5390)1105

交通 : 営団地下鉄南北線 王子駅 下車 1分
    JR京浜東北線  王子駅 下車 2分

地図 :  http://www.worldforum.jp/images/2004/map_03.gif

参加費 : 3,000円(会員) 4,000円(オブザ−バ−)

当会とは長年のおつきあいのある講師の藤井厳喜氏は、米国共和党との人脈の太いパイプの中から、「日米保守会議」を設立し、事務局長としてリンゼー、アーミテージ、ゼーリック等現在の米共和党政権実務派補佐官達や要人を、ブッシュ政権成立以前から日本に招き日本政府との橋渡し役を演じて来られました。他方、北朝鮮拉致問題では、北朝鮮拉致被害者の支援を続けて来られ、この問題では安倍幹事長との橋渡し役も果たして来られました。そうした国際政治の裏舞台での根回し役の重要な役割を演じて来られた藤井厳喜氏ですが、破綻してきた日本政府の財政問題の動向にも眼を向け最近「新円切替」という著書を光文社から出されました。
そこで今月のワールド・フォーラムでは、11月1日より20年ぶりに新たに発行される新紙幣の1万円札、5千円札、千円札の「新円切替」をテーマに、その持つ真の意味を探り、国際政治の文脈の中で診察発行が持つ意味も伺います。国家破産の事実を隠し通すために、政府は「新円切替」をするのだとの藤井氏の説を検証し、「 「円」が「紙くず」となる日がやがて来る運命を誤魔化すのが本当の狙いで、その梅雨払いとしての「新札発行」なのだ 」というのです。この「新円切替」に続くものは、「預金封鎖」なのか、「デノミ」なのか? 「国家破産の運命を誤魔化す日」に備えて周到に準備がなされていると考えられ、日本国民からの富の収奪という卑怯な手が続々と試みられるのに、民間企業は、庶民は、いかに対抗して自分達の財産を保全してゆくべきなのでしょうか?こうした疑問に何かのヒントが得られるかも知れません?

( 講師 プロフィール )藤井 厳喜 氏

1952年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。海外留学し、クレアモント大学院政治学部を経て、ハーバード大学政治学部大学院助手。同大学国際問題研究員などを経て、近未来予測シンクタンクのケンブリッジ・フォーキャスト・グループを設立し、代表。米国共和党との人脈の太いパイプから「日米保守会議」を設立、事務局長。著書には、「円」の消える日」「世界地図の切り取り方」(廣済堂出版)や「新円切替」(光文社)他、多数。

ワールド・フォーラム9月例会にご出席いただける方は、下記宛ご連絡下さい。

 ワールド・フォーラム代表幹事 : 佐宗邦皇    http://www.worldforum.jp/

         FAX : 03(3353)5947  E-mail : sasokunio@hotmail.com


テキサスとKKK>探求する人さん 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月27日(月)04時40分39秒

そのお知合いの方はテキサスへは旅行ですか、それとも留学生? 

私はアメリカの隅々まで知っている訳ではありませんが、テロ直後にはニューヨークとDCのこと以外は余り報道されていなかったかもしれません。またKKK(クー・クラックス・クラン)なら年中そういうことをやっているので殺人が起きない限り特にニュースにはならないでしょう。

テキサスはもともとメキシコ領でテキサスのみ奴隷制を支持したため、奴隷制反対のメキシコ本国と対立して独立し、最終的にアメリカ領になった経緯があり、現在もメキシコ系と黒人人口が多い州です。そういう地盤でKKKのような極端な人種浄化思想を持つ組織が出て来たのかもしれません。

KKKとかごく一部の極端な事例だけを見て、その社会全体を評価するというのは正しい情報となりません。それから旅行者や留学生がテレビの報道を見てどのように解釈するかは、その人の英語力による『理解度』によっては必ずしも正確な情報とは限らないので、むしろ日本で報道されている情報の方が信用性があるかもしれません。それからそういう非常時には理性のない人がどさくさで何かやらかすこともあるでしょうし、口コミで根拠のない噂も流れるものです。

同時多発テロ直後にKKKによる有色人種排斥運動が起こったとしたら、それはアジア人ではなくまずアラブ人を対象とする排斥運動となったのではないかと想像出来ます。いずれにしても彼等は『大騒ぎをするきっかけを探している』のであれば、先日の中国でのサッカーの反日運動と同じくらい低レベルのものでしょう。

ただし外国人全般に対する偏見が一部でテロ以降高まったのはある面事実です。そこら辺が反映されている例としては、テロ以降移民法が頻繁に改正されるようになり、より厳しくなって来ていることです。今年よりアメリカ入国する外国人には一律指紋徴集を行っています。入管担当の人も以前に比べてずいぶん感じが悪くなりました。私から見ればとんだとばっちりで、『いったい日本人が何の悪い事をしたのか』と言いたくもなりますが。


文太さん、有難う御座います! 投稿者:探求する人  投稿日: 9月27日(月)00時15分24秒

なるほど。勉強になります。
裏通りに行くとリンチされ運悪ければ殺されるかもしれないと言う情報は、たまたま、テキサスから帰ってきた知人の情報だったのですが、ダラスなどでは9・11直後、KKK(クー・クラックス・クラン)による盛んな有色排斥(はいせき)運動が有ったとかいう話でした。


八神邦建さま ありがとうございます 投稿者:解法者  投稿日: 9月26日(日)22時25分24秒

 書籍のご紹介、ありがとうございます。『上着(うわぎ)をぬいだ天皇』(角川書店)は、今、PCで検索しまして、注文いたしました。「PCオンチ」でもあなた様の指示に従い、注文できました。『天皇語録』(講談社)は、書店でも在庫があるようなので、明日にでも注文いたします。

 ただいま、「利亜」さんがご紹介くださった『遊牧民から見た世界史』を熱心に読んでおります。

 皆様、紹介したい書籍がありましたら、よろしくお願いいたします。やはり、書籍は<碩学(せきがく)>の方に紹介してもらうのが一番です。


いま思い出したが・・・・ 投稿者:一言居士  投稿日: 9月26日(日)21時12分6秒

アラブ社会に「特攻精神」を持ちこんだのは、日本赤軍の岡本公三だったという話をなにかで読んだ気がした・・・


実に解りやすい! 投稿者:一言居士  投稿日: 9月26日(日)20時42分44秒

文太様、実に解りやすく、ためになります。感謝!

>つまりアメリカはワシントンDCが焦土と化した『米英戦争』(第二時独立戦争 1812-14)以降、大平洋戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争、冷戦時代、湾岸戦争でいずれもアメリカ本土が直接攻撃されるという経験のなかった国なので、その分ショックが大きかったであろうと想像出来ます(1836年の『アラモ事件』でテキサスのサンアントニオがメキシコ軍に陥落しましたが、当時『テキサス共和国』は独立国)。

以前、旧日本軍の作った「風船爆弾」の資料を探して居た時に、空から落ちてくる謎の物体が、爆発する事にアメリカ人が異常なほど驚いていたという話を聞きましたが、「ナルホド」と思いました。
自国領土を空襲される恐怖に、アメリカ人はトラウマを持っているのかもしれません。
宇宙からの侵略をテーマにした映画なども、我々日本人とは違った感覚で見ているのかもしれません。


殉教と自殺の問題 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月26日(日)17時46分51秒

時代と共に教義が変遷してきたキリスト教等と違って、イスラムの場合は、ムハンマドの時代に無かったものは想定されていないということが大事です。爆弾が存在しない時代には自爆攻撃も出来ない訳で、そうなると現在の自爆攻撃に相当するような戦い方というのは、有り得なかったのですね。戦闘の中で殉教するということはありますが、これは敵陣に突っ込んで行って、斬られたり矢に当たったりして死ぬだけです。死を恐れないという点では、自殺に近いですが、最初から自殺を前提とする自爆攻撃とは趣(おもむ)きが違いますね。

イスラムの教義に無い物事に関して、普段の生活上で判断が必要になった場合は、イスラム法学者の解釈に従うことになっています。自爆攻撃が流行(はや)り出す過程で、大物の法学者が関与した可能性があるとすれば、インドネシアの原理組織ジェマア・イスラミアの指導者とされるバシル師くらいのものですけど、彼が世界的に影響力を持っているとも思えないですからね。大方はビン・ラディンのような、法学者でもない者が勝手に支持者を煽動しただけでしょう。


特攻隊とテロ(補足) 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月26日(日)17時24分36秒

若干書き忘れたことがありましたので、補足します。

テロの当日から丸一週間特集番組が組まれましたが、私は主にABCを見ていました。番組内容は阪神淡路大震災の時のように、被害者の救出状況や犠牲者の数や身元確認、またその家族や目撃者、救出にあたった消防隊員や警察官のインタビューが殆(ほとん)どで、その合間に事件分析が政治・軍事評論家になされるというものでした。犠牲者が数千人という事件はアメリカでは前代未聞だったのですが(『オクラホマ連邦ビル爆破事件』でも死者は168人)、24時間の特別番組の三日目位にはABCのアナウンサーや現地レポーターもテレビで見ても判る程、相当疲労の色と失望感が顔に出ていました。また、比較的早い時期にアフガニスタンのテログループの犯行であるとの分析が出ていたのを覚えています(ここら辺は日本でも報道されていたと思います)。

で、特攻隊が引き合いに出されたかという話でしたが、特攻隊よりはむしろ真珠湾攻撃が引き合いに出される方が圧倒的に多かったですね。

つまりアメリカはワシントンDCが焦土と化した『米英戦争』(第二時独立戦争 1812-14)以降、大平洋戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争、冷戦時代、湾岸戦争でいずれもアメリカ本土が直接攻撃されるという経験のなかった国なので、その分ショックが大きかったであろうと想像出来ます(1836年の『アラモ事件』でテキサスのサンアントニオがメキシコ軍に陥落しましたが、当時『テキサス共和国』は独立国)。

日本は本土が焦土と化した経験をしていますが、アメリカ人にはその経験がなかった訳です。で、アメリカの領土が攻撃された唯一の経験が『真珠湾攻撃』ということです。報道の中で『真珠湾攻撃』が頻繁に引き合いに出されたというのは、そういった点でということです。テロ事件という共通点で頻繁に引き合いに出されていたのは、1995年の『オクラホマ連邦ビル爆破事件』や、1998年のケニアとタンザニアの『アメリカ大使館爆破事件』です。

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>八神さん

ありがとうございます。『特攻隊』はデリケートなテーマなので、出来るだけ偏(かたよ)りのない視点から正確に事実を書きたいと思いましたので、この質問を受け取ってから丸一日時間を置いて何を書こうかじっくり考えました。

>ヤポネシアンさん

『殉教と自殺の違い』の定義も、それだけでも相当議論出来るテーマですね。私の周りにキリスト教徒はゾロゾロいますので何となく知識は付いて来ますが、イスラム教徒は殆どいないので、イスラム教に関しては詳しく知りませんでしたが。


Re: 特攻隊とテロ 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月26日(日)16時41分26秒

>キリスト教では自殺が戒(いまし)められているそうですが
>『自らが爆弾となって命を散らせる』という行為が根本的に理解出来ないという背景があるのかもしれません。

イスラムでも自殺は禁止ですが、ジハード(聖戦)の為に殉教することは賞賛されています。これがおかしな方向に解釈されて、自爆攻撃を容認する形になってしまったのでしょう。キリスト教にも殉教の考え方はありますが、自殺ではないですからね。そもそも民族問題に過ぎないアラブ抑圧政策を、宗教問題に置き換えて深刻化させてしまったのが、間違いの始まりですけど。


うまい!>文太さん 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月26日(日)16時21分5秒

>特攻隊とテロ>探究する人さん

 このご投稿内容は、私にとってはすばらしいの一語につきます。
 ログをとって、あちこちの保守系掲示板に貼りたいくらいです。
「わかりやすい」「公平」「推移の表現が明確」「正確さの高い現地情報」
 なんか、いいジャーナリストのスポットレポートを読んだみたいです。
 ありがとうございました。


特攻隊とテロ>探究する人さん 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月26日(日)15時59分8秒

>9・11テロの時、アメリカのマスコミ報道は、突っ込むジャンボジェットを、日本の特攻隊と同列に並べて報道したそうですが、これは本当ですか? しかも連日だったそうじゃないですか!

本当です。テロの日から丸一週間(少なくとも地上波放送では)通常番組は中止になり特別番組が組まれました。ただし『同列に並べて』というのは、表現としては事実とは異なります。

ここで混同してはならないのは:

イスラム原理のテロと特攻隊を比較する際に:
a. イスラム原理のテロは特攻隊がモデルになったのか?
b. イスラム原理のテロは特攻隊を思い出させる。
c. イスラム原理のテロは特攻隊に相応する。


また、報道の姿勢として:
d. イスラム原理のテロに比較対象として特攻隊を引き合いに出した。
e. イスラム原理のテロは特攻隊のようであると表現した。
f. イスラム原理のテロと特攻隊を同列に扱った。


一見『微妙』に違う表現のように見えても、これらは根底的に『似て非なるもの』で、全く意味合いの異なるものです。上記でアメリカの報道で使われた表現は、テロ直後が [b, e] で、冷静な分析が始まった数週間後には [a, d] と変化しています。

日本人同士でこのテーマについて論議をするときも、ここら辺を混同するのは『大きな誤解のもと』になります。気を付けて下さい。

>日本人が当時裏通りに行ったら、殴られて殺されかねない位、危険だったとの事ですが本当なのでしょうか?

私が在米と言っても、アメリカ全土の隅々(すみずみ)まで知っている訳ではありませんが、少なくとも私の身近でそのようなことはありませんでしたし、『日本人が恨(うら)みを買った』とか『襲われた』などという報道を目にした事もありません。それよりも現実的に危なかったのはアラブ人とインド人です。当時インド人がアラブ人に間違われて殺されたという事件がありました。白人から見てインド人とアラブ人の区別がつかなかったのです。もし日本人が恨みを買っているようであれば、華僑や朝鮮人が間違えて襲われても不思議はありませんが、実際起こっていません。

>これが本当なら、アメリカは東京や広島・長崎で、散々仇をとったじゃないか。こう思います。

数年前のことですが、映画『パールハーバー』の公開で一部のアメリカ人が反日的な行動をとったとか聞いたことがあります。でもこれはむしろ『反アジア』的なもので、最近韓国系や中国系が産業で進出していることと関係があるようで、ロス暴動の原因と近いものがあるそうです。前術の『アメリカ人はアジア人の区別がついていない人がいる』というということも原因していますね。更に昔日本車叩きがありましたが、あれも日本車の品質と価格に勝ち目がないアメリカ労働者の不満が爆発したという原因だったりします。

確かに『真珠湾』に関しては『奇襲攻撃』だと反感を持って語られている面がなくはないのですが、『特攻隊』に関しては、アメリカは大平洋戦争に勝っているのですから、仇(かたき)をとるとかいう感情は今更(いまさら)ないでしょう。日本はこの60年間常にアメリカ側にいる国なのと、アメリカが戦勝国ですから、今、日本人がそういったことで恨みを買うというのは、まずあり得ないことです。

私の想像ですが: キリスト教では自殺が戒(いまし)められているそうですが、そういった意味で『自らが爆弾となって命を散らせる』という行為が、根本的に理解出来ないという背景があるのかもしれません。アメリカ人にとって真珠湾は反日感情の原因と成り得ますが、特攻隊はそういった次元とは大きくかけ離れたもので、ある面理解出来ないものに対して畏敬(いけい)の念と恐ろしさを伴って見られている、そして『勝てない戦争のために命を散らせた日本の兵士に対する哀れみ』の感覚もあるような気がします。私はキリスト教徒ではないのであくまでも想像ですが。

アメリカ人は原爆に関しては『あれは正しかった』と教えられている場合が多いのですが、それでも個人レベルでは『罪の意識』を持って見ている人が多いのは事実です。『ヒロシマ』という言葉にアメリカ人はデリケートです。私が原爆とは全く関係なしに広島に旅行に行った話をしても、『ヒロシマ』と聞くと一瞬表情が変わりますからね。


それでは私もご紹介 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月26日(日)15時49分43秒

 でも「古書」に属するので、ネット書店でご購入がおすすめです。
 「本のタイトル」と「古書」の二つのキイワードで出てきます。

 以前にも申し上げた『天皇語録』(講談社)、『上着(うわぎ)をぬいだ天皇』(角川書店)。
 この2冊は昭和帝に関する資料としては、一般の書籍の中では「1級」であろうと思います。安易な反日、反天皇論をたれる左翼投稿者への反論・反駁(はんばく)の論拠として引用すれば、相当の強みとなるでしょう。

 それから、同じく昭和帝については『思い出の昭和天皇--おそばで拝見した素顔の陛下』(光文社)もお勧めです。
 これは、昭和陛下の姪(めい)・甥(おい)に当たられる皇族の方々による、昭和帝のさまざまなエピソードを語り合われたものを記録した貴重な書籍です。


何で 投稿者:利亜  投稿日: 9月26日(日)14時04分44秒

キヤノンが「日本国内を対象に(略)発売したことに対し、中国国内でクレーム」がつくのだろう?
わけわかめの国です。
そんなに売って欲しいの?
日本が嫌いなのに…

『日本での新製品発売にも抗議=柳条湖事件の日で反発、「反日」過熱−中国』(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040925-00000094-jij-int

日本での新製品発売にも抗議=柳条湖事件の日で反発、「反日」過熱−中国

【北京25日時事】満州事変の発端となった柳条湖事件73周年に当たる今月18日、キヤノンが日本国内を対象に新型デジタルカメラを発売したことに対し、中国国内でクレームが相次ぎ、北京の日系企業に困惑が広がっている。

 中国の日系企業は柳条湖事件のほか、8月の終戦記念日(抗日戦勝記念日)や7月の盧溝橋事件の発生日など「反日感情」が高まる日に中国国内で大規模なセールスなどを行うことを控えているが、「日本国内の動きにまで細心の注意が必要になった」との懸念が出ている。

 キヤノンのケースではインターネット上で「こんな日に発売するな」と中止を求める書き込みが相次いだ。現地法人「キヤノン中国」(北京)にも電話の問い合わせが2件あったという。

(時事通信) - 9月26日7時0分更新


久保田泰啓さま ありがとうございます 投稿者:解法者  投稿日: 9月26日(日)13時33分34秒

 書籍のご紹介ありがとうございます。
同じ「日本文芸社」で「本田総一郎」さんの著作で「日本神道がわかる本」というのがあり、これは既に購入してあります。
 別の書物のようですので、先ほど注文したしました。

 これからも折に触れ、書籍の紹介をお願いいたします。


>解法者さん 投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月26日(日)08時02分59秒

 この本はタイトルに反して初級モノでは無く、著者が文中の言葉通りに『手引き書』と受け取った方が良いですが、一本調子でない説明のため読みやすいのでオススメだったりします(→例「同じ釜の飯」を食った仲間という感覚、日本人が会社を「うち」という由来、etc・・・)。また『育てる』という寛容さからはじまる神道・神社の不可思議さや、八神邦建さんの奥深さを感じることができます(→え)。

よくわかる日本神道のすべて 山蔭 基央【著】日本文芸社 http://www.esbooks.co.jp/books/detail?accd=18506051

第1部 日本人の神道観:
一、土を離れ天を仰ぐようになった日本人
二、金ピカ仏にだまされた古代の権力者
三、策略なき素直さを失った日本人
四、罪も穢も祓い浄めれば解除される
五、氏神と鎮守の森
六、伊勢神宮の大予言

第2部 巷の神道を探る:
一、神道にかかわる塩の話
二、神道にかかわる水の話
三、知っておきたい寺と神社の違い
四、神社についての素朴な疑問
五、“神社の常識”雑学集
六、知っているようで知らない神道の習慣
七、庶民の中にある神道信仰
八、庶民の中の人生観
九、神と魂のはざまで
十、庶民の中の死生観

付録 神道祭事の手びき


金玉男 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月26日(日)00時43分49秒

出たか 金玉男。
さしずめ・・・クーデターにビビッて、国外退去か。
しかし、何時(いつ)見ても醜(みにく)いな。親譲りで。


RE:もっと、大切なことを忘れていませんか 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月25日(土)22時25分25秒

解法者さん

>そういう>自国<の利益にとらわれることなく、「台湾」の国連加盟に力を注ぐべきだと思います。

そうですね。
日本が国力に見合った地位(国連安保理常任理事国)を求めるのは当然至極ですが、「盟邦」台湾の国連復帰にも尽力すべきですね。支那は当然、猛反発するでしょうが、だったら、何故、南北朝鮮が同時に国連に加盟しているのか? いや、そもそも、同じ社会主義を奉ずる北鮮と言う「盟邦」がありながら、何故、支那は北鮮の「敵国」たる韓国とも国交を持っているのか? だとしたら、日本が支那同様に、支那・台湾両国と通交しようが何ら問題無いでは無いか?

突っ込もうと思えば、幾らでも突っ込めます。

と言う訳で、私も解法者さんのお考えに強く同意します。


RE:Fw: 楽しいので又来てしまいました。 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月25日(土)22時07分34秒

ごろうさん

>romを始めて2年位になります。最近投稿をする様になりました。

2年間もROMだったんですか? 私は相当せっかちな方ですので、2年間も我慢していたら欲求不満になってしまいます。しかし、「居心地(いごこち)の良さ」を感じて頂けると言うのは、管理者冥利(みょうり)に尽きると言うものです。今後もドンドンご投稿下さい。

>気付いたら、このサイトは延べ10万人位の方々が見てらっしゃるんですね?(^^)

いえ、あのー、桁が一つ違いまして・・・「10万人」では無く「100万人」なんです(^^;)

>マリアの件では御心遣い有難う御座います。

いえ、とんでもありません。
実は、つい数日前、公私共に付き合いのある同僚女性(彼女等ではありません)のお父様がお亡くなりになりまして・・・享年67才。その女性は私の母が入院した際、お子さんと共に直筆の手紙を書いて母を元気付けてくれたり、亡くなった際には我が親の様に、共に涙を流してくれました。

その彼女のお父様が倒れ、僅(わず)か16時間で帰らぬ人となった際、お通夜に足を運んだ私に対し、彼女が「私は16時間しか父の病床に付き添えなかったけど、貴方は3ヶ月以上もそう言った状態が続いていた訳で、どんなに貴方が大変な思いをしたのか、ようやく分かりました」と涙ながらに口にした時、お互いに涙が止まりませんでしたよ。「同類相哀れむ」と言う故事とは一寸(ちょっと)違うとは思いますが、マリアさんを看取(みと)ったごろうさんのご心境は多少乍(なが)らも理解出来るつもりでおります。

私自身もそうですが、歳月の流れが心にポッカリと空いた傷を癒してくれるものと思います。人は生まれた瞬間から老化が始まり、病を得て誰もが死んでいく・・・「生老病死(しょうろうびょうし)」とはよく言ったものですが、私とて何時(いつ)かは死にます。それが早いか遅いかだけの違いですし、余程の事でも無い限り、親が子供よりも先に死んでいくのは、世の摂理です。

失礼な言い方かも知れませんが、ごろうさんも何時かは死を迎えます。その時、天国に先に行っていたマリアさんときっと再会出来ると思いますし、積もる話にも花が咲く事でしょう。

で、ちょっと脱線しますが・・・
私にも月並みに愛する女性と言うのがおりまして・・・
母の死後、多少モノの考え方も変わりまして、もしも、彼女と一緒になったとしたら、彼女に私の最期(さいご)を看取って欲しいし、逆に彼女が私よりも先に逝(ゆ)く様な事になったとしたら、私が彼女の最後を看取ってあげたい・・・等と思う様になりました。

まあ、身近に「死」を実感して初めて辿(たど)り着く境地なのかも知れませんが・・・


RE:↓ 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月25日(土)21時33分47秒

「子どもと教科書全国ネット21の事務局長・俵義文」氏だとか、「本多勝一」氏だとか・・・
まあ、ご紹介頂いたページの掲載内容(題名)を見ただけでも、こちらとは明らかに対極に位置していますね。

それにしても、「独島侵略へと続く日本教科書の歴史歪曲を決して黙過することはできない(2002年4月9日 韓国・日本の教科書を正す運動本部)」、「『日・韓歴史共同研究機構』についての日・韓市民組織の共同見解」と来た日には・・・一体全体何処の国の「回し者」だ!! と訝(いぶか)ってしまいますね(苦笑)

まあ、やりたいようにやらせておきましょう。
あの世に行った後、果たして皇祖皇宗を筆頭とするこの国のご先祖様方に、どの面(つら)して会えるんでしょうね。その時になって、後悔しても時既に遅しと言った所でしょうが(合掌)


>日本の特攻隊と同列に並べて報道 投稿者:ポネ太  投稿日: 9月25日(土)17時30分16秒

>死刑判決を受けたオウム帝国の兵士たちが神になったからと言って罪は消えません。

28 :特攻隊は家族焼き殺しの犯罪者04/03/13
金(恩給・死後特進・靖国合祀)のために「自分の家族焼き殺しを結果した」特攻隊の犯罪は許されるのか?

『日本を覆うシステム』
http://members.at.infoseek.co.jp/YaYa/system.htm

自己陶酔の形容詞を羅列した、甘ったれた遺書を書かされ、ボロ飛行機に放り込まれ、覚醒剤を打たれ、殆(ほさん)ど命中しない体当たり作戦に利用される神風特攻隊の若者たち、その特攻の報復空襲で焼き殺される特攻隊員の家族と美しい故郷と何十万という市井(しせい)の人々。
何という無残で情けない特攻パシリ男たちだろう。
あの時代にも総てをかけ凄まじい弾圧に耐え侵略強盗阻止の反戦を戦い抜いた最も聡明で最も美しい若者たちがこの日本に確かに存在したのだ。

『今、俵は !』(「俵のホームページ」)
http://www.linkclub.or.jp/~teppei-y/tawara%20HP/ima%20tawara.html

『埼玉県平和資料館』
http://village.infoweb.ne.jp/~pms/jigyo/Ko_tokyo.htm
単細胞で無責任な皇軍兵士の犬死(いぬじに)の「お陰」で今、この狂った日本がある。
年間2兆円の靖国恩給利権、5兆円の防衛利権、選挙の票田と化した靖国参拝利権。
防衛、金融、建設、宇宙などに注ぎ込まれる巨大な利権の狂乱のなかで今尚、アジア各地に放置されたままの100万体を越える皇軍兵士の遺骨。
「侵略強盗殺人犯罪への有罪という慰霊」も受けない「骸骨」のまま捨て置かれているのだ。
何という無残で情けない昭和パシリ男たちだったのだろう。
あの時代にも総てをかけ凄まじい弾圧に耐え侵略強盗阻止の反戦を戦い抜いた最も聡明で最も美しい若者たちがこの日本に確かに存在したのだ。
(参考文献)
『戦史叢書 本土決戦準備』1,2、本土方面海軍作戦。各・防衛庁防衛研究所戦史室。
『聞き書き ある憲兵の記録』朝日新聞山形支局 
『ねじ曲げられた桜―美意識と軍国主義』大貫恵美子
『ドキュメント神風』デニス・ウォーナー、ペギー・ウォーナー
『全体主義の起源1・2・3』H.アーレント
『JAPANESE AIR POWER−米国戦略爆撃調査団報告/日本空軍の興亡』大谷内一夫訳・編


北京観光? 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月25日(土)16時58分54秒

『金正男氏?北京に現れる=記者団に「本人」と認める』(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040925-00000079-jij-int

金正男氏?北京に現れる=記者団に「本人」と認める

【北京25日時事】北朝鮮の金正日(キム=ジョンイル)総書記の長男、金正男(キム=ジョンナム)氏とみられる男性が25日午前、北京空港に現れた。記者団に対し、朝鮮語で本人であることを認め、「いろんな国を回った」と語ったが、「何のために北京に来たのか」「父親の様子は」と質問されても、何も答えなかった。  金氏は黒いジャケットに、サングラスと金のネックレスを着用。一部の日本人記者団に囲まれると、たじろぐように、空港内外をうろつき、最後はタクシーに乗り込んだ。北京空港に現れたのは、平壌(ピョンヤン)からの定期便が到着した時間帯だが、同氏が北朝鮮から来たかどうかは不明。

(時事通信) - 9月25日13時1分更新


ディズニーランドには簡単に行けなくなったので、中国で観光でもしたのでしょうか。継母(ままはは)の死が取り沙汰(ざた)されている中での不可思議な行動ですから、後継者問題も絡んで色々と憶測を呼ぶでしょうね。先の中朝国境付近での爆発疑惑とか、6ヶ国協議への消極姿勢とか、北の動きは最近ちょっと謎めいています。若(も)しかして、クーデター未遂→金正男が関与→追放or謹慎処分、などといった事態が進行していたりして。

『金正男氏?北京に現れる』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040925-02067164-jijp-int.view-001

金正男氏?北京に現れる

金正男 北京空港に現れた北朝鮮の金正日総書記の長男、金正男氏とみられる男性。記者団に対し、朝鮮語で本人であることを認めた。

(25日午前、北京)(時事通信社)14時44分更新


文太さんへ、質問。 投稿者:探求する人  投稿日: 9月25日(土)05時20分23秒

結構長くアメリカに在住なさっておるそうですが、9・11テロの時、アメリカのマスコミ報道は、突っ込むジャンボジェットを、日本の特攻隊と同列に並べて報道したそうですが、これは本当ですか?
しかも連日だったそうじゃないですか!
日本人が当時裏通りに行ったら、殴られて殺されかねない位、危険だったとの事ですが本当なのでしょうか?

これが本当なら、アメリカは東京や広島・長崎で、散々仇をとったじゃないか。
こう思います。


国連は終わった 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月25日(土)01時11分26秒

日本は国連など さっさと退場すべきです。所詮「反枢軸連合国のなれの果て」にすぎません。日本が敵国条項を、たてにとって 国連分担金の凍結をしたら、どうなるか。常任理事国のロシアと支那が それを補充出来るのか。

日本は国連の、脱退宣言をして 「国際同盟」の樹立を、宣言すべし。これには「死に金米国債」を使うべし。日本のためにも、世界のためにもなる。今の世界は200余カ国。戦時中の国際社会とは、違うのだ。

「国際同盟」が一番に為すべき事は、支那がチベットやウィグルで、行っている蛮行に対する制裁だ。これはまさに「戦争犯罪」だ。200余カ国もあって、常任理事国の一国でも、拒否権の発動があれば、ちゃらになる。そんなアホな。国連は「賞味期限」をとっくに過ぎた。

次に「先の大戦」の首謀者を、見直す事だ。首謀者は連合国の中にいる。「東京裁判」も「ニュルンベルク裁判」も、裁判の名を借りたリンチだ。


Fw: 楽しいので又来てしまいました。 投稿者:ごろう  投稿日: 9月24日(金)23時51分55秒

竹下様

私もです。romを始めて2年位になります。最近投稿をする様になりました。
気付いたら、このサイトは延べ10万人位の方々が見てらっしゃるんですね?(^^)
マリアの件では御心遣(おこころづか)い有難(ありがと)う御座(ござ)います。彼女と初めて会ってから友達になり、フラット メート(うちに下宿?)になり、親友になり、闘病生活を続け、死に至るまでほんの数ヶ月の出来事でした。もう、大丈夫なつもりなのですが、今でも彼女の事を思い出すと心が痛みます。ですから、前にも述べさせて頂いたかも知れませんが、竹下様は私の数百倍、数千倍も悲しい中を通られたのだなと推察致します。竹下様の心が癒(いや)される様、心より願っております。またその中、皆様に対する配慮、管理人としての重責、心を砕(くだ)いていらっしゃる事を覚え、頭が下がる思いです。本当にお疲れ様です。


八神様

ありがとうございます。オーストラリア レポート? 続けて行きたいと思います。
皆様もネタ、質問等を振って下さったら幸いです。


解法者様

もっと大切な事、忘れていました... はっとさせられ、さすが解法者様だと思いました。
台湾は一時、国連常任理事国だったんですよね? もう一回、常任理事国の入替を行い、同時に陛下を国家元首に仰いで日本と台湾が同じ国になるのも良いのかもと思いました(^^)
それはさておき、他国、特に親日国である台湾や、その他の多くの国々の為に日本がもっと働きかけるのは日本、それらの国々両方の国益に非常に適(かな)う事だと思います。現在、日本は対支ODA等、努力の方向性が違う様な気がしますが、徐々に改まって行っている様に見受けられますので、良い事だと思います。


Re:皇室への尊敬心 投稿者:一言居士  投稿日: 9月24日(金)19時46分2秒

 ><皇室に尊敬心を抱くこと> 理屈が要(い)りますか?

要るでしょう・・・・日本人の皮を被(かぶ)った「反日日本人」とそのバックに居ると思われる「三国人」達に対しては。かれらがそれなりの社会的地位・権力を持ち合わせていれば尚のこと。

>古代から綿々と続いている。こういうものには<畏敬(いけい)の念>を抱く。
>これで良いと思いますがねぇ。

「ウリ達の方がずーっと古いニダ」とか言う輩(やから)は、他国の「古代から綿々と続いている」ものには「畏敬の念」を抱かないでしょう。

もちろん、我々「日本人」には理屈など不用である事は言うまでもありません。


皇室への尊敬心 投稿者:解法者  投稿日: 9月24日(金)15時33分31秒

 <皇室に尊敬心を抱くこと> 理屈が要(い)りますか?
古代から綿々と続いている。こういうものには<畏敬(いけい)の念>を抱く。
これで良いと思いますがねぇ。


温度差はあります>ヤポネシアンさん 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月24日(金)15時13分30秒

 貴殿が皇室に尊敬心を抱いていないなどとは思いませんが、私とか竹下さんとかとの「温度差」はあると思います。
 これまで、尊皇(そんのう)とかに関しては、他者との「温度差」というものを、あまり意識したことはありませんでしたが、あなたの出現によって、同じ皇室に尊敬心を持つ間でも、温度差があるのだとわかりました。

 それから、少なくともこの掲示板の常連の方で、皇室や天皇の特異性と世界でもぬきんでたご存在であることを信じ、主張する方々で、韓国人のようにこれみよがしに、なんでもかんでも「日本万歳、天皇万歳」などと威張(いば)る人はいないと思います。
 そんな遠慮も会釈(えしゃく)も配慮もなく、自国や天皇のことをぶちまけたら、かえって外国人の人に誤解されるだけです。実際に、外国人に説明するときは、当然、いろいろと気配りしてお話しますよ。
 この掲示板の中では、ストレートに「天皇万歳」とやってもわかってくださる方々が多くいらっしゃいますからね。たとえば、欧米の社交界では「政治と宗教の話はしない」というようなパーティーの常識があるというのは、よく聞きます。
 そういうデリケートな事柄(ことがら)なのを自覚せずに、国や民族のちがう相手に面と向かって「なんでもわが国ナンバーワン」と叫べば、そりゃあ日本だろうと韓国だろうとジンバブエだろうと嫌われるでしょうね。

「嫌われない程度に自国を誇る」良識を、少なくともこの掲示板の常連の方々はもっていると思いますよ。だからまあ、その辺は、ご心配めさるな。


楽しいので又来てしまいました。 投稿者:おやじハリファックス  投稿日: 9月24日(金)11時25分38秒

竹下様
もう2年以上もこちらを拝見させていただいております。本当に有り難うございます。来年は日本に帰る予定ですので申し訳けに御本を購入させていただくつもりです。
勝手になんども拝見していたのであまりに親近感があり、ご挨拶もせずにいきなりの投稿お許し下さい、どうか末永く宜敷(よろしく)お願いいたします。

国連のお話ですが、敵国条項などを見るに付け、維新後の日本の宿命のようなものを考えてしまいます。日清日露の戦いも日本は欧米の眼を気にして、国際法を本当に優等生の様な態度で遵守(じゅんしゅ)いたしました。それもこれも「不平等条約」を改正して貰(もら)いたいがためでした。第一次大戦後は理事国として「人種差別撤廃」を求め、みごとに一蹴(いっしゅう)されました。
差別されるべき人種であるとの烙印(らくいん)でもあったわけです。
先の大戦もあからさまに、黄色人種である日本人に対する戦前から戦後までそして今日に至るまでもの差別的な、優越するものがなぶりものにするような出来事の連続でした。
それに対し、我が日本はさらに優等生であり続けました。痛々しいほどに優等生でありました。戦後、国際基金の援助受け取り国でありながらめいわくをかけた国々に賠償をはらいました。その中でセイロン、インド、ラオス、カンボジアは賠償請求権を自発的に放棄してくれました。タイは戦時日本の同盟国で戦争遂行費用を貸していてくれて、戦後は値引きにも応じてくれました。また、賠償請求権を放棄しなかった国々でも「反省」や「謝罪」を求める声はでませんでした。
インドネシアの賠償担当のの国会議長アルジ・カルタウィナ氏は当時の岸首相に対して、「独立のお祝いとして賠償を払ってください、日本が悪いことをしたから賠償をくれというのではありません。」と述べています。また、インドネシアへの賠償の日本側代表の下中弥三郎氏(平凡社社長、戦前のインドネシア協会創設者)は秘書の金子智一氏にこう言っています。「戦争で被害を与えたからそれを賠償する、罪を償(つぐな)う、そう言う意味じゃないんだよ。インドネシアは弟分の国だから兄貴(あにき)の日本がどんなに疲労困憊(こんぱい)していても、先に弟に資金をあげるんだ。罪の意識じゃないんだよ。兄貴の日本に追いついてもらうんだ。」と。

(や)めたいと思うんです、欧米の顔ばかり見たり、有名無実の国連の椅子に汲々(きゅうきゅう)したりとか、座る椅子はどうぞこちらにと言わせてみれば良いのになんて思うのです。
物欲しそうに、優等生であるなんて馬鹿げていると思うのです。
日本には日本の行く道、日本の王道があると思うのですが、覇道をゆくアメリカとは又別の道があると、、、、、思うのです。

原爆が広島に投下され、ものすごい威力を示したと言う事実が公表された8月6日に、当時のカナダ首相マッケンジー・キングは彼の日記にこう記している。
「今日、原爆投下の恐るべきニュースを聞いた。…しかし、この恐るべき爆弾が同じ白人であるドイツ人に対して投下されず、有色人に使用されたという事実は幸いなことである。」

と言うわけでおやじはハリファックスで戦略持久致しおります。日本独立の日まで、、、。


もっと、大切なことを忘れていませんか 投稿者:解法者  投稿日: 9月24日(金)02時18分13秒

 日本が「常任理事国」になることも<国連>に止(とど)まるならば大切だとは思いますが、どうも<大切>なことが抜け落ちている気がしてなりません。
 そういう>自国<の利益にとらわれることなく、「台湾」の国連加盟に力を注ぐべきだと思います。
 こうすることが、アジアの信頼を勝ち取ることだと考えます。
 「常任理事国」になったって、アジアの信頼を勝ち取ることにはならないと思いますが、「台湾」の国連加盟に尽力すれば、<アジアの盟友>と評価されること<間違いなし>だと思います。
 「国益」とはそういうものではないでしょうか。<自国の利益>の追求ばかりが「国益」だととうてい思えません。


Re: 皇室への崇敬の念 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月24日(金)00時23分51秒

>皇室(天皇)に対して抱く崇敬の念も然(しか)り。
>其処(そこ)に「理由」や「理屈」を求める事自体、そもそもナンセンス、いや、野暮(やぼ)な話では無いか

私が現在の皇室に対して抱く感情、今上(きんじょう)天皇陛下に対して抱く敬愛とか親近感、そういったものは、上記に近いです。もう少し踏み込んで言えば、今上陛下は結構新しい試みを幾つもなさっているので、尊敬出来るという面もあります。個人の問題としては、それで充分でしょう。

ただ、国家の制度として皇室をどうするか、という問題になってしまうと、反対派がいるのは事実だし、国費を支出するのですから、単なる「好き」とか「敬愛している」という感情だけでは足りません。ちゃんと理屈を伴って、反対派にも説明が出来るようにしなければならない。例え彼らが納得しなくてもです(大方は納得しないでしょう)。少なくとも、反対派の多くは理屈を持っています(単に嫌いというだけの人は極く少数です)。それに対抗する理論は、絶対に必要だと思います。それを考える中で、私のように皇室懐疑派から肯定派へ変わる人間も出て来るでしょうしね。


常任理事国 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月24日(金)00時10分53秒

負担金の比率も問題ですが、広い観点から考えても、地域を代表する大国が加わっていることは、これからの世界の安全保障に必要なことだと思いますね。現在の常任理事国は中国以外は欧米のみで、アフリカ・南米・オセアニアを代表していない。アジアだって、中国が代表しているとは言い難(がた)いでしょう。日本以上に警戒されている国ですから。安保理の常任理事ということは、世界の安定に特別な責任を持つということです(軍事行動を前提とするとは限らないが)。だから国際連盟には無かった拒否権という考え方が導入され、大国が他国より大きな権限と引き換えに義務も負ったのです。現在の常任理事国は皆、核兵器を持っていますので、現時点で常任理事から外(はず)すのは得策ではないと思いますが、本当に地域を代表し、安全を保障出来る国に入れ替えていくことが、今後は必要になってくると思います。半世紀前の戦争に勝った国の代表では駄目な筈です。その意味で、日本だけでなくインドやブラジル、エジプト(乃至(ないし)は南アフリカかナイジェリア)等が加わることが大事なんですね。オセアニアは地域が小さいですが、豪州(オーストラリア)を代表に出しても良いかも知れません。日本にとってだけの問題ではない訳です。

出来ることなら、20年とか30年とかいう期限を決めて、定期的に選考をする制度が良いと思います。その時にもまだ地域大国であれば、引き続き常任理事国に再選させれば良いのですから。流動していく国際関係の中で、永久に特定国が特権を保有するというのは、どう考えても間違っています。今でも、ロシアは領土だけは広いですが、紛争の種を撒(ま)いているだけで、世界の安全保障には大して貢献していないですし。あ、中国もそうか。

>日本の常任理事国入り=「米国が常任理事国に2議席」と(中略)決してそうあってはなりません。

その通りだと思いますね。然(しか)し、今回の拡大運動では、特に日本は米国を説得することに最大のエネルギーを割(さ)いています。これで米国に貸しを作ってしまうと、イザ常任理事国になった暁(あかつき)には、「米国が2票」という状態にしかならないような気がする。別に国連だけに限らず、そもそも日本の外交は、主体的に何かを主張していく面が弱過ぎると思いますね。常に何処(どこ)かの国の意見に賛成(反対)するというスタンスで、存在感が薄過ぎます。実際にはアフガン和平会議(タリバン時代)を主導したこともあるし、捕鯨問題では解禁派のイニシアティブを取って活動していますけど、実に目立たない。戦前は結構目立つ国でしたよね。だから叩かれたのだろうけど。まあ、存在感があり過ぎても、周辺国から無用な警戒心を抱かれてしまうかも知れませんがね。


それと 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月23日(木)23時56分29秒

日本が常任理事国入りすれば、ある意味・・・国外での軍事行為(実力行使)も正当化される事になるわけで(ある意味ね) 支那なんぞは、そんな事も脅威なんじゃないのかなぁ。

恩義ある我が国に対して、大陸核弾道ミサイルの矛先を向ける支那外道(げどう)としては、尚更(なおさら)バツが悪いってもんでね。


「国連」脱退も視野に 投稿者:解法者  投稿日: 9月23日(木)23時23分55秒

<日本の安保理常任理事国入り>ということが話題に挙がると、必ず、
「反日」マスコミが<アジアの賛同を>という。
 <不賛同>のアジア、どこじゃいな? と考えちゃいますな!

 それはそうと、果たして「国連」の存在価値などあるのかと考えますし、「敵国条項」に至っては、それが日本が加盟してから、50数年も維持されていることを考えると、あまりに馬鹿馬鹿しくて、<脱退>も視野に入れた討論をしたらと思います。


皇室への崇敬の念(数周遅れレス) 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月23日(木)22時04分23秒

好きな女性がいたとして、

 目がパッチリしていて
 鼻の線がスッとしていて
 唇(くちびる)が厚からず薄からず
 髪がセミロングで
 身長が170cm
 バストが88cmのDカップ
 ウェストが63cm
 ヒップが90cmで
 スタイルが良く
 適度な肉厚(にくあつ)の脹ら脛(ふくらはぎ)
 小股(こまた)の切れた足首で
 肌のつやが良く
 鈴の様な声・・・
 だから、○○ちゃんの事が好きだ

なんて理詰めで相手を好きになる男なんて滅多にいるものじゃありませんよね。

大抵は、互いのフィーリングが合ったりするから好きになる訳で、其処(そこ)には「理由」や「理屈」なんて必要ありません。「好き」だから「好き」、ただ、それだけの事です。

皇室(天皇)に対して抱く崇敬(すうけい)の念も然(しか)り。
其処に「理由」や「理屈」を求める事自体、そもそもナンセンス、いや、野暮(やぼ)な話では無いか、と私は思っています。


おやじハリファックスさん、ごろちゃん 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月23日(木)21時52分48秒

おやじハリファックスさん

遅れましたが・・・今後共、宜敷お願いします。

ごろちゃん

マリアさんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。
でも・・・見送って貰ったマリアさんは、心から、ごろちゃんに感謝していると思いますよ。


日本の安保理常任理事国入り 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月23日(木)21時40分31秒

小泉総理が国連総会の場で明確に日本の国連安保理常任理事国入りについての「意欲」を主張しましたが、小泉嫌いの私もこれだけは支持します。

そもそも、日本は米国に次いで第2位(滞納を考慮すると実質的には第1位)の国連分担金を拠出しています。にも関わらず、大神さんご指摘の通り、支那なぞは「似非(えせ)戦勝国」であり、文字通り、「雀の涙」程の分担金しか拠出していないのに、安保理常任理事国です。更に言えば、戦後半世紀以上を経過しているにも関わらず、国連憲章には未だに、日独等「敗戦国」を敵視差別する「旧敵国条項」が厳然と存在しています。

戦後の日本は、曲がりなりにも一度も他国と交戦せず、経済大国として稼いだ巨万の富も、ODA・円借款・無償資金協力その他諸々の方法で、国際社会に還元してきました。そして、その最たるものが国連です。もしも、日本が分担金を滞納したり、拠出額の大幅削減を実行したら、その時点で国連は瓦解します。故に、小泉総理の主張は当然の事です。

「大国」(列強)たる日本が、それに見合う「地位」を要求するのは当然至極の事です。
その当然の要求実現を、現安保理常任理事国や国連加盟国が邪魔すると言うのならば、日本は然(しか)るべき対抗手段に訴えるべきです。

支那なぞは、又ぞろ「歴史問題」を口実に挙げていますが、「歴史問題」があろうと無かろうと、「アジアで唯一の常任理事国」を自負する支那にとっては、G8の主要メンバーであり、自国の歯が立たない大国・日本が、国連の場に於いて自国と「同格」になる事に到底我慢ならないでしょう。

繰り返しますが、日本は国連に於いて然るべき地位を要求する「権利」を有します。
(ただ)し、小泉総理の考えと一つだけ違う点があります。「ブッシュのポチ」たる小泉総理の事を考えると、日本の常任理事国入り=「米国が常任理事国に2議席」と考える米国の思惑に乗せられるであろう事は想像に難(かた)くありませんが、決してそうあってはなりません。例え、日本が米国の強い支持を背景に常任理事国入りを達成したとしても、米国とは一定の距離を置き、「是々非々」を貫く、そう言ったポジションに就くべきです。


相互リンク解除について(告知) 投稿者:竹下義朗(主務管理者)  投稿日: 9月23日(木)21時06分31秒

各位

従来「相互リンク」しておりました南氏主宰ウェブ『思想と言論』につきましては、昨夜、弊ウェブ『帝國電網省』内のリンク集「外部接続 ─ オピニオン」から削除致しました。

(ちな)みに削除理由は、
  1. 南氏主宰掲示板『思想と言論の掲示板』内、南氏の投稿「余所(よそ)の出来事ですが」における発言
    「可笑(おか)しいのは八神君だけでは無さそうです。
    竹下さんの「物の観方(みかた)」に唖然(あぜん)としました。事の本質を理解出来ていない様で、リンクが何だかんだと言っていますが、あそこの表紙にある富士山の画像は頼まれて譲ったもの。私は彼等と違いますから、画像を返せなんぞとは申しませんが。まぁ、あそこで真面(まじめ)な議論は無理だと感じます。」

  2. 9月20日以降、『思想と言論』内のリンク頁が削除されており、「相互リンク」が南氏の側から解除されている。
となっております。

以上、皆様にご報告致します。


お気になさらずに>探求する人さん 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月23日(木)21時04分19秒

>『何故天皇は偉大なのか? 万世一系と言う点なのであれば、日本より300年は長い
>エチオピアだってそうではないか』
>↑これが騒動の原因なのであれば、この場を借りて謝ります。
>どうか仲直りして下さいませんか?

 いえ、原因は貴殿の投稿ではありません。それ以前からのことですので、お気になさらずに、ご投稿をお願い申し上げます。お気をつかわせてしまったこと、かえってこちらの方が謝らなければなりません。
 騒動は、途中で余計な外部者の茶々が入りましたが、ひと通り終息いたしました。

(注:その外部者の方は、自分に助けを求める人には、非常に親切で義侠心にあふれるすばらしい性格なのですが、いかんせん、それが行過ぎてしまいがちな人のようです。
 もし、私が彼に助けを求めたならば、彼はとことん助けてくれるかもしれませんが、逆に彼はとことん人を助けるかわりに、敵とみなしたり気にくわないと決めた相手には、とことんバカにしたり攻撃したり、その敵とみなした相手の関係者まで、全部敵にまわしてしまう人のようです。

 彼のそういった行動原理はわかりやすくはありますが、自分が味方をしたり助けようと思う相手を、恣意的な基準で選び、頼まれもしないのに「押しかけ味方・押しかけ援軍」になってしまうこともあり、みずから「この人を助けてやろう」と決めた相手のこと以外は、一切敵視し、しつこく攻撃し続けることが、正義にかなうと信じる視野狭窄を起こしがちな方のようです。

 ですから、その方はキリストを信じる方なので、天皇を信じる人間などみな敵であり、右翼はまるごとバカにして攻撃的に批判すべき対象とみなしているのでしょう。少なくとも、キリストへの信仰と天皇への信頼を両立させようなどとは思わないでしょう。たった一人の味方、もしくは守るべき相手のために、まわりのすべてを敵にまわすこともいとわない方のようですが、その「味方とみなす」「守る」べき基準が、彼自身の偏(かたよ)った見解や感受性にゆだねられているのが問題なのです。

 彼は、純粋に恋する少年と同じで、「この人の味方をする」と決めたら、もうそれだけしか見えなくなって性格のようです。したがって、その「味方をしよう」と決めた相手が、時間とともに変わった場合、もとの「味方」が今度は「新しい味方の敵」となってしまった場合、古い味方との間が決裂するわけです。かつて味方された方にしてみれば、この前まで尽くしてくれたのに、今度は罵倒と敵視と攻撃ですから、たまったものではありません。もっと幅広く、複数の人間関係のバランスをとるということを学んで欲しいものです)


嫉妬 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月23日(木)19時39分19秒

そそ。嫉妬と言ったってねぇ、理事国でもない日本が、実際、国連に出資している支援額は、米国に次いで2番目でしょう。
その点、理事国である中国の出資額は・・・ハナクソみたいな%ですからねェ。
そんなヤツ等から嫉妬されたってねぇ。
ODAの件も含め、感謝され、尊敬される立場なわけですから、我々は。
ホント、性格捻(ね)じ曲がった困った人民だよね。


謝罪 投稿者:探求する人  投稿日: 9月23日(木)18時45分41秒

パソコンが壊れていたので、長らく投稿出来ませんでしたが、今日直りましたので投稿を再開しております。

今まで勿論の事ですが、帝國電網省を見る事は出来ず、今日過去ログを見て、私が軽い気持ちで述べた事が大変な事になっているのを見て、驚き書いておる者です。
もしも私が軽い気持ちで書いた投稿
『何故(なぜ)天皇は偉大なのか? 万世一系と言う点なのであれば、日本より300年は長いエチオピアだってそうではないか』
↑これが騒動の原因なのであれば、この場を借りて謝ります。
どうか仲直りして下さいませんか?

なお、昭和天皇の時のあの質問者は、心当たりがあります。
彼はネット投稿をしておると自然、感情が激発する男のようで、『昭和天皇は無能』と言うのも、彼が天皇について語ると自然にくっ付く尾ひれです。
心底からそう思っている訳ではないそうです。


一蓮托生 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月23日(木)18時35分57秒

話の腰を折る様で、申し訳ないです。沖縄については、ようやく国民も「なんとかしなければ」の 雰囲気になってきた様てすが。北の方はさっぱりです。見よこの「ソ連兵の蛮行」を。しかも終戦後の事なのです。「プーチン」はどの面下げて、のこのこやって来るのか。「極小泉」はこの事を、知っているのか。泣く場面が違うぞ。「ソ連は乃木希典の恩を仇で返した」。http://www1.odn.ne.jp/~aal99510/kunin&karafuto.htm

「支那」も「ソ連」も「英国」も「米国」も同盟国だつた。B29は「支那」の成都から、飛び立って、日本を爆撃した。「支那」こそ日本に、賠償金を支払え。

「米英」は「ソ連」に「援ソ船団」を 送っている。「ソ連」は降伏した日本を、見定めて暴虐の限りをつくした。「健全な日本」には 手も足も出なかった。「支那」の如きは、日本が敗戦を、迎えた時も、その国土の大部分を 日本に占領されていた。結局「戦勝国名簿」に載せてもらっただけじゃないか。随分最近態度が、でかいぞ。又昔に戻りたいのか。

この様な原因は「米国」の定見のない 東洋史観から出ている。「アングロサクソン」に東洋の理解などできない。

「チャーチル」は戦後「我々は戦う相手を、間違えたのではないか」と言った。終わった後で、気がついても遅いんだよ。

日本の敵は、日本国内にあり。日本共産党は、あの議席数で、どうして一番「政治資金」が多いのか。戦後の「下山事件」「三鷹事件」に からんでいるだろう。どうしてこんな連中が国会にいられる。「暴力革命」で、政府を転覆すると、綱領に書いてあった政党が。日本は民主主義国か。


中国人留学生の奇行(父親編) 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月23日(木)16時14分40秒

利亜さんにご好評を頂いたので、例の上海出身の学生に関する話をもうひとつ。

〜前置き〜
私の7年来の親友の高雄出身の台湾人が昨年台湾に帰省する際に、アメリカでの彼の近所の台湾人に『うちの家族や親戚にお土産(みやげ)があるから持って行ってくれれば嬉しい』と言われて、台北まで届けたそうです。そしたら台北でその家族に高級レストランに連れて行って貰い、たいそうなもてなしを受けたそうです。彼は大喜びでアメリカに帰って来ましたが、私が『お隣さん結果的に郵送するよりももっと金を使ったんじゃないの?』と言ったら、彼は『いやー、これも近所のよしみだし、多少無駄があっても人付き合いってのはこういうものだよ』と言っていました。

〜本題〜
当時うちの学部に香港人の生徒(当時23歳)がいたのですが、年末年始に香港に帰省するついでに上海旅行に行くという話を聞いて、例の上海出身の彼女は『じゃあ上海で私の父に会って、私に渡したいものがあるそうだから持って来てくれる?』と頼んでいました。で、その香港人が彼女のお父さんに上海で会ったのですが、『路上で待ち合わせで、ただ重たいダンボール箱を渡されただけで、その場で帰ってしまった。口ではいっぱいお礼を言ってたけど、御馳走(ごちそう)も何にもしてくれなかった。』と言っていました。

それでその箱を香港に持ち帰ったのですが、彼の両親が『人から預けられた物を、何だか判らないでアメリカの入国審査に持ち込むのはまずいから、中身をチェックした方が良い』と言い出してチェックしたそうです(その当時、同時多発テロの4ヶ月後だったので)。

そしたら、漢方薬に混じって女物の下着やら、生理用品やら、挙げ句の果てにはいちじく浣腸やら大量に入っていたそうです。彼は『漢方薬以外全部アメリカで買えるものだし、第一、娘の男の友達に下着や生理用品や浣腸を預けるなんて、どういう親だ。それに思いっきり詰め込めるだけ詰め込んでいたから重くて仕方がない』と言っていました。

同時多発テロの後は、アメリカ入国審査や飛行機のチェックインなど、20代の男と見ると片っ端(ぱし)から荷物を開けて検査していましたが、案の定(じょう)彼もアメリカの入国審査で『これは何だ』と、中国語表記のみの漢方薬に関していろいろ聞かれる羽目(はめ)になったとか。とんだ災難でした。

まあ親心は判りますけど、郵送代を浮かして金をケチることしか考えてないって言うか、かなりズレてますネ。


解法者さん 投稿者:利亜  投稿日: 9月23日(木)14時33分46秒

>「利亜」さんのご指摘の<我が国からODAを受取っている国の事だけどね>

これは私の指摘では無く、「大神」さんのご指摘ですよ。


相互理解は難しい 投稿者:解法者  投稿日: 9月23日(木)14時06分8秒

「ヤポネシアン」さんの<ネパールでは、重病人や重傷者を救助したり介抱したりして、それでも死んでしまった場合、助けた人が恨まれるのだそうです>

 思い出したことがあります。こちらに北朝鮮にいる「元在日」などから日本の家族への手紙が届けられ、「日本の家族への援助を要請して欲しい」ということが、頻繁にあります。
 「日本の家族」を探しだして、このことを伝えますが、無理だということが総てだといっても過言ではありません。
 このことを、北朝鮮の「元在日」に連絡しますと、「探しもしないでデタラメを言っているのだろう」、「頼み方が悪い」とお叱りを受けることがほとんどです。「別にあんたから<金>などもらってないよ」と言いたくなりますが、これ「朝鮮人の特質」でしょうか?
 北朝鮮に家族がいる「在日」が北を訪問すると、この種の手紙を嫌と言うほど預かって来ますが、同じような経験をし、2度と預からないという方が多いのが実情です。彼ら自身が「同胞」の悪口を言っているのですから<本当>でしょうね。
 異民族を<理解>するのは、なかなか難しいものがありますね。


中国とODA 投稿者:解法者  投稿日: 9月23日(木)13時53分2秒

「利亜」さんのご指摘の<我が国からODAを受取っている国の事だけどね>

 そこで、8月に「北京空港」を経由したときに、日を改めて2度、英語で、「日本からのODA感謝のプレート」の場所を係員?に聞きましたが、存在そのものを知りませんせんでした?
 どなたか、見たことがありますか、「北京空港」のどこにありましたか。
それとも「上海空港」の誤りでしたか?
 他の「日本からのODA感謝のプレート」などありますでしょうか?
たくさん「ODA」していると思いますが・・


Re: ネタふり 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月23日(木)13時50分32秒

>横からイチイチ ちゃちゃ入れて来る国があるんだけどさ、何なのあいつ等(ら)
>日本への嫉妬或(ある)いは憎しみのことしか頭にありませんから。

中国の場合は、日本への警戒心や憎悪といった側面もあるでしょうが、現常任理事国に共通する感情として、これ以上増やしたくないという思いはあるでしょうね。自国の存在価値が相対的に小さくなる訳ですから(拒否権の大きさは変わらないが)。常任理事国は、単に安保理や国連憲章改正の拒否権を持つという問題だけでなく、国連での重要問題に関しては事前に彼らだけで情報を遣(や)り取りし、詰めておいてから表に出すという裏交渉をやっています。日本を始めとする有力国が、常任理事国入りを目指すのも、そうした事前交渉に加わり、裏情報を早く入手したいという欲求があるからです。

中国だけでなく、米国も常任理事国拡大には消極的ですね。日本だけなら「米国が2票持つ」と言われているくらいですから歓迎のようですが、当然乍(なが)ら他の大国にも枠を広げないといけなくなる。その点ではどの常任理事国も大なり小なり歓迎したくない国がいて、簡単に賛成出来ない事情があります。中国には、インドという大敵もいますしね。

嫉妬と言えば、欧州ではドイツに対してイタリアが、南アジアではインドに対してパキスタンが、南米ではブラジルに対してアルゼンチンが、夫々(それぞれ)対抗馬になったり選出に反対していたりします。所謂(いわゆる)G4(日独印伯)には入っていないが、アフリカでもエジプト・南アフリカ・ナイジェリア等が、「アフリカ枠」を争う関係です。東アジアだけは、新たに入るなら日本しかいないという点で誰も疑問を挟まないでしょうけど、拡大を邪魔する国はいるということですね。

>何でしたっけ、女の子12人のグループ、あれなどは最近はどうですか? 取り上げているのはNHKだけという噂もありますが。

女子十二楽坊ですね。私の印象では、寧(むし)ろNHKは余り取り上げていなくて、民放にしっかり出演しています。ブームになるようなヒット曲があれから出ていないので、出演と言ってもゴールデンタイムのメジャーな音楽番組ではないですが。まあ、今は何処(どこ)の局も韓流一直線ですからねぇ。

>アラブ文化では人ともめたら絶対に謝るなと言われているとか。下手(へた)に謝ったら『じゃあ償(つぐな)え』となるのだとか。

ちょっと意味合いが違う話かも知れませんが、ネパールでは、重病人や重傷者を救助したり介抱したりして、それでも死んでしまった場合、助けた人が恨まれるのだそうです。そんな理不尽な文化では、助かる見込みが余程大きくない限り、誰も手を差し伸べないでしょう。「謝ったら償う」ことが当然とされる社会でも、同様に簡単には謝罪しないようになり、争いは何時(いつ)までも収まらないですね。尤(もっと)も、イスラムでは何事も「アラーの思(おぼ)し召(め)し」で決まるので、戦争でも人間の意思で勝手に(?)講和をしてはいけないという考え方があります(明確に何かに書いてあるというより、一種の学説のような思想)。4代目カリフのアリー(シーア派の祖)が暗殺されたのも、宗教戦争で講和した為。この調子ですから、現代の紛争が簡単に終わらないのも、仕方ないかなとも思います。


RE 八神邦建さま 投稿者:解法者  投稿日: 9月23日(木)13時05分14秒

 中国人の政権交代時点などでの<残虐性>については、聞き及んだことがありますが、これは<支那史>に詳しい「利亜」さんの解説を期待したいと考えます。

 あまりに<長文>で編集してから投稿すればと考えましたが、情報提供された「まこと」さんのことを考えまして、そうしました。
読みづらく申し訳ございませんでした。
 皆様に対しても同じです。


利亜さん 投稿者:解法者  投稿日: 9月23日(木)12時59分27秒

 あなたから「ご紹介」受けた書籍、下記の1冊のみ購入できました。
後は総て<品切・絶版>でした。ただ、「モンゴル帝国興亡史」は他の書店にある可能性が高いと言いますので、探してもらっております。
 不満を言うのでありませんから、誤解のないようにお願いしたいのですが、推薦される書籍がありましたら、早めにお願いいたします。
 書籍は、専門家からの<推薦>が一番です。

「遊牧民から見た世界史」 杉山正明 日経ビジネス人文庫


ごろうさん、文太さん、おやじハリファクスさん 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月23日(木)09時25分35秒

 海外在住のお三方のお話は、現地体験談ゆえ、とっても読み応(ごた)えがあります。
 お続けになってください。

>解法者さん

 ウイグルの件、大量の情報なのでぜんぶ目を通すのは、時間がかかりそうですが、それにしてもシナはひどいことしますね。チベット民族に対する過酷なやり方もそうですが、やはり非シナ人は、人間じゃないという価値観なんでしょうか。


すみません、ヤポネシアンさん 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月23日(木)08時11分27秒

 あの・・・現代の議員秘書と、奈良時代の「資人(しじん,つかいびと)」を比べて論ずるというのは、やはりチト無理があるのではないでしょうか・・・その時代時代によって「官制」は異なりますし。

『日本史教育研究会』
http://homepage2.nifty.com/mazzn/04044.htm

『平城京'98』
http://www.musicaderosa.com/heitopi2.html


Re: ネタふり 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月23日(木)03時39分7秒

サッカーの暴徒の件、彼等は一生懸命『一部の中国人が』と言ってますが、あんなに幾つもの地域であれだけの人数が、ありゃとても『一部』とは言えないです(それでも人口10億から見ればごく一部なんでしょうけど)。政府が求心力のために反日教育をして、それで育った国民の支持を得るためにまた反日行動をとる、という悪循環。

私は個人的には北京五輪になど参加しなくて良いと思ってますけど。確かモスクワ五輪は日本は参加しなかったですよね。・・・でも選手が可哀想か(北島とか今の若手も北京を逃したら全盛期過ぎちゃいます)。

以前にも書きましたけど、アゼルバイジャンの知人によると、アラブ文化では人ともめたら絶対に謝るなと言われているとか。下手(へた)に謝ったら『じゃあ償(つぐな)え』となるのだとか。でもそれはアラブの国よりもシナの国を連想させますが。


Re: ネタふり 投稿者:利亜  投稿日: 9月23日(木)03時12分13秒

>俺が腹が立つのは、横からイチイチ ちゃちゃ入れて来る国があるん
>だけどさ、何なのあいつ等(ら)。ホントにさぁ。
>例の、我が国からODAを受取っている国の事だけどね。

「感謝しろ」何て偉そうなことは言いません(普通一言、感謝するのが礼儀)が詰まらないことでいちいち絡むのは確かに気分悪いです。
理があるならまだしも日本への嫉妬或(ある)いは憎しみのことしか頭にありませんから。
サッカーの件で大分、顰蹙(ひんしゅく)を買いましたね。(厳密にはそれ以前から買っていましたが)
あれで中国を尊敬したらある意味凄いですね(苦笑)
嫌韓がある程度、一般的に広まったのもワールドカップでのサッカーが切欠(きっかけ)ですね。
私はネットで韓国の態度を見ましたがあれは酷かった。
サッカーは日本人の目を覚まさせる「何か」があるのでしょうかね?


Re: ネタふり 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月23日(木)02時24分31秒

そのネタ、朝叩きとか他の板でもやってます。

日本で二年前に『親中』だった人の何割が今もそうなのかな、なんて思います。朝日などのメディアと実際がどれだけ温度差があることか。

私も四年前まではどちらかと言えば『親中』でした。でも(私の場合は周りに中国人が多い環境なので国内とはちょっと違いますが)もうあの態度には『うんざり』というのが正直なところです。そう感じていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

何でしたっけ、女の子12人のグループ、あれなどは最近はどうですか? 取り上げているのはNHKだけという噂もありますが。


Re: イギリス≠アメリカ&オーストラリア≠カナダ? 投稿者:ごろう  投稿日: 9月23日(木)01時33分51秒

特にNZ(ニュー・ジーランド)はちょっと離れた州と言った感じです。免許証もお互いに使えますし(法的に、まあ、英語圏の免許証なら何処(どこ)の国でもお互い使えそうな気がしますが...)、
NZ人は2年続けて、ここに住むと漏れなく永住権がもらえます。
なので、NZ人は気軽に出稼ぎ感覚で住み着きます。
カナダ人アメリカ人もお互いに、そう言った特典が有りますか?

オーストラリアはもっと若く、建国103周年です(^^)
日英同盟の年に独立しました。

これはアメリカの共和党という意味です。
オージーはアメリカの政治がオーストラリアの政治よりも詳しいかも知れません。
何気(なにげ)無く話題に出てきます。

オーストラリアのテレビ番組は殆(ほとん)どアメリカのもので、出て来る国旗は星条旗、紙幣は黒と緑です。(たまにイングランドの番組があります。)
結構、日本製品、アメリカ文化に囲まれています。

この前、シドニーの海洋博物館に行きましたが、両大戦がアメリカとの絆(きずな)をこれ程まで強めたと思います。
館では、そう言った説明でした。
多くのアメリカ兵がオーストラリアに滞在し、その間にカップルが出来まくりで、結婚を通じ両国間の行き来が非常に盛んになりました。
そう言えば、日本海軍、ダーウィンに空襲を何年にも渡って行(おこな)っていたのですね?
(ちな)みに一昨年行った、キャンベラの博物館は日本とオーストラリアは戦争した事が有りません、なんてパンフレットに書いてあって結構笑えました。

コモンウェルスってアメリカのコモンウェルスって意味ですね?(納得しました。)
で、5州が特別な州って意味ですね?
そう言えば、どこかの州が確か、ステイトでは無くって別な呼び方をされていると聞いた事があります。

日本の方言と一緒で若い人は、それ程は訛(なま)っていません。
でも、若い人もGood day mateは、わざとアイと発音します。
オージーっぽさを強調したい時に使います。
因みにリンゴのAにiを足した発音です。
それ以外にはマグロをchuna,たまねぎをanion,なぜならをbecooseって発音します。
勿論、スペルは一緒ですが。
たまに判らない単語が出て来ますが単語の説明を聞くと、あ、その事を言ってたのね?と結構笑えたりします。
たまに買い物の時お店の人の発音をからかったりします(^^: (読み書きが死ぬ程苦手なくせに...
しかし、外人の特権で、文章を渡されて読んどいてね?と言われたら英語を読めません(キッパリ)って言ったら、口頭で説明してくれるので結構楽チンです(^^)
ですので電話だと大丈夫なのですが、メール出すと一発で外人だとバレてしまいます。
因みに、免許取得時も「あのアルファベット」が読めませんって言ったらコンディションの視力が無しになりました!
怖いので、メガネ無しだと運転出来ないので意味が無いのですが...
でも、学科試験英語で受かってるはずなのに彼らは何を考えているのでしょうか?(^^:)

長文失礼致しました。

P.S. 文太様用のHN、ぞろうなんて言うのも考えたのですが如何(いかが)でしょうか?
アメリカ人に、たまにゾロウって言われます...(^^)


ネタふり 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月23日(木)01時24分28秒

国連常任理事国の件なんだけど、

理事国になるのが良いとか良くないとか、それは話がややこしいので、取敢えず置いといてと、俺が腹が立つのは、横からイチイチ ちゃちゃ入れて来る国があるんだけどさ、何なのあいつ等(ら)。ホントにさぁ。
例の、我が国からODAを受取っている国の事だけどね。


Re: イギリス≠アメリカ&オーストラリア≠カナダ? 投稿者:ごろちゃん  投稿日: 9月23日(木)01時21分6秒

文太様、久保田様、また皆様、マリアの冥福を祈って下さり大変有難(ありがと)う御座(ござ)います。


久保田様、

勘違い失礼致しました。
3号線を北に1時間行かれたらブリズベンでしたのに・・・
また、来られる折はご連絡下さいませ。
それにしても、大神正念様もでしたっけ?ゴールド コーストには来られているのですよね?
ブリズベンって日本ではマイナーな所なのでしょうか?...


おやじハリファックス様、

カナディアン コーヒーのご説明有難う御座います。


文太様、

ブリズベンでは古い建物は縦開きの窓、新しい建物は横開きの窓です。
シティでは古い建物の立替の規制が凄い厳しいですので、縦開きが多く、サバーブでは横開きが多いと言った感じでしょうか?
(ちな)みに、QLD(クイーンズ・ランド)は南洋植民地様式と言いますか、マレーシアちっくな建物が多いです。(古い政府系の建物)
が、ブリズベンのシティ ホールは本国を真似(まね)たのでしょうか? 皆に、イングランドの国会議事堂みたいって言われます...
因みにキキの運び屋さんにブリズベン シティ ホールが出て来ているらしいです...
住居はQLDer(木造で地階が柱で1階が住居、2階建ては1/3位の割合で、平屋?が多いです。地階は倉庫や洗濯場、その他各家庭で工夫して使っています。
高床式倉庫をイメージしてみて下さい(^^))
が多いです。アパートはレンガ造りか、最近の物は日本のそれと余り変わらないです。
因みに、シドニーはシティもサバーブもレンガ、石だらけです...
シドニーの土はレンガの原料だからだと、シドニーの友達が言っていました。
色々とQLDと違うので外国に行った気分です。
ひょっとしたらNSW(ニュー・サウス・ウェールズ)はカナダと似ているのかも知れません。
因みに、シドニーはマトリックスの舞台です。

ごめんなさい。右ハンドルの間違いです... ちゃんと左側通行です。でも、左ハンドル車は法律で規制されています。(ある意味当然か?)
オーストラリアは20年前までインチ、ヤード法でした。が、今の子供達はマイルって何?って感じです。
が、確か北米の車は両方のスピードが記載されてたと思いましたが...でないと、カナダ人が1.6倍スピードを出してしまいそうで可愛そうです(免許が無くなりそう・・・)
温度はどちらを使っていたのか不明なので今度確かめてみます。、
因みに今日、ユタ州の友達から電話が掛かってきたのですが、今年の夏はどうだった?って聞かれて、こっちは冬だったよって言ったら驚いてました...
こっちの真冬の気温が10℃〜28℃で、QLDerは雪を見た事が無いのが自慢で、残暑が残っているはずの今日のユタの最低気温が-2℃でお互いに驚いていました...
が、最初お互いに違う気温を使っていたので誤解しまくりでした。
そう言えば、アメリカ人の英語は超聞き取りやすくって好きです。やはり、日本人にはアメリカ英語ですね?(中学校で習うのはアメリカ英語だし...)
きっと、アメリカ人も日本人の英語は聞き取りやすいと思っているはず?

そう言えば、パサデナ、カリフォルニア州の友達が、この辺もスーパー ボール、サラダ ボウルって言ってました。
因みに北西部3州が併合されたのはアメリカ、カナダの国境を決めた時ですか?

そう言えば国境沿いは、お互いに影響を受けあっているかも知れないですね?
ミシガン州のゲーム センターでカナダの硬貨使用禁止!の張り紙を見たと弟が言っていました。
因みに、オセアニアは20セント等が表のエリザベス2世の肖像で裏が各国デザインでちゃんとお互いに使えてユーロ状態です(たま〜に拒否されますが)。
記念硬貨もむちゃくちゃ多いので、その中に気が付いたら混じっていると言った感じです。


秘書って何だ 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月23日(木)00時59分26秒

『小野清子議員:「秘書活動あり問題なかった」会見で強調』小野清子議員:「秘書活動あり問題なかった」会見で強調

小野清子議員:「秘書活動あり問題なかった」会見で強調

 参院議員の小野清子国家公安委員長は22日午後、家事手伝いの女性を98年までの約10年間、公設第1秘書として登録していたことについて記者会見し、「ご指摘の女性秘書は実際に秘書活動を行っていたし、給与も全額彼女に渡っていた」と述べ、問題がないと強調した。

 小野氏は「秘書活動の主な場所は自宅だが、私の場合、自宅には外部から相当多数の電話があり、その対応をして頂いた。都内の複数の事務所にも出入りしていた」と活動の内容を説明。さらに「公設秘書としてメモの取り方も的確で、選挙の際の代理出席も任せており、通常の秘書同様にこなしてくれた。いわば私の片腕で人選に何ら問題はない」と話した。

 秘書給与の流用がなかったかという質問に対しては「私は自分の給料袋以外に手元に持ったことはない」と強く否定した。【窪田弘由記】

毎日新聞 2004年9月23日 0時05分


きっと誰でもやっているんだろうけど、同じような疑惑が何時(いつ)まで出て来るんだか。思うに、政治家の秘書とは何なのかという問題が曖昧だから、こういうおかしな弁明が成立してしまうのでしょうね。自宅にいて電話を取ったりするような仕事が、議員秘書、それも第一秘書のやる事とは思えない。政策秘書は勿論だけれど、第一・第二秘書というのは、もっと重い仕事でしょう。忙しい議員に代わって、会合・イベントの類いに出席することもあるし、名代(みょうだい)として誰かと交渉したりすることさえある。議員の分身みたいな大物なんであって、付き人や電話番みたいな役割ではない筈です。

律令体制下、三位(さんみ)以上の公卿(くぎょう)には、資人(しじん,つかいびと)と呼ばれる下級官人(或(ある)いは庶民)が100人単位で派遣され、彼らの俸給は官費で賄(まかな)われていました。この人達は実質的に公卿の従者として、当然のように私的な雑事にも使役(しえき)されていた訳です。人数こそ少ないですが、公設秘書も、ある意味ではこの資人と変わらない位置付けになっているのでしょう。公務員を議員が私的に使っているに過ぎない。公設秘書制度を廃止してしまうのも一法ですが、本当に必要な人もいるだろうから、中身を真剣に再検討すべきではないかと思います。


中国政府、50人以上のウイグル人に死刑判決−「テロとの戦い」理由に(3) 投稿者:解法者  投稿日: 9月22日(水)22時02分42秒

『中国:ウイグル人難民が強制送還で「反テロ」の拷問や処刑に晒される』
(04.07.07 アムネスティ・インターナショナル)
http://www.incl.ne.jp/ktrs/aijapan/2004/0407070.htm

『People's Republic of China:Uighurs fleeing persecution as China wages its "war on terror"』(04.07.07 アムネスティ・インターナショナル)
http://web.amnesty.org/library/index/engasa170212004

『中国と米国 ウイグル系活動家「身柄」めぐり摩擦』(産経新聞 04.09.03)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040903-00000014-san-int

中国と米国 ウイグル系活動家「身柄」めぐり摩擦

中国「テロリスト引き渡しを」/米国「不当弾圧恐れ強く…」

 【ワシントン=古森義久】米国がアフガニスタン領内でタリバン政権を攻撃中に捕虜とした中国新疆ウイグル自治区出身のウイグル系活動家二十二人の身柄をめぐり、米中両国間に新たな摩擦が浮上した。中国政府が二十二人をテロリストとして身柄引き渡しを要求したのに対し、米国が中国では彼らが不当に弾圧される恐れが高いとして拒んでいるためだという。

 焦点は、米軍がキューバ・グアンタナモ基地に抑留している新疆ウイグル自治区出身の男性二十二人。二〇〇一年十月からの米軍の対テロ戦争としてのタリバン政権とアルカーイダに対する軍事攻撃の過程でアフガン領内で捕虜となった。元来は中国国籍だが、タリバンとの連帯やゲリラ戦訓練のためアフガンに滞在していたとみられる。

 米国政府ではこの八月下旬、パウエル国務長官が二十二人は「もはや米国にとっての脅威ではない」として釈放が間近なことを明らかにしたうえで、身柄は中国には引き渡さず、トルコなどの第三国に送る方針を表明。中国政府はこれに対し二十二人がみな新疆地区の独立を求めるテロリストだとして、引き渡しを要求し、中国に渡さない米国の方針を偽善だとして激しく非難した。

 同自治区では年来、ウイグル族住民によるかつての独立国「東トルキスタン」の復活を求める運動が活発で、その中ではテロ行動も辞さない「東トルキスタン・イスラム運動」という組織は、米国や国連からもテロ組織とみなされてきた。

 だが、米国では、ローン・クレーナー国務次官補(人権担当)らが拘留中の二十二人は「世界ウイグル会議」「東トルキスタン解放機構」などという非テロ組織に所属し、テロリストと断定はできないと主張。中国側に三組織がテロ行動を実施した証拠を示すことを求めている。しかし、中国側は一日の時点ではなおその「証拠」を提示できず、米側もこれら二十二人を中国には渡さないという方針を変えていない。

 米国のこうした態度の背後には、中国当局がこれまで新疆やチベットの分離、独立の運動に対し非暴力の活動家をも「国家転覆罪」など過酷な処分にしてきたことへの懸念があり、中国が対テロ戦争の名目で少数民族の正当な権限要求をも弾圧してしまうことを防ぎたい意向があるという。一方で中国当局をあまりに硬化させると、米国は世界規模での対テロ戦争の遂行に中国の協力を得られなくなる危険をも冒すこととなり、慎重な対応を迫られている。

(産経新聞) - 9月3日2時57分更新


『中国:テロ対策に名を借りたウイグル人に対する弾圧が激化』(02.03.22 アムネスティ・インターナショナル)
http://www.incl.ne.jp/ktrs/aijapan/2002/020302.htm

『国務院新聞弁公室、「東トルキスタン」のテロ情勢を紹介』
(チャイナネット 02.01.23)←中国政府側の主張
http://www.china.org.cn/japanese/23203.htm

『【新疆】自治区で発生した過去のテロ事件が明らかに』
(人民網日本語版 01.12.10)←中国政府側の主張
http://j1.people.com.cn/2001/12/10/jp20011210_12173.html

【新疆】自治区で発生した過去のテロ事件が明らかに

 中国共産党新疆ウイグル自治区委員会は9日午後、新疆の安定維持に関する電話会議を開き、1990年代以来の敵対勢力、民族分裂勢力、暴力テロ勢力の「三大勢力」によるテロ・破壊活動の事実が初めて報告された。

(1)爆弾テロ 1992年2月5日、テロ組織は烏魯木斉(ウルムチ)市の公共バスやビデオ上映室、住宅ビルなどで爆弾テロ事件を起こし、3人が死亡、20人が負傷した。1993年に6月、喀什(カシュガル)、和田(ホータン)、阿克蘇(アクス)などでテロ事件10件、暗殺事件4件を起こし、2人が死亡、36人が負傷。1997年2月25日には、烏魯木斉で連続して5件の公共バス爆破テロが起こり、9人が死亡、68人が負傷。1998年に2月22日から3月30日にかけて、葉城県で連続6件の爆弾テロ事件が発生し、3人が負傷、天然ガスのパイプラインが破壊された。

(2)暗殺事件 標的とされたのは下部の党幹部、愛国宗教活動家、一般市民など。1996年5月12日、艾提ガ自治区で阿栄汗阿吉・政協副主席が暗殺。同4月 29日、庫車県阿拉哈格郷の庫納斯村でカ吾力托カ・元郷党委副主席の一家5人が殺害。1999年8月23日、沢普県波斯喀木郷の党委委員で政法委の胡達白爾地・托乎提・副書記とその子どもが暗殺。2000年1月25日、烏什県で発生したテロ事件で2歳の子どもを含む漢族家庭2家族7人を殺害、2人を殺傷。翌1月26日には、新和県で60歳の漢族の老人が殺害された。

(3)放火 テロ組織は40以上のガソリン爆弾を製造。1998年5月23日、烏魯木斉の繁華街のデパート15カ所にガソリン爆弾を設置したが、事前に発見され事件は未然に防ぐことができた。

(4)毒物混入 1998年1月30日から2月18日にかけ、テロ組織は喀什で23件の毒物混入事件を起こし、4が中毒、1人が死亡、多くの家畜が犠牲になった。

(5)破壊略奪事件 1995年7月7日、テロ組織は和田の地区専区委員会、公安機関で破壊・略奪事件を起こした。1997年2月5〜6日、テロ組織は伊寧で破壊・略奪事件を起こして7人が死亡、200人以上が負傷、自動車20台余りが焼かれた。

(6)暴動事件 1990年4月5日、テロ組織は阿克県巴仁郷で武装暴動を起し、武装警官や民兵など8人が死亡、7人が重症を負った。

「人民網日本語版」2001年12月10日


『国際テロ年次報告書 2002年 抜粋』←アメリカ政府側の主張
http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20030709d1.html

『新疆ウイグルと中国政治』(新免 康)
http://www.jaas.or.jp/pdf/49-1/37-54.pdf

(*参考3)

『中カ送油管:05年竣工、年間1000万トンを輸送』(中国情勢24 04.09.16)
http://news.searchina.ne.jp/2004/0916/business_0916_001.shtml

『新ユーラシア横断鉄道――「新シルクロード」に高まる期待』
(人民網日本語版 04.09.15)
http://j.people.com.cn/2004/09/15/jp20040915_43402.html

『「西気東輸」計画の進捗状況』
http://www.iijnet.or.jp/IHCC/seikitoyu-01.html

『加速する経済協力強化の動き 経済的相互補完を目指す上海協力機構』
(梅津哲也/JETROロシア・CISチーム)
http://www.jetro.go.jp/se/j/russia/ca/pocket/p2001112901.html

『中国石油天然ガス−CHINA NATIONAL PETROLEUM CORPATION (CNPC)』

 「略称:中国石油(ペトロチャイナ)。中国石油業界の最大手です。1993年に設立、資本金1.7兆円、世界4大天然ガス会社(保有貯蔵量による統計)の一つ。2001年中国の石油生産量65%を占め(年産1.65億トン)、新興石油メジャーとして探査、採掘、生産部門は中国で圧倒的に強い。中国の巨大プロジェクト『西気東輸』(中国西部のウイグル・タリム盆地の天然ガスを東部の長江デルタに送る。全長4,100KM、投資額2.19兆円、130億m3/年間最大輸送量)の権益50%が所有し、国家からパイプライン建設業者としての施工指名を受けました。同社は傘下の石油・天然ガス開発・採掘・精製・販売企業100社、大慶、遼河、ウィグル、四川等油田、ガス田13ヶ所及び吉化、大連、蘭州等精製所16ヶ所があります。香港とニューヨークに上場しています。2001年の純利益は約7,021億円に達し、同年度アジアの最も利益をあげた上場企業と評されています。」

『出展企業(部分)のご案内:(自動車分野)』(2003中国工業(上海経済圏)視察ツアー)
http://www.anscom.co.jp/shanghai2003/link4.htm より


中国政府、50人以上のウイグル人に死刑判決−「テロとの戦い」理由に(2) 投稿者:解法者  投稿日: 9月22日(水)21時58分28秒

 中国政府は新疆ウイグル地方の分離独立を求める運動組織「東トルキスタン・イスラム運動(ETIM)」がアルカイダや旧タリバン政権とコネクションを持ち、アフガニスタンでアルカイダの軍事訓練を受けたこと、武器供与を受けたこと、チェチェン武装組織に関与していることなどを指摘し、アメリカ政府もETIMとアルカイダの関係を認め、2002年に「テロ組織」と認定している。
ただ、ETIMはこの指摘を否定している。

 さて、ここで「サーチナ・中国情報局」の新彊地区のニュースページにリンクしてみる。

『<新彊> 記事特集』(「SEARCHINA 中国情報局」より)
http://news.searchina.ne.jp/topic/212.html

 また、同サイトで「ウイグル テロ」で検索を掛けた結果が以下のリンク先である。

『<中国情勢24>』(「SEARCHINA 中国情報局」より)
http://news.searchina.ne.jp/search/index.php?first=1&text=%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%80%80%E3%83%86%E3%83%AD&andor=1&annot=&mode=1

 果たして、2001年9月以降、新疆ウイグルの地で「テロ」に類する事件のニュースが確認できるだろうか?
 2000年9月8日のウルムチでの爆破「テロ」事件以降、新疆ウイグル地方での「テロ」の類の報道を確認することはできないのではないだろうか。

 アムネスティ・インターナショナルなど人権団体や在外ウイグル人団体の報告によると、過去数年の間に「新疆ウイグル自治区」で爆破事件や暗殺など、所謂(いわゆる)「テロ」に類するとされる事件は起きていないことは中国当局も認めているにもかかわらず、宗教指導者や平和的な手段で当局に異議申し立てをしたウイグル人に対しても「テロリスト」「分離主義者」「宗教的過激主義者」などのレッテルを貼って広範な弾圧を行い、その数は数千人にのぼると指摘している。また、大学では数万冊のウイグルの書籍が燃やされたりしている、ともしている。実際には「テロ」という言葉からイメージされる爆破・暗殺・武装攻撃などの企画・実行とは無縁の人たちが「テロリスト」として弾圧されているケースが大半ではなかろうか。

 キューバのグアンタナモ米軍基地には米軍がアフガニスタン軍事作戦を展開中に捕虜にした「新疆ウイグル自治区」出身者22名が拘留されており、アメリカ政府は8月にパウエル国務長官などが「もはや米国にとっての脅威ではない」として釈放が間近なことを明らかにし、トルコなど第三国に送還する意向を明らかにしている。中国政府は彼らの身柄引き渡しを要求しているが、米国政府側は中国では彼らが不当に弾圧される恐れが高いとして拒否している。なお、アムネスティなどの人権団体は彼らが同基地で威嚇や脅迫、睡眠剥奪や長時間の着座などに晒(さら)され、これらの拷問の中には中国代表団の指示で行なわれたものもあると指摘する。

 なお、中国政府はキルギスタン・カザフスタンなど上海協力機構参加国と緊密に連携を取りながら、石油や天然ガスなど、「新疆ウイグル自治区」での天然資源開発を活発に行っており、こうした「新疆ウイグル自治区」での開発事業には欧米や日本の資本も参加している。また、同自治区を通過する中国−カザフスタン間の石油パイプラインが来年完成し、中国から年間1000万トンの石油輸送が可能になる。中国政府によるウイグル人弾圧はこうした状況の中で展開しているのである。(*参考3)


中国政府、50人以上のウイグル人に死刑判決−「テロとの戦い」理由に(1) 投稿者:解法者  投稿日: 9月22日(水)21時53分18秒

 「まこと(元M)」さんという方からの情報提供ですが。

『北朝鮮・チベット・中国人権ウォッチ−東北アジアの全ての民衆に<人権>の光を!』
http://humanrights.blogtribe.org/

チベットと新疆ウイグル、やはり同じ中国共産党の支配下にあるだけ、統治手法や住民弾圧のやり方にかなり類似点がありますね。

中国政府、50人以上のウイグル人に死刑判決−「テロとの戦い」理由に(ロイター 04.09.13)

記者:John Ruwitch

<翻訳:まこと>

 ウルムチ・中国(ロイター):中国当局は今年、外国勢力に支持されている「分離主義者」が抗争を長引かせているとして、今年に入って新疆ウイグル自治区で50人以上に死刑を宣告した。

 イスラム教徒が住民の多くを占める新疆ウイグル自治区の共産党書記の王楽泉は月曜日、「中国は戦いを挑んでくる国際的なテロリストを目にし、中国政府の方から戦いを手控えるようなことはしないと誓った」と言った。

 「国際テロリストの活動が横行しているという事実があるため、暴力的なテロリストに対する私たちの戦いは長期間継続するだろう」王は新疆ウイグル地区を訪問している記者にこのように語った。

 海外の多くの人権団体は、中国政府からより広範な自治を獲得することを望んでいる(彼らは必ずしも独立を求めているわけではない)チュルク語を話すウイグル族を弾圧するための口実として、2001年9月11日の米国に対する攻撃から始まった「テロとの戦い」を利用していると批判する。

 「中国当局は分離主義者やテロリストが関係している22の組織を取締まり、今年に入って8ヶ月の間に50人以上に死刑判決を下した」
王はそのように言った。

 「しかし、死刑判決を受けた者の中に実際に処刑された者はいない」
王は背景説明をしないでそのように言った。

 ウイグル族の中には新疆ウイグルを「東トルキスタン」と呼ばれる独立国にすることを求め、1990年代に中国における無謀な爆破攻撃や暗殺計画を非難された者もいる。

 1990年代始め以来、中国政府はこの地域での分離独立計画を消滅させるための戦いと周辺諸国の政府との協力を始めた。

 また、中国政府は2001年に確立した上海協力機構を通じ、ロシアやカザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタンなどの旧ソ連の中央アジア諸国との緊密な関係を促進した。

 中国政府はイスラム教徒が多数を占める中央アジアの他の国々と同様にアフガニスタン−パキスタン国境に面する東トルキスタン分離独立グループがアフガニスタンの旧タリバン政権やオサマ・ビンラディンのアルカイダ・ネットワークと直接の関係を持っていると指摘している。(*参考1)

 アムネスティ・インターナショナルは7月、中国政府は正当な法手続きを経(へ)ずに数千のイスラム教徒を拘留し、「テロとの戦い」の名の下(もと)、過去3年の間に彼らに強制労働の判決を下したと指摘する。(*参考2)

 「それは事実では無い。」王はそのように言った。「私たちの国は厳正に法を執行している。」

 また、王は中国政府の弾圧行為に民族的側面による動機があるという外国からの批判を否定した。

 「1990年代以来の新疆における暴力的テロ犯罪や分離主義と戦うための努力には人種的・民族的要素はまったく無い。」彼はそのように言った。

 「分離主義者の多くがウイグル族であるというのは誤りではないが、彼らはウイグル族を代表しているわけではない。」彼はそのように言った。

 王は中国における弾圧が今後減少するといった示唆は一切せず、少なくとも368人の人々が亡くなったロシアの小学校での53時間に渡る包囲事件を指摘しながら、チェチェン武装集団を非難した。

 「テロリストの活動は次第にゆゆしく、悲劇的になっている。」
彼はそのように言った。

 「それは正義の戦いではないだろう。」

『Reuters AlertNet - Chinaconvicts 50 to death in "terror crackdown"』
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/PEK347706.htm


そうそうイロコイ族ね>ヤポネシアンさん 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月22日(水)17時13分16秒

 1991年4月発行の、光文社文庫『北アメリカ大陸先住民の謎』(スチュアート・ヘンリ著)に、こんなことが書いてありました。前々からどこかでご紹介しようと思っていましたが、思い出しましたのでヤポどんの補足をかねてご紹介いたします。

「カナダの南東部とアメリカの北東部には、イロクォイ語族を主体としてイロクォイ、ヒュロンなどのインディアンがいた・・・・ヨーロッパ人が来る前、(西暦)1400年頃、現在のニューヨーク州に住んでいたセネカ、カユガ、オノンダガ、オネーダとモーハークの五つの集団が同盟を結んで五族連盟を結成した。

 それまで戦争が絶えなかったことを憂いたデガンダウィダという預言者が夢を見て、心身の健康、民族の平和と正義を唱えたのだが、それはロングフェローというアメリカの詩人によって有名になったハイアワォーサが中心になって現実のものとなった。

 連盟は五十人の長老によって運営され、毎年一回召集された長老会では、宗教的なことと政治的なことが討議されていたが、全員一致を見るまで討議が続けられた。そして長老会の決定に従わないものは武力をもって懲罰された・・・五族連盟はアメリカ革命を境に急速に衰えたが、それまでの約300年間、平和な時代が続いた。断言はできないが、アメリカの憲法制定者たちは、この連盟から思想的な影響を受けたようだ」P127

「現在のフロリダ、ジョージア、アラバマ、ミシシッピー、ルイジアナ州を中心とした地域では、定住の村に住んでいたナッチェズ、クリーク、セミノールなどのインディアンが知られている・・・面白いことには、欧米の民主主義には、この地域をふくむ東部のインディアンの影響があったようだ。
 強い権力をもった首長は世襲制ではなく、一般の人の支持を失えば、別の人が首長の座につくようになっていた。

 初期の探検隊の報告を通じてこの様子がフランスに伝わり、英国の哲学者ロックがこの情報をもとに『政府二論』をあらわしたという。ロックの書いたものが多大な影響を及ぼした結果、民衆の支持を重視する政治思想が欧米人の間に浸透していったのである。もとをただせば、この思潮にインディアンの面影がある」P131

 このスチュアート・ヘンリという学者は面白くて、文春文庫で『トイレと文化考』(1993年)という本を出していますが、これがまた興味深くてお勧めです。


イロコイ連邦 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月22日(水)16時10分21秒

>先住民テリトリー

米国の自治領に付いて調べていて、偶然にも知ったのですけど、ニューヨーク州北部・オンタリオ湖南岸に「イロコイ連邦(the Iroquois Confederacy)」なる独立自治領があるのですね。米国と対等の主権を持ち、独自のパスポートも発行し、国連にも承認された事実上の独立国だそうです。それどころか、欧州人の「新大陸発見」以前から存在し、1000年くらいの歴史を有する国家で、米国の国家制度、憲法の理念等に大きな影響を与えたのだとか。

米国流の民主主義や人権に対する考え方及び仕組み等は、このイロコイから学んだ部分が多いようで、あれは白人が考えたオリジナルではないのですね。存在自体も知らない国でしたが、ちょっと衝撃を受けました。因(ちな)みに、米国の国章である白頭鷲(はくとうわし)も、イロコイのシンボルから借用したらしいです。


プエルトリコ 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月22日(水)16時05分22秒

プエルトリコは、米西戦争の際にフィリピンと共にスペインから獲得した領土ですよね。スペイン語が主流ということは、住民が当時から大して変わっていないのでしょう(今でも英西両語が公用語)。米国の海外領土は、コモンウェルス(自由連合州)・自治領・直轄領と3種類程あるようですけど、本国に対する権利が微妙に違うのでしょうか。カリブ海では、他に米領ヴァージン諸島が自治領ですね。ヴァージンは下院に常駐代表(投票権の無いオブザーバー)を送っていますし、同じく自治領のグアムも送っていますが、コモンウェルスの北マリアナ諸島は確か代表を送っていない筈(はず)ですから、プエルトリコもそうなのでしょうか。

プエルトリコと米領ヴァージンは隣接していますけれど、獲得した経緯と時期が異なるので、全くの別扱いになっているようです。ヴァージンの方は、第一次大戦の際、ドイツからパナマ運河を防衛する為に、デンマークから購入したとか。でも、プエルトリコではその役割は果たせなかったのですかね。プエルトリコを州に昇格させようという運動があることは、以前に小さなニュースで知りました。確か住民投票で否決されたように記憶します。人口400万ですから、規模的には充分資格があると思いますけどね。住民にとっても、現状の方が得なのでしょうか。連邦税の義務は無いそうですが。


選挙権資格 投稿者:解法者  投稿日: 9月22日(水)14時05分52秒

 憲法上の「国民の義務」のなかに<納税の義務>というものがある。これを果たさない者に「選挙権」を与えないことが、果たして憲法第44条の「選挙人の資格」の規定に違反するかどうか疑問がある。
 何のための<義務>かと考えてしまう。
 なお、<納税>については、年間100万円くらい所得があれば、課税してもよいという立場だ。道路を歩き、公園で休む、税金で賄(まかな)われている利得を得ているからである。「税の公平負担」という考え方だ。

 なお、後の2つの義務は果たして<義務>と言えるのか、疑問があるので省(はぶ)いてもよいと考える。


イギリス≠アメリカ&オーストラリア≠カナダ? 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月22日(水)12時11分48秒

ごろちゃん、

アメリカの東海岸の建物は縦開きの窓ばかりだったのですが、中西部に来ると日本式の横開きの窓もちらほらあります。聞いたところによると東海岸の建物は古くはギリシヤ風のデザインで、その後イギリス式のデザインに移行したとか。オーストラリアはどうですか?

>オーストラリアは緯度が赤道を挟んで反対で右側通行で日本の物で溢れてるの国なので

オーストラリアはイギリス式の左側通行って聞いてたんですけど、ラテン式の右側なんですか? カナダも右側通行ですが、アメリカと違いキロメートル表記なので、マイル表記のアメリカから車でカナダに入ると結構混乱します。あとカナダはアメリカと違って温度は摂氏で重さはグラム表記なんですね。

>オレゴン準州時代以前から太平洋北岸もイングランド色が強いのかと想像しますが

アメリカ北西のワシントン、オレゴンとアイダホの3州は最後まで残った先住民テリトリーで、アメリカ独立 (1776)から70年後に併合されています (1846)。で、その頃そのすぐ南のカリフォルニア、ネバタ、ユタなどの州がメキシコ領からアメリカ領になったのですが(1848)、元メキシコ地域は今でもメキシコ文化の影響が濃いですね。

それに対して北西の州はややサラダボウル状態らしいです。オレゴンの知人によれば、先住民リザベーションの他、メキシコ人集落、バスク人集落など、都会部を除いてけっこう民族毎(ごと)の集落があるのだとか。それぞれ自分達の文化を守っているので、イギリス系でも本国よりも保守的な層がいるのかもしれません(カナダのケベック州のフランス語は本国フランス人が聞くと妙に古めかしいのだとか)。シアトルは国境を挟んでカナダのバンクーバーと至近距離なのでカナダの影響も強いのではないかと思います。

>移民の国なんだなと実感しました。友達でも親族がヨーロッパに住んでいる人が、かなり多いです。

オーストラリアやアメリカも、歴史そのものは数百年ありますが、アメリカの場合も20世紀になってからのヨーロッパからの移民(特に東欧とイタリア系およびユダヤ人)が結構いるので、そういう人たちはヨーロッパに親戚がいるでしょう。ただ多くのアメリカ人は白人同士でも混血が進んでいて、更に先住民とも混血しているので、実際にどこ系なのか判らない人も結構いますけどね。またアメリカの黒人の多くが白人の血が入っている人です。純血黒人を探す方が難しいかもしれません。

>アメリカ人が来て、私がレパブリカンなのを知ってぶったまげてました。

これはオーストラリアの共和党という意味ですか?

>多分、5つの州はロイヤリストが多かったのか?と想像出来るのですがプエルト リコは何故コモンウェルスなんでしょうか?

プエルトリコに関しては良く判りません。何故(なぜ)カリブであそこだけが今でもアメリカ管轄なのかも不思議です(アメリカ本土からプエルトリコには〔アラスカ、ハワイ同様に〕国内通話扱いです)。コモンウェルスにも関わらずプエルトリコ人はスペイン語を話しています。

オーストラリアの英語は「A」を「アイ」と発音するようですが、じゃあ「I」も「アイ」だとややこしいのではないかと思いますが、実際どうなんでしょう?


八神さん、ありがとうございます 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月22日(水)11時55分28秒

昔、社会科の時間に勉強したと思うんですけど、すっかり忘れていました。日本も納税額による選挙権からスタートして、段階を踏んで有権者枠の拡大に移行していますね。最初は選民であったと同時に明治33年までは記名投票だったんですね。


レスレス 投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月22日(水)11時18分49秒

おやじハリファックスさん

いえいえ、こちらに来られる方々や私達管理側は迷惑どころか歓迎なのですよ。それに分からないことは『持ちつ持たれつ』というものですので、どうぞお気軽にされて下さいまし。なぜなら・・・此処(ここ)『喫茶室』というネーミングですので(笑)。

ごろちゃん

あらら・・・誤解を招いてしますたね・・・此処は気にすることはありませんのでご心配無く。ただ中には『ネチケットじゃ〜』と吠えて厭味(いやみ)タラタラと説教垂(た)れるマニアも存在しますので、他のサイトへ廻(まわ)られる際はどんなタイプの常連が集っているのかチェックが必要になったりします。

オージーといえば・・・私、1993年初頭に10日間ほど観光したことがありますよ。メルボルン、ゴールド・コーストそしてシドニーでした。

マリアさん・・・そうだったんですか。謹んでご冥福をお祈りします。

            久保田泰啓


日本の婦人参政権は戦後からですね。>文太さん 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月22日(水)11時14分5秒

「選挙の歴史」サイトです。

http://www.pref.ibaraki.jp/senkan/shikumi/sikumi_7.htm


>おやじハリファックスさん 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月22日(水)11時13分55秒

私からも御挨拶させて頂きます。宜しくお願いします。

>ただただいろいろな人が考え方や人種の違いの中でいっしょに生活しているのがとてもおもしろうございます。それぞれの持ち味が良いのでございます。

私はアメリカ在住なので良く判ります。アメリカンコーヒーも薄いですね(スターバックスだけは濃いですけど)。マクドナルドは日本と同じ味がします。


Re: 奴隷制をお忘れなく。 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月22日(水)11時07分2秒

確か明治から戦前までの日本もそうでしたね。女性の参政権がなかったと思いますが。


ヤポネシアンさん、奴隷制をお忘れなく。 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月22日(水)10時40分15秒

 古代ギリシャには、奴隷制がありまして、その上に、少数の「市民」階級が有権者として存在していたのはご存知ですよね。
 奴隷(農奴的農民もふくむ)、女性、外来移住者、一定以上の税金を納めることができない者は、有権者から除外されていました。アテネの例をあげましょう。

「市民であるための条件は、民会の成員になるということであった。両親とも市民から生まれたものであり、男子は18才になると年齢と両親の生まれについて審査された。年齢が満たなければ少年仲間に戻され、自由民でないことが判明すれば、国家によって奴隷として売却される。市民の資格ありと認定されると、区民名簿に記され、二年間、軍事訓練と国内警備の任につき、20歳になると市民の仲間入りをし、30歳以上になると評議員そのほかの役職に選挙される権利が生じる」
(『生活の世界歴史3 ポリスの市民生活』河出書房新社・文庫 P117)

「民主制が完成したといっても、それは市民内部のことであり、参政権にあずかりえない身分がその外部にあった。それはなんらかの程度において市民団に従属した身分であり、市民はあきらかに特権的な身分であった。市民団の政治的平等は、そうした身分秩序の上に築かれたにすぎない。アテネ(に発祥する)民主主義を謳歌する現代人が、もしタイムトンネルを通ってそこに突然投げ込まれたら、アテネ市に充満する差別にまず第一に閉口するであろう」
(『生活の世界歴史3 ポリスの市民生活』P125-126)

 単純に近代民主主義と比較できるものではないことを、補足させていただきました。

 ちなみに、この『生活の世界歴史』というシリーズはおすすめでして、シリーズの第1巻「古代オリエントの生活」は、薨去(こうきょ)された高円宮(たかまどのみや)殿下と「ヒゲの殿下」こと寛仁(ともひと)殿下の御父上(おちちうえ)にして、昭和陛下の弟君(おとうとぎみ)であらせられる「三笠宮崇仁(みかさのみや-たかひと)」殿下(オリエント学者でもあります)が編者となっていらっしゃいます。

 それから貴殿の先の投稿、蛇足ですが

>常連投稿者同士が揉(も)めると、

 とありますが、貴殿と解法者さんがぶつかれば、そういうこともいえますが、私や久保田さんの場合は「管理代行」という立場ですから、「常連投稿者どうしがぶつかる」と「常連投稿者と管理サイドがぶつかる」は、同じにはなりません。その辺を意識していただけるとうれしいです。


(無題) 投稿者:おやじハリファックス  投稿日: 9月22日(水)10時39分39秒

岩谷文太様

何も知らないでお恥ずかしい限りです。それでも、ご親切にお教えいただき誠に有り難うございます。これからも宜敷お願いいたします。

久保田様

突然の飛び入り大変失礼いたしました。この2年間ほどはこちらを拝見させていただき本当にいろいろと勉強させて頂かせておりました。コンピューターのことはほとんど何も分からずに平気で生きております。ご迷惑をかけないように頑張りますので、こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。

ごろう様

こちらこそ宜敷(よろしく)お願いいたします。カナダに住んでいると申しましても、田舎(いなか)であり、また不勉強なものですから、ただただいろいろな人が考え方や人種の違いの中でいっしょに生活しているのがとてもおもしろうございます。それぞれの持ち味が良いのでございます。文化の違いや価値観の違いを楽しむと薄いカナディアンコーヒーもそれはまたおいしゅうございます。単細胞ですのでむずかしいことはご勘弁下さいませ。


Re: 市民社会と大衆社会 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月22日(水)02時29分1秒

「市民は士民」というのは、良いですね。衆愚政治という言葉がありますが、大衆民主主義は理屈より感情で事態が動いてしまうので、大局的な見方の出来る政治家が現れ難いのでしょう。そもそも歴史上で恐らく最も早くに民主主義を実現した古代ギリシャでは、ポリスに住む人の全てが「有権者」ではなかった。人口比でどれくらいを占めていたかは、都市によって相当違うようですが、情報という判断材料をちゃんと持ち、教養もある人が殆(ほとん)どだった筈です。小泉首相のような人物が、減ったとは言え未だに多くの支持を集めている様子は、そんな草創期の民主主義とは懸(か)け離れています。メディアの安易な煽(あお)りも原因ではありますが。

重要政策の決定を国民投票に委ねるといった、直接民主制に近い手法には、その部分で危険も伴いますね。教育産業に関わる人間として、これに関連して言えば、教育政策に見られる一種の愚民化政策のような路線も、大いに気になる処(ところ)です。随分前にこの板で話題にした「小学生の4割が天動説」という深刻な事態が、数日前から再び一部メディアでニュースになっていますが、彼らが大人になった時に、自ら必要な情報を集め、冷静に正確な判断を下すことが出来るのか、大変不安です。汚職政治家が「選挙で禊を済ませた」などと言うことがよくあるように、大衆の支持を得た者は、それだけで絶対的な権威を持ってしまう訳ですから、寧(むし)ろ民主主義と関係なく権力を得た為政者よりも、排除し難い危険な存在になり得るだろうと思います。


Re: マルチレス失礼 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月22日(水)02時11分3秒

久保田さん、色々と御迷惑をお掛けしている中、御理解下さってありがとうございます。竹下さんもそうですが、常連投稿者同士が揉(も)めると、難しい対応を迫られてしまう立場というのは、非常によく分かるので、その辺だけは何時(いつ)も気にしているんですけどね(一応は)。


Re: マルチレス失礼 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月21日(火)22時13分19秒

ごろちゃん、

そうですか、マリアさん亡くなられたんですね。まだ若かったのに可哀想ですね。キリスト教の人に『ご冥福をお祈りします』と言って良いのかどうか判りませんが。

>マルチレスって失礼だったのですね?

私も時々やりますけどね。短いメッセージに幾つも枠数を使うと他の方の投稿があっという間に次のページに行ってしまうので、という理由ですが。失礼になるかどうかはあくまでもケースバイケースです。


Re: マルチレス失礼 投稿者:ごろう  投稿日: 9月21日(火)21時38分38秒

マルチレスって失礼だったのですね?
八神様、ヤポネシアン様、三保様、文太様、おやじハリファックス様、大変失礼致しました。
さて、マリアですが、先月天国へ送りました。
久保田様、皆様、彼女の病状回復の為お祈り下さり大変有難う御座いました。


市民社会と大衆社会 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月21日(火)20時23分45秒

「市民社会」と「大衆社会」は、似ている様で別物でしょう。戦後日本はひたすら、「経済が全て」の「大衆社会」をつくってしまった。大衆とは、義務、責任から 遠ざかろうとする。そして「平等、平等・・」と大合唱する。人を殺して「物を奪う者」と人に「自分の物を差し出す者」が平等な、わけがない。大衆社会とは 結局「者の消費者」として、おだて上げられたにすぎない。

いやしくも民主主義とは「市民社会」あって、成り立つのでしょう。「市民は士民」に通ず。市民には「義務と責任」が、つきまとう。士民なのだから、当然です。そういう人が居て民主主義は「必要悪」として成り立つ。「民主主義も絶対」ではない。他に方法が見つからないので、採用しているまでだ。民主主義の名の下に どれだけ不正義が行われてきたか。「ヒットラー」も民主主義の中から、生まれた。

「第二のヒットラー」を生まない為には、「市民社会」でなければならない。ここを「戦後日本」は間違えた。米国は「大衆社会」だ。これにならうべきではない。

『 第二章 民主主義の常識』(「国際戦略参考資料」より)
http://fuku41.hp.infoseek.co.jp/1407282.htm

この方の意見に、私は70%賛成です。30%は支那についての見方が、好意的にすぎると思いますので。


マルチレス失礼 投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月21日(火)16時24分6秒

>ヤポネシアンさん

 メルアド取得、おめでとうございます。レスを読ませて戴(いただ)きましたが、これまでのヤポネシアンさんなりの配慮など、ある一定のレベルまではあなたの立場を理解しているつもりです。この件に関してはこれ以上語るつもりはございませんのでご安心下さい。

>文太さん

 遅くなりましたが、お久しぶりです。仕事の方が落ち着かれたようで何よりです。メルアド取得の件、利亜さんと共にありがとうございます。アンド・・・投稿文の訂正方法の件も重ねてお礼申し上げます。

>おやじハリファックスさん

 はじめまして、今後とも当ウェブをご贔屓(ひいき)にお願いしますm(--)m

>ごろちゃん←ごろうさん←腰巾着さん←GOROさん

 スゴイですね???(笑) ところでフラットメートのマリアさんのご容態はあれから如何(いかが)でしょうか・・・あの書き込みからずっと気になっていたもので。

>八神邦建さん

 ご所有のウェブをお持ちに関わらず、こちらに貢献なされておられることは真に恐縮のかぎりです。


訂正方法 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月21日(火)13時09分44秒

おやじハリファックスさん

このページの一番下の『管理者メニュー』ボタンをクリックして下さい。これまでの投稿の編集ページに行くことが出来ます。パスワードは不要です。訂正は投稿時と同じコンピューターでのみ出来ます。ブラウザのクッキーがオフになっている場合は訂正出来ないそうです。


刺客ではなく資格 投稿者:おやじハリファックス  投稿日: 9月21日(火)06時53分38秒

刺客ではなく資格でした。訂正させて下さい。申し訳有りませんでした。


木下道雄侍従次長の昭和45年の日記 投稿者:おやじハリファックス  投稿日: 9月21日(火)06時50分26秒

昭和天皇は戦後の折々、側近に心境を述べられたりしている。戦争を招いた原因を語られたことが木下の昭和45年の日記に出てくる。
「元来軍人はの一部には戦争癖がある。軍備は平和のためにすると口にしながら軍備が充実すると、その力を試してみたくなる悪い癖がある。これは隣人愛の欠如、日本武士道の頽廃(たいはい)である。」
「手段を選ばず国際信義を顧みざる軍の行動は、その当然の結果として列国の信用を失うに至り、相互信頼の欠如はまたその当然の結果として彼我両国民の間に猜疑(さいぎ)誤解の念を深らしめるに至ったのである。これが今次の戦争の根本原因である。」

戦後直(す)ぐ、皇太子殿下の家庭教師をアメリカから招くこととなった。エリザベス・グレイ・ヴァイニング夫人がそのひとであった。4年間日本に滞在された。
昭和23年夏、新聞紙面上でA級戦犯に対する量刑予想がなされていた。毎日、新聞に目を通される皇太子殿下を思い夫人は手書きで皇太子殿下に「負けた日本も国のために行ったことであり、戦争裁判が一方的に勝者による敗者の裁きの場であるならば一般正義に反する。そのような裁きの場であるにもかかわらず量刑を予想する新聞は不謹慎と言わざるを得ず、それによって心を惑わせたり影響されるべきでない。」と書き郵送した。
夫人の立場はインド代表のラダビノード・パール判事に近接している。
国際法は交戦権を認め、何(いず)れの国についても自衛権の行使を否定しない。戦争に違法性はなく、違法性無きところに犯罪はない。とするものであり、さらに、国際司法裁判所で敗戦国代表も加わる形での裁判にすべきだと自説も打ち出されたのでした。
そのヴァイニング夫人が葉山のご用邸で天皇皇后両陛下に拝えつしたとき、夫人は直裁に「親の教育、自然な形で与えられるべき親から子への伝達とは家庭を一つにしてはじめて可能となる。」と申し述べた。(皇太子殿下は兄弟宮ともども陛下とは離れて暮らされていた)
そして、その夫人に語られた陛下のお言葉は
「私は戦争の開始をとどめることができなかった。そのような自分に我が子を教育する資格はありません。」でした。

八神様と重複いたしますがお許し下さいませ。


RE:遺憾ながら 投稿者:竹下義朗(主務管理者)  投稿日: 9月21日(火)05時00分56秒

盛 満子(@o@)/さん

貴方の投稿は、明らかに「掲示板荒らし」に分類される行為です。
当掲示板の主務管理者として、再度、「警告」します。


質問者さんへのご回答5 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月21日(火)03時27分45秒

問5:昭和天皇独白録にて曰(いわ)く。
 『(松岡洋右)彼はドイツに買収されたものと思われる』

回答:
『昭和天皇独白録』は入手していないので、この記述の有無・真偽は不明。
 もし「質問者」氏が入手済みなら、何年何月何日、だれに対してどこでのご発言か、前後もふくめて正確なものを投稿されたし。
 ちなみに、松岡洋右(ようすけ)はクリスチャンであり「三国同盟は失敗だった」と後悔し続けたことは有名である。

問6:開戦の詔勅を、
 『東条英機が用いたようなやり方は、不本意であった』

回答:
 これは、昭和20年9月25日に『ニューヨークタイムス』紙東京特派員F・ルイス・クルックホーンに会い、質問書に文書で御回答されたもの。引用は正しくは下記の通りであって「質問者」氏の引用の仕方はずさんである。

『朕(ちん)は真珠湾攻撃当日の宣戦の詔書を、東条がそれを用いたような意味でなすつもりはなかった』
『日本においては立憲君主制が確立されることが望ましい』
『朕は日本が、結局は文化および文明に対する平和的寄与を通じて、各国間に正当な地位を見出すに至るものと思う』
『朕は、武力をもってしては恒久的平和は樹立されもしなければ維持もされないと信する。この点、日本国民は、日本を再び諸国との共同関係に導入し、将来の戦争の可能性を除去する能力あることを自ら証明するであろうことを信じて疑わない』
(『読売新聞』昭和20年9月28日)

問7:アメリカで『天皇の戦争責任についてどう思うか』質問が有った時、
 『そのような文学方面の事は学んだ事が無い』『戦争責任は言葉のアヤ』
 『(単なる人体実験とソ連への威嚇にしかすぎぬ広島・長崎への原爆投下を)
  仕方の無い事であった』

 上記のお言葉の書かれてある出典、ならびにいつどこでだれに対して語られたお言葉なのか、正確なところを教えられたし。


質問者さんへのご回答4 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月21日(火)03時25分51秒


「年頭の詔書」は、次にあげるくだりを、マスコミは「人間宣言」として認識し重視した。

『朕(ちん)と汝(なんじ)ら国民との紐帯(ちゅうたい)は、終始相互の信頼と敬愛とによりて結ばれ、単なる神話と伝説によりて生ぜるものにあらず。天皇をもって現御神(あきつかみ)とし、かつ日本国民をもって他の民族に優越せる民族にして、ひいて世界を支配すべき運命を有すとの架空なる観念に基づくものにもあらず』

 ところが、昭和帝におかれては、このくだりは「二の次」であり、「五箇条(ごかじょう)の御誓文(ごせいもん)の発表によって国民の誇りを取り戻させる」ことこそが、主眼だったと判明するのである。

 さらにいえば、これは「人間宣言=天皇の神格否定」なのだろうか。「天皇が現人神(あらひとがみ)であるゆえに、日本人は優越民族として世界を支配すべきだ」という、戦中に叫ばれた「観念」が「架空だった」とおっしゃっているだけで、「朕は神にあらず。朕は人間なり」とはひとこともおっしゃってはいない。
 また天皇と皇室が「神」を奉戴していることを否定されたわけでもない。そうでなければ「明治大帝が神に誓われた」などとおっしゃるはずがない。

 私としては、昭和陛下の御真意は「天皇を、聖人君子や完全無欠な存在や、拝めば国家国民に奇跡の勝利とご利益をもたらす生き神のような信じ方をしないでくれ。歴史的にも天皇と国民の関係は、そういう関係ではないはずだ。ましてや、それを背景に戦争するのはよろしくない」とおっしゃりたかったのでは、と思えるのである。

>彼は己の為に死んだ、もしくは死にかけた末端の兵卒について、
>何を思っていたのか?

 この問いについては、たくさん答えがあるので別項を後に設ける。問1と共に答えるので、しばし待たれよ。


質問者さんへのご回答3 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月21日(火)03時24分42秒


問4:三島由起夫の『英霊の声』でも言われるが、
 天皇を神と信じて戦った者達がいたのに、たった半年後には所謂(いわゆる)「人間宣言」を出した。
 三島に言わせるまでも無いが、彼は己の為に死んだ、もしくは死にかけた末端の兵卒について、何を思っていたのか?

回答:
『英霊の声』は、まだ読んでいないので不明。「人間宣言」は正しくは「昭和21年年頭の詔書」のこと。その全文を掲載するサイトをリンクしておく。
http://www.club-kamikaze.net/yamato_ishin/iwabue/10/i10yagami03.html
 これが「人間宣言」であるかどうか。私には軍部の暴走が利用した、戦中のプロパガンダを解消しようとした詔書に受け取れる。

 また、昭和52年8月に那須の御用邸で、昭和帝はこの「年頭の詔書(人間宣言)」について、次のように新聞記者の質問に、当時の事情を語っていらっしゃる。

『宣言の第一の目的は(五箇条の)御誓文(ごせいもん)でした。(天皇の)神格(への言及)とかは二の問題でありました。
 当時、アメリカそのほか諸外国の勢力が強かったので、国民が圧倒される心配がありました。民主主義を採用されたのは、明治大帝のおぼしめしであり、それが五箇条(ごかじょう)の御誓文です。大帝が神に誓われたものであり、民主主義が輸入のものでないことを示す必要が大いにあったと思います。
(詔書での五箇条の御誓文のくだりについて、はじめは)国民はだれでも知っていると思い、あんなに詳しく書く必要はないと思いました。当時の幣原喜重郎(しではら-きじゅうろう)首相とも相談、同首相がGHQのマッカーサー最高司令官に示したら、こういう立派なもの(五箇条の御誓文)があるとは感心、賞賛され、全文を発表してもらいたいとの強い希望がありましたので、全文を示すことになったのす。
 あの詔勅は、日本の誇りを国民が忘れると具合が悪いと思いましたので、誇りを忘れさせないため、明治大帝の立派な考えを示すために発表しました』
(『天皇のお言葉』小林吉弥/徳間文庫)


質問者さんへのご回答2 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月21日(火)03時22分17秒

問3:同じく皇太子に曰(いわ)く。
 『此度の戦争の敗因は、日本国民があまりにも神州不滅の信念に頼りきり、敵を侮ったから』

回答:これもどこから知ったのか知らないが、不正確というか不親切というか、原文確認を怠っており、『終戦の詔書』の末尾の文章「よろしく挙国一家、子孫、相伝え、よく神州の不滅を信じ、任重くして道遠きをおもい、総力を将来の建設に傾け、道義を篤(あつ)くし、志操を固くし、誓って国体の精華を発揚し、世界の進運におくれざらんことを期すべし」の一部とごちゃまぜにされている。
 昭和20年9月9日に、栃木県日光に疎開されていた皇太子殿下に、終戦を決断した父親として送った書簡で、公表されているのは次の通りである。

『手紙をありがたう しつかりした精神をもって 元気で居ることを聞いて 喜んでいます
 国家は多事であるが、私は丈夫で居るから安心してください
 今度のやうな決心をしなければならない事情を早く話せばよかったけれど (学校の)先生とあまりにちがったことをいうことになるので ひかえて居(お)ったことを ゆるしてくれ 敗因についてひとこと言いはしてくれ
 わが国人(国民)が あまりに皇国を信じ過ぎて 英米をあなどったことである
 わが軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである
 明治天皇の時には 山県(有朋) 大山(巌) 山本(権兵衛)等の如き陸海軍の名将があつたが 今度の時はあたかも第一次大戦の独国のごとく 軍人がバッコして大局を考えず 進むを知って 退(ひ)くことを知らなかつたからです
 戦争をつづければ 三種(の)神器を守ることも出来ず 国民をも殺さなければならなくなつたので 涙をのんで 国民の種をのこすべくつとめたのである
 穂積大夫(皇太子の侍従長)は常識の高い人であるから わからない所 あったらきいてくれ
 寒くなるから心体を大切に勉強なさい

 九月九日   父より

 明仁へ』
(『日本陸海軍の生涯』吉田俊雄)


質問者さんへのご回答1 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月21日(火)03時20分4秒

>もしも、天皇が終戦後言うような「平和主義者」であったなら、
>次の逸話は何を意味するのであろうや?

問1:大東亜戦争開始半年で、内大臣木戸幸一に嬉々(きき)として曰(いわ)く。
 『あまりに早く戦果が上がりすぎるよ』

回答:これについては戦前戦中のご発言各種等を、あとでまとめて検証する。

問2:終戦後、皇太子=今上(きんじょう)天皇に向かって送った手紙には、
 『朕(ちん)があまりにも立憲主義的であったが故(ゆえ)、殊(こと)ここまで来てしまった』

回答:
 これは明仁皇太子殿下へのお手紙(9月9日付)の内容ではない。
 昭和20年9月20日に、米国の新聞などで天皇の戦争責任追及の論調が盛んになり、木戸幸一内務大臣に述懐された内容の一部。
 該当の主たる部分を引用する。

『自分があたかもファシズムを信奉するがごとく思わるることが、最も堪(た)え難(がた)きところなり。実際、あまりに立憲的に処置し来たりしために、かくのごとき事態になりたりともいうべく、戦争の途中において、いま少し陛下は進んで御命令ありたしとの希望を聞かざるにはあらざりしも、つとめて立憲的に運用したるつもりなり。戦争についても極力避くることに努力し・・・(後略)』
(『木戸幸一日記』下巻より)


「ファシズムを信奉するがごとく思わるることが、最も堪え難き」とのお言葉は、もっともなことである。
 なぜなら、昭和陛下は、昭和7年5月19日に、4日前の5.15事件で失われた犬養(いぬかい)首相の後任を選ぶ際、新首相につき次のような7つの条件を政府に侍従長を通じて伝えている。

『1.首相は人格の立派なるもの。
 2.現在の政治の弊を改善し、陸海軍の軍紀を振粛するは、一に首相の人格いかんによる。
 3.協力(現代でいう連立)内閣、単独内閣等(の別)は、あえて問うところにあらず。
 4.ファッショに近きものは絶対に不可なり。
 5.憲法は擁護せざるべからず。しからざれば明治天皇にあいすまず。
 6.外交は国際平和を基礎とし、国際関係の円滑につとむること。
 7.事務官と政務官の区別を明らかにし、振粛を実行すべし。』


PC歴じゃなかった 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月21日(火)02時17分20秒

先の投稿で「PC歴は浅い」と書いてしまいましたが、「ネット歴」でした。どうでも良いことですけど。大学でもPCの初歩を学ぶ講座を受けたのですが、この時は殆(ほとん)ど身に付かず、就職してから一挙に習熟しましたね。矢張(やは)り物事は必要に迫られないと上達しないもののようで。これでも、一時は部署内でも上から数えられるくらい熟達していました(機械音痴のオッサンが大半だったので)。別に、自慢話をしている訳では・・・あります(笑)。

全くの余談なのですが、93年頃に、社内のオンラインシステムに使うカレンダープログラムを作るように言われたことがあります。計算式を咬(か)ませて一遍に10年後くらいまで作ろうとしたら、何故か2000年を越える所でエラーになる。あ、そうか、年号を下2桁でしか表さないからか、と折角(せっかく)気付いたのに、それをシステム部の担当者に相談したら、「そんな先のプログラムまで要(い)りませんから、心配無用ですよ」と一笑に付されて終わりました。後に世界的な大問題になるなんて、私もその担当者も、全く想像が付かなかったのです。2000年問題を中国では「千年蟲」と呼んでいたそうですが、それが無事に解決した後、今度は「万年蟲」を心配する声が早速上がったとか。流石(さすが)は万里の長城を作った国、と笑いたい処(ところ)ですけど、現に我々は僅(わず)か7年前に「そんな先のこと・・・」と笑っていたのですから、案外同じ過ちを繰り返したりして。


良心的(?)中国誌が停刊処分 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月21日(火)01時41分54秒

『北朝鮮を痛烈に批判した論文掲載、中国誌が停刊処分に』(YOMIURI ON-LINE 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040920i112.htm *

「感情的な『日本たたき』を真っ向から批判した」論文も載せたことがあるそうで、貴重な雑誌だったのですね。その時は停刊にはならなかったのでしょうか。それにしても、現実問題として今の中国が北朝鮮に義理を果たす必要性があるのか、疑問には感じます。北朝鮮が韓国に併合でもされて、在韓米軍が中朝国境まで北上して来ては困るという事情はあるのでしょうけど。実際、東独が西独に吸収合併された時、ドイツはその儘(まま)NATOに残り、西側の勢力圏が東に広がったという歴史がありますから、それを警戒しているのかも。

でも、あの国を庇護(ひご)し続けていると、中国にとっても益々面倒な事態に巻き込まれるだけのような気がしますね。私は中国が好きではないし、信頼出来る国だとも思わないが、若(も)し対北政策で日米中が協力出来るなら、例え韓国が北とツルんでも、比較的短期間で滅亡に追い込めるでしょう。早くそうしてしまって、厄介払いした方が、米国とも上手(うま)くやっていけるし、脱北者対策に余計なエネルギーを費やさなくても済むし、そのうち食糧支援も要(い)らなくなるし、メリットが大きいと思うのですが。或(ある)いは、北朝鮮という標的が無くなると、次は米国の目標が中国に向いて来るという恐れを抱いているのだろうか。


Re: アングリカン・チャーチに関して 投稿者:ごろちゃん(ごろう)  投稿日: 9月21日(火)00時47分22秒

文太様

アメリカ、カナダの事情を教えて頂き、有難う御座います。
オーストラリアは、もう少し若い国だけあってロイヤル系でもビクトリア女王が象徴といった感じです。
カナダは行った事が無いのですが、恐らく気候により、建物の様式、気質、風景が違うと思いますが、
結構、似ている部分も多いかも知れません。ドルのレートは恐ろしいほど似ている気がします(^^)
オーストラリアは緯度が赤道を挟んで反対で右側通行で日本の物で溢(あふ)れてるの国なので結構、日本チックな所もあります。(景色も) 国民性や価値観は、日本人以上に日本人っぽいと思います。
(ちな)みに、QLD(クイーンズランド)州はニュー サウス コット ランドの異名通り、ちょっとスコット ランドの影響もある気がします。(州旗も) シティホールの横のキング ジョージ スクエアではバグパイプの演奏が多いです。ケルト人系(アイリッシュも)とゲルマン系も多いので、文太様の近所の雰囲気に似ているかも知れません。都会にはアジア人も多いです。私もその一人です(^^)

そう言えば、高校時代のワシントン州何故(なぜ)かバンクーバー市の友達がエピスコパニアンでした。
オレゴン準州時代以前から太平洋北岸もイングランド色が強いのかと想像しますが、どうでしょうか?
この前、友達の結婚式でシドニーのアングリカン チャーチに行ったのですが、祈祷(きとう)の時、足台を引っ張り出してひざまずいて祈った時にはぶったまげました… カトリックみたいですね、世界史で習った通りでした(^^;
日本の結婚式と違ったのがヨーロッパやニュー ジーランドから、かなり親戚がやって来る事。移民の国なんだなと実感しました。友達でも親族がヨーロッパに住んでいる人が、かなり多いです。

オーストラリアは政府が右翼で国民が左翼といった感じでしょうか?勿論、自虐史観は無いですけれども。(でも、QLDは都市以外は極めて右傾の土地柄です。) アメリカ人が来て、私がレパブリカンなのを知って(共和党が伝統的に日本重視、小さな政府主義だからです、民主党大統領は能力がある人が多いと思いますが、伝統的に支那重視、大きな政府主義なので好きになれません)、ぶったまげてました。外人でレパブリカンは始めて見たそうです(^^)
そう言えば、ヨーロッパ人とアメリカ人がオーストラリアに来て初めに聞く事が興味深いです。
ヨーロッパ人は「クラブ、バーは何処(どこ)?」でアメリカ人は「教会は何処?」です。

後、多分、5つの州はロイヤリストが多かったのか?と想像出来るのですがプエルト リコは何故コモン ウェルスなんでしょうか?

文太様のアメリカ事情いつも楽しみにしております(^^)

P.S. ごめんなさい、ひらがな結構気に入ってるんです…
   では、文太様に書く時、日本で呼ばれていた、ごろちゃんではどうでしょうか?


おやじハリファックス様

陛下の事を色々教えて頂き有難う御座いました。
宜しかったらハリファックス、カナダ事情も教えて下さいませ。
同じコモンウェルスの国として、ちょっと(結構)興味があったりします。
でも、スポーツはかなりアメリカンナイズされているイメージがあります…


Re: ごろう様へご回答 投稿者:ごろう  投稿日: 9月21日(火)00時44分5秒

八神様、

済みません、昨日投稿したかったのですが、プロバイダー、www.optusnet.com.au、若(も)しくはオーストラリアの国際回線の切断で海外サイトへ繋げませんでした…
今日は、切断されない内に投稿を済ませようと思います。

ご回答有難う御座いました。
また、ウェッブ裁判長の引用も有難う御座います。
陛下はやはり、特別なのだなと思います。
ただ、ウェッブ裁判長の宗教については調べる事が出来ませんでした。

また、小ブッシュ大統領が小泉首相に靖国神社に一緒に参拝に行こうと誘ったのにも関わらず、小泉首相が支那を恐れて拒否、ブッシュ大統領が一人で明治神宮に参拝した事を聞いた事があります。靖国神社には対支那メッセージも有ると思いますが、敢えて明治神宮を参拝する辺りが、陛下のご威光なのかなと思いました。
(ちな)みに、ブッシュ大統領も「知人たちは、大統領の信仰は間違いなく本物だと言う。テキサス州知事時代に出席していたオースチンのタリータウン・メソジスト教会のジム・メイフィールド牧師も同意見だ。」 http://www.gospeljapan.com/skj/010205.htm
と言う事で熱心なクリスチャンみたいです。

そう言えば、キリスト教が、未(いま)だユダヤ教の異端だった頃に似ているかも知れません。
使徒パウロがローマの宮殿にいる誰某(だれがし)に宜しくって手紙を送っていますが、クリスチャンは何処(どこ)にでもいるものかも知れません。
ただ、1000年単位で見ると、若し、仮に、陛下が改宗をされたとしても、また神道に戻られる気がします。
天平(てんぴょう)文化が花を開いた奈良時代、聖武(しょうむ)天皇は紛(まぎ)れも無い仏教徒でいらっしゃいましたが、今上(きんじょう)陛下は神事を取り仕切っておられますから。

私は、自分で引用した文章(唯一発見できた文章)を見た時、かなり?でしたので、D.マッカーサーの宗教が信憑性があるのかを知りたいと思い、唯一物証となり得そうなのが「神社新報」だったので質問させて頂きました。自分でも見つける様に努力致します。

この間、八神様に送って頂いた皇室のHPの中にもご神事の物が有りましたね(^^)

因みに、イングランド王室からの影響はどの様な物が有るのでしょうか?

資料も数々をご紹介頂きまして、本当に有難う御座いました。
共産党の幹部達も陛下を喜んでお出迎えしたと言うのが日本ならではと言う気がします(^^)

また、八神様に対する中傷が多い中、管理人代行の重責、本当にお疲れ様です。


ヤポネシアン様

質問に答えて頂きまして有難う御座いました。
また、いろいろ言ってしまい申し訳御座いませんでした。


三保様、

色々とご紹介有難(ありがと)う御座いました。大変参考になりました。が、横槍で大変申し訳御座いません。お許し下さい。ただ、今上陛下の時代が余りに平和な為、陛下が危機対応する必要が無いのだと思いました。
経済も回復してまいりましたし、今上陛下の治世も決して凋落(ちょうらく)では無いかと思われます。
横槍、本当に済みませんでした m(_ _)m


韓国の若い女性たちに二重性 [特報]と[警告]  投稿者:創始改名者  投稿日: 9月21日(火)00時42分22秒

韓国に住むやつらは還暦の前には絶対に成熟なれないやつらだ。
韓国に居住する韓国やつらは相手に間違いをしても謝ることができなくて自分によって相手が傷を受けると言っても自分だけ被害を被らなければできるという思想が頭の中に席を取っているからだ.一言で相手に対する思いやりが全然ないやつらでマナーもなくて国民性も汚い。
韓国に居住する韓国の若い女性たちも驚愕を禁ずることができないようにすごい女性たちだ。
韓国は孤児輸出国世界1位であり離婚率も世界 1位だ。
韓国の 20〜40代主婦たちは 90%が夜間にカラオケで男たちに 1時間に 2万ウォン(2000円)をチップで受けてカラオケルームの中でセックス行為をしながら受けたお金を遊興費で蕩盡すると言う。
韓国女性は結婚後にも家庭の面倒を見ない女性たちで有名で若い女性たちは子供を生んで易しく捨てる女達で有名だ。
韓国に居住する若い女性たちは性格も強くて家庭を易しく思って女性たちの李癲癇(てんかん)によって男性側家族たちの睦まじい家庭を易しく引き離すと言う。
韓国の若い女性たちはおしゃれと過消費を万が好きで家庭を守らなくても美しい顔と着の身着のままあれば日本男性たちが好きだと思って錯覚の中に陷って生きる笑うことができない女達が多い。
韓国の若い女性たちは男性の財産を引き抜いて実家側に伝えて夫と離婚する時は男性側を破産をさせて乞食(こじき)に作る事をよくする。
このように韓国の若い女性たちは頭の中に入っている知識はなくても美しいということで男を支配するという考えで今も国内外を問わず男性たちに計画的に近付いて二重的性格で暮して進んでいる。
すべての男性たちはこんな韓国の若い女性たちに気を付けなければならないでしょう


ヤレヤレ! 投稿者:解法者  投稿日: 9月20日(月)23時13分6秒

 ここに来て「ヤポネシアン」氏が「南 燎原」=盛 満子の仲間だということが
ハッキリしたな!
 こうして、「ヤポネシアン」氏が<知らぬか顔の半兵衛>を決め込んでショウコリもなく、<したり顔>で、ここに投稿しているわけだ!
 「家で漏るヒサゴは、野でも漏る」、「利亜」、「黄東洋」、「一言居士」さんも知っておられると思うが。
 「ヤポネシアン」氏、「南 燎原」氏の掲示板で吼えている分には<文句>は言えないがね!


遺憾ながら 投稿者:盛 満子(@o@)/  投稿日: 9月20日(月)22時51分11秒 Remote Host: d2ee0467.tcat.ne.jp, Time: 1095720671

八神は阿房に違いおまへん(@o@)/


RE:公開とまでは行かなくとも 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月20日(月)21時32分52秒

>利亜さんがこの掲示板の常連なのであれば、私やヤポネシアンさんだけでなく、管理人・管理人
>代行の方々にはお知らせしても宜しいのではないかと思います。

利亜さん、私もそうして頂けると非常に嬉しいです。
どうぞ、ご検討下さい。


RE:あ〜あっ! 阿房や脳〜 投稿者:竹下義朗(主務管理者)  投稿日: 9月20日(月)21時28分56秒

盛 満子(@o@)/さん

貴方の投稿は、明らかに「掲示板荒らし」に分類される行為です。
当掲示板の主務管理者として、今後この様な行為を二度と行う事の無い様、「警告」します。


RE:南さん、素直におなんなさいよ1 投稿者:竹下義朗(主務管理者)  投稿日: 9月20日(月)21時19分59秒

>しかも、あの掲示板では、「きしめん一家@盛満子」の名前で、この「帝国電網省」のことも
>「帝国低脳省」とバカにした書き方をしていたじゃありませんか。竹下さんと相互リンクしている
>(私もそうですが)のに、いったい何を考えてるんですか。どの面下(つらさ)げてといいたく
>なるのも無理ないじゃありませんか。

私はそれを確認していませんから、何とも言い様がありませんが、それが事実であるならば、誠に以て残念至極(しごく)です。


RE:ちょっと苦言 投稿者:竹下義朗(主務管理者)  投稿日: 9月20日(月)21時14分29秒

>また、私のように自分のサイトやBBSをほっといて、管理代行に精を出すような人間もおりますから、
>その辺の人材がほかにいないかどうかも、ぜひ南燎原さんにご相談なさってみてください。

八神さんには大変感謝致しております。南さんは、

>竹下はんもワヤな参加者の集愚で苦労してはるわ(@o@)/

と書かれましたが、私は決してその様には思っておりません。寧(むし)ろ逆です。

弊ウェブ並びに当掲示板が此処(ここ)迄やってこられたのも、多くの方々 ── 情報提供者であり、共感者であり、そして、掲示板にご参加頂いている皆さん ── の御支援の賜物(たまもの)であると思っております。決して、「ワヤな参加者の集愚」等ではありません。

その点で、私は「人財」(「人材」ではありません)に非常に恵まれている、と感じております。


RE:八神がいるので 投稿者:竹下義朗(主務管理者)  投稿日: 9月20日(月)20時51分55秒

南 燎原さんへ

>此所は雰囲気が悪く。私は投稿する気にも成らぬ。

当掲示板『喫茶室』の主務管理者は私ですが、その私の主宰する掲示板の「雰囲気が悪くて、投稿する気にならない」とは、ちょっと言い過ぎではありませんか? しかも、御自身の主宰する掲示板上での発言ならまだしも、よりにもよって当掲示板へ投稿されるとは・・・

>八神君、不名誉放逐の前に辞去するべきだろう(@o@)/

南さんは、八神さんに対して、私が『喫茶室』管理者代行の任を解く(更迭)する前に辞任しろ、と書かれましたが、折角お骨折り頂いている八神さんには大変失礼な言い方を承知の上で申せば、管理者代行の選任・解任は主務管理者である私の言わば「専権事項」です。その専権事項に『喫茶室』の管理業務に携わっていない南さんが触れると言う事は「一線を越えている」訳で、取りも直さず、主務管理者である私を「ないがしろ」にしている、あるいは私の顔に泥を塗ったのと同然の行為とは言えませんか?

弊ウェブ『帝國電網省』と貴ウェブ『思想と言論』は、「相互リンク」しておりますが、それにつきましては、貴方からお話があったので応諾した経緯があります。

「相互リンク」と言う事は、互いのウェブ及び掲示板を「尊重」するのが最低限のマナーであるものと思うのですが、今般、貴方が当掲示板及び御自身の掲示板上でなされている行為は、明らかにそう言ったマナーを逸脱したものであると言わざるを得ず、正直申しまして、失望しております。

私は貴方に対して何ら他意を持ちませんが、ここ数日の経緯、今後の状況によっては、残念な結果を選択せざるを得ないかも知れません。その事だけは、一応、弊ウェブの主宰者並びに当掲示板の主務管理者として、一言申し述べさせて頂きます。


公開とまでは行かなくとも 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月20日(月)18時06分36秒

利亜さん、
先程も書きましたが、私が掲示板関連専用メールアドレスを使ってるのは嫌がらせメール対策です(今のところ起きたことはありませんが)。利亜さんも掲示板関連専用アドレスを持つことで対策になるとは思います。ただしシナの国にはウイルスマニアがいますので、ウィンドウズをお使いの場合はウィルス対策はくれぐれもお忘れなく。Yahoo! メールはウィルスフィルターの役割も果たしてくれます。

私が無料ブラウザメールを使い始めたのは1996年の渡米時で、それ以前はニフティーサーブを使っていました。1996年の時点でかなりホットメールはポピュラーだったのと、既に Yahoo! や Excite もブラウザメールをやっていたので、その数年前から存在していたと思います。

利亜さんがこの掲示板の常連なのであれば、私やヤポネシアンさんだけでなく、管理人・管理人代行の方々にはお知らせしても宜しいのではないかと思います。まあこれはあくまでも個人の判断ですが。


Re:祝・メアド開設 投稿者:利亜  投稿日: 9月20日(月)17時48分54秒

>10年前からポピュラーな無料ブラウザメール

10年前からあったのですか。
知らなかったです。

ヤポネシアンさん文太さん
後で私のメールアドレスも挨拶を兼ねて送らせて戴(いただ)きます。m(__)m


Re:無料メール 投稿者:利亜  投稿日: 9月20日(月)17時44分58秒

>ネットやPCの世界は奥が深いので、入り口にも入っていない分野がまだまだ沢山あります。

私もです。
最近、ようやくタグのことが少し分かってきました(笑)


>「ヤポネシアン」という名前の入ったロック・グループ

ぢつはヤポネシアンさんの文章を探そうとしてお名前で検索したらロック・グループで「ヤポネシアン」があったので首を思わず傾(かし)げてしました(笑)


無料メール 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月20日(月)17時31分50秒

>10年前からポピュラーな無料ブラウザメールを知らなかったとは・・・

PC歴は結構浅いのですわ。数年前まで、就職した年に買ったワープロを使っていたくらいでね。今でも家が狭いので、PCは置けないでいるのです。ネットやPCの世界は奥が深いので、入り口にも入っていない分野がまだまだ沢山あります。日々新しい知識が身に付いて、成長したり考え方が変わったりしていく経験は、最近では少なかったので、今は少し楽しいです。

(ちな)みに、フリーメールの名前だけは知っていましたが、登録するのに色々と面倒な手続きが要るのではないかと思い込んで、調べてもいませんでした。ありがとうございます。


祝・メアド開設 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月20日(月)17時19分30秒

メール開設おめでとうございます。この際なので少々失礼な事を書かせて頂きます(笑)。ヤポネシアンさんはあれだけ知識と文章力があって情報通で何にでも関心がある方なのに・・・10年前からポピュラーな無料ブラウザメールを知らなかったとは・・・ちょっと微笑(ほほえ)んでしまいました(おっと失礼)。お気に障(さわ)られましたらお許し下さい(笑)。m _ m


中国指導部の世代交替 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月20日(月)16時38分53秒

江沢民が軍事委主席を辞めるとか辞めないとか情報が錯綜(さくそう)した挙句(あげく)、本当に胡錦濤に禅譲(ぜんじょう)したとのこと。江沢民の時代になってから、反日教育が強化された経緯があるので、対日政策の考え方が微妙に異なる胡錦濤が完全に実権を握れば、今後の教育には多少の変化も期待出来るかも知れません。でも、そもそも反日教育が強まったのは、単に江沢民の個人的な思想というだけでなく、国民的な纏(まと)まりに欠ける中国でナショナリズムを高揚させるには、仮想敵国を作るのが手っ取り早いという事情があったからですよね。その状況が変わらなければ、日本に対して劇的に態度が柔らかくなるということも想定し難(にく)い。こういう問題を考えても、矢張(やは)り日本には天皇というシンボルが存在した方が、色々と面倒なことにならなくて良いと思いますねぇ。中国程ではなくても、中心点を無くせば危うくなりますから。

北朝鮮やベトナムもそうですが、共産圏の国というのは、多くが国家(政府)・党・軍を事実上独立させていますね。今は中国も国家と党のトップが同一人物ですが、ケ小平全盛期には、国家主席と党総書記が異なり、当然乍(なが)ら軍事委主席も別人(ケ小平本人)という分立状態でした。こういう場合は、党総書記が最高権力者になるのが普通ですが、中国では軍を握る者が一番強いようです。国家が軍を統制し切れないというのは、元々が共産党の私兵とも言える人民解放軍を、国家の軍として取り込んだ歴史があるから(ソ連赤軍も同じ)で、この点では台湾軍も似たような事情があります。台湾の場合は、制度として総統が軍の最高司令官を兼ねるシステムを、固定化しているのでしょうけど。

国家のポストにしても、国家主席というのは、誠に分かり難(にく)い地位です。中国の場合、行政は国務院(内閣)、立法は全人代常務委(常設議会)、司法は最高人民法院&最高人民検察院、軍事は国家中央軍事委(メンバーは党中央軍事委と同一)と、夫々(それぞれ)リーダーを持つ機関が司(つかさど)り、その上に最高機関として全人代があります。なのに、それらと別に国家主席を置いていて、何をするのか具体的に見えない。ベトナムも同じ構造ですし、北朝鮮も金日成(キム=イルソン)時代はそうでしたね(現在は永久空席)。北朝鮮では、現在は知りませんが、常任委員長とは別に最高人民会議議長を置いていたのに、更に国家主席がいた訳です。旧ソ連(ゴルバチョフ以前)では、最高会議(ソヴィエト)幹部会議長という常設議会のリーダーが最高指導者兼国家元首で、それ以上のポストはありませんでした。嘗(かつ)ての東欧諸国の大半も、大統領制を採っていない限りは、同じく常設議会議長が元首です。キューバでも、常設議会である国家評議会の議長と首相を兼ねるカストロが指導者ですね。国家主席という仕組みは、アジア的な発想が関係するポストなんでしょうか。

『江軍事委主席が完全引退 胡総書記、3権掌握』(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040919-00000108-kyodo-int

江軍事委主席が完全引退 胡総書記、3権掌握

【北京19日共同】北京で16日から開かれていた中国共産党の第16期中央委員会第4回総会(四中総会)は19日、江沢民党中央軍事委員会主席(78)の退任と胡錦濤(こ-きんとう)党総書記(61)=国家主席=の同軍事委主席就任を承認して閉幕した。国営通信、新華社が伝えた。

 江氏は国家中央軍事委主席からも退(しりぞ)く意向を示しており、完全引退する。これで胡総書記が党、政府、軍の3権を掌握して権力の引き継ぎが完了し、温家宝首相との「胡−温体制」が独り立ちする。

 しかし、江氏は軍に絶大な影響力を保持しており、引退後も故ケ小平氏に倣って一定の影響力を発揮しそうだ。

 総会は幹部人事制度の改革を柱とした「党の執政能力強化に関する決定」を採択。共産党独裁を大前提にしながらも、党内の民主化などの政治体制改革を推進していく方針を明確にした。

(共同通信) - 9月19日23時57分更新


祝・メアド開設 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月20日(月)16時29分49秒

>ヤポネシアンさん
 おめでとうございます。私からもメアド開設を提言しようと思っていたところでしたのでよかったです。もし、今後板上でこじれそうなときは、連絡をさしあげます。
 掲示板上とメール上では、文体や雰囲気がちがっていたりもしますが、気になさらないでください。あとは、PCを入手して、まず掲示板、それからホームページ作成というのが順当なところですね。


感謝! 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月20日(月)16時01分10秒

文太さん、利亜さん、ありがとうございました。文太さんのアイディアを頂いて「Japonesian」を使おうかとも思いましたが(笑)、実は「ヤポネシアン」という名前の入ったロック・グループがあるのです。このHNにしてから知ったのですけど。関係者がそれを使うかも知れないですからね、一応止(や)めときました。


Re: 実は 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月20日(月)15時49分39秒

メールアドレスがあれば、他の人にではなく利亜さんに直々(じきじき)といった用事があった場合に便利です(時には不特定多数の人が読んでいる公開の場でば言いにくい事だってあります)。ネットでアドレスを公開する場合の問題点は嫌がらせメールですが(例えば三国人からとか^^;)、フィルター機能を使って特定のアドレスをシャットアウトすることも出来ます。

メールは有意義に活用すれば便利なものですが、例えば個人メールで受け取った内容を掲示板にコピペするなどの行為はマナー違反です(念のため)。


実は 投稿者:利亜  投稿日: 9月20日(月)15時16分3秒

私もこの掲示板でメールアドレスを公開しようかなと検討中です。

文太さん

丁寧な説明有難うございます。
フリーメールにも色々あるのですね。


簡単です 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月20日(月)14時59分9秒

ブラウザメールなら、日本語環境さえあればインターネットのあるところ、世界中どのコンピューターでもアクセス出来ますし無料です。種類はかなりありますが、メジャーなものは:

Yahoo! メール http://mail.yahoo.co.jp
Excite メール http://mail.excite.co.jp
ホットメール(マイクロソフト) http://www.hotmail.com
インフォシークメール http://email.www.infoseek.co.jp/login_form.php

他にも探せば沢山(たくさん)あります。以前にも誰かに聞かれて書いたと思うんですが、上記の中では私のお薦めは Yahoo! メールです。現在無料で25MBのスペースが使えますが、ホットメールは2MBです。あとホットメールは余りにもポピュラーなのとドメイン名が世界共通 (@hotmail.com) なので世界中からジャンクメールが飛び込んで来ます。

これらの取得に個人PCを持っているかということは関係ありません。なおサインアップの際に個人情報を登録しますが、確認や調査が入るものではないので、ペンネームでも架空の住所でもOKです。

ブラウザアクセスの場合関係ありませんが、上記でPOPアクセスに対応しているのは Yahoo! とホットメールのみだと思います。

私はこれまでも大学や職場、インターネットサーバーのアドレスは使わないようにしていますし、そうしている人は多いと思います。卒業、転職、サーバー解約などでいちいち知人に変更通知を出すのが面倒なので。ブラウザメールの場合注意点は、1ヶ月以上ログインしないとアカウントが無効になってしまうことです。

サインアップの際に自分でメールアドレスを作るのですが、既に誰かが使っているものと一致した場合却下されるので、独自のものを作る必要があります(例えば Japonesian@yahoo.co.jp など普通思い付かない名前なので使っている人はいないと思います)。これも以前書きましたが、メールアドレスの最初の文字はアルファベット順前半の文字 (a,b,c....) を使わないことをお薦めします。ジャンクメールのターゲットになりやすいので。


Re: 例えば 投稿者:利亜  投稿日: 9月20日(月)14時47分41秒

>自前(じまえ)のPCを持っていないのですけど、メールアドレスは取得出来るのですかね。

自前のPCが無くともこれらのフリーメールは取得できるはずですよ。↓

gooフリーメール

Yahoo! JAPAN


Re: 例えば 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月20日(月)14時43分8秒

文太さん、私は自前(じまえ)のPCを持っていないのですけど、メールアドレスは取得出来るのですかね。それも、有料なら其処(そこ)まではしたくないと思っているのですが。


古墳の一部が競売? 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月20日(月)14時37分30秒

『古墳の一部が競売へ 大阪・藤井寺のはざみ山』(宮崎日日新聞:FLASH24)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MYZ&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004091901003310

古墳の一部が競売へ 大阪・藤井寺のはざみ山

2004年(平成16年) 9月20日

 大阪府藤井寺市が保全のために買収した国の史跡「はざみ山古墳」(前方後円墳、約1万5000平方メートル)の土地の一部に1億円の抵当権が仮登記されていた問題で、この土地が不動産競売(けいばい)の申し立てによって裁判所に差し押さえられ、近く競売が実施されることが19日、分かった。

 市側は「史跡としてさまざまな規制がかかっている土地を落札しようという人がいるとも思えない。市としては落札すれば同じ土地を2度買うことになる」として、競売には参加しない方針。

 市や関係者によると、問題の土地には元の所有者が1991年4月に市内の資産家から借り入れた1億円の抵当権が仮登記されていたが、元所有者が借入金を返済しないまま抹消。市は同年12月、土地登記簿などで抹消を確認し、買収した。


応神天皇陵の近くにあるはざみ山古墳の一部敷地が、抵当権の問題で競売に掛けられるという異例の事態になっているようです。敷地の一部と言っても、後円部の後ろにある、周壕を埋め立てた場所です。築造当初からあった土地ではありませんので、仮に破壊されるような最悪の状況になっても、考古学的に大きな損失にはならないと思いますけどね(該当の敷地も柵等で囲われていて、立ち入りは不可能だそうです。当然、開発等は規制されています)。ただ、そうだとしても、文化財であると同時に何方(どなた)かの陵墓である古墳が、このような荒い扱いを受けて良いものかどうか。そもそも最近まで民間業者の所有地になっていて、借金の抵当にまで入っていたというのが、信じ難(がた)い処(ところ)です。この古墳は、位置と規模からして、応神陵の陪塚(ばいちょう)だったのではないかと思われるので(完全な素人判断です)、応神朝の歴史解明にも重要な役割を果たせる史跡だと考えますが。


例えば 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月20日(月)14時27分49秒

ヤポネシアンさん、掲示板関連専用のメールアドレスを新規に作って、それを公開されては如何(いかが)ですか? そういう場合先述のような誤解があった場合にでも、まず本人にメールで確認出来ますから、掲示板で一目にさらす必要のないものが投稿されることを避けることが出来ます。

以前満州人からの英語投稿が続いたことがありましたが、返事を出しているのが私一人の状態だったので、メールで十分だと彼には伝えました。オーストラリアのごろうさんとやりとりをしたこともあります。私の場合も嫌がらせメールが来るようだったら、いつでもアドレスを廃止出来るように、個人・業務用とは別に掲示板関連専用のメールアドレスを使っています。


Re: 何でもバランス 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月20日(月)14時17分4秒

久保田さん、重ね重ねの御配慮に感謝致します。他の方もですが、ゴタゴタに巻き込む形になってしまっていることは、本当に申し訳ないと思います。

一方で、私も御両名も、竹下さんや他の皆様への謝罪は述べていますが、互いへの謝罪や和解申し出の言葉は一切口にしていません。詰まり、このサイトを一歩出れば、何も状況は変わっていないということです。私は、この板を荒れさせることは申し訳ないから、この板で御両名にレスを付けたり挑発的発言をしたりはしない、と宣言しました。然(しか)し、場外乱闘も含めて全て止(や)めるとは一言も言っていません。これ以上は此処(ここ)では書けませんが、別サイトではもっと突っ込んで述べていますので、御覧になる方もおられるでしょう。私も感情のある人間であり、相手に対して色々な思いを抱いています。喧嘩両成敗(せいばい)と言える程の公平な扱いには程遠(ほどとお)い現状で、この儘(まま)我慢して引っ込めるような人格者ではないのです。第三者から見れば、どっちでも良いから矛(ほこ)を収めろよ、と言いたくなるでしょうけどね(私も皆様の立場なら、そう思うでしょう)。品性を大事にせよという久保田さんの御忠告は、重々(じゅうじゅう)理解出来ますが、私は神でも仏でもないので、何処(どこ)かで発散していなければ人格が崩壊すると思います。

挑発発言はしないと約束しましたが、これだけは申し上げておきたいと思います。この板で迷惑を掛けないと謝罪しておいて、他板の書き込みをコピペして事態を煽(あお)ったりする人や、一部の投稿とIPが類似しているだけで、変名投稿(マルチハンドル)と決め付けて、それも公開の掲示板で堂々と名誉を毀損(きそん)する(後で削除したものの)ような人が、和解を目指しているとは考えられません。そして、特に人徳があるとも思えません。こちらだけが品性を保って対応するには、まだ程遠い状況にあります。


あ〜あっ! 阿房や脳〜 投稿者:盛 満子(@o@)/  投稿日: 9月20日(月)13時58分10秒 Remote Host: d2ee0461.tcat.ne.jp, Time: 1095688690

 オイド しわしわ モンダミン

お尻 ぺーんぺん 八神は低脳(@o@)/

『きしめん一家(@o@)/の正義の掲示板』
http://441.teacup.com/KISIMEN/bbs


いそぎんちゃく殿 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月20日(月)13時55分43秒

マナーも省みず、荒らしのような書き込みを平気でした貴方に、偉そうなことを言われたくはない。少なくとも、八神さんから無礼な中傷の言葉を投げ付けられるまでは、私の方から礼を失する言葉遣(づか)いはしていないのだ。それを棚に上げての批判などに、耳を貸す価値は認められない。


いそぎんちゃくさん、ありがとうございます。 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月20日(月)12時55分25秒

 貴殿は、ここ数年の「事情」をよくご存知のようですね。こちらの言葉たらずをおぎなって余りある弁明、ありがとうございます。


南さん、素直におなんなさいよ2 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月20日(月)12時52分31秒

 火のないところに煙をたてて注目を浴びようなどと、姑息なことはせんでも、ここで、仲間になりたいなら、議論に参加なさればよろしい。たとえ、私にいくつもの落ち度や欠点があったとしても、しょせんあなたは部外者であって、ヤポどんのような常連投稿者でもない、あなたのクチバシをこころよいと思う方はたぶんいないでしょう。

 自分のBBSで議論をしたいというなら、「続きはウチの方でやりたいので、ご招待いたします。ぜひおいでください」と挨拶すればよろしい。「ウチは閑古鳥がないてさびしいんです。相互リンクのよしみでぜひきてください」と堂々とアタマを下げればよいではないですか。

 でもあなたは、傲慢(ごうまん)だから、アタマを下げるのは嫌いなんだよな。その傲慢さのゆえに、かつてはあなたを尊敬し友人だった人々も、ケンカして次々と去っていって、今では「ああ、南燎原ね、あいつはしょうがねーんだ」と嘆息されているのだと、私は感じております。限度を超えて、人と人の和を壊そうとする所業は、クリスチャンにもあらず神道を奉ずる日本人にもあらず、あなたいったいなにものですか。

 さんざん陰口をたたかれたので、私もお返しにいわせてもらうが、たとえば、あなたのサイトでは「北朝鮮拉致問題」について、その内容はともかくちゃんとした論説を展開している。それはそれで結構なことです。
 ところが、拉致問題について共感したり、その問題に関心を持つ大半のサイトや掲示板がリンクしている「ブルーリボン運動」(拉致被害者全員の早期奪還をめざすことに賛同する運動)に、南燎原氏は参加されていない。これは異(い)なことであると思わざるをえません。竹下さんの本サイトにも、朝たたき板にも、私の掲示板にも、その運動に賛同するリンクが貼ってあります。

 私は、その辺に南燎原氏にとって、「何が大事なのか」を見たような気がいたします。

 はい、言いたいことはここまでです。お目汚し失礼いたしました。

 また「昭和天皇語録」紹介モードに戻ります。


南さん、素直におなんなさいよ1 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月20日(月)12時50分21秒

 はっきりいっておきますがね、私は、あなたにこうまでまとわりつかれ(つまりここで、管理姿勢に茶々をいれたり、わざわざ私と意見のあわない常連投稿者がいるのをいいことに、陰口を自分の掲示板で書きつらねてみたり、ここでの私の投稿各種を自分の掲示板でけなしてみたり、皮肉をいったり、挑発したりの行為です)中傷されたり恨みを買うようなことは、何もしていません。

 まったく逆怨(さかうら)みもいいところで、朝たたき板に私が大嘗祭(だいじょうさい)のコンテンツ更新をしたのをお知らせにいけば、「きしめん一家@盛満子」のハンドルネームで「ヤッカミ君はアホ」などとからんでくるし、あなたホントにクリスチャンですか。同様のことは、朝たたき板の管理人の岩井さんにもやっている。

 しかも、あの掲示板では、「きしめん一家@盛満子」の名前で、この「帝国電網省」のことも「帝国低脳省」とバカにした書き方をしていたじゃありませんか。竹下さんと相互リンクしている(私もそうですが)のに、いったい何を考えてるんですか。どの面下(つらさ)げてといいたくなるのも無理ないじゃありませんか。

 私や岩井さんが出てくると、「きしめん一家@」のハンドルネームでからむからむ。まあ、みっともないことおびただしい。あなたのことを尊敬している「カリスマ生徒」さん(今は引退したみたいですが)とかの、あなたのことを「ネット右系論客のひとり」と思っているネット上の友人たちが、あなたの現在のていたらくを見たら、なんというでしょうか。

 事情を知らない方は、よくわからないでしょうけれど、以前は岩井さんと南さんはネット上で仲がよくて、いっしょの掲示板上でいろいろやりとりしていたはずです。数年前まで、あなたと仲のよかったネット上の論客たち、相互リンクしたりしていたたくさんの友人たちは、いったいどこへいってしまったんですか。

 どうして、あなたの掲示板には、あなたのことを「先生」「先輩」と読んでくれる投稿者がいなくなってしまったんですか。そうして今度は、私のような他板の管理者の落ち度をあげつらって、あなたのことを知ってから、まだ日の浅いヤポどんのような方をひっぱりこんで、中傷と挑発で、閑古鳥(かんこどり)の鳴いている自分のサイトへのアクセス数をあげようとする。

 中傷だの揶揄(やゆ)だの挑発だのも、たまにはいいが、あなたのようにそればっかり、しかも自分の掲示板をにぎやかにするために、というのは問題外だ。第一、ヤポどんに悪いと思わないんでしょうか。

 私は、ヤポどんが、そのうち南さんと関わったことで赤面や後悔をするようになることを、これまでの経緯はともかく、こころから懸念するものです。もし、南燎原氏が、ヤポどんのために私やこの板への揶揄中傷挑発以外のことで、あなたのためにひとはだ脱いで、HPをつくってあげたり、ヤポどんが他板で攻撃されたときに誠心誠意の援護投稿をするというようなことがあるならば、恥をかかされることはないでしょう。しかし、そうでなければ、ヤポどんにもいずれ本当のことがわかります。そうならないことを祈りますが。


南 燎原くん 投稿者:いそぎんちゃく  投稿日: 9月20日(月)12時18分18秒

南って、某ネット右翼団体の大顰蹙(ひんしゅく)マルチ投稿をやめさせた功労者である八神氏に対して嫉妬してるだけなんだろ。

いっぱしの論客気取りなんだろうけど、きしめんやら言う匿名投稿してるようじゃ人格が疑われてもしょうがないと思うよ。

ノザキくんなんかは、燎原=初心者なんて本気で騒いでた。確かに似てるとこあるよ。

理屈抜きで顰蹙を買っていることや迷惑がられていることを感じる感性に乏しいか、確信的な愉快犯なのだろうけど、南も初心者も後者だな。

ヤポくんも一生懸命投稿文を作成している姿が想像できて一途(いちず)な可愛らしさがあるんだけど『会話』能力に乏しいところがある。
過去ログの「傍論」と「発音表記」の論争も視野狭窄(きょうさく)に陥って相手の文章をろくに理解していないぞ。話が噛(か)み合っていないから解法者氏も匙(さじ)を投げているだけではないか。

6月には八神氏が的確に指摘している。

> だれでも、欠点は指摘されたくない。だけど、あんたの場合は、それの度が過ぎている。こっちが欠点を指摘しても、決して耳を傾けず、逆に反駁(はんばく)するばかり。結局、行きつくところは「私は正しい。きみよりずっと正しい」であって、それを「見せびらかす」ために投稿しているように感じてならないことが多いのだよ。
>
> せっかくいい知識と眼力があっても、「見せびらかす」という「動機の限界」を突破しなきゃいけないんじゃないの。

このあたりの事情も把握しているのかいないのか解らんが南っちゅうのはとんだお節介(せっかい)野郎だな(藁藁藁

>竹下はんもワヤな参加者の集愚で苦労してはるわ(@o@)/

こういう事をしらっと書くからおどれは嫌われんじゃ!


>解法者 ・・・哀れやね 投稿者:南 燎原  投稿日: 9月20日(月)11時00分24秒 Remote Host: d2ee0461.tcat.ne.jp, Time: 1095678024

 「管理人がホタエる」のと「主宰者が発言参加する」のでは、意味合いが全く違うのよね。竹下はんもワヤな参加者の集愚で苦労してはるわ(@o@)/

『思想と言論掲示板』
http://8129.teacup.com/sisou/bbs


腰巾着 投稿者:解法者  投稿日: 9月20日(月)09時44分19秒

 こちらのように掲示板を運営する<力量>がない者は、「間借」しかありませんが、ヤポネシアンさんは<力量>がおありのようだから、自分で掲示板を運営なさったらと考えますが。
 そこを活動の中心にして、ここに時折<出陣>されたらと思いますが。

<「管理人は原則として黒子」なのね。黒子が表でホタエていたら、観客からは他の出演者の発言が読み辛いのね。>

 こんなの<カラスの勝手>だが、どうやら、あなたも<同じ>ことをやっているようで!


肝要な点は 投稿者:南 燎原  投稿日: 9月20日(月)08時46分3秒 Remote Host: d2ee0461.tcat.ne.jp, Time: 1095669963

 「管理人は原則として黒子」なのね。黒子が表でホタエていたら、観客からは他の出演者の発言が読み辛いのね。其の辺を誤っているのが何処(どこ)ぞの掲示板なのね。まぁ、何処とまでは言わないから、「御本人の自覚」を待つしか無いのだけど、これぞ良く言われる「百年河清を待つ」なのかも知れない。・・・脱力也。

『思想と言論』
http://cgi.members.interq.or.jp/kanto/just/index.html


Re: 『天皇語録』より2(昭和23年) 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月20日(月)08時31分29秒

キリスト教の改宗問題はいただけませんね。なぜそのような事が提案されたのかのいきさつは知りませんが、占領した国家の王族をキリスト教に改宗させるなど現代では考えられないことです。60年前の欧米人の異教に対する認識はその程度だったのでしょう(まあブッシュの『クルセード』発言あたりから、今でも本音ではそうなのかもしれませんが)。


『天皇語録』より2(昭和23年) 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月20日(月)07時47分11秒

 昭和陛下と「キリスト教」に関して。

 昭和23年8月24日。オーストラリアの『メルボルン・サン』紙主筆ジョン・J・ウォータース氏は、昭和帝と会見した。その際、キリスト教への改宗問題について、次のように答えられ、改宗を肯定されなかった。

「自分は外来宗教にたいして敬意を払っている。しかし、自分自身の宗教を体していた方がよいと思う」

 いうまでもなく「自分自身の宗教」とは「神道」のことであろう。


ちょっと苦言 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月20日(月)05時57分47秒

>このサイトが健全な議論の出来る場として発展するかどうかは、貴方のような来訪者
>をどう遇するかに懸かっていると思います。まともに議論することなく、不敬である
>と言って追放するようなら、このサイトは終わりです。

 ヤポどん、そういうことは、管理人側のいうべきことで、一投稿者のいうことじゃないと思いますよ。このサイトがどういうことで、どのように発展を続けるか、あるいはそうではなくなるかなど、最終的に判断するのは管理人でしょう。

 終わりだと思えば立ち去ればよいし、まだ見込みがあれば投稿を続ければよろしい。
 それだけのことだと思います。まるで自分のサイトの管理人であるかのようなものいいは、いらざる誤解のもとです。貴殿も、ご自分のサイトをお持ちでなければ、そろそろ持たれた方がよいのではと感じます。

 きっと南燎原さんが、協力してくださるでしょう。
 あるいはすでに解法者さんが(「拳拳服膺(けんけんふくよう)」サイトで)なさっているように、他のすぐれたサイトの一部を間借りして、そこに「ヤポネシアン投稿記録集のコーナー」を設置してもらうのもよいでしょう。掲示板で長文で、がちがちやってると、だんだん窮屈になってきますし、自分の論考をまとめて読んでもらいたいという欲求も生じますから。

 私も、以前は自己サイトを持たず掲示板活動だけしていたのですが、2000年に「もったいないからサイトをつくれば」と勧められました。いかんせんホームページをつくる技術も知識もなかったのですが、幸いそっち方面にくわしいネット上の複数の友人に作っていただいたのが『神国の森』です。タダでHP製作をかって出てくださった方々には、本当に今でも感謝しております。

 また、私のように自分のサイトやBBSをほっといて、管理代行に精を出すような人間もおりますから、その辺の人材がほかにいないかどうかも、ぜひ南燎原さんにご相談なさってみてください。


何でもバランス 投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月20日(月)05時16分11秒

 これは何にでも使えたりします。

 大して役に立っていない管理人代行の久保田がいうのもなんですけど(笑)、この『喫茶室』に関して言えば、バランスは既に取れていると思います。本管理人・竹下義朗さんの思想の方向からずれてしまっていることは無い、ということです。

■いろんな人が来る、見る、書く、去る

 今年で8年目だったと思いますがおそらく当初の頃は、竹下さんの『自らの足』で様々なサイトを訪ね、ご自身のスタンスを以って時にはお茶目に、またある時はベリー・シリアスな面を見せながら『営業』し続けてようやく効を成し、皆様の一定の評判と共感を以って戴(いただ)いて今に至っています。

 此処(ここ)には様々な人生経験をされている方々が集まり、投稿し、あるいはROMをされています。う〜んとてもYAOYOROZU(八百万)ですネ。過去ログを辿(たど)って行くと本当にいろんな方々が『訪ね去って又訪ね』の連続なんですね。まぁ今の常連様方もいつかは去っていくのでしょうけど、私としては・・・それまでに出来るだけの満足感を持っていただく事を念頭に考えています、と言いますか現在の常連様にはとても感謝しておりますので。例えば現在ROMをされている方が特定の常連様に興味を持って登場なさり、そして『喫茶室』の新たな顔となる・・・こういう連続感だったら本当にいいですね。まるで日本3世紀ごろの植林計画みたいです。

 余談ですが(シバかれる事必死!)ENTER画面http://www004.upp.so-net.ne.jp/teikoku-denmo/index2.htmlで富士山の写真の上には筆字で『帝國電網省』というタイトルを見かけたと思いますが、ネット上のデザイン屋さんからの作成依頼の際、サイト内容に関して『少し敬遠したくなる』ようなことを言われましたが、竹下さんはただただ『後生(ごしょう)大事にする』と礼を述べ実際に採用し続けています(内心は・・・ヒミツ)。

■衝突した後はどうする?

 例えば感情的になって意見が対立しますよね? それは実際、そのおかげでお互いの両者は知らず知らずの内に自身の論考が磨かれてくるともいいますか、たいていレベルアップしていますしね。それがムカつく物言いの(と自身では思ってる)者とやりあっても例外は無いです、差し詰め『好敵手』となっていましょう(→たいていの人はミトメタクナイ!と思っている)。

 ただしその後が肝心です。ここで感情的に嫌いになればなるほどその真価が問われるのは『人間の品性』が出てきます。それが罵倒・冷笑・皮肉・無視・陰口・・・等とくればこれを後で知った当人はたまったものじゃぁありません。ならばこちらも・・・ってヲイヲイ、それをすれば所詮その『相手と同じレベル』になりますね。それを聞いて『絶対無理!』という人は必ず出てきます、私に言わせれば『それは感情に支配されてるだけ』なのです。『人間の品性に欠ける(罵倒・冷笑・皮肉・無視・陰口・・・)』ことにならないように自らを戒めた上(自分が嫌なことは相手にしない)で、相手がいるからこそ自身が刺激され磨かれていく事実(反面教師もアリ)がそこにあります。だから別に嫌いなままで良いのです、実際むしろそれを『好敵手』だと自ら認識させるようにフェイズ・シフト(→またガンダムやるんだネ、ジパングの深夜番組も来月か)させることがいずれ自分のために必要だと思います。それは許さないけどその存在の寛容はするということですね。

■建設的な議論?

 また、それぞれの論をぶつかる時は昔風に言えば・・・『刀を抜くことは易(やす)し、されど納めることは難(かた)し』とかあるいは、ラップタイムを競ってアクセル簡単に踏んでもブレーキを使うタイミングが・・・ということですね。それはとても勇気が必要になりますが、相手がいるからこそ出来るのであって、その相手にも『水』を与えないと屈服するか反発してしまいます。それでは議論の『深化』はできませんので・・・建設的な議論とはやはり『相手に逃げ場も用意する』ことが大事だと思います。


皇室の必要性等に付いて 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月20日(月)01時33分40秒

以前、ごろうさんへの御答えの一部として、私が「日本には皇室が必要である」「国家・社会の体制として、皇室を崇敬(すうけい)するべきである」と述べたことを、この際ですから、整理しておきたいと思います。

これまでにも断片的には書いてきたのですが、皇室が必要と考える理由は、大きく2つあります。
第一は、日本民族の精神的シンボルとして、不可欠であろうと考えるから。民族主義の強烈な韓国人(朝鮮人)等と異なり、日本人は共有する中心点を失ったら案外簡単にバラバラになってしまうように思うのです。島国として、外部からの脅威を余り感じないで生きてきた歴史が圧倒的に長いので、国内で団結する必要性が低かったからでしょう。皇室を支柱としてアイデンティティを確立しなければならないのは、ごろうさんや文太さんのように海外に出ておられる方々の方が、よりニーズ(?)が強いのではないかと思います。南米の日系移民等が、国内在住者より皇室を崇敬されていることが多いのも、その為でしょうね。同時に、我々のような国内組でさえも、これからの時代には共有するシンボルが必要になってきます。日本にもどんどん外国の波が押し寄せてくるからです。これまでの日本人は、海外文化を巧みに吸収し、アレンジして何時(いつ)の間(ま)にか日本文化として定着させてきました。今後の変化は、そんな生易(なまやさ)しいペースではないでしょう。民族アイデンティティを失わないように、従来以上に皇室を中心に纏(まと)まっていかないといけないのではないでしょうか。

第二の理由は、独裁者の出現を防ぐ最適の存在だと考えるからです。内閣という合議制の機関が行政を司(つかさど)り、一人に権力が集中しないようにした上で、更にその上に君臨する立場の人がいた方が、国家は安定します。ドイツ・イタリア等では、大統領を儀礼的な位置付けとして、事実上は天皇と同じことをしていますが、嘗(かつ)てのワイマール共和国も同様のシステムであり乍(なが)ら、ナチスの登場を防止出来ませんでした。一般人から選ばれる大統領では、何時(いつ)か隙(すき)を見て強権化する道具にされてしまう恐れがあります。ボトムアップ型の日本社会に合った政治システムとしても、一般人では就任しようのない地位というのを最高位に置いて(勿論、政治的権能を保有せずに)、その下で決定が為(な)されていく仕組みにしておくべきだと思うのです。
一方、これだけ民主化された日本で、今後独裁者が出現するなんて考え難(にく)いかも知れません。でも、史上最も民主的と言われたワイマールが良い例ですし、今も一度は民主化に向かったロシアで、プーチンが危険な動きを見せています。ブッシュ政権も、見方によっては独裁的です。幾つかの先進国が、今尚(いまなお)君主制を捨てないのは、こういう問題があるからでしょう。此処(ここ)までは君主制一般に言えることではありますが、これだけなら、その君主が政治に口出しして来たら止められなくなります。ですから、他国では必ずしも絶対に良い制度とは言い切れません。然(しか)し、先にも述べた通り、日本の天皇は「不作為の君主」として直接は政治に介入しない伝統を培(つちか)って来ました。その部分で、他国に比べて安心感があるのです(一部は、他の王室にも似た例があるでしょう)。これも先に述べた通り、戦前の失敗は天皇に統治権が集まるシステムにしてしまっていたことです。皇室は政治に関与せず、国家の重石として君臨していて頂くのが、一番良いと思います。エチオピアのように民心が離れ、突然共和制にならない為にも、それが必要です。

さて、必要性に付いてはこれで説明しましたが、単に皇室が存在するというだけでは不充分です。イザという時に皇室の権威が物を言う社会でなければ、政治的権限を持たない天皇の存在意義は何なのか、ということになります。クーデターや騒擾(そうじょう)事件が国王の認証や仲介で簡単に決着する、タイのような状態でないと困ります。災害に遭った地域に世間の関心を集める為にも(特に時間が経ってから)、陛下を始めとする皇族方の行動が国民の意識を動かすようでないと困ります。だから、「皇室を崇敬する体制」も必要だと思ったのです。此処で言いたいのは、個人個人の心の中まで強制するということではありません。強制は反発を産むだけで、逆効果です。大手メディアがそれなりに敬意を払って報道する、国家の要職にある人々が敬意を持って接する。そういう「社会としての在り方」を言っています。個人的に皇室が嫌いな人がいたって構わないのです。これらが積み重なっていけば、自然な感情として皇室に対する敬愛心は育(はぐく)まれていくでしょう。そして、そうでなければ、未来永劫(えいごう)に亘(わた)って皇室が安定的に、権威を保った儘(まま)で存続していくのは難しいと思います。

長文連続投稿、失礼致しました。


先発投稿の補足・他 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月20日(月)00時43分57秒

先の投稿だけでは、質問者さんへの私の真意が正しく伝わらないかも知れないと思い、補足しておきます。大して変わらないかも知れませんけど。

例えば、クリスチャンの多く集まるサイトへ行って「キリストの起こした奇跡なんて、全部偽物に決まっているだろう」と書き込む。或(ある)いは、ムスリムばかりの掲示板へ行って「ムハンマドなんて、只の商人に過ぎない」と言ってみる。こんなことをすれば、どんな印象を持たれるか、どんな反応が返ってくるか、容易に想像出来ると思います。此処(ここ)での他の方の投稿内容から見て、バランスを取る為には劇薬も必要だという考え方もあるかも知れません。ただ、どんな人物にもどんな出来事にも、「功罪」の両面が必ずあります。私は大抵、此処で専(もっぱ)ら批判ばかりしていますが、あの小泉首相にだって功績はあるのです。全否定には、反発が返って来易くなります。貴方(あなた)の折角の御意見を、客観的に斟酌(しんしゃく)し、自分の考え方を再検討してみる、という人がどれだけ出て来るか。寧(むし)ろ耳を塞(ふさ)ぎ、貴方の論点の欠陥を探すことに血道を挙げるのではないでしょうか。勿体(もったい)無い、と思ったのは、そういうことです。批判すべきことは批判したら良いと思いますが、出来る限り公平に検証してみませんか。

昭和天皇の功績として、私も2.26事件の鎮圧は挙げたいと思います。戦後に全国巡幸をされたことも。崩御されるまで自らの戦争責任(法的なものではなく、道義的な責任感という意味)を曖昧にされていたのは、必ずしも御自身の保身の為ばかりとも言えません。昭和天皇が「私にも責任があった」などと仰(おっしゃ)ってしまうと、灰色の儘(まま)で戦争責任を問われなかった多くの人々にも累が及ぶからです。丁度、今の韓国で行われつつある「親日狩り」と同じような現象が起きていたでしょう。質問者さんも例示されている「戦争責任という言葉の綾と言いますか、そのような文学方面の研究はしておりませんので」という御言葉は、私もよく知っていますが、陛下にはそれが精一杯の御答えだった筈ですよ。象徴とは言え、国家や権力者達の運命を背負っておられましたからね。ひとつひとつの事例は、そうやって検証していくと、全てが「罪」の部分に当たるとも限らないのです。

彼是(かれこれ)書きましたが、それでも私は質問者さんへの共感は持っています。再び投稿されることを期待しています。


質問者さんへ 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月19日(日)22時44分32秒

「昭和天皇」に、あなたは誤解を持っていらっしゃると、思うので差し出がましいですが。「昭和天皇」に「立憲君主」としての、力を封じたのは「西園寺公望」です。「立憲君主国家の君主」とは「その様な事をなさるものでは、ありません」と言ってことごとく、陛下に力の行使をさせなかった。せめるべきは、「西園寺公望」でしょう。陛下は「それならば」と言って ご自分の意志を、敢えて公には表明したり、実行されたり、しなかったのです。

その陛下に、例外が二つありました。一つは「2.26事件」の時と「終戦の御決断」です。両方とも「立憲君主国家」としての機能が、一時的に失われたからです。それで緊急措置として陛下が「政府の意志決定の代行」をされたのです。通常は陛下が、「政治に直接口をはさまれる」事は、なかったのです。それが「立憲君主国家の」君主のあり方と、それを固く、守っていらっしゃったのです。

陛下は、杉山参謀に「いつになったら、支那事変が解決するのか」と、詰問されています。杉山参謀は答えに詰まって、「何しろ支那は、広う御座いますから」と答えています。さらに「米、英、蘭、仏」に宣戦布告すると聞いて、「杉山は支那事変のおり、支那は広いからと言ったが、太平洋は支那より広いではないか」と、お言葉を述べられています。

開戦を決めた「御前会議」では 「明治天皇御製」の歌を披露されました。
「四方の海 皆同胞と 思えども など波風の 立ち騒ぐらむ」。「御前会議」とは天皇が、意志決定をされる場ではなく、天皇は決まった事を、御裁可になるだけでした。せいぜい天皇が、意志を表明するのは、誰かにご質問されるか、御歌に託すかしか、出来なかったのです。「大日本帝国憲法」下では 「天皇親政」かの如く、思われていますが。

私は「昭和天皇」にあの場合は、「口をはさんで」ほしかつた。しかしそれを拒む連中がいたのです。まさに「獅子身中の虫」です。「昭和天皇」は希にみる、英明なお方でした。「昭和」から「平成」になって、日本の凋落が大きくなった。

「昭和天皇」がいなければ、「2.26事件」はとんでもない事に、なっていたと思います。それでも、「あれからおかしくなった」と言う人は多いですが。「昭和天皇」はそれを全力で、阻止しようと、されました。


我が血脈が何千年も敬い愛してきた 投稿者:おやじハリファックス  投稿日: 9月19日(日)22時33分47秒

自分はこう思うのです。

明治維新前より、亜細亜(アジア)の東の端で欧米列強の帝国主義に恐れを抱き、模倣からはじまる文化文明吸収のなかで、失わなかったものは天皇家だけではないのかと思われるような、改革や制度を取り入れ、現在使われている言葉の多くも和製漢語として創作し、殖産興業し本当に飲まず食わずで兵制を教育を整わせ、発狂したように日清・日露の戦争を祖国防衛として戦った。
その後の軍部の横暴や暴走はさておき、大東亜戦争(太平洋戦争)の開戦を決定したと言われる御前会議において、勝てぬ戦(いくさ)に死中に活を見いだす、勝利展望無き戦いに望むに当たり、昭和天皇が明治天皇御製 「よもの海みなはらからと思うだになど波風の立ち騒ぐらむ」を引用されました。ここにも昭和天皇の心境の一端が顕(あらわ)れておると自分は考えます。
終戦の時、国民の多くが泣いたのは何故(なぜ)ですか、軍人の多くが自決したのはなぜですか、陸軍大臣阿南(あなみ)がその死をもって謝罪した「大罪」とはなんですか。
当時(帝国主義時代)の軍人、東条英機や大西滝次郎の遺書を読んでみると世界と日本のあらましがうかがい知れると考えるのですが、いかがでしょうか。

何千年も自分の血脈が大切に敬愛してきた天皇家、国、共にある今日を感謝す。

我に日本という国あり、すめろぎいつくしき国、言霊(ことだま)の幸(さき)はふ国あり、日本男児として生を受く、ただただ有り難(がた)し。

前回のご巡幸の年度は1947年でございました。訂正させていただきます。


えら すんまへんな 投稿者:南 燎原  投稿日: 9月19日(日)22時02分10秒 Remote Host: d2ee0461.tcat.ne.jp, Time: 1095631330

 南 燎原でおます。小生の掲示板で下記・・・
「質問者」騒動 投稿者:南 燎原  投稿日: 9月19日(日)21時54分16秒
これを御笑覧下されば幸甚(こうじん)に存知(ぞんじ)ます。

『思想と言論掲示板』
http://8129.teacup.com/sisou/bbs


ずいぶん誤解がありますね。 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月19日(日)19時50分21秒

>質問者さん
 
 ご投稿を拝見する限りでは、あなたはちゃんとした天皇語録を戦中戦後と通して読まれたり、きちんとした関係資料というよりは、自分の印象に合う断片的なものだけを見て、昭和陛下への印象を持たれたようですね。

 これから、私が少しずつ、あなたの「まとめ」について、修正できる点は修正して差し上げますので、ご再考ください。自国の象徴的権威を悪意をもって印象づけるのは、同じ国民として不幸であると感じるからです。

 それでも、自分の印象は変わらないとおっしゃるのであれば、申し上げることはありません。記録に残された陛下のお言葉を信じないのであれば、一国民にすぎない私に何ができましょうか。


明治憲法の問題点 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月19日(日)19時43分38秒

質問者さん、初めまして。貴方(あなた)の最初の御投稿2つを発見した時、「あ、これは私が疑われるな」と予想しましたが、どうも当たったようですな(笑)。因(ちな)みに、私は今は池袋から投稿しております。場所によってはゲラゲラを使うこともありますから、遡(さかのぼ)れば一部の投稿はIPが似ているかも知れませんね。ちょっと残念(?)なのは、目を離している間に自作自演を疑う書き込みと否定の遣(や)り取りが完了してしまい、一部が削除されてしまっていたことです。

さて、それはそれとして、全体的には共感する部分も多いのですけどね。貴方の2つ目の御投稿(「昭和天皇」)で言っておられる趣旨がちと分かり難(にく)いのです。昭和天皇はもっと憲法の規定を活かして、強権で軍部なり内閣なりを抑えるべきであった(本当に平和主義者なら)という意味でしょうか。私は、日本の皇室というのは伝統的に「不作為の君主」であると思っているのですけど。

どうせ「歴史に若(も)しもは無い」のですが、この際持論を述べておきます。私は、明治憲法の想定したような、天皇に統治権が集中する体制は間違いだったと思っています。歴史再考にも書かれていますが、天皇は昔から現在のような「象徴」的存在であり、統治は臣下に任せてきました。今上天皇陛下も「現在の天皇の在り方が、本来の姿である」と仰(おっしゃ)っておられたと記憶します。「不作為の君主」である筈の天皇を頂点とする権力の分立が想定されていた処(ところ)に、軍部の暴走を防げなかった遠因があるのではないでしょうか。統帥(とうすい)権というのは、天皇が最終的に統制するからこそ独立させられるものでしょう。明治の元勲達は、ドイツ憲法を参考にして憲法を練り上げたので、日本的な統治体制にそぐわなかったのだと思います。個人的には、昭和天皇が平和主義であったかどうかや、戦争責任があるかどうかを論じるよりも、明治憲法下の構造に問題があったのだ、と考えますが、どうでしょうか。尚、こう書くと明治憲法を全否定するのかと誤解する方がおられるでしょうが、一部を批判したから全て否定という程、私は単純な思想の持ち主ではないです。

最後に、質問者さんへの個人的な希望。
このサイトが健全な議論の出来る場として発展するかどうかは、貴方のような来訪者をどう遇するかに懸かっていると思います。それは、最初の御投稿を読んだ時から感じていました。まともに議論することなく、不敬であると言って追放するようなら、このサイトは終わりです。但(ただ)し、私も冒したことのある過ちですが、貴方の論調には、皇室への敬愛心を傷付けられる人が必ず出て来ます。ですから、一応は配慮が必要ではないかな、と思いますね。敬語・敬称は不要であるというお考えなら、それくらいは別に構わないでしょうけど。今後も続けて投稿して頂くことを期待していますので、それが不可能にならないような節度ある対応をお願いします。人のことを言えないのは、重々承知の上で。
それと、今後も来て頂くようであれば、出来ればHNも工夫してみて下さいな。嵐のように来て、直(す)ぐに去って行かれるのは、少々勿体(もったい)無いと思いますので。


『天皇語録』より1(昭和20年) 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月19日(日)19時35分18秒

 東京空襲に際し、参謀総長・梅津美治郎(よしじろう)は、B29の爆撃を避けるため、東京を去り松代(まつしろ)の新本営に御移転あられるよう願いでた。20年5月のことだ。
 それに対する、陛下のご回答は以下の通りで、御移転あそばされることはなかった。

「いや、わたくしは、市民といっしょに東京で苦痛をわかちあいたい」
(『帝国陸軍の最期』(5) P124-125)

 同年5月25-26日、空襲により皇居の中心部である明治宮殿が消失。鎮火報告を受けたあと、陛下は久松侍従に、こう語られた。

「これでやっとみんなと、同じになった」
(『天皇--日本のいのち』)


まとめ 投稿者:質問者  投稿日: 9月19日(日)19時09分6秒

 もしも、天皇が終戦後言うような「平和主義者」であったなら、次の逸話(いつわ)は何を意味するのであろうや?

・大東亜戦争開始半年で、内大臣木戸幸一に嬉々(きき)として曰(いわ)く。
 『あまりに早く戦果が上がりすぎるよ』
・終戦後、皇太子=今上(きんじょう)天皇に向かって送った手紙には、
 『朕(ちん)があまりにも立憲主義的であったが故、殊(こと)ここまで来てしまった』
・同じく皇太子に曰く。
 『此度(このたび)の戦争の敗因は、日本国民があまりにも神州不滅の信念に頼りきり、敵を侮(あなど)ったから』
・三島由起夫の『英霊の声』でも言われるが、
 天皇を神と信じて戦った者達がいたのに、たった半年後には所謂(いわゆる)「人間宣言」を出した。
 三島に言わせるまでも無いが、彼は己の為に死んだ、もしくは死にかけた末端の兵卒について、
 何を思っていたのか?
・昭和天皇独白録にて曰く。
 『(松岡洋右)彼はドイツに買収されたものと思われる』
・開戦の詔勅を、
 『東条英機が用いたようなやり方は、不本意であった』
・アメリカで『天皇の戦争責任についてどう思うか』質問が有った時、
 『そのような文学方面の事は学んだ事が無い』『戦争責任は言葉のアヤ』
 『(単なる人体実験とソ連への威嚇にしかすぎぬ広島・長崎への原爆投下を)仕方の無い事であった』

↑これらの昭和天皇像は、所謂(いわゆる)愛国者にはどのように見えるのか?
どう見ても、昭和天皇は名君ではないし、単純に長生きしただけの天皇に過ぎない。
部下に責任を擦(なす)り付ける等言語道断だし、戦争で死んだ人がまだ身近にいるってのに、所謂『人間宣言』を出して、「あまりに皇国の必勝を信じすぎたからだ」と訳の解らぬ事を言うのである。


では改めて。 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月19日(日)18時48分51秒

>質問者さん
 失礼ですが、あなたの「昭和天皇無能説」の根拠となる文献・資料・サイトをご紹介ください。ひとつの説を形成するには、それの刺激を受けたりヒントとなる諸文献があるのが普通だと思えるからです。それによって、当方も検証いたします。

 また、初投稿で仕方ないのかもしれませんが、論拠に荒さが目立つような気がいたします。おいおい緻密な論理構成にしていただけるとありがたいです。
 あるいは、あなた独自の個人的な昭和陛下への印象であるならば、その旨、お伝えいただければ助かります。


そうですか。それは失礼いたしました。 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月19日(日)18時41分28秒

>質問者さん、ヤポネシアンさん
 誤解して申し訳ありませんでした。岩谷さん、利亜さん、ご心配をおかけしました。
 当該の投稿は削除させていただきます。


いや、全くの別人ですが。 投稿者:質問者  投稿日: 9月19日(日)18時39分8秒

ヤレヤレ・・・。ココでは論理立てて質問をすると、論で返すのではなく、自作自演を疑われるのですか?
私はともかく、ヤポネシアン様に非常に失礼だと思われます。
(ちな)みに今私は、千代田区のゲラゲラと言う漫画喫茶から送ってます。
同じ漫画喫茶から送っているのなら、同じIPなのは当たり前ではないですか?

ヤポネシアンさんは、自作自演してまで卑怯な真似(まね)はしない人でしょう(恐らくは)。


昭和天皇 投稿者:質問者  投稿日: 9月19日(日)16時45分9秒

彼は全く無能でした。大日本帝国憲法は、厳密には立憲君主制を定めた憲法ではない。
ヴィルヘルム二世が侵したように、天皇の意志でいくらでも政治は可能と言う事だ。
何故上杉慎吉や、北一輝は帝国憲法で、彼らの理想国家に変貌出来得ると考えたか?

満州事変以降、「天皇は軍部の暴走を抑える事が出来なかった」とは明らかな嘘である。
事後承認という形であるが、「軍を嘉する勅語」などは沢山乱発していたではないか!
「御前(おまえ)等のやった行動に私は決して賛同していない。死んだ奴は犬死(いぬじに)でしたね」
・・・たとえ、文章的には冷たい表現になったとしても、
軍隊内で「下克上」の風潮を煽(あお)った「朕は深くこれを嘉す」的な大絶賛よりは、天皇が真の平和論者だったらマシだったのではないか?

韓非子(かんぴし)を引用するまでもなく、【信賞必罰】とは、国家繁栄の絶対条件である。
自分の意志に反して勝手に仕掛けた策士共を嘉する事、この事こそが、天皇陛下の心中を慮(おもんばか)るに、最も相応(ふさわ)しいのではないか?
つまり、あの時代の【右翼】【愛国主義者】とは天皇の意志に反する暴挙だったって事です。


皆さんの昭和天皇は少し違いませんか? 投稿者:質問者  投稿日: 9月19日(日)16時31分41秒

なんか先帝陛下は大人気ですが、それっておかしくないですか?

>爆撃に たふれゆく民の上をおもい いくさとめけり みはいかならむとも

少なくとも昭和天皇がポツダム宣言受諾の御聖断を下したのは、爆撃に苦しむ日本国民を憂(うれ)えてではありません。
これは既に誰かが仰(おっしゃ)ったように、【終戦後】の作品です。
『エエカッコしぃ』の和歌に、果たして何の意味が在ろうか?
現に昭和天皇は、日本国が東京はじめ60都市を超える大都市を焦土とされ、広島・長崎の原爆投下を受け、ソ連軍が満州に侵略してくるまで『御聖断』は下さなかった!
昭和天皇が『爆撃に倒れ行く日本人を憂いて』終戦を認めたのではない事は明白である。
時の政府を一番揺り動かしたのは、日ソ中立条約を結んでいたソ連の裏切りのショックが大きい。

もう一つ言うなら、昭和天皇独白録に在るように、御聖断の原因は、彼自身の言葉を使うなら、
1、爆撃で苦しめられた国民を憂えて、
が一点、コッチが重要なのだが、
2、アメリカ軍が伊勢湾に上陸した場合、三種の神器が敵に奪われる事を恐れて、
これがもう一点。合計二つの理由しか挙げてません。
「空襲に怯(おび)える国民の為」という理由は先に説明しましたが、後者はどう読んでも、「教育勅語」に言う私利私欲の無い天皇とは、凡(およ)そかけ離れている。


八神様 投稿者:おやじハリファックス  投稿日: 9月19日(日)14時36分8秒

大変失礼だと思いましたが、昭和天皇の御歌を書かせていただきました。
少し前にこちら(カナダ)のテレビで戦後の陛下のご巡幸の模様がドキュメンタリーの中で映し出されていました。昭和27年広島で原爆ドームも見える広場で、本当にたくさんの人々が背広姿で帽子をあげて挨拶される陛下に、万歳、万歳と圧倒するような声をあげていました。浅薄(せんぱく)な知識しか持ち合わせておりませんが、ああ、日本人はいくさの勝ち負けや個々の生活以前に心の中に天皇があり、また陛下も日本人のあなたがたがいる限り、日本は絶えることはないのだと言っておられるようで感涙(かんるい)いたしました。
自分は天皇家は日本人の総本家であるとおもっております。
自分が天皇家を大切に思うように、また、天皇も自分を大切に思っていてくださると考えて生きて参りました。
カナダの東の端(はし)、ノバスコシアのハリファックスの流れ着き、日本人として天皇家を誇りとし、国あることに感謝し、ささやかながら日本人として恥ずかしくないように、国を辱(はずかし)めることの無きようにと生活いたしております。
どうかおなじ日本人同士、腹蔵(ふくぞう)無き意見の交換が激論となりましても、国を思うものどうし、同意できなくとも理解しあっていただきたいと願うものであります。
いつも竹下様のこちらのサイトを楽しみ、勉強させて頂いているものとしてお願い申し上げます。

突然に礼儀も知らず、見当はずれのこと申し上げたかも知れませんが、アホおやじの誠とおくみとり下されたい。


アングリカン・チャーチに関して 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月19日(日)14時13分15秒

ごろうさん、

>アメリカにはアングリカン チャーチが結構有るのでしょうか? オーストラリアはコモンウェルスの国なので、各サバーブに必ず1個以上は有るのですが

私はクリスチャンではないので詳しくは知りませんが。

『アングリカン・チャーチ』と言われてピンと来なかったのですが、調べてみたら、アメリカでは『エピスコパル・チャーチ』(Episcopal Church=監督教会)と呼ばれているのがアングリカン教会の系列のようです(日本では『聖公会』です)。エピスコパル教会はアメリカ全国どこにでもあります。

アメリカは移民の国なので、たとえ少数でもありとあらゆるものが存在すると思います。アメリカは独立戦争で建国した経緯からコモンウェルスではありませんが、特に東海岸のニューイングランドやボストン辺りではイギリスの影響は強いですね。私の住んでる中西部はドイツ系、ポーランド系、アイルランド系の移民が多いので、言葉こそは英語ですが、文化的にはイギリス系の影響は少ないのではないかと思います。

カナダに行けば『クイーン・ストリート』とか『キング・ストリート』を始めとして、『ロイヤル系』のネーミングが多いのですが、アメリカでそういったものを見かけることはありません。やはりアメリカ建国がアンチイギリス、アンチヨーロッパから始まっているという点で、カナダとは決定的に違うのでしょうね。オーストラリアは背景的にはカナダに近いのではないかと想像出来ますが(カナダがフランスの影響が強い点を除いて)。

マサチューセッツ、ペンシルヴァニア、ヴァージニア、メリーランド、ケンタッキーの5州(いずれもイギリスから独立した建国13州)とプエルトリコ(アメリカ管轄)は今でも公式名でコモンウェルズを名乗っています。メリーランドはアメリカ最初の首都のアナポリスのある州です。

PS: 「ごろうさん」と書くと何となく「ごくろうさん」みたいに見えるので(笑)、HNは漢字にされてはいかがですか?


ご紹介サイト2 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月19日(日)13時18分10秒

 また上田三三生先生は、他にも昭和天皇が読んだ「海の外の陸に小島にのこる民のうへ安かれとただいのるなり」の御製(ぎょせい)の意味も「海外で終戦を迎えて、いつ帰って来られるかも分からない兵士達の身の上を思って、ただ健康でいてくれよ。安全でいてくれよと願っている」という昭和天皇のお気持ちを聞かしてくれました。

 昭和天皇が、戦争責任を十分に感じていると証明してくれたのです。

 しかも昭和天皇は、御製だけでなく、実際に戦争責任を取ろうとして、具体的な行動を取っています。

 それが有名なマッカーサー元帥との会見です。

 この会見で、上田三三先先生は、昭和天皇はマッカーサーとの会話の内容を漏らさない約束でなので、一言も誰にも言わずにお隠れになりましたが、「私は日本の戦争遂行に伴ういかなる事にも、また事件にも、全責任を取ります。又私は日本の名においてなされたすべての軍指揮官や軍人、政治家の行為においても直接全責任を取ります。その事で私自身の運命について貴下の判断がどのようなものでも自分には問題ではない。全責任を取ります」という事を言っています。

 戦争責任を取るつもりだったのです。

 その上に、皇室の全財産目録を持参しており、これで国民を飢えから救って欲しいと頼んでいます。

 それでマッカッサー元帥は、念入りに事前に調べて戦争責任がないはずの天皇が責任を取るという態度に打たれて、我は神をみたという言葉をいったというのは、河内正臣さんですが、とにかく感激して、天皇のお見送りをしています。

 自分はお迎えもお見送りも絶対にしないと断言していたマッカーサー元帥が、その後、天皇を心から尊敬するようになったのです。

 と同時に、昭和天皇は、国民に対しても、直接、責任を取っています。

 それが全国御巡幸です。

 この御巡幸は、昭和21年から29年の8年8ヶ月、のべ165日行われていますが、昭和天皇が、敗戦で傷ついている国民を直接励ましたいという事で始められています。

 占領軍は、そんな昭和天皇の全国御巡幸に対して、どこの君主でも敗戦した後は、総スカンを食らっているので、懺悔(ざんげ)のような事をしても、石をぶつけられるのが関の山だろうと許したといいます。

 昭和天皇は、国民の誰かに殺される事も覚悟して、まったく無防御の中で、国民に直接会ったのです。

 しかしその結果は、占領軍を慌てさせました。

 国民はそんな昭和天皇をどこでも熱狂的に迎えると、日の丸の日章旗を上げ君が代を歌います。各地区にある共産党の本部の幹部達でさえ、昭和天皇を心から歓迎したというのです。

 ですからその結果に驚いた占領軍は、御巡幸に対して、一時、御退位の問題や東京裁判の結果を持ち出して、中止させたとさえいいます。

 結局、昭和天皇は、そんな占領軍の妨害もものともせずに、警備の自信がないという沖縄を除いた、全国で御巡幸をすると、国民を励ましているのです。

 しかもその御巡幸は、今では想像できないぐらい、大変だったそうです。

 上田三三先先生はそんなエピソードを何個か話してくれました。

 千葉県では泊まる所もなく、列車で仮眠したり、学校の教室に茣蓙(ござ)を引いて、寝たりした事もあったそうです。

 その上に、御巡幸では真っ先に遺族や引揚(ひきあげ)者、戦災に会い、自決した阿南(あなみ)大将の未亡人などには、側近のものにわざわざ電話して来るようにいっています。

満州から引き上げた開拓団の人達が、長野県の浅間山の麓で、再び開拓する仕事についたと知ったら、2キロも山道を歩いて、励(はげ)ましています。

国民は、そんな昭和天皇の姿に励まされ、新しい道を見つけると、日本の国を再び復活させました。

河内正臣さんは、昭和天皇の命懸けの御巡幸で、国民にやる気を与え、今日の経済大国、日本の道をつけたといいますが、僕もそうかもしれないと思います。

天皇の存在は、オリンピックなどでも比較にならないぐらい、日本にとって経済面からみても貴重なものだと思うのです。

ですから僕は、日本民族は、昭和天皇に救われたといえますし、昭和天皇を、そんな名君にお育てしたすばらしい方のおかげで救われたともいえると思います。
 そんな人達に心から感謝したいのです。(引用終わり)

 八神としては、ヤポどんにも「敬神崇祖」「尊皇(天皇陛下と皇族の方々を愛し好きになる)」という「感情」を、もっていただけるとうれしいと思います


ご紹介サイト1 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月19日(日)13時12分30秒

 以下の引用は、下記サイト「縁の花」より

『152号:昭和天皇をお育てした人々』(「緑の花」より)
http://www.h2.dion.ne.jp/~ennohana/enno152.htm

∴「昭和天皇の御聖徳」∴

 上田三三生先生のお話は、最初、河内正臣さんと同じように、昭和天皇が、日本の国、日本民族を救ってくれたのだという話から始まりました。

 まだまだそんな事さえ、日本人の多くの人に知られていませんが、太平洋戦争の末期、昭和天皇が、自分の身の保身に入って、終戦の御聖断という見事な決断をしなければ、日本民族は、滅亡した可能性は高かったからです。

 それを上田三三生先生は、陸軍は最後の一兵まで戦うと本気で考えており、終戦の御聖断がないままに、米国が九州や四国、本州に上陸し、沖縄のような民間人を巻き込み、多くの人が亡くなるような悲惨な戦いが起こったら、日本民族は滅亡していたという事でお話してくれました。

 何故(なぜ)なら戦争で亡くなる人達の数は、B-29の本土爆撃だけではすまないぐらい、何十倍と増え、おそらく日本の国が再び蘇る事を、米国なので世界は許されなかったと考えられるからです。

 五島勉さんや河内正臣さんは、その事をもっと過激に、原爆も広島と長崎だけでなくて、日本の主要な大都市に何十発も落としただろうし、戦後世界は、命懸(いのちが)けで戦う異性人、日本民族に恐れを頂いて、決して日本が再び、世界の表舞台に立つ事を、許そうとはしなかったと推測できるといっています。

 米国に住んでいたインデアンやオーストラリアの原住民のように、日本民族も滅亡されられていたかもしれないのです。だけどそんな日本の国に始まって以来の危機は、昭和天皇が終戦の御聖断をして、国民にラジオで終戦を宣言した事で終わりました。

 日本民族は、それを聞くと、天皇の命を守って、一切の抵抗を止めたからです。天皇によって、日本民族は救われたといっても、いいすぎではないのです。

 しかし残念ながら、日本人の中には、そんな昭和天皇を批判する人はいます。

 昭和天皇が倒れた頃、特に昭和天皇の戦争責任を言い出す人がいたそうですが、上田三三生先生は、それを少し怒りを持っていいました。

 僕は全然知れませんでしたが、長崎市長の本島(もとしま)などは、昭和天皇の戦争責任について、昭和天皇が話せないのをいい事に、全国で講演活動をしていたそうですが、本当に悲しい事だといっていました。だけどそんな本島も亡くなっていますし、今、あまり昭和天皇の戦争責任を訴える人もいません。

 どうやら昭和天皇の事を非難している人は、天から排除されているのか、今は、真実を伝えている人しか残っていない感じですが、上田三三生先生は、そんな事を何となく教えてくれたのです。

 と同時に、上田三三生先生は、本島が言わなくても、戦争責任を一番感じているのは、昭和天皇自身だという事を教えてくれました。日本人で一番、太平洋戦争の責任を起した責任を痛感し、心から悔いているのは昭和天皇だというのです。

 何故ならそれを上田三三生先生は、昭和天皇が、終戦の時に読んだ歌、二つの御製(ぎょせい)を聞かしてくれる事で証明してくれました。

「身はいかになるともいくさとどめけりただたふれゆく民をおもひて」

「爆撃にたふれゆく民の上をおもひいくさとめけり身はいかならむとも」

 この二つの御製の意味を、上田三三生先生は、「自分の身はどうなっても構わない、これ以上、国民を苦しめるのは忍びないので、だから終戦の決断を下した。無条件降伏であるポッダム宣言を受け入れることで、連合軍からどんな事を命令されるかは分からないけど、自分が一心で受け止めて、自分は処刑されても国民を救いたい」というのが昭和天皇の御心だと解説してくれたのです。


おやじハリファックス さん、感謝です。 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月19日(日)13時03分33秒

同一趣旨の昭和天皇陛下御製(ぎょせい)は、ご紹介のもふくめてほかにもあります。
 
・爆撃に たふれゆく民の上をおもひ いくさとめけり 身はいかならむとも
・身はいかに なるともいくさとどめけり ただたふれゆく 民をおもひて
・国がらを ただ守らんといばら道 すすみゆくとも いくさとめけり


昭和20年 終戦直後の御歌 投稿者:おやじハリファックス  投稿日: 9月19日(日)12時12分32秒


爆撃に たふれゆく民の上をおもい いくさとめけり みはいかならむとも


ごろう様へご回答 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月19日(日)04時41分48秒

 ご質問をありがとうございます。
 神社新報は、読んでいませんので、あいにくくわしくありません。
 それから、「私は神を見た」というようなこと(「天皇は神だ」)は、東京裁判の裁判長ウェッブも昭和50年に語っています。

 天皇家とクリスチャン、キリスト教の関係は、割と皇室に批判的な右系の方々も語っていたりします。終戦直後に、宮内庁職員7000人を解雇して、GHQがその多くをクリスチャンに入れ替えたとかの裏話もあります。

 私も以前は、そういうことに大いに懸念を示していましたが、皇后陛下についてはすでに御成婚の直前に「洗礼は受けていらっしゃらないのでクリスチャンではない」ということが、公式に発表されております。
 高松宮殿下については、そのご発言の載(の)っているものを見ておりませんので、なんともいえませんが、私自身は、これまでのさまざまな皇室関係の資料(侍従長や側近や宮中武官の手記・回想記・ならびに三笠宮寛仁(ともひと)殿下の手記など)を見る限り、ある種のセンセーショナリズム(つまりご紹介の記事を書いたライターとか。ライターは売れる原稿をかいてなんぼの世界ですから)と、皇室は無縁であり、NHKはじめマスコミがよくやる「演出」無用の世界でお暮らしになっていらっしゃると思っております。

 皇室連綿のご神事は、庶民の目のとどかないところで、きちんとなされております。
 天皇家が天照大神(あまてらすおおみかみ)のご直系であるという祭事は、神事上、まったく崩れていないと伝え聞いております。皇室が、仏教を受容した歴史に比べれば、キリスト教が与えた影響は微々たるものであろうと感じます。
 それよりも、日本皇室が受けた「英国王室」からの影響の方が、昭和陛下の時代からずっと大きいと思われます。

 センセーショナリズムや演出や売らんかなの気持ちで、皇室や天皇祭儀をとりあげる記事には気をつけることです。皇室や天皇家の「核」は、とてもじゃありませんが、半端(はんぱ)学者や世をすねたジャーナリストや「敬神崇祖」の感情などまったく持たないで、ただ知識だけで理解しようとするサヨクっ気の抜けない人たちには、とうてい手の届かないところにある偉大なるものです。

 まあ、どっしり構えてください。そのうち、適当な資料の数々をご紹介いたしますので、ちょっとお待ち下さい。


Re: マッカーサー回想記について 投稿者:ごろう  投稿日: 9月19日(日)03時00分47秒

八神様、

大変参考になりました、有難うございました。昭和陛下、正に「漢(おとこ)」でいらっしゃいましたね。ダグラス マッカーサーとの契約を生涯を通し守り通されたのですね。私は陛下の他の御言葉、御行動を考えた時、この説明が一番しっくり来るし自然だと思いました。

ダグラスと昭和陛下の会見でダグラスが感銘を受け、その深い感動を「私は神を見た」という言葉で表現したと言う件を覚えていたので彼の宗教を調べてみたらアングリカン・チャーチの熱心な信者で軍服を着た宣教師を自認していたらしいです。彼は大量の宣教師と聖書を軍用機で日本に運んだらしいのですが、その彼が「神」を見たと言うからには陛下の御人格、神との関係が如何(いか)に特別であったかの証左になるのではないかと思いました。

が、同時に昭和22年、高松宮が「神社新報」のインタビュー記事で、こんな驚くべきことを語ったのだと有りましたが、本当に高松宮様がインタビューでこんな驚くべきことを語ったのでしょうか? ちょっと目が???でした...
八神様は神社新報にお詳しいのかと思い質問させて頂きました。下記サイトは皇室の方々に尊称を付けずに書いているので少し憤(いきどお)りを覚えられるかと思います、申し訳ございません。


文太様、

質問なのですが、アメリカにはアングリカン・チャーチが結構有るのでしょうか? オーストラリアはコモンウェルスの国なので、各サバーブに必ず1個以上は有るのですが、アメリカにも有るのはちょっと驚きでした。

『学研△ー7月号より転載。裏の日本史/天皇家はクエーカー教徒だったのか?』(「★阿修羅♪」より)
http://www.asyura.com/sora/bd7/msg/601.html


プロ野球ストと読売の記事 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月19日(日)01時07分43秒

WEB上に載っていないようなので、記事そのものはリンク出来ませんが、今日の読売の夕刊では、ストを残念がる人々の声をやたらと掲載していました。売店等の関係者は当然としても、ファンに聞いた結果が異様にスト反対に傾いているので、少々違和感を覚えます。辛(かろ)うじて近鉄ファンへのインタビューでは、「残念だが、ストは止(や)むを得ない」という意見が載っていました。恐らく、近鉄ファンにはスト反対という人が殆(ほとん)どいなかったので、選べなかったのでしょう。TBSの世論調査では、86%がストを支持しています。それが多少恣意的な調査だったとしても、圧倒的に支持派が多いのは確実ではないかと思います。読売の書き方は余りに作為的で、これでは他の記事にも信用を失ってしまうのではないか、と余計な心配をしてしまいました。分かり切ったことですが、主筆でもあるドンがあの人物ですから、記者も本心と違うことを書いているのかも知れません。他のメディアはチェックしていませんけれど、他の事では保守系として論調を同じくする産経も、今回は選手会寄りなのではないですかね。これじゃ、読売の購読数も落ちる訳だ。でも、大半のメディアが経営側を猛批判していますから、読売系列だけでも違うスタンスを貫く方が公平で、見方によっては健全な姿かも知れませんね。ブッシュを必死で擁護する米国の共和党寄りメディアを見ているようで、滑稽ですけど。


Re: 沖縄の基地縮小は台湾の危機だ! 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月19日(日)00時50分44秒

>米国と支那は裏で繋がっている様に思えるが・・・・・・

中国は日本に負けない規模の米国債を保有しているそうです。それで、米国も無闇に中国を邪険に出来ないらしい。それに、嘗(かつ)て国民党が共産党に敗れたのは、米英の支援が打ち切られたせいですので、理由は不明ですが米国は古くから中共との間に何等(なんら)かのパイプを持っていたのではないかという気がします。

中ソ対立は、表向きは社会主義の理論を巡る相違が原因とされています。商工業を重視したソ連に対して、毛沢東は農業を重視すべしと主張したからです(ロシア赤化革命は農民には余り支持されなかったが、中共は農村から革命を進めた)。然(しか)し、毛沢東と中共内のソ連派幹部との間には、革命前から溝があったという研究もあるのです。本当は、これにも米国が関与していたのではないでしょうか。米中間の歴史の闇は想像以上に深いようです。

>今、沖縄から米軍が削減されるならば、東支那海における制空・制海権は危うくなりかねない。

現在世界中で進められている米軍の再配置に絡む議論でも出ている話ですが、今の米軍なら沖縄に置くのとグアムやハワイに置くのとで、対応力は大して変わらないとも言われています。再編案では、グアムから沖縄に統合される予定の部隊が、インド洋までを管轄することになっていますから、それが何よりの証拠でしょう。嘗てのように航空機の航続距離が短かったり、地上兵力や海軍の力が大きな意味を持っていたりした時代とは違うので、東シナ海や台湾の安全保障を考えるだけなら、別に沖縄である必要はないのです。勿論、緊急性の高いスクランブル等には沖縄でないと対応し切れないでしょうが、それだけの為にあれ程の兵力を置いておく意味はありません。その後の本格的な有事となれば、米本国からの派遣でも充分に間に合います。何故(なぜ)グアムやハワイでなく沖縄に統合するのかと言うと、前者では兵員の住宅等に当てる施設用地が手狭だからなのだとか。その陰でマッチ箱のような家に住み、米軍機の事故等にも怯(おび)えながら暮らしている日本人は、省(かえり)みられているでしょうか。


Re:沖縄の基地縮小は台湾の危機だ! 投稿者:一言居士  投稿日: 9月18日(土)23時31分54秒

米国と支那は裏で繋がっている様に思えるが・・・・・・


脳こうそくで破壊の神経、血管幹細胞で再生…実験成功 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月18日(土)21時50分6秒

まだ臨床には程遠い第一歩ですが、研究は進められているようです。

『脳こうそくで破壊の神経、血管幹細胞で再生…実験成功』(YOMIURI ON-LINE 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040917i311.htm *


沖縄の基地縮小は台湾の危機だ! 投稿者:台湾の皆様の友人  投稿日: 9月18日(土)21時10分9秒

沖縄の基地縮小は台湾の危機だ!

台湾の皆様

普天間基地を始めとして沖縄からの米軍県外移設を唱える声は、台湾を赤化統一しようと企む支那と、それに結託する日本左翼の謀略によるものである。沖縄から米軍基地や米軍部隊がいなくなって一番喜ぶのは支那に他ならない。

日本の保守は左翼の巧妙な世論工作により、米軍に対して反感を持つように誘導されている。海兵隊ヘリ事故現場に日本の官憲を立ち入らせなかったことは日本に対する主権侵害に他ならないからだ。それは事実としても、これは米軍と日本国民を分断させようとする謀略である。一部の保守は左翼どもと、行動を共にし、普天間基地県内移設と辺野古(へのこ)での代替施設ボーリング調査に反対している。

今、沖縄から米軍が削減されるならば、東支那海における制空・制海権は危うくなりかねない。そうなれば台湾が北から軍事侵攻を受け易くなるのである。沖縄からの米軍基地・米軍部隊撤退は台湾の存在を危うくするだろう。台湾は声を高くして、沖縄からの基地撤退に反対すべきである。


伊勢神宮C 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月18日(土)17時09分1秒

伊勢に落ち着いた経緯は、以上ですが、これだけでは不充分です。

4.壬申の乱

欽明帝の時代から皇室・朝廷の篤い信仰を得るようになった伊勢神宮ですが、当初は現在のような内宮(ないくう)・外宮には分かれておらず、祭主も地元豪族が担当していたと見られます。皇室からの崇敬の証(あかし)である斎宮(さいぐう)の派遣は、推古帝の御代まで続きましたが、どういう訳かそこで途絶えてしまいました。邪推かも知れませんが、尾張方面の支配権が手許(てもと)に返って来て、皇室としても伊勢方面の重要度が下がってしまったのではないでしょうか。この段階では、神宮は太陽神及び農耕神の社(やしろ)ではあっても、皇室にとって第一の神社ではなかったかも知れません。

さて、時代が下って壬申の乱が起こります。『記紀』等の記述では、天武帝の軍は吉野から美濃(みの)方面へ抜けて東国へのルートを押さえた後、伊勢神宮から神懸(かみがか)り的な「助け」を得て勇気百倍し、近江(おうみ)勢を打ち破ったとあります(細かな表現は間違っているかも知れません、悪(あ)しからず)。即位した天武帝は、途絶えていた斎宮の派遣を再開しました。これらを推理すると、天武軍は伊勢神宮の祭主だった豪族から何等(なんら)かの支援を取り付け、その際に、勝った暁(あかつき)には神宮を再び厚遇すると約束したのではないかと思います。そして、この派遣再開に合わせて、伊勢神宮が皇祖神を祀(まつ)る最高位の神社となり、皇祖神たる純粋な太陽神の要素と、農耕神の要素が切り離されて、夫々(それぞれ)が皇大神宮(内宮)と豊受(とようけ)大神宮(外宮)に祀られたのではないでしょうか。それまで日輪を祀っていた各地の神社が、この時期に「火」の神に換えさせられたという説もあります。

又、この時、新たに中央の豪族が祭主として任命され、従来の祭主は外宮の禰宜(ねぎ)になったと考えます。天武帝の御代に、大中臣(おおなかとみ)氏が祭主に任じられて下向(げこう)しているからです。従来からいた祭主は、伊勢国造(いせのくにのみやっこ)でもあった磯部氏(後に度会(わたらい)氏)であろうと思われます。尚、内宮の禰宜である荒木田氏も、大中臣氏と一緒にやって来た中央豪族の末裔とする見解もあります。

伊勢神宮が皇祖神を祀るようになった時期を天武帝の御代とするのは、この頃に現在のような式年遷宮が定着した、という有力な学説があるからでもあります。天皇の平均在位期間が約20年であり、当時は天皇が替わる度に宮殿も建て替えられていたので、伊勢神宮でも式年遷宮を20年毎に行う慣例になったと言われるのです。勿論、掘立(ほったて)式の日本建築では、定期的に建て替えないと柱が腐食してしまうからでもあるのですが。



推測ばかりで、然(しか)も恐ろしく長文で申し訳ないです。元々が数人懸(が)かりで書いた長い論文ですので、仕方ないのですけど。科学的な根拠の弱い部分が沢山あり、飽くまでも可能性のひとつとしての価値しかありません。その点を踏まえて、他の学説や『記紀』等の記述と比較してみて下さい。此処(ここ)まで読み終えて頂いた方、ありがとうございました。


伊勢神宮B 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月18日(土)17時08分11秒

3.朝廷分裂

534年に継体帝が崩御(ほうぎょ)された時、長子の勾大兄皇子(まがりのおおえのみこ)が即位して安閑(あんかん)帝となられますが、早くも2年後に崩御して、弟君(おとうとぎみ)が宣化帝となっています。然(しか)し宣化帝も4年後に崩御され、更に異母弟の欽明帝が即位される訳です。
ところが、『上宮聖徳法皇帝説』では欽明帝の即位年も534年で、安閑・宣化両帝と並立していたことになってしまうのです。継体帝は御存知の通り、武烈帝の跡が絶えたので遠く離れた皇統から選ばれたと言われていますが、この説を私が信じないことは、先に述べました。そして、安閑・宣化両帝の母君(ははぎみ)は中京圏の豪族・尾張氏から出た尾張目子媛、欽明帝の母君は仁賢帝の娘である手白香皇女(詰まり、前皇統の一族)で、前者は継体帝の側室、後者は皇后でした。

此処(ここ)で、本来は最初から欽明帝に皇位が継承される筈だったが、幼少であられたので兄君が間を繋いだとも考えることが出来ます(この直前の時代に、顕宗・仁賢両帝という比較的幼少の天皇が続き、飯豊皇女(いいとよのひめみこ:忍海飯豊青尊)が執政となった歴史があります)。が、2つの皇統が同時期に並立していたという一部の記録から、我々はこんな推理をしてみました。

安閑帝に皇位が移ると、前皇統と無関係な血筋が天皇家を受け継ぐことになる。然も、尾張氏という外部の豪族が朝廷の中心に入り込んで来ないか。そういう不安を抱いた大和豪族達の一部は、前皇統の血が流れる欽明帝を即位させ、後世の南北朝と同じ状態になった。両者は軍事的に衝突したかどうか不明だが、深刻な対立関係に陥ったのではないだろうか。ところで、当時の東国は貢物(くもつ)の供給源であると共に、多くの牧(まき)を抱え、優秀な軍馬を提供していた。従って、財政的にも軍事的にも、東国との結び付きは非常に重要で、両勢力とも東国への連絡路を必要とした。尾張を押さえている安閑・宣化朝側は問題ないとして、欽明朝側は新しいルートを開拓しなければならない。そこで、伊勢を通って伊勢湾を渡り、渥美半島へ抜けるコースが、俄(にわ)かに注目された。同時に、東国経営にとって重要な日輪の社も、このコース上で新たに確保しなければならず、伊勢に古くからあった神宮が選ばれた。最終的に欽明朝側が勝利したので、以後は伊勢神宮が嘗(かつ)ての熱田神宮の地位を引き継ぐことになる。既に熱田神宮時代から送られていた斎宮も、伊勢神宮に送られるようになった。

この推理は、在位期間の重複した史料があるという以外に、何の有力な根拠もありません。但(ただ)し、ゼロから我々が組み立てた学説ではなく、部分部分で何人かの研究者が唱えていた説を整理したものです。欧州の王室や古代エジプトでも、男系の王統が絶えると、王女の夫を次の王に据えて血統を繋ぐ傾向がありました。大和豪族の主流派が、尾張氏に由来する皇統に抵抗したと見る考え方は、其処(そこ)にもヒントを得ています。はるさんの最も枢要な疑問であると思われる、「何故、(辺境の地であった)伊勢が選ばれたのか」という問題への答えは、こんな感じでしょうかね。もうひとつは、単に日輪により近付こうとして、東方へ東方へと祭祀の場所を移していくうちに、大和地方からほぼ真東に当たる伊勢に落ち着いた、という考え方もありますが。垂仁(すいにん)帝の御代(みよ)に定まったというのが本当なら、当時の朝廷の勢力範囲であったと思われる近畿一円の東端ですからね。


伊勢神宮A 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月18日(土)17時07分15秒

2.熱田神宮

大和朝廷が東国へ勢力を拡大していく中で、日の昇る方角に刃を向ける東征には、日輪への配慮が必要だったのではないでしょうか。神武東征説話でも、一旦は難波(なにわ)方面から大和入りを目指した東征軍は、長髓彦(ながすねひこ)に敗れて五瀬命(いつせのみこと)が矢傷を負います(その後に紀州に上陸しますが、此処(ここ)でも地元勢力と戦ったという伝承があります)。五瀬命はこの傷が元で亡くなりますが、その際に「日輪に向けて進撃したから、罰(ばち)が当たったのだ」と言われたとされますね。それで、跡を継いだ神武帝は、東に回って宇陀方面から再進攻しています。この説話の真偽は兎(と)も角(かく)、こうした話が伝わっていることからも、朝廷が東方への軍事行動を無神経に進めることは出来なかったのではないかと思われるのです。

そこで、東国遠征の途上で日輪への祭祀(さいし)を執(と)り行える神社を探し、現在の熱田神宮が選ばれたのではないか、という推理になります。この神社も古くから現地にあった社ですが、この時代は農耕神と太陽神の要素を併せ持っているのが普通だったので、日輪の社として指定したのでしょう。愛知付近に伊勢神宮の前身となる重要な神社があったという痕跡が、何かの説話に残されていた筈ですが、生憎(あいにく)とこれは思い出せません。確か、初期の斎宮(さいぐう)に関するトラブルの話だったと思います。


伊勢神宮@ 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月18日(土)17時06分25秒

>最終的に“伊勢”がふさわしいとされた歴史的な事実が何かあるのではないかと思うのです。

学生時代にサークルで、伊勢神宮の起源を研究したことがあるので、覚えている範囲で書いておきます。高が学生の(それも1年間だけの)研究ですし、確証の無い部分が多いですから、こんな推測も成り立つ、という程度で受け止めて下さい。

1.神宮創建

近世以降に創建された新しい神社を除き、神社には科学的に起源が確かめられるものは殆(ほとん)ど無いと言って良いでしょう。神道が自然崇拝から起こった如く、神社も何時(いつ)の間(ま)にか其処(そこ)にあった、というのが一番近いのではないでしょうか。伊勢神宮も後述の皇室との結び付き以前に、地元の日輪信仰の社(やしろ)として太古の昔(弥生期?)からあったと考えられます。我々の研究でも、神宮自体の創建時期は不明という結論を出しました。

神社には大別して「平入り型」と「妻入り型」があり、伊勢神宮は前者です。後者が宮殿をモデルにしたとされるのに対し、前者は倉庫、それも米蔵(こめぐら)から発展したのではないかと考える見解があります。伊勢神宮の本殿の真下には、建物と繋がらない「心御柱(しんのみはしら)」と呼ばれる神聖な棒が埋まっています(内宮(ないくう)と外宮では、地上に出ている長さが微妙に違うらしい)が、これと同じものと思われる柱穴の跡が、弥生期の遺跡から発見されています。倒壊した倉庫と見られる、斜めになった柱穴群の中心に、ひとつだけ倒れていない穴があったからです。詰まり、米蔵に神が宿るという考えから発展して、神の降臨する神聖な柱を造り、それを地下に埋めた。これが神社建築の源流(のひとつ)になった。そうした様式が伊勢神宮にも受け継がれているということで、神宮の本殿は、農耕の神を祀(まつ)る役割もあった米蔵に起源を持つという考え方ですね(神宮自体が嘗(かつ)て米蔵だったという意味ではない)。この農耕の神とは、農耕に必須な太陽の要素も併せ持つので、初期の神宮は単独で両方の意味を持っていたのではないかと思います。


Re: マッカーサー回想記について 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月18日(土)14時38分19秒

>昭和帝が、マッカーサーに何を語り、何を語らなかったか、こういうことはちゃんとした記録をもとにして、データを調べるのが正しい態度でしょう。

この夏帰国時にあるコンベンションで通訳の仕事をたのまれたことがあります。勿論私は同時通訳の専門トレーニングを受けた訳ではありませんから、外国人参加者への非公式な通訳という形でした。ただ文化や習慣の異なる言語を正確に訳しても細かいニュアンスを正確に伝えるのは非常に難しい場合もあります。

ニクソンと毛沢東の会談で、毛沢東が相当非礼な表現を使ったのが、通訳による英語ではかなり柔らかく訳されていたと、知人の中国人が言っていました。毛沢東は『放屁!』と言いましたが、正確な英訳は『BullShit!』です。日本語に訳すのは難しいですが、差し詰め『下らないナンセンスは納得しないぞ!』といったニュアンスです。

陛下とマッカーサーの会見の場合記録が削除されているという点、回想録など現存資料に頼るしかないですが、一般的に同時通訳の場合どうしても通訳者の解釈が加わるため(誤訳も含め)、『本人の言葉』と『同時通訳』の日本語と英語の双方を比較検証しない限り正確な事実を知ることは難しいものだと思います。


マッカーサー回想記について 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月18日(土)14時05分7秒

日経新聞のコラムにありましたね。

日経新聞:春秋 22.October(Tuesday) 2002年
▼しかし――と、ここで考える。先に外務省が公開した昭和天皇とマッカーサー元帥(げんすい)の会見記録には、一部に伝えられている戦争責任への言及が無かった。記録作成時に削除したとも考えられるという。書き記すことの可能性と限界。書物を通して世界を見る時、心すべきことなのだろう。

23.October(Wednesday)
▼きのうも触れた昭和天皇とマッカーサー元帥の会談記録は、記述から退けられたと推測される2人の肉声部分にかえって想像が高まる。戦争責任を認めた天皇の率直な発言に元帥は感動して「私の骨の髄までも揺り動かした」とのちに回想している。象徴天皇制で皇室が維持される歴史の大きな転換点といわれる。

 まあ、藤田侍従長が通訳が提出した陛下への記録を見ているわけですから、それで決定です。もし、昭和陛下のマッカーサーへの発言がウソならば、マッカーサーと藤田侍従長がともにウソをついたという事実(証拠)をあげなければなりません。

『今日の新聞コラム』(「お暇な皆様へ」より)
http://www10.plala.or.jp/asamiy/200210.htm


Re: 中韓で相次ぐ誤報? 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月18日(土)13時59分39秒

>高倉健なら外国映画出演は然(さ)も有りなんという話ですけどね。

高倉健の場合は「正式なオファーが来ていない」という表現ですから、水面下で打診だけはあるのかも知れませんね。韓国の誤報は、以前にTBSと韓国テレビ局との合作ドラマ(皇族出身の女性が登場する話)の報道があった後で、色々とゴタゴタしたようですから、ジャニーズ側が尻込みした可能性もあります。


Re: 遅ればせながら 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月18日(土)13時55分41秒

>「根も葉もある嘘」という作家の井沢元彦氏の説を支持したいと思います。

先に感情の赴(おもむ)く儘(まま)、「オカルト」という表現を使ったので、一部に誤解を招いているようですが、私の『記紀』に対する考えも、これと同じです(井沢氏の説は殆(ほとん)ど知りませんが)。過去の記録に基付(もとづ)いた真実も含まれていると思いますが、為政者にとって具合の悪い問題や、後世に残すと色々面倒になりそうなこと等は、敢えて書かなかった。或(ある)いは、別の話にして暗に伝えようとした。官製史書(これは悪意のある用語ではありません、念の為)というのは、そういうものですよね。曽我入鹿(そがのいるか)が主犯とされている山背大兄皇子(やましろのおおえのみこ)一家滅亡事件でも、軽皇子(かるのみこ:後の孝徳天皇)を始めとする諸豪族(後に大化の改新の主役級になる人々)の連合軍が襲撃した事件で、入鹿は寧(むし)ろ末席に近い立場だったとする資料があるそうです(『上宮聖徳法皇帝説』ではないかと思いますが、未確認)。

歴史学というのは、基本的に文字史料から出発する学問ですから、最初の通説というのは大抵、このような権威ある史書に根拠を置きます。やがて考古学を含む詳細な研究によって検証が進み、幾つもの通説が覆(くつがえ)されていく訳です。その方法論から違ってしまっている方とは、どう議論しても噛(か)み合わないですから、敵意だとか別次元での人間関係等とは関係なく、意見をぶつけ合うことに意味が無いと思うのです。丁度、私がこの処(ところ)の騒動に絡む文脈で触れてしまったので、要(い)らぬ勘違いをされた方もおられると思いますが。こういう書き方も、人によっては棘(とげ)があると思われるのかも知れないですけど、そういう他意はありません。


Re: 中韓で相次ぐ誤報? 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月18日(土)13時37分48秒

以前に書いたかもしれまんが、高倉健はアメリカ映画にも出演していて、映画で見る限りではかなり英語が上手(うま)いです(もちろん暗記したセリフの流暢(りゅうちょう)さが実際の会話力とは限りませんが)。キムタクは知りませんが、高倉健なら外国映画出演は然(さ)も有りなんという話ですけどね。


中韓で相次ぐ誤報? 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月18日(土)13時28分35秒

『高倉健 中国作品で主演』(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040918-00000021-sph-ent

高倉健 中国作品で主演

 俳優の高倉健(73)が、11月にクランクインする中国映画の巨匠チャン・イーモウ監督の次回作への主演が決まったと、17日までに人民日報が報じた。

 同紙によると、タイトルや共演者、公開時期などには触れられていないが文芸作品。1920年代の日本の父と子、中国の女性との物語。11月から中国・雲南省や日本で撮影される予定。ストーリーの詳細もほぼ固まっているという。製作費は約1000万元前後(1億3000万円)という情報もある。

 北京新画面影業有限公司の張偉董事長が15日明かした話では、高倉の起用について「私もチャン監督も称賛する素晴らしい俳優。他の海外映画スターと違うのは顔。強い感情にあふれた顔は最高のセリフ」といい「演技は円熟の境地に達している。最小限のセリフで最も生き生きした映画ができるだろう」と絶賛している。

 出演が正式決定すれば、高倉の映画出演は「ホタル」(2001年)以来3年ぶりの新作となる。チャン監督は最近では「HERO」「LOVERS」をヒットさせている。

 監督の風ぼうが健さんに似ているのはファンの間でも知られ、2人は00年夏に出会って以来、親交が続いていたという。健さんが中国女優チャン・ツィイーが主演した「初恋のきた道」(00年)を見て感動した話は有名。監督に信頼を寄せていたことが、中国映画出演につながったと見られている。

(スポーツ報知) - 9月18日12時50分更新


『木村拓哉、初の韓国ドラマでキム・ハヌルと共演へ』(Digital Chosunilbo 朝鮮日報)
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/16/20040916000029.html

木村拓哉、初の韓国ドラマでキム・ハヌルと共演へ

記事入力 : 2004/09/16 13:21

 キム・ハヌル(26)が日本の木村拓哉(32)と共演する。

 キム・ハヌルと木村拓哉が12月にSBSで放送が予定されている『ソウルでただ一度』(仮題)でラブストーリーを演じる。

木村拓哉とキム・ハヌル

 日本のトップスターが韓国制作のドラマに本格出演するのは今回が初めて。

 このドラマでキム・ハヌルは有名芸能人とその友人と三角関係に陥る写真作家志望のウンチェ役を演じ、木村拓哉は日本の人気歌手で主人公の親友役として登場する予定だ。

 今回の決定でキム・ハヌルのもう一人の相手役に誰が選ばれるかに関心が集まっている。

 有力候補だった李炳憲(イ・ビョンホン)は来年2月に公開予定の映画『甘い人生』の撮影のため出演を控え、ペ・ヨンジュンも映画出演を予定しており、制作陣は木村拓哉と共演するに相応しい俳優を探している。M

『スポーツ朝鮮/キム・テグン記者 amicus@sportschosun.com 』


この2つのニュースが、あっという間に否定された模様です。踊らされた日本メディアも情けないですけど。

『健さん、キムタクがアジア出演否定』(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040918-00000033-nks-ent

健さん、キムタクがアジア出演否定

 高倉健(73)とSMAP木村拓哉(31)がアジアの映画、ドラマに出演すると相次いで報じられ、それぞれ否定するハプニングがあった。高倉は16日付の中国紙「人民日報」に、「HERO」「LOVERS」などで知られるチャン・イーモウ監督の次回作に主演すると報道された。木村は同日付の韓国紙「朝鮮日報」に、韓国SBSのドラマで女優キム・ハヌル(26)と共演すると報じられた。これに対し、高倉の所属事務所は「正式なオファーはない。希望的観測だろう」。木村の事務所は「あり得ない話」と否定している。

(日刊スポーツ) - 9月18日9時49分更新


プロ野球選手の労働者性 投稿者:解法者  投稿日: 9月18日(土)11時53分39秒

プロ野球選手、労働者です。

 野球と言う<技術>を生活の糧(かて)としている「個人事業主」であり、雇用形態も単年制あるいは複数年制であり、継続的雇用が予定されていないことから<労働者>ではないという見解も成り立ちますが、これは「木を見て森を見ない」類(たぐい)のものです。
 プロ野球選手、雇用、労働条件を球団との交渉によって確保(契約)しており、その力関係も「球団」側が一般的には<圧倒的>に強く、「使用者」であることは疑いのない事実です。
 先の「プロ野球選手会」からの近鉄のオリックスに対する「合併差し止めの仮処分」での東京高等裁判所の判断(もちろん担当した裁判部)でも「合併に係る労働条件については、団体交渉で誠実交渉義務を尽くさなければ不当労働行為に当たる」としております。
 「不当労働行為」が認められるということは、「プロ野球選手会」に<団体交渉権>を認めたもので、「プロ野球選手」が<労働者>であることを認定したものと考えられます。
 したがって、<団体交渉権>を前提とした「争議権(ストライキ権)」があるということになります。
 まず、「プロ野球球団」からの、「プロ野球選手会」および「プロ野球選手」に対する<損害賠償請求>は無理です。
 正当な権利であると共に<違法性>がないからです。


判りました>南 燎原さん  投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月18日(土)06時27分18秒

 では、南さんにはご存じないことですが、この場を借りて申させて頂きます。

 貴サイトの膨大なコンテンツを拝読して大変勉強になり、あなたの「あらゆる物事の捉え方」には大変参考になりました。そのお陰といいますか、これを糧(かて)にしてこれからも精進していきたいと思いますので、感謝の念を以ってこれにて締めさせて頂きます。


 『本当に有難う御座いました』


はるさんへ>ROMでしょうからご返事はけっこうです。 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月18日(土)06時17分29秒

 伊勢神宮が、どうして現在地に定まったかについては、いろいろ研究書が出ていますが、とりあえず所功さんの『伊勢神宮』(講談社学術文庫)あたりが、入手しやすい文献ではないかと思います。

 ちなみに、井沢元彦氏の著作は、なんだか興味がわかず、読んだことがありません。
もしかしたら、いずれ読むこともあるでしょう(今までそういうことが何度かありましたので)。小学館の受付で偶然、ご本人をお見かけしたことがありますが、顔がとっても四角い方だと思いました。


うーん 投稿者:南 燎原  投稿日: 9月18日(土)06時13分52秒 Remote Host: d2ee0789.tcat.ne.jp, Time: 1095488032

八神クンに影響された様で、ナハハハハハ、郷(ごう)に入(い)らば郷の遣(や)り方で、と云う事ですな。


他所では『言葉の棘』を使うのですね?>南 燎原さん 投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月18日(土)06時06分10秒

・・・世界事情を観る視点は「なかなか」だと思ったのに・・・残念です。


・・・ 投稿者:いそぎんちゃく  投稿日: 9月18日(土)06時03分10秒

・・・ふ〜ん


まぁね八神クンが 投稿者:南 燎原  投稿日: 9月18日(土)05時49分5秒 Remote Host: d2ee0789.tcat.ne.jp, Time: 1095486545

阿房じゃから、仕方無しに書いているまでだが。


こいつ反省してないな! 投稿者:解法者  投稿日: 9月18日(土)05時41分10秒

こういう奴を<二枚舌>と言います。


そりゃりゃ 投稿者:解法者  投稿日: 9月18日(土)05時09分55秒

Re: えーと 投稿者:ヤポネシアン
 投稿日: 9月18日(土)00時54分28秒

 何(いず)れ過去ログに反映される時点で、削除理由と共に時刻も表示されるでしょうから、その理由でも確かめてみましょうかね。
 解法者氏は表向き謝罪した形になっていますが、八神氏は、ありゃ何にも反省してないですね。第三者には和解を持ち掛けてるように見えるみたいですけど。

『思想と言論掲示板』
http://8129.teacup.com/sisou/bbs


竹下様 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月18日(土)05時08分9秒

 管理人さま、下記の「昭和陛下とマッカーサーの会見記録1-2」につき、資料としてお入り用でしたら、歴史再考の参考にでもお使いください。

>解法者さま

 お気遣(きづか)いありがとうございます。でも、よそ板での陰口を転載するのは、これくらいにしましょうよ。竹下さんに申し訳ないですし、せっかくケンカの火がおさまってきたことですし、南さんのことは、もうあきらめてますから(笑)。

 南さん、竹下さんのサイトと相互リンクしているんでしょう。もっと気をつかったご投稿を願いたいですね。


こりゃりゃ 投稿者:解法者  投稿日: 9月18日(土)05時07分24秒

 理解は致します 投稿者:ヤポネシアン
 投稿日: 9月14日(火)17時17分5秒

 荒らしは鬱陶(うっとう)しいだけでなく、他の投稿者が書き込みを遠慮する原因にもなりますからね。ただ、下記投稿で述べた提案は、ちょっと御検討頂けると嬉しいです。それにしても、南さん、クリスチャンなのに「精神疾患者」とは、強烈な御言葉(笑)。いや、クリスチャンだからというのは偏見ですね。

 八神氏と言えば、このサイトも密(ひそ)かに見ているようですがね。以前に、此処(ここ)での私の書き込みを批判してましたから。
 今、本人のサイトで某腰巾着(こしぎんちゃく)と一緒になって、暗に私を誹謗中傷して鬱憤(うっぷん)を晴らしていますわ(笑)。自分達の行為は棚に上げて、非礼だの浅学だのと見当違いばかりで面白い。そう言えば南さんは、今でも「帝國電網省」は御覧になっているんですか?

『思想と言論の掲示板』
http://8129.teacup.com/sisou/bbs


ありゃりゃ 投稿者:解法者  投稿日: 9月18日(土)05時05分1秒

投稿されたんですか 投稿者:ヤポネシアン
 投稿日: 9月17日(金)17時49分52秒

 何時頃? 勿論、「南 燎原」と名乗ってですよね。今日は午後ずっと見てましたが、それ以前ですか。

>帝国電網省も八神を管理人代理として置けば、以後も種々の問題や軋轢(あつれき)が生ずるでしょうに。

 此処(ここ)もROMされてるみたいなので、迂闊(うかつ)なことは書けないのですけどね。
最近、数年前の過去ログを飛ばし飛ばし読んでみたら、しょっちゅう揉(も)めてるんですね。どう見ても、批判者の方が正しいという場合が多いように思う。彼のせいで去って行った投稿者が何人いることか。
だから、今回は強気に出てみたのですが。竹下さんがこれまでの経緯上、遠慮しなければならない事情も分かりますから、主に他の投稿者に訴える意味で色々と書きました。単に八神氏が短気というだけでなく、揚げ足取りでしかない絡み方を繰り返す処(ところ)を見ると、子供っぽいのでしょう。
私が此処で引いてしまったら、あの掲示板は何時(いつ)か再び同じトラブルに見舞われるだけだと思いますね。

『思想と言論の掲示板』
http://8129.teacup.com/sisou/bbs


八神がいるので 投稿者:南 燎原  投稿日: 9月18日(土)04時58分42秒 Remote Host: d2ee0789.tcat.ne.jp, Time: 1095483522

 此所(ここ)は雰囲気が悪く。私は投稿する気にも成らぬ。
八神君、不名誉放逐の前に辞去するべきだろう(@o@)/

『思想と言論の掲示板』
http://8129.teacup.com/sisou/bbs


昭和陛下とマッカーサーの会見記録2 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月18日(土)04時57分2秒

 さて、ここでヤポどんは、このマッカーサー回想記ならびにマッカーサーの言葉にあるような陛下の御発言はなかったという資料を見たそうだが、これは以下のことを言っているのだろう。

 このときの会見の記録を、通訳の奥村がのちに、2通つくって1通は外務省に、もう1通は昭和帝に届けた。それで外務省に提出された方の全文を、作家の児島譲さんが昭和50年12月号の『文芸春秋』に掲載。そこには、たしかに上記のような陛下のお言葉は見あたらない。

 天皇陛下に届けたものに関しては、5枚の宮内省用箋(ようせん)にしたためられていたらしく、これは昭和陛下の御意志によって未公開。外務省へ届けたものと同じであるという証拠はない。

 実は、この「宮内省用箋5枚」に書かれた内容に関しては、その受け渡しの際に藤田侍従長が目にしている。その侍従長の回想によれば、こうなる。

「(内容は)宮内省の用箋に5枚ほどあったと思うが、陛下は次の意味のことをマ元帥に伝えられている。
『敗戦にいたった戦争の、いろいろの責任が追及されているが、責任はすべて私にある。文武百官は私の任命する所だから、彼らに責任はない。私の一身はどうなろうと構わない。私はあなたにお任せする。この上は、どうか国民が生活に困らぬよう、連合国の援助をお願いしたい』(『侍従長の回想』P173)

 また昭和28年発行の『天皇秘録』(橋本徹馬/紫雲荘出版部)にも、昭和20年9月27日のマッカーサーとの会見に、陛下がこう語られたとある。

「自分は今度の戦争に関して重大なる責任を感じている。従って絞首刑も覚悟している・・・また皇室財産は司令部(GHQ)の処置にまかせる・・・自分の一身はどうなってもよいから、どうか日本国民をこの上、苦しめないでもらいたい・・・」

 後年、昭和51年、昭和陛下はマッカーサーとの会見で何が語られたかをなぜ公表なさらないのか、那須御用邸(ごようてい)で、その理由を記者団にこう説明している。

「元帥との話は、常に秘密を守るということを約束しました。そのために、非常に自由なお話ができたのです。はっきりと、これはどこにも言わないと約束を交わしたことですから、『男子の一言』のごときは守らなければならないと思います。私が話したということになると、その約束を破ったことになり、それでは世界の信用を失うことになりますから言えません」

 ということは、通訳の奥村氏にも「これは記録にするな」と命じた内容があったと考えてもおかしくない。よって、外務省文書だけをもって、天皇陛下のご発言をうんぬんするのは、他の証言とあわせて考えても、無理があるのではないかと推考いたします。
 以上、ヤポどんの昭和陛下とマッカーサーの会見に関する誤解の解かれんことを望みます。


昭和陛下とマッカーサーの会見記録1 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月18日(土)04時55分37秒

 せっかくヤポどんとごろうさんが、それぞれ話題をふってくださったので、「昭和陛下とマッカーサーの会見」について、私がもっとも重視している2つの資料(『上着を脱いだ天皇』岩谷隆/角川書店/昭和61年.文庫版あり・『天皇語録』由利静夫.東邦彦編/講談社/1974年.文庫版あり)から要約してみましょう。
 昭和帝が、マッカーサーに何を語り、何を語らなかったか、こういうことはちゃんとした記録をもとにして、データを調べるのが正しい態度でしょう。

 昭和20年9月27日、午前10時、麻布の米国大使館公邸へ、陛下は隠密裡にマッカーサーに会見するために、車3台だけで「行幸」された。随行員は、次の通り。藤田侍従長、石渡宮内大臣、徳大寺侍従、村山侍医、筧(かけい)総務課長、通訳として外務省参事官・奥村勝蔵。

 それで、通訳の奥村とあわせて3人だけで会見された陛下が、何をマッカーサーに語られたのか。
 当事者のマッカーサーによる『マッカーサー回想記』(津島一夫訳/朝日新聞社)ではこうある。

「私は天皇が、戦争犯罪者として起訴されないよう、自分の立場を訴えはじめるのではないかと不安を感じた・・・しかし、この私の不安は根拠のないものだった。天皇の口から出たのは次のような言葉だった。

『私は国民が、戦争遂行にあたって政治、軍事両面でおこなったすべての決定と行動に対する全責任を負うものとして、私自身をあなたの代表する諸国の裁決にゆだねるためにお訪ねした』

 私は大きい感動にゆさぶられた。死をともなうほどの責任、それも私の知り尽くしている諸事実に照らして、明らかに天皇に帰すべきではない責任を引き受けようとする、この勇気に満ちた態度は、私の骨の髄まで揺り動かした。私はその瞬間、私の前にいる天皇が、個人の資格においても日本の最上の紳士であることを感じとったのである」

 さらに昭和30年9月14日付「読売新聞」にも、重光葵(しげみつ-まもる)外務大臣が、渡米の際、マッカーサーから直接に、昭和20年9月27日にあったのは、次のような「天皇のお言葉」だったと聞いたとある。

「私は、日本の戦争遂行にともなういかなることにも、また事件にも全責任をとります。また私は、日本の名においてなされたすべての軍事指揮官、軍人および政治家の行為に対しても、直接に責任を負います。自分自身の運命について、貴下の判断がいかようのものであろうとも、それは自分には問題ではない。私は全責任を負います」


遅ればせながら 投稿者:はる  投稿日: 9月18日(土)02時04分42秒

遅ればせながら、八神封建さんの伊勢神宮についてのご説明に感謝です。ただ、記紀の記述ではそうなのでしょうが、最終的に“伊勢”がふさわしいとされた歴史的な事実が何かあるのではないかと思うのです。発掘調査等できればいいのですが…。不敬ですが。
『記紀』に関しては、全てを誠実に事実のみを書かれたとは私も思いません。誠実に嘘も書かれていると考えます。書きたくても書けなかった事実を他の部分で分かるようにしてあるとか(例:天武天皇が天智天皇の弟ではなかった説)。「根も葉もある嘘」という作家の井沢元彦氏の説を支持したいと思います。

遅ればせながら、ヤポさん、解法者さん他、“イスラムと犬”の件、感謝です。ほとんど犬食の話になってますが…。ムスリムが豚を嫌ってることと関係が有りや無しや。
韓国の食用犬は専用に育てられてると聞いたことが有りますが、違うのでしょうか?
戦後間も無い頃の、父の家族写真には物干し竿(ざお)に犬らしきものの毛皮が干してありました。父は狐(きつね)だと言い張ってましたが…。食糧難でしたから、多分、食いましたね。是非に及ばず。
三味線(しゃみせん)に猫の皮を使用しているという俗説が本当だとしたら、あまり他国をどうこう言えないのでは…。

遅ればせながら、“言葉の棘(とげ)”について。この際、胸にしまっておいてもつまらないので、一言。誹謗中傷でなくとも何気(なにげ)ない言葉に傷ついたり、カチンと来ることはあります。私の場合、決定的だったのは「アメリカを知らない人に限って、親米だ」です。被害妄想的とは思いますが「知らない奴は黙っていろ」と受け取りまして、以後意見は述べないこととなりました。

今後も基本的には、リードオンリーです。


ごろう様 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月18日(土)00時47分27秒

HNを改めて頂いて、ありがとうございます。矢張(やは)りこの方が良いですから。

>昭和天皇陛下とD.マッカーサーの会談記録は何処で確認できるのでしょうか?

ガセネタでないことは確かに言えますが、私も公開直後のニュースで知っただけです。恐らく米国の公文書館辺りに行かないと、実物を目にすることは出来ないと思われます。会談に同席していた書記官か誰かの記録であったと思いますよ。

>嘗(かつ)て左翼的思想の持ち主であり、次第に保守化して行った経緯を教えて頂けたら幸いです。

これは簡単にはお話出来ないです。大学で東洋史を研究していた頃に感じた微(かす)かな疑問から始まって、社会人として様々な経験を積んでいく過程で左翼的な物の考え方に違和感を覚えるようになっていった、という程度が限界でしょうか。あのナベツネも若い頃は共産党員でしたし、田中角栄の秘書だった早坂茂三氏も共産党に関わっていました。年齢と共に保守化し、「反対陣営」に加わっていく人は少なくないでしょう。私のケースも似たようなものだと思うのですが・・・。このサイトと出会ったことも、結構大きいんですよ。
(ただ)し、皇室必要論等に関しては、左翼的な皇室忌避(きひ)思想を取り払った後で、各国の状況や日本の歴史等を考え、保守化とは別の問題として到達しました。恐らくはごろうさんが想像しておられるより、理屈っぽいと思います。自分自身の敬愛の気持ちから出た考えではないからです。

>お気を取り直されて御二方と会話され、質問にも答えられると非常に嬉しいです

皆様の御気持ちは充分に理解している積もりですし、ごろうさんの御言葉にも、本当に感謝致します。然し、先にも書いている通り、実は7月中旬頃に御両名と和解しかけたことがあるのです。その後に再び同じ状態に戻ってしまったので、もう裏切られたくないということです。ごろうさんには「他意が有るとは思えない」と映っても、私には違う部分が見えています。この間の経緯は、当事者でないと細かく追っていないでしょうから、仲々分かり難いと思いますが、あの時と大して状況が変わらないのです。2度も期待する程、私は御人好(おひとよ)しではないのですよ。そして、大変申し訳ないですが、この話題にはもう触れたくないと思いますので、よろしくお願いします。


追伸 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月18日(土)00時38分28秒

「犬鍋」は非常に、間違い無く美味だそうです。
歯ごたえがたまらなく美味(おいし)いそうです。

・・・ですが、
皮を剥いだ犬の写真や、食材に使われる寸前の、無気力で諦(あきら)めきった悲しそうな表情の子犬の写真を見た事があります。(目の前で仲間が食材にされるのを見ているのだから、死を覚悟したあの表情は納得出来ます)

犬と一緒に暮していると分かりますが、犬の喜怒哀楽というのは純粋です。犬に感情が無いとでも思っているのでしょうか?

犬をパートナーとして暮す私(ちゅうか、日本人)には耐えられませんね。


お口汚しですが 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月18日(土)00時24分41秒

こんばんは。
大神正念。またの名を、映画評論家の 栄華勧奨と申します。

えー、本日は。。。
最近、チャン・ツィイーに恋をした私は、映画「LOBERS」を観て来ましたよ。

内容は、9世紀中頃の中国。唐王朝の衰退期、反乱軍の飛刀門を題材としております。時代背景は史実ですが、この作品上はその背景が、こちらにお越しの博識高い皆様にとっては、何の参考にもならない内容となっております。
お馴染(なじ)みのワイヤーアクションが多彩ですが、この映画をアクション映画だと思って観れば評価はそれ程でもありません。
この映画は、メロドラマとして観た方が良いですね。
ですが、あの、大根役者の金玉武が、結構な殺陣(たて)で頑張っております。
んんん〜〜〜・・・そぅですねぇ、チャン・ツィイーに惚れた私としては、ツィイーの魅力を観せてくれたこの映画に55点を点けておきます。(面白かったですよ、それなりに)

最近の映画では「マッハ!!!!!」は傑作だったですよ。
タイ映画ですが。
こちらはワイヤーアクション一切無しにも拘らず、マトリックスを超えるアクションを観せております。
観れば分かりますが、本物のヌンチャクやら棍棒が、マジで敵役役者の顔面に思いっ切りヒットしてます。(何もあそこまでやらんでも・・・)
ラストのNG集で、マジで顔面から血を吹いて応急処置を受けている役者の様子が映し出されているのには笑ってしまいますが。“タイ”という情景を上手に映し出した作品。
んんん〜〜〜65点。

3連休と言う事で、お暇な方はどうぞ。


Re: まずはおわびと御礼 投稿者:腰巾着改めごろう  投稿日: 9月17日(金)23時57分54秒

八神様

御心遣(おこころづか)い有難(ありがと)うございます。
ただ、腰巾着(こしぎんちゃく)は結構気に入っていたのですが、(HNとして使い出してみると、桃太郎の黍(きび)団子入れみたいで可愛いらしいし、風情(ふぜい)がある呼び方だし。)
皆様のご依頼通り、ごろうに戻す事に致します。
ただ、私のpcで日本語が使えなかった時(その頃、文字化けのメールを散々送ってしまい申し訳御座いませんでした)、Goroだったのですが、今では使えるのでごろうに改めさせて頂きます。

ヤポネシアン様

ヤポネシアン様が明治陛下以降の天皇陛下に対し(恐らく皇室の諸行事に対しても)、批判的でない事を伺え、やはり以前の「オカルト」発言が、ご本心で無く、誤解だった事を伺えて大変嬉しく思います。(^^)
また日本に皇室が必要であり、社会、国家として皇室を敬うべきとも、お考えの様で、私達が大筋でかなり意見が一致している事を伺え、大変嬉しく思いました。
タイ王室の件は勉強になりました。ありがとうございました。
後、仮定で比較しては駄目でしたね、済みませんでした。
昭和天皇陛下とD.マッカーサーの会談記録は何処(どこ)で確認できるのでしょうか? もし宜しければ教えて下さい。
また、もし宜しければ、嘗(かつ)て左翼的思想の持ち主であり、次第に保守化して行った経緯を教えて頂けたら幸いです。
私もそうでは無いのですが(学校では陛下の偉業について詳しく学べませんでしたから…)、最初から陛下の事を敬愛している方にとって、そうでは無かった方が、陛下を敬愛する様になれば、かえって嬉しいのではないのでしょうか?(^^)
私も、周りの方々が陛下の事を敬愛するようになってくれたら、非常に嬉しいですし。

後、ヤポネシアン様のご意向を聞いた後で繰り返し言うのも失礼に当たるかと思いましたが、もう一度だけ言わせて下さい。
解法者様の「ヤポネシアンさんの「インド論」はなかなか見ごたえがありました。」や、八神様の「ヤポ殿とも、いずれはそうなれるかもしれませんが」(友達になれる)からも、御二方共、ヤポネシアン様に対し、現在、特に他意が有るとは思えないのです。
もし、宜しければ、お気を取り直されて御二方と会話され、質問にも答えられると非常に嬉しいですし、皆様も、それを望んでいると思います。
また、いろいろ言ってしまい申し訳御座いませんでした。


そういえば、 投稿者:一言居士  投稿日: 9月17日(金)13時17分41秒

明治維新・文明開化で入ってきた「牛鍋」。
はじめは「紅い毛が生えてくる」と言って毛嫌いしたそうな・・・

昨今の「牛丼」騒動がウソのような話です。


Re:一言居士さん、犬を食うのは 投稿者:一言居士  投稿日: 9月17日(金)13時13分16秒

八神さま、詳しい解説ありがとうございます。
私の父親は戦時中、「犬」こそ食べませんでしたが、トヨタが作った「食用鼠」なるものを食べた(猫くらいの大きさだった)と言っていました。

ネットでしらべてみますと、諸説あるようですが「仏教」の到来によって「獣肉食」が否定され、それでも隠れては食べていたというのがあるようです。

近年の考古学的調査で、江戸時代の武家屋敷などからも、どうみても切断して食べたと見られる犬の骨が出てくるようで、逆説的に考えれば「生類憐(しょうるいあわ)れみの令」が発せられたのも、日常的に犬を殺して食べていた為ではないか?とも思えます。
ただし、たしかに「犬肉市場」(専門店としては)というのは存在しなかったのでしょうね。

以前、中国とベトナムの国境沿いで、物々交換をしている人達の取材番組がありましたが、日本製のラジカセ等に混じって、数匹の犬(チャウチャウ犬のようでしたが)が商品のなかにありました。どうみても愛玩用ではないでしょうね。

犬をたべるだけなら、多分現在の中国のほうがより多く食べられていると思います。
韓国では多分に、薬膳的な食べ方をしているところから、旧宗主国である中国から伝わった可能性が高いのではと思います。

まあ私は、平均的な現代日本人なので、コギャルがなめていた「ゴキブリキャンディ」も「犬」も東南アジアの「コガネムシ」もフランスの「エスカルゴ」(要はでんでん虫でしょう!)も信州の「ざざ虫」も(「いなご」と「蜂の子」はなんとか食える)食手が動きませんが。
でも、静岡の知人が「いるか」は美味(うま)いと言っていますし、「鯨(くじら)」は子供の頃に給食で沢山(たくさん)食べさせられましたし、西の人が嫌がる「納豆」は好物です。「いるか」と「鯨」は米国人からみれば、「犬食」と同じ位嫌なものなんでしょうが・・・・

以前、ある作家さんのエッセイで、中国からの留学生に日本の諺(ことわざ)を見せて、どのような意味か答えさせたそうです。
それによると「夫婦喧嘩は犬も食わない」は「あんなに美味しい犬をも、食べる事を忘れるくらい凄い夫婦喧嘩」と答えたそうです。どっとはらい。


一言居士さん、犬を食うのは 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月17日(金)11時47分14秒

>日本人も犬を食べていたとしたら、朝鮮人の食習慣を非難できないのでは?

 実は、うちの70歳ちかい父親も犬を戦時中に食べたとか。母は、それを聞いてすごく嫌がってましたが。

 実は日本人が、「四足(よつあし)」として仏教的な殺生(せっしょう)を嫌う習慣をとりいれ、獣を食べないようになったのは元禄時代からで、それ以前は、イノシシ、タヌキ、イヌ、ウサギ、キツネ(鳥はツル、キジ、ウズラ、カリ、カモ)などが、広く食べられていたそうです。
 その証拠に、現在の東京の四谷、目黒、新宿、世田谷、渋谷など、当時の「郊外」には、武士や百姓が野山で猟をした鳥獣の獲物を商(あきな)う「市場」が立ったといいますから、かなり盛んに四足が食べられていたものとおもわれます。
 江戸時代早期は、そうだったようです。ただし醤油が普及していなかったので、たいがいは「味噌煮」で、料理法としては未発達だったようです。
(『紅塵三百五十年』樋口清之・著/弥生書房の内容より)

 元禄時代といえば、徳川綱吉の「生類憐(しょうるいあわ)れみの令」であらゆる生き物の殺生が禁じられましたから、それがきっかけで獣肉が食べられなくなったのかもしれません。ただし、これは江戸の話で、日本全国の地方では食べられていたのでしょう。

 韓国の食文化としての「食犬」を、私は否定はしませんが、食べたいとは思いません。
何よりも、ホントかウソか「虐待すればするほど犬の肉の味がよくなる」と称して過酷な扱いをしているという話もきいていますので、そういうやり方にはなじめません。

 日本の場合は、少なくとも江戸時代中期から、犬に限らず、獣肉全般への食嗜好がなくなってきていたため、韓国のような「犬肉市場」は存在していません。江戸時代初期でも獣肉一般の中の一種類として食べられていたわけですから、よりによって韓国ではなぜ「犬肉」を「食肉」として現在も売買しているのか、私には理由はわかりません。
 おそらくシナと同様、あまりにも飢餓のひどい時代が続いたからではないでしょうか。


まずはおわびと御礼 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月17日(金)04時11分22秒

>竹下様

 管理代行者として、熟慮と忍耐の不足をおわびもうしあげます。代行としては「まあ、大事なときだけ出てきてくださいよ。まっかせてください」と申し上げたい所なのですが、この通りに短気ものですので、かくあいなった次第です。なにとぞご勘弁ください。ご心痛を覚えられたとのこと、全く申し訳ありません。

 一時は、管理代行の任にふさわしくないので、自ら解任を願い出ようかとも思いましたが、それでは逃げるのと一緒ですので、本意に添えるように継続させていただきたいと思います。

 誤解や議論の行き違いは当然として、それが緩和されたり、あることをきっかけに(たとえば共通の敵が現れるとか)仲良くなったりする場合もありますし、私もそういう経緯で今はすっかり仲良くなった友人を持っております。
 ヤポ殿とも、いずれはそうなれるかもしれませんが、なにがきっかけになるかは、現在のところわかりません。

>Goroさん

 こしぎんちゃくなんて・・・解法者さんも熱さのあまり、そう口走ってしまったのであって、オーストラリアで尊皇を続ける貴殿を、本気でそう重うわけがないじゃありませんか。頃合いを見て、元のハンドルネームにお戻しになってください。
 そうでないと、見る人によっては誰のこしぎんちゃくか、などと邪推の原因になりかねません。八神邦建のこしぎんちゃくか、などと思われたらどうするんですか(笑)。

 私も竹下さんと同様、『記紀』や周辺諸文献を「100%正しい」と思ってはおりません。人間のやることに(たとえ神様のご助力があっても)完全はありませんから。ただ、既存の戦後サヨク学者らがいうように、「皇室の権力強化のために書かれた」とか「自分たちに都合よく書き直した」などという「庶民を見下(みくだ)した形で、権力者の傲慢(ごうまん)を歴史文書にした」というニュアンスの意見には反対ですし拒否しか覚えません。

 人間のやることは完全ではない。しかし、そのときそのときで「まことを尽くして、最善を追求」することで、人々に受け継がれるものがあります。『記紀』は完全ではない。バイブルだって、コーランだってそうです。しかし、『記紀』を書かれた方々は、「官製史書」をつくるにあたり、当時としてはできうるかぎりの「まこと」「最善」を尽くした結果であることを、私は寸毫(すんごう)も疑うものではありません。

 私が『記紀』をうのみにするように見えるなら、それは『記紀』を作成された方々の「最善を尽くした意志」を尊重して、できうる限りの敬意を払っているのだと解釈していただきたいのです。
「最善を尽くす」と「歴史を自分たち権力の都合にあわせて捏造(ねつぞう)・改竄(かいざん)・改変する」では雲泥の差です。戦後サヨク学者たちのように、尊重すべきものを、誤解曲解のあげく足蹴(あしげ)にするようなことがあるとするならば、それは足蹴にする人間が、自分の中に自他から尊重されうるものを、何者も持たないからであると、私は思っております。


イスラムと犬 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月17日(金)02時11分8秒

はるさんの御質問が気になって、彼方此方(あちこち)調べていたのですが、「犬は不浄とされる」と書いてあるものばかりで、理由はトンと分かりませんでした。コーランも同様の書き方です。忌(い)み嫌うなら、理由を書いておいて欲しかったですな(笑)。大学時代に御世話になった先生が、日本のイスラム研究の第一人者だったので、御存命ならお聞きしたかったのですが。

(ただ)し、中東原産の「サルーキ」という犬だけは、何故(なぜ)かアラーに許されていることになっており、狩りに使われたりします。古代エジプトの絵に屡々(しばしば)描かれているタイプの、細長い体型の大型犬です。クレオパトラが愛した犬だそうですよ。


皇室に付いて 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月17日(金)01時59分28秒

Goroさん、新規に訪れる方が誰を指しているのか分からなくなっても困るので、大変不本意ではありますが、以後の投稿では「腰巾着さん」と呼ばせて頂きます。希望としては、矢張り元のHNに戻して頂ける方が有難いですけどね。

さて、

>明治陛下以降の話をさせて頂くとしたら御性格が謙遜を絵に描いたようは間違いないと思います

(ま)ずはっきり申し上げておかなくてはならないのは、私は基本的に世の中にタブーがあってはならないと思っている人間です。批判が許されないものは無い。但(ただ)し、今上天皇陛下及び現在の皇族方に対しては、この原則を外(はず)します。何故(なぜ)なら、これらの方々は御自分から世間に対して本心を語ったり無闇(むやみ)に釈明をされたりすることが出来ないからで、例えネット上の発言とは言え、一方的に(然も推測で)彼是(かれこれ)申し上げるのは控えるべきだと思うからです。然(しか)し、歴史上の人物や出来事は、全て公平に評価し批判したいと考えています。歴代の諸帝も例外ではありませんし、近代に入ってからも同様です。この点では、腰巾着さんとは恐らく価値観が合わないと思いますので、余り深くは述べないでおきますが、功績だけしか無い人間というのは(特に国家を指導した人物は)存在しないと思っているのです。明治帝から後の天皇が謙虚であられたことには同感ですが、だからと言って、欠点の無い人格者であったかどうかは別問題ではないでしょうか。人格と統治の中身も別ですしね。政治をする上では、色々な側面があるということです。

>陛下の御声一つでスンナリ降伏する辺り等、他国では考えられない事では無いかと思います。

これは、タイ王室が正にこのタイプです。タイでは何回も軍事クーデターで政権が替わっていますが、面白いことに、クーデターの首謀者は国王に事後説明をし、認証を得てから初めて新政権樹立が成功に至るのだそうです。説明を受けても国王が納得しなかったケースがあるかどうかは知らないのですが、この説明を怠った為に国王に無視され、反乱勢力があっさり瓦解した「エイプリル・フール事件」というのがあります。国王が認証を与えると、国民も新政権を支持するので、クーデターと言っても比較的平穏に政権交替が出来るのだとか。

又、近年でも与野党の支持勢力が街中で衝突寸前まで行った時、国王が仲介に入った途端に争いが収まったこともあります。それだけ、タイ国民の王室敬愛は強く、嘗(かつ)ての日本の「現人神(あらひとがみ)」と同じく、タイ国王も「活仏(ダライ・ラマのような転生はしない)」と認識されています。

>タイ王室は(中略)一本筋が通っていない気がします。
>陛下なら、やはり、全ての責任を御一人で負って降伏されたでしょう。

仮定で比較しては駄目だと思いますよ。日本がタイのような歴史を歩まなかったのは、それまでの努力で回避したという事情もありますが、運が良かったとも言えるのでね。最近、昭和天皇とマッカーサーの会談記録が公開されましたが、従来言われていたような「私はどうなっても良いから、国民だけは助けてくれ」という御発言は無かったことが確認されています。別にそれを以(もっ)て昭和天皇を非難するのではありませんが、無条件に評価ばかりする積もりも無いということです。崇敬される御気持ちを傷付けるかも知れませんが、飽くまでも私の考え方ということでね。

機会があれば詳しく述べたいと思いますが、私は日本には皇室が必要という考えを持っていますし、個々人の心は兎(と)も角(かく)、国家や社会の総体として皇室を敬う「体制」のようなものはあるべきだと思っています。ただ、過去に公表しているので明言しますけど、私は嘗て左翼的思想の持ち主であり、次第に保守化してきた経緯があります。この皇室必要論という考えに、何の疑問も無しに辿(たど)り着いた訳ではなく、自分なりに理由を見出して来たのです。だから、最初から皇室崇敬が当然と思われている方から見れば、違和感を覚えるかも知れません。此処(ここ)まで来ると、イスラム教徒とキリスト教徒が信仰を巡って論争するようなものです。この掲示板には、天皇制否定論者も訪れています。私も他人の思想信条を不必要に傷付けたいとは思いませんし、信念の異なる部分は無理にぶつけ合わないことが、無用な軋轢(あつれき)を生まない智恵でしょう。従って、お互いにどうしてもはっきりさせておきたい疑問点だけに絞って、議論をして行ったら良いのではないかと思います。或(ある)いは、お互いの考え方を開陳し合うとかね。


イスラムの伝播 投稿者:解法者  投稿日: 9月17日(金)01時44分2秒

 ヤポネシアンさんの「インド論」はなかなか見ごたえがありました。
新疆・ウイグル地区、仏教が伝播したのですから、<インド文化圏>だとは思いますが、今回の旅行で垣間(かいま)見た限りでは全くその痕跡が見られないのです。
 イスラム文化、政治の<恐ろしさ>を感じた次第です。ただ、こういう現象は世界どこにでも見られるかも知れませんので、<感覚>かも知れません。

 なお、犬の件ですが、これは確か「唾液」に問題があると過去に読んだ本に書いてあったような気がいたします。
 これも何故と言われますとわかりません。
 犬、新疆・ウイグル地区でただの一匹も見かけませんでした。聞きましたところ、<犬>は食べないそうです。当たり前でしょうね。<ロバ>も食べないと言います。これは<ノアの箱舟?>でしたか、<ロバ>が他の動物を押しのけて舟に乗ったというのが理由だと今回の旅で現地の人からうかがいました。<馬>は食べるそうです。
 食い物に特別の関心があり、どこに行っても、何を食べ、何を食べないか、しつこく聞いております。


以前から気になっていたのだが、 投稿者:一言居士  投稿日: 9月17日(金)01時43分46秒

野田 知佑 氏(カヌーイスト/エッセイスト・熊本県出身)が、ある雑誌の連載で、
「熊本では昔、犬を食っていた」と書いていました。

だいぶ以前の里帰りでも、愛犬を連れていくと地元の老人に「美味そうな犬だな」と言われたと書いています。

日本人も犬を食べていたとしたら、朝鮮人の食習慣を非難できないのでは?

そういえば、だいぶ以前に「ゴキブリキャンディ」なるものが東京を中心に流行しましたっけ。(透明な飴の中にゴキブリが入ったもの。ただし、これは漢方薬の材料の「食用ゴキブリ」だったそうだが)


竹下義朗 さま 投稿者:解法者  投稿日: 9月17日(金)01時31分21秒

ご迷惑をおかけいたし真に申し訳ございません。
<売り言葉に買い言葉>の面も多分にあり、感情的になって申し訳なく思っております。
以後、気をつけます。


諸々の軋轢に関して 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月17日(金)01時09分40秒

竹下さん、お騒がせしていること、大変申し訳なく思っております。又、主宰者として最大の御配慮を頂いたことに感謝致します。仰(おっしゃ)っておられる通り、感情的な言葉が一部にあったのは事実ですし、それが第三者にも不快な思いをさせるであろうことも容易に想像が付きますので、この点はお詫びします。更に、竹下さんが長期に亘(わた)って御不在であった間、何度かこの板を荒れさせたことも再びお詫びしておきます。さて、その上で、折角(せっかく)の御言葉を返すようなのですが、

>言葉の端々(はしばし)に、お二方の気に障(さわ)る様な言説が時たま含まれている事は、矢張り確かですので。

これはGoroさんの「八神様、解法者様のは「中傷」では無いと思います」という御言葉にも関連しますが、先日の投稿で時期を明記したように、過去に於いて一方的に私へ非礼な言葉が投げ付けられたのが、この軋轢(あつれき)の発端です。特に八神さんからは、6月13日に「ほかの投稿者に対しては、おっしゃる通り、とおらないと思っています。あなたのクソバカマジメさには脱帽です」と、はっきり言われているのです。その後にも、価値観の違いだけが理由で、ネチネチと絡んできていることも御本人が明言されていますのでね。そうした発言があるまでは、私の方から(議論することはあっても)失礼な言葉を投げたことは無かった筈です(2名の方は夫々(それぞれ)時期が違いますので、喧嘩の始まりも違いますが)。ですから、それらの点が注意を受けない中で、最近の発言だけを捉えて私が御注意を頂くのには、ちょっと納得がいかない、ということは御理解下さい。管理代行と揉(も)めても、私が立ち去らなかったのは、そうした理由があったからです。以後の経緯の中で、私が軋轢を煽るような発言を乱発したのは事実ですから、それは繰り返しお詫び致します。

そうした中で、今のところ私は御両名の投稿にレスを付けないという姿勢は変える積もりが無いのです。互いに信用が崩壊している状態では、先にも述べたように些細(ささい)な切欠(きっかけ)で泥仕合に逆戻りする恐れがありますから。その代わり、こちらからも挑発は一切行いません。他の方々には複雑な感情を呼び起こすかも知れませんが、今の私が取り得る最良の方法であると思っています。竹下さんの有難(ありがた)いアドバイスにも一部背くようになって、申し訳ないのですが。

>「このBBSの昔からのファン」さんも、反省なされている由(よし)、水に流してあげて下さい。

先にも軽く述べてありますが、私はこの方の投稿は殆(ほとん)ど気にしていないのです。これがその後の投稿に影響したこともありません。下記にHNを改めて再び投稿されてきていますけど、それも同様です。それと、どうでも良いのですが、下記投稿の文章からして、「反省」なんてしてないと思いますよ。竹下さんの御配慮を無にするようで申し訳ないですが、謝罪のコメントも私には不真面目(ふまじめ)に見えますし。いや、引き摺(ず)る積もりで言っているのではありませんので、誤解無きよう。

Goroさん、御投稿の後半部分への御答えは、上記で推察して頂けないでしょうか。過去からの長い経緯があってのことなのですよ。過去ログを所々お読みになったらお分かりになると思いますが、これまでにも何人もが同様のトラブルに巻き込まれているのです。私だけではないということは御承知おき下さい。御気持ちは本当に有難いのですが。

最後に、私が未熟である為に騒動が長引いているとも思いますので、これも再びお詫び致します。以後留意しますが、問題があると思われたら再度御指摘下さい。


あれ、すみません送ってしまったぁあああ! 投稿者:いそぎんちゃく  投稿日: 9月17日(金)00時10分24秒

ROMに戻ります


昔からのファン>改>いそぎんちゃく 投稿者:いそぎんちゃく  投稿日: 9月17日(金)00時08分58秒

だいぶ前の話だが、右系の人たちとBBSで交流する内に思ったことであり、書き込みをして顰蹙(ひんしゅく)を買ったりもしたが、「右翼は基本的にオカルティストである」という思いは今も変わらない。
 しかし、「オカルト」に対する詩情に関して、ヤポネシアンくんと私とは天と地ほどの相違がある。
 オカルトの語源であるカルトはカルチャーの語源でもあるように、ある時代において非常にリアルな文化であったはずなのだ。それを現代の視点で小馬鹿に扱う人間に歴史を語る資格なぞ無いし、そう言った文化=カルチャーが連綿と続き築き上げてきた現代を本当に理解できているのかすらも疑わしいと思うわけだ。
 ましてや自分の理解できない物事や他者の意見に対して、「オカルト」と一言で括ることは思考停止も甚だしいと言わざる得まい。
 広く公開された場において「断言」することの怖さを知らない天狗の鼻はいずれ折れる時が来る。


Goro改め腰巾着です。 投稿者:腰巾着  投稿日: 9月16日(木)23時56分20秒

竹下様

御心遣い痛み入ります、が大丈夫です(^^)
一瞬、えっ?と思いましたが、次の瞬間、あ、誤解だな?と思いましたので。
誤解なら、話せば解けるものですし、実は腰巾着は結構気に入ってたりします(^^)
で無かったら名乗らないと思います。
ですから、ご心配無き様お願い致します。
尚、歴史再考(最高)楽しみにしておりますので、ご都合の宜しい時に始められるのをお待ちしております。

解放者様

誤解だと思ってましたので、お気を使われなくて大丈夫ですよ(^^)
結構気に入ってます。


RE:だうもすびばせん<涙声 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月16日(木)23時55分56秒

このBBSの昔からのファンさん

御理解頂ければそれで結構です。
私もこれ以上、事を荒立てる積もりは毛頭ありませんし・・・

>またROMに戻ります。

等と仰有(おっしゃ)らずに、今度は、是非共、ジェントルな意見交換・議論で御参加頂ければ幸いです。

それと、御紹介頂いたウェブに付きましては、折を見て拝見させて頂きますが、直(す)ぐとは参りませんので、御了承下さい。


ヤポネシアンさん

「このBBSの昔からのファン」さんも、反省なされている由(よし)、水に流してあげて下さい。
私からもお願いします。


今回の一連の騒動について 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月16日(木)23時45分14秒

「当事者」の皆さん方が、それぞれに傷付き、傷付け、心を痛められているものと推察致しますが、かく言う私も、皆さん以上に心を痛めております。と言いますか、主務管理者としての力の無さを痛切に感じております。

今回、多くの方々を「当事者」として巻き込んだ騒動につきましては、主務管理者として沈静化を切に願っておりますし、管理不行き届きの責につきましては甘受するつもりでおります。

当掲示板は平成10(1988)年1月4日に開設して以来、今日に至っている訳ですが、にも関わらず、管理者としての力量不足は一向に改善せず、皆様方にご迷惑をお掛けしてばかりです。つきましては、何卒、皆様方の御協力を持ちまして、当掲示板が「沈没」する事の無い様、衷心よりお願い申し上げる次第です。


Re: Goroさん 投稿者:腰巾着  投稿日: 9月16日(木)23時32分6秒

ヤポネシアン様

まず、ヤポネシアン様が天皇陛下に対する敬意をお持ちであると言う事を聞けて嬉しく思います。
次に、近代以前の陛下の御人格は、それ以降に比べ資料が豊富でないと言うのもごもっともです。
では、明治陛下以降の話をさせて頂くとしたら御性格が謙遜を絵に描いたようは間違いないと思いますし、恐らくヤポネシアン様も同意されるのではないかと思います。
臣民からの継続した親愛も並みのものでは無かったと思います。
陛下の為に死ねる日本人を数え始めたらたら多分、途中で数え終えるのを諦めないとならなくなるでしょう。
事実、明治以降、日清、日露、第一次世界大戦、大東亜戦争と多くの日本人が陛下の御名を口にして散りました。また、2.26氾濫将校も陛下の命令にはスンナリ従いましたし、インドネシア、支那戦線など日本が圧勝している地域でも陛下の御声一つでスンナリ降伏する辺り等、他国では考えられない事では無いかと思います。
ごめんなさい。タイにおいては、そういった意味で、どれほど国王が親愛されているかは私には判りません。
が、ダライ ラマについては恐らく、日本と同様でしょう。
アムネスティ等の人権団体の報告を読むと、支那帝国の蹂躙、迫害の中、ダライ ラマに対する忠誠は並大抵のものでは無いように思われます。
が、しかし、血統は継続されるでしょうが、今はインドに亡命中です。
時をほぼ同じくして、それぞれ連合国、支那帝国に統治をされ、存亡の危機にあった天皇陛下、ダライ ラマですが、天皇陛下のみ在位を続けていらっしゃる所が、しかも、皇室を潰そうと乗り込んで来たD.マッカーサーが皇室を残す事を強く希望するようになる辺り等、陛下の御人格、並びに、神の御守りを感じるのです。
若しくは、陛下の御在位は歴史の必然性といっても良いかもしれません。
タイ王室は確かに枢軸国側に立って参戦しましたが(と思っているのですが違うかもしれません…)、あっさり連合国側に寝返る辺りが(勿論、国を守る為に必要だったとは思いますが)、一本筋が通っていない気がします。
陛下なら、やはり、全ての責任を御一人で負って降伏されたでしょう。御人格が滲み出ています。
やはり、私は陛下が世界でも、比類の無い君主であると思います。
尚、この御人格は一朝一夕にして出来上がるものでは無いと思いますし、代々受け継がれてきたものだと思います。
ですから、やはり御謙遜を絵に描いたような皇室に対する批判はフェアではないと私は考えます。

後、ヤポネシアン様、私は「このBBSの昔からのファン」さんはヤポネシアン様に対して中傷を行ったと思いますが、八神様、解法者様のは「中傷」では無いと思います。確かにキツイかも知れませんが、1.売り言葉に買い言葉なのだと思いますし、2.やはり「オカルト」が効いたのだと思います。もし、ヤポネシアン様も奥様、若(も)しくはガールフレンドの事を侮辱されたら、思わずエクサイトされるのではないかと思います。しかも、相手が天皇陛下ですから…が、少なくともヤポネシアン様の事を嫌ってはいないと思います。
もしそうでしたら、「ヤポ殿、あんたのことだから、まあ勘弁してやるが」とは言わないと思います。
別の言葉で言ったらヤポネシアン様でなかったら勘弁しないぞ、と言う事ですから。
後、ヤポネシアン様とディベートしようなんて思われないのではないかと思います。
確かにヤポネシアン様の事を認めている(一目置いている)と私は思います。
ですから、気を取り直されて八神様の質問に答えられましたら、私は嬉しいです。
1.この盤の雰囲気がぐっと良くなりますし、
2.有益なディベートが始まり、皆それぞれ勉強になりますし、
3.恐らくディベートを続けていくうちにヤポネシアン様と八神様の誤解が解けて仲良くなれるのではないかと期待しているからです、また
4.皆様に「ヤポネシアン様は逃げている」と言う要らぬ誤解を与えないで済みますし。
と言う訳で宜しかったらお願い致します。
いろいろ言って申し訳ございません。

解法者様、
良い名前を付けて下さってありがとうございます。
折角ですので、これから腰巾着と名乗らせて頂きます(^^)
でも、どうせだったら解法者様の腰巾着にして欲しかったです…


Goroさん 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月16日(木)23時27分48秒

解法者さんの発言に胸を痛められているかとは思いますが、あの発言については、解法者さんの本心では無いものと思っております。恐らく、解法者さんも冷静になれば暴言であったと後悔されるものと信じております。
つきましては、事を荒立てられません様、お願いする次第です。


だうもすびばせん<涙声 投稿者:このBBSの昔からのファン  投稿日: 9月16日(木)23時22分6秒

竹下さん、ごめんなさい。

もうオイタしませんのでご勘弁を・・・。

またROMに戻ります。

最近下記のネタを調査しております。
かなり強引な考察なのですが、見方によっては非常に魅力的な部分があります。
是非ともこれに関する竹下さんの論評が読みたいなぁ・・・と小さくなって希望いたします^^)

『扶桑国王蘇我一族の真実―飛鳥ゾロアスター教伝来秘史』http://www8.ocn.ne.jp/~douji/soga.htm


八神さん 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月16日(木)23時19分22秒

本年1月末以来、御多忙にも関わらず、当掲示板の「管理者代行」をお務め頂き、改めて、御礼申し上げます。

八神さん・解放者さんと、ヤポネシアンさんとの間に種々の軋轢(あつれき)が生じている事、又、八神さんが御立腹でありながらも、「管理者代行」の立場上、相当押さえられている事は重々承知致しております。浅間山の如く、噴火したいお心持ちであろうかとは思いますが、ここは一つ隠忍自重(いんにんじちょう)をお願いする次第です m(_ _)m

ちなみに、私は八神さんのお話を単純に「オカルト的な話」等とは捉えてはおりません。
「記紀」の記述が100%真実かと聞かれれば、「NO」と答えるでしょう。しかし、逆に「YES」共答えるつもりはありません。日本神話や「記紀」の記述を単なる「オカルト」で断じ否定してしまう、その事には強く疑義を感じます。それは、恰(あたか)も「古史古伝」のほんの一部分を取り上げて一刀両断の元に「偽書」と断罪するのと同じ事です。(八神さんは「古史古伝」に懐疑的である事は重々承知しています)

と言う訳で「我慢の限界」かとは思いますが、もう少し長い目で推移を見守って頂きたく思います。


解法者さん 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月16日(木)22時57分31秒

Goroさんは、何もヤポネシアンさんを一方的に贔屓(ひいき)にして、貴方を敵視なされている訳ではありません。それは、Goroさんの発言

>ですから今回のヤポネシアン様の“オカルト”の発言が残念でなりません。

が如実に物語っているものと思います。

又、同じく、

>ヤポネシアン様に対する中傷もあったりして心中をお察しします、が

についても、「阿呆値思案」発言に対するものと推察します。

ですから、「腰巾着のGoroさん」と言う呼び方は御撤回下さい。解法者さんらしくありませんので。

その様な事よりも、解法者さんには、朝鮮事情について今後もより有益な情報をご提供頂きたく思いますし、見解を披瀝頂きたい。これは、当掲示板の「主務管理者」の立場としての発言では無く、あくまでも、一掲示板参加者としての希望です。


ヤポネシアンさん 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月16日(木)22時41分49秒

投稿『念の為に書いておきますが』より

>私は、私への中傷しか能の無い約2名とは議論をする積もりは一切ありませんので、レスも付けません

>特に、信仰や皇室を巡るテーマでは、神話や官製史書を鵜呑(うの)みにし、オカルト的な話に
>頭を毒された人の見解など、馬鹿馬鹿しくて問題にもならない。

これでは、八神さんや解法者さんが怒られるのも無理からぬ事です。
ヤポネシアンさんは、「私への中傷しか能の無い約2名」と書かれておられますが、これは、私の直前の投稿の中で、

>この掲示板を閲覧されている方々なら、百人中百人共に誰を指しているのか想像できるであろう
>「阿呆値思案」と言う呼び方で特定個人を中傷する行為

と私が指摘した事と全く同じ事です。意見の違いや、ボタンの掛け違いは、議論系掲示板の宿命ですし、「荒らしと喧嘩は掲示板の華」共言いますから、ネット上の喧嘩をゼロにする事は無理な事です。ただ、ヤポネシアンさんとお二方の軋轢(あつれき)や喧嘩?の原因が、ヤポネシアンさんが仰有(おっしゃ)っている様なお二方による一方的な貴方に対する「攻撃」で無い事だけはご認識下さい。言葉の端々(はしばし)に、お二方の気に障(さわ)る様な言説が時たま含まれている事は、矢張り確かですので。


「このBBSの昔からのファン」さん 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月16日(木)22時23分31秒

「このBBSの昔からのファン」と言われて嬉しくない掲示板管理者は恐らく誰一人としていないものと思いますが、それはそれ、これはこれです。この掲示板を閲覧されている方々なら、百人中百人共に誰を指しているのか想像できるであろう「阿呆値思案」と言う呼び方で特定個人を中傷する行為は正直言って頂けません。特定個人が「ニュースの解説」ばかりしている、それに対して異論を唱える事に対して、私はとやかく言うつもりはありません。しかし、それならばそれで、特定個人の事を「阿呆値思案」と呼んだり、自らのメアドを秘匿したり、と言った事はすべきでは無い、と私は考えます。現に、ヤポネシアンさんと八神さん(及び解法者さん)の間に軋轢(あつれき)が生じていますが、少なく共、八神さんの投稿をご覧になれば分かる事ですが、同氏は一貫して「八神邦建」のハンドルを使い、且つ、メアドを開示しています。鎌倉の世で言えば、「やあやあ、我こそは・・・」と正々堂々、相手に対して名乗りを上げている事と同じです。

今回は、管理者代行をして頂いている八神さんからの警告もありますので、私自身は過去二度の投稿に対する処置等を取る積もりはありません。但(ただ)し、私が前述した事をじっくりとお読み下さい。その上で、もしも、再度(三度)、同様の投稿が為された時には、残念乍(なが)ら、私の意を解して頂けなかったものと判断し、伝家(でんか)の宝刀を抜かせて頂きます。とは言え、その様な結果とならない事を私は願っておりますが。


情報 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月16日(木)21時17分59秒

以前お伝えした通り、来年のNHK大河ドラマは「義経」ですが、2006年度の大河ドラマは・・・

    「功名が辻」

戦国を政治力で生き抜いた武将、山内一豊(やまのうち-かずとよ)の妻、千代が主人公。
千代の内助の功は有名ですよね。

(ちな)みに、 主演:仲間由紀恵  山内一豊に川上隆也


朝日ジョーク 投稿者:利亜  投稿日: 9月16日(木)18時03分36秒

冗談がキツイいやキツスギルと思いますよ。
面白く無いし。
当時は朝日新聞も多いに帰国を奨励したのでしょう?
手のひら返すところが朝流ですね。

『北朝鮮帰還事業で新資料 政府や日赤の積極関与明らかに』(asahi.com 朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0916/004.html

北朝鮮帰還事業で新資料 政府や日赤の積極関与明らかに

 在日朝鮮人9万人余が北朝鮮に渡った帰還事業(59〜84年)に先立ち、日本政府や有力政治家、日本赤十字が55年から赤十字国際委(本部・ジュネーブ)に積極的に働きかけていたことを示す秘密文書が、オーストラリア国立大学のテッサ・モーリス・スズキ教授(日本史)の調査で明らかになった。大量帰還をめざして日本の政治・行政が早い段階から主体的に関与していたことが、文書で裏付けられた。

 帰還事業は、帰った人が行方不明になったり「脱北」したりした実態が後にわかり、実施の経緯について議論がある。

 文書は、赤十字国際委が秘密扱いを解き今年公開した。帰還事業は一般に、58年の在日関係者の運動や北朝鮮政府の呼びかけなどで機運が高まり、それを受けて59年2月に日本政府が実施を閣議了解したと説明される。公開された文書は56年7月に国際委が帰還実現へのあっせんを提案する以前のもので、この時期に日本の政治・行政が積極的に行動したことを示す資料はほとんど知られていない。

 55年12月の国際委への書簡で島津忠承・日赤社長は「帰還が韓国との間に問題を起こさないなら、そしてそれが北朝鮮の赤十字でなく国際委の手で遂行されるなら、日本側は全く異論はなく、むしろ期待を寄せるものである」と述べ、国際委の関与による大量帰還の実現を要望した。追伸には「この書簡は日本の外務省と法務省の有力当局者の完全な了承を得ている」と書いていた。

 56年1月の国際委への書簡で日赤の井上益太郎外事部長は、与党に帰還支援を始める兆しがあり、「芦田均(ひとし)元首相や岡崎勝男元外相が(略)在日朝鮮人の帰還を支援する政策を具体化すると、非公式に私たちに伝えてきた」と記し、国際委の協力決断を促していた。

 56年春に国際委が日本に送った特使のメモには、重光葵(しげみつ-まもる)外相が「とりわけ日本で悲惨な生活を送る女性や子供たちが早く自分の国へ帰るよう希望する」と特使に述べたと記されていた。

 また、島津社長は57年2月の書簡で、同封の文書が政府の同意を得ている事実は公表しないでほしいと要望していた。背景には、韓国を刺激したくないという政府の意向などがあったと見られる。

 モーリス・スズキ教授は「日本政府が早くから大量帰還政策を秘密裏に進め、日赤がその『国益』を代行した構図が見えてきた。北朝鮮政府や朝鮮総連だけでなく日本政府や日赤にも、帰還事業について説明責任がある」と語っている。

(09/16 09:29)


Re: 冗談かと思ってました&漫画から… 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月16日(木)17時54分57秒

初公開資料も多いとのことで、どんなことが書かれているのか興味はありますけど、彼等の出して来る資料の信用性に疑問はありますね。結局のところは、公正な視点とは程遠い、中韓に都合の悪いことは隠し、一方的に『日本の侵略』を強調した内容になるのが関の山でしょうけど。ただ昨今の時勢を考えると、日本の学校にそれが受け入れられるというのは難しいでしょうね。

以前は中国を美化または過大評価していた人が最近、『あの国と国民は信用出来ない』と意見が変化して来ているのを時たま耳にします。やはり彼等がそれだけの原因を作って来たために、多くの日本人が警戒感を持ち始めているのはごく自然な成りゆきだとは思います。


漫画から… 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月16日(木)16時12分4秒

下記、教科書問題に関連して。

現在、主として中国を舞台にした2つの連載漫画に興味を持って読んでいます。満州国建国の頃を描く『国が燃える』(作;本宮ひろ志、週刊ヤングジャンプ)と、現代の中国に進出した日本企業を描く『取締役 島耕作』(作;弘兼憲史、週刊モーニング)です。

『国が燃える』は、石原莞爾を好人物として描き、満州国建国までの経緯は比較的評価する内容でしたので、好感を以て読んでいました(中国本土への進攻は余計だったというスタンスですが)。然(しか)し、今週号で南京を占領した日本軍は、大虐殺を始めたことになっているのです。それも、刀で何人もの首を斬り、「達人は首の皮一枚を残して斬る。残った首の重さで体ごと穴へ落ちるからだ」と書いています。満州での日本人を割と公平に見ているように感じていただけに、ちょっと残念でした。もう描いてしまったからには、今から保守派が抗議しても、軌道修正することはないでしょうね。

『取締役 島耕作』は、御存知『課長島耕作』の続編ですが、島は今や上海法人で確か社長になっている筈です。今週号では、北京に出張した序(つい)でに、北京法人の社長(日本人)と一緒に新人(中国人)の採用面接に臨みます。この面接に応募したうちの一人が、偽の学歴を名乗り、偽造した卒業証明書を持って来るのです。そしてこの事件から、今の中国では、こうした偽造があらゆる書類で横行し、中国人も何でも一度は偽造と疑ってみるのが普通になっていること、先のアジア杯サッカーで、反日行動を戒めた現地新聞の実物を中国人らに見せたら、「それは偽物に決まっている。中国人がそんなことを書く筈がない」と信用しなかったこと、現在の日中関係は、日本が歩み寄っても中国側が離れていく状態であること、それが中国の外交カードと化していること、等々が語られます。最後に、北京法人の社長は「この国を好きになろうと努力するけれど、難しいなと思うことが多くなってくる」と正直な気持ちを吐露していました。漫画に過ぎませんが、随分とはっきり実情を描いたものだと感心しました(先に『国が燃える』を読んでいただけに)。この作品は、サラリーマンに人気があると聞くので、中国の実態を知らない人に、大きな影響を与えるのではないかと思います。これ以前から、中国の暗黒面をしっかり描写していましたけどね。


冗談かと思ってました 投稿者:利亜  投稿日: 9月16日(木)14時35分18秒

日中韓の共同編集の教科書
本当はこれ昨日挙げるつもりでしたが眠くなって断念しました(笑)

>右翼の「新しい歴史教科書」を排斥していきたい」

これは恐らく扶桑社の教科書のことを指しているのでしょうけど中国の言う「日本の右翼」とは単に自分たちにとって気に食わないから「右翼」と言うレッテルを貼っているのでしょう。
私は扶桑社の「新しい歴史教科書」を読みましたが特に騒ぐほどのことは無いと思うのですがねえ。
細かい突っ込みはありますが教科書ですから突っ込みは無粋かなとは思いましたけど。
日中韓の共同編集の歴史教科書、ある意味では読んでみたいですね。
突っ込み概があるようですから(苦笑)

『中日韓共同編集の東アジア歴史教科書、来年刊行』(人民網日本語版)
http://j.peopledaily.com.cn/2004/09/14/jp20040914_43381.html

中日韓共同編集の東アジア歴史教科書、来年刊行

 中日韓3カ国の学者による「東アジア歴史共通教科書」(仮名)の共同編集作業が現在進められている。この教科書の中国側メーン執筆者である中国社会科学院近代史研究所の歩平研究員(東北アジア国際関係史専攻)に話を聞いた。

 歩研究員によると、中日韓3カ国の学者は2002年から「東アジア歴史共通教科書」の編集を準備してきた。この教科書は現在、7回にわたる討論を経て、初稿がすでに完成している。3カ国の学者は9月18日から20日まで、北京で8回目の研究討論を行う。日本の右翼による「新しい歴史教科書」改訂版が来年5月、日本・文部科学省の検定を通ることが予想される。このため、この教科書も2005年5月前後に中国、日本、韓国の3カ国で中国語、日本語、韓国語の3カ国語による同時刊行を計画している。

 歩研究員は「日本の右翼による歴史教科書を批判しなければならないのはもちろんだが、しかし戦争をまったく経験していない若い世代、特に日本の中学生に語る上で最も重要なのは、侵略の歴史的事実を彼らに伝えることだ。これは正しい歴史観を形成する基礎である。日本の進歩的学者と教師の努力で『東アジア歴史共通教科書』を副教材として日本で刊行し、それによって右翼の「新しい歴史教科書」を排斥していきたい」と語る。

 歩研究員は次のことを特に強調したいと言う。「中国と韓国の若い世代の戦争に対する歴史認識も視野を広げたい。『東アジア歴史共通教科書』は歴史的事実の基礎を尊重した上で、戦争中の加害者と被害者のさまざまな状況に対して客観的かつ全面的な記述を行った。中国の普通の読者にとっては、この教科書を通して侵略戦争の歴史を新しい角度から見ることができる。この教科書に掲載された少なくとも2分の1以上の歴史資料と絵や写真は初めて公表するものだ」。歩研究員はさらに「『東アジア歴史共通教科書』は未来に向けた歴史教科書であり、新世紀に向けて歴史の共通認識を作り上げる試みなのだ」と指摘した。(編集ZX)

「人民網日本語版」2004年9月14日


Re: ・・・ 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月16日(木)14時10分5秒

久保田さん、文太さん、及び他の皆様に御不快な思いをさせていること、誠に心苦しく思っております。申し訳ないです。

>できることなら言葉の棘(とげ)や、又かつての拘(こだわ)りは一切無しで議論して戴きたいものです。

今は他サイトには余り出入りしていませんが、彼方此方(あちこち)を遊び歩いていた時期には、ネット上でなかったら胸倉(むなぐら)くらいは掴(つか)んでいたかも知れないような激しい論争をした相手でも、テーマが変われば嘘のように仲直りして同調したりした経験が、何回もあります。そういうことが出来ない訳ではないのです。現在、私が無視している両名とは、7月中旬頃に一度だけ融和の気配があったので、レスを返すようにしました。ですが、その後に直(す)ぐ、再び中傷が始まった(正当な批判なら構わないのですが、他の方もやっていることを私だけ非難するのですから、紛れもなく中傷です)ので、最早(もはや)関係の正常化は無理と判断し、悉(ことごと)く無視する姿勢に戻りました。今般のゴタゴタに関しては、私の方からは一切レスを付けていませんので、先方が絡んで来ない限り、何も起こりません。一部投稿で私も激しい言葉を使っていますが、私に投げ付けられた言葉に比べたら、それくらいは許されるでしょう(このサイトだけでなく、別サイトでも暗に私を中傷していますから)。従って、今後も私の方でこれ以上改善する事も無いと思っているのですが、如何(いかが)でしょうか?

あるテーマで揉(も)めたからと言って、中傷の内容が含まれない別テーマの投稿まで無視するのは大人気(おとなげ)ないと思われる方もいるかも知れませんね。でも、イザコザというのは、些細(ささい)な遣(や)り取りから拡大したりします。非難合戦にならないよう、私には現状で行くしか考えられないのです。何か、アドバイス等あれば、又よろしくお願いします。


はるさんの伊勢神宮の質問につき 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月16日(木)12時36分30秒

>神道ヒエラルキーのてっぺんはナゼ、“伊勢神宮”なのでしょうか?

 誤解のないように申し上げますと、伊勢神宮が現在の地に定まったのは、3世紀ごろで、第10代の崇神天皇の御世ですので、最初(神武天皇)から伊勢神宮だったわけではありません。
『古事記』『日本書紀』によりますと、神武天皇の曽祖父にあたられる神・ニニギの命(みこと)が現在の九州に高天原(神霊世界)からご降臨せられたとき、天照大神(あまてらすおおみかみ)より「この鏡を私だと思って同じ皇居の中にまつりなさい」と神鏡(三種の神器のひとつ。現在の伊勢神宮のご神体)を与えられ、九州に降り立ちます。

 そののち、神武天皇の代に、今の九州・宮崎から「東征」せられ、長年かけて大和に移住して即位されます(BC660)。それから代々の天皇は、皇居を大和地方を中心に転々と変えられて(後代にわかりやすくいうと都を変えて)、「神鏡」もその都度、新しい皇居に移されておまつりされていたわけです。もちろん、伊勢神宮はそのころありませんでした。

 ところが、崇神天皇の代になって、国内に疫病など災難が多発して、悩んだ天皇は国土神の大国主(おおくにぬし)神の分神「大物主(おおものぬし)神(三輪神社)」「大国魂(おおくにたま)神」を祭祀(さいし)するとともに、それまで皇居内に安置してまつっていた神鏡を、より大切に神聖な場所でおまつりしたいと決断されます。

 それで、皇女(ひめみこ)のトヨスキイリ姫を斎宮(さいぐう,いつきのみや:神に仕える巫女(みこ))に立てて、まず大和の笠縫(かさぬい)にまつりましたが、どうもふさわしくないというので、その後、斎宮をヤマト姫に譲って、大和から近江、美濃、伊勢と、神鏡をおまつりするにふさわしい場所をもとめて、全部で二十カ所近くの土地を転々とせられ、最後に現在の伊勢に落ち着きました。そのときには、すでに天皇も代替わりされて第12代の垂仁(すいにん)天皇の御世(みよ)となっていました。

 したがって、伊勢神宮は「三種の神器の神鏡」をまつっているという点で、当然、皇室の氏神(うじがみ)であると同時に、皇室の権威を象徴するお宮なわけであります。


不浄の生き物 投稿者:はる  投稿日: 9月16日(木)11時48分24秒

イスラムでは、“犬”は愛玩動物ではなく“不浄の生き物”としているらしいが、それもナゼ?
ナゼ?ばかりで、すまんこってす。


言い忘れてましたが 投稿者:利亜  投稿日: 9月16日(木)11時43分9秒

『多重都市デリー』は私も探しているのですが書店では多分見掛けないと思います。私は図書館でこの本を読みましたので。

『遊牧民から見た世界史』は文庫化されてますのでお買い得だと思います。これは多分品切れ、絶版は無いと思いますが。司馬遼太郎賞を受賞した本ですから


RE 利亜 さん 投稿者:解法者  投稿日: 9月16日(木)11時32分5秒

 書籍のご紹介 ありがとうございます。できれば、出版後、早くにお願いいたします。よく、ご紹介いただきますが、品切れ、絶版が多いのです。ご推薦の書籍、早速買い求めます。

 こちら、新疆・ウイグル地区の旅を8月にして来たばかりです。前にも「インド」の話がありましたが、インドの匂いは感じませんでした。中央アジアの国ですね。

 「支那史」も含めて「中央アジア」の話をお願いしたいのです。「中央アジア」、ここではあまり話題になったことがありませんね。


最近、棘があるようですが 投稿者:利亜  投稿日: 9月16日(木)11時31分10秒

お互いにちょっとした誤解があるのかな?と思います。


「朝鮮専門」の解放者殿は気分が悪いかもしれませんが 投稿者:利亜  投稿日: 9月16日(木)11時05分17秒

私は「朝鮮」を学ぶ「切欠(きっかけ)」は所謂(いわゆる)、「支那史」のついででした。
それと私は「中華」「アフロ・ユーラシア」や「インド亜大陸」の方が朝鮮より比重が大きいです。
しかも、中世という偏(かたよ)った時代ですが。(中華は一応、偏ってはないつもりですが。勉強量が一番豊富なので)
一応、古代から近代まで満遍(まんべん)なく学んだつもりです。
朝鮮の方が先に勉強したのですがね…
ここでは朝鮮が話題になることが多いので私も結構話題にしてますが。

エッセイですけど結構面白いですよ。
お暇な時に読むのにいいと思います。

『多重都市デリー―民族、宗教と政治権力  中公新書』(Amazon.co.jp)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121011600/qid=1095299014/sr=1-1/ref=sr_1_8_1/250-8514671-2233064

斬新な見方です。

『遊牧民から見た世界史―民族も国境もこえて  日経ビジネス人文庫』(Amazon.co.jp)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532191610/qid=1095300874/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-8514671-2233064

『中央ユーラシア』
http://pharma1.med.osaka-u.ac.jp/irie/eurasia.html

↑は『遊牧民から見た世界史』のレヴューです。


ちょっと一息しようぜ 投稿者:岡田  投稿日: 9月16日(木)10時58分46秒

国際的に批判を浴びている韓国の『犬食レストラン』及び『ゴキブリ食』『サソリ食』『芋虫食』これはまさに朝鮮半島独特の『非常識文化』と言えそうだ。

『他の動物の病気』が『変異』して『人にうつる病気』は、『人類』にとって『極めて重大で危機的』な『疫病』『奇病』という『重大な問題を次々引き起こし』極めて『危機的な拡大』をし始めた。
『SARS』『AIDS』『エボラ出血熱』『BSE』など元はハクビシン、ミドリ猿などの『ゲテモノ食い』からくる『死の疫病』『死の奇病』である。

無限に発生し始めた『死の病原体』『死の病原菌』が引き起こすものだ。既に『AIDS』の『HIVビールス』は300種以上に達し、もはや『死の不治の病』となり、人類の脅威となっている。

国際的に批判を浴びている韓国の『犬食レストラン』及び『ゴキブリ食』『サソリ食』『芋虫食』これはまさに朝鮮半島独特の『非常識文化』と言えそうだ。
『犬食人』独特のくさい臭いがする『ジョージアコーヒーのCM』も、和田アキ子の『リーブ21のCM』もまさに『犬食人』独特の臭いがすることに気が付いた。

『K(か)の国の方式』
http://sniffers.hp.infoseek.co.jp/kanokuni/

犬は国際的な『愛玩動物』であり家畜ではなく、これは国際平和以前の『 心身の問題 』で、私たちの『食品衛生』上の健康を保ち守るための人としての問題だ。


神宮のてっぺんは? 投稿者:はる  投稿日: 9月16日(木)10時38分54秒

天皇と言うか、神道に関する疑問ですが、大和で興(おこ)った天皇家なのに神道ヒエラルキーのてっぺんはナゼ、“伊勢神宮”なのでしょうか?
このサイトの方々にとって常識だったりしたらゴメンナサイ。


腰巾着のGoroさん 投稿者:解法者  投稿日: 9月16日(木)09時46分2秒

こちらが「八神邦建」さんの<腰巾着>なら、Goroさん、あんたも「ヤポネシアン」の<腰巾着>だい!


・・・ 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月16日(木)08時57分16秒

久保田さんに同意見です。人間関係というのはこじれずに済んだものがちょっとした言葉から修復不能になってしまうこともあります。ここのところのやりとりは、ちょっと挑発的なニュアンスがあったと思うんですが、どういったものでしょう。


・・・ 投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月16日(木)07時52分15秒

・・・できることなら言葉の棘(とげ)や、又かつての拘(こだわ)りは一切無しで議論して戴(いただ)きたいものです。私としては皆様全員が帝國電網省を支える大切な方だと考えていますのでね。


泡茶開講@片倉佳史氏写真集 投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月16日(木)07時49分36秒

解法者さん

 再度ご紹介いただき有難う御座います。以前の投稿の時点でこの写真集?を購入していましたが、思わず読み漁(あさ)ってしまった次第です。また、同時購入したムック(写真集+記事)があります・・・それは『皇室』扶桑社 刊というのを初めて手に入れました。ドキドキしました。理由は・・・『皇室とは何か』という特集が載っていたからです。天皇陛下についてですか? 私は好きですよ。今これだけは言えるのでご了承下さい。

-----------------本題----------------------------

 片倉佳史氏は台湾特捜百貨店 http://katakura.net/というHPを開設しております。其処(そこ)やSAPIO等の彼の記事を1年ほど拝読していますが、彼は初めの頃はやはり国民党系の悪影響も多少あったように見受けられましたが・・・彼が探求しているテーマは「台湾に残る日本時代の遺構」であります。それは植民地支配の是非という論点を超越した「土地の歴史」を直視し、現地を訪れることで初めて理解できる土地性を追究、そして台湾を中心に各地を自ら歩く事でそれらの遺構をカメラに収めている人物だったりします。最近のトピックや今回の「台湾─日本統治時代の歴史遺産を歩く」を読んだ印象は台湾礼賛(らいさん)でもなく日本批判でもなく客観的に書かれているので感心しました。

 私が察するに・・・片倉氏は現在7年台湾に在住していますが、都会のみではなく地方や山奥に住む人たちとも確かな人脈を拡げていったようですね。 また彼は先述の写真集を続けて出版する意欲があるみたいです。

 台北の大学助教授(台湾人女性)が昭和時代の家屋を保存対象に申請したケースが少し前にありました。それに加えて・・・

日本時代の建築保存に高雄市が意欲

高雄市の「古跡・歴史建築審査委員会」は9月12日、日本時代の高雄市役所(昭和14年竣工。現・高雄市歴史博物館)と愛国婦人会館(大正12年竣工。同・紅十字育幼センター)の建物を古跡に指定した。

同委員会の張守真委員は、「台湾愛国婦人会は明治37年、後藤新平民政長官の提唱で設立された。主要事業は出征軍人を送迎し、戦傷者、戦病者を看護、救済し、あるいは貧民の診療に当るなどで、相当の活動を行っていた」と説明している。

同市の管碧玲文化局長は、「市内には武徳殿、永光行、山形屋などといった日本時代の代表的建築が多く残されている。今後も所有者の同意を得ながら史跡に指定し、保存を図りたい」との意欲を語った。


・・・と今回も日本統治時代を冷静に受け止めることが出来る台湾人によって為されようとしていますね(→それを出来ない拝金主義なド阿呆台湾人は邪魔をしたりしますが)。

 また、SAPIOなどに寄稿されている女性フリーライターの結婚記事もこちらに載せます。

産経新聞(平成16年5月17日)タイヤル族に嫁ぐ

それは可愛らしい披露宴だった。十二族を数える台湾先住民のひとつ「タイヤル族」の伝統衣装を身に纏(まと)って満面の笑みを浮かべる山田智美さんを、いつになく緊張した面持(おもも)ちの新郎、白志雄氏がぎこちなくエスコートする。台湾東部のタイヤル族の小さな村、武塔社の小学校で開かれた披露宴。新郎新婦は二人の杯が横につながった「アイノミ(合い飲み)」で、先住民式の“三三九度”。日本女性が初めて村に嫁(とつ)いできたと聞き、村中の人が詰めかけた。数年前のこと。雑誌の仕事でタイヤル族の生活を取材にきた智美さんに会った白氏は「この人だ!」と確信。白氏の誠心誠意のアタックに智美さんが心を動かされた。山口政治氏の著書「東台湾開発史」によると、タイヤル族は古くから「うそをつかず、しかも自分の思いを明らかにしないと罰を受け、毒蛇にかまれる」と伝えられてきたという。日本統治時代に教育を受けた白氏の祖父母の話す日本語はいまも流暢だ。「私たちの心はいまでも日本人。どうぞご心配なさらないで」。こう語りかけた白氏の祖母の言葉に、東京から参列した智美さんの両親の目から涙があふれた。日台を結ぶ強い絆がまたひとつ生まれた。(河崎真澄)


祭祀との関係 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月16日(木)02時43分0秒

>1.神との特別な関係の継続

細かい意味が分かりませんが、祭政一致の王権であったという点は、否定しません。私は、天皇というのは、少なくとも近畿圏で王権を確立した時点では、一部族長等からトーナメントで勝ち上がって支配領域を広げた王であるとは考えていません。大和地方の特別な神の祭祀(さいし)権とでも言うようなものを保持していた一族が、同時に王としての統治権も手に入れたのではないか、だから最初から他の大和豪族とは違う存在だったのではないか、と思っているのです。祭祀権と統治権の順番は、多少違うかも知れません。何(いず)れにしても、天皇家の御務(おつと)めとして、統治と並んで祭祀が重要な意味を持っていたのは事実ですね(これは何方(どなた)も異論は無いと思いますが)。中国から律令制を導入する際、彼(か)の国で行われていた行政・軍事・監察の三権分立や、三省六部(りくぶ)といった体制は採用せず、二官八省という独特の制度にしています。太政官(だじょうかん)と並んで神祇官(じんぎかん)を置いた訳ですよね(実際の神祇官は豪く小規模で、省くらいのレベルだったらしいですが)。行政と祭祀が対等の重味を持つことになっていた辺りに、天皇の君臨・統治の意味合いが含まれているように思います。

又、これは諸学者の学説を参考にした私の推測ですが、卑弥呼の時代から日本の王には聖権担当の女王と俗権担当の男王がおり、後の時代に両者が合わさるに従って、天皇が「君臨すれども統治せざる」君主になっていった、詰まり、祭祀権は離さないが統治権は代行者に任せる体制に変化していったと、私は考えます。代行者というのは、摂関や上皇、将軍といったよく知られた存在もあるし、皇親政治時代の皇太子、平安中期以降の源氏長者等も含まれるだろうと思います。日本の政治は「代行の統治」と言われており、要するに天皇が一般的な諸外国の王や皇帝のタイプには、当て嵌(は)まらないのは事実です。但(ただ)し、世界には特殊なタイプの君主は他にもいるのであり、これを以てしても天皇だけが世界に類を見ないというのは、どうなのかと思う訳なのです。


皇室の特殊性 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月16日(木)02時34分35秒

次に皇室に関する部分ですが、Goroさんの価値観を否定する意味ではなく、私はこう考えているという意味でお読み頂きたいと思います。前提となる歴史認識が食い違っていれば、それ以上は議論が噛み合わないですから。

>1.神との特別な関係の継続

少し長くなるので、稿を改めます。

>2.血統の継続

「2600年間の」という前提が付いていますので、この部分は私とは違います。私は記紀神話は信じておりませんので、そもそも縄文時代から皇室が続いているとは考えません。精々(せいぜい)、崇神帝以降が実在の天皇であろうと思っているだけです。それから後でも、最も疑わしい武烈帝―継体帝の間は勿論、仲哀帝―応神帝の間も同族間での継承とは思わないですし、崇神帝〜仲哀帝の諸帝も、親族ではあったかも知れませんが系図通りの父子相続ではないのでは、と考えています。Goroさんがどのように信じておられるかを問題にしているのではありません。少なくとも、主宰者が天智帝―天武帝の間さえ兄弟でないと論じておられるサイトで、如何(いか)にも万世一系が自明の理であるかのように説き、それを他人に押し付ける言説は、正しくないと思うのです。

>3.臣民からの継続した親愛

「臣民」をどのように定義するかが問題です。前近代では、人口の大半を占める庶民には、日本国に君臨する天子が誰であるかという認識は薄かっただろうと思います。地元の殿様か、精々が将軍止まりでしょう。但(ただ)し、国民国家の概念が生まれる前の時代で、このようなことを細かく突付(つつ)いても無意味だとは思います。所謂(いわゆる)「支配階級」であった人々、武士や公家(くげ)、僧侶神官、教養のある町人等は、確かに皇室の存在を知っていたし、尊皇思想も持っていたでしょう。今回は割愛しますが、中世以前に於いては、武家政権の支配外にあった人々が、直接皇室(朝廷)に服属していた、と私は考えています。ですから、その意味での「臣民」が皇室を尊崇していたというのは、否定しません。

但しですね、それならタイは今もそうだし、国家として機能していませんがチベットのダライ・ラマも敬愛されています。歴史の古さは理由になりません(それだけなら偶然かも知れないのですから)。ですから、これを以(もっ)て日本の皇室が「世界でも、比類の無い君主」だ、と言う訳にはいきません。

>歴代の陛下の御性格が謙遜を絵に描いたような方ばかり

皇室を強く崇敬しておられる方には申し訳ないですが、この部分も価値観が異なります。現在の天皇陛下への敬意は持っておりますが、過去の諸帝が悉(ことごと)く上記のような表現で括(くく)れるとは思えないのでね。1月終盤から2月に懸けての頃に、この問題で議論になったことがあります。議論を仕掛けてきた方に全面的な賛意を表する訳ではありません(実際、私も批判しましたから)が、例として幾つか出されているので、参考にはなるでしょう。大体、歴史上の人物の人格なんて、正確に分かるものではないですよ。特に天皇のような奥に隠れている存在はね。悪い話がそうそう簡単に表に出て来る筈も無いし、歴史に残るのは難しいでしょう。


ローマ帝国 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月16日(木)02時31分14秒

Goroさん、温かいお言葉ありがとうございます。議論の中で見解が対立するからと言って、人間関係が壊れるとは限りません。私が一部の連中にレスを返さないようにまでなり、然(しか)も管理代行の立場にある人物にさえ敬意を払う必要が無いと感じるようになったのは、何(いず)れも先方から先に非礼な振る舞いや侮辱の言葉があり、正常な議論が不可能になったからで、それまではどちらとも良好な関係にありました。某管理代行の方は6月13日、もう一人の腰巾着(こしぎんちゃく)は4月30日〜5月2日に切欠(きっかけ)がありましたので、過去ログをお読み頂ければお分かりになると思います。先日あったような荒らしの類(たぐ)い如きで、私の論調が変わることは無いですよ。

さて、先(ま)ずは下記の部分から。

>ヨーロッパでは余程(よほど)ローマ帝国に権威が有って(ローマ法王の軍事的守護者としての権威からでしょうか?)
>ヨーロッパ版天下統一は紛れも無くローマ帝国再建なのかも知れないですね?

西欧社会の中心となった英独仏等の国々は、古代に於いてはローマ帝国の権威に服する、東アジアで言えば「蛮夷の国」であった訳です。西欧はそれ以来ずっと、ローマへの憧憬を潜在的に持ちながら歴史を重ねてきたので、欧州最高の国家と言えばローマ帝国なのだそうです(と、ある西洋史の教授から聞きました)。又、ローマ皇帝はローマという都市国家内では「市民の第一人者」という位置付けで、世襲でもないし神秘的な権威も備えていませんでしたが、ローマ以外の帝国領内では絶対君主として怖れられるという、言わば二重構造(と言う言い方はしっくり来ないが)になっていました。これが一般的な欧州世界で「最高の王冠」と認識される理由なのかも知れませんね。

現在の国際関係は、原則としてどの国家も対等ということになっています。これは西洋発祥の考え方ですが、欧州でも古代からそうだったのではなく、ローマに対しては下位の立場だが、互いには同等だったという国々だけが結果的に残ったので、原則平等という国際法になったと言われます。


Re: Goroさん 投稿者:Goro  投稿日: 9月15日(水)23時26分57秒

ヤポネシアン様、

エチオピア皇室の件は知りませんでした...ソロモンの件は知っていたのですが、その後続いていたんですね?
でも、多分オージーも知らないと思いますので、皇室の伝統を彼らに伝える時には、あまり、比較対照にならないかも知れません...

ローマ皇帝の件は西ローマ帝国崩壊からシャルルマーニュまで断絶が有りましたが、その後、常に外人の頭にその王冠が載(の)ってたのが有る意味凄いと思います。ヨーロッパでは余程(よほど)ローマ帝国に権威が有って(ローマ法王の軍事的守護者としての権威からでしょうか? 確か世界史でそう習った気がします…) ヨーロッパ版天下統一は紛れも無くローマ帝国再建なのかも知れないですね?

しかし、皇室のもっと凄い所は八神様のご指摘の通り
2600年間の
1.神との特別な関係の継続
2.血統の継続
3.臣民からの継続した親愛
に尽きると思います。
言葉を変えれば2600年間もの長期に渡り、神と人とに愛されて来たと言う事です。
2.と3.とは神との特別の関係の証拠でもあると思います。

また、言論の自由のある世界各地に於いて、陛下が敬愛されている事実や八紘一宇(はっこういちう)の精神、特に戦前の日本人が陛下の名誉の為に行った数々の行為、陛下が臣民の為になさった数々のご行為、歴代の陛下のお人柄、陛下を戴(いただ)いている日本人の性質、気質等を考えても陛下が世界でも、比類の無い君主である証拠になると思います。

私の場合、尊敬の対象が、特別の存在であるのが嬉しいです。

さらに、長い年月を経て今でも生き残っている書物にはどんな物であれ、権威が有ると思います。もし、どうでも良い様なものでしたら、とっくの昔に歴史から消え去っていると思うからです。

また、歴代の陛下の御性格が謙遜を絵に描いたような方ばかりなので、皇室の場合、批判はフェアではないと私は考えます。

ですから今回のヤポネシアン様の“オカルト”の発言が残念でなりません。しかし、売り言葉に買い言葉であってヤポネシアン様の本心ではないと思っております。普段のヤポネシアン様の落ち着いた論調とは似つかわしくないからです。

ヤポネシアン様に対する中傷もあったりして心中をお察しします、が常に冷静でいて下さいませ(^^) 落ち着いた時のヤポネシアン様の論調が好きな方は結構多いと思いますよ。少なくとも私はそうです。

八神様、
歴代の陛下の御真影有難う御座いました。オージーの間では大正陛下が人気があります! しかし、最初に見た瞬間皆、宣教師だと思ってしまうみたいです… あの、大きな勲章とガウンのせいでしょうか?


初学習者の疑問 投稿者:解法者  投稿日: 9月15日(水)21時41分0秒

 初学習者の<たわごと>で申し訳ありませんが、天皇、「特別な存在」であるからこそ、<尊敬の対象>だと考えますがねぇ。普通の人だったらそうはなりませんからね。
 あの「麻原」、「特別な存在」を<誇示>したかったから、ああなったのではありませんか? 例え、それが<デタラメ>であっても。


「代行」の都合上・・・。 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月15日(水)21時21分59秒

>解法者さん

 あくまで「代行」ですしね。まあ、どうされるかは竹下さんにお任せいたします。

>「神話や官製史書を鵜呑みにすると、いったい何がどうまずいのか」

 これはすごく知りたい。つまり、「神話・国家のつくった史書」を鵜呑(うの)みにした結果、何か弊害が出たり犠牲者が出たり、プライベートから国家的なことまで、道をあやまったり迷惑をこうむったり犠牲が出たりという「事実」があるということを証明できるから、そうおしゃっているんでしょう。私は、あなたにたびたびいってきた「あなたの言説の根拠となるデータを出して、それをもとに反論してくれ」と。
 ところが、それに対して、満足できるデータの提示が、これまでほとんどなかったのだが、その辺の保留された答えについても、小生はいつも「また逃げられた」と感じておりますよ。

「皇室祭儀」のことを「オカルト」とみなすお立場のようですから、それもどこがどのように「オカルト」なのかご説明いただきましょう。朝日新聞のシンパかおまえは、といいたいのを、ぐっとこらえて申し上げましょう。

 ええ、ええ、今すぐとはいいません。検索して付け焼刃(やきば)の知識を蓄えるだけのお時間は与えましょう。さあ、お答えください。ヤポネシアン殿。


管理人さま 投稿者:解法者  投稿日: 9月15日(水)21時09分25秒

「八神邦建」さま
 甘い! 甘い!
こういう<助け舟>を出すから、ノサバッテいるのですよ。
「管理人代行」ではありませんか。

 「管理人代行」への批判は、「管理人」に対する批判ですよ!
「おまえら頭狂ってるから答えない」、これ<狂気の沙汰>ですよ。
退場願ったらどうでしょうか。
 別に「言論の自由」の問題はありませんよ。
日頃「言論の自由」を標榜しているお方がこれですから。


RE 利亜さん 投稿者:解法者  投稿日: 9月15日(水)21時03分22秒

 何事も<専門分野>あるいは<得意分野>というものがあるでしょう。
あなたにも「朝鮮」というものがあると感じております。それ以外のことには、あまり口を出していませんよね。
 だからこそ、人に<なるほど>と感じさせることができると思います。
 何が何でも口を出すから、このBBSの昔からのファンさんのような<批判>が投げかけられるのです。
 まあ、<でしゃばり>と言っても良いでしょう。
 つまり、ニュースの<解説>に堕してしまうのです。ニュースなどテレビでも見れば十分ですし、例えば、朝鮮の両江道(リャンガンド)の「爆発事故」などは、朝鮮日報でも見ればわかります。欲しいのは<解説>です。
 さらに、こちらの批判に<反論>しないのはよいのです。いやしくも「管理者代行」とされているお方を「神話や官製史書を鵜呑みにし、オカルト的な話に頭を毒された人」と批判するのはどうでしょうか。
 ここは、管理人さんと管理者代行の<掲示板>ですよ!
 これらの方が嫌なら、即座に<退場>されたらいかがでしょうか。


ヤポ殿、あんたのことだから、まあ勘弁してやるが。 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月15日(水)21時02分24秒

>神話や官製史書を鵜呑みにし、オカルト的な話に頭を毒された人の見解

 おいおい、言うにこと欠いて、それか。

 私の書いたことをそういうなら、民俗学者の柳田国男とか折口信夫とか、そのほか、伊勢神宮の神官も経験された国学院大学の教授の中西先生や、皇室関係の著書も多い所功先生などの論説も、「神話や官製史書を鵜呑みにし、オカルト的な話に頭を毒された人の見解」ということになるが、それでもいいのかな。

 参考文献、並べて見せようか? 空想やホラで書いてるわけじゃないぞ。
 
 いっちゃ悪いが、できそこないのジャーナリストや新聞記者みたいな低俗な猿知恵で物を言うなよ。なんだよ「官製史書」っていいかたは、それじゃ左翼だろう。
 こっちの質問に「おまえら頭、毒されてるから答えない」はないだろう。なんつう浅薄(せんぱく)なやつだ。あきれたね。
 文字でしかやりとりできない場で、「おまえ、頭悪いから議論にならないので答えられん」はないだろうよ。

 それで、ヤポ殿、これはもっぱら左翼のみなさんにいうことなんだが、特別におたずねしよう。

「神話や官製史書を鵜呑みにすると、いったい何がどうまずいのか」

 これを具体的に、過去現在の事例から教えて欲しいですなあ。


知識がないので 投稿者:利亜  投稿日: 9月15日(水)19時38分52秒

>他の皆さんが両者の論を比較して、どちらを正しいと感じるかは分かりませんけどね。

正直よくわかりません。
情けないですが。

>まだ、こういう話がありますか? ぶり返しましたか?

解放者殿

レス遅れですがたまにネットでやらかします。
韓国人自信もあまり信じてはいないでしょう。
突っ込まれてすぐに沈黙しますから。


馬鹿馬鹿しくて 投稿者:解法者  投稿日: 9月15日(水)19時25分51秒

<特に、信仰や皇室を巡るテーマでは、神話や官製史書を鵜呑みにし、
オカルト的な話に頭を毒された人の見解など、馬鹿馬鹿しくて問題
にもならない。>

浅学はどちらでしょうかね!


念の為に書いておきますが 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月15日(水)17時10分53秒

私は、私への中傷しか能の無い約2名とは議論をする積もりは一切ありませんので、レスも付けません(本投稿に対する攻撃も同様に無視します)。特に、信仰や皇室を巡るテーマでは、神話や官製史書を鵜呑(うの)みにし、オカルト的な話に頭を毒された人の見解など、馬鹿馬鹿しくて問題にもならない。

他の皆さんが両者の論を比較して、どちらを正しいと感じるかは分かりませんけどね。他の方から御質問乃至(ないし)反論等があれば、それには内容次第で出来るだけ御応(おこた)えしたいと思っています。


久保田泰啓さま ありがとうございます 投稿者:解法者  投稿日: 9月15日(水)11時53分49秒

 本というものは<尊敬>できる方から推薦していただいたものを
読むのが一番。表題だけではわかりませんからね。

 「台湾─日本統治時代の歴史遺産を歩く」片倉佳史 戎光祥出版
よかった。たんたんと歴史遺産の紹介を続けている。
 植民地支配の罵詈雑言(ばりぞうごん) 主観で綴(つづ)られている「台湾─近くて昔の旅」
又吉清盛 と比べれば<一目瞭然>

 皆さんも、片倉佳史さんの前掲書をお読みください。


Re: あ、いい忘れたが。 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月15日(水)11時34分51秒

>ここ数年の自爆テロを見るたび、私の胸には、かつての特攻隊の英霊たちの姿が連想されてならない。

イスラム原理主義の自爆テロや、特にアメリカでの航空機を使った同時多発テロは、日本の特攻隊からアイデアを得たのではないかとふと思ったことがあります。第二次大戦以前にイスラム原理に自爆テロの伝統があったのかどうかが鍵ですが。

同時多発テロ後の当時アメリカのテレビでは、飛行機による自爆攻撃に対して盛んに『カミカゼ』という言葉で表現していました。また『アメリカが攻撃されたのは真珠湾以来だ』とか、何かマスコミはやたらと日本にこだわってましたね。半世紀以上経った今でも特攻隊『カミカゼ』や『パールハーバー』はアメリカ人にとって恐怖の記憶として語られているのでしょう。


RE ヤポネシアンさん 投稿者:解法者  投稿日: 9月15日(水)07時53分15秒

<日本の皇室が世界でも特別な存在であると考えることは、
別に皇室を崇敬する為の必要条件ではないと思っているのですが。>

皇室を崇敬する為の必要条件とは何?
ここから<説明>していただきたいのですが?
そうしないと「議論」が前に進みません。


天皇は「皇帝」ではない2/連続投稿申し訳ありません 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月15日(水)05時05分30秒

こういう帝国が、現在のヨーロッパ各国の母体なのである。文明の母がこうであれば、その影響を受けて育った子文明も、似た者になるのは論を待たない。ところが、彼らはこの母を慕(した)い続けている。その証拠に、今日のドイツ・オーストリア・ポーランドをふくむ中部ヨーロッパに、かつて「神聖ローマ帝国」(九六二〜一八〇六)という、内輪(うちわ)もめばかりで、ちっともまとまらない連邦国家があった。ヨーロッパの権力者にとって「ローマ帝国」復活はいまだに憧れである。「ローマの栄光よ、再び」というのが、ヨーロッパの王族の偽(いつわ)らざる本音であろう。ナポレオンやヒトラーもまた、自分なりの「大ローマ」を築こうとしたことで有名である。

終末的な見解では、現在のECが新ローマ帝国になりうるとの説がある。その意見に反対はしない。ただ、皇帝の半分が暗殺され、内輪もめばかりしていたのがローマ帝国なのだから、EC解体もまた時間の問題である。通貨ユーロが流通して数年以内に、ヨーロッパ共同体は、致命的な内部分裂によって瓦解するだろう。「ローマ帝国」とちがってECには「皇帝」もいなければ「近衛軍」もいない。それぞれが、てんでんばらばらに好き勝手していたら、統一秩序の維持など不可能である。

中国大陸でもそうだが、西洋社会においては、傑出した軍事の才能をもった大人物が独裁者とならない限り、早晩に共食いや内戦が起こり、国境が流動化する。ECが安定して維持されるためには、カール大帝やナポレオン、ヒトラー級の大物が出現しなければならない。それがなければ、ヨーロッパ合衆国など、それこそ一夜(ひとよ)の夢である。かの文明圏の過去を考察すれば、そういう結論に達するほかはない。

短命必至のECなど、知ったことではないが、ローマ皇帝のことを「エンペラー」といい、それを「天皇」の英訳に当てはめるのはやめて欲しい。「天子」と「エンペラー」はちがうものなのだ。昔から、筆者は「天皇」を「エンペラー」と英訳するのに、強い違和感を覚えてきたが、ここにその理由があった。「天皇=天子」とは「エンペラー」ではなく、それ以上のものだからだ。「レボリューション=革命」と同じく、「エンペラー=天皇」は正しい訳ではない。西欧文明の言語に「天子」に当たる語彙が存在しないので、やむなく一番近そうな単語を当てはめてきただけなのだ。

天皇は「テンシ」であって、「エンペラー」ではない。西欧には「テンシ」に同定できる権威は、歴史的に存在しなかった。ヴァチカンの歴代ローマ教皇も、「天子」の三大条件を満たしてはいない。

西欧の最高権威である「ローマ皇帝」と「ローマ教皇」を、たとえ一身に兼ねて体現する権威者が現れたとしても、なお日本の「天子=天皇」には及ばないのだ。すなわち、天子は、地上のいかなる権力者をも越えた存在である。日本の天皇は、世界で唯一の天子である。ゆえに、天皇は世界でもっとも偉い、無二の権威なのだ。

この結論に対し、信じられないような気持ちになった読者もいるかもしれない。だが、多少なりとも東西の世界史を勉強し、日本の歴史の変遷と見比べると、どうしても上記のような結論に達せざるをえないのだ。日本の天皇家だけが、なぜ西欧、中国などの諸王家と異なり、長い系譜を継いでこられたのか。その理由をたずねてゆけば、よその国の権威者とは、本質的に異なる核を持つからだといわざるをえない。

 その異なる核とは、全国を網羅する無数の産土・鎮守の神々を、古来より統括する伊勢大神宮である。日本全国にまします八百万(やおよろず)の神々に、宮中神事や天皇家の氏神(うじがみ)たる伊勢神宮への奉祭を通じて誠を尽くすお立場が、天皇を「天子」たらしめているのである。全国規模の「神力ネットワーク」の重要な起点たる伊勢神宮で、儀式を行う大神官長の権威こそ、天皇の天皇たる最大の特徴なのである。

www.club-kamikaze.net/yamato_ishin/ iwabue/10/i10yagami01.html
www.club-kamikaze.net/yamato_ishin/ iwabue/10/i10yagami02.html


天皇は「皇帝」ではない1 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月15日(水)05時03分6秒

 小生が以前発行した『白き王家の道』のウェブ上に残っているコンテンツから、「天皇」と「王・皇帝・エンペラー」はまったく違うことをご説明いたします。
(以下、拙著より引用)
--------------------------------------------------------------------------------
◎4.天子の条件

 もうひとつ、厳密にしなければならないことがある。「天子」と各国の「王」のちがいである。それは、日本でいえば「天皇」と「征夷大将軍」のちがいといえる。もちろん「天子」の方が上位である。「天子」から見ると「王」は「諸侯」であって「臣下」なのはいうまでもない。つまり、「天皇」が「征夷大将軍」を任命するように、「天子」が「諸侯」を各地の領主(王)として任命・認可するということなのだ。これは天皇の権威のもとに、将軍が各大名に封土を与え、知行(ちぎょう)を許した過去の日本の封建制度と共通するものがある。

先にあげたように、三千年前まで中国には「天子」がいた。しかし、「易姓革命」によって、「天子」となった「周」王朝も衰退する。それと並行して、春秋戦国時代の「諸侯(王)」どうしの争いとなり、「天子」ならぬ実力を蓄えた「諸侯」がのしあがる世となった。したがって、秦の始皇帝のように「天下統一」を果たしても、その存在は「天子」ではない。あくまでも「天子の代理の王」でしかない。もし秦の政王が「天子」だったら、わざわざ「皇帝」などという、新しい王者の称号を造ったりはしなかっただろう。もちろん、「皇帝」という名詞自体は、中国の神話時代の大聖人「黄帝」を指す言葉として生まれたものだ。秦王・政は、みずからをもって、最初の「皇帝」を任じた。それで「始皇帝」と名乗ったのは、みなさんもご存じの通りである。

 もちろん、中国のその後の歴史で、隋や唐などの大帝国の王者を指して「天子」と表現する場合もある。だが、これは表敬のための修辞的な書き方であって、血統が連綿と続くまことの「天子」とは異なる。いわば、「天子の代理王」を、たてまえ的に「天子」と呼称しているのだ。

このように「天子」と「諸侯」はちがう。また「皇帝」「大王」という称号をもった人物でも、やはり「天子」ではないのである。「天子」は「皇帝」「大王」よりも格が上である。ゆえに、ローマ皇帝といえども「天子」ではない。

 筆者なりに考えた「天子」の条件は、
1.人間を越える神霊存在によって、その権威と統治の使命を与えられる。
2.血統が存続する。
3.国民がそれを受け入れ、諸侯もその秩序維持に協力する。

この三つのうち、どれが欠けても「天子」ではない。始皇帝であろうが、ローマ皇帝であろうが、アレキサンダー大王であろうが、織田信長であろうが、いずれも「天子」ではないことが、これでよく分かる。

 この三つの条件を満たした「天子」がいる国は、日本だけである。日本の天皇だけが、いまあげた「天子」の資格を持っている。少なくとも、その本質を変えることなく、千六百年以上も続いてきた。まことに驚くべき奇跡の歴史である。

たとえば、今のヨーロッパ文明の大きな母体のひとつ、ローマ帝国の帝政を見てみよう。この「皇帝」制度は、ジュリアス・シーザーの養子オクタヴィアヌスが、アントニウスとクレオパトラを倒し、紀元前二七年に初代皇帝アウグストゥスになったときからはじまった。爾来(じらい)、歴代皇帝は政変・暗殺をくりかえす。紀元二八五年に東西ローマに分裂するまで、統一ローマ皇帝は三百十二年間に四八代を数えた。

この四八人のうち、二四人が暗殺され、三人が自殺、二人が戦死、一人が獄死している。つまり、四八人の歴代皇帝のうち、三〇人がまともな死に方をしなかったことになる。しかも、皇帝は世襲制ではなく、三代と同じ血統が続いたためしがない。おまけにローマ軍の近衛隊が力を持っていて、二〇代目のディディウス・ユリウスのように、帝位を金で買って皇帝になった者までいる。もっともディディウスは、次帝になるセプティミウス・セウェルスによって、在位わずか二ケ月で暗殺された。これらの例だけでもわかる通り、帝位の強奪、陰謀による略取、暗殺が横行した。

上の四八人のうち三〇人というのは、そういう意味なのだ。皇帝の変死率はなんと六二・五パーセント。暗殺される確率は五〇パーセント。これが「ローマ帝政」なのである。すべての道はローマに通じるが、そこを通って皇帝になった人間の半分が暗殺されている。これでは、帝位への道なのか、死刑台への道なのか、区別がつかない。


あ、いい忘れたが。 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月15日(水)03時10分6秒

 どこの国でも、国を愛する民は「うちの国は特別」と思っているのが普通だ。韓国だってシナだって、アメリカだってエチオピアだってそうだろう。いわゆる「お国自慢」が昂(こう)じるってやつだ。
 そういう世界各国の愛国者たちと対等に伍(ご)していくためには、「日本は世界的に見て特別だぞ」という「気概」が必要です。
 逆にいえば、そういう「気概」があるからこそ、よその国の「気概」もまた理解して受け入れることができる。
「自国を特別視すること=他国の排斥」というような狭苦(せまくる)しい偏見は、それこそ「国家に関する気概」を失った「腑(ふ)抜け」の思考ではないかと。

 関連していえば、「自国を特別視・神聖視」することに弊害が起こるとすれば、それは自国が他の国家を侵略征服・蹂躙(じゅうりん)するときに、その不当な行為を「正当化」する意図で、被害国に対して自国の優秀性を誇るときだ。ヨーロッパ白人が、かつて帝国主義によってアジアに対してさんざんやってきたようにだ。

 それから9.11がきたから、誤解を恐れずにいえば、われわれ平和を享受して豊かである国家の民から見れば、自爆テロをするのは「犯罪」にしか見えないが、向こうからすれば「戦争継続中」なのにちがいない。つまり、われわれから見て「テロ」という行為は、彼らにとっては「戦争なのだから当然の戦闘行動」なのだろう。

 テロリストたちは、アメリカに対して「戦争」している。そこに大きな認識のちがいがある。イラクでアメリカ兵が停戦後から1000人以上、死んでいる。これは相手方の意識が、アメリカ相手に「戦争継続中」だからだ。
 残念ながら、在イラクの米軍は、完全武装の「軍」である。「軍」を相手の攻撃は「テロ」とは決していわれない。敵とみなす相手が、完全武装の「軍」である限り、旧イラクの残存勢力は、いかにアメリカが「平和目的・治安維持のための派兵」と主張しようとも、聞く耳をもたないで「戦争」を続けるだろう。

 われわれ平和な国民は「テロ」と呼ぶが、彼らにとっては「戦争」なのだ。この相違を認識しなければ、和解などありえないだろう。われわれがテロリストと非難しても、彼らは自分たちのことを「兵士」「戦士」という認識しかない。彼らにとって、自爆はテロではなく「突撃」「敵へ打撃を与える体当たり攻撃」なのだ。

 テロの犠牲者の方々や被害にあわれたかたがたには、心よりご同情申し上げるが、ここ数年の自爆テロを見るたび、私の胸には、かつての特攻隊の英霊たちの姿が連想されてならない。


はいはい、ヤポ殿、お勉強してください。 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月15日(水)03時03分53秒

>エチオピア皇帝の歴史は3000年、その始まりは紀元前975年、シバの女王とソロモン王
>の間に生まれたメネリク1世をルーツとしている。エチオピアはアフリカ最古の独立国
>家として知られ、4世紀にはキリスト教国家となっていた。927年まで159代を数えた
>が、その後はイスラム教徒との内紛で政情不安が続き300年ほどの混乱を経て、1260年
>に王朝は復活

『誰か昭和を想わざる 世界最古の王朝滅ぶ』
http://www.geocities.jp/showahistory/history3/49d.html

 なあ、よっく考えてくれな。エチオピア王朝は確かに古いさ。でも起源が「ユダヤ教」の旧約聖書のダビデ王の息子のソロモンってことで、あくまでも「一神教文化圏」のお話で、しかも途中で300年間の「王朝断絶」がある。復活したってところからそうなる。

 さらにいうなら、私はエチオピア皇帝への敬意を惜しむものではまったくないし、同じ古い王朝の歴史を奉戴する民族として、エチオピア国民には深い敬意と親密さを覚えるが、エチオピア皇帝の系譜(血統)は、日本の古事記日本書紀のように、ちゃんと国家事業として編纂された史書・文書の形で確認できるのかどうか。

 たしか、ソロモンとシバの女王の話は、「伝説・伝承」であって、国家的史書の形で残されていることを、私は知らないのだが、ヤポ殿、その辺をひとつ教えてくれませんかね。もし、そういう文書があるなら、勉強になるので、ぜひご教示いただきたいですな。
 いや、別に日本の皇室の方が優れているといいたいからじゃあないですよ。

 また日本の皇統は、一度も王朝断絶してないし、あなたがアカデミズム気取りで規定している「多神教」文化圏の中では、やっぱり最古だろう。私は、あなたと違って、アカデミズムを特別にえらいとも思わんし、学者も新聞記者もジャーナリストも、特別えらいと思わんし、えらいのは皇室・天皇陛下と神々さまだけだと思っているんでね。

 ああ、それから、エチオピアには「ことあげしない」という日本の美風と同じか、あるいは似たような習慣があるかどうか、これもひとつ教えてくれませんかね。

 それから、ローマ皇帝は、同じ皇帝の血統が3代と続かなかったし、たかだか数百年しか存続せず、血統なんて関係のない地位の奪い合い、どさくさまぎれの、しかも暴君ずらずらの王朝ですから、てんで比較の対象にはなりません。

 この辺は、歴史がご専門のヤポ殿の方が、お詳しいはずですわなあ。

『歴代ローマ皇帝列伝』
http://www2u.biglobe.ne.jp/~ALGLORY/CEASER.htm


Goroさん 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月15日(水)02時08分27秒

>2番目に長いのはローマ皇帝の2000年だと思うのですが

現存する王室の中では、という話なら兎(と)も角(かく)、過去の王室まで持ち出すことになると、3000年の歴史を持っていたエチオピア皇室はどうなるんでしょうか。然(しか)もあれなど、滅んだのは戦後の話ですよ。長いから特別だ、という論理だけでは、ちと弱いのではないでしょうか。このことは、探求する人さんが8月17日に投稿されていますが、誰も触れませんでしたね。私は、日本の皇室が世界でも特別な存在であると考えることは、別に皇室を崇敬する為の必要条件ではないと思っているのですが。

それと、ローマ皇帝は2000年も続いていませんよね(断続的には、神聖ローマやロシアに受け継がれているが)。


おや? 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月15日(水)01時53分9秒

『水力発電所建設の爆破 北朝鮮爆発で米国務長官』(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040915-00000009-kyodo-int

水力発電所建設の爆破 北朝鮮爆発で米国務長官

【ワシントン14日共同】パウエル米国務長官は14日、北朝鮮北部の両江道(リャンガンド)金亨稷郡(キムヒョンジクグン)で起きた爆発について「水力発電所建設のための発破(はっぱ)の可能性がある」と述べた。さらに「北朝鮮の説明とわれわれの観測が一致している」と語り、米国が偵察衛星で得た上空からの写真画像で確認したとみられる。

 ロイター通信とのインタビューで語った。米政府高官として初の言及。

 9日に起きた北朝鮮の爆発については、核実験のほか、ミサイル基地や軍事工場の爆発の可能性なども指摘されていたが、パウエル長官の発言で、北朝鮮側の説明が裏付けられた形となる。さまざまな憶測が沈静化する可能性がある。

 北朝鮮の白南淳(ペク=ナムスン)外相は13日、訪朝したラメル英外務政務次官に、爆発が「水力発電所建設のため、計画された山の爆破だった」と説明。北朝鮮の公式メディアも同日、相次いで伝えた。

(共同通信) - 9月15日1時15分更新


特有の地震波が観測されていないようなので、核爆発でないという話は信じることにしましょう。でも、水力発電所の為の発破だったなんてのは、規模からして無理があるのでは? 一説には、米国も韓国も、この時期に北朝鮮が新たな騒ぎを起こすことを望んでいないとも言われているので、何事も無かったことにしたいのかも知れません。まだ推定段階ですが、米国がこの儘(まま)結論を出してしまったら、それで収束するでしょう。真相は分からずじまい。軍事事故だと思うんですけどねぇ。


>このBBSの昔からのファンさん 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月14日(火)23時14分6秒

 すみませんが、貴殿が指摘する「阿呆値思案」氏に該当する投稿者への、個人的中傷と思われる投稿は、これで2度目です。以後、お慎みいただきますよう、管理人代行としてお願い申し上げます。
 もし該当する投稿者におっしゃりたいことがあれば、中傷という形ではなく、できるだけ建設的(投稿内容についての反論・批判としての説得性を持つという意味で)な投稿をお願いいたします。
 今後、同様のご投稿があった場合は、やむをえず削除もありえますのでご了承ください。


阿呆値思案 投稿者:このBBSの昔からのファン  投稿日: 9月14日(火)22時31分51秒 Remote Host: R203113.ppp.dion.ne.jp, Time: 1095201111

結構ワライゲッツしたと思ったんだがなぁ?

ま、心して禿め!


Re:<米国務長官>イラク大量破壊兵器情報の誤り認める  投稿者:Goro  投稿日: 9月14日(火)22時15分54秒

久しぶりの投稿です。

と言うより、彼の場合は勇敢なのだと思います。
もし彼がF.ルーズベルト時代の国務長官だったらと惜しまれます。

あと、古い話で恐縮なのですが、私は天皇陛下が特別だと思うのは(私は王権神授説が好きなのですが)陛下の家系が2600年にも渡り神から日本の統治、君臨を任されている事だと思います。
2番目に長いのはローマ皇帝の2000年だと思うのですが(くしくも第1次世界大戦で両ローマ帝国王冠保持者が居なくなってしまいましたが・・・)王冠が同じだけで国も、領土、国民も全てが時代によって違い過ぎです...
以上は私の考えなのですが、特にオージーに説明する時、みんなオーって驚いて(喜んで)くれます。
彼らに判り易い説明なのかも知れません。

後、2.26事件や、原爆製造中止命令等裕仁(ひろひと)陛下の偉業を彼らに説明すると彼らは驚き(喜び)天皇家のファンがちょっとづつ周りに増えてきてる気がします。陛下の人徳のなせる業でしょう。

ちょっと(結構)嬉しいです。

『gorochan.com』
http://www.gorochan.com

註:神聖ローマ帝国の後身であるオーストリア=ハンガリー二重帝国(ハプスブルク-ロートリンゲン朝)と、ビザンティン帝国より東ローマ帝位を継承したロシア帝国(ロマノフ-ホルシュタイン-ゴットルプ朝)の事。


被害者遺族の意思による死刑 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月14日(火)21時27分53秒

 今回の詫間被告への死刑執行は、「被害者遺族がそれを強く望んだ」という側面が強いようですね。私が遺族の立場なら、やはり詫間が死刑を望もうと望むまいと、死刑の早期執行を望んだと思います。死刑囚の意思や立場よりも、あくまで被害者遺族優先です。
 被害者の仏前に「加害者は死刑になったからね」と報告するのが、せめてものなぐさめです。
 気持ちとしては「死刑ではあきたらない」というのが正直なところだと思いますが、人間どこかで「区切り」をつけないと、憎悪も復讐心もひと段落しません。一生忘れない憎悪を、遺族の方々は抱き続けるでしょうけれど、風化しない憎悪や復讐心は、それ自体が「生き地獄」です。被害者を殺され、なおかつ「憎悪と復讐の生き地獄」に遺族を長く置かないと言う、遺族の精神衛生の意味でも、今回の早期執行は正しいものであったと思います。

 そして当の詫間被告と家族・血縁や縁戚にある人々の、加害者側の残された人々にとっての「生き地獄(加害者側であるという心理的負担に加え、名前を変えたり引越ししたり縁談の破談、詫間の親戚であることによる排斥・いじめなど現実的な圧迫)」もまた始まっていることでしょう。殺しても殺されても、犯罪は不幸しか生み出しません。


<米国務長官>イラク大量破壊兵器情報の誤り認める  投稿者:一言居士  投稿日: 9月14日(火)20時04分11秒

なんか、沈み始めた船から鼠(ねずみ)が逃げ出すのに似ているような・・・・・・

『<米国務長官>イラク大量破壊兵器情報の誤り認める』(DIONニュース)
http://newstopics.dion.ne.jp/pubnews/story/?nc=20040914E30.060&nd=20040914124100&sc=in&dt=new

<米国務長官>イラク大量破壊兵器情報の誤り認める

毎日新聞社 09月14日 12時41分

【ワシントン中島哲夫】パウエル米国務長官は13日、上院政府活動委員会での証言で、ブッシュ政権がイラク戦争開戦の大義名分とした旧フセイン政権の大量破壊兵器について「なんらかの備蓄を我々が発見するということは、ありそうにないと思う」と述べた。また「我々は過去にさかのぼり、なぜ(現実と)異なる判断をしたのか突き止めねばならない」とも語り、開戦前のイラクの大量破壊兵器に関する情報が誤っていたことを従来より明確に認めた。

 パウエル長官を含めブッシュ政権高官は既に、旧フセイン政権には大量破壊兵器を開発し保有する「意図と能力」があり、それは十分に重大な脅威だったという論理で戦争を正当化する姿勢に転じている。しかし長官は、開戦前の昨年2月に国連安全保障理事会でイラクの同兵器保有を断定的に報告した経緯があるだけに、トレーラー型の「移動生物兵器実験室」について今年4月「確実な情報ではなかったようだ」と認めるなど、徐々に前言を撤回してきた。

 パウエル長官はブッシュ大統領が11月の選挙で再選されても現職には留任しないと見られている。今月7日にはイスラエル軍とパレスチナのイスラム原理主義組織「ハマス」の報復合戦を等しく批判し、イスラエル支持一辺倒ではないところを示した。歴史の検証を意識し、誤りや偏りを正そうとしている可能性がある。


うむ 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月14日(火)19時54分55秒

>彼にとって死刑が果たして処罰であったのかちょっと疑問ですね。
>宅間死刑囚のような人間の場合、「死刑」は果して「極刑」と言えるのか?

そうそう。但(ただ)しですね、例えばずーっと生かしておくとしたら(何(いず)れ処刑するにしても、終身刑にするにしても)、国費で養うことにもなるんでねぇ。それが引っ掛かるんですよ。


Re:確定から1年で死刑執行  投稿者:一言居士  投稿日: 9月14日(火)19時49分55秒

宅間死刑囚のような人間の場合、「死刑」は果して「極刑」と言えるのか?
とても疑問に感じます。


Re:確定から1年で死刑執行 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月14日(火)17時07分38秒

もともと、死刑になりたいから子供を殺し、裁判中も本人は一貫して死刑を希望していたのですから、彼にとって死刑が果たして処罰であったのかちょっと疑問ですね。一方で松本智津夫みたいに、ただただ引き延ばしで延命を計ってるのもいるというのに。


利亜さん、文太さん 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月14日(火)17時00分40秒

フォローありがとうございます。荒らしみたいなものなので、スルーするのが一番と思って放っておいたんですが。レスを付けてしまうと、管理人が中傷と判断しても削除し難(にく)くなる場合があるんで。ニュースをネタにして投稿するなんて、他にも何人もやっている事なのに、個人的に私に恨みでも持ってるから、私だけに言ってきたんでしょう。

>この死刑囚には中華風の腰斬の刑や蝙蝠の刑・「凌遅」の刑を執行して欲しいなと思いました。

殺し方によって、死刑囚の感情は多少異なるでしょうけどね。でも、どんな方法であれ、看守が歩いてくる音に怯(おび)える毎日というものを、長い期間味わわせるのが、今の宅間には最も効果的な「制裁」ではなかったかと思っております。私って、ちょっとサドなんでしょうか。


Re:おいおい! 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月14日(火)16時53分30秒

管理人・管理人代行ではない人の言うことではないでしょう。それよりも表現法が相当に不適切ですね。これは中傷投稿と做(みな)されて然(しか)るべきです。


Re:確定から1年で死刑執行 投稿者:利亜  投稿日: 9月14日(火)16時50分26秒

感情的に書きます。
この死刑囚には中華風の腰斬(ようざん)の刑や蝙蝠(へんぷく)の刑・「凌遅(りょうち)」の刑を執行して欲しいなと思いました。
これらの刑は((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル の内容なので詳しく描写はできませんが。


Re:おいおい! 投稿者:利亜  投稿日: 9月14日(火)16時47分11秒

別にこの掲示板の事項に違反しているわけではないから目くじら立てる必要はないです。

後、「阿呆値思案くん」何て失礼にも程があります。


おいおい! 投稿者:このBBSの昔からのファン  投稿日: 9月14日(火)15時07分41秒 Remote Host: R203113.ppp.dion.ne.jp, Time: 1095174461

阿呆値思案くん

ニュースの解説なら他の掲示板へ逝けよ


確定から1年で死刑執行 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月14日(火)13時28分47秒

『付属池田小事件:宅間死刑囚の死刑執行 判決確定から1年』
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040914k0000e040051000c.html

付属池田小事件:宅間死刑囚の死刑執行 判決確定から1年

 児童8人が犠牲になった大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)の乱入殺傷事件(01年6月)で、1審・大阪地裁の死刑判決が確定した宅間守死刑囚(40)に対する死刑が14日、大阪拘置所で執行された。事件発生から3年3カ月余り。昨年9月26日の判決確定から1年足らず。宅間死刑囚は確定から6カ月以内の執行を求めていたが、今回の早期執行は、死刑存廃論議とあわせて波紋を広げそうだ。死刑執行は、野沢太三法相が昨年9月22日に就任して以来初めて。

 刑事訴訟法は、判決確定から6カ月以内に執行を命令し、5日以内に執行すると定めている。しかし、数年から10年以上たって行われるのがほとんどで、宅間死刑囚のケースは極めて異例だ。

 確定判決によると、宅間死刑囚は01年6月8日午前10時過ぎ、包丁を持って大教大付属池田小の通用門から敷地内に侵入。休憩時間中の南校舎1階教室などで、2年生と1年生の計8人を刺殺。このほか、児童13人と教師2人に重軽傷を負わせた。宅間死刑囚はその場で教師に取り押さえられ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。大阪地検は精神鑑定で刑事責任能力が認められたとして、殺人、殺人未遂などの罪で起訴した。

 宅間死刑囚の弁護側は大阪地裁の公判で、心神喪失か心神耗弱を主張。再度の精神鑑定が実施されたが、「情性欠如者(人間らしい良心を持たない人)ではあるが、精神病ではない」として、完全な責任能力が認められた。宅間死刑囚は一貫して事件について、反省の気持ちを表さず、法廷では「どうせ、死刑になるんだ。はやく死刑を執行しろ」などの発言を繰り返した。

 大阪地裁は03年8月28日、死刑を言い渡し、川合昌幸裁判長は「離婚や父親への恨みから、自暴自棄に陥り、子どもを道連れにした」と動機を指摘。「再発防止のための真剣な取り組みが社会全体でなされることを願ってやまない」との所感を述べた。

 弁護側は控訴したが、宅間死刑囚がその後、自ら控訴を取り下げたため、9月26日に判決が確定。宅間死刑囚は確定直後、弁護団に「半年以内、できれば3カ月以内の死刑執行を望む」との手紙を送っていた。遺族側からも早期執行を求める声があった。

 ◇福岡でも1人

 また、嶋崎末男死刑囚(59)にも14日、福岡拘置所で死刑が執行された。

 嶋崎死刑囚は、元暴力団組長で、借金返済などのために88年3月、元組員らと共謀し、1億円の保険金目当てに組員(当時44歳)を大分県の山中でがけ下に突き飛ばして殺害した。同6月までに、口封じのためさらに組員2人を殺し、宮崎県の山中に埋めた。

 1審の熊本地裁は「死刑の適用には慎重になるべきだ」と無期懲役を言い渡したが、2審の福岡高裁は「残虐極まりなく、極刑をもって臨むほかない」と死刑を言い渡し、最高裁も99年3月、2審を支持した。

毎日新聞 2004年9月14日 11時56分


例外は結構あるんでしょうが、通常は判決確定から7年程度は執行されない死刑が、早くも執行されたとのこと。本人も、迅速に執行されないなら訴えるとまで言っていましたからね。ただ、例え強がりに過ぎないとしても、当人が望んでいる死刑を早々と執行してしまうのは、果たして刑罰としての意味を持っているのかどうか。もっと生かして苦しんで貰う(執行は当日にならないと通告されないので、延々と恐怖に苛(さいな)まれる)ことも必要だったような気がしますが、難しい問題ですかね。


選挙人登録 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月14日(火)00時42分8秒

『選挙人名簿登録:「小泉首相は公選法違反」と提訴』(MSN-Mainichi INTERACTIVE 毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040914k0000m040108000c.html

選挙人名簿登録:「小泉首相は公選法違反」と提訴

 小泉純一郎首相が居住実態のない神奈川県横須賀市に選挙人名簿登録しているのは公選法違反に当たるとして、同市選管に対し登録抹消の異議を却下した決定を取り消すよう求め、東京都練馬区議の藤野克彦さん(44)ら4人が13日、横浜地裁に提訴した。

 訴えによると、選挙人名簿の登録要件の「住所」は生活の本拠を指すが、小泉首相は首相官邸などに本拠を置き、横須賀の自宅にはほとんど帰っていない。今月、横須賀市選管に首相の選挙人登録の抹消を求める異議を申し立てたが、却下されたという。

 藤野区議は「首相個人を狙った訴訟ではなく、国会議員の選挙権行使にかかわる問題提起をしたい」と目的を説明した。同市選管は「公選法に基づき、却下した。同種の訴えの徳島地裁判決(98年3月)も選管の却下を認めている」と話している。【網谷利一郎】

毎日新聞 2004年9月13日 21時40分


長野県で田中康夫知事の住民票所在地が問題になった時、私は「それなら地方選出の国会議員はどうなるんだ」と疑問に思いました。金帰火来ならまだしも、要職を務める大物になると殆(ほとん)ど地元に帰らないと言います。首相在任中に一度も地元入りしなかった人は珍しくありません。賛否両論ある「住民基本台帳ネットワークシステム」は、地元に帰れない政治家の為の制度だとまで決め付ける人がいるくらいです。これでも住民票(選挙人登録)は地元にあって良いのでしょうか。

学生や一部の若者には、実家に住民票を残した儘(まま)で都会へ出て来ている人が大勢います。国勢調査でも、基本的には住所地で調査を受けることになっていますが、住民票所在地と異なる場所に住んでいる場合は、「居所」で受けると決まっています。住民登録と実態が違っていることを、行政も認識しているということでしょう。住民票というのは、税金関連では大事なものですが、それ以外では厳密に拘(こだわ)る必要も無いのではないかな、という気がします。尚、戸籍も住民票も無いことの多い諸外国では、有権者登録というのを一々手続きしないと、選挙権すら貰えないのが一般的なようですね。住んでいれば自動的に投票所入場券が送られてくる日本は、下手(へた)な全体主義国家よりも、結構見事に国民を把握している国です(中国や北朝鮮には適(かな)いませんが)。


家族 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月14日(火)00時24分18秒

『誘拐:3歳と4歳の兄弟不明 同居の39歳男を逮捕−−栃木・小山』(MSN-Mainichi INTERACTIVE 毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20040913dde001040040000c.html

誘拐:3歳と4歳の兄弟不明 同居の39歳男を逮捕−−栃木・小山

 栃木県小山市神鳥谷(ひととのや)、塗装工、小林保徳(やすのり)さん(40)の二男一斗(かずと)ちゃん(4)と三男隼人(はやと)ちゃん(3)が11日夕から行方不明になり、栃木県警小山署は12日午後6時半、公開捜査に踏み切り、同日夜、小林さんの知人で同居していた自称会社員、下山明宏容疑者(39)を未成年者誘拐容疑で逮捕した。

 下山容疑者は任意の事情聴取の段階で、「小林さんが勝手に居候したことを快く思っていなかった。生活費の分担で自分の負担が多かった。2人を車に乗せて(小山市)間々田(ままだ)付近の路上に置いてきた」と供述した。しかし逮捕後は容疑を否認し、「分からない」などとあいまいな供述をしているという。

 県警は捜査員350人態勢で13日午前8時から、間々田や藤岡町の渡良瀬遊水地を中心に、県内全域を捜索して2人の行方を捜している。

 調べでは、下山容疑者は小林さんの中学時代の後輩で、6月初旬から小林さん家族3人が下山容疑者方に移り住み、下山容疑者の子供2人との計6人で同居していた。小林さんは11日朝帰宅し就寝、正午ごろ、2人が自宅近くで遊んでいるのを見かけたが、同日午後3時ごろ、いないのに気付いた。下山容疑者が連れ歩いていると思い、連絡したが、「いない」という返事だった。その後、心当たりを捜したが見つからず、12日午前0時過ぎ、県警に届けた。

 下山容疑者は当初、「11日午後1時ごろ、自分の子供を連れて車で外出した。小林さんの子供2人はテレビを見ていた」と話した。しかし、その後の聴取に「11日午後2時半ごろ、小林さんの子供2人を車に乗せて12日午前1時半ごろまで県内外を連れ回した後、路上に置いてきた」と供述したという。

 兄弟は7月、下山容疑者から暴行を受けてけがをしたとして県南児童相談所(栃木市)に一時保護されていた。同署は兄弟が虐待を受けていた可能性もあるとみて調べる。

毎日新聞 2004年9月13日 東京夕刊


親戚でもない他人が同居しているというケースを、時々ニュースで耳にします。数年前に和歌山の田舎町(いなかまち)であった殺人事件は、年配者ばかり4人程が同居する「家族」の中で起きました。今回は、父親同士が中学の先輩・後輩という関係だったようですが、家族としか同居したことのない私には、どんな感覚なのか理解出来ないでいます。夫婦別姓問題と絡んで「家族の絆(きずな)」を考えることが屡々(しばしば)あるのですけど、家族って何なのでしょうか。血の繋(つな)がった家族でも、一緒に住んでいるとは限りません。逆に、交際中の男女が同棲するケースを別にしても、赤の他人が同居して家族同然に生活している家は、決して少なくないようです。姓を共有することで確保しようとしている「絆」というのは、どんなものなんでしょう。

勿論、夫婦別姓には「絆」以外にも問題はあるので、それだけで論じられるものではないでしょうけど。因(ちな)みに私は、父親が婿養子でもないのに母の姓を名乗ったこともあって、「結婚したら夫の姓を名乗る」という固定観念からは比較的自由です。別姓を制度化することよりも、この古い観念を変えることの方が大事ではないかと思っているのですけどね。夫婦が別姓であっても、子供の姓を父方に合わせるのが当然と思われているようでは、男尊女卑の文化は無くならないですから(現在の原案では、子供の姓は同一でなければならない方向)。


2001年9月11日に届いたメール 投稿者:岩谷 文太  投稿日: 9月13日(月)12時45分38秒

この2週間程インターネットが使えない状態だったので、9月11日を少し過ぎてしまいましたが、3年前のその日の夕方にニューヨークの知人から来たメールをここに紹介します。

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Date: 2001年9月11日(火)17:00
題名:私は無事です

私のオフィスは「かつて世界貿易センターのノースタワーがあった」場所から2ブロック(*)のところにあります。今朝私がブロードウェイとパークプレース通りの交差点にある私のオフィスのある建物に着いた時、歩道や建物の中で多くの人々が立ちすくんでいるのを見ました。
(*地図で確認したところノースタワーから彼のオフィスまでは約120メートル)

ある人は呆然とし、またある人は泣いていました。いったい何が起こったのかを尋ねたら、二機の旅客機が世界貿易センターに衝突したという気絶させられるようなニュースを聞かされました。ロビーマネージャーは「パークプレース通りに出れば自分自身の目で確かめられるよ」と私に言いました。私が建物の外に出て見上げると、ノースタワーの上部に横長の黒い大きな裂(さ)け目があり、大量の黒煙と炎を吹き出しているのをはっきりと見ることが出来ました。

路上で連邦ビル(これもノースタワーから2ブロックにある)で働いている同僚らに出会った時、彼等と何を見たのかを話し合いました。二機の航空機がビルに突っ込んだこと、何十人もの人々が次々と高層階から飛び下りていたこと・・・

これらの見て聞くこと全てが、自分があたかも恐ろしい映画の中にいるようでした。しばらくして、私の法律事務所の顧問秘書が来て、全ての弁護士に自宅待機するように指示を出したと言いました。私は帰宅に向かおうとしたのですが、まだ多くの同僚たちがパークプレース通りに留まっていました。彼等はショックのために動けないのか、それともわずか2ブロックの目の前の場所で、たった今起こっていることの目撃者でいることから離れられないでいたのか・・・

私が帰宅するためその場から離れた時、二つのビルが崩れ、鉄道網が何時間にも渡ってストップしてしまいました。ノースタワーから2ブロックの場所にいた人たちは、降り注ぐビルの破片に巻き込まれて負傷したかもしれません。もし幸運にも負傷を免(まぬが)れたとしても、ほこりやビルの残骸に遮(さえぎ)られて身動きが取れず、また交通手段も使えず帰宅に支障をきたしたことでしょう。

皆さんがこの悲劇の恐ろしい日に安全に過ごしていることを祈ります。

ジョン

(日本語訳:岩谷文太)
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彼はマンハッタンで仕事をしていた40代の弁護士ですが、この後行方不明になってしまいました。今でも連絡を試みているのですが、いったい何処(どこ)に行ってしまったのか。余(あま)りにも近くで惨劇を目撃したためにそれがトラウマになり、マンハッタンから離れ、何処かに行ってしまったのかもしれません。3年後の現在多くの情報が明らかになっていますが、これはその当日に書かれたメールなので、ニューヨークの人もまだ何が起こったのかを明確に把握し切れてない状態なのが判ります。

私が最後に世界貿易センターを見たのはその4ヶ月程前の2001年5月のことで、その日はニューヨーク市役所近辺に用事があって行っていたのですが、そこはノースタワーから東に200メートル位でしょうか、見上げたツインタワーの高さが新宿の超高層ビル群の二倍くらいあるので、『うわー、近くで見ると信じられない位高いなー』なんて思いながら、まさかその4ヶ月後に跡形も無くなるとは思いもせず、見ていた記憶があります。世界貿易センターはその場で間近に見ると想像を絶する高さです。あの高さが崩れた現場の恐ろしさは恐らくテレビ映像では伝わらないだろうなと思います。

マンハッタンの南東のブルックリン在住の知人は、『あの後しばらく世界貿易センターのオフィスの書類などが数キロ離れたブルックリンにも飛んで来たし、風向きによっては焼けこげた臭いがしょっちゅうしていた』と言っていました。

私はワシントンDCの国防総省の側をよく車で運転していたので、あの場所の景色は私にとってはニューヨークよりかは馴染(なじ)みがあります。DCの少し西のヴァージニアに住んでいる知人によると、その時刻に一機の旅客機が異常な低空飛行でDC方向に飛行して行くのを見たと言っていました。DCではレーガンナショナル空港に離着陸する飛行機は全て南北に流れるポトマック川の上を飛行するので、西側の住宅街の上空を旅客機が低空飛行するというのは異常事態です。飛行ルートからして、それが国防総省に突っ込んだ飛行機だったのかもしれません。

同時多発テロでアメリカ人のみならず多くの日本人も犠牲になりました。犠牲者の冥福をお祈りします。


Re: うた 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月13日(月)02時15分16秒

久保田さんがわざわざ曲を聴かれたということで、恐れ入りました(笑)。彼女のCDは、ジャケットの絵からして「古い日本」的な雰囲気を狙っているようですからね。デビュー当初は年齢の若さもあり、そこらのアイドルとは違う歌唱技術の高さも評価されて、それなりに話題になっていました。最近はメジャーな音楽番組には殆(ほとん)ど出ていないようで、早くも限られたファンだけの人気になってしまったのかな、と思っています。メディアへの露出度やCDの売れ行き等は、柴田淳と同じくらいなのではないでしょうか。

難解な古い言葉が多い歌詞を、本人がどれだけ理解して歌っているか不明ですが、精神年齢は低くないようですよ。某番組に出演した時には、司会者の一人が同世代(モー娘のメンバー)で、ザッピングしながら見ていた範囲では、落ち着きと言い、考え方と言い、結構大人びているな、という印象でした。歌の実力はあるので、所謂(いわゆる)「神童」に有り勝ちな早期没落→引退というパターンにも陥らず、細く長く活動を続けていけるのではないかと思っておりますが・・・。ただ、成長していった後でも、その歌に「神」を感じることが出来るかどうか。年配の歌手で、こういう歌い方をする人は多いですからね。曲調にも騙(だま)されているかも知れません。それと、テレビで聴く場合は、セットや特効といった演出に影響されてしまうこともよくありますし。


聴く耳を持つ、ということ 投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月13日(月)01時15分42秒

解法者さん

これを<日本>はどう受けるかでしょうね。
またまた、チャイナボーイズが<跋扈(ばっこ)>しますかね?

 現小泉政権と外務省ということに的(まと)を絞れば・・・日本の一般国民や『強国』の手前では『だんまり』を決め込む、といいますか無反応なフリをすると思います。解法者さんも私にレスを戴(いただ)く時点でお気づきだと思いますが、それは『チャイナボーイズの跋扈』を避ける為でしょうが、そうは問屋が卸さない、いや卸させてはくれないでしょうね。何があっても日本が悪いというように持っていくのはCの国の家芸とさえ私は感じる次第です。老獪(ろうかい)さに欠け過ぎる日本政府と外務省はアジアとの協調をそれでも強調するというなら国交のない台湾政府の言葉にも『公に』耳を貸す必要がある、ということになります・・・私としては台湾が現政権の内に日本政府と『個別面談』をする事は理想なのですが。

 さて、台湾好きの落葉さんはそろそろ帰国されたのか気になるトコロです。あの御方の土産話(みやげばなし)がHPでUPされるのが楽しみだったりします(→隠れファン)。


>大神 正念さん 投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月13日(月)00時37分34秒

もしかして・・・小野田少尉の発見された島なのでつか?

『自然が一杯!ルバング島への旅』
http://www.kobira.com/lubang.htm


恥ずかしながら、ルバングから帰って参りますた 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月13日(月)00時25分55秒

林明日香 柴田淳・・・?????

誰ですか?


うた 投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月12日(日)23時46分11秒

 ヤポネシアンさんが林明日香のリンクをされていたので、どんな歌手なのか興味を持ちました。それでアルバム『咲』(2003-05)を『げ!コピーコントロールCDかよ〜』と思いながらレンタルして調べながら聴いてみました(→笑)。ちなみに宇多田ヒカルことUtadaのCDは洋楽扱いなのでレンタルは1年後でした・・・(ヲイヲイ)。

 『ake-kaze』を聴いてみて・・・年の割には低い声ですね、声は何となくミーシャっぽいかなぁ。お腹(なか)から声を出しているのだろうな、大きく声が響いてきます。この唄は歌詞が非常に古い日本語で書かれていましたね。

 「飯(いい)(かし)ぐ匂(にお)ひ」とか『独り食(は)む夜』とか・・・こんな言い方は今時言わないゾ、という言葉の羅列だったりします。で、作詞家を見ると「鈴木健二」とありますが・・・あの有名なアナウンサーのことだろうか? それなら、この言葉の羅列も納得がいくのですが。彼は1st single『ake-kaze』とそのc/w『つゆくさ』、『五月の空』を手がけています。

 また・・・グ・スーヨンという在日2世韓国人http://cinemaclub.skyperfectv.co.jp/Selection/detail.php?id=41&type=Aが2nd single『母』を書いていたり、三浦徳子というベテラン作詞家は3rd single『小さきもの』、林明日香による等身大の作詞で『自分信じて』と、こんな感じかな。

 後は・・・他の作詞家は渡邊亜希子 http://homepage3.nifty.com/index2/me.htmがそれ以外のアルバムの曲を5曲書いてますね。彼女は林明日香のデビューまでは『事務員→現場の付き人マネージャー』でしたが、以降プロダクション社員から作詞家一本の契約作家となったようです。林明日香『咲』(2003-05)を以ってメジャーな作詞家デビューだったりします。ガンバレ!

 歌手、林明日香を表現する唄のコンセプトは良いと思います。でも・・・私は柴田淳の唄がスキだったりします(え)。勿論CDは買ってます。嗚呼(ああ)、なんて場違いな書き込みだ・・・(爆)。


RE 久保田泰啓 さま 投稿者:解法者  投稿日: 9月12日(日)19時28分31秒

<陳水扁・総統はその最高司令官という立場でもあるので『日本を同盟国』だと言明した>

いつものとおり、情報提供ありがとうございます。
台湾から見れば<当然>のことで、<現実的選択>ですね。
ただ、これを<日本>はどう受けるかでしょうね。
またまた、チャイナボーイズが<跋扈(ばっこ)>しますかね?


来世観 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月12日(日)17時27分16秒

久保田さんのリンクして下さった三吉神社のサイトを見ていて、仏教と神道では来世観が違うことを思い出しました。仏教では現世は「仮初(かりそ)めの物」なので、このサイトにも説明がある通り、現世での名前は現世だけで通用し、来世に渡れば別の名前(戒名)に替える必要がある訳ですね。六道輪廻(りくどうりんね)という考え方は、釈迦が編み出したのか後世に加わったのか分かりませんけれど、現世というのは、霊魂が転生(てんしょう)を繰り返す中で通過するひとつの世界に過ぎません(その意味で、このサイトに「霊魂を認めない仏式」とあるのは、正しくないように思いますが)。神道は現世を中心に考える自然な信仰ですから、死んでも名前は変わらない。仏教が祖先崇拝を行っていないと言うのはおかしい気がしますが、変質した現代仏教ではなく、原理的にそうだという意味でしょう。転生して新たな人生を送っている人が、現世で祖先神として子孫を見守っている訳もなく、神道のように祖先神を祀(まつ)る必要はないのですから。

勿論、「崇祖」という行為自体は日本特有の祭祀ではなく、例えば中国でも古くから存在します。但(ただ)し、祖先神は時として怒り、子孫に害悪を齎(もたら)すことがありました。「鬼(幽霊)」という言葉からも、そういう恐れが感じられます。その怒りを鎮める為には、血を以(もっ)て祭祀を行う必要があるとされ、生贄(いけにえ)が捧(ささ)げられました。神に生贄を捧げる点では、何故かセム系一神教やヘレニズム時代からある欧州の祭祀習慣と似ています。祖先は普通に敬っていれば子孫を守ってくれるという日本的な考え方は、珍しいのかも知れません。

中国には宗門という纏(まと)まりがあり、共通の祖先(と信じるもの)を核として崇拝することで繋(つな)がっています。日本の場合、氏神(うじがみ)というものもありますが、もっと大きく日本人全体の祖先神を漠然と共有し、皆で祀る発想が強いのではないでしょうか。時代によって少しずつ違いますが、少なくとも現代はそうでしょう。中国人が民族としての統一性に欠けるのは、民族・国家・宗門といった社会的集団が夫々重なっていないからだと言われます。朝鮮はこうしたズレが少ないですが、地域主義の強さが災いしているのでしょうね。日本人は平時には好き勝手な方向を向いて、他人に関心が無いですけど、イザとなったらこうした部分で強みを発揮出来るのだろうな、と思います。だから、愛国心高揚の為に、わざわざ特定国を非難するような教育をしなくても済んでいるのでしょう。


なるほど 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月12日(日)17時21分29秒

>「神(仏)は説明出来ない」「外国人には理解出来ない」と言っているだけでは
>済まないこともあるのです。

 では、その「説明できないものを説明する」至難のわざは、これからヤポ殿にやっていただきましょうかね。そういうことができりゃあ、とっくに地上から宗教戦争はなくなってますよ。いうだけなら簡単なんだよ。宗教とか民族民俗に根ざした神秘世界は、底なしの深いものなのを、わかっておっしゃってるんですか。

 神道に限らず、そういう世界では「言葉で説明できない〔行(儀式・祭儀・修行〕というのがあって、それを経験しなければわからない領域」というのがあるんですよ。そういう深部を知らずして、「多神教」とか「自然崇拝」とか、言葉によるカテゴリ分けは無意味だし、場合によっては不謹慎であるといっているのです。あなたが外人なら、こんなことをいいはしない。

「宗教」が明治時代の洋語翻訳で「レリジョン」を訳した言葉なのだから、不自然に感じるのも当然です。「社会」という言葉もそう。いま、われわれが使っている漢語の多くは明治以降のものです。

 いいですか、日本には昔から「ことあげしない」という美風がある。言葉で説明できないものは、できないとしておいて、無理に分析したり説明をしないという習慣です。
 外国人に対し「ことあげしない」という感覚を、どう説明できるんですか。ぜひ、やってみてくださいよ。


泡茶開講@『台日は「軍事同盟」』と陳総統 投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月12日(日)16時48分25秒

 これはYahoo!NEWS経由、産経新聞の記事ですが・・・肝心のサンケイWEBに載ってないのはなんでだろう? その会談では日台関係を『自由と民主の価値同盟』『経済貿易のパートナー』であると共に『軍事同盟』であると発言しました。そういえばこの前の日米・海上軍事演習でも・・・「たまたま」台湾の軍隊がいたので「たまたま」演習に合流したんだっけ。今度は台湾側から台湾海峡を舞台に提案し「たまたま」決定したとか(ニヤリ)。

『台湾総統「日台関係は軍事同盟」』(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040912-00000009-san-int

台湾総統「日台関係は軍事同盟」

 台湾の陳水扁総統は台北市内の総統府で自民党の村上誠一郎・副幹事長と鴨下一郎・広報局長と会談、日本と台湾との関係を「軍事同盟だ」と表現した。十一日付の自由時報などが伝えた。(台北 河崎真澄)

(産経新聞) - 9月12日3時9分更新


「中華民国」としての軍隊は・・・これまで、日本を「敵国」という建前を持っています。政治面でも台湾ではマジで日本憎しも居れば、日本友国も居る、と実に様々なのですが・・・とはいえ戦後、台湾を占領した国民党軍とは名ばかりの賊軍を・・・昭和24年から20年間で83人の元日本軍将校が支那人名にカモフラージュしたうえに指揮・指導を行い、規律正しくより戦略的な「陸大方式(旧日本軍と階級が酷似してるのはその影響)」、それは実質的に台湾の軍隊に生まれ変わらせたというのがありました。そんな彼らが率いる『養成学校』は白団(パイダン BAIDUAN) http://home.att.ne.jp/apple/tamaco/Yutenji/000501Baiduan.htmと呼ばれたとさ。 そして現在、陳水扁・総統はその最高司令官という立場でもあるので『日本を同盟国』だと言明したことは極めて明快、そして画期的であり、それは国防における両国の協力関係強化のアピールとも受け取れます。


 ・・・また、そろそろ竹下さんの『台湾之声』に台湾ネタを投稿してみましょうかね?


北朝鮮で大爆発 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月12日(日)15時01分24秒

『北朝鮮北部で建国記念日に大規模爆発、米も痕跡確認』(YOMIURI ON-LINE 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040912i111.htm

北朝鮮北部で建国記念日に大規模爆発、米も痕跡確認

【ソウル=豊浦潤一】韓国の通信社、聯合ニュースは12日午前、北京の消息筋の話として、中国との国境に近い北朝鮮北部・両江道(リャンガンド)金亨稷郡(キムヒョンジクグン)で9日、大規模な爆発があったと報じた。

 爆発の規模は、今年4月に平安北道(ピョンアンプクド)の竜川(リョンチョン)駅で起きた列車爆発よりも大きく、米国も偵察衛星で爆発の痕跡を確認し、注目しているという。

 9日は北朝鮮の建国56周年記念日だった。

 聯合ニュースは12日午後、爆発と核実験との関連はないとする韓国軍当局の見方を伝えた。

 これに先立ち聯合ニュースは、ソウルの消息筋の話として、爆発の発生日時は9日午前11時ごろで、爆発に伴い、直径3.5―4キロ・メートルのきのこ雲が観測されたとしていた。ただ、同筋も、爆発の原因について、「核実験ではないようだ」として、「軍需工場の火薬か武器庫が爆発したのではないかと推測される」と述べた。

 鄭(チョン)統一相は12日午前の記者会見で、「北朝鮮で爆発事故の兆候があったとの報告を受け、確認中」と語った。

(2004/9/12/18:30 読売新聞 無断転載禁止)

『北朝鮮・両江道で9日に大規模な爆発』(Digital Chosunilbo 朝鮮日報)
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/12/20040912000006.html

北朝鮮・両江道で9日に大規模な爆発

記事入力 : 2004/09/12 11:34 | 更新 : 2004/09/12 12:32

地図  北朝鮮の両江(ヤンガン)道・金亨稷(キムヒョンジク)郡で今月9日、大規模な爆発事故があったと、北朝鮮の事情に詳しい中国の消息筋が12日に明らかにした。

 この消息筋は、「北朝鮮の建国記念日(9月9日)に、中国の国境に近い金亨稷郡で大規模な爆発があったようだ」とし、「爆発の規模は龍川(ヨンチョン)駅の事故を上回ると聞いた」と明らかにした。

 また「爆発の痕跡が人工衛星で察知され、米国などの周辺国が注目しているようだ」と伝えた。

 これと関連し、北朝鮮関連の別の消息筋は、「最近、中国の国境に近い両江道で発生した大規模な爆発について聞いた」と確認した。

 中国・北京駐在の周辺国の関係者も、「両江道で大規模な爆発事故が発生したという話があり、関連国に正確な経緯と原因を確認している」と伝えた。

 事故が発生したと見られる金亨稷郡は鴨緑(アプロク)江を挟んで中国の吉林省・集安市と接している地域で、韓国政府当局は金亨稷郡の山岳地帯であるヨンジョ里にテポドン1、2号ミサイルを発射できる基地があると把握している。

チョソン・ドットコム

『【両江道大爆発】気象庁「確認中…核実験可能性は少ない」』(Digital Chosunilbo 朝鮮日報)
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/12/20040912000017.html

【両江道大爆発】気象庁「確認中…核実験可能性は少ない」

記事入力 : 2004/09/12 14:45

 気象庁は今月9日、北朝鮮・両江(ヤンガン)道・金亨稷(キムヒョンジク)郡で発生したと伝えられた大規模な爆発事故と関連し、地震発生などに対する事実確認を急いでいると、12日明らかにした。

 気象庁関係者は「しかし、まだ爆発時間が正確でなく、爆発が発生した地点も地上か、地下か把握されていない」とし、「爆発の事実確認に時間がかかりそうだ」とした。

 同関係者は「前回の龍川(リョンチョン/竜川)駅爆発惨事も爆発を把握できなかった」とし、「実際に爆発があったとしても、同じような状況」とした。

 気象庁は今回の爆発が核実験ではないかという懸念に対しては、「核爆発なら容易に把握できるが、まだ、そのような現象は見られないことから、核爆発である可能性は少ない」とした。

チョソン・ドットコム

『北朝鮮が核実験準備? 米大統領に報告と米紙』(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040912-00000027-kyodo-int

北朝鮮が核実験準備? 米大統領に報告と米紙

【ワシントン11日共同】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は11日、米政府高官の話として、北朝鮮が最初の核爆発実験に向けて準備をしている可能性があるとの情報が、米情報機関からブッシュ大統領に報告されたと報じた。

 偵察衛星によって、複数の施設で核実験に必要な原材料の運搬などの活動が確認されたとしているが、実際に北朝鮮が核実験の準備をしているかどうかは情報機関の専門家の間でも見解が分かれているという。

 高官によると、核実験に使用されるのはプルトニウム型とみられ、北朝鮮が再処理を終えたと主張している使用済み核燃料棒8000本が使われた可能性が高いという。

 情報機関高官の1人は同紙に「北朝鮮が何か活動していても、それが即座に核実験を行うことを意味しない」と指摘。11月の米大統領選や北朝鮮の核問題に関する6カ国協議を前に揺さぶりを狙った北朝鮮側の脅しや交渉戦術との見方を示した。

(共同通信) - 9月12日12時45分更新


金正日(キム=ジョンイル)夫人死去の報もありましたが、何かと騒がしいですな。衛星で確認したという情報もあるのに、爆発地点が定かでないという話もあり、地下かも知れないとはね。今の時代に地上での核実験は考え難いし、何より国土を汚染してしまいますから、流石(さすが)の北もそこまではやらないでしょう。考えられるのは、事故による核爆発か、核と無関係な大規模事故か、一部の報道にある山火事か。中朝国境のようですから(一部に38度線という説あり)、竜川事故のようなクーデターの可能性は低いでしょう。金正日が視察にでも行っていたら別ですが。若(も)し普通の事故や山火事で、一般人にも広く被害が出ていれば、又しても緊急援助とやらが必要になってきそうで、ややこしくなります。


ふう・・・ 投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月12日(日)14時54分33秒

 秋田市太平木曽石にある三吉神社にて神道についての解説がありました。

『日本人神道人』
http://miyoshijinja.ftw.jp/nihonnjinn.html

なかでも・・・

よと共に語り伝へよ国のため命捧げし人のいさをを (明治天皇)

わすれめや戦(いくさ)の庭にたふれしは暮らしささへしをのこなりしを (昭和天皇)

 ・・・には特に胸が☆トキメイテ☆しまいますた。


 でもって人権アクション浜松というサイトhttp://homepage3.nifty.com/p-act/jinken_act/031006_jitikai.htmlをみてみると・・・

『天皇賛美行動を行わないこと/天皇を陛下と呼ばないこと』

『「天皇陛下万歳」を行うことは国民主権の放棄の宣言』

 ・・・には一転して胸焼けを起こしそうになりますた(爆)。


Re: 神と仏 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月12日(日)14時43分23秒

>「複数」の神は実は「一体のもの」であって別の神として思い込んて゜いるだけかもしれない

神道だけでなく、アメリカインディアンの自然信仰や、南方に多いトーテムポールのようなアニミズム等も、結局は総体としての「神」を感じる信仰ですね。インドの信仰でも、創造神と破壊神等を別々に崇拝する形を取っていますが、これらは同一の神の別の顔であるとも解釈されています。宗教が形式化してくると、本来の原理を離れて、ある意味では「分かり易く」なっていきます。それは同時に堕落の始まりでもあるし、そういう形式なら信じないとか別の宗教に入るとかいう発想が出てくる訳です。然(しか)し、本来的にはどの人も似たような形で神を感じ、信仰しているのであり、言葉や建物、偶像等で表現しようとするからバラバラになってしまうだけでしょう。その点で私は、神道は世界的に見ても特別ではないと言ったのです。多神教の中にも多様な信仰があり、これが多神教であれは違う、というようなことはありません。少なくともセム系一神教のように、唯一絶対の神を設定し、人間と神を切り離した上で、神と契約することが信仰の形である、とするのが「一神教」の典型と定義するなら、他は全て多神教であり、神道も紛れもなく多神教です。

昨年1月に13歳でデビューした林明日香という歌手がいるのですが、デビュー曲の「ake-kaze」を聴いた時、私の脳裏には何故(なぜ)か熊野の風景が浮かび、彼女の歌い方に日本的な「神」を感じました。神の感じ方は時と場合により、或(ある)いは人によって色々あるでしょうが、魂が揺さぶられるような感覚が「神がいる」と思った理由ではないかと考えています。その後は数回しかテレビで見掛けていないので分からないですが、デビュー曲以外にも同じような歌い方が見られるようです(まあ、普通はそうでしょうけど)。

>日本人は、特定の「教団」に属する事を 宗教だと思っている。「教団」なんぞに属さなくても、神は信じられる。

そもそも「宗教」というものの定義が西欧風なんでしょうね。だから、多くの日本人は「私は無宗教です」と答えたりするが、実は心の何処(どこ)かで神仏を信じているし、イザという時には祈ったりする。信仰を定型化してしまったから、どのタイプにも合わなければ自分は宗教を信じていないと思っているのでしょう。本当は、「神道」も含めて宗教に名前を付けること自体が間違っているのかも知れない。ただ、学問として信仰を研究する時には、誰にでも分かるようにカテゴライズしなければ科学ではありませんから、言葉で説明出来ない部分は割り切らないといけないのです(「右脳で感じろ」というのは、学問ではない)。そういう便宜上の類型と実際の信仰とを、混同しないようにすれば良いだけのことです。

>「釈尊」は自分自身を 「信仰の対象にするな」と言った。「仏教」とは「仏道修行」だ。

実際の仏教では「仏」が崇拝対象になっているせいで、「仏=仏教に於ける神」と捉える発想もありますが、これは根本的に違いますね。仏教にも神はいますから。仏とは、人間が修行し、自らを高めていった結果として到達する境地のことで、本来的には超常現象を起こしたりする力は無い筈なのです。単に全宇宙の真理を知っているというだけ。従って、仏道修行の基本は「哲学すること」であり、釈迦は身体を痛め付けるような修行は無意味であるとして、只管考えることに徹しました。後世の仏教は多少変質し、釈迦が否定した筈の修行形態が見られるようになってしまいましたが(精神統一の為に荒行に耐えるという理屈もあるので、全く無意味とも言えませんけど)。

然し、このような説明は神道が多神教かどうかという問題と一緒で、全く知らない人にも分かり易く伝える為には、ある程度のデフォルメも必要になります。仏教の神は脇役ですから、仏教徒以外から「君達の信じる神は何という名か」と尋ねられたら、「仏と言います」と答えざるを得ない。宗教の説明というのは、そんなものです。我々がアフリカの土俗信仰を正確に言葉で理解出来るかと言われたら、結局は同じことになるでしょう。異文化との交流の場面では、そうしてでも説明をしないといけない。「神(仏)は説明出来ない」「外国人には理解出来ない」と言っているだけでは済まないこともあるのです。


神と仏 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月12日(日)13時46分56秒

私は「一神教」に対し、日本の神々を「多神教」という言葉で割り切るのは、 釈然としません。「八百万(やおよろず)の神」ではあっても、それをただ「多神教」という言葉では、言い表すのは、どうか。なぜなら「山の神」が季節になると、田や畑に降りてきて、「里の神」になったりしますから。「八百万の神」というのは 神はあらゆる所に、宿るという信仰だと思います。

自分では「複数の神」を、信仰しているつもりでも その「複数」の神は実は「一体のもの」であって別の神として思い込んでいるだけかもしれない」。人間はこの世で、神に会うのではない。神として信じるのだ。会う事のない神を、何人(何神いや何柱か)など、解るわけがない。勿論大勢の神が、いらっしゃるのでしょう。「唯一絶対神」しか認めない宗教観など、ついていけませんが。

唯、置かれた立場で、「神聖なるもの」を感じた時に、それを「神の存在」として祈れば、いいと思います。日本人は、特定の「教団」に属する事を 宗教だと思っている。「教団」なんぞに属さなくても、神は信じられる。この日本の山、川、海全てが 「八百万の神」だ。

日本人はなぜ「神棚」と「仏壇」を祀(まつ)るのか。それはこの両者が、補完関係にあって 互いに 否定し合わないからだ。「釈尊」は自分自身を 「信仰の対象にするな」と言った。「仏教」とは「仏道修行」だ。だから「釈尊の」死語、数百年間は 仏像がつくられなかった。「仏教」とは「偶像崇拝」ではない。

「神道」には強圧的な「教義」と いうべきものがない。「神道」とは、神を感じるものであり、「仏教」とはこの世の救済を 「理論」づけて考える事だ。いわば「神道」は「右脳」による「直感力」、「仏教」とは「左脳」による思考力による。だから両者は、補完関係にある。「本地垂迹(ほんちすいじゃく)説」など 「仏教教団」拡大の為の、苦し紛れの言い訳だ。

宮本武蔵曰(いわ)く 「神仏は尊し、神仏に頼らず」。人は自分の力を、信じて最善を尽くしてこそ「神仏の加護」もありうる。


つまり 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月12日(日)03時20分50秒

神を信じるか?と、問われたら、私はこう答えますね。

「信じるよ。俺が神だ。」

・・・何も神に挑戦(自然に逆らう)しようという意味ではありません。自分の心の中に神が宿る大和民族の端(はし)くれとしては、自分の心の中にある“神”を信ずる事、即ち自分を信じる事が究極の信仰だと思うからです。

ですので、私の信じる神には形がありません。偶像に手を合わせる事には意味がありません。宗教団体に所属して群れるのも意味がありません。この神聖なる大和の大地に漲(みなぎ)る自然のパワーを、自然体で受け入れ、そして感謝する事。それだけです。

余談ではありますが、映画「ラストサムライ」で主人公が
「この国には、確かに“神”の存在を感じる。勿論、我が国にも神は居るが、これほど身近に感じる事は無い」
と、言ったセリフのクダリがありまして、印象深かったのですが、ハリウッドも少しは大和魂(やまとだましい)を理解出来る様になったかと、感心したものです。


日本神道はほかの多神教と異なります。 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月12日(日)02時17分33秒

 まず天皇のご存在と全国に網羅された神社網(鎮守・産土社)の1--2000年以上も続くありようは、ほかの多神教圏にはありません。日本の神道のありようは、既存の西洋流の学問的な解釈で理解も説明もできませんし、それは無理というものです。


自然崇拝 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月12日(日)00時57分7秒

世界の宗教で一神教と言えば、ユダヤ・キリスト・イスラムのセム系3大宗教と、それらから派生したり影響を受けたりした宗教にほぼ限られます。詰まり、世の中の大半の信仰は多神教だったのであり、殆(ほとん)どは自然崇拝から発展したものでした。神道だけが特別だった訳ではありません。ただ、全ての多神教が、日本やインド、アメリカインディアン等に見られる大自然への畏敬(いけい)の念を持っていた訳ではなく、自然を人間界と対立する概念と捉えて征服する思想しか持てなかった哀れな民族が沢山いますね。そのような民族には、人間を含む万物に精霊が宿るという発想で「神」を想い浮かべるのでなく、神と人間とは別物としか見ない考え方が多かったのではないでしょうか。

一神教の源流は、古代エジプトのアクエンアテン王(ツタンカーメンの兄)による宗教革命に遡(さかのぼ)りますが、彼によって編み出された「唯一絶対の神」という考え方から、その神と人間が契約することで倫理を保つ手段にしようとしたのは、恐らくユダヤ教が初めてでしょう。人間の心にも神が個別に宿っているならば、そのような契約は無意味になる筈です。この宗教が成立した背景には、神と人間を分け隔(へだ)てる発想が無ければならなかった訳ですね。それが良いのか悪いのかは判断が難しいですが、異文化への配慮も無しに武力で全てを支配出来ると考えてしまう単純さは、宇宙に一人しかいない神と、ひとつしかない真理が、自分の側にあると信じることから生まれてくるものでしょう。

>そもそも“神”とは、超越した精神世界の存在であり(中略)それが偶像であったり(中略)と言う様な事は、ナンセンスだと思う

セム系一神教は、本来は全て偶像崇拝禁止ですが、キリスト教は欧州の信仰を取り入れて、十字架や聖母マリア像、東方正教に至っては更にイコンまでを崇拝対象とし、変質してしまいました。仏教では、当初から仏舎利(ぶっしゃり)を崇拝し、これを納める舎利塔を寺院の最重要部分としていましたが、後にヘレニズム文化の影響で仏像を造るようになり、特に大乗仏教では、これが仏舎利に代わる崇拝対象となっています。神道には偶像が無い場合が多いようですが、それでも神仏習合の影響からか、神像も少なからず存在しますね。結局の処(ところ)、人間は何も無い状態で信仰心を保つのは難しく、何時(いつ)の間(ま)にか偶像を作り出してしまうようです。それも人間の弱さの表れでしょうけど。


時代も宗教も進化していくべきである 投稿者:岡田  投稿日: 9月11日(土)17時32分3秒

『進化』の過程が判らないと言うが、元々生物が『種』ごとに『存続』するために『遺伝子』を『固定化』していて、

しかも容易に『変異』しないよう『補正能力』までも備えて、『遺伝子』の『変異』を『遮断』し『保護』までしている。

高等な生物ほど『外因による変異』や『突然変異』からの『変異』を、『補正能力』までも備えて『遮断』しているのだ。

となれば、高等な生物ほど『理論的』に『正常な機能を持つ進化』をするためには『種』の『集団的』で多くの『世代』を経た『機能変異=進化』しか考えられないことになる。


生物は『種』ごとに『遺伝子』を『固定化』し始めたことで繁栄し、遂には『種』ごとに殆(ほとん)ど『固定化』させてしまった地球生物。

この『種』とその『集団』は、最良の『生存手段』として、地球の生物は生存に何ら問題なく現在に至っていることになる。

地球生物は繁栄のために『種の違い』を選んだときから、『種』ごとに『遺伝子』を殆ど『固定化』してしまったのです。

やはり、高等な生物ほど『理論的』に『正常な機能を持つ進化』をするためには『種』の『集団的』で多くの『世代』を経た『機能変異=進化』しか考えられないことになる。


部分分離でも増殖する草木があるが、地球生物の誕生初期には、この部分分離で増殖を繰り返す。が、この部分分離は進化が難しい。

動物の出現で『雄雌(おすめす)の交配』による増殖となり『自ら動く』ことで、様々な『感覚器官』が進化し『知能』を持つなど『進化は加速』する。


『進化』の過程が判っていないと言うが、『ビールス』『黴菌(ばいきん)』『害虫』が、『ワクチン』『抗生物質』『農薬』に『耐性』を持って『適応』し『増殖』する『過程』に、『種』の『継続』に於ける『適応』『進化』がある。

あるいは人が『ワクチン』によって『ビールス』への『耐性』をもち、発病しなくなることも『進化』と『類似性』がある。


言うまでもありませんが 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月11日(土)16時17分25秒

神道っていうのは、所謂(いわゆる)、自然崇拝を基にしているところがあって、万物に精霊を感じ、それを尊(とうと)び敬(うやま)うというところに本質があるわけで、その精霊に形は無く、全てを超越した精神世界の存在であって、こうした感性を古来から受け継ぐ我々大和民族は、必然的に心優しい民族であるわけですが。

一方、生き物を神への貢物(くもつ)とする様な、或(あるい)は、ソドムやノアに見られる様に、一部の存在だけ救い上げようという様な、そんな教えだから案の定(じょう)、迫害や種の絶滅、自然破壊を引き起こす民族が居るわけですねぇ。堕(だ)天使サタンは、そんな民族の心の中の恐怖を現わしたものでしょう。

先に書きましたが、そもそも“神”とは、超越した精神世界の存在であり、我々の夫々(それぞれ)の心の中に宿るもので、それが偶像であったり、神格化した人物であったり、はたまた入信する為に買わされる仏壇であったりと言う様な事は、ナンセンスだと思うのであります。

つまり・・・何らかの(胡散臭(うさんくさ)い)教団に入信してしまう人間というものは・・・弱いんでしょう。ひとりじゃ不安なんでしょうねぇ。自信が無いんでしょうねぇ。徒党を組んで逃げ込みたいんでしょうねぇ。

日本人は無信教な人間が多いと言いますが、そうじゃないでしょ。基本的に万物に精霊を感じる精神を宿しているからこそ、多様に柔軟に受け入れる大らかさがあるのであって、それが強さでもある。何らかを崇拝するというのでは無く、自身の心の中に「神」が存在する大和民族は強い。これが、大和民族が「神の子孫」たる所以(ゆえん)


布教活動 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月11日(土)15時11分32秒

>先生の中では、「キリスト教」と「神道」とは、全く矛盾しないらしいです。

宗教によって、布教先での寛容度に随分と差がありますが、これはその宗教の歴史と見事に関係していますよね。そして、その広がり方が教祖の生き様ともソックリで、面白いです。

キリスト教は基本的に、現地の在来信仰を全否定します。一神教という性格も関係あるでしょうけど。この宗教は権力者であったり権力と癒着していたりした歴史も長いですが、迫害と闘(たたか)い乍(なが)ら布教に努めた時代も結構あるのですね。今でも宣教師がどんな奥地にも入っていって布教をします。宗教改革以降は、西欧の半分をプロテスタントに取られたカトリックが、外の世界に活路を求めて盛んに布教を行った事情がありますが、キリスト教自体にそういう強い部分があるのでしょう。このようなエネルギーは、仏教等にももっとあれば良かったのに、と思いますが。そもそもイエス本人の生涯が、迫害との闘いでしたからね。一方で、欧州では古くからの信仰も一部取り込んで、それが変質に繋(つな)がっていきました。

イスラムは、ムハンマド自身が軍を率いて支配地を広げたように、その後も基本的にはイスラム国家が領土を拡大する形で布教を行いました。だから、宣教師に相当する人々は殆(ほとん)どいません。然(しか)し、この宗教も現地信仰の全否定が伴います。前に触れた通り、条件付で旧来の宗教を許すこともしましたが、改宗する以上は旧習を全て捨てる必要がありました。この点では、キリスト教より厳格と言えます。

ユダヤ教はハザール人の改宗という事件を除けば、民族として各地に広がっただけで、布教らしき活動はしていません。従って、旧来信仰の否定という行為とも無縁で済みました。その代わり、自分達の信仰・習慣を守ることに掛けては極めて頑固ですから、外部からの押し付けには強く反発しますね。

仏教は、釈迦自身が王族出身であり、国々の保護を受けつつ王族から庶民まで歓迎され乍ら布教をしたように、その後も国家による保護を通じて広まっていきました。多神教という性格や「仏」の定義の問題もあって、現地の様々な信仰と混じり合い、地域毎(ごと)に特色ある姿に分化していったのも特徴です。従って、旧来信仰の否定は行われなかったし、民衆の間に深く入り込んでいく努力も弱かったのではないかと思います。インドから中国へ伝わる経路となった中央アジアが、後にイスラムに席巻(せっけん)されてしまうのも、こうした歴史があったからでしょう。中国・朝鮮等では、仏教は「宗教」のカラーが強過ぎて、日本人のように生活習慣にまで影響を及ぼす大衆信仰にはなっていません。東南アジアでは僧侶が大変尊敬されていますが、それでも戒律宗教の要素が強い為か、僧俗の区別が厳然としていて、矢張り大衆に溶け込んでいるとは言えないように思います。チベット・モンゴルでは、逆に民衆の習慣を巧みに融合させてラマ教に変化したので、ある意味では大衆信仰になっているようです。

他国と違って日本では、古くは行基・空海、それに鎌倉仏教の諸上人(しょうにん)のように、珍しく民衆への布教を積極的に行った僧侶がいました。それが日本人の間に仏教が深く根を下ろす結果に繋がったのでしょう。普通はこうした活動は旧来信仰の否定とワンセットになり勝ちですが、神仏混淆(こんこう)が進んでいた御蔭(おかげ)で、そうならなかった訳です。従って、今でも一部の先鋭的な集団を除いて、他の宗教・宗派を攻撃するような真似(まね)はしないですね。その分だけ、エネルギーも弱いですが。

神道やヒンドゥー諸教のような土俗信仰は、布教という行為がありませんから、自然伝播以外には広まらないですね。当然乍ら、他の信仰を否定することもありません。寧(むし)ろ新参(しんざん)の宗教を取り込んで、姿を変えて生き残るケースが多いのではないかと思います。

このように歴史を見てくると、神社の前で妨害活動をしそうな宗教、そこまでしないが外部と軋轢(あつれき)を生み易(やす)い宗教、仲間意識は強いが他宗教にも寛容な宗教、纏(まと)まりに欠けるが摩擦も起こし難(にく)い宗教、等々が自然に見えてきますな。


Re: 創価学会 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月11日(土)14時23分27秒

>「創価学会」には お経をあげる坊さんは いないのですね。

これは、最近の対立抗争が原因です。御承知の通り、創価学会は日蓮正宗(しょうしゅう)の信者団体でしたが、宗門(しゅうもん)の最高指導者である日顕法主(ほっす)と対立し、学会ごと破門されました(学会側は「離脱」と思っているのでしょうけど)。それ以降、一部の寺院は学会側に付いていきましたが、多くは宗門側に残ったので、学会員は葬儀を含む種々の儀式に僧侶を呼べなくなってしまったのです。学会自体も、それ以前から宗教法人として登録してありましたが、宗教法人の条件として必要な礼拝施設を失ったので、新たに寺院でも何でもない場所(学会本部や創価会館等だったと思います)を「礼拝施設」にして、登録し直しています。礼拝対象も仏像以外に独特のシンボルを新設したと聞いた記憶がありますが、これは間違いかも知れません。

前に書いたかも知れませんが、この団体は集票と集金の為の集団ですね。選挙活動の凄さはよく知られていますし、献金競争も凄まじいようです。それを疑うことなく実行している信者達に、哀れみを覚えます(知り合いが大勢いるだけに)。


Re: 血液型は・・・ 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月11日(土)14時09分6秒

>そもそもこの血液型分類を始めたのが、帝国陸軍だった様です。

心理学者・古川竹二氏が1927年に発表したのが最初だそうですが、これは余り注目されなかったとのこと。軍が利用した理論は、これだったかも知れませんね。一般的には作家・能見正比古氏の『血液型でわかる相性』の発表(1971年)により、広く知られるようになったとされます。

>その対象はわずか数十人だったハズです。

そうでしたか。広く知られていなかった時代でもあるし、対象が少数なのは当然でしょうね。

>わずか数十人の血液型別の性格なんてぇものは、統計学上からすると、根拠の無いものだそうな。
>ただねぇ、言われてみれば相当に当て嵌まる気もするんだな、これが。

1991年、松井豊氏が『立川短大紀要』に発表した論文では、日本に在住する13歳〜59歳の人から無作為抽出された四年度分・延べ10,000名のデータを解析、「性格・人柄」に関する24項目を調査・比較しました。その結果、全四年度を通じて1項目だけはA型と他の型との間に「有意な差を示していた」が、他の23項目にはそのような差異は認められなかったそうです。

私はAB型で、人からよく二重人格的だと言われる傾向があるので、それだけ見ると当て嵌(は)まっているように感じてしまいます。でも、その要素が他の型の人には著しく少ないのか、他の型に当て嵌まるとされる要素が、自分にも大いに当て嵌まっていないか、そういう分析をしてみると、このような分類が比較的「どうとでもなる」形に収まっているのが良く分かります。更に、当たった時だけ印象に残り、外(はず)れた時は忘れてしまうという心理も関係あるでしょうし、世間的に広く言われている分類が固定観念として自分の中に影響し、無意識のうちに「分類」通りに振る舞ってしまう人もいるでしょう。もっと細かく見てみると、専門家によって分類の仕方が微妙に違っていたりして、何故こんな理論が信じられているのか分からなくなることもあります。

岡山大学の長谷川芳典氏は、こうした分類が単なる遊びでなく性格判断を通じた差別にも繋(つな)がると警告し、「血液型」番組に於ける差別と偏見に付いて情報を求めるサイトを開設しています。ある人の調査に拠れば、血液型性格分類は当たり前という考え方があって疑う人が少ないせいか、批判的なサイトは沢山あるが、わざわざ肯定する理論を載せたサイトは極めて少ないと述べていました。まあ、冷静に考えれば肯定する理論は直(す)ぐに崩壊してしまいますから、敢えてサイトを開く人には否定論者が多いのでしょうね。


創価学会 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月11日(土)13時43分46秒

 八神先生へ
私の体験は、私がまだ倒れる前に 大阪の「住吉大社」の前で、録音テープを大音量で流しながら、やっていた「キリスト教の一派」でした。私が倒れて後、歩道を、よたよたと歩いていると、私の手を、とらんばかりにして ビルの一画に連れていこうとした連中もいました。「キリスト教」といっても「キリスト教を名乗る新興宗教」か宗教の名を借りた「金集め」でしょう。こういうのは 大阪には多いですよ。

私は「キリスト教」には 偏見は、ないつもりなのですが。「渡辺昇一先生」がその著書で(著書名は忘れました)面白い事を、言っていました。「渡辺昇一先生」は、クリスチャンの、はずですが、先生の中では、「キリスト教」と「神道」とは、全く矛盾しないらしいです。なぜなら「神道」では、「魂を磨く」には、何をもってしてもよいので、私は「キリスト教」をもって「魂を磨いている」のだと。これに直接関係ないと、思いますが。
http://inazuma/DB0/c/rec22/the_end_of_history.htm

さて話変わって「創価学会」です。私が、まだ愛知県で働いていた時、営業所の社員の母親が亡くなって、私が他の社員と共にその葬儀に 出席した事がありました。「創価学会」では、全て学会がやってくれるのですね。しかしあの葬儀には、たまげました。「創価学会」には お経をあげる坊さんは いないのですね。何やら まるで、くじで当たった人が、祭壇の前で、ぶつぶつ言っているだけの様、ひたすら「南無妙法連華教’南無妙法連華教・・・」これが延々と続くのでした。

私はその時「創価学会」とは「互助会」なのだと思いました。それも気楽にチャランポランに、生きている人達の為の。そうして その上に立つ人は、彼らを利用して操っているだけなのだと思いました。その社員自身、そんな奴でしたから。それに故人の縁者が、誰一人出席しなかった。身内の一人は、葬儀だというのに、連絡を受けて出席を 「考えておく」と答えて、結局出席しなかった。

「創価学会」については、まだまだ書きたい事が たくさん有りますが、本日はここまでで 失礼致します。


血液型は・・・ 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月10日(金)23時34分9秒

血液型で性格分類をどーのこーの言ってるのは、確か日本人だけですよ。
私の記憶が正しければ・・・
そもそもこの血液型分類を始めたのが、帝国陸軍だった様です。
部隊分けする時に、試みとして血液型別の部隊編成を行ったのだそうで、その対象はわずか数十人だったハズです。
その数十人の血液型類別において、人格等を割り出した様ですが・・・
ですが、わずか数十人の血液型別の性格なんてぇものは、統計学上からすると、根拠の無いものだそうな。

ただねぇ、言われてみれば相当に当て嵌(は)まる気もするんだな、これが。


Re: 占いは 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月10日(金)22時49分38秒

>納得するような根拠がないような気がしたからです。

この分野の専門家が皆同じことを言っているかどうかは知らないのですが、ある人が主張していた根拠は「血液型というのは血液だけでなく、人体全ての体質を表すものである。体質は性格に大いなる影響を及ぼすものであるからして、血液型を分析すればその人の性格も分かるのである」というものでした。前半は正しいですね。でも、体質が性格の大半を決する要素である、という前提はおかしいでしょう。正に「A型でもズボラはいるし、B型でも細かい人は」いるように、人間の性格が4分類出来ると考えること自体が間違いだし、これでは生まれた時点で性格が決まってしまいます。性格なんてのは、育った環境等の複雑な要因で徐々に定まっていくものですし、少年期と壮年期、老年期で少しずつ違うこともザラにありますからね。

風水の理論には、陰陽五行説が多用されていますが、あんなのは中国人が中国(特に華北)の風土を前提にして作り出した思想ですから、世界共通には成り得ないのです。それ以外の部分でも気になるのは、色で幸運を呼び込んだり逃がしたりすると考える処(ところ)ですかね。我々が感知するのは可視光線のみで、物質的には電波やX線も含む電磁波の極(ご)く一部に過ぎません。可視光の一部が犬や猫に感知出来ないとされる一方で、例えば赤外線を感知出来る動物もいますよね。自然界に於いては、可視光なんて特別なものではないのです。そんな限られた波長部分だけで、人智を越える筈の「運命」が左右されるというのは、物理学的に言えば笑い話です。

まあ、占い如きに大真面目(まじめ)に反論したりするのも、愚(おろ)かしいことではありますが。でも、戦前の軍隊では血液型で兵士の配置を決めたこともあると聞きますから、時にはブレーキを掛ける議論も必要かなとも思います。


RE 利亜 さん 投稿者:解法者  投稿日: 9月10日(金)21時44分48秒

<韓国人は日本統治時代、山に鉄杭を打ち込まれたので「民族の精気が失われた」とか言っていますが。
 その「民族の精気」とやらは鉄杭一本で失われる物かと笑われていましたが。かなり、調子に乗っていたようで日本人から突っ込まれましたね。>

 それが、韓国人の「離散家族」との会合の中で、このことが問題になりまして、このことを主張する方が一名おりました。
 この方を除いた全員が、「日本人、そんな暇なことをするかい」、「日本人、風水なぞ関心がない」、「あれは鉄塔の朽ち果てた名残ではないか」、結局、「こういうことを信じる韓国人、馬鹿じゃないか、日本人のことを全く知らない」、で話はすぐに終わりとなりましたが・・・
 彼らは、全員が「日本統治時代」の<経験者>です。

 まだ、こういう話がありますか? ぶり返しましたか?


占いは 投稿者:利亜  投稿日: 9月10日(金)20時51分20秒

「当たるも八卦(はっけ)、外(はず)れるも八卦」ですからね。
私は外れることが占いの大前提だと思います。
当たったら、儲け物ということで。
でも、切羽(せっぱ)詰まった人間は占いに縋(すが)りたくなりますね。
普段、占いを胡散臭(うさんくさ)いと思う私ですが。

>血液型性格分類も信じない

私も信じません。
と言うか納得するような根拠がないような気がしたからです。
理論的に指摘しなさいと言われればできませんが。
まあ、精々、A型でもズボラはいるし、B型でも細かい人はいます。
人それぞれ性格は異なるのだから血液型で断定するのは早計ですね。
とは言え、遊び感覚でやる物ならそれなりに楽しいですね。


>風水の理論

私は大雑把(おおざっぱ)なことしかわかりませんが龍脈がどうのこうの説明しているのを見てただ苦笑するだけでした。
風水と言えば韓国は盛んですよね。
韓国人は日本統治時代、山に鉄杭を打ち込まれたので「民族の精気が失われた」とか言っていますが。
その「民族の精気」とやらは鉄杭一本で失われる物かと笑われていましたが。
かなり、調子に乗っていたようで日本人から突っ込まれましたね。


きっぱりと言いなさい! 投稿者:保守派  投稿日: 9月10日(金)20時28分32秒

S学会とは、創価学会=公明党です。

今、公明党(親公明色の民主党も)は、永住外国人地方参政権を臨時国会で提出しようとしてますがこの法案自体が国会侵略に繋がる危険性のある法案だから危険です。
何故なら民主案は、蓮○議員や白議員にツルネン議員などの祖国の国益重視した議員や党内左派、左派中間が中心に提出している
また公明案は、在日韓国(朝鮮)人を中心とした法案(事実上=池田大作投票権)です。
公明党の本質は、『国立戒壇』と言う名の政権獲得=国家乗っ取りに過ぎない。

ここの掲示板もこう言う問題も含めて内政の討論をすべきです。


Re:S学会のことかと思いました。 投稿者:利亜  投稿日: 9月10日(金)19時37分14秒

>人づてに聞いた話ではS学会の人たちも、朝もはよから鳥居のところで待ち構えて

ある大学での試験の日に朝早くから勧誘していましたねえ。
親子連れとかで・・・
私は試験があったので無視しましたが。(それどころではありませんし)
変なプラカードも持っていましたね。
関心が無いのでどんな内容かはわかりませんが。
S学会かどうかまでは覚えてませんが。
何かの宗教団体みたいでしたが。
その大学がある市はS学会が結構、影響力があるそうです。

>参詣を邪魔する

これは「信仰の自由」を妨げる行為ですね。
自分たちがされるのは嫌だけど他人にはOKという奴ですか?


S学会のことかと思いました。 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月10日(金)17時29分33秒

>三保さん

>最近日本の神社の前で、「地獄へ堕ちるぞ」とわめき散らしている連中

 わあ、私は直接に見たことはないんですが、人づてに聞いた話ではS学会の人たちも、朝もはよから鳥居のところで待ち構えて、参詣(さんけい)を邪魔するとか。
 クリスチャンにも、そういう一派がいるんですねえ・・・勉強になりました。


所謂 投稿者:利亜  投稿日: 9月10日(金)15時20分0秒

>核兵器を造っておいて、しゃあしゃあとこんなことを言えるとは、神経の太さに感服

ケンチャナヨ精神って奴ですね。
昔から何があって(勿論、国が滅びても)もこの精神を貫き通していますからある意味凄いですよ(苦笑)
韓国人はどうやら核を持てることに浮かれていて自分たちが国際的にどんな立場なのか危機感が全く(少々、極端ですが)無いようです。


北朝鮮が韓国の実験を非難 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月10日(金)13時22分0秒

『<北朝鮮>国連次席大使 韓国のウラン分離実験を非難』(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040909-00000005-mai-int

<北朝鮮>国連次席大使 韓国のウラン分離実験を非難

 北朝鮮の韓成烈国連次席大使は8日、韓国のウラン分離実験について「北東アジアの核軍備競争の一環と見ている。核軍備競争を防ぐのが難しくなった」と批判した。ニューヨークで韓国の通信社、聯合ニュースの電話取材に語った。韓国政府が2日に実験を公表して以降、北朝鮮が韓国を非難するのは初めて。

(毎日新聞) - 9月9日1時26分更新


自分達が核兵器を造っておいて、しゃあしゃあとこんなことを言えるとは、神経の太さに感服する。一応、核保有を認めたり否定したりの繰り返しで、今は公式には保有していない建前になっているが。


岡田克也 石田三成論 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月10日(金)11時51分12秒

民主党の岡田克也は 「関ヶ原の合戦」時の「石田三成」を彷彿とさせると思うのは 私だけか。「石田三成」は「西軍」を組織し「徳川家康」に対抗したまでは 完璧の様だったが、その「西軍」の実情たるや「見かけ倒し」だった。「西軍総大将」の「毛利輝元」自身、家康に本気で戦う意志のない事を、告げている。更に家康は「小早川秀明」に寝返り工作済みだった。

「石田三成」自身は、有能な官僚ではあっても 所詮「天下人」には なれなかった。「豊臣秀吉」あっての「石田三成」だった。

岡田克也さん、あんたは「天下人」には なれないよ。官僚に戻った方が いいんじゃないの。でないと 「石田三成」の様に「首を切り落とされる」よ。


これを読まれた皆様の御理解御協力をどうぞ宜しく御願い致します。 投稿者:fine  投稿日: 9月10日(金)11時09分31秒

 時間の空いている今現在御仕事中のストレスの無い社会の専門担当の御方にこのWEBの内容をお伝え致しております。これを読まれた皆様の御理解御協力をどうぞ宜しく御願い致します。

http://happytown.orahoo.com/finesense/


地獄へ堕ちる 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月10日(金)00時49分1秒

というタイトルですが、中身は三保さんの御投稿とは関係ありません。この言葉で思い出したもんで・・・。

今のテレビ界を席巻している占い師と言えば、細木数子。複数の局で番組を持っていますが、広大な敷地に大豪邸を建てているくらいだから、相当儲(もう)けているのでしょう。私は余り知らないのですが、六星占星術がメインのようですね。先頃、とある番組で離婚問題を巡って口論になったタレントに「あんたは地獄に堕ちる!」という言葉を投げ付けて、話題になりました。嘗(かつ)て谷亮子に「アテネでは金メダルは取れない」と予言し、それが見事に外(はず)れてネット上で散々揶揄されているそうですが、本人も関係者も何の対応も取っていないようですね。プロ野球騒動に関連して、ある雑誌で古田選手会長を占っていましたが、そのコメントの中でわざわざ選手のストにまで触れ、「野球選手がストをするなんて相応(ふさわ)しくない」と余計な発言をしています。これは占った結果ではなく、個人の意見として述べたものでした。高が占い師の分際(ぶんざい)で、と私は反感を持ちましたが、世間的にはどうなのでしょうかね(占い師が政治的な発言をしてはいけないのではありませんが、占いを求められた場でそのような言説まで開陳する必要はないと思うのです)。

私は占いは勿論、血液型性格分類も信じない(というか馬鹿にしている)人間なので、昨今の色々な番組で占いや血液型分析が再び流行(はや)り始めていることに、些(いささ)か呆れています。某番組に登場した血液型分析の権威とやらが「A型の人は顎(あご)が抉(えぐ)れる」と、顔の形状まで言い切っていたのには、引っ繰り返りそうになりました。言われた本人がゲーム的感覚で受け止めている分には、一向に構わないと思うのですが、この類(たぐ)いを真面目(まじめ)に信じて人生すら左右されてしまう人もいるのですから、メディアは安易に煽(あお)らないで欲しいものです。ましてや、特定の占いオバサンに幾つものテレビ局が群がり、権威付けを側面支援している様子は、21世紀の日本とは思えない寒々とした光景です。

何年も前の話ですが、私の会社のチェーンとして店を出すことになった人が、2件の候補物件のうちから選ぶのに、風水で決めたことがあります。私などから見れば、条件的にもうひとつの方が断然良かった筈なのに、どうしてそんなことを…と思ったら、昔から風水を含む占いに凝っているのだと分かりました。本人が言うには、人間は迷うことが沢山あるので、自分で決められない時に占いの存在は役に立つのだ、ということでしたが、それなら条件が同じで判断が付かない時だけ活用すれば済むのではないでしょうか。客観的な条件の差を無視して占いを優先するのでは、最初の理由からすれば本末転倒だと思うのですが―――。
因みに、歴史学を通じて陰陽五行説の仕組みを知ってしまった後に風水の理論を見ると、何ら神秘的でないことが丸分かりになって、笑ってしまいます。


「布教の自由」は認めないぞ 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月 9日(木)18時42分37秒

 八神様、ヤポネシアン様 どうも有難う御座いました。
私は最近日本の神社の前で、「地獄へ堕ちるぞ」とわめき散らしている連中の事が、頭に残っていたので、感情的になり「浅学ぶり」を露呈してしまいました。それにしても
「信教の自由」と「布教の自由」は 違うと思います。「日本の宗教を知らずして、布教なんぞに来るな」。


Re: 偽キリスト教 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 9日(木)17時53分47秒

>キリストは 「ユダヤ教」が堕落していると、思い新しい宗教を 起こしたのだ。
>「三位一体説」を押し進める一派に キリスト教は乗っ取られたのだ。

仏教やシーク教も、バラモン教への改革的意味合いを持って産まれました(特にカースト否定という面では、両教は共通しています)。シーク教は分かりませんが、仏教も開教当初とは随分変化しており、ある意味では堕落した部分も多いと言えます。宗教が大衆に広まり、教団が大きくなれば、又、特に教団指導部が何等(なんら)かの権益を得れば、腐敗・堕落は避け難(がた)いでしょう。ユダヤ教も、本来は神との契約によって人々(ユダヤ人)に道徳を守らせる意義があったのですが、ユダヤ人は余り契約を遵守しなかったのです(この辺も、キリスト教徒によるユダヤ人差別の口実とされていますが、三保さんの仰る通り、キリスト教徒も人のことは言えないですからね)。

イスラムでは、アラー以外の信仰対象を厳格に禁止(でも天使は存在します)し、ムハンマド以降に神託を聴ける預言者は現れないという前提を作ることで、教義が変質するのを防ぎました。前にも書いた通り、コーランも原則としてアラビア語以外に翻訳してはいけない(実際には研究用に訳されていますが)ので、翻訳の過程で言語によって微妙にニュアンスが変わってしまう事態を防げます。イスラムにも宗派はありますが、それらは指導者を誰にするか、或(ある)いは教義をどれだけ厳密に遵守するか、といったことでの対立であって、教義そのものを巡る解釈の分裂は殆(ほとん)ど存在しません。これによって教団の腐敗・堕落が防止出来ているかどうかは分かりませんが、少なくともイスラムの名を悪用してテロを指導している連中は、イスラム法の解釈権を持つウラマー(イスラム法学者)ではありませんから、これはイスラムに起因する問題ではないのですね。ウラマーが所謂(いわゆる)「聖職者」でなく、その権威が完全にムスリムを統率出来ていないことには、課題がありますが。シーア派よりスンニ派の方がテロ組織が多いのは、ウラマーの権威の強さが違うからです(イランの場合は、国を指導するウラマー達が勝手に外国人に死刑宣告をして、テロを唆(そそのか)していますけど)。

一方で、7世紀当時の風習や必要性から産まれた教義が、現在のムスリムを縛り続けているというデメリットは確実にあります。近代的な銀行を作れないとか、女性が地域を問わず肌を見せられない(見せている女性は教義を守っていないのです)とか、イスラム圏以外の文化と交流していく上では不便極まりない項目が沢山ある訳です。宗教が柔軟だったり硬直していたりすることは、夫々(それぞれ)メリット・デメリットがあるんですね。

>「天なる父」「子なるイエス」

イスラムの考え方では、ムハンマドだけが預言者だったのではなく、それ以前にも複数の預言者が存在しました。イエスもそうだし、確かモーゼも含まれていた筈です。キリスト教で(途中から加わった思想とは言え)「神と一体」とされたキリストを、イスラムは「何人かいる歴史上の預言者の一人」とし、人間と位置付けてしまったのです。両教の対立には、この部分を巡るキリスト教徒の怒りもあるとされています。ある意味、イエス本人が望んでいなかったであろうことを勝手に後世のキリスト教会が定義付け、それが原因でイスラム憎悪にまで発展したとしたら(勿論それだけが原因ではないですが)、教会とは何と罪作りな連中なのでしょう。

(ちな)みに、イスラムも旧約聖書を共有する宗教のひとつです。


自殺率が先進国一 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 9日(木)17時21分11秒

『自殺率:日本が先進国でトップに WHO調査』(MSN-Mainichi INTERACTIVE 毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040909k0000e040032000c.html

自殺率:日本が先進国でトップに WHO調査

【ジュネーブ大木俊治】日本の自殺者数が人口10万人あたりの比率に換算すると世界第10位で、旧ソ連・東欧圏を除く主要先進国の中では最も多いことが8日、世界保健機関(WHO)の調べでわかった。99年の前回調査では、日本は16.8人(96年)で23位だったが、今回は特に45〜64歳の中高年男子の自殺者数が急増した。また、世界全体の自殺者数は推計で年間約100万人に達し、「殺人や戦争の死者の総計を上回る」と指摘している。

 調査は、データが入手可能な99カ国を対象に直近の数字を比較した。日本は00年で、自殺者総数3万251人だった。

 それによると、人口10万人あたりの「自殺率」が最も多いのはリトアニア(44.7人、02年)で第2位がロシア(38.7人、02年)。日本は24.1人(男35.2人、女13.4人)で10番目。主要先進国では米国10.4人(00年)、英国7.5人(99年)、フランス17.5人(99年)、ドイツ13.5人(01年)など。

 調査にあたったWHO精神保健局は、日本の自殺急増について「十分な分析はできていないが、不況による仕事でのストレスの増加が大きな理由のようだ。また、日本の場合“腹切り”の伝統があるように、自殺に寛容な文化的土壌もあるのではないか」と話している。

毎日新聞 2004年9月9日 11時20分


日本の景気低迷が深刻であることも関係あるのでしょうけどね。それよりも、WHO精神保健局が「日本の場合“腹切り”の伝統があるように、自殺に寛容な文化的土壌もあるのではないか」と話しているのには、ちょっと首を傾げます。確かに、何かの責任を取って自殺する風潮も一部にはありますが、切腹の伝統が自殺率に関係しているとは考え難(にく)いですねぇ。日本の文化が誤解されているような気がします。


キリスト教と西洋文化 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月 9日(木)13時14分39秒

>三保様

 バイブルに関しては「旧約」と「新約」を分離して考えることはできません。
 くわしく書くと本になってしまうので、かいつまんでしか書けませんが、20年近く、バイブルとキリスト教、ユダヤ教について研究してきた者としていえるのは、「旧約をなくしたら新約もない」ということです。

 日本神話でたとえれば(本来、たとえられるものではないことを承知で無理にたとえますと)、「『日本書紀(にほんしょき;やまとのふみ)』はいるが『古事記(こじき;ふることふみ)』はいらない」といっているのと同じようなことになってしまいます。あるいは「神武天皇以降の記述はいるが、神代巻(かみよのまき)は不要だ」といっているのと似たような感じです。

『記紀』はもちろんのことバイブルとて2000年も生き延びてきたわけで、そこまで残ってきたからには、残っただけの文化的道徳的理由があったということを、認識していただければと思います。

 われわれには、『記紀』や天皇・八百万神(やおよろずのかみ)への信仰が適していますが、向こうにはキリストや唯一神への信仰が適しているがゆえに残ってきたとも言えるでしょう。

 それから「精霊」ではなくて「聖霊」ですが、これは「自然神・自然霊」を意味しません。「唯一の神より下る聖なる霊的エネルギー」というようなものであり、向こうでは「天使」のようなものとして解釈されているようです。

「父と子と聖霊」は、キリストが語ったことではまったくありません。新約聖書の福音書(ふくいんしょ)には、そのような記述はないのです。おっしゃる通り、のちのキリスト教会が、アウグスティヌスなどの教父たちの考えたことを教義としたものです。

 したがって、私はキリスト教には、キリスト存命時の弟子たちがまだ生きていたころの「原始キリスト教団」と、カトリック教会成立以降の「教会キリスト教」と分けて考えております。
 むろん、「原始教団」に比べれば「教会」の堕落はいうまでもありません。


偽キリスト教 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月 9日(木)02時14分54秒

現在のキリスト教は 「本来のキリスト教」ではない。キリストは「愛」という言葉をつかった。「汝(なんじ)の敵を愛せ」、「右の頬(ほお)を打たれたら、左の頬を差し出せ」。これが愛の本質だ。「十字軍」は これを真っ向から否定した行動だ。そして中世の「魔女狩り」これらは全て「反キリスト」である。

「聖書」になぜ「旧約聖書」「新約聖書」があるのか。「旧約聖書」とは「キリスト以前のユダヤ教時代」の事だ。キリストは 「ユダヤ教」が堕落していると、思い新しい宗教を 起こしたのだ。そのキリストの教えが 改ざんされた事を物語っている。キリスト教とは「脱ユダヤ教」なのだ。それに「旧約聖書」は不要だ。ユダヤ時代の堕落が、なぜ「聖書」に組み込まれなければ、ならないか。

「ニケーア派」は三位一体説をとなえ 「天なる父」「子なるイエス」と言った。ここまでは 「仏教」に置き換えれば、さしずめ 「如来」と「菩薩」の関係か。しかし最後の「精霊」とは何ぞや。「精霊」も前二者と同一でなければならない理由とは。

「精霊」とは「その土地の人々」が信じる、「祖先神」「自然神」である。これらを抹殺する為には「三位一体」でなければ、ならなかった。

大航海時代の「イエズス会」の宣教師は、日本へ布教へ来て、帰りの船には、日本人を奴隷として、積み込んだ船で帰国した。結局「三位一体説」を押し進める一派に キリスト教は乗っ取られたのだ。キリストの「愛」を信仰する者が「奴隷貿易」など、出来るわけがない。アヘン戦争、ボーア戦争、日本への原爆投下、ベトナムへのダイオキシンの散布、イラクへの劣化ウラン弾使用、みなキリストの説く「愛」を否定する行為だ。

ちなみに「仏教教団」も乗っ取られそうに なった事があった。「教団」を乗っ取れば 自分が教祖で 「何でも望みのまま」に出来る。その乗っ取りを、はかった人物は身内の「デヴァダッタ(提婆達多)」。彼は生きながら 地獄へ落とされたとか。釈尊はあれだけ修行して、遂に「大宇宙の絶対神」なるものを、認めなかった。そして曰く「人智の及ぶところにあらず」。

「偽キリスト教団」よ キリストの言葉を、噛(か)みしめよ。「人はパンのみにて、生くるにあらず」。


Re 一言居士 さま 投稿者:解法者  投稿日: 9月 9日(木)01時27分10秒

<私の父親が終戦当時、予科練に在籍していた>

 としますと、家内の伯父(おじ:家内の母の弟)にしごかれたでしょうか。この方、温厚でヒョウヒョウとしたところがあり、愉快な人です。<シゴク>という感じから遠い気がしております。
 兵学校出ですが、<船酔い>のため、軍艦には乗れず、<戦闘機乗り>になったと言っておりましたが、こういう人が「海軍」にいたとは信じがたいです。
 やはり、「兵学校」出は<優秀>ですよ。特に<数学>に長じておりましたね。
 ところで、「予科練記念館」、自衛隊武器学校にあり、旧軍との<関係>がない。理解はできましたが、何となく<納得>できませんね。
 地元の方々も<記憶の彼方?ですか。今の時代を<象徴>している感じですね。


仏像を侮辱 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 9日(木)01時25分54秒

『タイ僧侶団体、仏像を使った米映画ポスターに不快感』(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040908-00000532-reu-ent

タイ僧侶団体、仏像を使った米映画ポスターに不快感

[バンコク 7日 ロイター] タイの仏教僧侶協会は、仏像の頭部に座る男を描いた米映画のポスターに不快感を表明し、政府に迅速な対応を求めている。関係者がロイター通信に語った。

 この映画は24日から米ロサンゼルスで公開される独立系作品「ハリウッド・ブッダ」。ポスターの男が座っている像の頭部は、タイでは人体で最も神聖な部分と見なされているうえ、最も卑(いや)しい部分とされる足が像の目に近い位置でぶら下がっている。

 同協会は、信仰の対象である仏像がこのように扱われていることに強く反発し、外務省に対して同作品のプロデューサーに正式抗議するよう要請した。

 ロス市内のタイ領事館は事実を確認したうえで、対応を決める方針。

 同作品のポスターは7日付のタイ紙マティチョンに「仏教に対する侮辱」のキャプション付きで掲載され、国民の間で反感が高まっている。

 ポスターの男は、同作品で監督・主演を務めたフィリップ・カートランドという。

(ロイター) - 9月8日19時6分更新


(かつ)て任天堂がポケモンを米国で展開した時、キャラクターに使われている卍(まんじ)がハーケンクロイツ(鉤十字,逆卍)を連想させると言ってユダヤ人団体から猛烈な抗議を受け、回収騒動になったことがあります(任天堂も米国版では予(あらかじ)め卍を外していたのですが、米国人ファンが日本からオリジナル版を個人輸入した為に、問題になったそうです)。この事件は牽強付会(けんきょうふかい)というものでしたが、仏像の頭部に座って足を垂らすなどというのは、明らかに仏教への配慮不足でしょう。中東で見せ付けられている異教への無神経さと同じ問題だろうと思います。例(たと)え宗教的な像でなくても、西郷どんの立像(りゅうぞう)であれ伊達正宗の騎馬像であれ、同じことをすれば侮辱と受け取られます。その程度の想像力も無いのでしょうかね。今後の展開がどうなるか、興味のある処(ところ)です(が、報道されるかな?)。


Re:予科練記念館 投稿者:一言居士  投稿日: 9月 9日(木)00時12分49秒

解法者 さま
「予科練記念館」は私の父親が終戦当時、予科練に在籍していたので多いに興味を持つものですが、自衛隊武器学校(私の同期も一人います)自体は、旧軍の予科練とは関係が薄い(もしくは無い)ので、その程度の展示となっているものと推測されます。

私の所属していた静岡県御殿場市の「第34普通科連隊、板妻駐屯地」は、旧陸軍の「第34歩兵連隊」の場所も一部施設も存続する関係にあり、地元の方々からの当時の資料・写真等のご提供もあり、在隊中に「陸軍34歩兵連隊記念館」が出来ました。

こうしたものは国の主導というよりは、地元の方々の協力が大きいと思います。
記念館開館の際は、旧34歩兵連隊を懐かしむ古きツワモノ達が、各地よりお集まり頂いた事を記憶しております。


RE 久保田泰啓 さま 投稿者:解法者  投稿日: 9月 8日(水)11時20分39秒

詳しい<解説>ありがとうございます。
1999年台北市で外国人初の「優良図書」に選定された? 正直言って<ブッタマゲ>ました。そういう裏がありましたか。
やはり、中国関係の<碩学(せきがく)>には敵(かな)いませんね。


予科練記念館 投稿者:解法者  投稿日: 9月 8日(水)11時15分56秒

 昨日、霞ヶ浦(かすみがうら)の「予科練記念館」に、インドネシア留学生を伴って見学して来た。
 ここは家内(かない)の叔父(おじ)が、海軍兵学校を出た後、戦闘機に乗って戦闘に参加した後に、ここで<練習生徒>の教官として終戦まで勤務していたところで、興味があった。
 この「予科練の記念館」、自衛隊の武器学校の一角にあったが、その保存されている規模の小ささに極めて<失望>した。
 これでは、日本を信じて<散華(さんげ)>された方々へ失礼であろう。当然、零戦などがあると考えていたが、全くないどころか当時の<米軍>の飛行機が展示されていた。
 これはどういうことだろうか。こういうことをした者たちの<精神構造>を聞いて見たいものだ。しかし、全く、案内員がいない。ただ見て帰れということだろう。
 自衛隊自らが<先人>たちの功績を「保存」しょうとしないことでは、<国>など守れるはずが無い。
 <精神構造>が全くなっていない。
 自衛隊、いざというときには<役に立つ>のかと不安になった。

 それはそうとして、インドネシア留学生、インドネシアの<独立>に日本兵の協力があったことを知っていた。初級学校で教えてるという。
 日本がインドネシアを統治したときに「ペタ」と言って、有望なインドネシア人を「義勇軍訓練所」に集め訓練した。日本の指導教官とは<一身同体>となっていたという。
 これが、インドネシアの<オランダ>からの「独立」に大きな力となり、しかも、これを日本兵も指揮官となってオランダと戦い、独立を勝ち得た。
 実は、ここに訪れる前に、彼らに日本映画の「ムデルカ─インドネシア語で独立の意味」を見せていたが、全くの<杞憂(きゆう)>だった。こちらより実態を良く知っていた。
 こうして、4年しか統治していない<国>が日本の「功績」を忘れないのに対し、35年も統治していた<国>が「忘恩(ぼうおん)の輩(やから)」と化している。インドネシア人にも説明したが、「戦争など誰も喜ばない、しかし、そうしなければ勝ち取れないものもある。悲惨だけでは語れない」、「アジアと日本は未来志向が必要だ」。良いことを聞いた。
 こうした、日本との深い<関係>を教えている<国>と忘れようとしている<国>、折から「産経新聞」で「八田與一(はった-よいち)」の連載が始まっている。


Re:RE 日本統治時代の歴史遺産 投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月 8日(水)07時00分17秒

解法者さん

 浦添市立図書館長の又吉盛清氏は『台湾 近い昔の旅―台北編』」を1996年に出版しました。台湾では1997年に「台湾今昔之旅(台北編)」として翻訳本が出され、1999年台北市で外国人初の「優良図書」に選定されたとか・・・。

http://www.seikiyo.cx/books.html

 まぁ、私に言わせれば・・・中華民国・国民党の対日史観の意向に合わせる事を条件に取材を許可されたワケなのだから、典型的な平和主義者(沖縄系)である著者の内容は想像がつくものです。尚、その前の林えいだい氏も同様でした。

 Cの国やKの国ほどでは無いにせよ、台湾では戦後以来、学校教育に反日教育をしていますが、きっかけはかつての外省人から始まり、それをモロに受けた中華民国・愛国精神溢(あふ)れる世代(本省人)が加わり・・・それを更に広めたのは紛れも無く『謝罪系日本人』だったりします。全くやれやれ、です。

追記:ウイグルへの渡航、お疲れ様でした(m--m)


RE 日本統治時代の歴史遺産 投稿者:解法者  投稿日: 9月 7日(火)22時49分1秒

「台湾 近い昔の旅」 又吉盛清 凱風社

これは<酷かった>、比較して読んで見たい。


そっとしといてあげて下さい。 投稿者:大神 正念  投稿日: 9月 7日(火)22時42分49秒

韓国民の昨今の自信喪失ぶりは窮(きわ)まったものだそうな。

経済悪化で自殺者は史上最悪。
調査の結果、軍事力でも北朝鮮より劣る事が明らかとなり、中国からは、朝鮮半島の歴史を抹消されようとしている。過去に拘(こだわ)る国民性故(ゆえ)、この屈辱感も相当だったろう。

更には、オリンピックでのあの低迷・・・。
日本をうらめしく横目で見ながらも、「気が付いたら日本を応援していた自分に気が付いて驚いた」と、嘆(なげ)く韓国人の発言を聞いていたら、ちょっと可哀想になってもーた。

しょーがねぇから、竹島の切手を発行するくらいなら、許してやるか。それも我が国への憧(あこが)れの証(あかし)なんじゃろうから。


Re: あーりゃりゃ 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 7日(火)20時15分54秒

別の報道でも知りましたが、韓国は昔から核武装の夢を持っていたんですね。日本にも比較的古くから核武装論がありますけど。核保有国の既得権を容認するという不公平な条件を呑んでまで、多くの非保有国がNPT(核拡散防止条約)に参加したのは何故なのかを考えて欲しいですね。条約に調印したのは、米国の核の傘に守られている(と信じている)日本のような国だけではありません。又、一度は核開発に成功した南アや、ソ連の核を受け継いだウクライナ・カザフ等が、後にそれを返上したのは何故なのかも想像してみるべきです。

日本や韓国・北朝鮮等が勝手に核を持てば、核拡散防止体制が崩壊して、そこら中の国々が核武装するようになる。その結果、既にロシア等で起きていると噂されていますが、核の流出も起き易くなるのです。国家が保有している分には、百歩譲って核抑止論が通用すると仮定しても、テロリスト等に渡れば、その保証は完全に崩れます。例え国家だけでも、暴発する危険性は高まります。曲りなりにも理性の働く5大国とは、意味合いが違うのです。

だから余り多くの国が保有しないように、不拡散という取り決めをした訳ですし、日本を含む各国が北の核開発疑惑に必死になるのも、そういう理由が含まれているからです。単に自国とのパワーバランスが変わるからだけではありません。一部にある「○○に対抗するには、日本も核を持つべき」という、北朝鮮が米国相手に言っているのとソックリな理屈は、自分達の都合ばかり考えている身勝手で大局観に欠ける発想でしかないのです。インド・パキスタンの発想もこれですし、現にインドが中国への対抗目的で核武装した為に、パキスタンも核武装せざるを得なくなり、保有国が増えてしまいました。日本は絶対に核を持つべきでないし、韓国に限らず他の未保有国にも保有させるべきではありません。寧(むし)ろ、現在の保有国に核廃絶の努力をさせるべく、国際世論を主導していかなければならない国でもあります。机上の理想論では決してないのです。


あーりゃりゃ 投稿者:利亜  投稿日: 9月 7日(火)18時27分55秒

こんなこと言っちゃっていいのかしら?
ロマンねえ(嘲笑)
馬鹿は死んでも直らないと言う類(たぐい)でしょうかね?

『【噴水台】核のロマン主義』
http://japanese.joins.com/html/2004/0906/20040906204709100.html

【噴水台】核のロマン主義

 朴正煕(パク・ジョンヒ)元大統領は1975年6月、米紙ワシントンポストとの会見で「米国が核の傘で韓国を守るとの保障がなければ、核兵器などを開発する考え」だと述べた。当時、青瓦台(チョンワデ、大統領府)は、在米韓国人科学者を密かに呼んで、作業に乗り出した状況で、米国はそのため非常に緊張していた。

 そうした状況の77年6月。 世界的な理論物理学者の在米韓国人科学者、李輝昭(イ・フィソ)氏が米国で交通事故で、42歳に死亡した。京畿(キョンギ)高校2年のとき、ソウル工大に合格した後、渡米し、物理学を専攻、28歳のとき、ペンシルベニア大の正教授に採用された秀才だった。即時に「韓国の核開発を阻止しようとする米特殊機関の仕業」とのうわさが広がった。 それ以降、李輝昭氏は、韓国の挫折した核開発の象徴となった。「李輝昭さえ生存していたら...」その悔しさは、93年、金辰明(キム・ジンミョン)が発表した長編小説『ムクゲの花が咲きました』で爆発した。小説で「イ・ヨンフ」との名前で生き返った同氏は、死んだ人ながら、南北(韓国・北朝鮮)共同核兵器開発の基礎を提供する。米日合弁の韓国侵攻に対抗し、共同核弾頭は威力を遺憾なく発揮する。「米日の韓国攻撃」という刺激的なテーマと「南北共同の核兵器開発」という感性が結合した小説だ。その感性は「北朝鮮の核兵器も結局韓国の核兵器」という「核のロマン主義」に変わり、依然として現在進行形だ。

 ところが、韓国は、核兵器の開発によるリスクに耐えられるだろうか。 核開発の過程で受けた侮辱について、中央(チュンアン)日報が出版した『青瓦台秘書室』の第2編は、関係者の話を次のように伝えている。

 「76年に科学技術処長官室で開かれた韓米原子力関連協議会に国務省次官補が出席した。 同氏は、下品な言葉で『再処理の再の字にも触れるな』と話した。それが、韓国の位相だった」、「70年代中、韓国の米大使館・科学担当官は、韓国科学技術研究院(KIST)に一方的にやってきて、随時調べていた」。当時は力がなく、米国にやられたが、いまは少し強くなったから、状況が違う、とも言えない。 現在は、国際原子力機関(IAEA)に一々報告し、同機関が漏れなく調べている。問題点が捕捉され、国連安保理に付託されることにでもなったら、制裁が待っている。そうすれば、国家の信用度が墜落し、対外的依存度の高い韓国は、即時、さ迷うようになる。 石油強国のリビアも核を放棄したくらいだ。

 最近、原子力研究所がウラン0.2グラムを抽出したことについて「いよいよ核兵器の製造技術が確保できた」という喜びの見方がある。韓国としては嬉しいニュースだが、世界が疑惑の視線を送っているというのが問題だ。ロマンは現実ではないように「核のロマン主義」も、現実では力にならないとのところに悲劇がある。

政治部・安成奎(アン・ソンギュ)次長
2004.09.06 20:47


プロ野球スト問題と左翼 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 7日(火)16時10分48秒

プロ野球選手会が、経営側が要求を呑まない場合、9月の土日に限ってストを実施すると決定しました。私はプロ野球ファンではないし、寧(むし)ろ野球中継で後の番組が後ろ倒しになるのが嫌なので、野球が衰退しても別に困りません。選手会側の主張と、経営者側の主張とが、本当にどちらが将来の為になるのかも判断が難しいですしね。とは言うものの、ファンの声すらも聞かない経営側の強引な態度には、良い感情を抱いていません。顧客の声を無視する企業なんて、市場経済の原理に反していますから。性急な合併への反対がファンの声であるなら、ファンもストを積極的に支持したら良いでしょう。署名に協力したくらいでは、本心からの支援とは言えない。因(ちな)みに、昨夜のフジテレビ「すぽると!」では、一般からの電話投票で、ストへの賛成・反対を問うていました。最終結果は見ていませんが、途中段階では10対1の割合で圧倒的にスト賛成派が多かったようです。テレビ局も巨人戦中継が御荷物になってきている為、実はストに喜んでいたりします。国会でも選手会寄りの議員連盟が2つ(自民党とその他の超党派)も出来ているし、経営側を支持する大きな動きは殆(ほとん)ど無いようですが、何処(どこ)まで突っ張れるでしょうか。企業合併という問題に労働側がスト権を行使するのはおかしいという意見もあるようですが、プロ野球では合併すれば2軍落ちになる選手が確実に出ますから、雇用問題とイコールでもあります。コスト削減や企業体力強化の為に合併しても、必ずしも人員削減を絶対条件としていない一般企業の合併とは、明らかに異なるでしょう。

さて、本題は其処(そこ)ではなく、この騒動に対する左翼の論調です。連合も全労連も今回のストを支持しており、一部左翼系サイトを見ていても、選手を労働者と見做(みな)して、労働運動の一環として支援を呼び掛ける投稿がありました。一方で、「プロ野球選手は高給取りの特権階級」であるから、連帯すべき相手ではない、と批判する書き込みも少なからずあるのです。相変わらずの階級論に凝り固まった時代錯誤的な発想には、今更驚きませんが、高給取りだから自分達の側にはいない、と決め付けてしまう感覚には、些(いささ)か憐(あわ)れみを感じます。

雇用形態の流動化や産業構造の変化に伴って、昔のような「資本家と労働者」という階級区分が崩れてきているだけでなく、年俸制・歩合制やストックオプション等の普及で、一般社員であっても年収数千万円という高給取りが出現しています。報酬が高いから「労働者」ではない、とは言えない時代に入っているのですね。プロ野球選手会は、正式に労組と認定されており、団交権も争議権もあります。これを支援しないということは、即(すなわ)ち彼ら左翼の言う「労働者階級」の分断や減衰に繋(つな)がり、味方を減らすことにしかならないのに、時代の変化を感じ取れない古い人々には、分からないのでしょう。以前にも投稿があったように、本来の左翼とは仏議会の左側に座った勢力で、革新的・進歩的な人々でした。前世紀の枠組から抜け出せないような連中に、革新という言葉は存在しません。

『東京ドームに恵みの雨…看板より代打番組(夕刊フジ)』(Yahoo!スポーツ)
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20040907&a=20040907-00000016-ykf-spo


日本統治時代の歴史遺産 投稿者:久保田泰啓  投稿日: 9月 7日(火)16時03分12秒

神道関連の図書をさがしているとこういう本があったのでこれから買おうと思います。
 
『台湾 日本統治時代の歴史遺産を歩く』片倉佳史 著
http://www.ebisukosyo.co.jp/books/art_taiwan.htm

 著者は台湾在住が長い方で、著書の目次を目を通すだけでもかなり取材したように感じます。日本統治時代の建築物は当時の国民党軍やスラムが破壊したりして丸々残っているわけではないのですが、それでもまだこれだけあるということは・・・いくらしっかりした造りとはいえある程度の補修はしていますが、それはによって為されていることには変わりないですね。台湾には『日本の過去』について理解する者は絶対数では少なくなったけど戦後世代でも、一部であってもそれを守ろうとする者が新たに生まれたりもしていることは見逃してはならないポイントでしょう。


 また今回、日本来日の希望で『外務省』などに相変わらず邪険にされている李登輝・前総統は、『観光目的』で公式には奥の細道を散策したいとしていますが・・・普段台湾のメディアには口にしないこと(→口にすればややこしくなる)ですが、兄上が靖国神社に祀(まつ)られていることを誇りに思い、靖国神社に参拝したいと思います。(→これ、重要なポイント)。ちなみに兄上の名は李登欽(日本名:岩里武則)氏であり、自ら志願して日本のためにフィリピンで戦死した元日本兵台湾人なのでした。


中国国内産は低品質? 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 7日(火)15時22分18秒

『【中国】自動車:日系メーカー「値下げせぬ謎」に議論集中』(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040907-00000005-scn-int

【中国】自動車:日系メーカー「値下げせぬ謎」に議論集中

 激しい値下げ合戦を繰り返す中国の国内市場で、日本車のみが「悠々自適」の状態だ。これに関して、多くの専門家も「当面は、値下げしないだろう」との見方をしている。そのため、「日本車だけが、何故、値下げしない?」という疑問の声も上がり始めた。中国汽車報が伝えた。

 すでに6月頃から、一汽大衆、上海大衆、上海通用、神龍の多くのモデルが値下げを続けている。しかし、日系メーカーでは、東風日産や天津一汽豊田の一部モデルが値下がりしている程度で、消費者から見れば「値下げ競争のカヤの外」といった印象は否めない。

 これに対して、多くのディーラーたちは「値下げしたくないから、値下げしない」など繰り返すだけだ。「一般的に言って、日本企業の経営戦略は商品の値下げを断行しないことだ」などという声もある。

 また、日本車の更新、新車の登場が非常に早いことや日本国内を例に、「値下げを断行する頃には、すでに市場から淘汰されている。したがって、値下げしてもあまり意味がない」といった理由を紹介するマスコミもある。

 日系企業に批判的な見方としては「中国の情勢に合わせるという経営概念がない」というものがある。しかし逆に「価格が高いのには、ワケがある」と、日系企業に理解を示す意見もある。

 まず、中国市場の情勢に合わせて値下げしない直接の理由を「価格を国際市場価格とリンクさせているからだ」と分析。その理由を「技術的、性能的に国際水準と同格のものを製造、販売しているからだ」とするものだ。

 中国では、たとえ外国企業の合弁会社の製品でも、中国国内で生産されているものは、直輸入品より品質が劣るという考えが根強い。日系のメーカーに好意的な意見の多くは、「日本の自動車メーカーは、高品質の製品をそれなりの価格で販売する戦略だ。この戦略が変化することはないだろう」などと、結論づけている。

 民族的な感情問題もあり、日系企業はその挙動に対して特別な関心を持たれる場合がある。現在の日系メーカーの値下げの動きに「追随しない」姿勢が、どのような評価に結びつくのかに関しては、いまだに先の見えない状態が続いている。(編集担当:黒川真吾)

(サーチナ・中国情報局) - 9月7日10時6分更新


記事中の「中国では、たとえ外国企業の合弁会社の製品でも、中国国内で生産されているものは、直輸入品より品質が劣るという考えが根強い」と いうのが面白い。日本人も嘗(かつ)ては国産品より舶来品を高品質と考える拝外信仰がありましたが、今は海外でも日本製品への信頼が高まっていることを誰もが知っているので、自虐的な発想は見られなくなりましたね(嗜好品のブランド信仰以外は)。中国の場合、中国企業の製品に信頼を置かないのは、昔の日本と同じ発展途上の国ならではの心理と理解出来ます。然(しか)し、外資系や合弁でも国内生産なら同じということは、要するに中国人の手で造っているものを信用していないということでしょう。それ程までに自国民の技術に自信が無い、或(ある)いは中国人工員は真面目(まじめ)に仕事をしないから欠陥が多いと思っているのかな? 別の記事で読みましたけど、先の北京でのサッカー・アジア杯の後、市内で車による反日暴走デモが繰り広げられたそうですが、その大半が日本車に乗っていたのだとか。日本が嫌いなら、先(ま)ずその車を捨てれば?


Re: 日本人だったらどうしていただろう 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 7日(火)15時03分21秒

>「クロ」であることが決定的に証明されれば、その選手と、そのバックにある組織に対しての憎しみが倍化されると思います。

そういう反動が恐かったからこそ、「陰謀だ」とまで決め付けて再検査を拒絶したんでしょうね。検査忌避なら、状況証拠にはなっても、100%クロという確証にはならないから。でも、ハンガリー人って、そんなに民族主義が強いんでしょうかね。嘗(かつ)てハプスブルグ帝国に属していた歴史はあるけど、オーストリアとの連合帝国だから、抑圧されていたという程ではないでしょうに。


 投稿者:小平義男  投稿日: 9月 6日(月)20時14分25秒 Remote Host: YahooBB220008120177.bbtec.net, Time: 1094501665

内容が意味不明につき、管理者権原に於いて削除。


Re:日本人だったらどうしていただろう 投稿者:一言居士  投稿日: 9月 6日(月)20時12分13秒

>正義より同胞愛が勝ってしまう程、日本人は民族主義的でもないと思う。隣の某国と比べても、そんな風に感じる。

たぶん、同胞愛が強い国、民族主義が強い国ほど、「クロ」であることが決定的に証明されれば、その選手と、そのバックにある組織に対しての憎しみが倍化されると思います。

ある意味、現代日本人は「他人にいい加減で無関心」なところが丁度良い感じになっているのでしょう。「金持ち喧嘩せず」(ぜんぜん金持ちじゃないけど)


日本人だったらどうしていただろう 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 6日(月)18時48分19秒

『失格王者に根強い同情論 アヌシュ、地元では人気者』(スポーツナビ)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/headlines/track/20040906-00000014-kyodo_sp-spo.html

失格王者に根強い同情論 アヌシュ、地元では人気者

 陸上の世界ファイナル、ハンマー投げ大会は5日、ハンガリー西北部のソンバトヘイで行われ、ドーピング(薬物使用)違反のためアテネ五輪の金メダルをはく奪されたアドリアン・アヌシュ(ハンガリー)が客席から見守った。フィールドには立たなかったが、場内アナウンスで紹介され、サインを求める子供たちが群がった。再検査を拒否しての失格にも、地元での人気は衰えない。

 ソンバトヘイは人口9万足らずの小都市ながら、過去4人の五輪王者を輩出したハンガリーで「ハンマー投げのメッカ」と呼ばれる。出身地は違うアヌシュも、ソンバトヘイを拠点に練習を積み、トップ選手に成長した。今大会は「アテネの英雄」として凱旋(がいせん)する舞台になるはずだった。

 室伏広治(ミズノ)が繰り上がりで金メダルを獲得したアテネ五輪での結末に対し、ハンガリーではアヌシュへの同情論が根強い。今大会のプログラムには同五輪の結果が「フィールドで起きたこと」と「その後」で並べて紹介され、前者でアヌシュは1位のままだ。ハンガリー陸連のラボルド会長は「起きたことを時系列で客観的に表記した」と説明した。

 同情論の根拠は、アヌシュが五輪の競技数日前と競技直後に受けた検査で陰性だったにもかかわらず、再検査を求められたことだ。しかも国境を接するオーストリア側の警察署での再検査という手順に誇りを傷付けられ、地元メディアには「出頭しなかったのも当然」との空気がある。

 ただアヌシュには、五輪で受けた2度の検査で提出した尿検体が別人のものだったという決定的な証拠も指摘されている。代理人のバビニェツ氏は「何かの間違いだ。手違いか何者かの意図的なすり替えかは分からないが、あり得ないことだ」と反論し、依然としてアヌシュの潔白を主張している。(ソンバトヘイ共同)

                           (了)

[ 共同通信社 2004年9月6日 9:40 ]


記事にもある通り、アヌシュは明らかに他人の尿を提出し、検査を誤魔化(ごまか)していた。再検査の場所が警察署だから侮辱と感じたなんてのも、冷静に見ている人なら誰でも言い訳に過ぎないと思うだろう。彼はほぼ間違いなくクロだった。ハンガリー国民が「悲劇の英雄」に仕立てて同情するのは、犯罪者を守るのと同じ。身内を信じたい気持ちは分かるけれど。

(も)し日本人選手が同じことをしていたら、我々はどう迎えていたのだろう。一部の人達は、今回のハンガリー国民と似たような反応を示したかも知れない。でも、大方は案外冷静に判断するんじゃないだろうか。正義より同胞愛が勝(まさ)ってしまう程、日本人は民族主義的でもないと思う。隣の某国と比べても、そんな風に感じる。


タタール共和国 投稿者:解法者  投稿日: 9月 6日(月)11時47分26秒

 タタール、日本では「韃靼(ダッタン)」と呼んだ方が通りが良い。樺太(からふと)とロシアの間の海峡を「間宮海峡」と言うが、「韃靼海峡」とも言う。「てふてふ(蝶々)が一匹 韃靼海峡を飛んで行った」の句で有名だ。ということは、このあたりにも韃靼人がいたらしい。
 韃靼人、この度の「新疆・ウイグル地方」の旅で数人に出会った。碧眼(へきがん)、色白、金髪、欧州人と全く変わらない。性格 勇猛 イスラム教徒 この地に逃れて来たのは、1933年ころ、スターリンの圧政からの逃避である。
 彼らはモスクワ大公国、ロシア帝国、赤軍に果敢に抵抗し、シベリアに抑留され、または、満州に逃れ、一部は日本に渡り、今でも東京などに居住している。
 タタール共和国、人口 600万、モスクワの東 300キロにある。「ロシアの火薬庫」と言われている。彼らは、韃靼人が爆発したら、チェチェン、オセチアの比ではない、人口が全く違い、位置がロシアの心臓部に近いからだと言う。
 ロシアも大変な「共和国」を抱えている。


ロシア事情・補足 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 6日(月)11時45分36秒

>現在でも、連邦法と地方政府法との優越関係は不明確な儘(まま)です。

連邦政府の解釈では、各地方政府が連邦条約を締結して、その上に連邦が存在することになっていますが、例えば自立心旺盛なタタールは「タタール(及び他の地方政府)がロシアと、対等の立場で条約を結んだ」と認識しています。然(しか)し少数民族地域が自治権を拡大すれば、ロシア人地域の州やクライも「不公平だ」と言って同等の権限を要求し、それが実現すると再び少数民族地域が「それでは自治にならない」と言って更なる権限を求める、という具合に悪循環に陥りました。プーチンの代になってから、広大な連邦を7つの「連邦管区」に分割し、大統領全権代表なる職を置いて連邦政府の統制力を強める政策を採っています。


カフカス紛争A 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 6日(月)11時26分24秒

>何の罪も無い360人以上もの人々を死に至らしめた行為には、一切弁解の余地等ありはしません。

先にイラクでイタリア人の人質が殺された翌日、五輪サッカーでイタリアvsイラクという皮肉な試合が行われました。イタリア選手は全員が喪章を付けて試合に臨みましたし、イタリア陣営では弔い合戦かのような雰囲気すらあったようですが、あるイラク人観客が「1人死んだくらいで何だ! こっちは何千人も殺されているんだ!」と叫び、周囲に制止されたそうです。チェチェンでは、2次に亘(わた)る対露戦争で20万人が犠牲になり、そのうち4万人は子供だったと言われています。チェチェン人にしてみれば「こっちは4万人の子供達を殺されているんだ。数百人くらいで…」という思いもあるかも知れません(勿論、通らない理屈ですが)。敵であれば子供だろうが一般市民だろうが関係ないという、絶望的な暴走状態に陥ってしまっているのでしょう。こんな手法では、国際社会も同情し難(がた)いということにすら考えが及ぶ余裕も無いに違いない。

ただ、現在のチェチェン独立派には、単純に同情ばかり出来ない状況もあります。今回のテロにはアルカイダが絡んで背後から利用しているらしいし、外国人(主としてアラブ人)も相当数混じっているようなので勿論なのですが、それとは別に、今の紛争はロシアだけが一方的に悪いと言えない事情があるからです。エリツィン時代の第一次独立戦争は正当な独立要求に基づくものであり、ロシアの侵攻(弾圧)が原因でした。今年5月に爆殺されたカディロフ・前チェチェン大統領(所謂(いわゆる)「傀儡政権」)も当時は独立派の一員だったし、チェチェン国民全体を挙げての抵抗運動だったのです。これにより、ロシアも一部の自治権を認めて融和路線に転じたので、チェチェン側も一度は矛を収めました。

ところが、旧独立派内部の主導権争いから、主として強硬派が分派し、自分達中心の政権を樹立したいが為にゲリラ闘争を再開したのです。これが第二次独立戦争の直接の原因です。残った穏健派の一部は、ロシアと組んで自治政府の権限拡大という路線を推進(ゲリラ側から見ると「裏切り」)し、チェチェン人自体も分裂状態になってしまいました。ロシアの不当な選挙干渉があったとは言え、先のチェチェン大統領選で親露派の元内相が圧倒的多数の支持で当選したのには、こうした背景もあるのです。当然乍(なが)ら、現在のように泥沼化した経緯には、プーチンの強権的な姿勢にも大いに責任があるのですが。

罪の無い人々を巻き込む卑劣な無差別テロを糾弾するのは勿論のこと、チェチェン紛争自体を客観的に捉えておく必要があると思います。親露派政権が本当に傀儡かどうかも含めて。

(昨夜、サーバーエラーでAが全部飛んでしまった上、再アクセスすら出来ませんでした。大きなショック・・・。改めて書き直したので、多少の漏れがあるかと思います)


「ディベートからみた東京裁判」 投稿者:黒田虎兵  投稿日: 9月 6日(月)09時23分41秒

 はじめまして。HN黒田虎兵と申します。たいへん興味深く拝読させていただいています。
『ディベートからみた東京裁判』(北岡俊明・PHP)という本を読みました。私なりの理解でマトメると、大略つぎのようなことが書かれていました。よろしかったら、みなさまの、ご感想などうけたまえれば幸いです。

 日本は連合国に「無条件降伏」をしたのではない。なぜなら、日本はポツダム宣言という「条件」を受諾して降伏したからである。日本の降伏は、ポツダム宣言という「条件」つきの降伏である。
 たしかにミズーリ号上の降伏文書を読めば「日本軍隊の無条件降伏」とある。だが、無条件降伏したのはあくまで「日本軍隊」である。「日本国家」としては「条件つき降伏」をしたのである。
 このことは日本とドイツを比較すると鮮明になる。ドイツの場合は、1945年5月の敗戦時、ヒトラーは自殺、第三帝国は空中分解という無政府状況のなかで、連合軍になだれ込まれて全土を軍事占領されたのである。無政府状態になったドイツは「国家としての降伏」を認めらなかった。それゆえ、あくまで降伏したのは「ドイツ国防軍」だけであって、「ドイツ国家」ではないのである。ドイツ国家は降伏文書に調印すらしていない。できなかったのである。
 しかし、日本の場合は違う。最後まできちんと帝国政府が存在し、本土決戦に備えていた。そして戦況不利と判断した帝国政府が、国家の意思と責任においてポツダム宣言の条件を受諾し降伏文書に調印したのである。終戦の時点で強固な帝国政府が健在であり、国家も瓦解していなかった。そしてその帝国政府が連合国の提示した条件を可(よし)とし、文書に調印したということだ。調印とは契約と同じである。むろん、双務の契約である。そのことは、日本だけでなく連合国にもポツダム宣言の順守義務があり、連合国の権利も条文のワク内に制限されるということを意味する。また日本もポツダム宣言にのっとって権利を主張できる。当然である。
 ここでいう「ポツダム宣言の条件」とは具体的には同宣言5条〜12条のことである。たとえば同8条がなければソ連に北海道を取られていたかもしれない。日本がドイツ型の敗戦をしていたら、確実にそうなっていただろう。そうならなかったのはポツダム宣言という「契約」で領有権が守られたからである。千島は「契約」の範囲外であった。
 このように考えれば、日本国家の降伏はどう見ても「条件つき降伏」である。 ドイツとはちがい、ポツダム宣言という条件つきのものなのである。
 そのポツダム宣言と東京裁判の関係であるが・・、同宣言10条の文中に「・・吾等(われら)の俘虜(ふりょ)を虐待せる者を含む一切の戦争犯罪人に対しては厳重なる処罰を加へるべし・・」との文言が含まれてはいるものの、東京裁判で裁かれた「平和に対する罪」「人道に対する罪」などは、ポツダム宣言の中には、まったく言及がない。ポツダム宣言が発せられた1945年7月27日の時点で、国際法上に存在したのは「通常の戦争犯罪(=戦時国際法違反)」だけだからである。日本が降伏条件としたポツダム宣言も、それに則(のっと)っている。
 ならば、東京裁判はポツダム宣言中に明記してある戦争犯罪(=通常の戦争犯罪)についてのみの裁判であるべきであった。それ以外の「平和に対する罪」「人道に対する罪」などを裁くことは降伏条件外であり、ポツダム宣言に反するから論外である。先述の理由により、戦勝国だからといって、降伏条件に反してまで、勝手に国際法を製造することをすることは許されないのである。あくまで降伏条件であるポツダム宣言にのっとった裁判でなくては無効である。ポツダム宣言はA級戦犯を守る盾となりうるものだった。 このことは、東京裁判には「平和に対する罪」「人道に対する罪」などを裁く権限はモトモトなかったを意味する(裁判管轄権問題)。また、このように事後になって新たに急造した法規により「犯罪」を裁くこと自体が不当(事後法)なのであるが、事前と事後の境目こそポツダム宣言なのである。東京裁判はポツダム宣言に照らして、無効である。


カフカス紛争@ 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 6日(月)02時23分22秒

ソ連が成立した時、ロシア人以外の民族居住地域には、幾つかのランクに分けて自治権が賦与されました。人口が少なく自立が難しい地域は、州やクライ(日本では一般に「地方」と訳される)に属してその下で民族管区(現在の自治管区)に認定されます。それより少し規模が大きく、ある程度自立が可能な地域は、自治州とされます。これは現ロシアではユダヤ自治州(当時はビロビジャン自治州)のみ、他に有名なナゴルノカラバフ等がありますが、数は少ないですね。そして、最も大きい自治地域が、連邦共和国と自治共和国(現ロシアでは単に「共和国」)とに分類されますが、この2つが問題だったのです。最高ランクの連邦共和国はソ連の構成主体で、ロシアもそのひとつでした。自治共和国は何(いず)れかの連邦共和国に属する2級自治体で、ロシア以外にもグルジアやウズベキスタン等にありますが、州やクライと同等です。連邦共和国に認定されるには、人口規模等の他に「ソ連の国境に接していること」という条件があり、例えばタタールスタン自治共和国はエリトリア連邦共和国より人口が多いのに、外国に接していない為にワンランク下に落とされてしまった訳です。

ソ連解体後、連邦共和国は自動的に独立を手にしますが、自治共和国は何れも地方政府の儘(まま)で留(と)め置かれました。ソ連結成時の都合で分類されただけなのに。タタールのような完全にロシアに囲まれた共和国は、止(や)むを得ずロシア連邦内で自治権を拡大する路線を採っていますが、チェチェンのように新たに「国境に接する国」となった地域では、独立要求が高まるのが当然でした。ロシア人との文化的差異の大きさや、歴史的な軋轢(あつれき)の強さによって、自立を求める度合いが違うだけなのです。チェチェン人はスターリンによってナチス協力の疑いを掛けられ、戦時中に中央アジアへ強制移住させられた歴史がありますから、憎悪は特別深いのでしょう。

一方、ソ連が崩壊に向かって動き出していた頃、ロシア連邦共和国の実権を握ったエリツィンは、少しでもソ連を弱体化させる為に、ロシア管内を含む各地方政府に「もっと中央から権限を奪って自立せよ」と唆(そそのか)していました。この結果、ロシアが独立した後も、自治共和国や民族管区を中心に「主権宣言」が相次ぎ、更にロシア人主体である筈の州やクライまでが、対抗上「極東共和国」だの「ウラル共和国」だのと勝手気儘(きまま)に名乗り、同じく主権宣言をし始めてしまいます。従って、嘗(かつ)て権限を奪う側にいたエリツィンは、今度はその動きを抑えたり調整したりする側に立たされ、本来は格下の自治管区までロシア連邦の構成主体に加えて、連邦政府と地方政府の綱引きが繰り返される事態を招いてしまいました(詰まり、自治管区は州やクライに属する自治体であり乍(なが)ら、同時にそれらと同格なのです)。現在でも、連邦法と地方政府法との優越関係は不明確な儘です。カフカス諸国の独立運動にロシアが神経質なのは、石油利権等を巡る地理的な要因もありますが、こうした国内政治の事情もあるのではないかと思います。一ヶ所の独立を許せば、連邦はバラバラになってしまいますからね。

カフカス地域では、隣のグルジアでも自治共和国や自治州の独立運動があり、特に南オセチア自治州は、ロシア領内の北オセチア共和国との統合(詰まりロシアへの編入)を求めています。その為、ロシアはオセチアと協力関係にあり(南オセチアにはロシア軍が駐留)、逆にグルジアはチェチェン独立派と協力関係にあります。今回、北オセチアで事件が起きたのも、こうした背景と関係があるでしょう。この国がチェチェン攻撃部隊の司令部所在地であることも理由でしょうけど。何れにしても、大国(グルジアが大国かどうかは別として)の横暴が多くの混乱を引き起こしているのは事実であり、それらの淵源はレーニンの時代にまで遡(さかのぼ)ってしまう根深い問題だということです。


東南海地震 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 6日(月)00時58分30秒

『地震:また和歌山県南部で震度5弱 5日午後11時57分』(MSN-Mainichi INTERACTIVE 毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040906k0000m040097000c.html

地震:また和歌山県南部で震度5弱 5日午後11時57分

 5日午後11時57分ごろ、東海・近畿地方でまた強い地震があった。気象庁によると三重県松阪市、同県香良洲町、和歌山県新宮市で震度5弱を記録し、東北から九州にかけて震度1〜4を観測した。震源地は潮岬東約130キロで、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.4と推定される。この2回目の地震が本震とみられる。

 同庁は和歌山、三重、愛知各県に津波警報、千葉県から四国にかけて津波注意報を発令した。和歌山県串本町で、6日午前0時22分に高さ86センチの津波を確認した。同日午前2時42分にすべての警報、注意報を解除した。

 この夜の2回の強い地震で京都市内の女性(89)が自宅で転倒するなどして、計14人が負傷した。また、三重県熊野市では、約2000世帯、3073人を対象とする避難勧告を出した。和歌山市などでも沿岸部の住民に対して避難勧告を出した。

 一方、今回の地震によって、和歌山市内で約600戸が停電。大阪市内などで水道管の破裂が相次いだ。

 東海道・山陽新幹線の米原−西明石間で一時運転を見合わせたが、約20分後に再開、42本が最大1時間10分遅れた。大手私鉄も一時、全線で運転を見合わせた。名神高速や近畿道、西名阪道などでは、時速50キロの速度規制を実施。電話や携帯電話はつながりにくい状態が続いた。

 震度3以上の主な地域は次の通り。

 【震度4】三重県四日市市、津市、和歌山県海南市、有田市、御坊市、串本町、福井県三方町、岐阜県大垣市、静岡県下田市、名古屋市、愛知県渥美町、豊田市、滋賀県彦根市、京都府城陽市、大阪市、堺市、兵庫県津名町、奈良市、鳥取市

 【震度3】三重県桑名市、和歌山県岩出町、福井県敦賀市、福井市、石川県小松市、静岡県熱海市、愛知県豊橋市、滋賀県長浜市、京都府舞鶴市、大阪府吹田市、神戸市、兵庫県豊岡市、奈良県生駒市、桜井市、千葉県鋸南町、東京都神津島村、三宅村、横浜市、山梨県甲府市、長野県諏訪市、島根県仁摩町、岡山県玉野市、徳島市、高松市、愛媛県大三島町、高知県東洋町

毎日新聞 2004年9月6日 0時10分


今日(正確には昨日)だけで2度も、ほぼ同じ地域で大地震があったようですね。関西方面の方々は御無事でしょうか。こちらでは、小さいがゆっくりとした揺れが比較的長く続き、この揺れ方なら遠方で相当大きな地震があったな、と思っておりましたが、その通りでしたね。

日本の太平洋沖では、東海・東南海・南海と3つもの巨大地震が予想されていて、時期的には一斉に起きてもおかしくないくらいエネルギーが溜まっているのだそうです。一説には、そうしたエネルギーが中規模(震度5弱で中規模と言うのもナンだが)な地震で小刻みに放出され、巨大地震に発展せずに済んでいるとも言われていますが、最近起きた中規模地震の多くは、震源地がこれらとズレているように感じていました。今回は東南海地震の予想震源域に近いみたいですから、若(も)しかしたら一部のエネルギーが放出されたかも知れませんね。


RE:おまたせしました。 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月 5日(日)22時32分6秒

本当にお待たせされました(^-^)
『ムー』掲載の当該記事をお読みにならなかった方に、(頼まれていないにも関わらず)筆者に代わって一読される事をオススメ致します。


RE:こうなったら 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月 5日(日)22時26分45秒

>ODA廃止していいと思います。
>反中とかではなく、常識で考えて。

強く同意。
対支那ODA・円借款等は全廃が妥当です。
と言うよりも、国民を「反日」に扇動する様な政府が政権を握り、我が国に対する敵対行為を取っている全ての国に対する各種支援は全廃すべきです。


RE:北方領土 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月 5日(日)22時19分29秒

>遣(や)る事全てがパフォーマンスの小泉首相、歴代首相では初めて船からの北方領土視察と意気込んだ

北方領土視察自体に対して何ら異議を唱える積もりはありませんが、曽我ひとみさんとジェンキンス氏等の再会・帰国に続く、今回の北方領土視察は、明らかに極めて自身の政権浮揚を狙った極めて政治色の濃い「パフォーマンス」であった事は紛れも無い事実でしょう。その点では、本来の趣旨や元島民の「思い」を踏みにじった行為と言え、許されざるべきもの共言えます。もっとも、小泉総理が事の如何に関わらず、任期中に四島返還を実現出来たのなら、私自身、彼に対する見方を変えますが。

>どうせなら全千島を要求する権利もある筈です。
>平和的に樺太(からふと)と交換して得た千島は、北も南も合法的な日本領だったのではないでしょうか。

ロシアの「国内事情」を考慮するのも外交上すべき事なのかも知れませんが、日本には日本の「国内事情」があります。幾ら相手がどう考え、どう主張してこようが、こちらにも決して譲る事が出来ない、そう言った外交ポリシーがあっても良いと思います。

ロシアは領土交渉や平和条約締結交渉の過程で、必ず、両国の経済協力問題等を絡めてきます。つまり、ロシアにとっては北方領土で譲歩する気等更々無く、単に日本から資金・技術を引き出したいだけな訳です。そんな事は、政府も外務省も分かり切っているのでしょうが、それを知っていて本気で問題を解決しようとはしません。

ロシアが領土交渉で譲歩する気が無いのであるならば、日本も譲歩する必要等一切ありません。ロシアが領土交渉に経済問題を絡めてきたら、「当時、法的に有効だった日ソ中立条約を不法にも一方的に破棄し、我が国の領土であった千島列島・南樺太を「侵略」してきたのは貴国である。侵略を受け、未だに占領状態に置かれている我が国の領土を取り戻す為に、何故、我が国が「侵略国」である貴国に対して経済協力等の支援をしなければならないのか?」と言って、相手の要求を全て突っぱねてしまえば良い。

「大義」は我(我が国)にあるのですから、何ら遠慮する必要はありません。日本は、日本としての主張をもっと強くすべきですし、それに応じないのであれば、経済面等の支援を全面停止すれば良い。


RE:新疆・ウイグルの独立運動(3) 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月 5日(日)21時53分17秒

>人権派とされる野党議員の秘書は「取り上げて中国との関係を悪くしたくないので」と尻込みした。

そんな事を言っているから、政権(天下)を取れないんです。

>外務省中国課の人権問題担当者は「内政問題であり、双方の主張が食い違っている以上、日本政府は
>口をはさむことはできない。少数民族問題に中国は敏感なので、何もしないことが本人のためにも
>なる」と傍観の構えだ。

「何もしないことが本人のため」とはよくも言ったものです。
そう言いながら、こと台湾問題共なると、急に「何でもする」(査証発給・入国の拒否等、様々な手段で訪日を妨害)のは、一体全体何故か? 全く以て一本筋が通っていない。正に、百害あって一理無い「害務省」の面目躍如と言った所でしょうか。

>日本は九七年以来、国連人権委員会で中国の人権状況改善を求める共同提案国になるのをやめて
>いる。代わりに、中国と二国間の人権対話を行うことで合意した。

そんな事では、百年経っても、国連安保理常任理事国の椅子等手に入れる事は出来ません。軍事力や経済力、政治力云々以前に、一本筋が通った気骨ある国家であるか否かが重要です。のらりくらりとしていて、何でもかんでも「宗主国」米国の言いなりでは、どんなに世界中にカネをばらまいても、信頼等されやしません。

徳川将軍家の話題に絡めれば、現在の国際社会は、米国を将軍とする世界幕府の様なもの。その世界幕府にあって日本が演ずるべきは、譜代・親藩の大名等では無く、時には将軍に苦言を呈する「天下の副将軍」たる水戸家です。そして、こと「将軍」(米国)に万が一の事があった時には、すかさず、将軍に代わって天下を取る気概が無くてはなりません。決して、将軍宗家と運命を共にする様な真似だけはしちゃいかんのです。


RE:北オセチア人質事件 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月 5日(日)21時30分13秒

まずは、犠牲者並びに御遺族に対し、哀悼の意を表します。


如何にプーチン政権が強権によってチェチェンやイングーシと言った連邦内共和国の独立勢力を弾圧し、「彼ら」に抗戦する正当な大義があったとしても、始業式の学校に乗り込み、生徒・父兄(別の言い方をすれば、女・子供)を人質に取り、何の罪も無い360人以上もの人々を死に至らしめた行為には、一切弁解の余地等ありはしません。

私は、「9.11」以後、小ブッシュ、ブレア、プーチン等が始めた「テロとの戦い」を認める積もりは更々ありませんが、だからと言って、この様なテロ行為を是認する積もりもありません。寧(むし)ろ、声を大にして非難します。

「彼ら」が大義を掲げて抗戦するのであるなら、何の罪も無い人々を犠牲にする様な卑怯な手段に訴える事無く、正々堂々とプーチンの首級を取りに行くべきでしょう。結果的にそれが失敗し死ぬ事になったとしても、一般市民を巻き添えにした「自爆テロ」による死よりは、余程マシです。


RE:RE:RE:豪雨災害 投稿者:竹下義朗  投稿日: 9月 5日(日)21時12分18秒

>道路が川の一歩手前くらいの状態になってしまいました。

>貼付写真はガード下ですが、駅前のスクランブル交差点が膝上くらいまで冠水したとなると、

新車で買ったであろう三菱「コルト」が見るも無惨な事に・・・
私も数年前の台風の際、新車で買って以来10年も乗っていた愛車を水没させてしまった経験者で、冠水箇所を走行中にエンジンが停止、キーを回してもエンジンがうん共すん共言わず、その内に、ドアと床の隙間から車内に水が入ってきた時の心境と言ったら・・・「大事な車が・・・」等と言う以前に、一秒でも車内から脱出しなければ・・・と言った心持ちになりました。まあ、私の場合は命に関わるレベルではありませんでしたが、いざとなると人間は、10年も乗ってきた愛車の事等あっさりと捨て去り、自分自身の命を優先するものだ、と言う事を改めて思い知りましたね。


おまたせしました。 投稿者:八神邦建  投稿日: 9月 5日(日)19時50分45秒

『神国の森』更新のお知らせ

 10ヶ月ぶりの更新です。新しいコンテンツは下記です。
 天皇・皇室が、なぜ諸外国の王家とことなるのかを、『古事記』『日本書紀』を基に、即位儀式の大祭である「大嘗祭(だいじょうさい)」の内容から解説しています。

*『天皇は、やはり神だった』大嘗祭祭儀の秘密(学研『ムー』2001年8月号寄稿)
*『「神と天皇・大嘗祭」考(一)(二)』世界最古にして唯一の古式の大祭典を詳述

『神国の森』
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/4669/index.html


アジア政党国際会議 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 5日(日)18時23分33秒

3日から北京で、第3回アジア政党国際会議(ICAPP)というのが開かれているそうです。日本からは、自民党を除く主要政党が殆(ほとん)ど参加した模様ですが、自民党は直前に中国側と揉(も)めてキャンセルしたとのこと。最近色々ありますからねぇ、寧(むし)ろ与党である公明党が白々しく代表を送っているのが不思議。

ところで、日本の各党が全て、議員である役員を送り込んだ中で、日本共産党だけは非議員の不破議長を送っています(早速にも副主席と会談したようですが)。これを見ても、共産党は議員でない者を平気で最高指導者として戴(いただ)き、依然として議会政党を指向していないことがよく分かります。だから選挙で大敗しても、執行部が誰一人責任を取らなくて済むのですね(小泉首相らも取らなかったが、これは敗北を認めなかったから)。この体質が変わらない限り、如何(いか)に泡沫状態に追い込まれても社民党等との合同は有り得ないでしょう。どんなに思想が急進的でも、社民党は一応、議員だけで執行部を構成していますから。

『中国共産党が初主催の政党国際会議 北京で9月に』(人民網日本語版)
http://www.people.ne.jp/2004/08/12/jp20040812_42247.html

中国共産党が初主催の政党国際会議 北京で9月に

 中国共産党は9月3―5日、北京で第3回アジア政党国際会議を開く。これは中国共産党の史上初めて主催する国際的な政党会議だ。同会議の組織委員会副主任兼事務局長を務める中国共産党中央対外連絡部の王家瑞部長が11日、今回の会議についてのインタビューに答えた。

 ――まずアジア政党国際会議と北京で開く今回の会議の基本的なことについて教えてほしい。

 アジア政党国際会議は2000年に初めて開かれた。創設されて2000年9月にフィリピンのマニラで、2002年11月にタイのバンコクで、これまで2回の会議が開かれている。会議は「協議・協力・共同発展の追求」を基調に、アジア各国政党の相互交流を促し、共通認識と理解と信頼を深め、アジア諸国の二国間関係を改善し、アジア地域協力を促進するうえで独自の役割を発揮している。中国共産党はこれまで2回開かれたアジア政党国際会議にいずれも代表団を派遣した。アジアのいくつかの国の政党からの要請とアジア政党国際会議常務委員会の提案によって、中国共産党は第3回アジア政党国際会議を開くことを決定した。

 今回の会議は9月3日から5日まで北京で開かれる。中国の党と国家の指導者が会議に出席する。30カ国以上、80以上の政党が代表団を派遣すると予想される。代表には国の指導者や政府、議会の指導者を含んでいる。なぜなら彼ら自身も政党の指導者だからだ。

 ――今回の会議のテーマと目標は何か。

 今回の会議のテーマは「交流・協力・発展」。議題は3つで(1)地域の安全保障と多国間協力(2)経済成長と社会の進歩(3)政党建設と国家発展――だ。今回の会議はこうしたテーマを確立し、これまでの2回の会議のテーマだった「協議・協力・共同発展の追求」を受け継ぎ、また今まさに発展しつつあるアジア地域協力の潮流に適応して、同時にわれわれの党と国家のアジア地域協力推進に関するさまざまな主張に符合する。

 今回の会議の目標だが、私は多角的対話のこのような形式を経て、アジア各国政党が共に関心のある問題について広く深く踏み込んで意見交換し、共通認識の達成に努力し、政党協力のルートを通してアジア地域協力の健全で安定して持続的な発展を促進していくことだと思う。われわれは、こうした会議をうまく運営することが、アジア諸国の政党間の理解と協力を推進することに寄与するだけでなく、アジア諸国の地域協力を推進することにもプラスとなり、同時に中国とアジア諸国の関係の全面的かつ各方面にわたる発展に寄与すると考える。このためわれわれは、今回の会議をうまく運営することは意義深いと言っている。

 ――中国共産党はなぜ今回の会議を主催するのか。

 アジア政党国際会議の大きな特徴は、イデオロギーで線引きせず、政党間同盟を結ばないことだ。この会議は交流と対話の舞台であり、開かれた形のフォーラムだ。会議に出席する各政党はイデオロギーの違いを越え、互いに尊重し、論争をせず、共に関心のある問題について深く踏み込んだ探求と交流を行い、多角的な対話と協力を展開し、アジア各国政党間に交流と協力の掛け橋を結ぶのだ。過去2回の会議の効果を見ると、会議はアジア各国政党の理解を深め、二党間交流を深め、地域協力を推進する上で重要な役割を発揮している。このため、アジア政党国際会議は新しい形勢による発展の必要性に応じたものであり、また各国政党の共通の要望を反映したものである。これも中国共産党の対外交流展開の総目標と一致する。

 このほか別の側面から言いたいのは、われわれの党は改革開放以来、一貫して自主独立、完全平等、相互尊重、相互内政不干渉の党間交流の原則に従い、世界各国の政党と多様な形の交流と協力を展開してきた。現在すでに世界140カ国以上の国・地域の400余りの政党・組織とさまざまな形の関係を築いて保ってきた。アジア各国政党との交流は一貫してわが党の対外工作の重点であり、こうした交流と協力は中国とアジア各国の間の国家関係の発展推進や、人民の間の友好の増進、アジア地域協力の促進に積極的な貢献となる。そのため、今回の会議を主催することは、わが党のアジア地域協力の促進や共同発展を追求する真の願いを反映するだけでなく、わが党のこの分野におけるより一層の積極的な努力のために一つの好機を提供することになる。(編集ZX)

「人民網日本語版」2004年8月12日


Re: 豪雨災害 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 5日(日)01時44分32秒

>何年か前に、皇居のお堀が溢れて、周囲のオフィス街が水浸しになった事がありました。

そんなことがありましたね、確かに。私は当時は東京にいなかったから、自分にとってはこれも他人事でしたけど。同じく、正月から大雪が降って、首都圏の交通網が壊滅したこともありましたが、この時も私は関西にいて、実感を以てニュースに接することはありませんでした。

でも、もっと前には、台風が都内を直撃して、地上の鉄道及び一部の地下鉄が全滅し、帰宅に恐ろしく時間が掛かったこともあります。それは自分自身で体験しました。大雪で地域一帯が停電し、蝋燭(ろうそく)も無い状態で夜を明かしたこともあります。そんな体験も、何年も経てばテレビで見る遠方の大事件と同じ存在になってしまうことがあるんですねぇ。極論すれば、絶えず事件や災害に襲われていないと駄目なんでしょうか。


またしても 投稿者:一言居士  投稿日: 9月 5日(日)01時40分52秒

二重投稿してしまいました。陳謝。


家康と信康・補遺 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 5日(日)01時31分14秒

父親が実子を処刑した実例として、漢の武帝の時代に起きた「巫蠱(ふこ)の乱」というのがあります。これも長男であった戻太子が、武帝に重用されていた官吏の奸計(かんけい)に嵌(はま)って、結果的に謀反(むほん)を“起こさせられた”事件です。天子の呪詛(じゅそ)を図ったという誣告(ふこく)で粛清された話は、日本でも長屋王の変や菅原道真の左遷といった例がありますが、割合にオーソドックスな手法なのでしょうね。騙(だま)される方もどうかしていますが。

巫蠱の乱では、武帝は泣きながら皇太子や家族らを斬らせたと言われています。本音では、息子を信じていたのではないかと思います。然(しか)し、国家や大集団の頂点に立つ者には、常に派閥が付き纏(まと)いますね。次代も権力を握り続けたいと思っている武帝の側近にとっては、既に異なる派閥を形成してしまっている戻太子は、即位されては困る人物でした。武帝の意思と関係なく、そうした政治力学が働いて、事態が動いてしまうのでしょう。この事件では武帝本人には誣告が届く前でしたが、道真の政変でも、醍醐帝が安直に信じてしまったと言うより、誣告を受け入れて左遷せざるを得ないように、周囲を固められていたという方が、真実に近いでしょう。

長々と書いてきましたが、要するに家康が最愛の長男と正室を斬らねばならなかった背景には、信長に反抗出来なかったとか、家康自身が疑惑を少なからず信じていたとかいう問題以外に、徳川家内部での派閥抗争のようなものが多少あったのでは、ということを言いたかった訳です。内通疑惑とも関連のある話ですが、今川家から輿入れした築山(つきやま)御前には、ある程度の家臣団が従ってきていた筈で、彼らが派閥を一切作っていなかったと考えるのは不自然です(戦国期の政略結婚では、嫁(とつ)ぎ先の家中に自家の拠点を作りに行くような意味合いもあるのが普通でした)。信康の代になって、そうした人々が譜代の派閥を冷遇しないとも限らない。それに危機感を覚えた連中が、信長の疑いに便乗する形で、家康に処刑を迫った可能性もあります。


Re:豪雨災害 投稿者:一言居士  投稿日: 9月 5日(日)01時27分57秒

何年か前に、皇居のお堀が溢(あふ)れて、周囲のオフィス街が水浸しになった事がありました。

五反田のTOCに行く途中の川も、いわゆる「0メートル地帯」と同じですので、すぐに溢れます。

付近のビルは、みんな入口に「防潮板」を設置する「溝」がついていますし、川の水が下水に逆流しないように、川縁の放水口には「フタ」がついています。

有名建設会社に務める先輩は、東京の排水量はすでに下水の排水能力を越えてしまっていると言っていました。
住宅地域では、「善福寺川」「石神井(しゃくじい)川」はすぐ溢れます。

昔は未舗装部分がそれなりにあったのですが、それが年々減ってきて、降った雨が即、下水に流れこんでくるのでこういう事になったそうです。


豪雨災害 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 5日(日)00時56分53秒

『関東甲信で激しい雷雨、渋谷駅前も“水浸し”』(YOMIURI ON-LINE 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040904i513.htm *

丁度、池袋から帰ろうとしている最中にドシャ降りになり、道路が川の一歩手前くらいの状態になってしまいました。駅に辿(たど)り着くまで、数m置きに雨宿りしながらでないとマトモに歩けないくらい、雨も強かったです。でも、記事を見たら渋谷はもっと酷かったようで・・・。貼付写真はガード下ですが、駅前のスクランブル交差点が膝上くらいまで冠水したとなると、都会っ子達もさぞかし驚いたことでしょう。

今夏の北陸方面の豪雨災害をニュースで見ながら、ああいう大規模な天災は何故か何時(いつ)も田舎で起こる、都会の真ん中で起きたのを知らんなぁ、などと思っておりました。東京で大洪水が起きていたら、五輪中継の視聴率なんかガタ落ちだったでしょうにね。そうやって傍観している自分の中で、同じ日本国内の出来事なのに、何処(どこ)か他人事のように捉えている感覚があったのです。今日、身近で「冠水」などという事態に出食わして(自分が水に浸かった訳ではないが)、規模は遥かに小さいものの、初めて被災者の立場が実感出来たように思います。

テレビは鮮明な映像をリアルタイムで世界中に送るけれども、生の感覚は送って寄越さない。イラクで1万人が理不尽に殺されようとも、北オセチアの人質が数百人死のうとも、所詮は画面の中の出来事としか受け取っていないですね。ましてや、碌(ろく)に報道されていない世界の片隅での人権侵害や残虐行為に、我々が想いを致すことも殆(ほとん)どありません。人間の知覚なんて有限だから、ある程度は止(や)むを得ないとは分かっているけれども。


新疆・ウイグルの独立運動(3) 投稿者:解法者  投稿日: 9月 4日(土)21時49分13秒

 人権規約を批准していない中国に拘束力はない。でも、この勧告で国際的な支援運動に弾みがついた。
 八月、アムネスティ・インターナショナル(本部・ロンドン)は日本支部の要請でトフティーを「今月の良心の囚人」に選んで、早期釈放を全世界に呼び掛け、ホームページに顔写真を載せた。
 在京のある西側外交官は「日本人の名誉を救った三人」と、佐藤教授らの行動を賞賛する。だが、三人の懸命の努力にもかかわらず、国内の支援運動はまだ盛り上がりを欠く。
 東大の学生が学友のために支援に立ち上がる気配もない。人権派とされる野党議員の秘書は「取り上げて中国との関係を悪くしたくないので」と尻込みした。
 瀋陽事件で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の亡命希望者に対し、日本の外交官が人ごとのように振る舞うのをテレビで見て、ラビヤは大きなため息をついた。山口や佐藤教授らは外務省が何もしない、と怒っている。
 外務省中国課の人権問題担当者は「内政問題であり、双方の主張が食い違っている以上、日本政府は口をはさむことはできない。少数民族問題に中国は敏感なので、何もしないことが本人のためにもなる」と傍観の構えだ。

 日本は九七年以来、国連人権委員会で中国の人権状況改善を求める共同提案国になるのをやめている。代わりに、中国と二国間の人権対話を行うことで合意した。人権対話はトフティーの問題を論議するうってつけの場になるはずだ。しかし「双方の日程調整がつかないため」(外務省当局者)過去二年半以上も開かれていない。(以下略)

<関連サイト>

「トフティさんを救おう」(東大東洋史学研究室)
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~toyoshi/tohti.html

トフティーさんの復学を求める会
http://www.monomono.jp/tohti_j/

良心の囚人トフティ・トゥニヤスさん(アムネスティ日本支部)
http://www.amnesty.or.jp/campaign/imagine/action/case/poc.htm

これは「まこと(M)」さんからの情報に基づくものです。


新疆・ウイグルの独立運動(2) 投稿者:解法者  投稿日: 9月 4日(土)21時47分50秒

 息子と四歳の娘を抱えて日本に残されたラビヤ夫人(二七)は悲嘆に暮れている。「夫が新疆の独立を目指す確信犯の活動家なら、生命の危険をさらすのも覚悟の上。でも、身に覚えのないぬれぎぬで、ばからしくてやり切れない。もっと早く事件を公開し、世間に訴えるべきでした」
 そして「日本人は優しく見えるけど、いざというときは、まず何もしてくれない。あの三人がいなければ、わたしたちはどうなっていたか」と続けた。
 その一人、身元保証人の工業デザイナー、山口泰子は「乗りかかった船だから」と、日本に残された家族の生活の面倒を見ている。息子のウルムチ行きにも同行した。
 あとの二人は指導教官の佐藤次高、岸本美緒両教授だ。「学者として、研究の自由は守らなければならない」・そう言って、トフティーの休学更新を大学当局に働き掛けた。二〇〇〇年二月には、国連人権委員会に中国司法当局の判決の不当性を訴えた。

 人権委員会の恣意(しい)的拘禁に関する作業部会に提出された文書では、双方の立場が真っ向から対立した。
 中国側は、こう主張して有罪判決の正当性を強調した。トフティーは海外の分裂主義組織と日本の反中国組織の資金援助を受け、中国から大量の国家機密を盗み出した。九八年に「シルクロードの秘密」と題する書籍を日本で出版し、中国の分裂を扇動したと。
 佐藤教授は、資料収集は純粋な学術研究を目的としており、政治とは関係ないと訴えた。さらに、海外組織などが明らかにされておらず、問題の本も出版されていない、と反論した。
 作業部会は昨年末、佐藤教授側の主張を全面的に受け入れた。有罪判決は、国家機密の拡大解釈による思想や言論の自由に対する侵害であり、世界人件宣言や国際人権規約A(市民的、政治的権利)に違反する。こんな判断を示して、中国当局に善処をもとめる勧告をした。


新疆・ウイグルの独立運動(1) 投稿者:解法者  投稿日: 9月 4日(土)21時46分51秒

 ウイグル人の歴史研究家と言えば、98年にトフティ・トゥニヤズさんという東大の大学院生が専門の中国史に関する論文を書くために故郷の「新疆ウイグル自治区」に一旦帰って資料収集をしていたところ、それが「国家機密の漏洩」に当たるとして中国当局に逮捕・拘禁、中国の裁判所から懲役11年の判決を言い渡される事件がありました。

本人は当然「無罪」を主張していて、東大や彼と親しい人達の間から彼の救援活動が起こったり、アムネスティも彼を「良心の囚人」として認定するなどの動きがありましたが、未だ釈放されず・・・。一日も早く解放されることを願っています。

ある新聞記事を以下に紹介します。

「京都新聞」2002年10月5日夕刊

「帰らない大学院生−獄中から無実の叫び」

 非常なガラスの仕切りで分断された二人は、ほほ笑みながら向き合っていた。米中枢同時テロからほぼ一年たった八月、民族問題で緊張が続く中国新疆ウイグル自治区の省都ウルムチにある第三刑務所の空気は熱く、乾いていた。
 生き別れになってから四年半あまり。日本から訪ねてきた十三歳の息子の背は、自分より高くなっていた。「大きくなったな」。父親は優しく声をかけた。その目には光るものがあった。
 一九九八年初め、東京・本郷の東京大学で学ぶ自治区出身のトフティー・タニヤズ(四二)は、専攻の歴史学位論文「中国の少数民族政策」を執筆していた。それに必要な歴史資料を収集するため一時帰国、自治区に滞在中に消息を絶った。
 数カ月後、国家分裂を扇動し、国家機密を不法に入手しようとした容疑で逮捕された事実が、日本の知人らに伝わってきた。「何かの間違いではないか」と、驚きの声が上がった。トフティーは、ウイグル人独立運動を批判する穏健な立場で知られていたからだ。
 トフティーは無罪を主張し続けた。しかし、九九年三月、懲役十一年の有罪判決を受け、翌年二月の控訴審で原判決が確定、現在も獄中の身だ。
 マスコミに訴えたりして騒げば本人に不利になる。そんな情報に、東大当局など関係者が事件を内密にしていたため、明るみに出たのは今年初めだった。


斜眠塔 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月 4日(土)18時28分4秒

これは事実でしょうか。

『2-5.スターリン命令の驚くべき内容..社会党左派、朝日新聞、日教組の毒牙による日本潰変計画』(「周真会」より)
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/s-umano/12010102sueyasu.html#0205


Re ヤポネシアン様 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月 4日(土)18時19分48秒

徳川の件 非常に勉強に、なりました。それにしても 「徳川家康」の人物の壮大な事。それに比して 今の政治家の人物の、矮小な事。国民にも 大いなる責任有りか。


Re: 徳川二つの失敗(その2) 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 4日(土)17時30分0秒

>徳川家康と反対の政策をとっている。それは「大船の建造禁止令」。
>徳川家康は、貿易振興策をとろうとした。

これは、歴史の流れで仕方なくそうなってしまった、と見るだけで充分ではないでしょうか。幕府だって、好きで鎖国政策を採った訳ではなく、カトリック諸国が潜在的に領土拡張の野望を持っていると疑った結果、彼らの来航を禁止し、英国は自ら来なくなってしまった。後は、余りに簡単に日本人が海外渡航出来る状況下では、幕府の国内統治に悪影響を及ぼすという判断もあるでしょうしね。キリシタン抑圧の為にも、外国との接触は少ない程良かった筈です。ちょっと教科書的な考え方ですが、それでも矛盾はしていないと思いますよ。

>「入り鉄砲と出女」を、取り締まる余り 日本の鉄砲や大砲は、発達せず これで「ペリーの黒船」に、たちうちできなくなった。

これも教科書的ですが、安定した統治を実現し、戦国の再来を防ぐ為には、「入り鉄砲・出女」を厳重に取り締まる必要があったでしょう。現実につい最近まで諸大名が覇権を争っていたのだし、徳川初期にはまだ「天下は回り物」という考え方が消えていなかったですからね。遠い将来まで見越して政策を考えるのが、如何(いか)に難しいかということですね。


Re: 徳川二つの失敗(その1) 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 4日(土)17時29分18秒

>徳川家康はなぜ 織田信長の むちゃくちゃな 「嫡男徳川信康への切腹命令」に 抗しきれなかったのか。

当時の家康の力は、信長に対抗し切れる程ではなかったのではないですか。如何(いか)に「三河武士」が忠誠心篤く、勇猛だったとしても。現に家康は、三方ヶ原の戦いで武田信玄に惨敗しています。信長は家康と同等以上の大名を何人も配下に服属させていた超大大名ですから、一時的であっても反抗するのは不可能だったと思います。

もうひとつ、これは飽くまでも可能性レベルですが、信康に懸けられた「武田との内通」という疑いを、家康自身も完全には払拭出来なかったからかも知れません。若(も)し本当に内通していた場合には、自らも不利益を蒙(こうむ)る恐れがありますから。歴史の定説では、これは濡れ衣(ぎぬ)だったとされていますが、後代からは何とでも言えることで、その時点で確実な情報を得るのは難しかったでしょう。現実問題として、信康の母であり家康正室でもある築山(つきやま)御前(同じく徳川家臣に殺された)は、今川一門の関口刑部少輔(ぎょうぶしょうゆう)の娘と言われていますから、今川を衰退させた織田・徳川連合に何等かの企みを抱いていたと疑っても、有り得ないことではありません。

>徳川家康はなぜ 朱子学を採用したのか。これを論じていけば結局、「侍は天皇の家来」という事になるのに。

忠孝精神を植え付ける目的で、一番適していると判断したのでしょうね。単純に、主君である大名やその上の主君である将軍に背かないことが絶対の真理である、と教え込むには便利な思想です。
一方で、更に上の天皇への忠誠心が将軍・大名への忠孝より優先してしまわないかという点ですが、朱子学は中国の学問ですから、それを日本に当て嵌(は)めるには、色々な考え方が成立し得(う)るのです。皇帝(天子)が唯一絶対の統治者である中国と違って、日本では天皇は直接統治をせず、「代行の統治」が行われていますから、日本流の解釈をすれば将軍への忠誠という方向にも持って行けるでしょう。ところが、これは井沢元彦氏も触れておられるのですが、現実には「日本では天子たる天皇に絶対的な忠誠を尽くすべきだ」という尊皇思想的な解釈をした学者が主流になってしまい、幕府の当初の意図から懸け離れてしまったということでしょう。井沢氏は、これを「家康の大いなる誤算」と表現しています。

>御三家の中の「冷や飯食い」水戸藩が藩を上げて「大日本史」を編纂する過程で、どんどん尊皇化していった。

これは飽くまでも井沢氏の推測ですが、水戸藩というのは将軍の血筋が絶えた時の為の「予備」ではなく、最初から別の目的を持って設立されていたのだそうです。紀州・尾張の二家当主が代々、大納言(なごん)の官職を授けられる慣習になっていたのに対し、水戸家当主だけはワンランク下の中納言(黄門)に叙される慣例でした。そして、将軍の継嗣が絶えた時に、それを受け継ぐのは他の二家だけとされ、水戸家からは原則として継嗣を出さない決まりになっていたとか(最後の慶喜は、一橋の養子になってから将軍職を継いでいます)。それなのに、他の大名と違って水戸藩主は参勤交替が無く、江戸常府とされ、俗に「副将軍」と呼ばれていました(ドラマの「水戸黄門」でも、「恐れ多くも先の副将軍…」と呼ばわりますね)。井沢氏は、幕府が朝敵となるような最悪の事態に陥っても、徳川の血統を後世に残せるよう、その場合には宗家を裏切って朝廷側に付くことが水戸家に言い含められていたのではないか、と推察しています。現実には、皮肉にも最後の将軍が(一度養子に出ているとは言え)水戸家出身の慶喜だったことで、この狙いは外(はず)れてしまった訳ですが、これも井沢氏に拠(よ)れば「家康の大いなる誤算」なのだそうです。

水戸藩が尊皇化していったことは、実はそうした家康の意図が影響しているとも、井沢氏は述べています。イザという時に、一門を守ろうとして幕府方に付くようでは困るからです。まあ、それだけの遠大な構想を、家康が全部考えて制度設計していたと見るのは、些(いささ)か買い被(かぶ)り過ぎのようにも思えますが。


Re: アジア 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 4日(土)13時37分39秒

>>インドと周辺各国は領土紛争こそあるものの、互いを正統な政府と認めていて、「統一」を目指す動きは殆どありません。
>これは協力な中央集権体制がインドいや南アジアに定期的に存在しなかったからではないでしょうか?
>中国は分裂時代も長いですが協力な中央集権体制の時代も定期的にありましたから。
>民族もバラバラと言うのは共通してますからこういう体制の存在が統一を主張する・しないの違いかなと。

これまでの議論でもかなり整理されてきている通り、「インド」というのは飽くまでも外部、特に欧州方面から定義付けられた範囲であり、現インドと重なって認識されてきた訳でもありません。インドネシアが「オランダ領東インド」と呼ばれ、現在はイスラム圏に属するバリ島等にもヒンドゥー文化が残っているように、今の我々が考えるより遥かに広い地域が「インド」だったのです。学校の授業では「西インド」という名称は「米大陸をインドと勘違いしたから、名付けられた」と教えますが、恐らく当時の欧州人が把握していなかった新世界全体を「インド」と呼んでいたのであり、従って「東インド」と「西インド」が成立したのでしょう。

「ヒンドゥー教=インド教」に付いて、以前に文太さんが「『ヒンドゥ』とはバラモン教 Brahamanism を基盤にした宗教の総称ですから、私の印象では欧州人が『広義のインド宗教』として名付けた『逆輸入』単語のような気がしますね」と仰っていますが、実はインド現地諸語には、「ヒンドゥー教」に対応する呼称が存在しないのだそうです。これを見ても、現地民には本来、南アジアを統一する概念が無いのではないかと思います。

中国も民族は複数存在しますが、漢民族が圧倒的な支配的立場にあり、国家を主導しています。現代中国に於ける「統一」の対象は、漢民族支配地域及び過去の支配地域にほぼ限定されているようです。だからこそ、ウイグルやチベットで統一の概念に従わず、抵抗する人々がいるのではないでしょうか。特定民族が優位にある訳でない南アジアとは、少し事情が違うように思います。

>インド史関連の著作は東大がほとんどですね。

日本で研究者が少ない分野は、余程(よほど)それに特化された大学でもない限り、大抵は東大に集中しているようですね。東大が日本一なのは、勿論歴史の長さ、由緒の正しさといった要素もさること乍ら、規模が大きく何でも揃っている学校だからなんでしょう(日本一だから何でも揃っているとも言えるが)。私の知っている人は、天文学科が日本では東大にしか無い(現在はもうひとつあるらしい)と知って、天文方面に進むことを断念したくらいです。今思えば、自分の大学に南アジアを扱う講座が無かったせいで、私にはインド関連の知識が欠落しているのだなあ、と思っております。

>哲学とか仏教関連はまた違うでしょうが。

語学なら、外語大等に資料がありそうですね。インド文学を専攻する学科なんて、日本にあるのだろうか。


アジア 投稿者:利亜  投稿日: 9月 4日(土)03時11分0秒

>英国の植民地(一部都市はフランス・ポルトガル等の拠点植民都市)だったことが一番大きいのではないでしょうかね。

文献もこの時代に欧米に持ち込まれましたからね。

>自分の大学だけで判断するのは早計ですが、日本全体でも専門家は少ない

インド史関連の著作は東大がほとんどですね。
私が知っている狭い範囲内ですが。
論文は読む伝手(つて)がないのでこれだけで判断するのは早計ですが。
単に私が東大に比重を置き過ぎているかもしれません。
インド史関連は東大かなと勝手なイメージを抱いています。
哲学とか仏教関連はまた違うでしょうが。

>インドは対中国戦略・対東南アジア戦略等の上でも重要な国ですし、親日国でもありますから

そうですね。
インドは日本が戦後の荒廃して苦しい時に手を差し伸べてくれた数少ない恩人ですから。
当時、インドに留学した日本の学生は色々な意味で助けられましたね。
1ドル360円の時代は私には想像できませんが。


>学術研究が欧米中心になることは、アジアにとってひとつの問題を抱えています。偏見というのとは少し違うのですが、欧米のフィルターを通してアジア諸国を見ることになるので、どうしても正確さに欠けるのです。

ご存知かもしれませんが最近はこういう遊牧民に視点を当てた著書もあります。
中央ユーラシア

>南北朝鮮や中国・台湾が夫々(それぞれ)「統一」を掲げて、相手側政府の正統性を否定しているのに対し、インドと周辺各国は領土紛争こそあるものの、互いを正統な政府と認めていて、「統一」を目指す動きは殆(ほとん)どありません。

これは協力な中央集権体制がインドいや南アジアに定期的に存在しなかったからではないでしょうか?
一応、全インドの場合はマウリヤ朝やデリー・サルタナット(ハルジー朝と一応、トゥグルク王朝も)やムガル朝くらいかな。
グプタ朝やハルシャの王国は北インド限定でしょうし。
中国は分裂時代も長いですが協力な中央集権体制の時代も定期的にありましたから。
民族もバラバラと言うのは共通してますからこういう体制の存在が統一を主張する・しないの違いかなと。
地政学的な物もあるでしょう。
これは根拠が薄弱な推測ですが。

>インド亜大陸には、スリランカやモルディブ、ネパール、ブータン等も入ります。

勘違いしていました。
南アジアの総称が上記の記述通りでありインド亜大陸とは繋がりが無いと思い込んでいました。
スリランカのように大陸から離れたところもあるので。
反省


北オセチア人質事件 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 4日(土)02時08分34秒

『露部隊が突入し学校制圧、死者150人超す』(YOMIURI ON-LINE 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040903it13.htm *

まさか劇場占拠事件の愚を再び犯すことはあるまいと思っていたが、ロシアというのは結局こういう方法しか出来ないのでしょうかね。中国の第二次天安門事件でもそうですが、共産主義国というのは大衆の大規模な反体制活動を想定していないので(人民の国だから、人民が体制に逆らう筈が無い)、西側諸国のように被害を最小限に抑えて鎮圧する方法に慣れていないと言われます。今回はデモや暴動とは少し違いますが、国内でこれだけの大事件が起こり、それを国際社会が見守っている中で解決しなければならないという事態には、まだ不慣れなのでしょう。ソ連時代の体質から脱却出来ていないということだ。人質の数も当初の発表より大幅に多いという説が有力になってきていますが、こういう秘密体質も相変わらずですね。どうせバレてしまうのに、どうして隠そうとするのでしょう。


日本の核兵器保有 投稿者:解法者  投稿日: 9月 3日(金)22時52分19秒

 わが国の「核兵器保有」の問題は、中国の覇権主義にどのように対応して行くかということを抜きにしては考えられない。
 単に「核兵器」の恐怖を説くだけでは答えにならない。
>唯一の被爆国で、将来的な核保有を考えるべしなどと発言している馬鹿政治家がいるが、一刻も早く政界から立ち去るべきです<
 前段と後段との意味がつながらないが、「核兵器を保有すべしという馬鹿な政治家」と解すれば、そう<単純>には行かない。
 こういうことを言うのが<馬鹿>かも知れない。
 中国に「核兵器の保有」なく対抗できると考えられるのか? まさか、話し合いで解決しようとなどと<馬鹿>なことを考えているんじゃないだろうな! また、「核兵器」による<抑制>をアメリカにお願いするなどとは考えることは、結局、「核兵器」に<依存>することになる。
 <理想論>だけではサヨクの「能天気」と同じだろう!


宇宙人から電波? 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 3日(金)18時03分8秒

『宇宙人の電波?うお座とおひつじ座の間から3回観測』(YOMIURI ON-LINE 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040903i504.htm *

先日、3箇所の恒星系で海王星大の惑星が相次いで発見されたというニュースがありました。まだ可能性段階ですが、これまで見つかっているガス主体の木星型惑星ではなく、岩石主体の地球型惑星かも知れないそうです。宇宙開発の最大のロマンは、地球外生命の存在を探ること。火星でも生命体発見の期待がありますが、見つかっても精々(せいぜい)微生物程度でしょう。地球だけに高度文明が発達したと考えるのは不自然なので、恐らく広大な宇宙の何処(どこ)かには同じくらいの文明を持つ生命体がいると思いたいですね。彼らと出会って交流するには、現在の技術では無理ですが、存在が確認出来るだけでも未来の目標が明確になって、科学が急速に進歩するのではないかと思います。

そして、これまでの歴史上、外部に新しい存在がクローズアップされた時、国や民族が纏(まと)まって安定するという効果が見られました(日本では、飛鳥・白鳳時代の律令整備や、幕末〜維新の中央集権化等)。狭い地球上で覇権抗争を繰り返している愚かな人類にとって、宇宙人の存在は、例え友好的であろうと脅威であろうと、一気に平和を実現させる特効薬になるかも知れません。

私はオカルトを信じませんし、この報道にも過剰な期待を抱くべきではないと思っています。飽くまでも将来的な夢として、このようなことを考えてみました。


韓国が無届でウラン濃縮 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 3日(金)17時45分40秒

『韓国、極秘にウラン濃縮…IAEAが査察官派遣』(YOMIURI ON-LINE 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040902i514.htm *

何年も前の話で、政府高官も知らなかったと白を切っているようですが、矢張りこの国は用心が必要ですね。北朝鮮の核武装に制裁を科す理由が無くなってしまうではないかいな。自分達でも「朝鮮半島の非核化を共通目標とする」って、何度も公言している癖に。確かに、この実験だけでは軍事目的だったという証拠にはなりませんが、だったら堂々と届け出て査察下で実施したら良いのです。親米親韓派の方々は、これでも韓国と仲良くしようなどと言う積もりだろうか。韓国とは仲良くしても、イラクには制裁を科す(それも「実際に大量破壊兵器を持っていなくても、持つ能力と野望があった」だけで)ということとの矛盾を、どう説明するのでしょう。朝鮮民族は他国の領土を侵略したことのない人々だから、中国人と違って余り責め立てる必要は無いと言う人もいるが、核兵器は自国領内で使用するものではありません。明らかに遠方の他国を攻撃する武器で、これを侵略用と言わずして何と呼ぶのか。

核兵器は、化学兵器よりも威力が大きく、影響が後に残ることでは(種類にも拠るが)同じく化学兵器より被害甚大です。生物兵器の場合は、菌の種類と事後の防疫次第で影響が変わりますが。そんな意味でも、核兵器は絶対に保有すべきでないし、本来なら現在の保有国も全て破棄して貰わなければなりません。他の2大兵器を全面禁止出来たのだから、核兵器も全面禁止出来る筈。一部大国にだけ既得権として認めるなどという中途半端な遣(や)り方だからこそ、インド・パキスタンのようにNPT(核拡散防止条約)加盟を拒否したり、北朝鮮のように脱退したりして核保有を考える国が出て来る。核兵器は、使うだけでなく持つこと自体が人類に対する罪です。唯一の被爆国で、将来的な核保有を考えるべしなどと発言している馬鹿政治家がいるが、一刻も早く政界から立ち去るべきです。

もうひとつ腹の立つこと。米国政府が不快感を表明している中で、日本政府は「抗議しない」と早々と宣言しています。一番脅威に感じなければならない隣国なのに、又しても得意の遠慮外交ですか。それとも、自分達も陰で同じことをしていたりして(原発の一部を使えば不可能ではないし)。


Re: 北方領土 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 3日(金)17時20分2秒

三保さん、レスありがとうございます。徳川に付いての疑問に関連して、井沢元彦氏の『逆説の日本史』が言及しています(『週刊ポスト』の連載で触れたのが最近なので、該当部分はまだ本にはなっていないでしょう)。此処(ここ)で御紹介したいが、少々余裕が無いので、又の機会に。

首相が船で視察したのは、飛行機やヘリでは大勢の報道陣を乗せられず、パフォーマンスの効力が落ちるからだとか。ふざけるな。三保さんの仰(おっしゃ)る通り、拉致問題に代わる「目玉」として北方領土に目を付けた、というのが専(もっぱ)らの観測。中身の薄っぺらな宰相が、歴史に名を残せるとでも思っているのか。


徳川二つの失敗 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月 3日(金)16時42分36秒

最近奇妙な考えに、とらわれた。正しいかどうか、自信が持てないので、どなたかの意見を、お聞き出来ればと思い発表します。事はあの徳川家に関する事です。
   徳川家康
第一点    
  徳川家康はなぜ 織田信長の むちゃくちゃな 「嫡男徳川信康への切腹命令」に 抗しきれなかったのか。当時 織田と徳川の力関係を、持ち出されても あの家康にとって大事な信康を なぜ守りきれなかったのか。家康には自慢の「三河武士」がいたではないか。織田信長と三河領内で「一戦交える覚悟」になれば、「三河武士」は、こぞってついて来たろうに。そのあとで詫びを入れれば 信長は馬鹿な人間ではない。時々背負っている「天命の重さ」に耐えかねて、時々おかしくなるだけだ。時間稼ぎをすれば、よかったのだ。豊臣秀吉とは 「小牧長久手の合戦」で戦かっているのに。

第二点
   徳川家康はなぜ 朱子学を採用したのか。これを論じていけば結局、「侍は天皇の家来」という事になるのに。御三家の中の「冷や飯食い」水戸藩が藩を上げて「大日本史」を編纂する過程で、どんどん尊皇化していった。徳川家康はなぜ この為に「朝鮮通信士」を招かなければならなかったのか。それで徳川は、得るものがあったのか。あの豊臣秀吉が建設した「名護屋城」を破却してまで。只、豊臣秀吉の反対をやったまでか。
     徳川幕府
第一点
   徳川家康を「神君家康公」などと、言いながら 徳川家康と反対の政策をとっている。それは「大船の建造禁止令」。徳川家康は三浦按針をして なんとか大船をつくらせようとしたのに。徳川家康は、貿易振興策をとろうとした。

第二点   
   「入り鉄砲と出女」を、取り締まる余り 日本の鉄砲や大砲は、発達せず これで「ペリーの黒船」に、たちうちできなくなった。


Re 北方領土 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月 3日(金)12時04分56秒

ヤポネシアンさん 相変わらずのご健筆 感じ入って、おります。北方領土では、ヤポネシアンさんに先を越されました。

「極小泉不純一郎」が「拉致問題」を、「丸投げ」して 今度は「領土問題」だって。拉致不明者の 「横田めぐみさん、曽我ミヨシさん、以下何百名とも言われる「拉致問題」を放り出して、今度はこれで票を集めようと、考えを切り替えた。

8月15日に 「靖国参拝」をやると、言いながら 不当な外国の干渉に怯えて 8月13日に 「泥棒猫」の様にこそこそと参拝した。こんな人物「日本人じゃねぇ。出来もしない、やる意志もない者が、手をつけるな」。ロシアは間もなく破滅するのだから。今やっておくべきは 千島、樺太の日本の領土宣言だ。

ロシアは「条約も国際信義」も 全く守らない国だ。その意味では「北朝鮮」と通ずるところがある。彼らに「平家物語」を教えるべきだ。「猛き者もついには滅びぬ・・。諸行無常の鐘がなる・・」。


北方領土 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 3日(金)00時57分10秒

『四島一括こだわらず…視察終えた小泉首相が言及』(YOMIURI ON-LINE 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040902i413.htm *

(や)る事全てがパフォーマンスの小泉首相、歴代首相では初めて船からの北方領土視察と意気込んだものの、靄(もや)が懸(か)かっていて国後(くなしり)島は見えず仕舞(じま)い。沖縄米軍ヘリ墜落事故では、現場視察どころか知事にも直(す)ぐには会わなかった癖に、この視察は中学生の要望に応(こた)えたものだそうな。で、この情けない結果。ロシア警備艇の掲げた信号旗も、意味深ですね。半分は脅しか?

対話集会で首相の語った言葉の意味が少々分かり難(にく)いのですが、これが何故「領土問題の早期解決に取り組む考えを示した」ことになるのでしょうか。と言うよりも、そもそも何で北方領土は四島だけなんでしょう。北海道の一部である色丹(しこたん)・歯舞(はぼまい)は兎(と)も角(かく)、南千島を千島から切り離して「固有の領土」と主張する方が、却(かえ)って無理を感じますが。どうせなら全千島を要求する権利もある筈です。戦後の日本から海外領土を奪う基準として、連合国は「日本が武力を以て獲得した地域」を手放させることにしていました。戦利品として獲得した台湾や南樺太(からふと)、南洋諸島等は、これに当て嵌(は)まります。朝鮮も、日清・日露戦争を通じて日本の影響力を増した中で併合しているので、少し難しいですが基準内と言えなくもない。ですが、平和的に樺太と交換して得た千島は、北も南も合法的な日本領だったのではないでしょうか。

領土というのは、時代によって変遷するのが当然のものであって、無主の地であった所で最初に領有権を画定したから、其処(そこ)が固有の領土である、という論理では、今の世界の国境線に重大な影響を及ぼしてしまいます。最も直近に行われた「法的・合理的な決定」に遡(さかのぼ)って、それを現在の領有権の根拠とするのが、一番正しいと思われますが。当然乍(なが)ら、その「決定」の正当性を争う局面は発生してくると思います。これは、尖閣諸島や竹島でも言えることで、古文書を総動員して論拠とすることには、私は意義を感じません。


一言ご連絡。 投稿者:探求する人  投稿日: 9月 2日(木)16時50分51秒

パソコンが壊れてしまい、当分ここのサイトに来れなくなります。
現在はネットカフェで書き込みをしておる所です。


ウイグル地域の人たちと中国人(漢民族)(6) 投稿者:解法者  投稿日: 9月 2日(木)15時43分13秒

 留学生の家が弔問客でごったがえしているので、市内のホテルに泊まることになった。
紹介してもらったのが、「中国人民解放軍」経営のホテルだった。治安の点でだという。別にウルムチは治安が良いと聞いていたので、どこでも良かったが、大学に近いというのも理由の一つだった。
 ご承知のとおり、中国では軍が人民の上に君臨している。そのホテルも「中国人民解放軍」の会議場のなかにあった。出入りはとても厳重で、ホテルのカードの提示が必要だ。撮影は一切禁止だった。敷地はとても広い。軍人の訓練が行われており、しかと観察できた。軍人50人が格闘訓練を受けていたが、総て<漢民族>で、ウイグル人は一人も見当たらない。新疆医科大学の教官に聞いてみたら、1.「中国人民解放軍」は、ウイグルの人たちを信用していない。2.ウイグルの人たちも軍に入ると、同胞から差別される。テロの対象にもなりかねない。とのことであった。
 もちろん、このホテルでも宿泊と電話の「預託金」の支払いを要求され、部屋には「ホテルの器物の破損損害賠償表」があった。
 宿泊料は、1日 400元(6000円) 地方にしては高い。宿泊客は軍の関係者である。余裕があるのか、内地からの観光客がほとんどだという。
 警察関係者とも食事をした。警察は、公安警察、司法警察、交通警察の3つに分けられており、建物が違う(兼用のものも見かけた)。これの幹部も総て<漢民族>である。食事をともにしたのは、司法警察の幹部であった。司法警察、一般の犯罪を取締まる。犯罪内容について伺った。殺人はとても少ない。窃盗犯が多く、強盗も<居直り強盗>である。それと詐欺犯、これも大掛かりのものはない。それと市場などでの喧嘩から発生する暴行・傷害である。治安は保たれており、外国人が犯罪に巻き込まれる事件は皆無だという。イスラム教徒の<倫理観>も優れているそうだが、司法警察の努力の賜物だと自負しておられた。大学の教官に聞いても、これは本当のようだ。
 テロについて聞いたが、所轄が違うと言いながら、イラクの反米運動がこの地でも波及しており、中央アジアとの国境地帯では厳重な警戒網が敷かれ、また、モスクに付属する学校での警戒を怠っていない。ただ、私的なイスラム私学校が数多くあり、取締は容易でないそうだ。テロは数年、起きていないという。


ウイグル地域の人たちと中国人(漢民族)(5) 投稿者:解法者  投稿日: 9月 2日(木)15時41分35秒

 弔問客のなかには、一般会社員も多く、日本語を話せないものがほとんどだが、対日感情はすこぶる良い。<親日国>だと言っても良いだろう。
先にも説明したが、この地方は様々な民族は入り混じっている。法事などに集まった人たちに聞いて良く見てみると区別がつくようになった。韃靼人(ダッタン人―タタール人)、こちらの親しくしている留学生もこの民族だ。元々はロシアのモスクワの南部に住んでいたが、ロシア帝国、ソ連に激しく抵抗し、この人の祖父も1933年に他の韃靼人とともにスターリンの圧政からこの地に逃れて来た。碧眼(へきがん)、金髪、色白で、欧州人と全く区別が付かない。性格は勇猛で、容易に屈服しない。ロシアに「タタール共和国」があり、600万人が住んでいる。ロシアの<火薬庫>と呼ばれ、爆発したら<チェチェン人>など物の比ではないと言われている。樺太(からふと)とロシアの間の海峡を「間宮海峡」というが、別名「韃靼海峡」とも言う。タジク人、顔が平らで<朝鮮人>にそっくりだ。遊牧民族で、今でもゲル(テント)に住んでいるものも多い。この地では貧しい部類に入る。北ウイグル地方に多く住む。ウイグル人、この地の多数民族(漢民族を除く)で、遊牧民族である。顔は韃靼人とカザフ人の中間と考えればよい。性格は温和で商才に長(た)けており、「カザフ人の育てた羊をウイグル人が売り、中国人(漢民族)が食べる」と言われている。モンゴル人、これは説明するまでもないだろう。その他、イラン系民族のタジク人もいる。タジク人であるかどうかは定かではないが、南の「カシュガル」でイラン系の人を見かけた。ウイグル人とは異なり顔が<モンゴル系>の痕跡が全く見られない。回族もいる。祖先はアラブ人で通商のために中国に住み着いた人たちで、漢民族に同化して独自の言語を持たない。中国語を話す。イスラム教徒である。独自のモスクを持っている。
 回族と漢民族を除けば、言葉は、トルコ系語(ウラル・アルタイ系語)である「ウイグル語」を話し(イラン語系のタジク人も同じ)、日本語とも文法などが共通し、母音も6個で、すぐに日本語を習得できる。この辺のところも日本に親近感と留学を思い立つ理由かも知れない。


ウイグル地域の人たちと中国人(漢民族)(4) 投稿者:解法者  投稿日: 9月 2日(木)15時39分56秒

 こちらが日本人だということで、日本に留学した新疆医科大学、新疆大学、新疆師範大学などの教官が集まって来る。なかには10年前に留学し終わって戻って来た人もおり、日本語を忘れてしまったというが、それは謙遜でなかなかのものだ。これから日本に留学する人もどんどん話しかけてくる。留学先も日本全国に及んでいる。
 話は、中国の学問のレベルとなる。あらゆる分野で日本には遥かに及ばない。最近は、中国でも<科学立国>を目指し、レベルが上がっていると聞いていたが、機械工学の教授に伺ったところでは、やはり<幕下>のレベルだという。朝鮮族の日本文学の講師に<科学分野>では日本と肩を並べるところにあると聞いたので、そのことを話したが、全く実情を知らない。恥かしいから<嘘を付いた>としか考えられないと一蹴された。
 これらの原因については、「文化大革命」の影響が大きく、30年くらい遅れ、それが取り戻せていないそうだ。「図書館」の充実が急務だと口々に言っておられた。これも「文化大革命」の時代に、知識など必要ないということで、<焚書>が行われたことに要因があるそうだ。
 <法律>の分野などでは比較するのもオコガマシイ。経済についても助教授が同じ状態にあるという。そのため、何度も日本に留学しなければならない。
それと問題は、学問の内容にある。ウイグルも含めた中央アジアの歴史・政治を研究するには<日本>しかないという。それは、こうした学問については<漢民族>から見たものに限定され、客観的、つまり中央アジアから見た研究が全くないという。自己の民族からの研究が許されていない現状がある。
それと、一般的な話は、先のサッカーのアジアカップの<反日騒動>のお詫びから始まる。彼らもあれは<漢民族>でしかも「無教養」の者たちのことだという。わかっている。ここの方たちとは違う。
それと彼らには<中国人>という意識が全くない。オリンピックの話になり、一番応援するのが「中央アジア」、次に「トルコ」だ。中国よりも日本を応援するというものも多いという。しかし、街の食堂には全く「オリンピック」が放映されていない。異国人の<漢民族>が総ての「オリンピック代表選手」を応援する気になれないのだろう。それよりも「中国」に対する<愛国心>など全くないからでもあろう。
 大学だけでなく、ありとあらゆる分野で<漢民族>との昇進の差がある。したがって、将来に希望が持てず、海外に移住する人が多い。オーストラリアが多い。話をした人のなかでも外国へ移住したがっている人が多かった。ここで安定した職を持っているのにと思ったが、子供たちの将来を考えてのことだという。


Re: インド研究 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 2日(木)14時12分25秒

>インドの研究は日本よりも欧米の方が進んでいるそうのです。
>インドの文献が欧米にある為
>欧米が古くからインドと交易があるのも一因だと思われます。

英国の植民地(一部都市はフランス・ポルトガル等の拠点植民都市)だったことが一番大きいのではないでしょうかね。それらの宗主国が学術面を主導していた(特に近代科学では)というのが、文献の欧州集中の原因でしょう。日本は歴史上で欧州以上の繋がりが無いですから、研究が大きく遅れているのは当然ですしね。因(ちな)みに、私がいた大学の東洋史学科には、中国・朝鮮・東南アジア・中央アジア(北方遊牧民を含む)・西アジア(主にイスラム)を専攻するゼミや講座はありましたが、何故か南アジアを研究する講座はありませんでした。専門の教員がいなかったとは言え、それなら他の分野でも他校から兼任講師を呼んで開講していた地域史があるのですから、不思議なことです。自分の大学だけで判断するのは早計ですが、日本全体でも専門家は少ないのではないでしょうかね。インドは対中国戦略・対東南アジア戦略等の上でも重要な国ですし、親日国でもありますから、もっと専門家を育てるべきです。

こうした学術研究が欧米中心になることは、アジアにとってひとつの問題を抱えています。偏見というのとは少し違うのですが、欧米のフィルターを通してアジア諸国を見ることになるので、どうしても正確さに欠けるのです。文字の文化が異なることで、思考回路も違うとされており、欧米人の回路に引っ掛からない部分が、抜け落ちてしまう恐れがあります。中東が注目されるようになった近年、日本で現地の詳しい事情が正確に理解されていないことが次第に明らかになってきていますが、これも中東研究が欧米経由であったことの弊害です。幸いなことに、中国史は日本が世界で最も進んでいますから、中国の学界が遅れていても問題は少ないのですが。

『字読めない「失読症」、英語圏と漢字圏で原因部位に差』(YOMIURI ON-LINE 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040902it01.htm *

>アフガニスタンやパキスタン・バングラデシュを統治してた時代も考えると却って領土的には狭くなったところもあるのでは?

「インド」の範囲そのものが曖昧ですから、必ずしもムガール最盛期の領土を「インド」と定義しなくても良いのではないでしょうか。広く見ればアジア(特に南アジア〜東南アジア)全域が「インド」になってしまいますし、そもそもムガール帝国はトルコ系の皇帝が支配したイスラム王朝です(「ムガール」は中央アジアに於けるモンゴルの呼び方に由来)。モンゴル帝国の領土と比べて、現モンゴルが大きく領土を失ったという考え方はしないですし、トルコ帝国と現トルコ共和国も同じです。南北朝鮮や中国・台湾が夫々(それぞれ)「統一」を掲げて、相手側政府の正統性を否定しているのに対し、インドと周辺各国は領土紛争こそあるものの、互いを正統な政府と認めていて、「統一」を目指す動きは殆(ほとん)どありません。民族もバラバラですしね。尚、インド亜大陸には、スリランカやモルディブ、ネパール、ブータン等も入ります。


ウイグル地域の人たちと中国人(漢民族)(3) 投稿者:解法者  投稿日: 9月 2日(木)11時29分2秒

 ウルムチに到着した日が、<初七日>の日だった。この日には「法事」を行う。人が参加しやすいように日をずらすこともあり、このときも翌日の土曜日に行われた。
 場所は、大学構内の大食堂だった。通例に従い朝の8時ころから行われた。入り口には遺族の子が立って、弔問客を迎える。
 食堂では弔問客に食事が振舞われる。酒は出ない。頃合を見て、イスラムの導師と思しき人がコーランを唱え、これが終わると人々が手を前に物を受取るような形で合わせ、顔を2度拭う。そうして弔問客が帰って行く。これと交代するようにまた弔問客が入って来て食事が振舞われる。これが繰り返されて、正午ころにはお開きとなる。
 ここでも<漢民族>はただの一人も姿を見せなかった。聞いて見ると<宗教>が違うからだという。ならば、私も同じである。このことを質問すると、あなたは<遠来のお客>で特別だという。しかし、そうは思えない。普段から<私的>な交流が全くないと感じた。大学では<漢民族>も教官として働いており、交流はある筈だ。
 民族の対立は激しいと考えた。<反目>し合っているというのが現状だろう。弔問にも法事にも誰一人として<漢民族>が参加せず、これを<当然>のことと考え、誰も非難しないのだから。
 ここに行く前から<独立運動>については話をしないで欲しいと強く釘を刺されていたので、できなかったが、日本では詳しく聞いている。この背景について感じたことは後で話したい。
 この「法事」でも日本に留学したことのある人が大勢あいさつに来た。こちらの親しくしている「留学生」もそうだが(大学の講師)、大学の講師、助教授、教授をしている人で、更なる昇進を求めて、日本の修士・博士課程にやって来る。こちらが親しくしている「留学生」は、院生(大学院生)で、学部生は少ない。彼らは地位も教養もあり、中国人といえども<犯罪者>からはほど遠い。
 ここは「新疆医科大学」であり、日本に留学するよりも北京大学などに留学すればよいと考えるが、大学のレベルが全く違うという。日本の医科大学が<横綱>なら、北京大学などは良くて<十両>、一般的に見て<幕下>だという。したがって、外国に留学することになるが、アメリカ・イギリスは受け入れ枠が少なく、しかも<漢民族>が優先されて難しい。フランス・ドイツも縁故がなければ無理だそうだ。そうすると日本しかない。


ウイグル地域の人たちと中国人(漢民族)(2) 投稿者:解法者  投稿日: 9月 2日(木)11時26分10秒

ウイグル地域の人たちと中国人(漢民族)(2)<

 ウルムチ空港には、留学生が迎えに来ておらず、友人が来ていた。おかしいと思っていたら、留学生の父上がこちらが日本から出発する6日前に亡くなったという。こちらのことを気遣(きづか)って知らせなかったという。
 留学生の家は、新疆医科大学のなかにあった。いわゆる官舎である。日本でいう3LDKで、広さは40坪くらいである。よそのお宅にもおじゃましたが、これが平均のようだった。
 留学生は、弔問を受けていた。こちらも「香典」を差し上げなければならないと考えてその友人に尋ねたが、そういう習慣はないという。
 弔問客がどんどんとやって来る。日本に留学した者が多く、日本語の流暢な人が多い。こちらが日本人だとわかり盛んに話しかけてくる。
 弔問とはいっても、日本と異なり暗い感じはしない。彼らから、この地方の<イスラム教徒>の葬儀の仕来りを聞いた。
 人が亡くなると、その日のうちに埋葬する。夜に亡くなり埋葬することができないときは翌日にする。「お通夜」はない。埋葬する場所は「共同墓地」で土葬である。埋葬には女性は立ち会えない。遺体が自宅から出るときは必ず泣かなければならない。
 土葬だが、2種類あり、棺おけのような形をしたものをセメントで作り、その中に埋葬するやりかた、土葬し墓誌をその上に建てるやりかたがある。後ほど車で移動するときに車中から埋葬の様子を見ることができた。
 亡くなってから3日間は親戚一同が集まり、談笑して故人を忘れるように努める。ただし、酒は飲んではならない。
 それが終わると子は住んでいるところに直(ただ)ちに戻り、近くの友人に親が亡くなったことを知らせ、弔問を受ける。
 仏壇や位牌、遺骨はないから、弔問客が焼香などはしない。弔問客が訪れ、テーブルに置かれたナン、ケーキ、果物などを食べながら談笑し、帰って行く。
ところで、この弔問客に<漢民族>が全く見当たらなかった。


ウイグル地域の人たちと中国人(漢民族)(1) 投稿者:解法者  投稿日: 9月 2日(木)11時24分27秒

 新疆・ウイグル地方、人口 1750万、面積 日本の4.2倍、首都 ウルムチの人口は160万人、大都市である。
 現在、42の民族が暮らしているが、漢民族が70%を占めている。その他、多い順番に示すと、ウイグル族、カザフ族、モンゴル族、となる。漢民族は清の時代にはその移住が厳しく制限されていたので、ほとんどの人が1949年以降に移住したもので、特に「文化大革命」の1970年初頭に「下放(再教育)」のため、移住させられた人たち、その後の中国の移住政策により内地から移転させられた人々で占められている。
 新疆・ウイグル地方、天山山脈を堺に、北ウイグルと南ウイグルに分けられるが、そのほとんどが砂漠で、後は山、人が住めるところはわずかしかない。
 ウルムチ、北ウイグルの天山山脈のすぐ北側にある。ゴミ一つ落ちていない清潔な都市で、漢民族の住む内地とは全く様相が違う。街では、箒(ほうき)を持った人たちがよく掃除をしているのを見かける。東京では見かけない風景だ。治安は良いという。
 街からは雪を抱いた天山山脈が望まれ、100キロも行くと「氷河」がある。ウルムチは<オアシス都市>だが、水には全く不自由しない。
 ウイグル族、カザフ族などは「トルコ系民族」で言葉の差はない。タジク族はイラン系民族であり、本来は言葉が異なるが、ウイグル語を話す。モンゴル族も同じである。問題は「漢民族」で、ウイグル語を話す人はまずいない。習得する気もないという。
 旅先では、たびたび漢民族と同席したが、こちらは日本語、ウイグル人同士では「ウイグル語」、漢民族同士では「中国語」、ときどき、ウイグル人が話を中国語で翻訳して意思の疎通を図っている。
教育は、ウイグル語で行う学校(高校まで)があるが、「中国語」ができないと就職で差別されるので、中国語で学ぶ「学校」へ行く者が多い。したがって、ウイグルの人々の子供たちは、ウイグル語で話はできるが、書くことができない者が多く、20年もたたないうちに「ウイグル語」は絶滅すると危惧されている。
 朝鮮の日本統治時代のように「ハングル」を奨励するようなことはなく、日本語を話せる人が20%くらいだったようなことはない。70歳以上の老人を除けばほぼ100%、中国語が話せる。中国政府は「ウイグル語教育」を全く奨励していない。


こうなったら 投稿者:利亜  投稿日: 9月 2日(木)08時51分45秒

ODA廃止していいと思います。
反中とかではなく、常識で考えて。

『中国版スペースシャトル、2020年にも完成か・香港紙』(NIKKEI NET 日本経済新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040901AT3K0101001092004.html

中国版スペースシャトル、2020年にも完成か・香港紙

【香港1日共同】1日付香港紙、文匯報は、中国が2020年ごろをめどに、米スペースシャトルのように複数回の宇宙飛行が可能な国産宇宙船を開発する計画を進めていると報じた。

 同紙によると、宇宙船の形状など詳細は未定だが、長期的な重点目標になるという。昨年の「神舟5号」打ち上げ成功後、性能アップに向け開発が進むロケット技術などを応用する見通しだ。 (12:40)


インド研究 投稿者:利亜  投稿日: 9月 2日(木)07時55分33秒

>私はヨーロッパ言語の辞書を片っ端から開いて比較する方法

インドはローマ時代から交易がありましたからそういう方法も正しいと思います。
印欧語ですし。
今でも南インドではローマ時代の金貨がよく出土するそうです。
インドの研究は日本よりも欧米の方が進んでいるそうのです。
日本のインド研究は戦後、本格的に始まったのとインドの文献が欧米にある為(インド人もこの為欧米にまで行かないと自国の歴史研究ができない)どうしても遅れがちになるそうです。
欧米が古くからインドと交易があるのも一因だと思われます。
欧米人によるインド紀行は結構ありますし。
一例、フランソワ・ベルニエの『ムガル帝国誌』とか

『ムガル帝国誌』(岩波書店)
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/4/3348210.html


確かに 投稿者:利亜  投稿日: 9月 2日(木)07時42分40秒

>大航海時代まで、現インドを統一する独立国家

無いですね。
マウリヤ朝やグプタ朝と言った比較的大きな王朝ですら南インドの一部ぐらいまでしか領土を広げられませんでしたし。(それもほんの一時期)
グプタ朝は間接支配が主で実質支配したのは北インドまでと見たほうが妥当でしょうね。
マウリヤ・グプタ両王朝とも創設者は同じ名前の「チャンドラグプタ」ですけど血統的には何も関係はありません。

十三世紀のデリー・サルタナット(スルターン政権)はハルジー王朝のアラー・ウッディーン・ハルジーがアルメニア人宦官(かんがん)マリク・カーフールを起用して南端部を除く全インドの支配をしましたがそれも一時的な物ですし。
次のトゥグルク王朝は中部インドの支配がやっとでしたし(その分、安定はしていましたが)、ムガル朝もアウラングゼーブの時代の一時期ぐらいしか支配(勿論、南端部を除く)はできませんでしたからね。

と言ってもアフガニスタンやパキスタン・バングラデシュ(これに現在のインドを含めてインド亜大陸と言う)を統治してた時代も考えると却(かえ)って領土的には狭くなったところもあるのでは?と思います。


Re:諸君! 中国人をヘコませましょう! 投稿者:利亜  投稿日: 9月 2日(木)07時22分18秒

>ビックリしました本当に。中国人って電波多いんですね。

韓国人に比べたら可愛い物だと私は思います。
ネイバーでの韓国人が酷すぎるからこう思うだけかもしれませんが。
私はあまり日中掲示板は見ませんけど。
中には日本人になりすました(正確には韓国人のスペースが無いだけでしょうが)韓国人も混ざっているようです。(見分けるポイントは日本人を猿呼ばわりすることと言うまでもなく瓜奈良万世(ウリナラ・マンセー)することですが)


ロシア学校人質事件 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 2日(木)02時25分14秒

『露の学校占拠、児童ら400人人質…銃撃戦で9人死亡』(YOMIURI ON-LINE 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040902i102.htm *

モスクワでの劇場占拠事件で大失敗したから、今度は人質を多数死なせるような麻酔ガスを使っての強行突入はしないでしょうが、テロリスト側が納得するような条件で交渉するとも思えない。チェチェン人のロシア人(人質はオセット人が多いかと思われるが)に対する憎悪は並大抵ではないし、相手を人間と思っていないだろうから、人質の扱いも容赦無いでしょう。強硬策一本槍で来たツケが回ってきたということですな。ロシア人もいい加減、こんな政府を支持するのは止(や)めたら良いのに。

この事件と直接関係ないのですが、ハリウッド映画等で人質を取って航空機や船舶・列車等を乗っ取る話がよくありますよね。大抵、最初の方でテロリストの要求が拒絶される等して、人質が殺される場面があります。最近見た映画(テレビ放映)では、副大統領の乗る専用機がハイジャックされるのですが、見せしめに殺されるのは、副大統領の世話役か何かと思われる比較的若い女性でした(音を消して見ていたので、詳細は不明)。以前に見た『エアフォース・ワン』では、最初ではありませんが、大統領一家の世話をしていると見られる女性が見せしめに射殺されます。私は特に女性や子供が殺される光景に強い抵抗を感じるのですが(男だったら、そうでもない)、映画の演出上、ある程度は止(や)むを得ないと思って我慢することにしています。ところが、全てが解決して主役が無事に生還すると、それまでに犠牲になった人々のことは全く省みられないのですよね。関係者も万歳ばかりして笑顔で解決を喜ぶだけです。私は素直でないのでしょうが、こういう場面に何時(いつ)も違和感を覚えます。

ハリウッド映画だけでなく、多くの日本の推理ドラマでも、殺人の被害者は、その死を哀しむシーンすら殆(ほとん)ど無く、物体のように映されて終わりです。一人一人に人生のドラマがあり、死ぬということはそのドラマが終わるという重大なことなのに、それが全く描かれない軽い死が多い。こういうのは、人の命を軽々しく奪える人間を育てているのかな、などと考えたりもしますが、かと言って安易に「ドラマ、ゲームが子供達を悪くしている」という論調に乗っかりたくないという思いもあって、少々複雑です。外国のテロリストの残酷さを、日本人が一方的に非難出来るのかどうか、微妙な社会情勢になってきている気がします。


諸君! 中国人をヘコませましょう! 投稿者:探求する人  投稿日: 9月 1日(水)18時22分15秒

『日中翻訳掲示板:歴史・社会』(日中文化交流情報サイト「SHANGHAI QUEEN」より)
http://jp.shanghai-q.com/jcbbs/list.php?b=his

友人から勧められたので覗(のぞ)いたこのサイト。
ビックリしました本当に。中国人って電波多いんですね。
皆様がこの掲示板に乗りこんだら、中国側は太刀(たち)打ち出来ないのではないでしょうか?

と言っても公共の電波に、「日本は謝罪しる!」なる電波を乗せられて、無視する訳もいきません。皆様もお暇でしたら是非御覧になって下さい。日本語を打ち込めば自動的に中国語に翻訳されますので。


再度、右翼・左翼論 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 1日(水)16時30分11秒

私の真意が伝わっているのか少々不安なのですが・・・。

>以下「ユートピア文学」=共産主義の証拠を引用しましょう。

貴方は共産主義を否定しているのでしょう? だったら、ユートピア文学を肯定しているだけで、何故(なぜ)左翼になってしまうのか、非常に分かり難(にく)いのですよ。私が言いたかったことは、立場は十人十色(といろ)であって、あるテーマでこの立場だから左翼だ、右翼だ、と決められないということです。因(ちな)みに、皇室に対して云々以下は、例えとして並べただけで、貴方がどう思うか示してくれという積もりではありません。右翼にも皇室廃止論者はいる(右翼共和派と称するサイトがあります)し、左翼の皇室存続論者もいます。イラク戦争に対して、右派にも賛成派と反対派がおり、左派にも両方います。親米派と反米派の区分では、左翼か右翼かを分けることは出来ません。そういうことを言いたいのです。


ヤポネシアン様へ 投稿者:探求する人  投稿日: 9月 1日(水)15時56分40秒

>ユートピア論との関係で左翼と決め付けるのは、些(いささ)か無理を感じますが・・・。

これは筑波大学の中川八洋教授の意見ですが、私も同感です。
以下「ユートピア文学」=共産主義の証拠を引用しましょう。

「イカリア旅行記」の著者エチエンヌ・カベーは、バブーフの弟子であり、マルクスとも交流のあった初期共産主義者。

「顧(かえ)りみれば―2000年〜1887年」を書いた米国人エドワード・ベラミと、「ユートピアだより」の著者モリスは、共産主義者。少なくとも、ベラミはアメリカ共産党創立者の一人であるという事実。

中川氏の著書である「正当の哲学 異端の思想」(徳間書店)には、これらも詳しく述べられている。ただ「アメリカ万歳」のところが少々いただけないが。


早速の御返事、有難う御座います! 投稿者:探求する人  投稿日: 9月 1日(水)15時41分11秒

読みやすいように並べ替えます。

>皇室に対してどう思うか、【菊のカーテン復活論者。駄目なら段階的皇室廃止論者】
体制(政府)に対してどのような態度か、【今の政府には反体制】
米国に対してどうか、【この国に虐殺された同胞の事を考えると腸(はらわた)が煮えくり返る】
イラク戦争に対してどうか、【反対。大量破壊兵器の論点が独裁制打破に変わってる!】
憲法改正に対してどうか、【賛成。進歩を念願する身とすれば憲法も進歩せねば】
自衛隊に対してどうか、【早く、「日本国軍」の名を奉(たてまつ)ろう】
自衛隊海外派遣に対してどうか、【自衛隊はボランティア団体ではないのだから不用】
特に現状でのイラク派遣に対してどうか、【アメリカの使いパシリは絶対反対】
過去の戦争に対してどうか、【謝罪する事等何も無い。また賠償は既に済んでいる】
中国に対してどうか、【中華思想を前面に押し出す限り嫌い。いい加減孔子から離れろ】
韓国に対してどうか、【ウリナラ起源、何かにつけて謝罪と賠償を言う点が嫌い】
北朝鮮に対してどうか、【さっさと滅びろ!と言うより日本が滅ぼしてやる】
イスラエルに対してどうか、【「ナチスの蛮行」とお前らがやってる行動は同じだろ?】
今の既成野党に対してどうか、【反対の為の反対。建設的意見は一つも出さない】
共産党に対してどうか、【破綻した理論をいつまでも守ってるな!革新主義者なら】
公明党に対してどうか、【靖国が政教分離と言う点で批判する連中はこちらはやらない】
共産主義に対してどうか、【共産党と同じ。時代によってマルクスを捨てる時もあろう】
神道に対してどうか、【ゲッベルスも褒(ほ)め称(たた)えているが、素晴らしい教えである】
靖国に対してどうか、【自国の為に死んだ人を国家が祀(まつ)るのは当たり前。何が悪い?】
非武装平和主義に対してどうか、【馬鹿】
核兵器に対してどうか、【歴史に登場した以上持つべき。持たねば米国に対抗出来ぬ】
国連に対してどうか【戦争一つ止めた事の無いこんな無能組織、さっさと脱退しよう】

【】の中が、私の意見である。
まだまだ「リトマス試験紙」は有るだろう。
しかし、一人の人間には右翼的部分と左翼的部分が混同されているのだと思う。


右翼・左翼 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 1日(水)14時20分11秒

探求する人さんが左翼と自称されるのは御本人の自由だし、それを咎(とが)め立てする気は全くありません。但(ただ)し、右翼・左翼の定義に少し疑問を感じるので、若干述べさせて頂きます。

何を以(もっ)て右翼とし、左翼とするかは非常に曖昧(あいまい)で難しいのです。皇室に対してどう思うか、体制(政府)に対してどのような態度か、米国に対してどうか、イラク戦争に対してどうか、憲法改正に対してどうか、自衛隊に対してどうか、自衛隊海外派遣に対してどうか、特に現状でのイラク派遣に対してどうか、過去の戦争に対してどうか、中国に対してどうか、韓国に対してどうか、北朝鮮に対してどうか、イスラエルに対してどうか、今の既成野党に対してどうか、共産党に対してどうか、公明党に対してどうか、共産主義に対してどうか、神道に対してどうか、靖国に対してどうか、非武装平和主義に対してどうか、核兵器に対してどうか、国連に対してどうか―――等々、色々なテーマで立場を分けてみると、それらは人によって複雑に交差し、普段の基本スタンスが左寄りであるか右寄りであるかということと、必ずしも一致しません。進歩的・革新的という問題でも、嘗(かつ)て革新の名を冠した右翼団体がありました(今でもあると思います)から、何を以て革新と称するのかも難しいですね。ましてや、ユートピア論との関係で左翼と決め付けるのは、些(いささ)か無理を感じますが・・・。

左翼にも色々いますし、同様に右翼にも色々います。ある程度は大雑把(おおざっぱ)に括(くく)らないと文章が複雑になってしまうので、私なども単純化して書くことが多いですが、慎重な態度は失わないようにしたいですよね。それと、自分と大きく見解の異なる人を非難する際に、右翼は「お前は左翼だ」と、左翼は「お前は右翼だ」と、夫々(それぞれ)が罵倒の意味を込めて使う傾向があります。それを一々問題にするのは、低次元な論争になるだけだと思います。


左翼の定義とは? 投稿者:探求する人  投稿日: 9月 1日(水)14時14分7秒

左翼とは、そもそもはフランス革命の時の議会で、議長席から向かって左側に、ジャコバン党を初めとする革命党派が並んでいた事で、名付けられた物です。右翼には王党派が並んでいました。そこで、保守系=右翼。革新系=左翼と呼ぶようになったのです。

↑これは辞書の説明。現実にはそう巧(うま)く色分けが出来る物ではありません。特に日本の場合においては。色分けをしない美徳という物が有るように思えます・・・。また日本では、おかしな右翼・左翼の定義が有りますので・・・。

例えば私は(今すぐには無理だが)、「日米安保を破棄して自主独立を! その為には最大限の軍備を日本は持たねば・・・。あわよくばアメリカを倒して原爆含む都市空襲でやられた同胞の、勝手に事後法で裁かれた同胞の、そして日本に挑発に挑発を重ねたアメリカに対して、あの仇討(かたきう)ちを行おう」と、明確に「日米安保破棄」「アメリカ批判」をやりますと、「左翼」と、日本の右翼陣営に言われる始末です・・・。
(ひるがえ)って左翼団体にこの意見を申し上げれば、「日米安保破棄は賛成。しかし、自主防衛、自衛力の強化は駄目。それを主張するお前は右翼」と言われてしまいます。このパラドックスは一体なんなのでしょうか?


国家解体左翼の自己欺瞞について・・・。 投稿者:探求する人  投稿日: 9月 1日(水)13時58分11秒

『TVタックル実況スレpart2』(「汝、碧空を裂く一条の刃なり」より)
http://jbbs.livedoor.com/business/1646/#10

↑彼らにとって、常日頃主張しておる、「言論の自由」「思想の自由」とは、全て形容詞「左翼の」という言葉が付きます。
「左翼にとっての言論の自由=右翼は対象外」
「左翼にとっての思想の自由=右翼は対象外」

私自身、国家解体論者とは180度違う意味での左翼だと認識しておりますので、もっと厳密に翻訳するなら、「国家解体論者の言論の自由」「国家解体論者の思想の自由」 こういう意味ですか? まことにおかしな理屈ですねぇ。

なお、私は自分を何故、「左翼」と認識しておるか?
私は歴史の歪曲は許せません。北朝鮮による日本人拉致も許せません。
日本人はもっと日本の歴史に愛着するべきです。誇りを持つべきです。
日本は自主独立しなくてはなりません。日本は強くならなければなりません。

・・・この言葉だけ聞くと、日本人は如何(いか)にも右翼であると思うようですが、上記の言葉は全て(私個人の)「ユートピア」であるという事です。
ユートピアという言葉は、開祖のトマス・モアが共産主義的だったし、後の「ユートピア文学」と呼ばれる本の著者は、ほとんど共産党員だったのを見ても、「ユートピア思想=左翼」という事になってしまいます。従って私は左翼・・・。

他にも私が左翼的な点は、まだ八神邦建様の御論文を拝読してないからだけかもしれませんが、「段階的皇室廃止論者」である点。あのまま虜囚(りょしゅう)のような状態に皇室が置かれるのは、皇室が非常に可愛そうだと思います。

私は現代の日本国政府には「反体制」であるという事。
体制側=右翼。反体制=左翼という図式から言えば、私は左翼です。
私は歴代の首相が「アジア各国へ多大な苦しみを与えた」なる暴言をするのを、決して許しません。結局失脚した、仲の良い中国の政治化を守る為と、靖国参拝を売った中曽根を、決して私は許しません。

私は「進歩」を念願しておるという事。
保守主義者=右翼。進歩・革新主義者=左翼であるなら、これまた私は左翼です。
今の日本の保守主義者とは即(すなわ)ち、先に述べた「アジア各国に多大な苦しみを・・・」を肯定する事に他なりません。逆に進歩主義者、革新主義者とは、そのような「歴史の歪曲」を許さぬと言う者です。今はGHQによるマインドコントロールや、全共闘などの左翼思想に影響されまくった、「団塊(だんかい)の世代」が社会のトップに立っております。
このような無自覚な左翼連中に対しては断固NOと言う。
長幼の序を守るのが保守なら、それも否定しておるわけですからやはり左翼です。


Re: はる・のぉと 投稿者:ヤポネシアン  投稿日: 9月 1日(水)13時57分42秒

ノモンハン事件に関しては、ノーコメントとさせて頂きます。又、はるさん引用の論文がはるさんの御見解とイコールであるとは限らないという点も承知の上で、従って以下は、はるさんにではなくこの論文の一部に批判を加える目的で投稿するものです。

>ドイツに敗れかかっているソ連を救うため、日本が絶対、受け入れないと思われる条件を並べ、実質上の国交断絶文書を作ったのだった。

上記の話が成立する為には、米国が対日戦争に参入することによってソ連が救われる状況が無ければならない訳です。然(しか)し、日本は既にこの年の4月時点で日ソ中立条約を結んでおり、ソ連は極東の緊張状態から幾らか(日本の裏切りを警戒する分を除いて)解放され、対独戦に集中出来る環境にありました。日本が二正面作戦に出ることで得をするのは、中国であってソ連ではなかったのです。従って、ハル・ノートを強硬な内容に変えさせたのは、中国だということになります。日米開戦は、枢軸関係から言ってドイツにも対米開戦を強(し)いることになる(実際そうなった)ので、詰まり米国を対独戦に引き摺(ず)り込んでソ連にとって有利な戦いにしよう、という遠回りな作戦だったと考えることも可能です。でも、それだけのことなら、日本を使わなくても欧州戦線だけで幾らでも方法はあったでしょう(第一次大戦では、アジアと無関係に米国も後から参戦した)。寧(むし)ろ米国に二正面作戦を取らせて戦力を分散させる結果になり、ソ連にとって必ずしも得策ではなかったように思われます。ハル・ノートへの介入に関しては、中国と共に英国も対日強硬論を唱えたことが分かっていますが、実際に東南アジア等で日本に権益を圧迫されていた英国にとっては、当然の態度だったと言えます(米国もフィリピンへの脅威を感じていましたが)。

一番大事なのは、細かい個々の事実に拘(こだわ)ることではなく、大局ではないかと思います。その大局を判断する材料として個別の事実が必要なのであって、順番を間違えてはいけないのです。その意味で、渡部昇一氏の主張は確かに大事なことを言ってはいるが「もっと大事なもの」を見落としていると言えます。


在日朝鮮人の欺瞞  投稿者:解法者  投稿日: 9月 1日(水)13時40分21秒

 最近「在日朝鮮人」の<日本人拉致問題>に関する同調が見受けられる。「北送事業」、北朝鮮、朝鮮総連、在日朝鮮人の合作による<拉致>である。この総括を忘れて<日本人拉致問題>を論ずる「在日朝鮮人」の<欺瞞>に注意されたい。

 また、在日朝鮮人は<日本人拉致問題解決>を持ち出す際に、必ず朝鮮の「日本植民地」の<謝罪>を求めることを忘れない。これは、彼らの本音である。はなから<日本人拉致問題解決>など考えていなのだ。これをダシにして、自分たちの<要求>を実現しようとする。「生き残り」のための<方便>と言って良い。「在日朝鮮人」の<欺瞞>に注意されたい。

 日本人にとって「在日朝鮮人」の<日本人拉致問題解決>などへの>助力<など<必要>ない。「北送事業」の総括と解決さえやっていれば良い。

 さらに「在日朝鮮人」が北朝鮮を援助するのは、当否はともかく<当たり前>。「賞賛」などする必要はない! <マッチポンプ>の類(たぐい)と言って良いだろう。自分たちが行った<拉致>をいくらかでも解決するのだから。


植草氏 投稿者:通行人C  投稿日: 9月 1日(水)12時47分34秒

はじめまして。チャンネル桜掲示板から来ました。

長い尾行や、手鏡を出した時点での逮捕。画像が残るメディアと違い、手鏡では否認されたらどうしようもない。逮捕が不自然と写る状況は、あるでしょう。
植草氏が黒か白かは、彼の中にある。ゆえに、それについては発言を控えます。が、ただ一つ、植草氏の逮捕後のマスコミ報道は、一定方向の意図が働いていたことは間違いない。
セーラー服のコスプレが趣味、ブルセラDVDを所有等々、視聴者に「植草=黒」を印象付けるための報道であろう。逮捕後の報道は、間違いなく機に乗じた陰謀という気がする。
彼の信頼度は、地に落ちた。回復は、難しい。小泉内閣の経済政策を鋭く批判しても、のぞき魔のレッテルが貼られたままでは、視聴者の心に届きにくい。

駄文、失礼しました。


疑惑 植草先生は犯罪者か 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月 1日(水)12時28分0秒

事件が初めて報道された時、私は「ああ又か」と思った。TVに出る「コメンテーター」など信用出来ないなと、そういう事を引き起こす 連中だって当然いるだろうと、思っていたのだ。しかしどうも様子が、おかしい。

警察官がずっと前から「つけていた」らしいとは。それに植草先生が 犯罪者なら同様の犯罪を これまでにも犯していて 「被害者」が、わんさか名乗り出てくるはずだ。独断ですが、先生は警察に嵌められたのだ。警察と聞くと私の、血圧が上がるので、余り書きませんが。今の警察が職務など実行するか。

徳島の「阿南警察署」を見よ。あれが「自殺」か。「殺人事件」をなかった事にしようとしている。反対に 「事件をでっち上げる事」だって、やるじゃろう。長野県でも「殺人事件」を放っておいたじゃないか。今の警察は信用出来ない。「市民の目の届く範囲」でなんとか「警察業」をやっている。

私の場合もあるぞ。こちらは「和歌山県警」だ。「和歌山東警察署」あの「林真澄」を取り調べた・・。「林真澄」も「在日」だって。

最後に植草先生 やってないんだったら、とことん闘え。応援してますよ。もし冤罪だったら「警察組織解体、新警察創設」だ。

これ以上書くと、体にさわるので 失礼します。


Reはる・のぉと 投稿者:三保 平清  投稿日: 9月 1日(水)11時45分21秒

「ハルノート」は実質上の「対日最期通牒」でしょう。残念ながら、NHKのその番組は 見ていないので、とやかくは申し上げません。一言 「第2時対戦」は 「スターリンの陰謀」だ。

しかしそのソ連邦は 崩壊した。今その後継者「ロシア」が 崖っぷちに、立っている。当然だ。「イワンのロシア」に「シベリア」を占有する資格など、ない。日本は 将来の「シベリア連邦」と国境交渉を、行うべきだ。

「ノモンハン事変」は我々も学校で「日本の大敗」と習った。しかし当時の「少年向け雑誌」で「篠原准尉」の事を私は知った。何しろ 「元飛行少年」なのだから。それに「平田篤胤」を「国粋主義」と教えた。八神先生 「こいつら しばいたって・・」


はる・のぉと 投稿者:はる  投稿日: 9月 1日(水)10時22分38秒

本日付け、産経新聞より
◆【正論】上智大学名誉教授・渡部昇一 事実も重要ポイント欠けば大ウソに
史実伝える側に求められる責務
≪衝撃的だった恩師の言葉≫
 夏休みに帰省して恩師を訪ね、いろいろお話をうかがったときのことである。どういうきっかけか忘れたが、ノモンハン事件の話になった。
 「あれは日本軍の大負けさ」と博識の先生は言われたので、私はびっくりした。昭和二十四年(一九四九年)夏のことである。その時まで私は日本軍はノモンハンで負けているとは思っていなかった。
 「ノモンハンの夏」と言われる昭和十四年(一九三九年)の夏休みは毎日、愉快な気持ちで友達と川に泳ぎに行っていた。そのころ、われわれ小学生の間で最も流行していた歌の一つは「空の勇士」であった。「恩賜(おんし)の煙草(たばこ) いただいて あすは死ぬぞと 決めた夜は…」という歌詞で、私は今でも五番ぐらいまで覚えている。なぜこの歌が子供たちに人気があったかといえば、ノモンハンで日本陸軍の単葉の戦闘機がソ連のイ15やイ16戦闘機をばったばったと落しているという報道があったからである。
 篠原弘道准尉(じゅんい)の名前は、今の野球の名投手の名前の如く子供の間で有名であった。落した敵機を赤い星印にして機体に描く。その赤い星は三十も四十もあった。また著名な画家の絵にも、草原のいたるところで燃え上がっている敵戦車があった。シナ軍に勝つのは当たり前という感じだったが、ソ連軍に大勝している日本陸軍は感激的だった。
 それが恩師の口から「日本は大負け」と聞かされたのである。小学生のころに見た多くの画報や絵はすべて幻だったのか。その後、『人間の条件』の著者五味川純平氏の『ノモンハン』を読んだが、日本陸軍はこんなに弱かったのか、と改めてがっくりしたことを覚えている。
≪個々の事実は本当でも…≫
 それが一変したのは二、三年前の本紙の記事である。解体後のソ連から出てきた資料によると、ソ連軍の人的損害は二万五千人以上であり、日本軍のそれは一万七千四百五人だという。ソ連軍は約十倍の勢力で、押し寄せたのだから日本軍の奮戦は感激的であり、大勝利と言ってよい。
 その後に読んだ資料によると、飛行機の損害はソ連が一千六百七十三機なのに、日本はその約十分の一の百七十九機である。戦車はソ連が八百台以上を失ったが、日本はたった二十九台である。篠原准尉たちの奮戦も、草原のいたるところで燃え上がっているソ連戦車の画もウソや幻でなかったのだ。
 五味川氏の本や、日本軍の死傷者二万人と書いている教科書も、そこにはウソはないにせよ、ソ連側の損害が書いていないから、全体としては大ウソになっている。個々の事実は本当でも、重大な事実を抜くと、とんでもない大ウソになることが歴史や裁判事件にはよくある。
 たとえば少し前に、NHKの『その時歴史が動いた』という番組で、ハル・ノートを取り上げていた。さすがNHKであるから、個々の事実にはウソはない。新資料の発見の紹介も有益であった。ハル・ノートの原本を見せながらキャスターの松平定知氏が感無量と言ったのもよく分かる話である。しかし、あの番組には超重大な事実が抜けているから、大ウソ番組を日本中の視聴者に届けたことになる。
≪疑念ぬぐえぬNHK番組≫
 重大な欠落とは何か。それはハル・ノートがハル国務長官が起草したものでなく、ハリー・ホワイトという財務次官補が執筆したものだったということである。
 ホワイトはロシア移民を両親に持つ有能な経済官僚であったが、同時にNKGB(エヌ・カー・ゲー・ベー:KGBの前身)の在米責任者ボリス・バイコフ大佐指揮下のソ連のスパイであった。戦後、スパイ容疑で召喚されたが、その三日後にジギタリスの大量服用で死んだ。ソ連側に暗殺されたという説も強い。いずれにせよホワイトは、ドイツに敗れかかっているソ連を救うため、日本が絶対、受け入れないと思われる条件を並べ、実質上の国交断絶文書を作ったのだった。
 ホワイトの友人には大統領特別補佐官ロークリン・カリーがいて蒋介石の顧問にオーエン・ラチモアを採用させた。二人とも共産党員である。ラチモアが蒋介石に働きかけさせたのである。NHKはこの部分も削ったのであった。ハル長官は「ハル・ノート」という呼ばれ方を嫌っていたという。
 日米開戦についての最も重要な事件の最も重要な事実を抜けば、他の事実はみな当然でも大ウソになるのだ。しかも今述べたことは今や公知のことである。NHKはなぜ隠したのだろう。

以前、「親米保守に限ってノモンハンは負けだった言う」というような意見があったので、参考まで。


一言お詫び。 投稿者:探求する人  投稿日: 9月 1日(水)02時14分31秒

なお、宣伝の為にスレを汚した事と、勝手に向こうの掲示板で、帝國電網省のアドレスを紹介致しました。
すいません。一言謝っておきます。


無題じゃねぇ〜! 投稿者:探求する人  投稿日: 9月 1日(水)01時59分28秒

↓のレスは、一言居士様への私の意見(? と言える程高尚ではないが)です。


(無題) 投稿者:探求する人  投稿日: 9月 1日(水)01時57分20秒

>「チェチェ思想」は「共産主義」とは違う物のようにおもうのだが?

そうでしょうか?
全く同じように見えるのですが。
朝鮮人には有名な「ウリナラ起源」と言う物が有り、この世にありとあらゆる物は全て「韓国が起源」と言う恐ろしい思想が有ります。

まさか「マルクスは朝鮮人」だとは主張出来ない彼らは、「ウリナラ的共産主義思想=ウリ達が【主体(チュチェ)】的に作ったから主体思想」と言う概念を作ったのでしょう。

なおここの投稿では、韓国と朝鮮とを厳密に区分していません。


皆様、御協力お願い致します! 投稿者:探求する人  投稿日: 9月 1日(水)01時52分17秒

『日本を学究するサークル「梓弓」(二松学舎大学非公式サークル)
http://members3.jcom.home.ne.jp/azusayumi.circle/index.htm

個人情報が漏れるかもしれませんが、敢えて暴露しちゃいましょう。
私は靖国神社が近くに在る、二松学舎大学の学生です。
この学生の心ある有志が集って、サイトを立ち上げました!
是非お引き立ての程を宜しくお願い致します。

多分管理人の方から、コチラの方に相互リンクの話が有ると思われます。
是非皆様の深遠な知識を、アチラでも御披露なさって下さいませ。

八神邦建様。
ウチの管理人は国学(特に本居宣長(もとおり-のりなが))に関心が有るようですので、もしかしたら話が合うかもしれません。どうかお暇な時にでもお立ち寄りを。

ここのサイトの掲示板のように(どこぞのとは違って)、高度な議論が為される秘訣は、一体何でしょうか? 是非知りたいものです。多分竹下様の御人徳でしょうが・・・。


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