Archives of the Salon's log
喫茶室 過去ログ72(2005.5.1〜5.31)

帝國電網省:[ トップページへ ]

喫茶室:[最新の発言を見る/投稿する] [2005年6月のログ] [2005年4月のログ]


麻薬戦争で負けた凶産中国  投稿者:ここで一番  投稿日: 5月31日(火)23時40分30秒
『 アヘン(麻薬) 』で戦争し負けた弱い中国の『 アヘン戦争 』

アヘン戦争で『大英帝国』に1840〜1842年、清朝時代の弱い中国は当然敗戦する。
今から約160年前のこの戦争こそが『近代欧米列強諸国』による弱い中国の植民地化の開始だった。

その後、弱い中国の植民地化は急激に拡大していった。
弱い中国の領土は4分の3が植民地となり残すところ奥地の山間地のみだった。

*『フランス帝国』が広東省・広西省などを植民地化した。

*『ロシア帝国』が北京以北すべてを植民地化した。

*『大英帝国』が江蘇省・安徽省・淅江省・湖北省など中部の数省を植民地化した。

*『ドイツ帝国』が山東省を植民地化した。

*『ポルトガル帝国』がマカオを植民地化した。

という具合に中国領土は4分の3が植民地化され残すところ奥地の山間地のみ、これが1905年ごろの中国植民地化の状況だった。

その後も弱い中国の植民地化は拡大していった。
『欧米列強諸国』による全世界植民地化の急激な流れの中で、オーストリア生まれのヒトラーが現れる。

経済危機にあったドイツを、彼は『キリスト教徒』として『ユダヤ民族絶滅』をスローガンに戦争へ突き進んだ。
『血の浄化』『民族浄化』=『ユダヤ民族絶滅』という理由で、なぜかポーランドで『ユダヤ民族大虐殺』をする。

大陸側の戦争は『残虐を極める』が、かつて『ジンギスカン』が東欧まで征服した侵略戦争もそうだった。
我が国への『蒙古襲来』=元寇もそうで、壱岐・対馬ではすべての若い女性を生きたまま掌に穴を開け、ロープを通し船に吊るし強姦、奴隷、虐殺したとある。また残った老人・子供すべて皆殺し、大虐殺する。

最初の襲来ではモンゴル人・漢人・女真人・高麗人など非戦闘員を含む3万人を、2度目の襲来は東路軍4万と旧南宋軍を主力とした江南軍10万、計14万人だった。

この殆(ほとん)どが全滅するという散々な状況で蒙古(元)は敗退する。その後の襲来はクビライの死と共に完全に頓挫した。

我が国への侵略は大失敗に終わったのだ。我が国ではその後、主に壱岐・対馬で生き残った人々による『倭寇』(倭の国が侵略するの意)は有名。『前期倭寇』と『後期倭寇』がある。

モンゴル帝国:1200年頃からチンギスとその後継者たちはモンゴルから領土を大きく拡大し、西は東ヨーロッパ、アナトリア(現在のトルコ)、シリア、南はアフガニスタン、チベット、ビルマ、東は『中国』、『朝鮮半島』まで、ユーラシア大陸の大部分にまたがる史上最大の帝国を創り上げた。

しかしモンゴルは今ではその勢いもなく国民所得も非常に少なく科学技術も発展が遅れその面影はない。
蒙古騎馬民族とは、我が国で言えば武田信玄の『騎馬隊』が、織田信長の進歩した『鉄砲隊』に、木っ端微塵(こっぱみじん)に粉々に討たれ死んだような、時代に取り残された心理状況にあるようだ。

蒙古人よ相撲なんか取ってる場合じゃない!

中国人よ昔から何度も国を乗っ取られ歴史が分断された間抜けた『弱い中国』を判っているか!


奥様でもお国柄が出ますね  投稿者:一読者  投稿日: 5月31日(火)23時20分39秒
こんにちは。毎日、皆様の投稿を拝見させて頂いております。非常に為になります。今までの自分が、如何(いか)にこういったことに無頓着であったかがよく分かりました。

さて、現在業務の都合でアメリカにいるのですが、かみさんから面白い話を聞きましたのでちょっと書いてみます。私は仕事、かみさんは遊び。かみさんの方が外国人に接する機会は断然多いようです。

ある日、ある教会のボランティア活動で各国の特色を表現して競う催しがあったようです。この催しで支那と台湾が一緒にされていて、まず、台湾の人が怒っていたそうです。で、当日、台湾の人達は自分たちで作ったものを展示して、説明にも台湾を強調したところ、支那の人たちが事も無げにその説明を隠して中国だけ全面に出したそうです。抗議したそうですが強く出れなかったようです。そんなところが日本人に似ています。教会の担当者に抗議しても、「それはあなた達の問題だからこちらを関わらせないで」とそでにされたようです。かみさんが気を遣って(?)、「台湾料理と中国料理ではどう違うの?」と質問すると、「台湾は中国の一部だから同じよ!」と切れられたそうです。
その対極的なのが韓国人だそうです。通常の「何の貢献もいらない」活動ではウジ虫の様にわいてきて8割方韓国人が占めるらしいですが、その活動に参加したのはほんの数人だったそうです。努力もせずに上前(うわまえ)をはねようとする(ちょっと違いますが)。漠然とですが、韓国人らしさを感じました。
最後に、どの国が良かったか投票をしたらしいですが、ほとんどの人が準備で投票できなくて、比較的簡単なものを準備した南米の国が一番になったようです。韓国も同様に投票できなかったようですが、その結果に真剣に抗議していたみたいです。


反重力は可能です  投稿者:長澤 秀治  投稿日: 5月31日(火)23時13分44秒
一時期流行して注目された超伝導現象がありましたね。マイスナー効果で磁気浮上している姿を覚えているかと思いますが、これがUFOに非常に似ている点に注目して、下記に示すよう要領で、磁気的な超伝導を重力的な超伝導に、各要素を入替えていくのです。
「磁気」→「地球重力場」、「(2個の電子による)クーパー対」→「重力子」、「格子振動とクーパー対によるBE(ボース・アインシュタイン凝縮)」→「回転する超変形原子核と重力子によるBE」、「(磁気的な)超伝導」→「量子重力的超伝導」、「(磁気的な)マイスナー効果」→「量子重力的マイスナー効果」と言う具合です。この結果、めでたく地球重力場がはじかれて、機体は浮上出来るのです。


Re:どっちもどっちです  投稿者:利亜  投稿日: 5月31日(火)22時54分50秒
>日本国内における犯罪者の数、領海侵犯、日本の同意のないガス田開発、デモ暴動による暴力行為や日系施設や店鋪への破壊行為、核弾頭の照準が日本の主要都市に向けられている、沖縄占領を目論んでいる、国連常任理事国の拒否権を行使出来る立場にある

普通、これを彼らが得意気(とくいげ)に非難する帝国主義なのですがそれに反対しながら自分達の実際の行動にはそれを平気で行う。
こういう連中に帝国主義者と非難されても何言ってんだ?としか思えません。

(たと)えるなら山賊が海賊の行為を非難しているような物でしょうか…


こういうことは  投稿者:利亜  投稿日: 5月31日(火)22時49分46秒
>国民が一丸になって世界で日本こき下ろし作戦を行うなど全く日本人の頭では理解できない思考回路を持った国が韓国

世界中の人々が理解できないと思います(苦笑)


Re: 韓国のほうが性質が悪いに賛成  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月31日(火)14時21分50秒
好き嫌い論で言えば、シナ人はふてぶてしいので憎たらしいです。韓国人は、あんな国に生まれて可哀想ですね。個人的に付合った場合、シナ人より韓国人の方がウザいです。


カミカゼ・日本兵  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月31日(火)11時09分7秒
>アメリカで言うKAMIKAZEは命知らずって意味ですよね。
アメリカ人って神風はいかれてるとしか見てないのでは?


英語における『カミカゼ』の意味は『特攻隊』です。そしてその派生で『無謀』という意味も含みます。アメリカにおいて『カミカゼ』がどのような意味を持っているか、という点に関する私の根拠は、2001年の同時多発テロの後の一週間、アメリカのテレビでこの言葉がどのように使われたかということで、私はそれをアメリカでリアルタイムで見ています。全く予想外の事件が起きて、アメリカ社会全体が動転していた時に、テレビで『カミカゼの悪夢を思い出した』というニュアンスで使われていました。

もちろん60年前と現在で『カミカゼ』に対する印象は違いますし、個人差もあるでしょう。ただし、これは過去のことであるという点、また戦後60年間日米は良好な関係を持って来た、という点において、『カミカゼ』が『過去の悪夢』以上の意味をもはや持たなくなっているということです。そういう点でも現在アメリカやイスラエル、アラブ諸国が脅威に晒(さら)されている『自爆テロ』とは意味合いが全く異なります。

現在のアメリカでは『カミカゼ』は悲劇として捉えられている一面もあります。現代において、当時「勝てない戦争のために命を散らせた」日本兵の象徴が『カミカゼ』であり、無気味であると同時に、憐(あわ)れみの感情も持たれているように思えます。当時は『無謀』『イカレた行為』『無気味』と考えられていたかもしれませんが、現代はジェットプログラムや在日米軍など、日本滞在経験のあるアメリカ人も多く、日本人に対する親近度も60年前とは大きな違いがあります。

>旧日本兵について皆様は、どう思われますか?

私の家族は東京大空襲を経験し、私は幼少時から体験談を聞かされて来ましたし、私が子供の頃はまだ兵隊さんが登場するドラマやアニメなどもちらほらありましたからね。私の高校時代の先生は元日本兵で(もう亡くなられましたが)、ビルマに行った時の話をしていたのを覚えています。私は戦後生まれですが、今の高校生の世代とはそれでも実感としては大きく違うかもしれません。

最近、NHKの朝の連続ドラマ小説の歴代ドラマ一覧をインターネットで見ていたのですが、15年程前までは『明治・大正生まれの人物が主人公で、戦争を経て、物語の最後が現代』というものが主流だったのですが、最近はそういうものが無くなりましたね。時代の変化を感じます。

横井、小野田両氏の場合戦後20年以上経っての帰国でしたが、やはりそれなりの現地での事情があったようです。実際元日本兵が戦後投降せずにゲリラ化していた例もあるようですから、今回の場合でも元日本兵がフィリピンゲリラの一味になっていたとしても、それは可能性としてあり得るだろうということに思えます。でも戦後60年経った今となっては、年齢的にもちょっと遅過ぎるかな?

私は昭和49年の小野田氏の帰国は覚えていますので、まあ実感はない訳ではないのですけど、でもあれは30年以上前のことですから、今回は正直言って『えっ、今頃まさか』と言った感じでしたが。

『最後の日本兵』(誰(たれ)か昭和を想わざる)
http://www.geocities.jp/showahistory/history6/49b.html


韓国のほうが性質が悪いに賛成  投稿者:夕雲  投稿日: 5月31日(火)10時43分6秒
私も日韓、日中の摩擦については、重要度と影響は中国ですが、性質の悪さでは圧倒的に韓国だと思います。

この国はひたすらに日本の地位を貶(おとし)めるために国家、国民が邁進(まいしん)するという摩訶不思議な国家です。中国へあることないことを焚(た)き付けたり、日本の恥部や、捏造歴史をせっせと国際社会に広報を行う国が韓国です。

ロッテ集団にしても、日本での稼ぎを全て母国韓国へ持ち帰り、韓国がオリジナルのロッテであると、これもまた熱心に国際社会に広報を行い、その実、資金源だけはちゃっかりと日本に依存するという国家も企業も人間も似たような歩調をそろえる不思議な国が韓国です。

性質が悪いのは、韓国の反日は目的と終わりがないことです、具体的には何をどうしたらどうなるという反日ではなく、日本の存在そのものが嫌だ、日本の地位、評判、人気、全てが下降してくれることだけを願って国民が一丸になって世界で日本こき下ろし作戦を行うなど全く日本人の頭では理解できない思考回路を持った国が韓国です。

日本は将来の若者の精神衛生のために、この韓国と言う国と断交を決断する選択を考えるべきだと思います。普通は物には両面があり、良い作用と、悪い作用、があるものです、しかし、韓国との付き合いにおいて日本が得をすることは恐らく限りなくゼロに近く、将来の大きな禍根を残す隣人であると思います。
断交が正しい日本の選択だと考えるものです。


どっちもどっちです  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月31日(火)10時19分12秒
中共と韓国は反日国家という点ではどっちもどっちです。

ただし実害という点では中共の方が遥かに上でしょう。日本国内における犯罪者の数、領海侵犯、日本の同意のないガス田開発、デモ暴動による暴力行為や日系施設や店鋪への破壊行為、核弾頭の照準が日本の主要都市に向けられている、沖縄占領を目論んでいる、国連常任理事国の拒否権を行使出来る立場にある、などなど。

シナ大陸には中華発の文化と中華思想があるので、殊更(ことさら)に日本の文化をネコババする必要がない、それだけです。韓国の場合はやっていることがセコいので、特許・著作権侵害のレベルですが、中共の場合は国益の問題に留まらず、国家主権の侵害、暴力行為、核の脅威など実害があります。

『オリンピック』と『国家保安・国民の安全』を比べて論じるのは、どういったものでしょう?


中国より韓国の方が性質が悪い  投稿者:ゆみ  投稿日: 5月31日(火)03時22分22秒
今は日中間の問題ばかり取り上げられてるけど、ある意味日韓の方がやばいと思います。
中国は政府が国益や自分達の体制維持の為に動いているけど、韓国はそればかりか自分達の自尊心の為に日本から文化まで取り上げようとしているんですから。
日本が生んだ色々なもの、それらを韓国が起源だと妄言を吐いているのです。
武士、日本刀、剣道、折り紙、うどん、沢庵、茶、刺身、日本酒などなど・・・
確かに韓国経由で中国や他国から入ってきたものを日本が発展させていったという場合もあるでしょうし、自国をよく見せたいというのもわかります。
でも、彼等(かれら)がやっているのは文化の略奪です。
日本人がよいとしているもの、海外から評価をえているものを、自分達のものだと捏造して、それを既成事実化しようとしている。
妄言を吐くだけなら呆れるだけですむけど、剣道にいたっては、自国の競技としてオリンピック参加をしようとしているとなると、黙っているわけにはいきません。
国益もそうだけど、日本の文化、誇りを、なんとしてでも守らねば。


旧日本兵?  投稿者:解法者  投稿日: 5月30日(月)23時04分11秒
体験者の予想どおりになりそうだ。

 それより、本日、フリッピンのダバオから日本人の子弟が日本国籍を取得裁判のために来日した。
 彼らは先に述べたとおり、ダバオ在住日本人の子孫だ。
 肝心の国籍を証明してくれる父は日本に戦後強制送還され、フリッピンの家族もフリッピン人の迫害を恐れ、山に逃げ、消息が取れないまま
死去。
 こうして、日本の家族との連絡が途絶え、日本国籍を取得できない者が数千人いる。
 彼女もその一人だ。
 学校に通っていた者はかっての同級生で日本人の父と共に日本に強制送還された者の証言で日本国籍を取得できるという幸運に恵まれるが、そうでない者は大変だ。
 わずかな情報によって、親戚を求めて長野県まで入ったことがある。
 これは上手く入ったが、道は険(けわ)しい。

 旧日本兵に関心のない「江戸にすむ人」さん!
 あなたは<引っ込んで>いなさい!


旧日本兵?  投稿者:江戸にすむ人  投稿日: 5月30日(月)17時26分17秒
どうやら日本兵は、いないようですね。
あの仲介人のおとことフィリピン人の女が金目的にやっているるのでは?と思います。
3500万円要求しているらしいですからね。
信憑性がない。



小野田さんは、最後まで自分の銃をいつでも使えるようにしていたと本意書いてあった。
やっぱり日本陸軍中野学校卒業しているだけあります。


フィリピンかい?  投稿者:ここで一番  投稿日: 5月30日(月)13時45分13秒
『不正』

余談ですが、戦後『戦勝国間の戦争』が多いことには大いに興味深い。アメリカと旧ソ連との冷戦、アメリカと凶産ベトナム(後ろに凶産中国)との戦争、現在ではアメリカと凶産北朝鮮(後ろに凶産中国)との衝突などなど。

近代の国際軍事裁判と言えども、戦勝国側に有利に進められ処理は歪んでくるものだ。

極東国際軍事裁判ではどうなのか、
判事は11カ国から1名ずつ任命された。しかし『中立国』からさえ1人も選ばれなかった。
裁判長にはオーストラリア(日本寄り)の『ウェッブ判事』が選任された。


キーナン首席検事以下の国際検事団に対して、弁護団は鵜沢総明(うざわふさあき=後に明治大学総長)が団長、清瀬一郎が副団長となった。

判決は多数決によったが、6対5の少数意見側(日本寄り)の裁判官が5人いた。

そのうちの1人『ウエップ裁判長』は、
「どの日本人被告も、侵略戦争を遂行する謀議をしたこと、この戦争を計画及び準備したこと、開始したこと、または遂行したことについて、死刑を宣告されるべきではない 」
と判決文にしたためた。

インドの『パル判事』は、日本の「無罪」を主張し、アメリカの『原爆投下を非難!』した。

フランスの『ベルナール判事』は、
「天皇が免責された以上、共犯たる被告を裁くこができるのか」
と述べた。

アメリカGHQにより凶産主義的な『徹底した言論統制下に置かれ』ていたことから、極東国際軍事裁判(東京裁判)に対する『疑問』や『批判』が封じられたばかりか、『被告全員を無罪』としたインドの『パル判事』による『判決書』は、何と『刊行が禁止』にまでされたのである。まったくの不正処理があったのだ。

我が国として太平洋戦争は『大東亜共栄圏』のための戦争であり、欧米列強諸国の全世界植民地化の流れの中の世界を巻き込んだ戦争であり、非常に不公平で歪んだ裁判でとして、戦後に尾を引くことになる。とても承諾できない内容だったのだ。

判決を報じる1947年11月13日付新聞
判決後弁護側は、連合国軍最高司令官へ再審査を申し立てるが、却下され、直ちにアメリカ連邦最高裁に訴願するが、これも却下されたのだ。
まったく不正な裁判だった。


ドイツ人も、イタリア人も、日本人も、歴史的に偉大な実績を多く残している。
日本人のノーベル賞受賞者数が12人もいるのに対し、人口が10倍の凶産中国人たった2人、軍国韓国人は平和賞1人だけ、凶産北朝鮮人は0だ。

言い換えればこれは日本人1人に、凶産中国人30人が束になってかかっても、勝てない優れた『頭脳』を、日本人は持っていると言うことだ。

ドイツ人も、イタリア人も、ヨーロッパでは歴史上中心的存在であることは間違いない。
日本人も、アジアで唯一、明治維新という偉大な『文明開化』を成し遂げた優秀な民族。

あの世界大戦後、戦勝国人は、優秀なる敗戦国人と認め、全面的に開放したのである。
しかも戦後、ドイツ人、日本人、イタリア人の製造製品は世界最高の評価を受けている。

トヨタ、ベンツ、本田、BMB、フェラーリ、キャノン、ニコン、京セラ、NEC、日立、ソニー、ブルジストン、富士通、東芝、松下電器、オリンパス、ミノルタ、などなど多数。

これをもし『進化論』からすれば素晴らしい『人類進化』だ。優秀なる敗戦国人と認め、全面的に開放したからだ。このことは大いに評価できるが、あの軍事裁判はまったく不公平であると言うべきだ。

裁判とは、公平な立場で選ばれた『各裁判官』により、判事、弁護士が加わるというのが本来だ。国際軍事裁判と言えども、間違いを改めるべきはいつでも改めるべきだ。それが『人類進化』というものであり、それでこそ偉大な人類の歴史となるのである。

もしそんなにアメリカが正しいと言うならば『占領したアメリカ南北大陸』から欧米人は出て行くことだ。先(ま)ず先住インディアンに国土を返還すことから始めようではないか。でないと人類は今後さらに重大な問題を引きずることになり、大変な事態が予想される。


先の極東国際軍事裁判の問題だが、キーナン首席検事は裁判の冒頭陳述で、
「東京裁判が世界を破滅から救うための文明の闘争である」
などと位置付けたが、では聞くが貴方(あなた)らが『アメリカ南北大陸』を『植民地化し占領し国土を乗っ取った』ことをどう正当化するのか。まさか「世界を破滅から救うための文明の闘争」などとはいうまい。

キーナン首席検事に対して、弁護側は、「平和に対する罪」「人道に対する罪」へと拡大された戦争犯罪の概念が国際法上未確立である上、「日本に侵略する意図はなく、満州事変から太平洋戦争にいたる戦争はすべて自衛のための戦争」と反論、激しく対立した。


フリッピンの日本兵  投稿者:解法者  投稿日: 5月29日(日)23時52分54秒
 フリッピンのミンダナオ島のダバオはかって「マニラ麻」の栽培に従事した日本人が数多く住んでいた。彼らの子女は大東亜戦争後にフリッピン人の迫害を恐れて山奥に逃げ、そのまま山奥に埋もれてしまった。これは「離散家族」で、彼らの日本国籍の取得のお手伝いをしている関係で、この山奥には「日本兵」の話も良く聞く。ただ、現地の人と結婚して同化している。

 彼らが生存しているという話も聞かない。もちろん、彼らの子女はそこにいる。
 小野田少尉、横井氏とは違う。単独で行動し、戦闘を交えているという話も聞かない。
 今回の話は、信憑性に欠けると思う。
 もちろん、関心は大いにある。


江戸にすむ人さんへ  投稿者:霧山人  投稿日: 5月29日(日)23時06分31秒
あなたたちの世代では、旧日本兵という過去を言われても実感がない。吾輩も実感なんてないですよ。そんなことですから、中国に、歴史認識をどうとか、靖国をどうとか、言われても、何で?と逆にたずねるしかないですね。そうなれば、中国は答えに窮するしかないですね。失政ですかな。ほじくりたくない過去ですから、お互いに。結局、日中関係という精神の緊張に堪(た)えられず、話を歴史にすべらかすだけの、漢学者的発想だ。ああ、多分本場でしたね。


(無題)  投稿者:江戸にすむ人  投稿日: 5月29日(日)11時08分30秒
旧日本兵について皆様は、どう思われますか?

私は、高校生で戦争は60年前の話・・・。

旧日本兵が生存していると言われても実感がない。


米国の義和団賠償金返還  投稿者:霧山人  投稿日: 5月28日(土)15時38分47秒
アメリカは、1911年に義和団賠償金の返還による教育費援助を受け留学制度基金を設立したりしています。そのころ、スタンダード石油が解散命令を受けています。アメリカの民主主義は高尚でした。その留学制度基金によって、後の清華大学ができることになっています。ここからは、優秀なOBが出ていることは周知のとおりです。その頃、日本はというと、大逆事件後の暗黒時代へと突入したことは言うまでもありません。


今日  投稿者:江戸にすむ人  投稿日: 5月28日(土)13時20分36秒
>>岩谷様
白人に対して中国はそんな感じですねw

映画
アメリカで言うKAMIKAZEは命知らずって意味ですよね。
アメリカ人って神風はいかれてるとしか見てないのでは?



フィリピンで日本兵保護。
でも小野田さんとか横井さんとはケースが違いますね。
でもどっちにしろ国のために戦った人達だ。


しかし・・・  投稿者:大神 正念  投稿日: 5月28日(土)03時25分50秒
いやね、今更言うけど・・・北の金ピョンポコってさぁ
世界に類を見ない稀に見る不細工(ぶさいく)なツラの指導者だよな。
まぁ・・・あのツラぢゃ、卑屈にもなるわけだわな。


Re: (無題)  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月28日(土)00時07分49秒
>○何故中国は、イギリスに植民地にされたのに文句を言わないのか?

まず、それぞれ一行目(赤字)だけ読んで下さい。

中国人は、白人の友達を作りません。
中国人は、中国人とだけ付合います。
中国人は、日本人とも友達になります。

中国人は、白人に悩み事を相談しません。
中国人同士で集まると、誰かの悪口と愚痴の嵐です。
中国人は、日本人にも悩み事を相談します。

中国人の先生は、白人の生徒を可愛がりません。
中国人の先生は、中国人の生徒をとても可愛がります。
中国人の先生は、日本人の生徒も可愛がります。

中国人の上司は、白人の部下に物が頼めません。
中国人の上司は、中国人の部下をこき使います。
中国人の上司は、日本人の部下に何でも頼んで来ます。

中国人は、白人に文句が言えません。
中国人同士は、裏切った裏切られたの世界です。
中国人は、日本人にも馴れ合い関係を求めます。

中国人は、白人を恐がります。
中国人は、中国人同士でよく喧嘩します。
中国人は、日本人よりもエラいという願望があります。

中国人は、白人を人間と思っていません。
中国人は、中国人だけを人間とみなします。
中国人は、日本人もとりあえず人間だと思っています。

・・・要するにイギリスは『中華思想』の範囲外ということです。

また、中国人は『人種排外主義』であるとともに『白人コンプレックス』の固まりでもあります。まあ、韓国人も似たり寄ったりだな・・・


Re: Re:新作『スターウォーズ』見て来ました  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月27日(金)23時05分45秒
オロモルフさん 江戸にすむ人さん:

お返事ありがとうございます。「映画を観て来ました」だけじゃ、面白くも何ともないですし、やはり『映画というものはお国柄を表すものだ』という視点で見れば、宗教的背景や歴史的背景に基づく文化的背景が見えて来ますし、またそれを踏まえて見ることで、ますます映画に面白味が出たりします。オロモルフさんの「タウンゼントとツェンペリー」のように、いろいろと比較検証することで、その国民性の特徴がより明確になりますし、『このアメリカ人にしてこの映画あり』というものが随所に見られたり、それが更に『このアメリカ人にしてこの行動あり』とも結びついたりします。

まあでも実際の動機は、とりあえず日本公開一ヶ月半前に観てしまったので、これは書くしかない、ということもありましたが。(笑)

アメリカで黒澤明の名前は相当知られていますし、黒澤映画の評価は、特に『七人の侍』が決定的な影響を持っているようですね。アメリカ人が通常思い浮かべる世界とは、ある種異次元の世界がそこにあると感じるようです。

『スターウォーズ』の場合も、宇宙戦闘機が飛び交う世界にも関わらず、何故か戦士の戦いには飛び道具を使わずにチャンバラをやる、という設定自体が相当おかしいのですけど、ここら辺が彼等(かれら)の『サムライ』に対する憧れというものを象徴しています。

また、アメリカ映画で描写される『サムライ』というものは、単なる『剣術師』ではなく、佇(たたず)まいや格式を重んじる『姿勢』そのものが『サムライ(武士道)』であり、その気高(けだか)さにアメリカ人はミステリアスなものを感じるようです。『スターウォーズ』のジェダイの騎士のイメージは、西欧の騎士や西部劇のガンマンよりもむしろ、武士道と仏教の修行僧辺りから来ているのかもしれません。対照的に中国人は『日本の美学・哲学』を理解出来ず、またその存在すらも彼等の概念にありません。ここら辺が『中国人よりも欧米人の方が日本を理解している』と感じる所以(ゆえん)です。

アメリカ人の日本好きというのは、単に『違うから憧れる』『違うから面白い』というよりもむしろ、『違う』と同時に、彼等欧米人の持っている何かと『共有』するものがある、と考えた方が良いかもしれません。ここら辺が更に興味深いところです。そして、逆にそういう根本的な部分を日本人と中国人は共有していなかったりする。ちなみに『江戸美術を世界で一番愛好し評価しているのはフランス人』であると言われます。

ヨーロッパ人に比べて、アメリカ人の『サムライ』への憧れがひときわ強いのは、大平洋戦争における、日本の特攻隊のトラウマから来ているのではないか、というような気もします。

自殺を罪とするキリスト教圏の価値観では、『カミカゼ(特攻隊)』や『ハラキリ(切腹)』は想像を絶する行為なのですが、同時に、『社会のための、意志を持った犠牲死』というものが、キリスト教の『救済のための自己犠牲』という概念では妙に共感されてしまったりとか、いろいろと複雑な感情があるようです。以前『特攻隊はテロ行為か』という話題が出たことがありましたが、復讐と社会秩序の撹乱(かくらん)のための無差別殺戮を目的とした、イスラム原理の『自爆テロ Suicide Bombing (自殺爆撃)』と、戦争における、国家を背負った『サムライ・カミカゼ』では、全然意味合いが違うものとして認識されていると思います。


Re: ふと、思いました。  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月27日(金)22時59分48秒
>中国とはわざわざ、敵対しても泥沼(って言うか中国が勝手に暴走)になるのがオチだから相手にしない、これがもう、最善のような気がしてきました。
冷めた目で中国の暴走を傍観したほうが精神衛生上良いかも…


利亜さん:そう言えば、他板で「日本の歴史中、大陸と関わらない時が安泰で、関わった時に平穏が壊され、日本が疲弊する」という意見がありました。確かにその通りですね。日本が歴史上シナと関わらなかったのは遣唐使廃止から明治維新までと、戦後から1974年の日・中共国交開始の前までです。

日本がシナと関わると政治的に利用されるだけ、半島と関わると経済・技術支援など一方的に利用されるだけで最終的に裏切られます。秀吉に始まり、日本が大陸や半島に進出しようとすると、日本は疲弊し最終的に失敗します。一方で大陸と半島はいつでも日本のものを盗んでやろうと目を光らせています。

関わらないことこそが日本の安泰というのは『歴史の教訓』ですね。日本の経済人も、目先の利益のみに捕われ判断を誤ると、将来的に大きな痛手を追うことになるでしょう。かつてのヤオハンのように。


抗日運動と領海問題について  投稿者:今勇造  投稿日: 5月27日(金)22時02分33秒
中国の抗日デモでは,中国政府は「自国人民を完全にコントロールしているぞ。」ということをしっかり見せ付けてくれました。
26日 東京新聞に次のような記事がありました。
「呉儀副首相が来日、二十三日に小泉純一郎首相と会談する予定だったが、一方的にキャンセルして帰国した。呉副首相の日本滞在中に春暁建設が再開されたことになる。」
日中,日韓問題は魚と油の絡んだ、海域の領有問題に帰着するように思われます。
「3月24日、中国人活動家7名が魚釣島に上陸、我が国の警察当局に入管法違反容疑で逮捕され、26日、強制退去となった。」(外務省)
又,竹島の領有問題もありましたが,両国の「抗日」運動はこのあたりに端を発しているのではないでしょうか。「お詫びのしるし」に領海を分けてよこせと言っている「おねだり外交」ように思えてなりません。
そういう意味では、日本の外交的対応は奥歯に物が挟まったようで物足りなさを感じますが,敗戦国の立場を背負いつづける現状では,精一杯の自己主張なのかもしれないと感じています。
ドイツでは敗戦の弁をヒットラー一人のせいにすればすむのですが,日本はそういうわけに行かないのは彼我ともに認めるところですからね。
それにしても,東シナ海の地下資源開発で中国に遅れをとっている原状は残念でなりません。


五・四運動  投稿者:霧山人  投稿日: 5月27日(金)19時43分27秒
五・四運動をまねたデモが、なぜ、行われなかったのかという疑問。そもそも、五・四運動とは、日中軍事協定に反対する運動から始まったんですね。日中軍事協定は、独・墺(オーストリア)軍とソビェト革命軍の東進に対して日・中両軍が極東の平和と安全を共同防衛するという想定の軍事同盟でした。また、ベルサイユ体制に抗して同時的に起こされ、世界史における民族運動の一段階を画したアジア諸民族の運動との連帯の中で、闘われた運動でした。さらに、「民衆大連合」の思想・運動によって、非暴力主義をともなっていた。だから、日・中政府ともに抑制をかけたのは当然でした。また、中国のデモの人々が五・四の内実を本当に知っていたのかは更に疑問なところですね。云々。


訂正  投稿者:霧山人  投稿日: 5月27日(金)19時04分28秒
×三東半島→○山東半島


Re:(無題)  投稿者:霧山人  投稿日: 5月27日(金)19時02分4秒
最も答えがたく、最も調べがたく、最も秘密にされている質問です。
世界分割をもうやめようねと、西洋列強が約束したベルサイユ条約後、そのことを知らずに、三東半島をもらった日本のその後の活躍のおかげです。


(無題)  投稿者:江戸にすむ人  投稿日: 5月27日(金)14時15分11秒
○何故(なぜ)中国は、イギリスに植民地にされたのに文句を言わないのか?


 投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月27日(金)12時22分31秒
今度北京が変なこと言ってきたら、「本当に靖国神社に参拝するぞ!」と脅かそう(笑)。


弱い中国です  投稿者:ここで一番  投稿日: 5月27日(金)07時49分17秒
アヘン戦争で『大英帝国』に1840〜1842年、清朝時代の弱い中国は当然敗戦する。

今から約160年前のこの戦争こそが『近代欧米列強諸国』による弱い中国の植民地化の開始だった。
その後、弱い中国の植民地化は急激に拡大していった。
弱い中国の領土は4分の3が植民地となり残すところ奥地の山間地のみだった。

*『フランス帝国』が広東省・広西省などを、

*『ロシア帝国』が北京以北すべてを、

*『大英帝国』が江蘇省・安徽省・淅江省・湖北省など中部の数省を、

*『ドイツ帝国』が山東省を、

*『ポルトガル帝国』がマカオを、

という具合に中国領土は4分の3が植民地となり残すところ奥地の山間地のみとなった。
これが1905年ごろの中国植民地化の状況だった。

その後も弱い中国の植民地化は拡大していった。
『欧米列強諸国』による全世界植民地化の急激な流れの中で、オーストリア生まれのヒトラーが現れる。

経済危機にあったドイツを、彼は『キリスト教徒』として『ユダヤ民族絶滅』をスローガンに戦争へ突き進んだ。
『血の浄化』『民族浄化』=『ユダヤ民族絶滅』という理由で、なぜかポーランドで『ユダヤ民族大虐殺』をする。

大陸側の戦争は『残虐を極める』が、かつて『ジンギスカン』が東欧まで征服した侵略戦争もそうだった。
我が国への『蒙古襲来』=元寇もそうで、壱岐・対馬ではすべての若い女性を生きたまま掌(てのひら)に穴を開け、ロープを通し船に吊るし強姦、奴隷、虐殺したとある。また残った老人・子供すべて皆殺し、大虐殺する。

最初の襲来ではモンゴル人・漢人・女真人・高麗(こうらい)人など非戦闘員を含む3万人を、2度目の襲来は東路軍4万と旧南宋軍を主力とした江南軍10万、計14万人だった。

この殆(ほとん)どが全滅するという散々な状況で蒙古(元)は敗退する。その後の襲来はクビライの死と共に完全に頓挫した。

我が国への侵略は大失敗に終わったのだ。我が国ではその後、主に壱岐・対馬で生き残った人々による『倭寇』(倭の国が侵略するの意)は有名。『前期倭寇』と『後期倭寇』がある。

モンゴル帝国:1200年頃からチンギスとその後継者たちはモンゴルから領土を大きく拡大し、西は東ヨーロッパ、アナトリア(現在のトルコ)、シリア、南はアフガニスタン、チベット、ビルマ、東は『中国』、『朝鮮半島』まで、ユーラシア大陸の大部分にまたがる史上最大の帝国を創り上げた。

しかしモンゴルは今ではその勢いもなく国民所得も非常に少なく科学技術も発展が遅れその面影(おもかげ)はない。
蒙古騎馬民族とは、我が国で言えば武田信玄の『騎馬隊』が、織田信長の進歩した『鉄砲隊』に、木っ端微塵(こっぱみじん)に粉々に討たれ死んだような、時代に取り残された心理状況にあるようだ。

蒙古(モンゴル)人よ相撲なんか取ってる場合じゃない!

中国人よ昔から何度も国を乗っ取られ歴史が分断された間抜けた『弱い中国』を判ってる?


今年は行くか?  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月27日(金)00時21分5秒
そうですね。最初から8月15日に参拝しておけば、政治カードにもならなかったという見方も出来ます。ただ総理のやり方は一気に反日を煽(あお)るのではなく、靖国を『小出しにすることでシナ中共を疲弊させる』と同時に、『他の政治カードを使わせない』というメリットはあったかもしれません。急速な強硬路線は、自民党内の親中、親在日派と、依然として政権内にいる公明党(これも親在日)から足をすくわれる危険性があるでしょうし。

さて、任期の問題がありますから、小泉総理は今年か来年に8月15日に参拝するでしょうか? ただし総理職を任期いっぱい出来る保証はないですから、公約を守るなら、今年が事実上最後のチャンスかもしれません。

総理が8月15日に参拝したらどうなるんだろう? 中共や韓国とは国交断絶になるのでしょうか、それともミサイルでも飛んで来るのでしょうか?


小泉総理  投稿者:三保 平清  投稿日: 5月27日(金)00時03分56秒
小泉総理を今評価する向きがある様ですが、まだ早いでしょう。「靖国参拝」に支那のいちゃもんを招き入れたのは、彼の責任です。彼がきっちりと公約通り、八月十五日に参拝していれば、少なくとも「靖国参拝」を支那は、政治問題化出来なかったでしょう。そういう意味で自ら招いた災いでもあります。ブッシュ大統領が一緒に参拝しようというのも断った。だから彼がこの問題に、けじめをつけるのは当然の義務だ。彼は北朝鮮から、何人か被害者を連れ帰って、人気を維持したが、その為に何をしたのか。後の何百人とも言われる被害者はどうなる。「万景峰(マンギョンボン)号」が日本を嘗(な)めきって、入港を繰り返している。これに経済制裁をかけようと日本の世論が盛り上がったおりには、彼一人の意志でそれはならなかった。安全保障上の問題と言うなら、何故(なぜ)防衛予算が削減されたのか。「尖閣列島」はどうなっている。何故自衛隊を駐留させないのか。あそこに今日本人が上陸しようとすると、海上保安庁に追い返されるらしい。一体彼はどこの国の総理大臣か。その「尖閣列島」の支那のガス田開発に、日本国から融資が行われるとは何事か。そして先日は支那のなんとかいうオバサンにまで、馬鹿にされて会談の約束をすっぽかされた。彼の唯一の目標は「郵政問題」。これで歴史に名を残せると考えている様だ。他に難事が山積しているのに。後もう任期もせまっているので、必死なのか。「北朝鮮問題」も家族会と世論に押されて、仕方なくやったみたいだ。何人か被害者は帰って来たが、後何百人かの被害者はどうなる。「金正男(キム=ジョンナム)」を捕らえたら、即釈放だって。支那の「反日暴動」に、謝罪の言葉すら引き出せず、逆にこちら側から謝りにいって、相手に言いたいだけ言われ放題。支那の原潜が日本の領海侵犯した時は何をしたの。彼が後世につけを残したのも大きい。先の「バンドン会議」の発言。これは未来にかけて、日本人を縛る。彼をこの時点で評価するのは早い。公約をきっちり果たしてからでしょう。今までの総理は「日替わりメニュー」の定食の様な存在でしょう。そんな総理と比較して、少しはましかなどと。


岩倉欧米派遣使節団の世界一周の旅 と 伊藤博文 ― 幕末と明治新政府の真実 ―  投稿者:ワールド・フォーラム代表幹事/  投稿日: 5月26日(木)18時03分5秒
        ワールドフォーラム5月例会のご案内


         http://www.worldforum.jp/


テーマ : 岩倉欧米派遣使節団の世界一周の旅 と 伊藤博文 
               ― 幕末と明治新政府の真実 ―

講師  : 歴史研究家・元日本郵船叶_戸支店長・日本郵船航空監査役 石川 直義 氏


 日時 :  2005年5月27日(金) 18:30 - 21:30

 場所 :  北とぴあ 9階 901会議室   北区王子1-11-1 TEL. (090)7234−9792

http://www.worldforum.jp/


うろたえる中共  投稿者:霧山人  投稿日: 5月26日(木)16時33分9秒
ちょっと、なぜ、中共がうろたえるのか、考えてみました。まず、歴史認識の問題ですが、中共が中国を統一したのは、戦後になってからで、それ以前の歴史を語るときは、どうしても、国民党がからんでくるという近現代中国の歴史、そして、日本が中国大陸に来ていた詳しい事実を何よりも実は中国人民に知られたくない。また、日本の中国との歴史認識は、幕末のアヘン戦争辺りから始められるが、中国は清朝末期で共産党は影すらなかったということ。日本の場合、戦後、大日本帝国自体は滅んだけれど 、ソ連のおかげで、日本の本質は変わらずに済んだこと、また、占領したアメリカが自由・平等・尊厳の国であったため、日本の自由は守られて、民主化がすすんだこと。そして、日本政府は指導者というより、国民の代表であるため、政府を批判しても、国民自体の主張自体には影響がないということ。だから、考える時間をあまり与えられていない中共は逆に歴史認識にくるしめられることになり、うろたえることになっている。アメリカも人民元や為替の件で、ちょっとは、このことを利用して、圧力をかけてくるということも考えられる。十数億も人口を抱える中国政府は、資本主義が金だけの問題ではないということに戸惑いを見せているに違いない。困ったぜい。


靖国神社御参拝  投稿者:ここで一番  投稿日: 5月26日(木)14時23分30秒
私は『靖国神社御参拝』に毎年行ってます。
行くと気になるのは『欧米人』特に『女性』が多いことです。

それを目当てに行っている訳でもないですが、『欧米人女性』の『肌は非常に綺麗』だということに気がつきます。

特に十代の『欧米人女性』の肌はとても綺麗で見ているだけで、何かただで見るのは悪いような気持ちになります(笑

はい?ですから貴方(あなた)も『靖国神社』の『新年初詣(はつもうで)』には是非行ってください。
年始から儲(もう)かった気分になれるかも知れません。

『欧米人』はさすがです。『宗教的』にも進歩しています。
『他民族』の『宗教』の存在をも何ら問題なく認めているのです。

正に『悪を憎んで、人を憎まず』の精神ですね。


スターヲーズみたい  投稿者:江戸にすむ人  投稿日: 5月26日(木)12時55分15秒
岩谷様スターヲーズをそこまで分析するなんてすごいですね。

ルーカスは、黒澤映画に影響されていますからね。
日本っぽいのがあってもおかしくない。


Re: ある方向から見れば・・・  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月26日(木)12時42分16秒
私も、小泉さんは、最近ではいちばんよくやっていると思います。
保守派の中にも「辞めろ」――という意見が多いのですが、替わった人がちゃんと靖国神社に参拝してくれるかどうか、とても心許(こころもと)ないです。


Re:新作『スターウォーズ』見て来ました  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月26日(木)12時39分22秒
岩谷文太さんのエッセイ、じつに興味深いです。


Re: ある方向から見れば・・・  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月26日(木)03時56分31秒
小泉総理は近年の歴代の総理と比べても、かなり健闘していますし快挙だとと思いますよ。特に如何(いか)なる脅しにも屈しないというやり方、中共のような国相手には正解のようです。

■「緊急の公務は事実」中国側が説明 (TBS 5/25 21:03)
http://news.tbs.co.jp/headline/tbs_headline1198592.html

『中国の呉儀副首相が小泉総理大臣との会談をキャンセルした問題で、中国側が日本政府に対し「緊急の公務があったのは事実だ」として、これまでの説明を再び撤回していたことが明らかになりました。・・・外務省の高島報道官によりますと、呉儀副首相が会談をキャンセルした理由について日本政府が外交ルートで中国政府に説明を求めたところ、中国側は「緊急の公務」のほか、「日中関係をめぐる日本側の発言に不満があるのも事実だ」と回答してきたということです。』

なんだか言ってることがコロコロ変わるな・・・ 建前と本音が相当違うんだろうな・・・ 軍配は小泉総理かもしれませんネ。中共が未(いま)だかつてなくうろたえているようだし。


ある方向から見れば・・・  投稿者:大神 正念  投稿日: 5月26日(木)02時31分40秒
小泉さんはねぇ、まぁ、あれはあれで良くやってるとは思うわ。
今までの外交というものは、米国の顔色ばかり窺(うかが)って、「・・・この先ど〜なるんだう」なんてぇ、卑屈な態度がうざかったんだけど、小泉さんは“米国のポチ”とは言われながらも、うまく米国を操縦して、国連常任理事国入りを主張はしているし。まぁ、何だかんだでイラクへの介入は、“米国に次ぐ世界第二位の貢献国”で有る事をあらためて世界にアピールする恰好の素材になった事とは確かだったな。
して、このクソ支那に対しても「小泉政権下での日本は思う様に出来ない」という事は知らしめる成り行きになっているところは、まぁ評価したい。
今回の支那の失態の数々が、小泉さんが故意に演じた成り行きでの結果であるなら、絶賛したいと思う。

・・・でも、結構、行き当たりばったりだったりしてね。


新作『スターウォーズ』見て来ました  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月26日(木)01時17分32秒
先週の木曜日にスターウォーズ新作の『エピソード3:シスの復讐』を封切りの初日に見て来ました。物語の後半ではアナキンがあのダースベイダーの出立(いでたち)で登場、デス・スターも登場して、1977年の初代スターウォーズ(エピソード4)に話が繋がるように終っています(日本の公開は7月なので、これから見ようという方もいらっしゃると思いますので詳しいことは言いません。w)。これでこれまでに発表された6話が全部繋がることになります。私は1977年にリアルタイムで初代スターウォーズを見ていますので、あれから28年、随分と息の長い映画シリーズです。ジョージ・ルーカス監督は、エピソード7〜9はもうやらないと言っているそうですが。

シリーズ第4作の『エピソード1』(1999)の時のような、ストーリーそのものよりも、むしろ露骨で過剰なCGシーンの連続(異様に長い戦闘シーン&怪物キャラうじゃうじゃ)が優先されていたような印象と比べ、今回はややそういった点が抑えられていて、映画としては多少ましな印象です。今どきCGそのものは何も珍しくないですから。いずれにしても1977年の初代スターウォーズの、それまでの常識を覆すような驚異的なアナログ特撮技術で受けたようなインパクトを期待するような時代は終っていますから。

新作スターウォーズは、最新のデジタル音声やCG技術による21世紀のハイテク映画なのですが、その分1970年代に録音されたサントラの「音質の悪さ」が妙に際立(きわだ)っていました。w 作曲したジョン・ウィリアムスも、映画公開の度に印税がガッポガッポ入るんだろうな。


1.やはりモデルは『対共産圏』?

今回公開の『シスの復讐』では革命による帝国成立の話なのですが、特に今回感じましたが『王国連合の共和国終焉』→『クーデターによる帝国の成立』→『反乱軍による帝国の滅亡』という設定、その他『奴隷制社会』や『騎士団』などなど、あのストーリーは、歴史のあちこちから色々なものを持って来て混ぜ合わせていますが、中でも印象が強いのは、20世紀の共産革命を『帝国』成立のモデルにしているのではないかということです。

シナリオが書かれた時期が冷戦真っ最中の時代だったので仕方ないのですが、シリーズ第3作の『ジェダイの復讐』(1983)の後にソ連崩壊で冷戦が終結して、今やストーリーそのものがいささか時代遅れになってしまっている感もありました。皇帝の演説のシーンなど、スターリンのみならず、カストロや毛沢東、金正日(キム=ジョンイル)を彷佛させるような描写で、原作はともかくとして、映画化に際しては中共や北朝鮮などもモデルになっているのではないかとの印象です。

まあ、子供でも楽しめる娯楽映画という性格上仕方ないのですが、『正義』と『悪』の対照が極端であり、悪に身を堕(おと)した人は、『絶対的な悪』であるか『悔い改める』かの描写しかないのが、ちょっと物足りないところです。もともと『スターウォーズ』シリーズは特撮と派手なアクションを売りにしていますから、ストーリーが二の次になっている感はあります。

アメリカ人と話をしていて『コミュニズム』という単語が出ると、皆思わず顔をしかめる程の共産主義嫌いの人が多いのですが、『民主主義のメッセンジャー』という理想はブッシュに限らず、結構アメリカ人に浸透しているように見えます。実際『イラク戦争は良くない』と言う人は多いのですが、『フセイン政権を倒すべきではなかった』と言う人は殆(ほとん)どいません。つまりこういった映画が作られ、それがウケるという背景は、絶対悪の『帝国』のモデルが、アメリカ人にとっての絶対悪の『独裁政権』であり『共産主義』ということなのかもしれません。そう言えば、イラク戦争を起こした連中は、青春時代にスターウォーズを観て育った世代だしなあ、なんてふと思いました。


2.日本伝統からのアイデアがオンパレード

『エピソード1』(1999) の頃から特に露骨になって来ているのですが、『スターウォーズ』シリーズの衣装のモデルはかなり日本のものから取られていますね。例えばジェダイの騎士の服装、あれってどう考えても柔道着に見えます。『エピオード1〜3』に登場するメイス・ウィンドゥの服装は住職風の着物。『エピソード1』に出て来るナブー王宮の女性キャラの髪型は、日本髪をかなりサイケにしたものっぽいし、ダース・モールに至っては歌舞伎(『舟弁慶』?)・・・ それもどれを取ってもイカサマっぽい。日本人が見たら相当変に見えます。またジェダイのライトサーベルは、スタイル的に明らかに剣道にヒントを得ているし、そう考えれば、飛び道具を使わないチャンバラシーンも日本の時代劇・・・などなど。ルーカスってかなりの日本フェチっぽい。

今回の『シスの復讐』には『巨大盆栽?』が登場します。是非お楽しみを。また、中国桂林の漓江の風景をそのまんまモチーフにした惑星設定もあります。日本人の視点で見れば、結構苦笑い系も多いのですが、まあ、あまり真面目(まじめ)に考えない方がいいかもしれません・・・。


3.アメリカのアジアブーム

この数十年の変化を見てみると、昔は映画などで『宇宙人』や『野蛮人』を表現するのに、アジアや外国の素材を使う傾向があったのが、最近ではどちらかと言うと、アジアのファッションはトレンディ的な扱いに変化しています。特にこの10年の変化が大きいですね。アメリカで暮らしているとそういうものを肌で感じます。

日本のものは既にお馴染(なじ)みになっていますが、それでも最近の『キル・ビル』から『ラストサムライ』など、以前のステレオタイプ的な日本のイメージよりも、更に踏み込んだ日本愛好マニア的な映画がちらほら作られるようになって来たのも大きな変化です。最近はそこに中華ブームが加わり(古くはジャッキー・チェンや、最近は『グリーン・デスティニー(臥虎藏龍)』人気などの影響?)、近頃はタイブームです。『スターウォーズ』シリーズの中でも特に『エピソード1〜3』はそういった時代を反映しているように見えます。

最近では12月のクリスマスセールと3月の復活祭セールの間の大陰暦の正月(旧正月)に、『中華新年』なるセールを始めている商店街もちらほらあるとか。もちろん、これらのブームは商業主義的な仕掛人がいる訳なのですが。最近ではスーパーに行くと盆栽が売っています(尤(もっと)も非常に出来の悪い盆栽ですが)。以前は英語オンリーだったアメリカ映画に『外国語セリフ+字幕』という手法が最近目立って増えています。

アメリカは歴史が浅い国で、文化や伝統と言えるものも、20世紀のポップカルチャーか、カウボーイに代表されるような開拓文化位のもので、後はヨーロッパの借り物で、ポップカルチャーの飽和期である近年、アメリカ人が従来のありきたりのものに飽きてしまっているようにも見えます。教育現場で働いている知人によると、10年前は大学で多様教育が始まり、現在は小学校レベルでそれが行われているとか。例えば、子供に日本の歌を日本語で歌わせたりとか(子供が日本語を音で覚えるだけ)、そういう試みがされているそうです。私が教育実習で高校で教えた時も『何かオリエンタルなものを紹介してくれ』と言われました。これも一種のブームのように見えます。


4.それにしても何で日本の公開は一ヶ月以上も先なのだろう?

日本の劇場公開に必要なのは字幕ですが、配給会社が字幕作成のためにシナリオを入手することは、最終編集の時期には出来るはずですから、日米で同時封切りも可能なはずです。日本の場合むしろ商売上の理由でわざわざ待たせているように思えます。

今回当日券は6ドルだったので日本円では700円程度です。でも日本は前売券でも1000円以上しますし、当日券はもっと高額なはずです。実際日本のチケットの方が綺麗な印刷で出来も良いですし、それなりにコストもかかっているでしょう。また記念イベント、記念グッズやら宣伝やら、テレビ番組やら、結構関連業者がうじゃうじゃいて、『スターウォーズ』公開はアメリカよりも、日本の方が大イベントになっているようにさえ思えます(私はいないので判りませんが、実際どうなのでしょうか)。で、そういったイベント準備に合わせて公開時期が決められたとか、また諸コスト面で日本の方が割高のチケットになってしまうのでしょうか?


5.もとネタ

『スターウォーズ』シリーズのもとネタは、やはりワーグナーの連作オペラ『ニーベルングの指輪』全4作の、親子3代に渡る物語であることは明らかです。ワーグナーの場合ドイツ神話を扱い、いかにもドイツらしい理屈コテコテの人間関係ドロドロの物語で、不滅の地位を得る力を持つ『ライン川の黄金』をめぐり、神々が、契約と陰謀、欲望と争いの末に、自らの呪いの力により滅亡して行くという物語ですが、『スターウォーズ』の方は、一転アメリカらしい『正義と悪』の単純なストーリーの宇宙戦争の物語になっている点は対照的です。

『ニーベルングの指輪』の場合は、第一作『ラインの黄金』の主人公は神々の長ウォータン、第二作『ワルキューレ』では、その子供の生き別れの双児の兄妹が、それとは知らずに恋に落ち・・・、第三作『ジークフリート』では、その双児の間に生まれた孤児ジークフリートが主人公、第四作『神々の黄昏』ではジークフリートと、実の叔母(おば)さんが結婚するという、何とも近親相姦オンパレードのハチャメチャなストーリーですが(神話ってけっこう近親相姦系が多いのですが)、『スターウォーズ』では、そういうファンキーな設定は一切ないですね(ハリウッド映画では無理でしょうし)。

ただし『スターウォーズ』における、ルークとレイヤ姫が生き別れの双児で、それを知らずに出会う、という設定は余りにも似通(にかよ)っていますし(ルークとレイヤは恋には落ちませんが)、ジークフリートが生まれてすぐに母親が死に、他人に育てられる点もルークと同じ、『スターウォーズ:ジェダイの復讐』のルーク対ダースベイダーの父子の戦いのシーンは、『ニーベルングの指輪』の、ジークフリートが祖父のウォータンと戦う試練の場面を彷佛させます。

また、ジークフリートが悪の誘惑に魂を売り渡し悪に君臨し、そして謀略により暗殺されるのですが、死を目前にした時に呪いが解け、善の心を取り戻しながら息絶える場面など、ダースベイダーそのままです。

『ニーベルングの指輪』は、一人の女性の犠牲により世界が救われるという結末ですが、これはキリスト教的な発想に思えます。『スターウォーズ』にもそういうものが出て来るかもしれません(日本公開前なので詳しくは言いませんw)。(ダースベイダーの『悪が悔い改め成就する』という発想も、とてもキリスト教的ですね)

ワーグナーは『ニーベルングの指輪』全4作のシナリオ製作と作曲に22年かけましたが、ジョージ・ルーカスは『スターウォーズ』6作におよそ30年がかりです。


ふと、思いました。  投稿者:利亜  投稿日: 5月25日(水)15時06分9秒
中国とはわざわざ、敵対しても泥沼(って言うか中国が勝手に暴走)になるのがオチだから相手にしない、これがもう、最善のような気がしてきました。
冷めた目で中国の暴走を傍観したほうが精神衛生上良いかも…

日本の領土を侵略した時は勿論、完膚なきまで叩き潰すべきですね(笑)


骨のある政治家  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月25日(水)12時43分45秒
日中靖国問題で、経済界のボスたちが北京にすり寄る発言を繰り返すことに対して、ある政治家が「これはサムライの世界の問題だ。商人は黙っていろ!」と叫んだとか。
この政治家って誰ですか?


ジャスコ岡田屋  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月25日(水)06時27分6秒
政治家不人気投票のサイトでこんなの見つけました。へえー、だから岡田党首はいつでも中共の味方なんだね? 要するに『年金未納フィーバー』のどさくさで民主党は、中共に人質を取られている人物を党首にしたって訳だ。こりゃあ相当ヤバイでしょう?

『日本の政治家不人気投票』
http://www.amiva.com/choice/vote700/tvote.cgi?event=bb&show=10

2005/05/24 00:21:45 岡田克也
申し訳ないけど、今日は投票させてもらいます。中国にある10店舗のジャスコを守るために、日本国と日本国民を裏切りましたね。あなたの党の仙谷議員は、まるで中国のスポークスマン。首相とのやり取りは、中国をより強行(外交上、失礼極まりない首相との会談のドタキャン)とそれによる日本国民の嫌中意識の更なる高まりという、政治上の大失敗をやってしまった。

2005/05/24 01:02:53 岡田克也
では私も。君の実兄は反日デモについて「中国のカントリーリスクだとは思わない。」なんて言ってたよね。でも、今の所ジャスコ岡田屋が第二のヤオハンにならないのは、君自身が許文龍氏の様に利用価値が在るからなんだよ。政治家として国益を守るポジションに立てない可能性が有る場合、残念だが党首は辞任すべきだな。上海店はもともとヤオハンだったんだろ?工作は始まって居ないかい?

ジャスコ:中国語では『吉之島』と表記している。


Re: 呉儀支那副首相の帰国騒動  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月25日(水)06時02分29秒
竹下さん、どうもです。私にはどうもシナ中共は政治カードの悪循環にハマってるんじゃないかなって思いますね。つまり、朝日新聞の煽りに乗って靖国や教科書を政治カードにしたまでは良かったけれど、江沢民の反日教育で反日世代が育ってしまって、いまや靖国と反日を言い続けないと国民に支持されなくなってしまった。でもそういう国民に仕立て上げたのは彼等(かれら)の教育の産物。身から出た錆(さび)でにっちもさっちも行かなくなっている。また共産党内部の権力抗争にも反日が使われたりして、そうすると、反日かどうかで政治生命に関わって来る。

日本に靖国問題をしつこく言えば言う程、却って逆効果になっていると言うのに、それでも共産党内で足をすくわれたくないのと、国民が反政府になるのを恐れて靖国を言い続けるしかない。でも小泉首相が全く相手にしないから、今回は逃げに出たということでしょうか。まあ朝日新聞は中共に善かれと思って靖国問題を煽ったのでしょうけど、結果として却って首を絞めているような・・・。まあこれでビザ枠拡大恒久化は・・・お・流・れ。

また21日の会談で武部幹事長が『内政干渉だ』と言ったら、王家瑞対外連絡部長が怒り狂って発言を撤回させたとか。とてもまともな国家のやっていることとは思えないですね。いつも国内で恫喝政治をやっているから、そういう癖がついているのかな? 日本は右傾化していると彼等は言いますけど、30年に渡る強請(ゆす)りタカり、西安の暴動に始まる数々の反日行為、領海侵犯から、合意のないガス田開発や沖ノ鳥島調査、無主地先占の国際法を無視した資源目当ての尖閣諸島の領有権主張、これだけ色々なことをされたら、警戒しない方がおかしいでしょう。

そう言えば大紀元の『九評共産黨』と、共産党脱退運動で、三週間で脱党が170万人らしいですね。中共の内部崩壊も少しずつですが着実に進んでいるようです。

『170万人中共脱退、カナダマスコミが大々的に報道』(大紀元 5/24)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d60021.html

『中国:脱党ブームに怯え、全国一斉捜査と審問』(大紀元 5/23)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d25236.html

『脱党者150万人に 脱党支援ネットワークを形成』(大紀元 5/18)
http://www.epochtimes.jp/jp/2005/05/html/d42007.html

日本のマスコミは何故か絶対に報じない。


だよねー。  投稿者:大神 正念  投稿日: 5月25日(水)01時01分30秒
あのさ、ひとこと言っとくけど。。。
「過去は問わない。全ては水に流し、未来に向けよう!」
と、語ったのは誰あろう“周 恩来”なんだからねぇ!!!
中国はさ、その周氏の功績に、泥を塗ろうと言うのか?
・・・バカ かと。

過去に拘(こだわ)る支那に対してはさ、我が日本もさ、そういった過去の例えばこの周恩来氏の発言した記録映像なりを、今の支那政府のコチンポーさんなどに見せてやってだな、教えてやらにゃアカンと思うわ。
忘れてんのか?今の中国指導部は。   支ね!


ドタキャン?  投稿者:霧山人  投稿日: 5月24日(火)23時22分11秒
中共の腹は、やはり銭金だけが目当てであるようです。だって、経済関係にだけ、いい顔をして、政治的なことに関しては、去っていきました。やはり、腹の中では、謝罪という精神的な安堵感よりも、被害者意識によって、どれだけ慰謝料をとれるかといったことでしょうか。日本は、敗戦国の意識を戦後の成長の中、拭い去ることに専念して、それに成功しました。しかし、中国といったら、いろいろとしてもしてもらっているにもかかわらず、いまだに被害者の国を脱し切れていません。そこに、やはり精神的な未熟さがあると思います。本来ならば、なにくそと思って、日本の技術を学び取り、日本を見下すくらいの意気込みがあるかとすら、思っていました。しかし、やはり戦後60年の努力の差は歴然としています。まだまだ、中国は及びませんでした。ある意味、残念でなりません。日本人は必死になって、ここまで復興・進歩したのです。ドタキャン?そりゃ失礼でしょう。


いっその事  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月24日(火)23時06分41秒
「政冷経熱」か何か知りませんが、どうせ「戦後最悪の日中関係」って言うんですから、この際、トラブルの根源たる『村山談話』も撤回してしまえば良い。曰(いわ)く、

「先の大戦は、米英の桎梏(しっこく)からアジアを解放し、共に『大東亜共栄圏』を建設せんが為の『聖戦』だった。」

「『中国』は、過去数千年にわたって、周辺地域を侵略・支配してきた筋金入りの『帝国主義国家』である。近来に於いても、満州・チベット・ウイグルを侵略併合し、ベトナムに兵を向け、建国以来一度も統治した事が無い台湾を自国領土と嘯(うそぶ)き、併合の機会を窺(うかが)っている」

と。

支那指導部の血圧が上がり、罵詈雑言(ばりぞうごん)の限りを尽くし乍(なが)ら、卒倒する様が思い浮かぶ(笑)


(無題)  投稿者:江戸にすむ人  投稿日: 5月24日(火)21時59分10秒
支那野郎ドタキャンか!なめやがって!
と思いました。

原因は靖国参拝にありますからね。


靖国神社参拝  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月24日(火)21時42分1秒
こういう時にこそ、総理は靖国に参拝してほしい。
遙拝して参拝したことにしてもいいですよ。
それくらいの芝居っけがほしい。
あと、大臣たちもだらしがないです。


信長と「将軍」  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月24日(火)21時06分52秒
源頼朝による鎌倉開府以来、最後の将軍・慶喜公による大政奉還に至る迄、日本は武門の棟梁による「軍政」が続き、その最高指導者としての「将軍」がいた訳ですが、信長・秀吉の時代、所謂(いわゆる)「安土桃山時代」或(ある)いは「織豊政権」期には、その将軍が不在でした。本能寺の変で自害していなかったら、信長は将軍宣下(せんげ)を受け、開府していたかも知れないと言う向きもありますが、果たしてどうでしょうか?

巷間に流布していた説に「源平が交互に政権を担う」と言うものがあったのを、皆さんもご存じでは無いかと思います。詰まり、

平安末期 平氏(平清盛など)
      ↓
鎌倉時代 将軍 源氏三代
      ↓
     執権 北条氏(平氏)
      ↓
室町時代 将軍 足利氏(源氏)
      ↓
織豊政権 織田信長(平氏)
      ↓
     関白 豊臣家
      ↓
江戸時代 将軍 徳川家(源氏)

と言った具合に、日本は鎌倉時代以来、源平の流れを汲む武家が交互に政権を担ってきた訳で(徳川=松平氏が源氏だったかどうかと言った事はこの際、横に置いておく)、源氏三代→北条→足利と続いた武家政権の後を襲う形で天下布武を目指していた織田信長にしてみれば、征夷大将軍職は源氏が就いてきたものであって、平氏の流れを汲む自分自身が就くべきものでは無い、と言った風に考えていたとしても、不思議ではありません。実際、信長は、足利最後の将軍・義昭から将軍職を「禅譲」されるどころか、逆に「放伐」(京からの追放)していますし、その破天荒な性格と世界観から、正に中世そのものと言っても過言では無かった将軍職には、たとえ本能寺の変で倒れなかったとしても、就任を辞退したのでは無いか、と思いますね。

と言うよりも、彼が三国図屏風や地球儀を眺めて、大唐(もろこし)遠征を夢想していた事を考えると、日本六十余州に於ける武門の棟梁たる「将軍」に甘んじる気は更々無かったのでは無いでしょうか。


徳川家と「将軍」  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月24日(火)20時39分59秒
徳川家は代々、「征夷大将軍」職を継承した訳ですが、それと同時に、「源氏長者(げんじのちょうじゃ)」(源氏一門の長)をも継承していますね。初代家康自身も、「征夷大将軍 従一位(じゅいちい) 淳和(じゅんな)・奨学両院別当 源氏長者 源朝臣(みなもとのあそん)家康」として、将軍宣下(せんげ)を受けています。ですから、「将軍=源氏」と言う図式もあながち安易な言説と言う訳でも無いでしょう。


呉儀支那副首相の帰国騒動  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月24日(火)20時20分40秒
昨日、小泉総理・岡田民主党代表との会談をドタキャンして急遽、支那の呉儀副首相が帰国した件で色々と又騒がしくなっていますね。

当初、支那側は「緊急の公務」と言っていたにも拘わらず、今日になって、孔泉報道官が記者会見の席上、「その様な事を一度も言った覚えは無い」とか、「呉副首相訪日中に日本の指導部の中から『靖国問題』で不快な発言がなされたから」と言った風に、発言内容が撤回されました。

私の様な「暴支膺懲」派からすれば、お笑いタレントの台詞ではありませんが、「コンニャロメ!!」となる訳ですが、そうでは無いごく普通の日本国民にも、先の「反日暴動」と相まって、相当不快感、いや、はっきり言えば「嫌中」や「反中」感情が増した事は確かでしょう。

それにしても、これではっきりしましたね。
文太さんの意見に強く同意しますが、それと同時に、支那の「行動パターン」がこれ程、繰り返し繰り返し示されると、とんと無関心だった日本国民にもバレてしまいますよ。何がって、支那にとって不利な事、ばつの悪い事が起きた時には、何でもかんでも「靖国参拝」や「歴史認識」を持ち出してお茶を濁そう、と言う手口が。

こう何度も同じ手を使えば、どんなおバカさんでも、相手の手の内に気付きますって。
と言う訳で、文太さんに同じく、

>まあ、どんどんやってくれって感じですな。そうすればサイレントマジョリティの日本国民がますますシナ中共が嫌いになる。

って所ですね。


ギャル専用  投稿者:伊藤麗華  投稿日: 5月24日(火)15時03分58秒 Remote Host: 169.31.150.220.ap.yournet.ne.jp, Time: 1116914638
(当掲示板の趣旨にそぐわない為、管理者権限に於いて削除)


☆★☆久々の復活☆★☆  投稿者:miyuki  投稿日: 5月24日(火)14時52分35秒 Remote Host: YahooBB218138020011.bbtec.net, Time: 1116913955
(当掲示板の趣旨にそぐわない為、管理者権限に於いて削除)


Re: 虚仮にしやがって!  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月24日(火)14時43分5秒
まあ、どんどんやってくれって感じですな。そうすればサイレントマジョリティの日本国民がますますシナ中共が嫌いになる。

結局あれでしょ? 『靖国が原因と示唆』と報道されていますが、はっきり言った訳ではない。『鳥インフルエンザが深刻だ』とでも言っておいた方が、まだ同情されたのに・・・ そんなこと言う訳ないか、SARSを隠蔽したあのお国柄だしな。まあ、どっちが本当だか分かったものじゃない。

メンツしかない中共は北朝鮮と同類。本当でもウソでも靖国に抗議しなければメンツが立たない。結局のところ中共の政治家は、日本での評判はそっちのけで、大陸シナ国内での自らに対する批判を恐れているだけ。馬鹿の一つ覚えの政治カードもここまで来ると、自らの首を締め出したようなもの。中共も先行き危ういな・・・

それよりも、国内の奇病変病疫病何とかしなさい。靖国がどうこう言ってる場合じゃないアルよ!

■呉副首相自らが拒否か 会談中止で消息筋 (共同通信 5/24 9:08)
http://www.topics.or.jp/Gnews/news.php?id=CN2005052401000242&gid=G04

『・・・複数の消息筋は同日、16日の衆院予算委員会で小泉首相が靖国神社への参拝継続の意向を表明したことに憤慨した副首相自身が、指導部に会談拒否を提案し了承された結果だと語った。副首相は・・・自分との会談でも「同じことを言われるのは耐えられない」と強く反発。滞在先から指導部に会談中止を求め、22日夜に指導部から同意する回答が届いたという。同筋は「副首相は小泉首相に『(参拝に)干渉すべきでない』と言われて帰ったら国内で批判を受けると懸念したようだ。中国の指導者は対日問題では、特に国内の反応を気にしている」と語った。』

■会談ドタキャン 日中修復に冷水 日本『非礼』に驚き・怒り (中日新聞 5/24 6:08)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20050524/mng_____kakushin000.shtml

会談ドタキャン 日中修復に冷水

日本『非礼』に驚き・怒り


 中国の呉儀副首相が23日に予定していた小泉純一郎首相との会談を一方的にキャンセルした。中国政府が「緊急の公務」以外に理由を明らかにしないため、真意は現段階では不明だが、小泉首相の靖国神社参拝問題が影響しているとの憶測も飛ぶ。日中関係のこれ以上の悪化を防ぎたい日本政府は、否定に躍起となっている。外交上異例のこの事態は、国交正常化(1972年)以来最悪といわれた両国関係を改善する難しさをあらためて鮮明にした。

■期待一転

 日本政府は、中国政府からの会談の「一方的破棄」(町村信孝外相)に驚きと怒りを隠せない。

 四月の反日デモの直後に町村外相が訪中して以来、小泉首相と胡錦濤国家主席による首脳会談、外相会談、日中間で新たに始まった次官級協議など、順調に対話を積み重ねてきた。このため「中国は韓国と違い、胡錦濤国家主席以下、対日関係改善の意気込みで一致している」(外務省幹部)と関係改善に大きな期待を寄せていた。

 特に五月の外相会談で、李肇星外相は町村外相に呉副首相を「(首相との会談が可能な)日本政府の賓客にしてほしい」と要請。今回の会談がセットされた。日本政府も呉氏と首相との会談をきっかけに、温家宝首相の訪日を実現させ、三年半以上途絶えている首脳相互訪問再開につなげたいと考えていた。

 こうした日本側の期待を裏切るかのような中国側の行動に、政府・与党からは「理由を説明すべきだ。先の大使館破壊活動と一脈通じるものがある。外交マナー、ルールをどう考えているのか」(町村外相)、「急用ということなら仕方ないが、日本の多くの国民は非礼との気持ちを抱くかもしれない」(安倍晋三・自民党幹事長代理)と非難が相次いだ。

 日本政府は、靖国神社参拝問題との関連を否定しているが、小泉首相が国会で「追悼の仕方を他国が干渉すべきではない」と発言した直後だけに、可能性は排除していない。野党からはすでに「(中国側の)不快感の表明に近い」との見方が出ている。

 細田博之官房長官は首相発言が会談中止につながったことを否定。一方で「外交上はよくあることで、それをとやかく言う筋合いではない」と、中国側に一定の配慮さえみせた。ことを荒立てて、関係改善の機運を損ないたくない思惑が垣間見える。

 首相の考え方に大きな変化はうかがえない。

 二十三日午後、先の訪中で胡主席と会談した自民党の武部勤、公明党の冬柴鉄三両幹事長は官邸で小泉首相に内容を報告。冬柴氏が「国連安保理常任理事国入りできるかの瀬戸際ということを配慮してほしい。筋が通るとか、信念とかを超えた問題だ」と、参拝自粛を要請した。首相はこれには答えず、会談キャンセルについて、「残念だ。どういうことかよく分からない」と語った。 (政治部・岩田仲弘)

■主席判断か

 外交儀礼をことのほか重んじる中国が“非礼”を承知で、直前にキャンセルしたのは、会談で小泉首相自身の口から靖国神社参拝の継続表明や「他国の干渉を受けない」との発言が出た場合に、日中関係は当面修復不可能な状態に追い込まれると、中国指導部が判断したためとみられる。

 中国は小泉首相が十六日、衆院予算委で参拝継続を表明した際、即座には反応しなかった。

 キャンセル前日の二十二日、胡主席が北京で武部幹事長らと会談した際も、「目にしたくない動き」として「日本指導者によるA級戦犯をまつる靖国参拝」に言及はしたが、あえて小泉首相の名指しは回避。中国政府として、対日関係で「最も敏感な歴史問題」について、慎重に日本政府の反応をうかがった。

 だが、武部幹事長は席上「一般的に靖国参拝は戦没者の慰霊と不戦の誓いを示すもの」と説明するにとどまった。胡主席は、日本側が首相の参拝中止を確約できないものと判断。小泉・呉会談の決裂で日中関係が「一瞬にして破壊される」(胡主席)事態を避けるため、急きょキャンセルを決めたとみられる。

 一方、会談の決裂は、中国国内で反日デモを抑え込む立場を示してきた胡主席に対し、指導部内から強い批判を呼ぶ可能性もある。

 中国筋によると、四月の北京での反日デモに際し、外地を視察していた胡主席は北京に戻ると、デモを制御せず拡大させたとして、江沢民前主席に重用された政治局常務委員や外交部幹部をしかりつけたという。指導部内では、反日デモの対応をめぐり胡主席に反対する対日強硬派が不満を強めているとされる。

 このため中国筋は、会談で靖国問題に火を付けて、対日強硬派からの批判を強めたくない胡政権の事情もあると分析。キャンセルは、強硬派の攻撃に先手を打つ狙いからも、胡主席自身が最終決断した気配が濃厚だ。

 呉副首相の帰国理由について、中国政府、在北京日本大使館とも表向き「国内の緊急公務」を挙げているが、副首相所管の経済分野で二十三日、突発事態が発生したとの情報はない。 (中国総局・加藤直人)

■中国副首相が帰国

 日本を訪れていた中国の呉儀副首相は二十三日午後、羽田発の専用機で帰国した。副首相は愛・地球博(愛知万博)の中国デーイベントに出席するため十七日に来日。二十四日まで滞在予定だったが、「国内での緊急の公務」を理由に、二十三日午後に予定していた小泉純一郎首相や岡田克也民主党代表との会談を取りやめ帰国を繰り上げた。


虚仮にしやがって!  投稿者:ym  投稿日: 5月24日(火)13時58分1秒
 学問的探求も宜しいが チャンコロ副首相の無礼も糾弾しようではないか 奴等の非礼は今に始まった訳ではないが、、、 迎合するマスゴミにも腹が立つ 左巻きの学者共に無理やり靖国と結びつける解説をさせるとは 朝日同様 NHKも潰すべきだ

経団連会長 間延びしたでけー図体しやがって 手前は日本人か 何時(いつ)からチャンコロ共のコメンテーターに成下がったのだ 馬鹿野郎奴!


Re:征夷か征東か  投稿者:霧山人  投稿日: 5月24日(火)00時06分56秒
玉葉(ぎょくよう)が征東大将軍ならば、法皇は征東大将軍と任命した可能性はあると思います。頼朝は東国にいましたから、しかし、鎌倉以降、征夷大将軍がメジャーになったので、それにならったのではないでしょうか。また、吾妻鏡(あづまかがみ)の吾妻は東(あずま)ですよね。だから、東を制すると言う表現は、鎌倉方から見れば違和感がある。そういう理由から征夷大将軍にしたという推理はいかがでしょうか。


Re:義仲の征夷大将軍  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月23日(月)15時19分18秒
すみません、吾妻鏡(あづまかがみ)を読み直したら、一行だけ書いてありました。寿永三年正月十日に征夷大将軍とありました。
読み飛ばしておりました。
源平盛衰記と一日違いですが、これは大した問題ではないです。
玉葉が征東大将軍で吾妻鏡が征夷大将軍と、一字違いです。


有名ではあります!  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月23日(月)15時11分49秒
義仲の征夷大将軍の話は、もちろん有名です。
ところが、有名なのに、大きな歴史事典に出ていない事が多いので、疑問に思ったのです。
しかも、征夷大将軍ではなく、征東大将軍であったと『玉葉(ぎょくよう)』に書かれておりましたので、なお疑問に思ったのです。


Re: 義仲の征夷大将軍  投稿者:のりとー  投稿日: 5月23日(月)13時26分14秒
今、手元にないので、詳細を確認できませんが、私の持っている日本史事典にも義仲が征夷大将軍に任命された件が載っております。

というか、私は、この事実は、頼朝が征夷大将軍に任命されたことと同様に有名な話かと思っていました。


Re:義仲の征夷大将軍  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月23日(月)13時10分28秒
いま源平盛衰記を見たら、寿永三年正月十一日に義仲が征夷大将軍を得たとありました。
討たれたのが二十日ですから、たったの九日間!


Re:義仲の征夷大将軍  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月23日(月)13時00分28秒
レスをありがとうございます。
元歴元年=寿永三年正月というのは、義仲が頼朝勢に討たれた月ですよね。
つまり、頼朝勢と戦うために後白河上皇を利用しようとしたが、相手が一枚上手だったという事ですね。上皇は義仲を抑えるために頼朝を利用したわけですから・・・。
そしてそのどさくさに、征夷大将軍(あるいは征東大将軍)という称号を得た――という事でしょうか。
(義仲の征夷大将軍の話は、平家物語などの物語系の本に書かれているだけなのでしょうか。『玉葉(ぎょくよう)』にも『吾妻鏡(あづまかがみ)』にも、あまり出ていないようです。頼山陽(らい-さんよう)はずっと後の人なので・・・)


Re:義仲の征夷大将軍  投稿者:霧山人  投稿日: 5月23日(月)12時21分59秒
私の事典にも詳しいことは載っていませんでした。でも、任ぜられたとありますから、誰かから与えられたのでしょう。しかし、そのとき、後白河法皇を幽閉していましたから、無理やり法皇に強要したのではないでしょうか。頼朝追討の院宣(いんぜん)も強要していますし。

しかし、その後の調べによりますと、頼山陽(らい-さんよう)の『日本外史』(現代語訳・抄)「源氏正記 源氏下」では、法皇は義仲を嫌われ、頼朝を呼んで京へ来させようとお思いになった、とか、「……臣(義仲)はお上(法皇)が頼朝に二心をよせておられるのをなげいておられるのです。ですから頼朝と勝負を決めようと思っているだけのことです。なにとぞ頼朝を討つ院宣を下されたいものです。」という経緯がありました。なかなか、心を開かなかった法皇が徐々に心を和(なご)ませていくように描写されています。頼朝側の視線で言えば、強要ということになり、義仲の思いを優先させれば、任命ということになるでしょう。しかし、その後、法皇は、平知康に義仲を討たせようと許しをだします。そして、法住寺殿(法皇の御所)は焼けていきます。「それからあと法皇を摂政の邸(やしき)に、天皇を閑院(かんいん)に御連れ申し、公卿(くぎょう)以下知康に至るまでの官爵を停止し、自分自身で院の厩(うまや)の別当になった。これより先、義仲は藤原基房の女(むすめ)を娶(めと)った。基房は静かに道理を説いて諭(さと)した。そこで義仲は法皇を西洞院(にしのとういん)に移し、自分の官爵を返上した。」そして、「元暦元年(1184)正月、義仲は従四位下(じゅしいのげ)に叙せられ、征夷大将軍に任じられた。」とだけあります。ここで、感じ取れるのは、心を入れ替えた義仲がいるということです。なれば、強要というより、法皇の近くにいた義仲はある意味しょうがなく与えられたのではないでしょうか。しかし、ここでは、合理的には考えてはいないでしょう。やっぱり、法皇は義仲と気があいませんでした。感性の問題でしょうか。人の心の機微というものが感じられます。


征夷か征東か  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月23日(月)11時43分58秒
義仲の征夷大将軍の件ですが、『玉葉(ぎょくよう)』では、征東大将軍と書かれておりますね。
寿永三年正月十五日の記録です。
『玉葉』は天皇の近くに仕(つか)えた人の日記ですから、かなりの信憑性があると思います。


完全に振り回されていますね、何人かのエージェントに。  投稿者:はに〇ねこ日本海  投稿日: 5月23日(月)02時04分2秒
正常な議論が、・・・・・・・・
ある特定人に振り回されることのないように、しなければいけません。


義仲の征夷大将軍  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月23日(月)00時40分12秒
源義仲の征夷大将軍は、公式に与えられたのでしょうか、それとも自分で無理矢理名乗ったのでしょうか?
私の見ている歴史事典には、書かれていないので、知りたいのです。

源頼朝の場合は、奥州征伐に必要なので要求したが得られず、後白河上皇崩御後に与えられましたが、そのときはもう不要だったので、辞退したいという意向だったと、歴史事典には書いてありました。


Re:Re:征夷大将軍  投稿者:AZUMA Goro  投稿日: 5月23日(月)00時12分30秒
再びお邪魔します。「Re:豊臣方?」で誤解を与える様な内容がありましたので、補足させていただきます。
征夷大将軍は蝦夷(えぞ)征伐のための令外(りょうげ)の官ですが、蝦夷征伐のためには京都から正規軍を率いて現在の東北地方(戦前の内地、外地の外地に近い感覚では)に乗り込んでいくわけではなく、関東地方の兵をかき集めて闘いに望むわけです。平安時代は実質的に正規軍自体が無かったためで、他の地方ではなく関東地方の兵を使用するのは常識の範疇と考えられます。このことから征夷大将軍に任官する事は自動的に関東の軍事的な支配力を手にすることと同じことになります。源義仲が征夷大将軍を望んだのもそのためと思われます。
後に関東を支配すれば、当然東北地方を押さえる、あるいは東北地方の反乱にそなえることができるとされ、論理が逆転します。これを利用したのが鎌倉幕府です。もともと幕府というのは、将軍が戦場で指揮を執(と)る場所という意味しかないわけで、これも逆転して幕府という組織を存続させるため、征夷大将軍が必要となった次第です。
また朝廷から見ると、関東を支配したということは、軍事力のトップ、武門の棟梁となるわけです。
信長は征夷大将軍になれ、幕府を開設する可能性があったが、本能寺の変で倒れ、秀吉は征夷大将軍になる資格を得られなかったため、武家の政権としては、より不安定な公家(くげ)のトップである関白、元関白としての太閤(たいこう)としての政治を選択せざるを得なかったという事があり、源氏かどうかということは関係がない、(結果としては源氏が開いた)という事を言いたかったわけです。


同級生も投稿しちゃう!  投稿者:まいちぃ  投稿日: 5月22日(日)08時10分52秒 Remote Host: 87.222.150.220.ap.yournet.ne.jp, Time: 1116717052
(当掲示板の趣旨にそぐわない為、管理者権限に於いて削除)


Re:征夷大将軍  投稿者:霧山人  投稿日: 5月22日(日)07時47分58秒
本来は征夷大将軍は蝦夷(えぞ)征伐のために臨時で設けられた官でした。794年(延暦13)大伴弟麻呂(おおとものおとまろ)が任ぜられて以来、坂上野田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)等が任ぜられてますが、蝦夷鎮圧が一応完了した811年(弘仁2)以後、廃絶ていました。そののち、1184年(元暦1)源義仲が、この職に任ぜられています。そして、いつの間にか武家政治の頭領の地位を象徴するものになりました。やがて、室町幕府が成立すると、足利氏が代々この職に就くようになります。足利氏も源氏であったために、将軍に任じられる家柄は源氏であるという観念が生じて、征夷大将軍職が江戸幕府に受け継がれた場合も、徳川家康は源氏として1603年(慶長8)征夷大将軍に任じられています。


征夷大将軍  投稿者:三保 平清  投稿日: 5月22日(日)01時58分29秒
失礼します。征夷大将軍というのは、源平の合戦の結果が、大きいのではないでしょうか。征夷大将軍はすべての武家を率います。平家の如く源氏にあれほどもろく潰(つぶ)されたのでは、武家の統率は出来ないと考えられる様になったからでは。「平家の公達(きんだち)」と言われる様に、平家は武家から公家(くげ)化していた。そして源氏の猛攻に敗れ去った。朝廷公家にしても、平家では武家の統率が出来ない上に、「公達」では自分達と利害が正面から衝突する。平清盛は彼らには、悪夢だったのでしょう。まだ鎌倉で自分達と違うやり方の源頼朝の方がましだったのでは。それで征夷大将軍は源氏という図式が出来上がったのではないかと想像します。関東はまだ当時はそんなに開けていなかったのでは。


無題  投稿者:ym  投稿日: 5月22日(日)01時40分49秒
将軍職の系譜

『豊かの国摂津/多田神社その2』(TOYRO倶楽部)
http://www.toyro.co.jp/library/kikou/no_06.html


え?  投稿者:大神 正念  投稿日: 5月22日(日)00時35分0秒
ちょっと、経過を良く読んでいないんだけど。。。

秀吉が源氏とかどーとか・・・ただの百姓(ひゃくしょう)の倅(せがれ)だよね、秀吉は。
晩年になってから本人が勝手に“源氏だ!”と言い出しただけの話で・・・。
話がズレていたらスマン。
確かに“征夷”というからには、東方を支配していなければならなかったワケだが。
ちょっと待てよ、つー事はだな、伊達政宗の存在がひっかかるわな。
てことは、無理矢理 関白職に逃げた。 と、いう事かな。


Re:豊臣方?  投稿者:AZUMA Goro  投稿日: 5月22日(日)00時20分41秒
お邪魔します。私の歴史認識では、秀吉は源氏でなかったから、征夷大将軍になれたなかったのではありません。小牧長久手(こまき-ながくて)の戦いで家康に勝てなかった、関東を支配できなかったからです。源頼朝のころから、征夷大将軍になるには関東を支配していること、というのが条件と言えるのではないでしょうか? それ以前は、これから関東を討(う)ち果たす、というものですが。征夷大将軍が開くのが、後に幕府と呼ばれる組織です。鎌倉幕府は、当然ですが鎌倉で関東を支配していましたし、室町幕府でも、名義上は足利氏が関東を支配していました。織田信長は室町幕府を滅ぼした後、武田氏を関東の北条氏と共に(北条氏が命令を受けた立場で)討ったため、本能寺の変が無ければ、征夷大将軍になるはずであったという説があります。結局、秀吉は征夷大将軍をあきらめ、征夷大将軍より上の関白になったわけで、身分により征夷大将軍になれなかったわけではありません。


豊臣方?  投稿者:霧山人  投稿日: 5月21日(土)17時16分21秒
豊臣秀吉は源氏でなかったから、征夷大将軍になれなかった。今の民主主義の世の中ならば、当に征夷大将軍になっていたはずだ。これが封建制の駄目なところだ。まあしかし、今は民主主義の世だから、身分は関係ないはずなんだが。(加藤)清正(きよまさ)公の家来と申したが、家紋は小泉首相と同じ違い鷹、菊池氏に関係か、阿蘇に関係か、よくわからない。うちは、武士だったり、坊さんだったり、町人だったり、農民だったり、軍人だったり、いろいろ点々としていたのかもしれませんね。


台湾の歴史教科書には南京はどう書かれているのか?  投稿者:るい  投稿日: 5月21日(土)14時08分14秒
下記掲示板に、興味深い内容がありましたので、参考になるかもしれません。

 台湾の教科書でも大部分、30万人と記載されてきた事実があるらしいです。

 --------------------------------------

『南京大虐殺の死者数十万人は中華民国台湾の責任3』(2ch)
http://tmp5.2ch.net/test/read.cgi/asia/1113726997/ または キャッシュ

85 : ◆CByzlSeA0w :2005/04/17(日) 19:43:32 ID:XL/awW3h
 >>81
 ところが、【中華民国の】国民中学歴史科教科書 第2冊、1999年版、2000年版 P137 には

 十二月中旬、国軍が南京から撤退し、日本軍は南京に入ってから、彼らの野蛮さを発揮し、日本軍に殺害された中国人は三十万以上に達した。南京大虐殺、日本軍「七三一」部隊は東北地方で中国人を細菌戦争の試験に試用した。また韓国、台湾などの女性を「慰安婦」にした。日本軍の中国侵略の重大な罪を十分に表した。
 http://jun-gw.sfc.keio.ac.jp/JP/thesis/WangXueping/syuron.pdf

 と書いてあるのだなぁ。

 記述量に差はあれど、その内実は中華人民共和国も中華民国も同じだっての・・・


 -------------------
 補足:
  http://jun-gw.sfc.keio.ac.jp/JP/thesis/WangXueping/syuron.pdf
   教科書から見る対日認識 -- 中国と台湾の教科書の比較 --

   の p46の部分に上記の内容が書かれています。 
   その他、参考になる箇所多いです。

http://jun-gw.sfc.keio.ac.jp/JP/thesis/WangXueping/syuron.pdf


朝鮮出兵の根拠  投稿者:霧山人  投稿日: 5月21日(土)13時16分36秒
>朝鮮半島の南端部が倭の領域であったと考えないかぎり、この文章は解釈できないと思います。

 オロモルフさんのおっしゃるとおり、朝鮮南部には倭の領域があったと思います。しかし、現在のような国境があるような認識はなかったに違いありません。ただ、そこに倭人と称する人々が村を点々と営(いとな)んでいたのでしょう。そして、その村々の点を線で結んだものが国だと考えます。だから、韓人は、倭寇が攻めてくると、津波が来たときのように、山に逃げ込みました。この反応は、朝鮮の役のときと同じです。うちの先祖は(加藤)清正(きよまさ)公の家来ではなかったかと、想像しています。つまり、豊臣方(とよとみがた)です。秀吉は、瓢箪(ひょうたん)を旗印(はたじるし)としていましたので、倭人の伝説を知っていたのではないでしょうか。だから、死期が近づくにつれて、朝鮮あるいは明にこだわった。この朝鮮の役で、日本軍はあっという間に平壌(へいじょう,ピョンヤン)まで到達しています。ここでも、中国人のあくどさと小西のずるがしさで、先に進むことができませんでした。また、昔、倭人が住んでいたといっても、すでにそこが倭人の領地であるわけがありませんでした。朝鮮では、朝鮮の時間が過ぎていたのです。これと同じことを、韓国併合や大陸進出のときにやりました。侵略してもいいという根拠として、過去の歴史をもちだすことは、現代人の思考ではナンセンスです。中共が歴史認識をもちだすのとどっこいどっこいです。でも、当時は現在と歴史は同等に扱っていたようです。その例として、薩摩武士は、関が原を明治になっても、根に持っていましたし、老人が「平家物語」を語るとき、自分があたかもその時代に生きていた感慨で語るようなところがありました。それが年齢500歳とかいう根拠になったりしました。やっぱり、合理的思考ができたのは、明治になってからでしょう。


中国的本音が  投稿者:利亜  投稿日: 5月21日(土)13時07分46秒
『強制連行訴訟で和解を勧告 長野地裁、訴訟は結審』(信濃毎日新聞)
http://www.shinmai.co.jp/news/20050521/mm050521sha11022.htm

5月21日(土)
強制連行訴訟で和解を勧告 長野地裁、訴訟は結審

 第2次大戦中に強制連行され、木曽郡や下伊那郡の水力発電所建設現場で強制労働をさせられたとして、中国人とその遺族計12人が、国と大手建設会社4社に総額1億4000万円の損害賠償を求めた訴訟は20日、長野地裁で結審した。辻次郎裁判長は、判決を2006年3月10日と決めた一方で和解を勧告した。

 今後、地裁が和解案をまとめて原告、被告双方に提示。8月25日と9月2日に双方が話し合い、和解の可能性を探る。

 原告側代理人は、最終弁論で「中国で反日デモが行われた戦後60年の年に、過去の強制連行の事実認定と解決が求められている」と主張。強制連行された約3万8000人に約800億円の未払い賃金があるとした外務省報告を引用し、政府が補償基金を作るべきだと提案した。原告3人の意見陳述で蒼欣書(そうきんしょ)さん(79)は、何人もの仲間が暴行や寒さ、飢えで死んだとして、「企業は無償労働で多大な利益を得た。中国の恥、家のかたきであり子々孫々まで訴え続ける」と述べた。

 訴訟で国は、国家賠償法がなかった旧憲法下の公権力による損害については賠償しない「国家無答責」を、企業4社は不法行為から20年経過すれば被害者の損害賠償請求権が消滅する「時効・除斥」を主張し、訴えの棄却を求めている。


つい出てますね。
「子々孫々まで訴え続ける」言う辺りが。
中国には資源はしく無いかもしれないですが欲望は無限にありますね(苦笑)
彼ら自身は資源が豊富にあると教育されているようですがね。


Re:RE:『日韓史についての渡部昇一先生  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月21日(土)12時04分44秒
竹下義朗さん、ありがとうございます。
ついでながら、『魏志韓伝』にもありますね。

「韓在帯方之南東西以海爲限、南與倭接・・・」
(韓は帯方郡の南にあり、東西は海で限られ、南は倭と境を接して・・・)

朝鮮半島の南端部が倭の領域であったと考えないかぎり、この文章は解釈できないと思います。


明治節、賛成  投稿者:霧山人  投稿日: 5月21日(土)09時24分43秒
日本の歴史を語るにおいて、さまざまな客観的な事実および文献があると思いますが、そこで大事なことは、私たちが日本人であるということのアイデンティティを揺るがしてはならないということだと思います。つまり、自立自尊の精神を忘れてはいけないのです。確かに、中国大陸や朝鮮半島とのつながりをしめす資料や事物がたくさんあります。しかし、現代人の私たちは、すでに今の日本人としての生き方を変えることはできません。だから、中国や朝鮮がどんなことを言っても、それが役に立つこと以外には、一向に構わないことです。たとえ、過去の中国や朝鮮とのつながりが事実であったとしても、現代日本と中国、朝鮮とのつながりは、従来のつながりとは全く別のつながりになっています。観光やビジネスにおけるつながりはあっても、文化や政治でのつながりは小さなものでしかなくなっています。そこが過去と現代の違いだと思います。確かに日本は昔は東洋文明の一員であった。しかし、江戸時代の鎖国、明治の文明開化以降、西洋とのつながりが深くなって、中国よりも仲が良くなってしまっています。ここを忘れて、古代史を語ると、妙な混乱を引き起こすと思います。だから、あんまり、語りたくない。日本人が中国や朝鮮からきたんじゃない。日本人は日本人に自力でなったんだよ。古代の縄文人が現代の日本人と同じレベルであったわけはないし、弥生人においてもそうである。現代日本人のルーツである明治を讃(たた)えて、是非、明治の日を制定してほしいものですね。


御礼  投稿者:ゴジラズワイフ  投稿日: 5月21日(土)00時44分10秒
>管理人さま オロモルフさま

ありがとうございます。

開戦記念日、独立回復記念日(4月28日のこと)、陸軍記念日、海軍記念日等も祭日でなくていいから、カレンダーに加えてほしいと過日同じく賛同者のウランさんと話していました。

これからもみんなで力を併せましょう。

『明治節・昭和節の制定運動』
http://www3.to/meiji-shouwa


RE*2:4月29日は「昭和の日」  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月20日(金)22時59分39秒
>天長節が懐かしいです。

今の時代に「天長節」と言って分かる人がどれ程いるでしょうか?
(ほとん)どの人は「そんなの知らない」と答えるでしょうね。「天皇誕生日」と言うと「あぁ、その事」となる訳ですが。
「建国記念の日」も旧称である「紀元節」、若(も)しくは、日本は「建国」では無いので、「肇国(ちょうこく)記念日」に改称してもらいたいです。

そう言えば、戦前は「天長節」と同時に、皇后誕生日をして「地久節」と呼んでいましたね。


RE:『日韓史についての渡部昇一先生のご意見』  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月20日(金)22時52分22秒
>『三国志』の『魏志東夷伝』では、九州と朝鮮南部をともに倭国・倭人としている。

「倭人在帯方東南大海之中、依山島為国邑。舊百餘國、漢時有朝見者。今使譯所通、三十國。従郡至倭、循海岸水行、歴韓國、乍南乍東、到其北岸狗邪韓國、七千餘里。」(倭人は帯方の東南の大海の中に在(あ)り。山島に依りて国邑(こくゆう)を為(な)す。もと百餘國、漢の時、朝見する者有り。今使譯して通ずる所三十國。郡より倭に至るには、海岸に循(したが)いて水行し、韓國を歴(へ)て、乍(たちま)ち南し乍ち東し、(そ)の北岸、狗邪(くや)韓國に到る。七千餘里。)

これは所謂(いわゆる)『魏志倭人伝』の一節ですが、ここに登場する「狗邪韓國」について、対馬海峡を隔(へだ)てた地にあるにも拘(かか)わらず、わざわざ「其の北岸」と記しています。倭国が九州を主体とし、壱岐・対馬を除いて朝鮮半島に迄勢力圏が達していなかったのだとすれば、「其の北岸」の「其の」は一般的に考えて、九州である筈です。にも拘わらず、朝鮮半島南端にあった「狗邪韓國」をして、「其の北岸」と呼んでいると言う事は、「其の北岸」の「其の」は倭国(倭人の勢力圏)を指していると見るべきであり、「加羅」或いは「任那(みまな)」と呼ばれていた朝鮮半島南部が、倭国に属していた事になります。因(ちな)みに「狗邪韓國」は、後の「金海伽耶(かや)」、現在の釜山(プサン)付近と考えられており、先に「NHK-BS」受信云々の話とは別に、この地が古代日本(倭国)の領土であった事は疑うべくも無いでしょう。

>百済(くだら)は旧外地

百済亡国後、上は王族から下は民草(たみぐさ)に至る迄、多くの百済人が日本に移住しましたが、旧百済王族は「百済氏」として貴族待遇を受け、その家父長は「百済王」(くだらのこにきし)の称号を認められていました。いや、それ以前に、舒明天皇が即位11年秋7月に詔(みことのり)して、「百済大宮」・「百済寺」が造営された事を考えると、日本と百済の関係は想像以上に深かった事が分かります。
因みに、百済王族の国姓は「余」ですが、元来は「扶余」。高句麗(こうくり)の国姓は「高」ですが、扶余族であり、系譜の上では、高句麗と百済の王室は親戚関係にあったとされています。つまり、日本(倭国)・百済(及び前身である南扶余)・高句麗(及び前身である大夫余と、後身である渤海)三国は、極めて近い間柄=同文同種であった可能性が極めて高いと言えます。

それとは反対に、新羅(しらぎ)(及び後継の高麗(こうらい))は、高句麗・百済とは異種であり、統一新羅成立を境に朝鮮半島の民族構成・文化・言語に著しい変化が生じたであろう事は想像に難(がた)くありません。


RE:4月29日は「昭和の日」  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月20日(金)22時26分15秒
私も、昭和の日はほんとうに嬉しいです。
もうずいぶん前からの懸案ですよね。
国会議員にFAXを送ったり署名したりしておりました。
天長節が懐かしいです。


RE:4月29日は「昭和の日」  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月20日(金)22時07分46秒
ゴジラズワイフさん

こちらこそ、ご無沙汰しております。
この度の「みどりの日」改め「昭和の日」制定は、誠に以て喜ばしい限りです。
引き続き、「明治の日」(明治節)が制定される様、運動を継続して参りましょう。


霧山人  投稿者:淘汰と道徳  投稿日: 5月20日(金)16時52分25秒
最近、淘汰の反対語が道徳だと感じるようになりました。淘汰というものは、弱肉強食により、生死が決められるという自然によって、行われます。ダーウィニズムで、表に噴出してしまったものです。原始時代、まだ、道徳がなかった時代に、人々は自然の摂理に怯えて暮らしていたと思います。だから、その摂理に従うままに、生贄(いけにえ)を差し出していたのです。自分たち全体が淘汰されないように…。しかし、ある人々は、この自然の摂理に従わなくてもよい法則を発明しました。これが道徳だと思います。老人は孝の原則で、息子に守ってもらえますし、仁という原則で互いが淘汰されないように思いやることを考えました。そして、自然の摂理があるにもかかわらず、道徳の原則にしたがって行動することによって、種全体の自然淘汰から抜け出すことに成功したのです。そして、大きな社会を築くことができるようになって、やがて文明が発達したのです。ダーウィニズムのせいで、自然淘汰が明るみに出て、道徳が廃(すた)れたとき、世界がどうなったかというと、戦争になりました。つまり、道徳が人類の自然淘汰を防いでいたのですね。


元気になるよ♪(*^-'*)>  投稿者:きみか  投稿日: 5月20日(金)14時43分52秒 Remote Host: 164.222.150.220.ap.yournet.ne.jp, Time: 1116567832
(当掲示板の趣旨にそぐわない為、管理者権限に於いて削除)


Re: 歴史の壁  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月19日(木)19時51分14秒
>特に秀でたものだけを歴史の教科書として、表出させてくる。ここから、歴史認識の主観性が奪われてくることになる。

近代史とは戦勝国と戦勝国に取り入った側の視点による歴史でもあります。そしてそれが敗戦国の歴史観を支配する。

>農民漁民にとっては、歴史というよりも、生活の積み重ねに過ぎなくなってしまう。それはそれで、

文字・記録として残っていないもの、パブリックな影響力を伴わないものは、歴史には登場しないものですね。また、『歴史に残る』とは『淘汰』の結果でもあります。


歴史の壁  投稿者:霧山人  投稿日: 5月19日(木)08時59分24秒
歴史というものを語るということは、なかなかむずかしい。というのは、歴史的事実として、挙げる事象が、現在の歴史観、国家観、その他の土台と相違するからだ。つまり、何らかの原因で、それ以前の物事を封印してしまおうという動きがあったであろうからだ。また、現代においても、さまざまな視点を持っている人々の集まりであるからして、その判断を見極めなければならない。だが、証拠を挙げれば挙げるほど、反応は返ってこない。つまり、実感がないからであろう。それだけ、平安、鎌倉、室町、江戸、明治と文化や伝統が入れ替わりつつ、それぞれ個々に関わった人たちのみ、その文化や伝統を受け継いで、その他の人々はまた、それぞれの生活の智慧によって、生きてきたという別々の歴史を持っているということだろう。農民には農民の歴史があり、藤原には藤原の歴史があり、徳川には徳川の歴史がある。本当に複雑な歴史の網の中から、特に秀でたものだけを歴史の教科書として、表出させてくる。ここから、歴史認識の主観性が奪われてくることになる。つまり、すでに、我々日本人は自分たちの先祖の歴史を奪われたものが非常に多いということだろうし、また知りたくもないという人々も多いだろう。過去に、何らかの地位にいた人々は、歴史というものに有り難味(がたみ)をもつだろうが、農民漁民にとっては、歴史というよりも、生活の積み重ねに過ぎなくなってしまう。それはそれで、重みのある智慧から続けられたことであるから、その厳しさを生き抜いたという点で驚異に値する。山人に至っては、もともとの原住民を指すと見られています。


Re: 村人の意識&江戸の飢饉  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月18日(水)15時25分18秒
>ただ、そこに生活を守る、村々を守るという意識しかないのではないでしょうか。これは、現代の抱える北朝鮮の問題にも、当てはまると思います。あれだけの頑迷さは、国際社会を認識できない村人の意識そのものです。

私はあれは、倒産しかかった会社がにっちもさっちも行かなくなって、騒ぎ始めたようなものだと思いますけどね。金正日(キム=ジョンイル)に『村々を守る』という意識なんてあるんですかね? 人民が痩(や)せこけ、独裁者はブクブク太っている。国内の経済が破綻し食料がないのに、軍事開発に血眼(ちまなこ)になっている。東欧でも共産主義政権の末期は独裁者の保身行動以外の何物でもなかったように思います。北朝鮮も、援助は獲たいけど、国の体制には口を出して欲しくない。権力の座を放棄したら国民の復讐が恐ろしい。だからあんな瀬戸際(せとぎわ)外交をやってるようにしか思えません。

>百済(くだら)、新羅(しらぎ)、任那(みまな)の始めの話は、中国大陸から逃げてきた人々の村落が始まりとされています。

つまり、朝鮮半島はシナから追い出された人の溜まり場ということですね。だから民族性が屈折している。それに対して日本には既に、およそ32,000年前から15,000年前に南方から来た縄文の民がいて、独自の文明を持っていた。そして流入民を受け入れながら大陸の美味(おい)しいところを戴(いただ)いた。そこら辺が違いでしょうか。

『日本列島の新人化石−港川人』(日本の考古学ソースのデジタル化)
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/mizuy/how/minatogawa.htm

『スンダランドは海洋民の故郷』(日本人はるかな旅展)
http://www.kahaku.go.jp/special/past/japanese/ipix/3/3-02.html

>政治が乱れると、天変地異が起きる。

もし関東大震災が起きていなかったら、日本の戦前史も随分違っていたのではないか、ああいった形の戦争に、つまりアメリカとあそこまで敵対することもなかったのではないか、なんて思いますね。歴史に「もし」など野暮なことですが。


マゾ韓国人  投稿者:ここで一番  投稿日: 5月18日(水)07時31分30秒
北朝鮮の金正日(キム=ジョンイル)が韓国の人間を何千人も拉致・抑留したが韓国政府はなぜ何もしないのか?

朝鮮半島は大陸から攻められると逃げ場のない弱さから、昔から大陸から攻められては負けた。我が国からもやられっぱなしで先の大戦でも、戦勝国は朝鮮半島を戦勝国として認めなかったのだ。

ヒトラーが民族浄化で大量虐殺をしたため、戦勝国は植民地主義を少し改め韓国も独立させた。要するに朝鮮半島人は弱くて自分で何もできないどうしようもないから助けてやったとしたのだ。

弱い朝鮮半島人はいつの間にか歴史的にもその癖がつきM(マゾ)化してしまった。昔から朝鮮半島人は痛めつけれれると喜ぶM(マゾ)性が強いんだ。

その証拠に熱帯地方でもないのに激辛トウガラシをたらふく喰らうため血行が悪くおつむが弱い。(トウガラシを喰らうと時間の経過とともに血行が非常に悪くなることが医学的に解っている。体が冷えるのだ。だから熱帯地方ではよく喰らう。)

南米『高地』原産のトウガラシが朝鮮半島に伝わったのが約500年前の信長・秀吉の時代だった。

体を痛めつけるのも朝鮮半島人の特徴である。しかも朝鮮半島人はそれだけではない。
朝鮮半島人のM(マゾ)性は精神的にも痛めつけられると喜ぶ。チョンと呼ぶと反応する。

北朝鮮の金正日が韓国の人間を何千人も拉致・抑留したが韓国政府はなぜ何もしないのか?
その理由が朝鮮半島人の民族の弱さからくるM(マゾ)性にもある。


伎楽と舶来品文化  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月17日(火)17時29分46秒
>北宋の時代からすでに失われた中華の書物が残された国として認識されていたようです。

大陸では、権力と文化は結びつき、権力の衰退とともに破壊されたものが、日本では『舶来品』として難を逃れたということなのかもしれませんね。中国人は何かにつけ「日本の文化は中国から来たものだ」と言いたがりますが、実際彼等(かれら)が破壊し捨て去ったものを日本が保存して来たのだから、むしろ感謝されて然(しか)るべきものです。

以前にテレビで見たのですが、正倉院には伎楽ぎがく;飛鳥・奈良時代の仮面劇)の仮面が保存されているそうですが、それらの由来はシナ南部に留まらず、ベトナム、ウィグル、インドからペルシャ、ギリシャにまで辿(たど)れるそうです。そのテレビ番組は、それぞれの仮面のルーツを探るというものでしたが、現地にはもはや何も残っていなくて、唯一古代の壁画でその姿を偲(しの)ぶことが出来るというものもありました。

当時の伎楽は『大陸の影響で日本で仮面劇を始めた』というものとはニュアンスが異なり、『異国情緒漂うアジア各地のものを勢ぞろいさせた劇』という、もともとが『舶来劇』という意味合いのものだったようです。日本人は昔から舶来もの好きだったようです。

以下のサイトで現代に復興された伎楽の写真が見られます。ただし、当時どのような物語を扱っていたかの資料が殆(ほとん)ど存在しないので、これは一つの試みということです。

『薬師寺 玄奘三蔵会大祭 伎楽のご案内』
http://www.nara-yakushiji.com/contens/genjyosanzoetaisai/giraku.html

『真伎楽』(マスクロードプロジェクト)
http://www.tmdnet.tv/maskroad/mask.htm

-o-o-o-o-o-

シルクロードの最終地点の日本にいろいろなものが辿り着いて、それが千数百年の時を経て今も保存されている。本場ですらも滅んでしまったようなものでも大事に取って置くのが日本人です。伎楽は後継者が絶えて滅んでしまいましたが、その要素は猿楽(散楽)、獅子舞、お練供養、雅楽に引き継がれ、また猿楽は現在の能・狂言の祖先となります。

獅子舞はシナ文化圏にも存在し、中華を代表する芸能として知られていますが、もともとはペルシャから来たものであり、アジア各地に存在するものであるため、『日本の獅子舞は中華スタイルから発展した』と考えるよりも、『日本の獅子舞と中華獅子舞は祖先を共有するものである』と考えた方が妥当でしょう(日本の獅子舞は唐草(からくさ)模様の布を使いますがこれはペルシャ発祥のデザインであり、中華獅子舞には用いられない)。また伎楽、散楽(猿楽)、雅楽などは本来はシルクロード舶来品(シナ文化に限定されるものではない)ですが、能・狂言に至ってはそれらのルーツとは比較にならない程完成度の高いものにまで発展しています。

貴州省の土家 (トウチャ)*の仮面劇の劇中キャラクターに、日本の能楽に共通するものがあるという興味深い話もありますが、実際に比べてみると、土家族の場合は仮面も劇も原始的で、能楽の場合、精巧に作られた面を持ち、劇そのものも抽象芸術の域にまで達しています。

* 土家族は紀元前四世紀末に秦に滅ぼされた巴(は)国の後裔と言われています。

-o-o-o-o-o-

以前にも書きましたが、江戸期に俗字や異体字が氾濫した状態だったのを、明治政府が『正統な漢字は康煕字典に拠(よ)るもののみとする』として、俗字や異体字の廃止をした件ですが、『日本で生まれた字であれば日本独自の文化の産物』と考えることも出来るのですが、どうも日本は『原典重視』『正統と亜流』いう考え方が基本にあるようですね。それが日本の二重性(舶来原典を神聖なものとすると同時に、亜流ではない独自の分野の新設をし、それが新たな『神聖な原典』となる)という世界でもなかなか珍しい構造を持ったものだと思います。

-o-o-o-o-o-

余談(つれづれ)

最近、諫早(いさはや)湾干拓工事が再開されるとのニュースを見ましたが、日本は一度計画したものを変更したりストップするのはなかなか大変な社会のようです。

例えば東京の都市街路計画は基本的には1927年のものを現在もそのまま踏襲しています。また東京の地下鉄の新路線計画(都営新宿線、大江戸線、現在工事中の13号線、半蔵門線と有楽町線の延伸など)も高度経済成長期の1972年のものを、その後の時代の変化にも関わらず殆ど変更せずにそのまま遂行しています。整備新幹線や道路公団の高速道路などもそうですね。一度計画したものが数十年経って現場が代替わりすると、最初の計画がまるで聖書のようになってしまうようです。この現象も日本の『原典重視の文化』を象徴しているように思えます。

『東京発展裏話#6  東京放射環状道路網の夢』
http://www.miwachiri.com/tokyo/0306_kan3.html

『レイル・ストーリー9-新宿駅の怪』
http://www.ne.jp/asahi/mulberry/mt/rail9/shinjuku-2.html

>戦前に、シナの学者が、シナの古典を調べるために日本に来て、リストを作ったそうです。

これも面白そうですね。また機会がありましたらぜひご紹介下さい。


Re: 『ツュンベリーとタウンゼントの記録41&42』  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月17日(火)17時28分22秒
>学校や病院を建てたら、火をつけられる。
>宣教師は宣教師で、いくら中国人の中に飛び込んで命がけで働いても、教え子に拷問され虐殺されている。


『恩を仇(あだ)で返す』のがシナ文化なのでしょうか。日本の敗戦とともに態度をコロっと変えて日本人への略奪・虐殺に走った戦後の朝鮮とも通じるものがあります。

中国の師弟、先輩後輩、上司部下関係には濃密なものがあるらしいと以前に書きましたが、毎年入って来る中国人学生は、まず手取り足取りの何でも面倒を見てくれる関係を、教師や先輩に求めて来ます。一人ひとりが『自分だけは特別扱いしてくれ』と言わんばかりで、とにかく図々(ずうずう)しいのです。一人っ子政策の影響もあるのでしょうか。でも、アメリカにそういう文化はなく、そんな要求に応(こた)えられるほどの自己犠牲の博愛精神の人は滅多にいないですし、実際問題、誰も相手にしないので、しばらく経(た)つと彼等(かれら)は失望するようです。そしてそれが逆恨みにつながることがあります。

私も以前は大陸人や香港人の面倒をよく見てやったのですが(彼等は白人よりもアジア人に特にそういう期待をする)、距離が近くなれば図々しくなるわ、だらしなくなるわで、ある程度の距離を置くようにしたら、今度は逆恨みをされ嫌がらせをされたりと、ろくな思いをしていません。まさしく『恩を仇で返す』ということをやられたことがあります。

>その講演を聴いた左翼教師が「お前は江戸時代の農民が可哀想だとは思わないのか」とじつに非科学的な反論をしたそうです。

表面的にしか物事を考えず、頭の悪い人ほど偽善的になるというのは、世界共通していますね。この人は恐らく時代劇、映画、漫画の類(たぐい)の影響が強いのでしょうね。悪代官や略奪搾取の領主、汚職にまみれた越後屋で、しかも毎年飢饉続き。そんな状態で幕藩体制が260年も続くのでしょうか? 『江戸の否定』が始まったのはいつのことなのでしょうね。ひょっとすると明治維新にまで遡(さかのぼ)るのかもしれませんね。

>このあたりの南京事件とは、1927年の事件。多数の外国人がシナ人に襲われ殺された事件です。パール・バックの偽善は、おおくの人が指摘しているようですね。

「なぶり殺し」はあの国の伝統なのですよね。でも、古い時代の残虐性は洋の東西を問わず共通したものですから、今の中国が現代の倫理感で当時を糾弾し、自分達だけ被害者面(づら)するというのは、明らかに歴史を政治として利用しているということだと思います。まあ、でも現代においてまだなお存在する、あの国の死刑執行のやり方の残虐性など、現代の倫理観にしても相当ずれていますが。


江戸の飢饉  投稿者:霧山人  投稿日: 5月17日(火)17時26分39秒
江戸時代の日本で、飢饉があった時期には、すでに道徳の衰退が起っていました。
それは、田沼の全盛の時代で、金儲けのために、田舎の人々が都会に集まってきて、田舎の田畑は荒れました。人々が田畑で働かなくなったから、飢饉が起きたようです。天変地異もありました。政治が乱れると、天変地異が起きる。
 確か、大正から昭和にかけても、若者が高等遊民とか称して、働かなくなって、田畑が荒れました。それは、すべて、楽ができる銭金を求める動きから始まった。そして、大恐慌となり、例のクーデターが起り、悲劇へと向かうのでした。柳田國男が国際連盟の仕事をやめるきっかけは、関東大震災であったようです。何かを感じたのでしょう。日本の農学書には、宮崎安貞著の農業全書がありますが、これらは農業の振興を進めて、農村は豊かになりました。江戸時代は、そのような実用書が多く現れたのも事実です。しかし、蘭学が入ってくると、おお、こっちの方が実用に適しているぞ、というわけで、進んでこれを取り入れることになりました。実用的だという意味で、日本人は洋学をとりいれて、文明開化したのです。そこのところは、間違えてはいけないでしょう。医学とかは、断然向こうが上でした。当時の人々は、何が必要であるかがわかった。常識があったんですね。つまり、人間は働かなければならないということです。


Re:『ツュンベリーとタウンゼントの記録42』  投稿者:霧山人  投稿日: 5月17日(火)16時31分34秒
>◆ツュンベリーの記録(日本)42◆
      「ツュンベリーにとって印象的だった江戸中期日本人の実態を表すキーワードには、……
            ……
 この点は要領を得ていると思います。何かの本で、明治時代の庶民のつぶやきを見たことがありますけれど、犯罪が多発するようになったのは、明治になってからのようです。
それまでは、犯罪は少なく、住みよい時代だったと懐かしんでいます。幕末に入る頃になって、道徳が乱れ、戦乱状態になっていったようです。この原因は貨幣経済が発達してから、混乱がはじまったからです。明治の作家、国木田独歩は、米に払えるカネに工面ができなくなったとき、もし、米を置いていかなければ、どうなるかと、謎をかけて、米を置いていかせたことがあります。つまり、人を死なせるような道義上よくないことをしてもよいのか、と暗にいったのです。それくらい、日本人の道徳観念は厳しく、人間に適した社会だったようです。今、実感していますが、仕事の間では、道徳観念がないために、人間を使い捨てにします。入院するまで、働かせて、次々と入れ変えようとします。そこで、そのような獣のような世界に身をおいていますと、江戸時代中期の良い時代を取り戻したくなります。人の道というものは、人間を人間として扱うということにつながります。今は、カネを稼ぐために人間を扱います。道徳がないということは、そういうことです。それは、弱肉強食のソドムのような世界を意味します。次々に人々が倒れ、不幸になっても、何もできない。そういうことを防ぐために、道徳が発明されたのだと実感しています。神仏儒の混淆(こんこう)によって、日本人は住みよい社会を築き上げていたのです。そして、現在はさらにキリスト教の精神も取り込まれていると思います。だが、これらはなかなか混淆していってないみたいです。しかし、生憎(あいにく)、人倫と同じような言葉に、ヒューマニズムという言葉が似通(にかよ)っています。そこが救いです。では、イスラムではどうか。イスラム教の聖典には、そのような人倫を意味する内容が含まれているのかが鍵ではないでしょうか。


『ツュンベリーとタウンゼントの記録42』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月17日(火)12時41分0秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)34 ◆
◎56『商売はとても繁盛している』
「商業は、国内のさまざまな町や港で営まれており、また外国人との間にも営まれる。国内の商取引は繁栄をきわめている。そして関税により制限されたり、多くの特殊な地域間での輸送が断絶されるようなことはなく、すべての点で自由に行われている。どの港も大小の船舶で埋まり、街道は旅人や商品の運搬でひしめき、どの商店も国の隅々から集まる商品でいっぱいである」

[ツュンベリーにとって印象的だった江戸中期日本人の実態を表すキーワードには、
「裁判で身分差別がない」
「女性が奴隷ではない」
「清潔」
「正直」
「公正」
「勤勉」
「節約」
「巧みな工芸」
「商品が豊富」
「犯罪の少なさ」
 ・・・などいろいろありますが、「自由」という言葉も頻繁に出てきます。
 おそらく、来る前に聞いていたことと反対の自由な日本人の姿を見たのでしょう。
 下層の農民や上役に仕(つか)える武士にすら自由がある、と述べています。
 この点についても、戦後の教育はおかしいです。
 たとえば二宮尊徳は農民の出ですが、頼まれて武士階級の指導者になっています。
 オロモルフの曾祖父は旗本でしたが、家系図を見ますと、一家の婚姻相手は、農村・商人・学者などいろいろです。
 江戸に日本初の私立図書館をつくった小山田与清は、農家に生まれて商人になり、のちの学者になった人です。]

■ タウンゼントの記録(中国)34 ■
◎35『事実を見て対中国政策の誤りを認めよ』
「つまり、今までの対中国政策は失敗だったと素直に認める以外ないのである。
 金を貸せば、返してもらえないばかりか悪用される。
 学校や病院を建てたら、火をつけられる。
 宣教師は宣教師で、いくら中国人の中に飛び込んで命がけで働いても、教え子に拷問され虐殺されている。
 ただ外交援助するばかりで、何の罰則もなく甘い顔ばかりしてきたから、かえって暴虐の限りを尽くしてきたのである。」

[戦後の日本の対中外交も、まさにこのようなものだったと思います。膨大な経済援助の結果が反日暴動です!]

[以上、ツュンベリーの『江戸参府随行記』とタウンゼントの『暗黒大陸中国の真実』の二冊の本から抜粋しました]


『ツュンベリーとタウンゼントの記録41』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月16日(月)12時14分58秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)33 ◆
◎55『他の国のような飢饉がない』
「日本には外国人が有するその他の物――食物やら衣服やら便利さゆえに必要な他のすべての物――はあり余るほどにあるということは、既に述べたことから十分にお分かりいただけよう。そして他のほとんどの国々において、しばしば多かれ少なかれ、その年の凶作や深刻な飢饉が嘆(なげ)かれている時でも、人口の多いのにもかかわらず、日本で同じようなことがあったという話はほとんど聞かない」

[それでも何回かは飢饉があった――という話がこのあとにありますが、江戸時代の飢饉についての戦後の教育は、あまりにも大げさです。たしかに飢饉の記録はありますが、それは当時の人にとっても異常だったからこそ記録に残されているのであって、その記録の無い期間や無い地方は、ずっと食物があって平穏だったわけです。そういう眼で見ますと、江戸時代は世界の水準に比べて、じつに飢饉が少なかったと言える――と、石川英輔さんはじめ、正統史観の研究者が述べています。板倉聖宣氏は、江戸時代の農民が飢えてなどいなかった事を「物理学の保存則」を使って論理的に証明した有名な学者ですが、その講演を聴いた左翼教師が「お前は江戸時代の農民が可哀想だとは思わないのか」とじつに非科学的な反論をしたそうです。]

■ タウンゼントの記録(中国)33 ■
◎34『パール・バックの偽善』
「ところで、あのパール・バックは南京虐殺の時、南京から夫と日本へ避難し、日本で「平和ってほんとに良いものですね」と書いている。
 ところが去年・・・・・殺人・略奪の収まった南京に戻ったときのことを、「驚いたことにみだらな落書きが一つもないではありませんか」と書いて中国人を持ち上げている。

[略奪にはげんでいるときに落書きなどしてはいられない――と、パール・バックを批判する文章。]

 ・・・・・
 中国人を絶賛するパール・バックが書いていないものがある。
 あの時、南京では何が起こっていたか。
 中国兵は笑いながらイギリス領事をその庭先で撃ち殺した。
 無抵抗のアメリカ人も一人、同様になぶり殺しにした。
 ・・・・・邸に逃げ込んだ五十人の外国人に、雨あられと弾丸を浴びせた。
 ・・・・・
 こういうことを、パール・バックは一切書いていないのである。

[このあたりの南京事件とは、1927年の事件。多数の外国人がシナ人に襲われ殺された事件です。パール・バックの偽善は、おおくの人が指摘しているようですね。]

[つづく]


村人の意識  投稿者:霧山人  投稿日: 5月16日(月)11時32分9秒
こういった厄介な昔話を歴史として語るとすれば、その当時の村人の意識を想像してみる必要があります。そこには、史観といった高邁(こうまい)なものはありません。ただ、その資料の内容を当時の状況にしたがって、想像してみるだけです。そこには国家観念もイデオロギーも存在しないでしょう。ただ、そこに生活を守る、村々を守るという意識しかないのではないでしょうか。これは、現代の抱える北朝鮮の問題にも、当てはまると思います。あれだけの頑迷さは、国際社会を認識できない村人の意識そのものです。ただ、核兵器をもてば、安泰であるという虚妄に取り付かれているにすぎません。本当は、その他に、科学技術の発達や産業の振興、人民の厚生福利などの向上をするといったことを、北朝鮮は考えなければ、その国家は立ち行かなくなっていくでしょう。核よりも、食糧生産をなんとかしろ、といいたい。

『霧山人の幻想』
http://blog.livedoor.jp/musanjin3/


統一新羅以前  投稿者:霧山人  投稿日: 5月16日(月)11時05分10秒
百済(くだら)、新羅(しらぎ)、任那(みまな)の始めの話は、中国大陸から逃げてきた人々の村落が始まりとされています。百済の始まりは、箕(き)準という人が馬韓五十四村をひらいたこととされています。箕は、殷の封国であり、山西省大谷県の東にありとされ、その道をつたえていました。箕子(きし)は、殷の紂(ちゅう)王の暴虐を諫(いさ)めたが、聞き入れられず、狂人のまねをして逃げ、後に朝鮮の王となりました。殷の末裔ということになります。新羅の始まりは、辰韓六村とされています。この村は、箕子朝鮮を滅ぼした衛氏朝鮮が漢の武帝に滅ぼされたときに逃げてきて、つくられました。衛氏は春秋戦国時代の燕人の出とされています。衛氏朝鮮が滅んだ後、あの有名な楽浪(らくろう)郡が設置されました。このあと、高句麗(こうくり)をつくった扶余(ふよ)族がからんできて、めんどくさいことになります。日本神話を例え話にすると、扶余族が天孫の位置に当たり、馬韓五十四村が国津神(くにつかみ)の立場に当てはめることができます。わかりやすい例えです。そこでは、征服というか、共存によって、村を小国のレベルまで高めていきます。
任那においては、九人の越人の酋長という表現があり、江南とのつながりが考えられます。ここが、大体の下地であります。ここに倭人がかかわってきます。おそらく、中国大陸の大勢力(漢)に対抗あるいは支配されないために、倭国文化圏というものが次第に形成されていったのではないかと推測します。そして、唐の時代に敗戦で土地を失い、列島に流れ込んできたということも考えられます。残された人々もいるでしょう。倭韓混淆(こんこう)の時代でしょうか。


日本は  投稿者:利亜  投稿日: 5月15日(日)22時52分57秒
>中国で古い宮廷音楽の研究をしている学生が『当時の楽器を研究したい』と言ったら、教授に『じゃあ日本に行きなさい』と言われたそうです。

北宋の時代からすでに失われた中華の書物が残された国として認識されていたようです。
歐陽脩の日本刀歌で先王の大典が云々とありますから。

『歐陽脩 日本刀歌 詩詞世界 碇豊長の詩詞』
http://www5a.biglobe.ne.jp/~shici/fusang08.htm


『日韓史についての荒山徹さんのご意見』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月15日(日)22時38分36秒
 荒山徹という作家がいます。
 新聞社や出版社勤務を経て韓国の大学に留学して朝鮮半島の歴史や文化を研究し、平成十一年に作家としてデビューしました。
 史実を丹念に調べた上で、奇想天外な空想を展開する人で、剣豪小説においては山田風太郎の衣鉢をつぐとさえ思える手練れです。
 この荒山徹が、著作『十兵衛両断』(新潮社)の中で、作家の独白として、つぎのような意見を述べています。

     *

 ・・・また、東洋史学者の岡田英弘氏は、
「朝鮮の民族文化と呼び得るものが成立するのは、新羅(しらぎ)王国が半島の南部を統一した七世紀後半よりもあとの話である」
 と指摘されている。なるほど、史書を繙(ひもと)き、史跡を踏査すれば、朝鮮文化の成立以前に滅んだ百済(くだら)なる国は、韓国よりも寧(むし)ろ日本に包摂されたと見るのが妥当である。領土を除けば、その人材、文化の殆(ほとん)どは日本が受容、継承したからである。したがって百済とは、日本の一構成要素として日本史で扱うのが妥当であって、これを後世の朝鮮、韓国に直結させるのは粗忽な歴史認識ということになろう。とまれ、一族の祖の百済なるを以(もっ)て宇喜多氏を韓人と決めつけることの、厳として慎まれねばならない所以(ゆえん)がここにある。

(以上の見解は、鶏林大学校の黄算哲教授の研究にも教示を得た。黄教授は『中国史としての高句麗(こうくり)、日本史としての百済』〈同大学紀要八十七号〉と題する論文で、韓国史の祖型を新羅一国に限定し、高句麗史および百済史は韓民族史から切り離すべきと提唱しておられる)

     *

 この一節は宇喜多一族を扱った五味康祐や山岡荘八の小説の歴史観への反論として書かれています。
 作者の創作が入っていないか心配ですが、頷ける論旨です。
 余談ながらこの本には、現在反日韓国人がプロパガンダに励んでいる「剣道韓国発祥説」への痛烈かつ論理的な反論も書かれています。

 私は、黄教授については知りませんが、その学説は、「韓民族史」を現在の韓国のそれとすれば、同意いたします。
 北朝鮮を含めるとちょっと違っており、北には高句麗の影響がかなりあるような気がしております。


『日韓史についての渡部昇一先生のご意見』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月15日(日)22時36分36秒
 私は古代の日本と半島の関係について、思想家の渡部昇一先生の説が妥当性が高いと感じています。
 渡部昇一先生は、『かくて昭和史は甦る』や『渡部昇一の昭和史』の日韓併合の箇所で、古代の日本と南朝鮮の関係の密接性について、大要つぎのように述べておられます。

     *

〔一〕九州と朝鮮南部
 『三国志』の『魏志東夷伝』(*)では、九州と朝鮮南部をともに倭国・倭人としている。つまり同じ文化に属する同一種族と見ていた。

[*『魏志倭人伝』や『魏志韓伝』などを含む『三国志』の一節]

〔二〕百済(くだら)は旧外地
 日本と(任那(みまな)と)百済は協力して戦ったが、日本軍は白村江(はくすきのえ)の会戦で敗れたのち、多くの百済難民を引きつれて帰国した。
 これは終戦のときに外地に進出していた多くの日本人が引き揚げてきたことに似ている。

[つまり、日本から半島に進出していた人たちやその子孫の日本への引き揚げなので、帰化人ではなく帰国人!]

〔三〕言語の類似
 日本の言語と百済など南朝鮮の言語はよく似ていた可能性がある。
 日本と違って『記紀』、『万葉集(まんにょうしゅう)』のような古い書物が韓国には残されていないので比較はできないが、帰化した人たちがすぐに活躍しているのは、言葉が通じたからであろう。そうとしか考えられないような記録がいくつもある。

[つまり百済の言語は日本語の方言の一種だった、または日本人が大勢いたので自然に日本語を修得していた・・・といった事なのでしょう]

〔四〕言葉は通じていた
 百済から帰化した王仁(わに)が、じつに日本的感性豊かな和歌、

「難波津(なにわつ)に咲くや木の花冬ごもり 今は春べと咲くや木の花」

 ――を詠(よ)んでいるのは、言葉が通じていたから、としか考えられない。

〔五〕信仰の同一性
 信仰の面でも、日本と南朝鮮は同一だったようだ。
 仏教や儒教が伝来するまでの南朝鮮の宗教は日本と同じ神道であったとしか、考えられない。
 日本の正史にも、帰化人が来日してすぐに日本式の神社をつくって宮司になったと書いてあるのだ。宗教が同じでなければそれは考えられない。

     *

 とくに〔五〕については、韓国人に質問すると絶句してしまうそうです。
 つまり、「儒教や仏教が伝来するまでのあなたの国の宗教は何でしたか?」と質問すると、たいてい答えられないのだそうです。
 桓武天皇が生母の神格化のために今木大神を祭った話なども、共通した神道の伝統があったという仮定なしでは、考えにくいことです。
 私も、真相はこの渡部昇一さんの説に近いのではないか――と感じております。
 断言することは出来ませんが・・・。


4月29日は「昭和の日」  投稿者:ゴジラズワイフ  投稿日: 5月15日(日)22時21分34秒
ご無沙汰しています。
皆様のおかげで、再来年平成17年から4月29日は「昭和の日」となりました。
「昭和節」ではありませんでしたが、昭和を心に刻むということでは同じだと思います。
これを契機に次ぎは11月3日を「明治の日」もしくは「明治節」を目指して、皆で力を併せましょう。
これからも宜しくお願いします。

『明治節・昭和節制定推進フォーラム』
http://www3.to/meiji-shouwa

@@@@@@@@@@

ワイフの故郷の奈良の話題が
出ていて、うれしく拝見しました。


Re:日本とシナ大陸の伝承の違い  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月15日(日)22時10分52秒
>中国で古い宮廷音楽の研究をしている学生が『当時の楽器を研究したい』と言ったら、教授に『じゃあ日本に行きなさい』と言われたそうです。

 本についてもそれに似た事があるらしいですね。
 たとえば、西遊記の世界最古の写本も日本のお寺に保存されているとか・・・。
 戦前に、シナの学者が、シナの古典を調べるために日本に来て、リストを作ったそうです。そのリスト、一冊持っております。


教科書  投稿者:ayutarou  投稿日: 5月15日(日)20時41分50秒
中国の小学校の歴史教科書を手に入れる方法?


日本とシナ大陸の伝承の違い  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月15日(日)13時40分37秒
>中国大陸が混乱に陥ると、日本に流民が入ってくる。それにしたがって、日本は中国の文化の主流を受け入れ続ける。

中国で古い宮廷音楽の研究をしている学生が『当時の楽器を研究したい』と言ったら、教授に『じゃあ日本に行きなさい』と言われたそうです。雅楽はもともと唐代の宮廷舞踊であり、なおかつ仏教音楽 (*1) ですが、シナ大陸では王朝が変わると古い文化は全て破壊し尽したそうで、つまり楽器や譜面は全て焼き付くし、芸能継承者は全て殺すなどして根絶やしにしたそうです。知人の中国人によれば、それを唯一行わなかったのが清朝で、だから彼等(かれら)は明代の文化を保存出来たのだとか。

現在中国の代表的な伝統芸能の京劇は、清朝時代のものですから、さほど古い歴史のあるものではないのです。知人は『中国にもはや存在しないものが日本には保存・継承されている。このことに関して中国人として非常に複雑な思いがある。』と言っていました。つまり、資料は存在するけれども、継承者が大昔に絶えてしまったため、復興は不可能であるということです。一方、日本の継承者によって、唐代の資料が研究され復興が試みられています。

日本の雅楽は、『国楽』『唐楽』『高麗楽』(*2) の三本立てで成り立っていますが、つまり『日本式』『唐式』と『高麗式』を混ぜ合わせることなく共存させています。

日本は特に鎌倉・室町以降に独自の文化を発達させましたが、日本の伝承に関する態度の特徴は『古いものはそのまま手を加えずに残し、新しいアイデアは新たなジャンルとして新設する』であり、シナ文化の場合は『伝統には手を加えて新しくし、古いものは捨て去る』という違いがあるように思えます。

*1 日本では現在神道や皇室の行事に雅楽が使われますが、雅楽は本来は仏教音楽。

*2 雅楽は朝鮮にも伝承されているが、朝鮮雅楽は弦楽器を含まず、日本のものとはかなり形態が異なる。日本の琵琶と琴の原形は唐から直接伝来したもの。


-o-o-o-o-o-

以前にテレビで『中華伝統楽器オーケストラ』と言う奇妙奇天烈(きてれつ)なものを見たことがあります。何かと言うと、西洋のオーケストラそっくりに編成された大規模な楽団で、でも楽器そのものは中華伝統楽器というものです(もともとオーケストラという形態は伝統中華には存在しません)。西洋のコントラバスなど、該当するものがもともと中国に存在しないものの場合は、埋め合わせの為に新たに楽器を作ったそうです。(何でそこまでやるかね?)

更に、楽器そのものも、まるでヨーロッパの近代楽器のように金属製の部品やボディなどで作られており、『表面的・形式的・名目的に中華にこだわるけれど、形態や在(あ)り方、実践という本質的な部分が西洋そのままの猿真似(まね)』という代物(しろもの)です。日本の西洋文明を取り入れた際の『和魂洋才』に対して全く対極的な発想です。

日本では『伝統とは継承するもの』なので、日本の伝統芸能の本質的・根幹的・存在意義的な部分に、西洋のテクノロジーや形式、形態を安易に混ぜるという中国のような発想は、私達には思いもつきませんが、こういった『中華オーケストラ』なるものは正直言ってゲテモノの類(たぐい)に思えます。

-o--o-o-o-o-o-

日本は『精神主義』『本質主義』であり、中国は『物質主義』『形式主義』であるように思えます。『世界で一番日本文化を理解していないのは中国人である』と、これまでにも度々(たびたび)書きましたが、つまり、日本の『精神主義』とは本質的なものであり、時には表面に見えないものであるため、『形式主義』の中国人には見えない、気付くことの出来ない、つまり理解の範疇(はんちゅう)にないものなのでしょうね。

また、中国人は『カテゴリー』や『素材』で物事を捉え、『本質』や『在り方』という抽象的概念に乏しいので、中国の墨絵も日本の墨絵も同じ物、中国の雅楽も日本の雅楽も同じ物、中国の伝統建築も日本の伝統建築も同じ物としか考えません。


Re: Re: 「奈良」の語源について  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月15日(日)12時57分31秒
>とにかく大げさで、大きなテーブルに華麗な花を生けたりして応接しないと承知せず、十人以上いた見学者のなかで専門知識を多少は持っているのは一人しかおらず、

知人で70年代に中国へ使節団で訪問した人がいますが、やはり大袈裟(おおげさ)に至れり尽せりでもてなされたようです。質素を美徳とする日本とは正反対です。また、自分達の習慣以外を受け付けないのも中国人の特徴ですね。

>どんな事でも四人組のせいにするなど、往生しました。

文化大革命は四人組を悪者にすることで、毛沢東の責任をごまかしたように思えます。あの国は常に誰かを悪者にして責任回避をする伝統がありますね。反日教育もそういう一環なのでしょうね。また、共産党員になり、共産党の見解をオウム返しにすることが、あの国のエリートの条件のようです。

>『魏志倭人伝』を見ますと、卑弥呼の時代においては、朝鮮半島南端部から九州北部にかけては、倭という一つの文化圏であったと読めます。

これは興味深いですね。邪馬台国は九州説と近畿説がありますが、当時の国家の枠組みの概念が現在のものとは大きく異なり、小国家共同体のような形であったのであれば、九州説が有力のように思えます(イギリスも古くは現在よりももっと細かい国家連合だったようです)。近畿説の場合は、現在の日本(蝦夷(えぞ)や東北を除く)という枠組みが前提のような気がします。

また、統一新羅(しらぎ)以前は現在の朝鮮という枠組みも存在していなかったでしょうし、現代の国家枠組みを前提に、韓国が百済(くだら)史や渤海(ぼっかい)・高句麗(こうくり)史を、中共が高句麗史を自国史に含めようとやっきになっているのも、愚かな限りです。まあ、『歴史は政治の一部』とする中韓らしいことですが。

>受信料も払わずにNHKのBS放送を受信している釜山(プサン)等は、元来、日本領だったと言えます

私の印象ですが、ソウルの韓国人と光州(クヮンジュ)の韓国人は微妙に顔だちが違うような気がします。光州出身の知人は、『光州の人は百済文化に特別な思い入れがある』と言っていました。金大中(キム=デジュン)以前の大統領が全て東部出身であったりとか、今もってなお、旧新羅と旧百済の間での確執があるように思えました。


『ツュンベリーとタウンゼントの記録40』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月15日(日)12時19分2秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)32 ◆
◎54『驚くべき農民の仕事ぶり』
「農民の根気よい草むしりによって、畑にはまったく雑草がはびこる余地はなく、炯眼(けいがん)なる植物学者ですら農作物の間に未知の草を一本たりとも発見できないのである」

[植物学者としての感想です。]

■ タウンゼントの記録(中国)32 ■
◎33『アジアの問題児は中国』
「結論を述べよう。
 アジア問題の本質はなにか。
 それは、時代の流れに逆らう中国人の頑迷さである。
 問題の本質はここにあるのであるが、「それとてたいした問題ではない」と、中国に居を構えるアメリカ人は言っている。
 期待しすぎてはいけない。
 現在の権益を保持できればそれで十分である。
 ・・・・・
 誰もが異口(いく)同音に『中国人の裁判にかかったら最後、まともな裁きを絶対期待できない』と話していた。
 そして、でたらめ裁判の例を山ほど聞かされた。」

[このあたりの記述では、1927年の南京事件などで中国人がアメリカ人にいかに酷(ひど)い仕打ちをして生首を並べても、アメリカ宣教師が中国人を弁護すると、宣教師を批判しています。また別の箇所で、酷いことをする中国人を弁護し、紳士的な日本人を嫌うアメリカ宣教師のことが記されています。なお現代中国の裁判の酷さについては、オロモルフの知人で特許関係の仕事をしている人がぼやいておりました。日本では想像もできないような不正が平然となされているとか・・・]

[つづく]


訂正  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月15日(日)12時16分9秒
下の文で、
竹下義朗さま
が消えてしまいました。
失礼しました。


RE:Re: 「奈良」の語源について  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月15日(日)12時14分26秒
竹下義朗レスをありがとうございます。
 私の保存頁には書いてありますが、「奈良」という漢字が定番になったのは、平安時代らしいですね。
 それまではいろんな当て字で書かれていたそうです。那羅、乃楽、平城、寧楽、諾楽、楢、奈良などなど。
 《平城京》時代は平城が多かったとか・・・。

(受信料も払わずにNHKのBS放送を受信している釜山(プサン)等は、元来、日本領だったと言えます)

 これは強烈な皮肉ですね。


あれこれ  投稿者:霧山人  投稿日: 5月15日(日)00時04分20秒
昭和の歴史論争は、倭国文化圏が朝鮮と、(あるいは江南とも、)つながっていた時代は、倭国の大乱として片付けています。つまり、戦乱がひどくてわからないとしたかった。なぜなら、奈良の律令国家以前の歴史を皇国史観で見ることはできなかったからです。しかし、唐に援を求めた新羅(しらぎ)は、白村江(はくすきのえ)の戦いで倭国軍を破り、倭の勢力を一掃します。また、中国の後援がなければ自立できないという朝鮮の姿勢は、ここから出始めたのかもしれません。統一新羅以前は、儒教はなかったろうと思います。中国と一概にいっても、王朝があれだけ変遷しているために、文化は滅茶苦茶(めちゃくちゃ)になっていることは請け合いです。しかも、清王朝は満族ですし、漢族の王朝は飛び飛びです。しかも、儒学にいたっては、本来の意義を失って、宋学という漢族の復興の目安となるようなものに変わり、孔子の言いたいこととはちがったものとなっていきました。そういう意味では、古代中国と、現代中国とは、全く別物だといえそうです。文革もありましたし。むしろ、日本のほうが古代中国の意味合いを多く残している模様です。なぜならば、中国大陸で王朝が滅亡するたびに、この列島は、そこの亡命人や文化をなんなく受け入れてきたからです。そんな大らかさがこの国にはありました。大和の精神です。中国大陸が混乱に陥ると、日本に流民が入ってくる。それにしたがって、日本は中国の文化の主流を受け入れ続ける。中国で早く散逸した文献で日本にしか残されていなかった『遊仙窟』というものがあります。これは奈良時代に入ってきて、中国では忘れられていました。中国とはそんなものです。また、江戸時代に入って、一般に儒学(宋学)が入ってきましたが、不思議なことに仁斎や徂徠(そらい)は、それらをまともに受けようとせずに、孔子の生きていた時代の意義を探ろうとします。これが日本人の不思議なところで、中国の与えた朱子学(宋学)に意味を求めずに、孔子の言わんとしたところを欲したのはすばらしいものです。そういうところから、古代中国の伝統がむしろ日本にあると考えます。血脈はいろいろでわかりませんけれども。空海がもたらした密教もそうですし。


RE:Re: 「奈良」の語源について  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月14日(土)22時01分24秒
>『魏志韓伝』は、三韓について書かれておりますが、そこに、「北は帯方郡で東西は海で南は倭と境を
>接している」とあります。つまり、朝鮮半島の南の国々は陸続きで倭国と接していると読めます。

つまり、少なく共、朝鮮半島南端部は倭の勢力範囲だったと言う事です。所謂(いわゆる)「皇国史観」の反動で「任那(みまな)日本府」は虚構だった等と言う主張もありますが、私は高句麗(こうくり)好太王碑に残されている朝鮮半島に於ける倭・高句麗の交戦と、その前提となった新羅(しらぎ)・百済(くだら)に対する倭の影響力行使についての記事が、古代日本の朝鮮半島(の一部)領有の証左であったと考えています。
(受信料も払わずにNHKのBS放送を受信している釜山(プサン)等は、元来、日本領だったと言えます)

>奈良

「あをによし 寧楽(なら)の京師(みやこ)は 咲く花の 薫(にほ)ふがごとく 今盛りなり」

有名な『万葉集(まんにょうしゅう)』巻三の328、小野老(おののおゆ)の歌ですが、この歌では奈良の都を「寧楽」と表記していますね。


Re: 「奈良」の語源について  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月14日(土)19時17分27秒
下の補足ですが、『魏志倭人伝』の隣に書かれている『魏志韓伝』は、三韓について書かれておりますが、そこに、「北は帯方郡で東西は海で南は倭と境を接している」とあります。つまり、朝鮮半島の南の国々は陸続きで倭国と接していると読めます。
『魏志倭人伝』でも『魏志韓伝』でもそう読めます。


Re: 「奈良」の語源について  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月14日(土)13時55分36秒
>古代に時代に隣り合った国や地域で言語の影響が互いにあるというのは、これは世界各地に共通しています。韓国人は「一方的に半島から日本に文化や言語が入った」と信じていますが、自然に考えた場合『一方通行』という考え方の方が不自然でしょう。

そのとおりだと思います。
『魏志倭人伝』を見ますと、卑弥呼の時代においては、朝鮮半島南端部から九州北部にかけては、倭という一つの文化圏であったと読めます。
そう考えますと、その後の神功皇后の話や應神天皇の話や任那(みまな)日本府の話や百済(くだら)の滅亡などが、自然に結びつきます。


英語における日本語単語  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月14日(土)13時40分27秒
>交じり合ってしまえば、朝鮮と日本との語源というものは、不毛だと思います。
>日米が交じり合ったように…。


古代の時代に、隣り合った国や地域で言語の影響が互いにあるというのは、これは世界各地に共通しています。韓国人は「一方的に半島から日本に文化や言語が入った」と信じていますが、自然に考えた場合『一方通行』という考え方の方が不自然でしょう。

日本語に英単語が入り込んでいるように、英語にも日本語の単語が入り込んでいます。

以下が『英語辞書に載っている日本語単語』です。アメリカにおいて日本の固有名詞で英語に訳せないものはそのまま日本語で使う場合が多く、中には日系人用語や歴史用語、日本伝統文化用語、日本食用語、スポーツ用語など、一般的でないものも多いですが、私が良く見かけるもの、多くのアメリカ人が理解出来る一般的なものは赤字で、朝鮮戦争時に兵士の間で使われたなど、現在既にすたれている死語は青字で示してあります。

aikido(合気道), banzai(万歳), bento(弁当), bonsai(盆栽), bonze(僧侶), bushido(武士道), daikon(大根), daimio/daimyo(大名), dan(柔道や空手の段), dojo(道場), edamame(枝豆), enoki(えのき茸), futon(布団), gaijin(外人), geisha(芸者), gingko/ginkgo(銀杏のミススペル), go(囲碁), gyoza(餃子), haiku(俳句), happi-coat(法被), harakiri(切腹), hibachi(火鉢), honcho(班長), hoochie/hootch(うち、家、小屋), iaido(居合道), ikebana(生花), ippon(柔道、空手の一本), Issei(一世), jinricksha/ricksha/rickshaw(人力車), judo(柔道), judogi(柔道着), judoka(柔道家), jujitsu(柔術), kabuki(歌舞伎), kaizen(改善), kamikaze (神風), kana(仮名), kanban(かんばん方式の車), kanji(漢字), karaoke(カラオケ), karate(空手), karoshi(過労死), kata(柔道、空手の型), keiretsu(系列), kibei(帰米日系人), kimono(着物), kirigami(切り紙), koan(禅の公案), koban(交番), koi(鯉), kokeshi(こけし), koto(琴), kudzu(葛), lamen/ramen(ラーメン), maiko(舞妓), mamasan(女主人), manga(漫画), mikado(天皇), miso(味噌), moose(娘、特に売春婦、現地愛人), moxa(灸のモグサ), napa/nappa(白菜), ninja(忍者), ninjitsu/ninjutsu(忍術), Nippon(日本), Nisei(日系二世), Noh(能), nori(海苔), okra(オクラ), origami(折り紙), pachinko(パチンコ), sake(酒), samisen(三味線), samurai(武士), Sansei(日系三世), sashimi(刺身), shabu-shabu(しゃぶしゃぶ), shiba inu(柴犬), shiitake(椎茸), shinkansen(新幹線), Shinto(神道), shogi(将棋), shogun(将軍), shogunate(幕政), skosh(少し), sokaiya(総会屋), soy or soya(醤油), sukiyaki(すき焼き), sumo(相撲), surimi(すり身), sushi(寿司), tamari(溜り醤油), tatami(畳), tempura(天麩羅), teriyaki(照焼き), tofu(豆腐), torii(鳥居), tsunami(津波), tycoon(大君 幕末の将軍、実業界の大立者), typhoon(台風), ukiyoe/ukiyoye(浮世絵), urushi(漆), urushiol(ウルシオール 漆の成分), wasabi(ワサビ), yakitori(焼き鳥), yakuza(ヤクザ), yen(円), yukata(ゆかた), zaibatsu(財閥), zaikai(財界), zen(禅)

『米製和語』は調べれば、まだまだあると思います。

中国人は『台風(tai feng)』と『豆腐(dou fu)』『拉麺(la mian)』に関しては中国語由来だと思っていますが、これらの単語が入った時代を考えれば、恐らく日本語由来でしょう。

『照焼き』に関しては食べ物そのものよりも『照焼ソース』として有名です。『盆栽』はスーパーマーケットで売っています。『銀杏(いちょう)』はハ−ブ茶として知られています。『オクラ(gimbo)』、『津波(tidal wave)』、『豆腐(soybean curd)』と、それぞれ英語名称がありますが、日本語名の方が一般的です。

逆に、青字の単語の他、『僧侶(priest)』『餃子(dumpling)』『改善(improvement)』『過労死(death by overwork)』『系列(grouping of enterprises)』『漫画(cartoon)』『海苔(seaweed)』に関してはアメリカ人が日本語名称を使っているのを、私は聞いたことがありません。


Re:「奈良」の語源について  投稿者:霧山人  投稿日: 5月14日(土)12時15分2秒
>もしそれが言えるのだとしたら、「朝鮮語のナラの語源は日本の都の奈良である」――とも言えることになるでしょう。

 これは卓越した意見だと思います。438年、倭国王珍は、
  使持節都督倭、百済(くだら)、新羅(しらぎ)、任那(みまな)、秦韓、慕韓、六国(りっこく)諸軍事、安東大将軍(『宋書』 倭国伝)
  と自称して、劉宋の太祖に叙正を求めています。
 倭と大和(やまと)、日本との名称がさまざまありますが、政体はいずれも同じものであるかは、わからないものです。倭は北九州の諸勢力という見方があります。倭の一族が半島の勢力と同じ範疇にいたということも不思議なことですが、イニシアティブは倭国にあったようです。つまり、半島側がこちらに文化を与えたという意味合いは無効です。また、文化は移り変わるのが常です。
 話は変わりますが、神武天皇が大和にはいって、そこの勢力に取り込まれていった過程が、『古事記(ふることふみ)』ではわかります。神武の頃の南方文化は、やがて大和の師木(しき)巻向(まきむく)の文化圏に吸収されていきます。つまり、女系の家系が、実権を握っていった。多勢に無勢です。
 交じり合ってしまえば、朝鮮と日本との語源というものは、不毛だと思います。
 日米が交じり合ったように…。


『ツュンベリーとタウンゼントの記録39』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月14日(土)11時51分43秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)31 ◆
◎53『日本の農民には他国のような苦しみがない』
「日本では農民が最も有益なる市民とみなされている。このような国では農作物についての報酬や奨励は必要ない。そして日本の農民は、他の国々で農業の発達を今も昔も妨げているさまざまな強制に苦しめられるようなことはない。農民が作物で納める年貢(ねんぐ)は、たしかに非常大きい。しかしとにかく彼らはスウェーデンの荘園主に比べれば、自由に自分の土地を使える。(スウェーデンの農民が農業以外の苦役に従事しなければならない例をいくつかひいて)日本の農民は、こうしたこと一切から解放されている。彼らは騎兵や兵隊の生活と装備のために生じる障害や困難については、まったく知らない。そんなことを心配する必要は一切ないのだ」

[ヨーロッパの農民の苦役の話は、前に記しました]

■ タウンゼントの記録(中国)31 ■
◎32『誇張されすぎる日本脅威論』
「しかし忘れてはいけない。
 国際紛争の原因は双方にあるのである。
「日本人は戦う覚悟はいつでもできてはいるが、挑発されるのでなければ戦わない」ということが、日本人と長く付き合ってみればよくわかる。
 ・・・・・
(日本の)この三十年の外交は世界に類を見ないほど言行一致している。」

[戦前、昭和初期にも、こういうアメリカ外交官がいたのですね。さぞ孤立していたことでしょう。感謝せねば!]

[つづく]


「奈良」の語源について  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月14日(土)11時46分16秒
(奈良の語源について増補します)

 日本の反日的な政治家が「奈良の語源はハンナラ」といった意味の不思議な話をして韓国にゴマをすったとか・・・話題になっておりました。
 そこで、奈良の語源について私の知っていることを、簡単に記してみます。

     *

<奈良の語源=均(なら)す/平(な)らすの「なら」>
 ――は古典にありますし、有名な歴史事典や国語辞典の類(たぐい)ではすべてそうなっています。
 一方、韓国の反日家やそれに連動する日本人の「韓国語源説」には、文献史学の裏付けも考古学の裏付けも無いと感じております。
 朝鮮最古の文献とされる『三国史記』の刊行は『日本書紀(やまとのふみ)』とは比較にならないほど新しいのですが、それにすらも、「日本の奈良の語源はナラである」とは書かれていない筈です。
 おそらく、もっと新しい江戸時代の文献にも書かれていないでしょう。
 また、考古学からの知見も聞いたことがありません。
(もしそういう史料があれば、韓国の反日家が大声で言っている筈です!)

     *

 奈良の語源の話が『日本書紀』の崇神紀にあります。
 卑弥呼の有力候補とされる倭迹迹日百襲姫命(やまととひももそひめのみこと)が朝廷の危機を第十代崇神天皇に予言したのちの戦いの場面です。
 現奈良市の低い丘陵地帯の戦いだったらしい。
 以下に引用してみます。
(小学館『新編日本古典文学全集版』より)

「爰以忌瓮、鎮坐於和珥武鐰坂上、則率精兵、進登那羅山而軍之。時官軍屯聚、而蹢跙草木。因以号其山曰那羅山。蹢跙、此云布瀰那羅須。」

 書き下ろし文にします。
「爰(ここ)に忌瓮(いはひべ1を以(も)ちて、和珥(わに)の武鐰坂(たけすきのさか2の上に鎮坐(す)ゑ、則ち精兵(ときいくさ)を率(ゐ)て、進みて那羅山(ならやま3に登りて軍(いくさだち)す。時に官軍屯聚(みいくさいは4みて、草木を蹢跙(ふみなら5)す。因(よ)りて其の山を号(なづ)けて那羅山(ならやま6と因(い)ふ。蹢跙、此(ここ)には布瀰那羅須(ふみならす)と云ふ。」

 訳文。
(忌瓮を和珥の武鐰坂の上に据え、精兵を率いて、進んで那羅山に登って陣営を張った。その時、官軍は群れ集って、草木を踏みならした。それでその山を那羅山という。蹢跙はここではふみならすという。)

 前掲書の脚注(を少し変更)
  1. 神聖な瓶。神酒(みき)を入れて下部を地中に埋めて神祭りをする。
  2. 和珥坂ともいう。現天理市の北端(現奈良市のすぐそば)にある坂。ここで神祭りをして出陣の門出を祝った。和珥はこのあたりを根城にして古代の豪族。
  3. 奈良市北方に東西に横たわる丘陵地帯。奈良坂のあたり?
  4. 多く集まるの意。
  5. 足踏みする。布瀰那羅須は踏平。
  6. 那羅山は地名であるが、山を踏み平(な)らしたのでそういうとは、付会的地名説話。
『時代別国語大辞典・上代編』では、蹢跙について、足をとどめる/たたずむ/進まぬ様子などで、一箇所にじっとしていることから、「ならす」にあてたもの――としています。
 また同辞典の「ならす」の漢字は「平らす」で、意味は平にする――とあります。

 戦争の場面での語源説話は、古代史によくある付会的地名説話ですから、そのまま史実にはできませんが、奈良という地名が「均(なら)された/平(な)らされた場所」から来たことが、当時の日本人学者の常識だったことを示しております。

 奈良の都を《平城京》といいますが、この「平」は「奈良」に通じているわけです。
 どちらも、均(なら)すとか平にするとかいった上品な意味です。

     *

 また、『万葉集(まんにょうしゅう)』で「平にする意味を万葉仮名(がな)の奈良で表している」歌を記しておきます。

於保吉宇美能 美奈曽己布可久 於毛比都都 毛婢伎奈良之思 須我波良能佐刀
(大き海の 水底深く 思いつつ 裳引き 「なら」しし 菅原の里)

安乎楊木能 波良路可波刀尓 奈乎麻都等 西美度波久末受 多知度奈良須母
(青柳の 張らろ川門に 汝を待つと 清水は 汲まず 立処「なら」すも)

 つまり、「均(なら)す」の「なら」を「奈良」と書いております。

     *

 これらの古典から、地名の「奈良」が「均(なら)す」「平(な)らす」から来た蓋然性はきわめて高いと思われます。
 平坦な住みやすい場所という意味でつけられたのでしょう。

 一方、ハンナラのナラから奈良が出来たという説を論証する古代の史料が無いことは、朝鮮問題に詳しい解法者さんが述べておられます。
 古文献もなく、考古学的証拠もなくて、どうして奈良の語源が朝鮮語などと断言できるのでしょうか。
 もしそれが言えるのだとしたら、「朝鮮語のナラの語源は日本の都の奈良である」――とも言えることになるでしょう。


朝鮮語とシナ語  投稿者:黄東洋  投稿日: 5月14日(土)09時49分37秒
朝鮮語の ip(葉)は固有語でありながら、廣東(カントン)語「葉」yip(<隋唐語 yiεp)と似ています。

『ユーラシア言語研究』
http://8609.teacup.com/hwangdongyang/bbs2


朝鮮語、高句麗語と日本語、蒙古語など  投稿者:黄東洋  投稿日: 5月14日(土)09時47分54秒
朝鮮語で「馬」は mal だが、モンゴルで馬を表す単語のうち、似たもので mor'(<morin)があり、モンゴル語で mal は「家畜一般」の意味。満州語で morin.
上古代シナ語で「馬」は mag です。
朝鮮語で「犬」は kε だが、上古シナ語で「犬」は k'uen のような単語で、日本語音読み「くゑん」kwen と北京語音 quan などになっている。
朝鮮語で「僕、あたし」は na である。
チベット語では「私」が n'ä[ŋa]、「私の」が n'ää[ŋεε]になる。
「我」は上古代漢語で ngar[ŋar]、「吾」は ngag[ŋag]で、当時シナ語で一人称代名詞は nga[ŋa]だったらしい。
(朝鮮語では漢字語の「我」は a になるが昔は nga だった可能性有り。)

朝鮮語で「君、お前」は neo(nё)になる。
シナ語で「[你]」ni の他に「汝」ru があるが、これは「女」nio>ndio>niu>ny(nü を音符とし、古代漢語では「女」という字が「汝」を表したらしい。
(朝鮮語で漢字語「女」は nyeo.)

印欧語と漢藏(シナチベット)語と Ural-Altai 語は別なのですが、単語レベルで似た単語をこじつけるといくらでも見つかります。

上記とは別に、渡辺吉鎔 Watanabe Kilyong が『韓国言語風景』の中で李基文『国語史概説』ソウル、塔出版社、1981より引用して中世朝鮮語と蒙古(モンゴル)語、古代〜中世トルコ語、満州語で類似語彙を比較し、それとは別字高句麗(こうくり)語と日本語の類似語彙を比較しています。
最低限、これくらいはするべきでしょう。


文化発祥地主義のむなしさ  投稿者:黄東洋・横濱Eleven  投稿日: 5月14日(土)02時47分40秒
日本の言語を含めた文化のなかに朝鮮やシナに起源を持つものがあるとしても、だからといってシナや朝鮮が日本より偉いことにはならないと思います。
中国人と韓國人がいずれも「世界で最初に活字印刷を発明したのは我国」と言って讓らず、意見が対立したのを目の当たりにして「そんな自慢しあうことか」と思ったものです。
いまの西洋や日本の印刷、製本は誇るべきものでしょう。
日本の本、漫画がシナで翻譯されると印刷は悪いわ、見開きの兩端はくっついているわ、印刷がずれて上か下で字や絵が欠けるわ・・・・。

朝鮮の地名人名はほとんどが「古代支那語(古代漢語)の朝鮮語訛(なま)り」です。
地名で例外は Seoul(都)くらい。

人名でも少ない。
女優名くらい。
Kim Haneul(Kim は漢語「金」Jin ← 古音 kiem、Haneul は朝鮮語「空」)。
日本で言えば、「金(きん)そら」という名前。

Jang Nara(Jang は漢語「張」Zhang、Nara は朝鮮語「国」)。
日本で言えば、「張(ちょう)くに」という名前で、おくにさんです。

金田一春彦が『日本語(上)』で、高句麗(こうくり)語が日本語(和語)に似ていることを指摘しています。
現代の朝鮮語は新羅(しらぎ)語の子孫だそうで、その辺はどうでしょうか。

もし、高句麗語が日本語と同系なら、高句麗語が滅んでいる(おそらく)今、新羅語を継承したらしい朝鮮語と日本語を比べても意味がありません。
百濟(くだら)語はどうなのかも含めて考えるべきです。


『ツュンベリーとタウンゼントの記録38』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月13日(金)12時38分31秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)30 ◆
◎51『飲食店は和(なご)やかで喧嘩がない』
「日中は、寺男が寺院の鐘をついて時刻を知らせる。また、茶屋や宿屋はどこも非常になごやかな雰囲気で、喧嘩や酔っぱらいには滅多にお目にかからない。それに比べて北欧の西部地方は、それらがあまりにも日常的で、まったく恥ずべきことである」

◎52『犯罪の少ない国』
「当地では犯罪の発生もその処罰も、人口の多い他の国に比して確かにずっと少ないといえよう」

[穏やかだった日本の飲食店も、少なかった日本の犯罪も、ついに外国に追い付いてしまいました!]

■ タウンゼントの記録(中国)30 ■
◎31『中国問題は日本にとって死活問題』
「日本経済はアジア大陸にかかっている。
 アメリカは広く世界を相手に貿易を行い、その上国内資源が豊富であるから大したことはない。
 ところが、日本にとってアジア大陸はまさに命綱である。
 こう考えて初めて、日本の怒りが理解できるのである。
 ・・・・・
 日本の主張はこうである。
「列強は『領土保全・門戸開放・機会均等』を厳守するよう日本に迫った。しかるに中国には何も言わない。日本に協力するよう、中国に言わない」と。
 アメリカとイギリスの肝いりでできた門戸開放政策のおかげで国土を切り取られなかった中国は、恩を仇(あだ)で返すことが多すぎる。」

[当時の日本の立場を理解する数少ないアメリカ人として、タウンゼントはアメリカでは孤立していたでありましょう。しかし彼のこの本が最近になってアメリカで復刊した事実は、ようやく真相に気付いたアメリカ人が増えてきたという証左でもありましょう。]

[つづく]


Re:Re: 『ツュンベリーとタウンゼントの記録32−37』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月13日(金)12時17分20秒
岩谷文太さん、貴重な体験談をありがとうございます。
私が中国人(の要人)と接触したのは、勤務していた研究所を見学にきた一行を案内したとき*だけでして、体験はほとんどありませんので、参考になります。
タウンゼントはかなり野次馬的に、最下層の中国人とも接触したようなので、岩谷さんが日頃つきあっておられる人たちとは違ったかもしれませんが、それでも、だいたいは一致しているようですね。
ありがとうございます。

*とにかく大げさで、大きなテーブルに華麗な花を生けたりして応接しないと承知せず、十人以上いた見学者のなかで専門知識を多少は持っているのは一人しかおらず、どんな事でも四人組のせいにするなど、往生しました。


歴史の批評  投稿者:霧山人  投稿日: 5月13日(金)08時33分37秒
小林秀雄を読んでいると、次のようなことが出ていました。
(私たちは皆、物と物の名前とを混同しながら、育ってきたのだ。)〈言葉に惑わされるという私達の性向は殆(ほとん)ど信じられないほど深いものである。〉〈歴史を説明する手順に筋が通れば通るほど、それが精(くわ)しくなればなるほど、歴史自体が、そういう手順なり手続きなりの合成物と映ってくる。〉〈歴史と歴史の説明の仕方とが、どうしようもなく混同されてしまう。〉
 こういうことを知っていて歴史を語るのと、知らないで歴史を語るのは全然違うと思います。歴史は物がほとんど現存せずに、ほとんど物の名前しか残っていない厄介な代物です。それをわきまえて、歴史を論ずれば、もっと深い味わいを皆に伝えることができるのでは、と思いました。何かの恩恵が与えられることを願望します。

『霧山人の幻想』
http://blog.livedoor.jp/musanjin3/


Re: 『ツュンベリーとタウンゼントの記録32−37』  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月13日(金)05時05分13秒
オロモルフさん:私は中国人と仕事をしていますので、彼等(かれら)との付き合い方を考える面でいろいろと参考になります。もちろん一人ひとり性格は違いますし、全員をいっしょくたにステレオタイプで見てしまうのは良くないのですが、全体を見ると確かに傾向というものはありますね。

>中国人には田村式が一番である。

最近似たような経験をしました。詳しい記述は避けますが、こちらが強く出る・凄むと同時にちょっとした貢(みつ)ぎ物を渡すと、極端に態度が変わりました。いわゆる『飴と鞭』ですが、これが中国人との付き合い方なのかな、と思いました。

>ところが、返済期限になると何やかやと難癖(なんくせ)を付ける。

中国人に物を貸すと返って来ません。返せと言えば自分の欲しいものを除いて返して来ます。こちらが黙っているということは、こちらが気づいていないとみなされるようです。逆にこちらが物を借りた場合、何日かするととても強い口調で返せと言って来ます。彼等の基準では『黙っていれば返さない』というのが普通なのでしょうね。

>「『礼には礼で答える』という精神が全くない」
>これである。


中国人にも、『義理を感じる』という感覚はあるようです。ただし日本人やアメリカ人と比べて、そのニュアンスが著しくずれているというのが私の印象です。個人レベルでも多くの人が義理すらも損得感情で考えているように見えます。つまり利用価値のあると思える相手や、怒らせると恐い相手ほど徹底的に義理をつくす、といった感じです。国家レベルでもそのまんまですね。

更に極度の内輪ひいきと人種主義なので、外国人の立場、それも白人からだと、中国人の礼や義理などは、なかなか見えにくいものだと思います。

>中国人は、いわゆるアメリカ人的考えをまともに受け入れないが、アメリカ人はお涙頂戴の中国人の嘘八百話を、まるで福音書(ふくいんしょ)の如く信じているのである。

知人の中国人から、『天安門事件の後「私は天安門の迫害から逃げて来た」と嘘を言って、教会を雇用主としてグリーンカードを取得した人がいる』との話を聞いたことがあります。就労グリーンカードの場合、普通は就労ビザの段階を経た後、雇用主の推薦で取得出来るのですが、その人の場合中国の政治的事件を利用して『憐(あわ)れみに訴える形』で教会を雇用主として、直接グリーンカードが取得出来たということです。しかし、実際その人は天安門運動に参加した訳ではなく、中国にいても何の問題もなかったようです。知人は「あれはインチキだ」と言っていました。


Re: 奈良  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月13日(金)04時10分25秒
>このように、日本語は朝鮮語で理解できるなどというのは、古代朝鮮語および古代日本語を理解せずに、現代の朝鮮語および現代日本語の比較から論じたもので

私もそう思います。日本語で語源が比較的はっきりしているのは、漢語系単語と、安土桃山時代以降、特に明治以降の欧州系単語ですね。しかしながら漢語系単語でも読み(発音)に関しては、シナ大陸のどの地域のいつの時代の言語からの影響であるかを系統立ててルーツを辿(たど)るのは、これはもう言語学者の仕事のレベルです。

日本語と朝鮮語の関わりに関しては、言語学者が古代日本語と古代朝鮮語の、更にそれぞれの各時代の各方言を調べても、それでもなお推論の域を出ないという、決定的な答えが出せないレベルですから、素人が幾つかの単語を並べて発音が近いからと言ってみたところで、結局のところ素人の推論のレベルですね。

ただいつも感じるのは、日本語に朝鮮語との関連を見い出そうと論ずる人達は、大半が学問的見地ではなく、信条や願望から来るこじつけであるという印象は否(いな)めません。


アメリカ人の中国観  投稿者:解法者  投稿日: 5月12日(木)14時00分17秒
 パールバックの「大地」の時代のまんまの「中国観」とは良く言われているが、1980年代前半のアメリカ留学時代にもそう言われていた。今でもそうだという。「オロモルフ」師匠の仰(おっしゃ)られているとおり。

 アメリカ人の一般的知的水準はとても低い。誤解してはならないね。やはり、日本人が一番高いと確信する。

 現在、タクマラカン人(ウイグル地方のトルコ民族)と研究会をしている。研究題材は、明治初期の「中国人の日本観」 「日清戦争」に負けたことなど、<必然的>だった。


『ツュンベリーとタウンゼントの記録37』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月12日(木)13時16分23秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)29 ◆
◎50『金持ちに都合の良い罰金がない』
「ここでは金銭をもって償(つぐな)う罰金は、正義にも道理にも反するものと見なされる。罰金を支払うことで、金持ちがすべての罰から解放されるのは、あまりにも不合理だと考えているのである」

[たしかにそうです! 罰金刑を公平にするには、その人の年収に比例して決めるべきでしょう]

■ タウンゼントの記録(中国)29 ■
◎30『中国外交の危険性』
「セオドア・ルーズベルト大統領は「アメリカの中国化」という言葉をよく使った。
 中国人にすぐ同情するアメリカの世論のことを言ったのである。
 ・・・・・彼の判断は正しかった。
 中国人は、いわゆるアメリカ人的考えをまともに受け入れないが、アメリカ人はお涙頂戴の中国人の嘘八百話を、まるで福音書(ふくいんしょ)の如く信じているのである。」

[つづく]


ネバダ核実験博物館  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月12日(木)12時35分59秒
一ケ月半ほど前に、TBSのニュースサイトで見たのですが、ネバダ州ラスベガスに核実験博物館(原爆博物館とも訳されている)がオープンしたと報道されていました。ネバダ州の12分の1を占める(岩手県位のサイズ)広大な荒野地帯がネバダ核実験場となっており、その歴史に関する博物館です。

先週末に旅行でラスベガスに立ち寄ったので、せっかくなので核実験博物館を見て来ました。今回の訪問時にも「どんなアトラクションがあるのか」と期待していたのですが、結局のところ、報道で見た印象とはかけ離れたものでした。

-------------------

『「核実験博物館」ラスベガスに開館』 (TBS 3/29 16:47) (Yahoo! のキャッシュ)

 核実験の博物館がアメリカ・ラスベガスにオープンしました。中には「核爆発の威力が体験できる」というアトラクションさながらの展示もあり、被爆の悲惨な実態を知る日本とアメリカの核兵器をめぐる考え方の違いが浮き彫りとなっています。ラスベガスにオープンした「核実験博物館」では核実験だけでなく、核兵器の開発以来の歴史についてなど豊富な資料とともに幅広い展示がされています。

 日本に関連したものは1954年の水爆実験で被爆した「第五福竜丸」についての簡単な展示がある他、広島、長崎に投下された原爆については「核爆弾の使用こそが犠牲者を最小限に抑えて、戦争を終わらせる方法だと結論付けられた結果、2つの核爆弾が軍事産業の拠点に対して落とされた」といった言及がされています。

 核兵器がアメリカの発展と世界の平和にいかに貢献したのかを誇らしげに主張する展示で大部分が占められていますが、その中でも博物館の目玉と言われているのが劇場です。核爆弾の威力を体験できるようにと椅子が揺れ、前方からは空気が出る仕組みになっています。映像にあわせて振動する椅子、大音量の爆発音、噴き出す風・・・。「グラウンドゼロ」と名付けられたこのコーナーはスクリーンに映るおぞましい映像を除けば、まるで遊園地の体験アトラクションです。こうしたショッキングな内容があるにもかかわらず、博物館の展示は中立的ですばらしいという反応が目立ちました。
「とてもよい展示だと思います。核の歴史は私たちの歴史の一部ですし、全ての人が見るべきだと思います」
「すばらしい博物館だと思います。核実験を支持している人と反対している人との双方の見方がわかるようになっていますから」
 確かにアメリカ人の視点から見た中立的な立場で核の歴史をまとめたものかもしれません。しかし、核兵器を体験アトラクションにするような、あまりに楽観的な姿勢は若い世代にどのように映るのでしょうか。
「(グラウンドゼロは)とってもかっこよかったわ!だって、動いて椅子が揺れて、まるで爆発の現場にいるみたいだったもの。すごいわ!」
 こうした核の娯楽化を象徴しているのが土産(みやげ)売り場です。キノコ雲を扱った商品がずらりと並んでいる他、広島と長崎に落とされた原爆のキーホルダーまでもが売られているのです。
「(Qなぜあのような土産物を?)アメリカ人は時として恐ろしい出来事をジョークにする傾向があります。確かに適切なこととは言えませんが・・・」(核実験博物館 ジョンソン館長)
 日本人の感情を逆(さか)なでするのは本意ではないとして、館長は「商品の陳列を再検討する」と話しますが、「博物館を維持していくため、売れる商品を置くのはやむを得ない」という本音も漏らしました。

 原爆が投下されてから今年で60年、こうした博物館が造られたという事実は核兵器をめぐる日本とアメリカとの根本的な考え方の違いが長い時間を経た今も何も変わっていないという現実を象徴していると言えそうです。(29日 16:47)


-------------------------

この報道で「核爆発の威力が体験できるアトラクション」と言われているものは、実際には「核実験の歴史」の15分程度のドキュメンタリー映画で、その爆発シーンで重低音の爆音が出るだけで、これは単に映画館の音響システムと同レベルのもので、椅子が動いたり揺れたりということはなく、とても「体験アトラクション」と言えるような代物ではありませんでした。爆発シーンは全体で3回ありました。また、風が出たと言っても、気が付くか付かないか程度のもので、それも確か映画のオープニングの一箇所のみでした。

記念グッズには、全体的には「実験で吹き飛ばされる建物」「原子のデザイン」「実験場の地図のイラスト」など核実験場にまつわるものをデザインしたもので、きのこ雲をデザインしたものはそのうちのごく一部でした。

TBSの記事中の『広島と長崎に落とされた原爆のキーホルダー』とは、「広島・長崎投下の際のきのこ雲の写真を基にデザインしている」と言うように聞こえますが、実際は『ネバダにおける核実験時のきのこ雲』の写真を基にしているはずです(広島と長崎のきのこ雲で地上から撮影した写真はない)。もちろん原爆とは広島と長崎に落されたものですから、原爆のキーホルダーを『広島と長崎に落とされた原爆のキーホルダー』と言っても間違いではないのですが、TBSは敢えて誤解を招く表現を意図的に使っているという印象です。

実際にそこに行き、自分の目で見たのですが、TBSの報道は、アトラクションとグッズのみを集中的に誇張や曲解も含めて書かれており、意図的に視聴者に悪感情を持たせるようなものであったという印象です。確かに私自身、日本人の立場として、原爆に関しては複雑な感情があります。しかしながらTBSの視点は著しく主観的であり、意図的に情報を操作し視聴者の反感を煽(あお)るというのは、物事を正確に伝え、公正中立であるはずのメディアの取るべからず姿勢であるでしょうね。

-o-o-o-o-o-o-

私の印象としては核実験資料館は、第五福竜丸やアメリカ国内の核実験反対運動、実験に関わった兵士の被爆症も取り上げ、また冷戦構造において核開発競争が避けられないものであったなど、核開発のネガティブな面にもかなり触れているので、スミソニアン博物館(ワシントンDC)の「エノラ・ゲイ」展示の「原爆投下を徹頭徹尾正当化したもの」に比べて、遥かに中立でましなものの印象です。ただし広島・長崎の死者数の表示がなく、被爆状況の写真が殆(ほとん)どないとか、第二次大戦に関する記述が全体的に少ない、現代の対テロ戦争に関しては正当化しているなど、やはりアメリカの限界というものも同時に感じました。

私が8年前に「エノラ・ゲイ」展示に行った時は、「原爆は結果として多くの日本人を救ったのだから正しかった」という、退役軍人組織にコントロールされた、余りにも短絡的で一方的な主張で塗固(ぬりかた)められていて、ある種の憤(いきどお)りに近いものを感じました。しかしながら核実験博物館に関しては、そういった次元のものではないと思います。

実際、全ての展示の説明文を丁寧に読んでいたら、とても一日で見切れる量ではないので、私も結構飛ばし読み状態でした。実際に取材をした方の日本語観光ガイドのサイトがありますが、ここに詳しいことが書かれています。私が見たのもこういった感じです。

『観光スポット−原爆博物館』(週刊WEBマガジン ラスベガス大全)
http://www.lvtaizen.com/sight/html/atomic.htm

カジノで有名なラスベガスですが、何でラスベガスに核実験博物館があるのかと思ったら、ラスベガスは実験場に隣接しているのですね。私もカジノで少し遊んでちょっくら稼いで来ました。w

『Nevada Testing Site Historical Foundation』(ネバダ核実験博物館のウェブサイト)
http://www.ntshf.org


Re:全く次元が違う  投稿者:霧山人  投稿日: 5月11日(水)15時52分13秒
平城京や平安京にいた貴族様のような解答です。まあ、貴族というものは、滅多に京を離れることがありませんから、わからないのも無理がないでしょう。日本の歴史とは、国津神(くにつかみ)の国譲りから始まって、天津神(あまつかみ)の系譜が原住民を帰属して、統一していく歴史でありました。それが完成したのが、やっと明治になってからです。途中で武士の時代になってしまいましたが、天皇家をなくすことはありませんでした。明治になって、ようやく天皇家は日本の統一という悲願を達成しました。そして、国民を教育するにおいて、驚いたに違いありません。それは、さまざまな民草(たみぐさ)が住んでいたからです。この多様な民を民主主義というものによって、平等と自由を与えようというのが、現代の日本であります。日本の歴史を辿(たど)ると、源平藤橘を始め、さまざまな氏族がいました。それを封建制といって、遠ざけようとすることから、近代化は始まりました。島津氏は鎌倉の方から、南九州を支配しにきました。その前は、大伴(おおとも)旅人が征伐に。そして、景行天皇もきました。いろいろと視点がありますよ。


『ツュンベリーとタウンゼントの記録36』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月11日(水)12時13分52秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)28 ◆
◎49『日本ほど放埒の少ない国は世界にない』
「日本の法律は厳しいものである。そして警察がそれに見合った厳重な警戒をしており、秩序や習慣も十分に守られている。その結果は大いに注目すべきであり、重要なことである。なぜなら日本ほど放埒(ほうらつ)なことが少ない国は、他にほとんどないからである。さらに人物の如何(いかん)を問わない。また法律は古くから変わっていない。説明や解釈などなくても、国民は幼時から何をなし何をなさざるかについて、確かな知識を身に付ける。そればかりでなく、高齢者の見本や正しい行動を見ながら成長する」

[現在の高齢者よ、昔の高齢者を見習いなさい!]

■ タウンゼントの記録(中国)28 ■
◎29『千変万化の交渉術』
「「どことなく怖い」。
 これがすべての中国人に持つ第一印象である。
 ・・・・・シロアリの大群に食われるような怖さ、絶えず見張られているような陰湿な怖さである・・・・・。
 一日たりとも油断できない。
 もう一つどうしようもないことがある。
 中国人には「ノー」の意味がわからない。
 例えば、入学希望者に「残念ながら入学できません」とお断りしても承知しない。
 何日でも何週間でもやって来る。
 ・・・・・
 いくら負けても涼しい顔。
 十九世紀、中国の領土保全を定めた九カ国条約のはるか前のことだが、痺(しび)れを切らしたイギリスとフランスにこてんぱんにやられたことがあった。
 また一九〇〇年、義和団が蜂起し、北京を包囲した時は日米英等の連合軍に鎮圧された。
 しかし、いくら負けても涼しい顔をするのが中国人。
 ・・・・・
 同情を得る天才である。
 これを承知して交渉に当たらなければならない。
 ・・・・・
 目的のためには手段を選ばず。
 ・・・・・
 上から下まで、自分のことしか考えず、何でもかんでも分捕(ぶんど)ろうとする人間である。
 ・・・・・
 史上最強の征服王・ジンギス・カーンまで手玉に取った中国人である。
 単純なアメリカ人など物の数ではない。」

[やれやれ。タウンゼントさんも相当頭にきておりますね]

[つづく]


Re:Re:奈良  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月11日(水)12時11分23秒
霧山人さんのご意見は意味が汲み取れません。


RE:Re:奈良  投稿者:南国人J  投稿日: 5月11日(水)09時08分21秒
>薩摩で魚をイオといいますが<

単純にウオ→イオと変化しただけでせう。
(ちな)みに魚の鱗(ウオノウロコ)をイオンイロコと言います。


全く次元が違う  投稿者:解法者  投稿日: 5月11日(水)06時59分17秒
<日本語の単語の中に、朝鮮語のような外来語が混じっていてもおかしくないような気もします>

これはそうだろう。今の時代を考えても<当たり前>

そのことと、「奈良」の語源とは<全く>別問題


訂正  投稿者:霧山人  投稿日: 5月10日(火)23時47分23秒
万葉集(まんにょうしゅう)は漢字を表音文字で、のまちがいでした。


Re:奈良  投稿者:霧山人  投稿日: 5月10日(火)23時45分43秒
漢字を表音文字として使用しているか、表意文字で使用しているかで、意味合いが違ってくると思いますが…。万葉集(まんにょうしゅう)は漢字を表意文字でつかっているようですが、古事記(ふることふみ)・日本書紀(やまとのふみ)は漢字を、表意・表音(当て字)の混合で使用しているようです。だから、情報量は非常に多い。日本語で理解できるものは日本語ですが、日本語で理解できないものが、含まれているならば、それが何語であるかを調べるはずです。薩摩で魚をイオといいますが、たしか南島系(ネシア系)でも、イオというらしいですね。それと同様に、日本語の単語の中に、朝鮮語のような外来語が混じっていてもおかしくないような気もします。


奈良・補遺2  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月10日(火)22時30分6秒
(反日家の妄言に騙(だま)されないために)

 奈良の語源の話は『日本書紀(やまとのふみ)』の崇神紀にあります。卑弥呼の有力候補とされる倭迹迹日百襲姫命(やまととひももそひめのみこと)が朝廷の危機を第十代崇神天皇に予言したのちの戦いの場面です。現奈良市の低い丘陵地帯の戦いだったらしい。

 また、『万葉集(まんにょうしゅう)』で「平にする意味を万葉仮名(がな)の奈良で表している」歌を記しておきます。

於保吉宇美能 美奈曽己布可久 於毛比都都 毛婢伎奈良之思 須我波良能佐刀
(大き海の水底(みなそこ)深く思いつつ 裳(も)引き「なら」しし菅原の里)

安乎楊木能 波良路可波刀尓 奈乎麻都等 西美度波久末受 多知度奈良須母
(青柳(あおやぎ)の張らろ川門(かわと)に汝(な)を待つと 清水は汲まず立処(たちど)「なら」すも)


『ツュンベリーとタウンゼントの記録35』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月10日(火)12時53分21秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)27 ◆
◎47『漆器の素晴らしさ』
「日本で製造される漆器製品は、中国やシャム、その他世界のどの製品をも凌駕する」

◎48『町や村でも品物は豊富』
「日本人が家で使う家具は、台所や食事のさいに使う物を除けば、他は極めて少ない。しかし衣服その他の必需品は、どの町や村でも、信じられないほど多数の物が商店で売られている」

[村でも同様に商品が豊富であることを記しています。江戸時代の農民の貧しさを強調する人たちに読んでほしい]

■ タウンゼントの記録(中国)27 ■
◎28『毅然とした態度をとれ』
「典型的な中国人評を紹介しよう。
「『礼には礼で答える』という精神が全くない」
 これである。
 ・・・・・
 ある国が中国に優しく接したとする。
 そういう優しさが理解できないから、これ幸いとばかりにその国の人間を標的にする。
 遭難者が近くまで泳いできても誰も助けない国である。
 ・・・・・
 こういう国との付き合いを誰が望もうか。」

[このことが分からない多くの日本人!]

[つづく]


Re:奈良・補遺  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月10日(火)12時43分17秒
奈良の都を《平城京》といいますが、この「平」は「奈良」に通じているわけです。
どちらも、均(なら)すとか平にするとかいった上品な意味です。


Re:奈良  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月10日(火)12時21分34秒
解法者さん、ありがとうございます。
私も、ハンナラと奈良を結びつける話をする日本人の文献史学的素養に疑問を持っておりました。
『日本書紀(やまとのふみ)』には奈良の語源が出ていますし、『万葉集(まんにょうしゅう)』の万葉仮名(がな)にも奈良があります。
 ですから、日本の古典が述べている<奈良の語源=ならす(平にする)の「なら」>が正しいと思っております。もちろん有名な国語辞典の類(たぐい)ではすべてそうなっています。
 一方韓国の反日家やそれに連動する日本人の説には、文献史学の裏付けも考古学の裏付けも何も無いと感じておりましたが、解法者さんの「一喝」で自信ができました。
 朝鮮最古の文献とされる『三国史記』の刊行は『日本書紀』とは比較にならないほど新しいのですが、それにすらも、「日本の奈良の語源はナラである」とは書かれていないと思います。
(おそらく、もっと新しい江戸時代の文献にも無いだろうと推察しております)

 それにしても、有名な政治家が「奈良はハンナラ」などと言い出すので、びっくりいたします。


奈良  投稿者:解法者  投稿日: 5月10日(火)11時33分34秒
<朝鮮に、奈良について書かれた『日本書紀(やまとのふみ)』や『万葉集(まんにょうしゅう)』より古い文献があるんですか?>

 オロモルフ師匠 わかっていると思いますが、現存してませんね。

 「奈良」 その時代の古代朝鮮語 「国」のことを「ナラ」と言っていたか、疑問です。
 現代朝鮮語の「ナラ」は、「ナ」から来たことは、間違いないようですが、「ナ」は古代朝鮮語では「川」の意味だとされ、ここから、「国」に転じたとされております。したがって、「国」のことを「ナラ」などとは言ってはおりません。

 なお、「国(クニ)」は、朝鮮語の「クン(大きい)」、「ニ」から来たという説がありますが、これも疑問で、「ク」はともかく、「ニ」は「土・国」などの意味はありません。
 まぁ、コジツケですね。

 このように、日本語は朝鮮語で理解できるなどというのは、古代朝鮮語および古代日本語を理解せずに、現代の朝鮮語および現代日本語の比較から論じたもので、<荒唐無稽>、<妄言>の類です。


日本の伝統  投稿者:霧山人  投稿日: 5月10日(火)10時54分20秒
日本という国は、多大な渡来人や帰化人によって、多くの文化や技術の恩恵を享受したのは事実です。そして、国家が領土を広げる際には、共通性として侵略という手段が用いられることも事実です。しかし、日本という国の伝統は、今までずっと生活のために進歩し続けてきたものだと考えます。だいたい、歴史や伝統を持ち出すときは、自分たちに都合のいい部分しか用いません。歴史とはそんなものだと解釈しています。


古事記  投稿者:霧山人  投稿日: 5月10日(火)10時17分25秒
ほとんどが嘘っぽいですけれど、古事記(ふることふみ)を読んでいると、うっすらと半島の影が見える気がします。欠史八代とか、根の国とか、帯とか、ほとんど、妄念ですが。でも、古事記や日本書紀(やまとのふみ)は、書かれたときの権力者の意思とか主観が反映されたものには違いありません。だから、そこが真実の突き当たりだとは、思えません。では、文献以外に真実らしきものを探るとしたら、どうするか。地べたに残らなくてもよさそうなものなのに、なぜか残ってしまった伝説・伝承、遺跡に委ねるしかありません。嘘のものが、到底千年もの間に残され続けるということがおこるでしょうか。嘘にしても、ある真実を含んでいるから、残ったのではないかと推測する。そこから、旅が始まり、史書だけでは首をひねらざるをえないところの解答に据えておく。そういうところから、私見をつくっています。古事記のわからないところを知るとともに。


史書というか。  投稿者:霧山人  投稿日: 5月10日(火)09時55分58秒
これらの見解は、フィールドワークで、達したものです。鹿児島県に隼人(はやと)塚というものがありますが、どうみても、この遺跡はあの半島系なのです。また、市町村合併で消えていった名前たちも、ちょっとあっち系じゃないかという感じがするものも多かったです。だから、新名称になっていくのでしょうか。百済(くだら)の王族が日向の山奥の南郷へ移り住んでいます。ここは、神武東征の出発地に近いところであります。まあ、自分の先祖の歴史とは異なりますので、詳しいことはわかりませんが、そんな感じの人々の子孫が残っているのではという感慨は、田舎(いなか)ではなんだか実感?が湧きます?三国史記とか、どうでしょうか。あれは古事記(ふることふみ)より後(あと)でしょうか。また、神代文字がハングルに似ているというのは、どうでしょうか。知っている方は教えてください。


>歴史は繰り返すとは言うが・・・  投稿者:黄東洋  投稿日: 5月10日(火)02時31分43秒
>支那国と韓国が、日本に対する歴史認識問題で結託する事を合意したそうな・・・。

高句麗(こうくり)や活字印刷の発明についてはシナと高麗(こうらい)で一致してるのか?

康煕(こうき)字・古音假名(かな)(いわゆる「正字正假名」、「旧字旧假名」)に関する言語談話室の掲示板を長く使っていたが、ここでノズラーと言われた例の品性下劣な奴の出鱈目(でたらめ)で断定的な罵詈雑言が続き、うんざりしたので今後アクセスはやめることにした。
「日本はアメリカについてゆくしかない」と平気で書いて、60年前の假名遣(づか)いと漢字だけに執着してるのは滑稽でしかない。旧字旧假名で張ったりかましているが典型的な戰後民主主義「左翼」だ。

現時点では野左鬼(のざき)と他の2〜3人だけが常連で、ほとんどわしの悪口以外ネタが無いようで、公に認知されない空論を交換し合っている。
そのせいか、最近は新投稿者も激減し、たいていの人は落書き程度に書き込むだけで、論議に参加せず、一回のぞいただけで去って行くようだ。

>韓国ってさ、永劫に自立出来ない国なのな。

韓國は今でも中国に頼っている。
始皇帝や新羅(しらぎ)王も国家統一としてやったことは侵略だった。
された側が政権を奪還したとき、相手の国土をほとんど受け継いだとき、侵略は統一への一過程になった。

韓國が逆に日本や滿洲を併合するとか、中韓が假に日本に併合されても数百年や千年のスパンで国家の主導権を奪い取り、高麗大連邦などを東アジアにつくるとか・・・・そういう長期計画を考えられないんだ彼等(かれら)は。


歴史は繰り返すとは言うが・・・  投稿者:大神 正念  投稿日: 5月10日(火)00時25分57秒
支那国と韓国が、日本に対する歴史認識問題で結託する事を合意したそうな・・・。

韓国を利用しだした支那国。
何か最近の東亜細亜(アジア)の世相は、蒙古襲来を彷彿とするな。
歴史が繰り返すなら、また神風にやられちまう事になるだろうが。
歴史問題を叫ぶなら、あんたらがまずな、歴史から学んだら良かろうに。

あ、そうそう。歴史問題の認識を持てと言うことであれば・・・我々は、チベットや台湾、ウイグルの歴史とか、しっかり認識しているわけだが・・・。

なんつーの?単なる“ソ連の二の舞”を恐れているわけでしょ?
チベット、台湾、ウイグル・・・etc どんどん離れられたら、そりゃ弱体化するもんなぁ。
だからと言って、この“日出(いず)る処乃(ところの)国”を反旗回避のダシに使ったって、そりゃミエミエですがな。・・・あぁ、こそばゆい!ポリポリ。

・・・しかし、韓国ってさ、永劫に自立出来ない国なのな。 プッ。


Mの話  投稿者:ここで一番  投稿日: 5月 9日(月)23時25分52秒
北朝鮮の金正日(キム=ジョンイル)が韓国の人間を何千人も拉致・抑留したが韓国政府はなぜ何もしないのか? 朝鮮半島は大陸から攻められると逃げ場のない弱さから、昔から大陸から攻められては負けた。

我が国からも攻められ負けっぱなし、先の大戦でも連合国は朝鮮半島を戦勝国として認めなかったのだ。朝鮮半島人は弱くて自分で何もできないから助けてやったとしたのだ。

いつの間にか歴史的にもその癖がつきM(マゾ)化したんだな朝鮮半島人は、要するに痛めつけれれると喜ぶんだよ朝鮮半島人はね。これ絶対に間違いないぜ!

その証拠に熱帯地方でもないのに激辛トウガラシをたらふく喰らうため血行が悪くおつむが弱い。(トウガラシを喰らうと時間の経過とともに血行が非常に悪くなることが医学的に解っている。体が冷えるのだ。だから熱帯地方ではよく喰らう。)

体を痛めつけるのは朝鮮半島人の特徴であるということ。しかも朝鮮半島人はそれだけではない。朝鮮半島のM(マゾ)性は精神的にも痛めつけられると喜ぶ。

チョンだチョンだと馬鹿にすると朝鮮半島人の喜びは絶頂に達する!


つい、ポロッと口から出た「韓人の本音」  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月 9日(月)22時54分10秒
訪韓した自民党の武部幹事長が、5月6日、青瓦台(チョンワデ 韓国大統領府)に於いて、盧武鉉(ノ=ムヒョン)・韓国大統領と会談しましたが、盧大統領の口から、つい、ポロッと「韓人(からひと)の本音」が飛び出しましたね。

『韓国大統領、厳しい口調で歴史問題の対応迫る』(Yahoo!ニュース-読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050506-00000116-yom-pol

韓国大統領、厳しい口調で歴史問題の対応迫る

【ソウル=杉田義文】6日にソウル市内の青瓦台で行われた、自民党の武部幹事長らと盧武鉉大統領との会談で、大統領が、日本側に厳しい口調で歴史問題の対応を迫ったことが明らかになった。

 大統領は、新たな謝罪は求めないとしながらも「これまでの意思表示を実行してほしい」と指摘。靖国神社参拝問題、歴史教科書問題、島根県議会の「竹島の日」条例問題を挙げて「日本の措置を了解できない。疑問と不安は歴史問題についての態度にある」と強調した。

 武部氏が教科書や竹島問題は、「日本の(教科書検定制度や地方自治という)システムの問題だ」と説明すると、大統領は、「システムの問題とするのは適切ではない。歴史教育は学問の自由の領域ではなく、政府の責任の領域だ」との見解を表明した。さらに、「様々な問題で不安を抱えながら、日韓両国はバランスを保ってきたが、自分が政権についてから、日本側がこのバランスを崩してきたことを認識してもらいたい」とも語った。

 この会談は、6月に予定されている日韓首脳会談の地ならし的な意味合いがあった。会談時間は当初の30分を大幅に上回り、1時間10分に及んだ。

 武部氏は同日、ソウル市内のホテルで行われた記者会見で、会談について「率直に言って厳しさを感じた。何とか打開しないといけない」と述べた。

(読売新聞) - 5月6日22時23分更新


この中で、盧大統領は、「歴史教育は学問の自由の領域ではなく、政府の責任の領域だ」との見解を示したそうです。まあ、それはそうでしょう。韓国は支那同様、「歴史教育」は国定ですから。つまり、政府・政権=天下国家の都合に合わせた「歴史認識」こそが「正しい」訳で、それを少しでも逸脱したものは「正しい歴史認識」では無い=「誤った歴史認識」であると言うスタンスである訳です。それを基点にすれば、日本の「歴史認識」がたとえ「正し」かったとしても、彼らにとって都合が悪いものは、須(すべから)く「誤った歴史認識」になってしまう訳です。

今回、李肇星・支那外相と潘基文(パン=ギムン)・韓国外相が、日支韓三国での歴史共同研究を提案し、支那・韓国がこの分野で連携(つまりは、日本を牽制)する事に同意したそうですが、これとて、「歴史の真実」を探求すると言うよりも、日本の「歴史認識」が、自分達にとって極めて都合が悪い(それはそうでしょう。彼らの「歴史」は歪曲と捏造のオンパレードですから)からです。

こんな三国歴史共同研究に乗せられて、日本が支那・韓国の体制に都合の良い極めて不条理な「歴史認識」を押し付けられない為にも、日本側としてあくまでも不参加に徹するべきと言えるでしょう。


Re:あの半島とこの列島  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 9日(月)22時47分35秒
>あの半島とこの列島の小国たちは、五世紀ごろまでは、ある盟主連合をつくっていたんじゃないかなあと思う。

これって、どういう史書に書いてある事でしょうか?


ハンナラと奈良  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 9日(月)22時43分38秒
ハンナラから奈良ができたって、どういう古文献に書いてあるんですか?
日本の古文献にはまったく別の語源が書いてあります。
朝鮮に、奈良について書かれた『日本書紀(やまとのふみ)』や『万葉集(まんにょうしゅう)』より古い文献があるんですか?


中国暴民, 卑鄙無恥下流!  投稿者:憤怒的日本人  投稿日: 5月 9日(月)21時46分24秒
针对中国暴民向日本驻北京大使馆, 阿南大使官邸,及日系百货商店等所采取之攻击行为, 我日本国民要求中国政府正式谢罪, 赔偿, 及立刻对现行犯采取严厉之处罚. 中国政府应立即揪出所有违法乱纪之暴民以正国际视听, 未正式谢罪, 赔偿, 揪出所有违法乱纪之暴民, 及对暴民采取严厉处罚之前, 全世界各国均认定此暴动为中国政府在背后撑腰, 为中国国家安全单位所策动之阴谋, 该项阴谋被认定是对日本国之严重挑衅及宣战行为, 中国政府及国家安全单位下流无耻至极, 莫过于此. 卑鄙无耻下流 !中国政府, 国家安全单位, 暴民等全是卑鄙无耻下流之辈! 卑鄙无耻下流! 卑鄙无耻下流! 卑鄙无耻下流! 卑鄙无耻下流! 卑鄙无耻下流! 卑鄙无耻下流!


あの半島とこの列島  投稿者:霧山人  投稿日: 5月 9日(月)18時48分49秒
あの半島とこの列島の小国たちは、五世紀ごろまでは、ある盟主連合をつくっていたんじゃないかなあと思う。そのシンボルが瓢箪(ひょうたん)じゃないのかなあ。白村江(はくすきのえ)の戦い以降、あの半島とこの列島は途切れてしまう。大唐帝国寄りの統一新羅(しらぎ)が、この列島との関係を閉ざしたのだろう。そして、日本がつくられることになるけれど、そこには律令国家というかたちになっていた。そして、日本人の原典、古事記(ふることふみ)、日本書紀(やまとのふみ)、万葉集(まんにょうしゅう)がつくられて、今の日本人の視点がつくられた。江戸時代や明治で、あらためて、これらの原典が見直されて、皇国史観まで高められた。しかし、歴史認識なんてものは、時代の切り取り方でいくらでも、視点をかえることができる。あの「ハンナラ」と「奈良」の相似はあるかもしれないが、まあ、原初は同列であったとしても、その後の分岐につれて、ここまで変異した文化になっている。司馬遼太郎や上田正昭、金達寿(キム=タルス)らが日本の中の朝鮮文化を言い出した。日本がアメリカ化されることへの反感の姿勢の表れでもあった。金達寿の本を読んだが、なるほどと思ったが、それを政治的なことまで高める意味合いは友好以外にはなく、日本はやっぱり日本で、朝鮮文化が変化せずに、あの半島に残ったことが逆に奇跡であり、日本という国がこの列島で武士たちによって、全く別の文化を創ったこともまた、奇跡である。歴史は複雑怪奇の何物でもない。


『ツュンベリーとタウンゼントの記録34』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 9日(月)12時27分4秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)26 ◆
◎45『工芸品はヨーロッパを凌駕』
「工芸は国をあげて非常に盛んである。工芸品のいくつかは完璧なまでに仕上がっており、ヨーロッパの芸術品を凌駕している」

◎46『紙の豊富さ』
「紙は国中で大量に製造される。書くという目的の他、印刷、壁紙、ちり紙、衣服、包装用等々であり、その大きさや紙質はまちまちである」

[以上二件は、世界的に有名ですね]

■ タウンゼントの記録(中国)26 ■
◎27『楽しい借金の踏み倒し』
 中国人に融資返済を求めるのは、まるで戦争の賠償金を取り立てるようで実に愉快である。
 借りる時は「耳を揃えてお返しします」と借用証書をだす。
 貸す側も利益を当て込んで、喜んで融資する。
 ところが、返済期限になると何やかやと難癖を付ける。
 加えて契約を反故にするような事態が起こる。
 昔からある中国の手である。

[ここに「昔からある」と書かれていますが、この「昔」とは昭和一桁時代から見た昔です。それが今でもまったく同じです。日本が貸した膨大なカネも投資も、いつ戻ってくるんでしょうか。戦前のそれは、戻ってこないどころか、さらにふんだくられました。]

[つづく]


憲法  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 9日(月)00時25分47秒
維新政党新風の憲法案というのもありますね。

『維新政党・新風の提案する『新憲法案』(0411改訂)』
http://www.asahi-net.or.jp/~xx8f-ishr/sinpuu_kenpou.htm

里見岸雄先生の憲法案も
『日本國の憲法』錦正社

憲法って私のような素人には難しいですけど、今の憲法の出自のおかしさは分かります。


改訂議論中の憲法について  投稿者:三保 平清  投稿日: 5月 8日(日)18時37分21秒
現在議論が始まった「新憲法草案」の自民党と、民主党案とでは相当差があるらしい。だいたいGHQが制定した「憲法」など無効だ。国際法にもどこにその様な規定がある。国際法はそれを禁止しているのではなかったか。そして国会で2/3以上でなければ発議出来ないのは実質的な改訂禁止条項だ。この2/3条項があるために、今まで改訂出来なかった。日米安保はあの騒動の中でも、改訂したのに。民主党案をそのまま採用すると、今よりずっと悪くなるとも言われている。ここは「現GHQ法」の無効宣言をして、一旦「大日本帝国憲法」の復活をはかるか、すぐさまそれを凍結するかして、「大日本帝国憲法」の改訂という立場をとるべきだ。そして戦後GHQが行った数々の不法行為の無効を宣言すべきだ。「広田弘毅」処刑とか、検閲行為とか、皇族への介入(十一宮家の廃絶)とか公職追放とか戦犯指定とか。これらを踏まえて、「新憲法」を制定すべし。


中国らしい話で  投稿者:利亜  投稿日: 5月 8日(日)12時51分44秒
(あき)れてしまいます。
普段から道徳がどうのこいうの言うのにね。
「中国人は道徳と言うのは本に書かれているだけであって実践はしない」或(ある)いは「謝罪は相手にさせる手段であり、自らの非があっても謝罪しない」と言う逸話を紹介する本がありましたけど本当ですね、
読んだ当時はまさかと思いましたけど。
今では納得しています。

確か伯陽氏の著作だと思うのですが…

『反日デモ被害の賠償と謝罪、中国外相応じず』(Yahoo!ニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050507-00000014-yom-pol

反日デモ被害の賠償と謝罪、中国外相応じず

 町村外相と中国の李肇星外相は7日夕、アジア欧州会議(ASEM)外相会議が開かれた京都市内で約1時間半、会談し、中国で4月に起きた反日デモに伴う日本大使館などの被害について「原状回復」の進め方を日中両国間で協議することや、両政府間の対話を強化することで一致した。だが、李外相は今回も謝罪と賠償に応じなかった。

 町村外相はデモ被害への謝罪と賠償を改めて求めた。李外相は「再発防止に努力している。法に基づく措置を取ってきた」と繰り返した。そのうえで、中国外務省系の不動産会社が日本大使館修復を申し出たことを挙げ、「原状回復を一生懸命やる」と強調。上海の総領事館などの扱いも「話し合いたい」と述べた。

 歴史認識について、李外相は、小泉首相が4月のアジア・アフリカ会議で過去の植民地支配に「反省とおわび」を表明したことを評価したが、「靖国神社参拝は絶対ないようにしてほしい」と要請した。

 一方、町村外相は中国の歴史教科書について「日本の戦後の平和国家としての記述が少ない」と不満を伝えた。李外相は「中国の教科書を日本の右翼教科書と混同するような言い方は、(物事の)是非を混同するものだ」と反論した。ただ、歴史共同研究に関しては、町村外相が「年内にも事務的に詰めたい」と提案し、李外相は「日中でも、日中韓でもいい。賛成だ」と応じた。

 李外相は台湾問題も取り上げ、「日米安保条約の対象に台湾が入っている」と懸念を示したが、町村外相は「1960年の安保条約改定時からの話で、変わっていない」と強調した。

 政府間対話では、5月中旬の呉儀・中国副首相来日を確認し、外務省次官級による「総合政策対話」を同時期に北京で開催することなどで合意。東シナ海のガス田開発問題では、李外相は「共同開発も議論したい」などと提案した。

(読売新聞) - 5月8日0時44分更新


あまり聞かない話  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 8日(日)11時41分48秒
新羅(しらぎ)の第四代の王は日本人だった話(『三国史記』より)とか、古代の済州島は日本が支配していたが、神功皇后の時代に百済(くだら)に譲った話(『日本書紀』より*)とかは、韓国を論ずるサイトにあまり出てきませんね。

*)済州島の伝説に、三人の日本のお姫様と済州島の三人の神が結婚して、済州島の人々の先祖になったとあるそうです。


『ツュンベリーとタウンゼントの記録33』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 8日(日)11時35分50秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)25 ◆
◎43『進んでいる測量術と地図』
「測量術については、かなり詳しい。したがって一般的な国とそれぞれの町に関する正確な地図を持っている。一般的な国の地図の他に、私は江戸、都、大阪、長崎の地図を見た。さらにたいへんな危険をおかして、禁制品であるそれらを国外へ持ち出すこともできた」

[このあとの話ですが、伊能忠敬(いのう-ただたか)が世界を驚かせた精密な日本全図を作り上げます。ペリーが伊能地図を持って黒船でやってきて、測量したところ、伊能地図がきわめて正確であることが分かって驚いたそうです]

◎44『子供達のための学校』
「子供たちに読み書きを教える公の学校が、何か所かに設けられている」

[江戸時代の日本人の識字率は世界最高だったと言われています。今も最高です。最近ゆとり教育であやしくなっておりますが]

■ タウンゼントの記録(中国)25 ■
◎26『満州国は三千万の中国人には天国である』
 それに比べ、日本が支配する満州国はどうであろうか。
 ・・・・・
 あそこに暮らす約三千万人の中国人には満州国は天国である。
 中国の領土保全・門戸開放・機会均等等を説いたいわゆる「九カ国条約」が結ばれてから十年、一体全体、誰かの役に立ったか。

[これは、渡部昇一さんが長年言い続けてこられた事ですね]

[つづく]


どっちもどっち  投稿者:解法者  投稿日: 5月 8日(日)10時57分27秒
「国民保導連盟」事件
 「西北青年団」が主導したとも言われているが、彼らもまた「金日成(キム=イルソン)」のために酷(ひど)い目に合っていたから、どっちもどっち。

 韓国のキリスト教徒も共産軍に虐殺された。これは「断腸のミアリ峠」という有名な歌になっている。北朝鮮でも根絶やしにされた。

 こういう事件はお互い様だから、殊更、取り上げることはない。


国民保導連盟事件  投稿者:利亜  投稿日: 5月 7日(土)22時16分14秒
この事件の犠牲になった人々は一体何を思ったことでしょうか?

『朝鮮半島の詳細』
http://kankoku_manse.tripod.com/Tyousensi/Miscellany/tyousenhantounosyousai.html


機会があれば  投稿者:利亜  投稿日: 5月 7日(土)22時08分20秒
『台湾の方が書かれた本』(NAVER-ENJOY Korea)
http://bbs.enjoykorea.naver.co.jp/jaction/read.php?id=enjoyjapan_8&nid=1228308&work=list&st=&sw=&cp=1

私も読もうと思います。


国民党幹部訪中に思う−台湾戦後史一斑  投稿者:憤怒的客家人  投稿日: 5月 7日(土)21時02分45秒
現在、国民党主席連戦氏及び副主席呉伯雄氏(客家(ハッカ)出身)が訪中している。
さて、連戦氏の個人資産公開の記者会見で皆が知りたいと思ったのは、資産額では無く、その取得方法であったのだが、その話題はかわされ、皆に失望を与えた。
(補足−国共内戦に国民党が敗れたのは汚職の横行により民心が離反(りたん)した為とされているが、今の共産党にもこの傾向が顕著に現れている。尚、連戦氏の祖父は歴史家、父は行政官の資産家であったが、今回訪中の目的の一つは、将来の中台統一を睨(にら)んだ自己資産の保全との説がある。)

訪中に同行した客家出身の国民党副主席呉伯雄氏が取立てて才能が無いのに要職を歴任出来たのは、2.28事件で同氏の伯父が惨殺された事に対する国民党側からの補償であり、又、客家人の怒りを鎮める為のものである。呉伯雄氏が自分の伯父の鮮血を以て地位を得た事は即ち、客家人が「主を売ってでも栄達を求める」(台湾政府を売って共産党政府に取り入る)と言う悪い先例を作った事になる。
(補足−李登輝氏も客家出身である。)

総選挙では、戦後の2.28事件、美麗島事件、白色テロ事件について何度でも取り上げる必要がある。被害者やその家族は事件による痛みを忘れてはいないし、台湾人民に悲惨な歴史を忘れさせてはならない。
(補足−これらの事件が本格的に取り上げられる様になったのは90年代以降である。今尚、その全貌は不明で、戦後台湾史の暗黒、闇の部分とされている。)

被害者やその家族が求めているのは、賠償や謝罪では無く、事件の真相の公開である。私は45歳になるが、つくづく台灣人に生まれた悲哀を禁じ得ない。戦後台湾史について学校で教えられなかった(当時、命を賭して迄教えてくれる気骨のある教師はいなかった)にも拘わらず、容易にそれについて理解出来たのは、私の親戚が事件の被害者やその家族だからであり、関係資料を読む毎に憂鬱になるが、その思いを表現する事は甚(はなは)だ難しいのである。
(補足−「生為台灣人的悲哀」と言う表現は李登輝氏が総統当時、司馬遼太郎と面談した時に言及した為、有名となった。司馬遼太郎はその訪台時の模様を「台湾紀行」として纏めた。)

(参考)
呉鴻麒(1901-1946)氏について
呉伯雄氏には2人の伯父がいた。性格の違いにより、年上の伯父鴻森氏が天寿を全うしたのに対し、気骨のある年下の伯父鴻麒氏は2.28事件の犠牲となった。鴻麒氏は日大法科卒業後、司法試験合格、弁護士開業した。
戦後高等法院の判事となり、国民党の陳儀政府官吏の汚職・暴政振りに厳格に対応した。2.28事件を扱った作品《無花果》には、ある軍人の妻が手術により死亡し、訴訟となったが、鴻麒氏は医師を無罪としたので、報復された、とある。
2.28事件後、3月12日開廷中逮捕、16日銃殺された。
17日死体を引き取った妻は、当時の混乱状況からタクシーに運搬を断わられたので、自らリヤカーで家に運び、死体を清めたと言う。


国民党幹部訪中に思う−台湾戦後史一斑(緒)  投稿者:憤怒的客家人  投稿日: 5月 7日(土)21時00分45秒
台湾のHN「憤怒的客家人」さんより、今般の国民党幹部訪中に関連して、台湾戦後史の隠された部分につき、日本の有志に思いを伝えたいと次の投稿がありました。その目的は個人攻撃では無く、英霊の冥福を祈るご本人の思想信条に基づくものとの事です。本掲示版には、古川宏氏による意訳及び補足のみを付しておきますので、原文はblog『台灣之聲』の本日投稿分をご参照下さい。
代理投稿者 竹下義朗


約束撤回には約束撤回で応じるべし  投稿者:黄東洋・必殺商賣人  投稿日: 5月 7日(土)18時05分39秒
韓國が日韓基本条約を破棄するなら、日本も謝罪や反省を撤回して平成憲法を制定し防衛庁を防衛省に、自衛隊を日本軍にして、竹島や尖閣に日本軍を派遣し、いつでも中韓と戦争できる準備をすべし。

• 日韓基本条約の破棄求める(共同通信)
【ソウル共同】韓国の与野党議員27人は21日、日韓基本条約を破棄し、日本に植民地支配下での個人への賠償などを義務付ける内容の条約をあらためて締結するよう求める決議案を国会に提出した。植民地下で被害を受けた個人への補償を明記していない1965年締結の日韓基本条約が「屈辱的」とした上で日韓両政府が条約締結の過程を外交文書ですべて明らかにし日本に謝罪するよう要求している。

[共同通信社:2005年04月21日 13時25分]


日韓基本条約ってのは、日本と韓国が国交を回復した時の条約。
3億ドル 無償協力(1965年)
2億ドル 円有償協力(1965年)
3億ドル以上 民間借款(1965年)
当時の韓国の国家予算は3.5億ドル
日本が韓国に残して放棄した資産は53億ドル


朝日新聞川柳批評  投稿者:黄東洋・必殺商賣人  投稿日: 5月 7日(土)16時56分35秒
朝日読者読者投書欄の馬鹿らしい川柳

>「改憲案 軍国日本のDNA」

思想は遺傳子には受け継がれない。
麻原尊師のDNAが何たら言っていたAUM信者に似ていますね。
女性天皇反対論で「神武天皇のY染色体を受け継ぐことができるのは男系のみ」とのユニークな意見のほうがまだましです。

>「9条があるから反日あそこまで」

言い換えれば、「9条があるから反日あのひどさ」でしょう。日本と世界各国がシナを武力支配すべきです。

>(靖國参拜に対して)「ご自宅に鳥居を立てたらいかがです」

政治家が靖國に行かなくても自宅で英霊を参拜できるのなら、靖國参拜をとめる意味すらないでしょう。人によっては靖國参拜しても形だけかも知れません。

つまり、中韓は日本の政治家が物理的に靖國~社に来なければそれで安心するだけで、日本の政治家が自宅や職場で靖國の鳥居かお守りでも置いて戦争指導者を含む英霊を尊敬していても気にしないだろうというわけです。
中韓は日本人の表面の行動だけで一喜一憂するお人よしというのが朝日とその読者の「靖國参拜反対論」。

>「戦場に行かない人の改憲案」

この川柳の作者は改憲派を戦場に行けない臆病者だと思っているようです。
愛国心があれば政治家でも学生でも国のために戦って戦場に行くべきです。
今のニート(「児人」、「任意徒」とでも書きましょうか)と言われる無職無学怠慢者やノ〇ラーと呼ばれたN〇ZAKI某辺りを真っ先に徴兵して特攻、玉砕させましょう。

「フリーター」free Arbeiter は「フリーライター」free writer のようなものと誤解される恐れがあります。
英語では floater があるので、「フローター」の方がいいでしょう。
いっそ、「浮浪太」と表記したら。


「竹島はどうせ何の価値も無いない無人島だから韓國辺りにくれてやれ」by朝日新聞  投稿者:黄東洋・必殺商賣人  投稿日: 5月 7日(土)16時45分46秒
■「竹島は韓国へ譲ってしまったら」と書いた論説主幹
http://www.asahi.com/column/wakayama/TKY200503270067.html

竹島と独島 これを「友情島」に…の夢想(若宮啓文「風考計」)

(2005/03/27)

 それは、嵐の中に飛び込むようなものだった。島根県が「竹島の日」条例を定めて間もない18日、日本批判が燃えさかる韓国を訪れたのだ。

 大先輩にあたる韓国のジャーナリスト・権五琦(クォン・オギ)さんとの対談で作った『韓国と日本国』(朝日新聞社刊)が韓国語になって出版され、この日にソウルで記念の催しが行われた。そこに降ってわいたのがこの問題だった。

 日の丸が焼かれる。抗議のために指を詰める。「日本人お断り」のゴルフ場が現れる。「竹島の日」に対抗して「対馬の日」を定めようとの自治体まで出てくる。韓国政府は「断固対処」の対日新原則を発表し、やがて盧武鉉大統領は「外交戦争」と言い出す。出版会こそ無事に終わったものの、私の心は晴れないままだ。

 いつか見た光景が目にだぶる。

 日本の高校の歴史教科書が「歪曲(わいきょく)」だと問題になり、「反日」旋風が吹き荒れたのは、私がソウルで留学生活を送っていた82年のことだ。新聞もテレビも「日本はけしからん」で明け暮れ、韓国政府は強硬姿勢を譲らない。「克日」の言葉が生まれ、国民の募金で独立記念館ができた。

 だが、あれから23年。サッカーW杯の共催を経て、空前の韓流ブームの中にいる。今年は「日韓友情年」と呼ばれ、NHKの「のど自慢」も6月にソウルで開かれる。『韓国と日本国』では権さんと率直な自国批判を語りあったが、大きな時代の変化を実感すればこそだった。それなのに、これは一体どういうことか。私も大きな戸惑いを禁じ得ない。

 韓国が独島と呼ぶこの島に、こだわりが強いのは知っていた。だが、これほどの熱狂を招くとは。いささかあきれながらも、今回思い知ったのは島に寄せる彼らの深い情念だった。

 明治政府が竹島を日本のものとして島根県に編入したのは1905年2月。その秋に韓国が日本に強要されて保護国となり、5年後に併合されてしまう。だから、韓国にとって竹島編入は植民地支配への第一歩と映るのだが、裏を返せば、戦後に韓国が強行した竹島占拠は、植民地解放の象徴ということになる。

 いや、日本が自国領と主張する島の岩肌に「韓国領」と大書し、40人の警備隊員がこれ見よがしに駐留する姿を見ると、ひょっとして、どこかで植民地支配への報復気分を味わっているのかもしれない。日本が独立運動を容赦なく弾圧したように、彼らも「竹島奪還」の動きには過敏に鉄槌(てっつい)を加える。それが今度の騒ぎだといえば、意地が悪すぎようか。

 それにしても、にわかに広がった日韓の深い溝は、両国の関係にとどまらない深刻さをはらんでいる。

 まず、北朝鮮との関係だ。核と拉致で「日朝」が最悪になっている折、「日韓」の好転ぶりが救いだと思っていたのに、これでは下手をすると民族と民族の対立になりかねない。

 朝鮮戦争を仕掛けられ、悲惨なテロの犠牲にもなってきたはずの韓国なのに、いまは北朝鮮に寛大だ。むしろ、拉致問題で強硬論があふれる日本に対して「日本支配時代に数千、数万倍の苦痛を受けた我が国民の怒りを理解しなければ」と盧大統領が注文をつけるのは、南北を超えて同じ血が流れているからに違いない。

 これでは北朝鮮への包囲網どころではない。韓国にも冷静に考えてほしいところだが、日本にはいまも植民地時代の反省を忘れた議論が横行する。それが韓国を刺激し、竹島条例への誤解まであおるという不幸な構図だ。

 さらに目を広げれば、日本は周辺国と摩擦ばかりを抱えている。

 中国との間では首相の靖国神社参拝がノドに刺さったトゲだし、尖閣諸島や排他的経済水域の争いも厄介だ。領土争いなら、北方四島がロシアに奪われたまま交渉は一向に進まない。そこに竹島だ。あっちもこっちも、何とまあ「戦線」の広いことか。

 そこで思うのは、せめて日韓をがっちり固められないかということだ。

 例えば竹島を日韓の共同管理にできればいいが、韓国が応じるとは思えない。ならば、いっそのこと島を譲ってしまったら、と夢想する。

 見返りに韓国はこの英断をたたえ、島を「友情島」と呼ぶ。周辺の漁業権を将来にわたって日本に認めることを約束、ほかの領土問題では日本を全面的に支持する。FTA交渉も一気にまとめ、日韓連携に弾みをつける――。

 島を放棄と言えば「国賊」批判が目に浮かぶが、いくら威勢がよくても戦争できるわけでなく、島を取り返せる見込みはない。もともと漁業のほかに価値が乏しい無人島だ。元住民が返還を悲願とする北方四島や、戦略価値が高い尖閣諸島とは違う。

 やがて「併合100年」の節目がくる。ここで仰天の度量を見せ、損して得をとる策はないものか。いやいや、そんな芸当のできる国でなし、だからこれは夢想に過ぎないのである。


>いくら威勢がよくても戦争できるわけでなく、

必要と有らば戦争すればよい。
「児人(ニート)」を強制連行して。

わしが考えた当て字。「任意人」、「任意徒」でも可。

>島を取り返せる見込みはない。(若宮啓文朝日新聞論説主幹)

力で強奪したものが正しいというのが朝日の歴史観。
では日本が朝鮮と中国全土を強奪して数百年、既成事実化すれば日本の勝ちです。
取り返すも何も日本のものだから、自衛隊を置いて韓國の進入を防げばいいでしょう。
それで韓國が島を取り返せないようにすれば、韓國が友情のために島を讓るでしょう。

>もともと漁業のほかに価値が乏しい無人島だ。元住民が返還を悲願とする北方四島や、戦略価値が高い尖閣諸島とは違う。(若宮啓文朝日新聞論説主幹)

「漁業のほかに価値が乏しい無人島」なら韓國人があのような岩の上に上がって狂喜乱舞する理由がありません。
では朝日は韓國人に「獨島は漁業のほかに価値が無い岩だ」と解いて回るのでしょうか?
「獨島は漁業のほかに価値が無い」と考える韓國人はいないでしょう。
韓國人が漁業だけのために竹島を欲しがっているわけなら、竹島を日本が管理して韓國人には漁業権だけあげたらどうでしょう。

>いっそのこと島を譲ってしまったら、と夢想する。(若宮啓文朝日新聞論説主幹)

「讓る」ということは、朝日新聞と若宮啓文は「竹島はまだ日本の領土内にある」と思っているわけです。
その上で、「竹島なんかどうせ、漁業のほかに価値が無い無人島だから韓國にくれてやる。そのかわり魚を取らせろよ。さぁ島でも岩でも持ってけ、泥棒。どうせ朝鮮半島なんでシナから突き出た岩だ。いらねえよ」と言っているわけです。
これでは韓國人は怒るでしょう。

韓國を日本に併合しても韓國人が日本人として日本海で漁業さえできればいいわけです。

朝日の考えは産業さえできれば国土など不要ということ。

ならば日本がシナや朝鮮を全部占領し、シナ人と朝鮮人には農業や漁業、商工業をさせれば彼等(かれら)は満足するはず。

漁業さえできれば国土は不要と言う朝日の意見では、シナや朝鮮の反日ヒステリーを説明できません。

戰後生まれの若者がなぜ、半世紀以上前の「自国が取られた」ことに怒るのか。
日本の占領で取られたのは中華民國の一部と大韓帝國です。


義務教育の危機に直面する中国(世界日報より)  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 7日(土)12時40分44秒
◎教科書代が払えない生活苦が理由で小・中学校に通えない児童は少なく見積もっても二千七百万人。やむなくミャンマーやベトナムへ越境入学するケースもある。

◎二〇〇四年の新たな教師への給与未払い総額は十億元(一元=一三円)。累計の未払い総額は百六十億元に上(のぼ)る。とりわけ農村部の教職員への給与未払いが義務教育を脅かし、貧困地域の小学校舎延べ三千万平方メートルが老朽化して危険な状態でありながら、改築すらできない事態が続いている。

◎小中学校に就学できない児童は全国で(実際は)三千万人を超えているはず。

◎三百万人の児童が都市部での正規な義務教育を受けることができず、高額な教育費用を請求されるために就学を辞退するケースが多い。

◎ILO(国際労働機関)の統計によると、中国内の十―十四歳の児童就労者は確認できているだけで九百二十二万四千人。(実際にはずっと多いでしょう)

[日本が多額な経済援助をしてもこの有様。まさに末期的です]


『ツュンベリーとタウンゼントの記録32』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 7日(土)11時53分47秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)24 ◆
◎41『歴史学と家政学が必修』
「国史は、他のほとんどの国より確かなものであろうとされ、家政学とともに誰彼の区別なくあらゆる人々によって学ばれる」

[いまの教育よりずっと良かったですね]

◎42『裁判官の数の少なさと公平さ』
「法学についても広範囲な研究はなされていない。こんなにも法令集が薄っぺらで、裁判官の数が少ない国はない。法解釈や弁護士といった概念はまったくない。それにもかかわらず、法が人の身分によって左右されず、一方的な意図や権力によることなく、確実に遂行されている国は他にない。法律は厳しいが手続きは簡潔である」

[身分によらず裁判が公平という驚きがまたも書かれております。おそらくツュンベリーは、江戸の警察組織については知らなかったのでしょう。もし調べていたら、人口に対してあまりにも警察官の数が少なく、にもかかわらず犯罪の少ないことに驚いたでしょう]

■ タウンゼントの記録(中国)24 ■
◎25『軍艦を盾に賠償金を取った田村総領事』
「(以下大意)
 昭和七年の上海事変の直前のこと。
 福州でも収奪目的の学生秘密結社がたくさんあり、ある日本人教師夫妻が脅されていた。
 そこで日本の田村総領事は、福州当局や警察に警備を依頼した。
 中国人の顔を立てたのである。
 ところが、警備にあたった中国兵は、ある日とつぜん姿を消し、日本人夫婦はたちまち殺されてしまった。
 グルになっていたとしか思えない。
 田村総領事は「これは重大な過失である。遺族に五万ドルの賠償金を払うべきだ」とした。
 ところが中国当局は言を左右してまともな返事をしない。
 そこで田村総領事は、日本海軍に打電して軍艦を向けてくれと頼み、それを中国側に話した。
 そうしたら急に五万ドルを持ってきた。
 ・・・・・
 日本海軍は実際に来た。
 中国人には田村式が一番である。
 それ以後、福州では日本人殺害や反日行動がピタリと止(や)んだ。
 日本人は最高の扱いを受けるようになった。」

[このエピソードほど、中国の役所の性格を示すものはありません。現在の北京政府が真に重視するのは、核兵器を持っている国だけだと言われます。総理も大臣もマスコミも田村総領事を見習ってほしいです。タウンゼントの言葉を繰り返します。<中国人には田村式が一番である>]

[つづく]


一応、訂正  投稿者:黄東洋  投稿日: 5月 7日(土)03時19分21秒
またまた余談ですが、Livedoor をシナ語で「活力門」Huolimen と言うようで、これは「ホリエモン」の洒落(しゃれ)も兼ねているように思えます。
「堀江貴文」は北京語で Kujiang Guiwen になりますから、「ホリエ…」とは全然違います。

Livodoor>Livedoor


「支那」「北鮮」  投稿者:黄東洋  投稿日: 5月 7日(土)03時09分31秒
この2語について「蔑称だから使うな」という意見がありますが、これは逆に蔑称で呼びたくなったらこちらを使えばいいということになります。
拉致事件や反日暴動のようなことが起こって、日本人が支那や北鮮を侮蔑したくなった場合は、「中国」「北朝鮮」よりも「支那」「北鮮」の方が適切ということになります。

差別語糾弾は侮蔑するときはこういう単語があるぞと、宣傳しているようなものです。

余談ですが、支那では「小泉」を Xiaoquan [s,iau ts,’yεn]、「純一郎」をChunyilang と呼びます。
北京語で「泉」quan(<*tsuen)と「犬」qian(<*kuen)が同音で、また、「純」chun と「蠢」chun も同音です。
從って支那の反日暴動では「小犬」、「蠢一郎」という文字が使われました。

これは日本人が見てもただの「犬野郎」、「愚か者」のような悪口にしか思えないでしょう。
それでも相当無礼ですが、個人名への侮辱とわかるのはシナ語の知識がある人だけです。
完全にシナ人同士で自己満足するための洒落です。

日本で報復としてこれをやったら「共産党」の「キョウ(共)」や「朝鮮」の「セン(鮮)」の洒落(しゃれ)で色々出てきそうですが、怖いのでやめておきます。

またまた余談ですが、Livodoor をシナ語で「活力門」Huolimen と言うようで、これは「ホリエモン」の洒落も兼ねているように思えます。
「堀江貴文」は北京語で Kujiang Guiwen になりますから、「ホリエ…」とは全然違います。

ケ麗君(テレサ=テン)没後十年が近いですが、台灣はどうなりますか。
台灣の連戰が大陸を訪れましたが、「國民黨」Guomindang は結局、大陸の政党だったことがはっきりして、台灣では気落ちした人もいるだろうとの見解もあります。


Re:Re:最新の雑誌より  投稿者:黄東洋  投稿日: 5月 7日(土)02時50分12秒
>あれは、いま連載中のタウンゼントの記録にも出てくる話です。
>広辞苑などふつうの大型国語辞典にも「南京事件」として出ています。

そうでしたか。
日本が隣国に出兵するのには向こう側に原因があるわけです。
某誌でも自衛隊の隣国駐留を提案する意見があったと思います。

例の列車脱線事故について、週刊誌も大見出しで鉄道会社を批判するかと予想しましたが、批判はあるものの廣告での見出しは小さいようです。

Kioskや車内中吊りで宣傳してもらっているので気を使っているのでしょうか?

雑誌社がGW(漢字で書くと「金週」)で編輯(へんしゅう)が間に合わなかったなら、次週に注目しましょう。


Re:最新の雑誌より    投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 7日(土)00時24分7秒
>「諸君!」6月号で、1927年、南京でシナの暴徒が外国の領事館を襲った事件が報告されています。

あれは、いま連載中のタウンゼントの記録にも出てくる話です。
広辞苑などふつうの大型国語辞典にも「南京事件」として出ています。


RE:よきパートナー  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月 7日(土)00時10分25秒
霧山人さん

>アメリカとの関係は、親友である。

「親友」ですか? 私はそうは思いませんが。
黒船来航によって、日本は米国に「強姦」されたとは言わない迄も、限りなく強姦に近い「和姦」を強(し)いられたと思っています。戦後も「同盟国」とは名ばかりの属国然とした「パートナー」関係を強いられましたし。まあ、それはそれで、韓国の様に何でもかんでも「日帝」による悪行に帰結する様な風には思ってはいません。米製憲法によって無理矢理「平和主義」を強いられましたが、その代わりに米国の「核の傘」に守られ、経済大国として復活出来た訳ですから、米国の対日政策の全てを糾弾する事はありません。評価すべき所は評価しますよ。でも、米国は日本にとって「親友」では無い、と私は思います。

>日本には、中国、韓国、アメリカなど、世界には良きパートナーがたくさんいる。これからは、
>これらが良きライバルとともに、向上心をもって、地球の未来を改善していくように動かねば為るまい。

仰有(おっしゃ)る趣旨は理解出来ますが、喩(たと)え日本がそう願ったとしても、果たして、支那やコリアが同調するでしょうか? そこが問題です。現に、支那は戦後、日本国民の血税から捻出された莫大な額の有償無償の資金援助に対して、感謝するどころか悉(ことごと)く敵対行為を続けてきたでは無いですか? 又、韓国も「被害者」を装(よそお)いつつ、日本固有の領土「竹島」を「独島(トクト)」と称して掠(かす)め取り、「日本海」を「東海(トンヘ)」に改称せよ!!と難癖(なんくせ)を付け、日本の安保理常任理事国入り(その是非は置いとくとして)を何が何でも阻止したがっている。更に、北鮮に至っては、邦人を拉致し、核開発と弾道ミサイルで以(もっ)て、日本の安全保障を著しく侵害している。そんな国々を「良きパートナー」として受け入れろ、と言う方が無理でしょう。寧(むし)ろ、「良きパートナー」どころか、「敵国」ですよ、あの三国は。

(いず)れにせよ、支那・韓国・北鮮と仲良くなりたい等とは、一日本国民としてこれっぽっちも私は思ってはいません。なるべくならば関わり合いたく無いですし、これ以上、日本の進路の邪魔をして欲しくもありませんね。


(無題)  投稿者:江戸にすむ人  投稿日: 5月 6日(金)22時52分29秒
中国の掲示板とそう変わらないはつげんですな。

駅にハングルが書いてあるので気分が悪いです


RE:Re: 『逆の立場』『第三者』『SEA OF JAPAN』  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月 6日(金)22時25分24秒
>一般的に韓国人の評判は良くないですし、また国としての知名度も評価も日本の方が圧倒的に上ですから、
>日本よりも韓国を支持するという人は、一般的に殆(ほとん)どいないのではないかと思います。

はっきり言って誰(国)も相手に等しないでしょう。
韓国人も、所詮は、あの金正日(キム=ジョンイル)率いるキチガイ国家・北鮮の人民と同じ民族ですから、世界の見る目も推(お)して知るべしでしょう。加えて、戦前・戦後と大国であり続ける日本と違って、韓国は自国が考えている程、世界は重要国・大国とは見ていません。日本に対して「竹島問題」や「歴史教科書問題」・「靖国問題」で吼(ほ)えていますが、第三者的には、「蚊(韓国)が人間(日本)の周りをしつこく飛び回っている」位にしか思っていないでしょう。

(ちな)みに韓国を「蚊」に喩(たと)えたその心は、何時迄(いつまで)も日本に付きまとって血を吸い続ける所にあります。


RE:説教  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月 6日(金)22時12分21秒
大神さん

>いいなぁ〜、亜細亜(アジア)って、皆、仲良しでさ。

ホント、仲良いですよね。英独仏なんて、羨(うらや)ましいでしょうね(苦笑)


RE:あー、気分が悪くなる  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月 6日(金)22時04分31秒
>入口近くに世界地図が貼ってあるのですが、日本海の『Sea of Japan』の『Japan』の部分が何者かに
>削り取られているのを見つけました。明日ペンを持って『Japan』を書いておきます。こんなこと
>やるのはどうせ韓国人しかいない。

世界地図の朝鮮半島の部分の『ROK』(韓国)と『DPRK』(北鮮)の国名を削って、『Colony of Great Japanese Empire』と「訂正」してあげては如何でしょうか?

「日韓併合」は日本による朝鮮半島の植民地化では無かったにも拘(かか)わらず、「過去の植民地支配」云々と今後もどうせ言い続けるのですから、「言われ損」も癪(しゃく)ですし、『Colony』(植民地)と書いても良いでしょう。


RE:ついに『中国国民党』  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月 6日(金)21時36分14秒
>ついに『中国国民党』だそうです。
>台湾の民衆を無視した形での、外省人のみの利益ための国民党の保身行動に、60年経っても何も
>変わらない国民党の大陸人根性丸出しを象徴する出来事に思えます。

本省人である李登輝氏に「パックマン・ディフェンス」され、政権与党の地位を逐(お)われ、遂に「居場所」がなくなったと見え、「永年の宿敵」だった中共に歩み寄るとは・・・いよいよ以(もっ)て国民党も崖(がけ)っ縁(ぷち)ですね。

中共の足下に跪(ひざまず)いて大陸へ帰還するか、大陸への未練を一切捨てて「台湾人」として生きていく覚悟を決めるか、選択は二つに一つ。まあ、半世紀以上も台湾に居を構えていたのですから、今更(いまさら)、出戻った所で、彼らの居場所等何処(どこ)にもありはしませんが・・・。


最新の雑誌より  投稿者:黄東洋  投稿日: 5月 6日(金)21時32分12秒
「諸君!」6月号で、1927年、南京でシナの暴徒が外国の領事館を襲った事件が報告されています。これこそ「南京事件」として後世につたえるべきでしょう。「WILL」6月号でも「中韓は歴史を理解していない」という論文があります。

くりかえしますが、朝日が「竹島を譲れ」と言ったということは、「譲る」以上、今はまだ日本固有の領土だと認めていることになります。
韓国におもねったつもりが日韓両方から反撥をくらうでしょう。
「俺たちの日本は経済大国だから島の1つくらいくれてやらあ。」
これで韓国が獨島(トクト)を「友情島」とは呼ぶとは思えません。
「東海(トンヘ)」はたしかに天動説(地球中心説)に近いですね。


RE:Re: 支那が日本人を攻撃するなら日本から報復あるのみ  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月 6日(金)21時23分8秒
文太さん

>情報開示と近代的モラル教育の徹底した先進国、又は宗教によりモラル観が養われている国がありますが、
>大陸中共はそのどちらにも属さない、モラル観と近代的論理性の欠落した野蛮国だと言えますね。

野蛮国・・・だからこそ、周囲を一方的に東夷・西戎(せいじゅう)・南蛮・北狄(ほくてき)と蔑(べっ)し、自らを「中華」と称したのでしょう。詰まり、自らがどうしようもなく「野蛮」である事を充分承知しているからこそ、精神崩壊を起こさぬ様に、バランスを取る為にも「中華」を称さざるを得ないのでしょう。
まあ、ある意味、劣等感の裏返しな訳ですが、そんな事したって、私は彼(か)の国の事をこれっぽっちも「中華」・「中国」だなんて思っちゃいません。

「世界の中心」(中華)で「支那」と叫びたい気分ですね(苦笑)


RE:バブル  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月 6日(金)20時54分32秒
文太さん

>日本は少なくとも昭和40年代から経済大国であり、また環境問題など発展と共に生じるマイナス面も
>克服して来ました。中共の場合、どうもにわか発展に狂喜乱舞しているだけで、環境汚染などの問題は
>なおざりにしているのが実態のようです。

積極的に日米欧の外資を「進出させ」、上辺だけの「ノウハウ」を盗み、正式な契約に基づく合弁を、色々な口実を作って反古(ほご)にして、外資を撤退させる。後は、美味(おい)しい所だけ「中国のモノ」と言うシナリオなのでしょうが、コンピュータ同様、「ハコ」だけでは何の役にも立ちません。「ソフト」が入っていて初めて使える訳です。そのソフトに相当するのが、ノウハウであり、幾多のトラブルシューティングです。又、今でこそ、猫も杓子もパソコン、パソコンですが、何のトラブルも起きない内は、それでも構いませんが、いざトラブった時にシステムやハードについての知識があるか無いかで、その後の復旧に大きな差が出ます。

支那の「経済成長」も、所詮は外資と人民元の固定相場制に頼る所が大きく、自助努力・自力更生経済ではありませんから、いくら「不況」下にあるとは言え、日本との底力では、決して勝てません。WTOへの加入を果たし、東亜での主導権を握る目的で各国とのFTA交渉も日本を大きく引き離して進展させてはいますが、私から見れば、少々どころか相当背伸びしている様に思えます。その背伸び(無理)が何時か支那のアキレス腱になる、それもそう遠くない将来の事だと思いますね。

そして、果たして「その時」、支那が「中国」として統一を保っていられるか? 恐らく、経済政策失敗の責任を互いに擦(なす)り付け合って、最小限の影響で済んだ「勝ち組」と、再起出来ない程に甚大な影響を受けた「負け組」の地域間で対立を起こし、国家が大分裂を起こすと思います。
まあ、それが、あの国の歴史的不文律ですから。


RE:天皇陛下、サイパンへ  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月 6日(金)20時29分17秒
>天皇陛下がサイパンへ行かれるそうです。パラオにも行かれる計画があるらしいのですが、ぜひとも
>パラオには行かれて欲しいです。

(つい)でに、トンガ王国をはじめとする大南洋の親日国を歴訪して頂けだら・・・なんて、畏(おそ)れ多くも思ってしまいます。


RE:皆様の書き込み見てます  投稿者:竹下義朗  投稿日: 5月 6日(金)20時23分23秒
利亜さん

>昨日、ようやく七連勤を終えてやっと休みです。疲れました。

お疲れ様です。
かく言う私も、黄金週間中の休みは本日だけ。あとは、やれ愛知万博だの、やれ海外旅行だの、と言う世間を尻目に仕事ですよ。

>目の前の仕事や生活の方をどうしても優先になるため、彼らの『反日』をどうでもいいと言うか
>そこまで注目する余裕が無いです。

社会人になると、確かに余裕が無くなる、若しくは、少なくなりますね。
私は普段飲まない方なので、仕事が終われば一目散に帰宅して、なるべく時間を作る事にしています。その時間を利用して、ログ管理をしたり、投稿したりする訳ですが、それでも時間が作れず、キツイ事は多々あります。それでも独身だから、まだまだ時間が作れる訳で、これで子供でもいたらどうなるんでしょう? 仕事と育児&家族サービスで、自分自身の時間をゆっくり取る事等出来ないのでは無いか・・・なんて、時たま思います。

>疲れた頭での書き込みなので文章が変かも知れませんが(´;◎;`)

私なんかもそうです。
文章をキー入力しながら、気が付いたら寝ていたり(笑)
それでも、入力ミス無くちゃんとした文章になっているんですから、自分でもビクーリしてます。


Re:ちょっと息抜きに  投稿者:霧山人  投稿日: 5月 6日(金)20時03分40秒
そうですね。「遊牧民」と「農耕民」は分けがたいでしょうね。吾輩は武士にあこがれています。しかし、その武士は徳川時代の武士ではなく、鎌倉の方の武士です。頼朝(よりとも)に言わせれば、「清濁をわかたぬ武士」といえましょうか。鎌倉の御家人は、戦(いくさ)の合間(あいま)には、みんな、百姓をしていた。徳川の大名のようにふんぞりかえってはおらんかった。そして、「武士」と「農民」を分けることもできなかった。自力実力だけをたのむ、素朴な武士たちの生活というものが、何だか、実行できそうなありかたかなあ。戦は別にしても。


ちょっと息抜きに  投稿者:利亜  投稿日: 5月 6日(金)18時53分31秒
『( ^д^)<パンダは現代中国の象徴だけど』(NAVER-ENJOY Korea)
http://bbs.enjoykorea.naver.co.jp/jaction/read.php?id=enjoyjapan_8&nid=1225195&work=search&st=writer&sw=shershah&cp=1

手っ取り早い区分しては「遊牧民」とか「農耕民」でも良いかも知れませんが実際に両者の生活形態は複雑に入り乱れているので特に別けて考える必要は無いでしょうね。
遊牧民も農作業はする場合はありますし農耕も馬や牛を使って耕地を耕す牧畜の一面もありますし。


よきパートナー  投稿者:霧山人  投稿日: 5月 6日(金)17時38分22秒
アメリカとの関係は、親友である。ソニーの出井氏のとき、ロックフェラー・センターを買い取って、日本は戦争での敗北の屈辱を晴らし、また、敵対的関係では共存できないということを学んだ。日本人が戦争での戦いをやめたことは、正解であった。まあ、生きることは、戦いとも例えられるが、あまりにもそれにこだわりすぎても、住みよい生活は望めない。やはり、過ぎたるは及ばざるがごとし、である。競争に否定的すぎていもいけないし、また、肯定的過ぎてもいけない。それが資本主義の難しいところだ。良きライバルとは、向上心をきたえるものだ。向上心がなくなり、足の引っ張り合いになるライバル関係は最悪である。ここからは、何も生み出さない。それどころか、破滅が待っている。日本には、中国、韓国、アメリカなど、世界には良きパートナーがたくさんいる。これからは、これらが良きライバルとともに、向上心をもって、地球の未来を改善していくように動かねば為るまい。


変なプロパガンダ  投稿者:霧山人  投稿日: 5月 6日(金)15時50分47秒
どうしても、アジア人同士で、喧嘩をして仲が悪くなるようにしたい宣伝が多いですな。
一回、戦争をした民族たちは、そんな単純なことじゃ、戦争はしませんよ。あきらめなさい。


(無題)  投稿者:チャンチョンを殺せ  投稿日: 5月 6日(金)15時37分4秒
シナ人はとんでもない連中だぜ。俺は今、台湾にいるけど、台湾でも密入国シナ人の犯罪が問題になっている。毎日テレビで日中戦争をフィルムを流すし、反日デモを操るし、史上最低の民族だ。あいつらには口で言うだけ無駄。蹴っ飛ばしてやるしかない。まともじゃない連中には、まともなことは通用しないからな。日本の罪は、連中を皆殺しにできなかったことだ。それに、朝鮮人だ。台湾でも朝鮮人は毛嫌いされている。だから、朝鮮人は自分を日本人だと名乗るんだぜ。そして、世界中で嫌われている。チャンコロやチョンコウを好きな国があるかい? 連中はどこでも嫌われているんだ。俺の知り合いに入国管理局の人がいるけど、世界中の入国管理局の人がこう言っているそうだぜ。「中国人や朝鮮人が入って来ると、犯罪が増える。」と。最近、中狂の駐日大使が北海道知事に、「北海道に中華街を作ったらどうか」などとほざいたそうだが、北海道をシナのごろつきどもの暗黒街にする気なんだぜ。何しろ、日本に囚人を送り込んでいるんだからな、ホントに。戦前のシナだってそうだ。連中は悪いことばかりやっていたから、日本軍に殺されて当然すぎるほど当然なんだ。連中がどれだけ悪いことをしていたと思うんだ。日本への借金は全部踏み倒すわ、日本人を虐殺するわ、日本が不況になったのもみんな連中のせいなんだ。日本は何も悪いことなどしていない。シナ人をぶち殺すのは正しいことだ。日本の警察や裁判所も、今後日本人がシナ人を殺しても無罪にしろ! 不法滞在のチャンチョンを身ぐるみはいで日本海に放り出してやれ。いや、チャンコロはチベット人団体に引き渡してやった方がいいな。


Re:『ツュンベリーとタウンゼントの記録31』  投稿者:霧山人  投稿日: 5月 6日(金)13時30分49秒
>タウンゼントの記録(中国)23
◎24『柳条湖の鉄道爆破』を見ますと、パールハーバーがよくわかる。英米に利用されていた政府が、だんだんと憎しみをつのらせ、爆発した。日英米の国民一般とは、違う資本家という連合が中国支配をすすめようとした。大日本帝国という仮面によって。ここまで、筋書きが浮かんできた。清朝を倒したが、中国大陸は、完全な植民地にすることはできなかった。だから、頼むぞ、日本軍、なのか。想像の範囲であるが。当時の金融資本主義は、かなり、庶民を苦しめていた。この苦しみが共産主義や社会主義を生みましたが、その中身は従来ののんびりした生活をのぞむ住民でした。中国は、資本家が文明を武器に村々を襲いにきたので、理論武装として、共産化で抵抗しました。文明が苦しみを与えなければ、共産主義なんて誕生しませんでした。今の資本主義は当時よりゆるやかな社会です。こういう想像はいかがでしょうか。国際連盟にアメリカは参加してませんし。


『ツュンベリーとタウンゼントの記録31』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 6日(金)11時29分4秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)23 ◆
◎39『盲人を大切にする国』
「寺社の聖職者以外にも二、三の異なる聖職がある。なかでも盲目の聖職は最も特殊なものの一つと言えよう。それは盲人だけからなっており、他には類を見ないものであるが、国中にある」

[盲人がどくとくの権利をもっていたことも江戸時代の特色で、だからこそ塙保己一(はなわ-ほきいち)のような盲目の大学者も出たわけです]

◎40『一夫一婦制と婦人の自由』
「この国の男性が娶(めと)れる婦人は一人だけで、何人も娶ることはない。夫人は自由に外出できるし、人々の仲間にはいることもできる。隣国のように隔離された部屋に閉じこめられていることはない」

[隣国とはシナのことらしいのですが、ツュンベリーにとって日本女性が自由であることはとても印象的だったようです]

■ タウンゼントの記録(中国)23 ■
◎24『柳条湖の鉄道爆破』
「(公使が本国に送った報告書は間違っていると記したうえで)
 在中米英の官民の大勢はこうである。
「・・・我々が何年もこうあるべきだと言っていたことを日本がやってくれた」
「頼むぞ、日本軍。徹底的にやっつけてくれ」」

[これもまた貴重な証言です。タウンゼントの記録は、小堀桂一郎先生や渡部昇一先生も高く評価しておられるようです]

[つづく]


食傷気味!  投稿者:霧山人  投稿日: 5月 6日(金)10時40分46秒
最近、中国人がどうとか、韓国人がどうとか、もう、うんざりしてきている。なぜなら、それは落ち目の日本人のやっかみくらいにしか聞こえなくなったからだ。日本人は敗戦後、アメリカ軍に占領されて、日本人の精神の系譜は断絶している。だから、どのサイトを開いても、中韓への文句はあれども、政府やアメリカへ意見をいう連中はいない。では、中国人、韓国人はともあれ、我々、日本人はどのように尊厳を取り戻すべきなのか、ここ数年ずううと、考えている。中国人や韓国人に軽蔑されない、ひとつの人格としての日本人の道を。だが、今の日本人の生活は、表面上は恵まれているふりをしていても、その内実はさまざまな歪(ひず)みを含んでいる。そして、バブル以上の生活的破綻がこのままでは訪れるのではとの危惧をぬぐいされない。アジアやアメリカといっても、地球の上にあることには変わりがない。その地球の危機というものが、身近に感じられるこの頃だからこそ、民族というくだらない線引きの前に、争うことは無意味。過酷な労働にさらされている吾輩だが、田舎(いなか)をささえるのは、死をも覚悟。抜き差しならない状況だ。北朝鮮を追い込みすぎると、何が起るかわからない。拉致被害者の家族を政治的に利用するのはやめていただきたい。心のスキにつけこむほど、きたないことはない。

『霧山人の幻想』
http://blogs.yahoo.co.jp/rkfjj865


Re: 『ツュンベリーとタウンゼントの記録30』  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 5日(木)15時33分16秒
>ツュンベリーの旅は式年遷宮の六年後なので、それほど古くなっていたとは思えません。伝聞による記述かもしれません。

木造建築そのものがそう映ったのかもしれませんね。西欧では石造りや煉瓦(れんが)が主流ですから。

キリスト教でもエルサレムという聖地があり、十字軍遠征などの歴史がありますね。だから「聖地」という概念は西欧人にも分かり易いのでしょうね。でも中国にそういうものはあるのでしょうか? 聞いたことがないですね。

>中国人は世界に冠たる詐欺師、ペテン師である。
>責任逃れだけは上手である。


これは良く分かります。とにかく責任逃れの嘘は平気でつく人が多いですね。でも一部の中国人はしっかりモラル教育されている人達もいます。共産主義になってからは理想としては平等の筈なのですけど、それ以前の身分階層社会の名残(なご)りというか、家柄でモラル教育に相当差があるように思えます。


日本人  投稿者:江戸にすむ人  投稿日: 5月 5日(木)15時10分32秒
国民愛国同盟 様

敵視しすぎでは?

韓国人は嫌いですが中国人はいい人多いですよ。


うちの旧日本海軍だったじいさんは、第9条改正賛成です。
今の日本人は駄目だと言ってました。
徴兵制にしろとかシナにあんなことされて(反日デモ)腹が立つとか・・・
やっぱりあの時代に教育を受けた人から見ると今の日本は情けないのかな?

でも戦争は反対だと言ってました。



最近新聞に愛国教育は軍国主義につながるとか国が教育するモンじゃないとかたくさん掲載されています。


支那人と鮮人を排斥せよ。  投稿者:国民愛国同盟  投稿日: 5月 5日(木)14時50分6秒
国民愛国同盟

支那人と鮮人を排斥せよ。

日本人に対する暴動は、やつらの本質そのものである。やつらは根っからの犯罪民族なのだ。日本国内にも連中は日本人に紛(まぎ)れ込み犯罪の機会をうががっているのである。連中を日本から排斥し、支那・南北朝鮮製品の不買を全国に展開しよう。日本人に成りすましている支那人・鮮人を、公衆の面前に引きずり出せ。


『ツュンベリーとタウンゼントの記録30』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 5日(木)11時27分46秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)22 ◆
◎38『伊勢神宮への参拝』
「なかでもこの国の二、三の寺社は特に注目されており、あたかもイスラム教徒がいつもメッカを訪ねるように、国のあらゆる地方からそこへ向けて遍路の旅が行われる。特に伊勢神宮はその一つであり、この国最古の神、すなわち天の最高の神天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭っている、社(やしろ)は国中で最も古くかつ最もみすぼらしく、今ではいろいろ手を尽くしても修復できないほどに古びて朽(く)ちている。なかには鏡が一つあるだけであり、まわりの壁には白い紙片がかけられている。・・・老若男女を問わずすべての信者は、少なくとも一生に一度はここへの旅をする義務があり、そして多くの信者は毎年ここに来る」

[ツュンベリーの旅は式年遷宮の六年後なので、それほど古くなっていたとは思えません。伝聞による記述かもしれません。白い紙片とはたぶん紙垂のことでしょう。
 今年は有名な宝永二年(1705年)のおかげ参(まい)りから300年の記念の年ですが、ツュンベリーは、こういうおかげ参りの話を聞いて記録したのでしょう。なにしろ、歩く以外に方法の無かった時代に、九州から東北までの日本人の十人に一人以上が集まったのです]

■ タウンゼントの記録(中国)22 ■
◎23『ペテン師たちの排外運動』
「中国人は世界に冠たる詐欺師、ペテン師である。
 アメリカ人に対して略奪から人殺しまで何でもしながら、責任逃れだけは上手である。
 国全体が乱れていようが構わない。」

[くりかえしますが、70年前のこの話は現在にも通用するのでは?]

[つづく]


Re:語らない日本人  投稿者:霧山人  投稿日: 5月 5日(木)08時07分45秒
もう一人の祖父は生きていますが、やはり多くは語りません。中国大陸の湖南省まで歩いていったと話していました。南京まで船で行って、稲を育てながら、料理をしながら、目的地まで、歩いていきました。目的地は言いませんでしたが、部隊の目的は資源ではないか、と直感しましたけど。はじめには、ハイラルがどうとか言ってましたけど…。戦争に彩(いろど)られた青年時代だったようです。憲法9条について、戦争経験者に聞いてみたいものです。


Re: 語らない日本人  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 4日(水)14時22分29秒
オロモルフさん:10数年前のことですが、ルソン島に兵役で行っていた方が突然思い立って体験談を書き始めたという話を聞いたことがあります。あまりにも辛い経験だったので家族にすら言えなかったのが、自分が年取って来て、命のあるうちに残しておかねばと思われたそうです。

私の知人のアメリカ人で、父親がベトナム戦争に兵隊で行った人がいて、やはり話してくれないと言っていました。『何を話してもどうせ理解出来ないだろう』と言っていたそうです。

別な知人で夫が現在イラクに行っている人がいます。二週間に一度電話で話をするそうですが、「この前、銃弾が頭のすぐ横をかすめて行ったよ。もうちょっとで死ぬところだった」と当たり前のように言っていたそうです。身近で何人も死んでいるでしょうから、彼にとってはそれが日常会話だったようなのです。でもそれを聞いた奥さんが言葉を失ってしまっているのに気づき、それ以来そういう話をしなくなったそうです。

彼の場合は『人が死ぬ』というのが余りにも身近なので、ある面感覚が麻痺している状態なのでしょう。でも、彼が兵役を終えて帰国して、アメリカの平和な日常生活に戻った時に恐らくギャップに苦しみ、結果として戦争体験を誰にも話さなくなってしまう、ということになるのではないかな、と思います。

ただ思うのは、中国や韓国にも、恐らくオランダにも共通しているのは、当事者、つまり実際に経験した人が何も言わず、当事者でない人達が伝聞に基づいたり、戦時中の作戦の一環としての根拠のない噂を広げ、その後政治的に作られた情報で教育を受けた世代が、恨みつらみを言うという傾向はありますね。中韓でも、もっと当事者が口を開いてさえいれば、現在のようなことにはなっていなかったのではないかという気もします。勿論、言論の自由のない国の国民にそれは望めないのですが。

自己主張のアメリカと言われますが、アメリカ人にも「寡黙である」ことへの美学というものは存在します。このニュアンスは日本のそれと近いものがあります(しかしながら日本のように『察する文化』ではないので、細かい点での違いはありますが、『厚かましくなく謙虚で慎み深い』というニュアンスの美徳です)。中韓にも文化的にはそう言う要素はあるはずなのですが、民族的コンプレックスの方が、それを上回ってしまっているのかもしれませんね。


Re: 皆様の書き込み見てます&これでは  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 4日(水)14時21分29秒
利亜さん:ゴールデンウィークもないようで、お仕事大変そうですね。でも、忙しいというのは余計なことが気にならなくなって却って良いのかもしれませんね(笑) 実際中韓のやっていることなど『下らない』と言ってしまえば、それまでですから。

>日本に非があるような印象を受けるのは気のせいでしょうか?

この方は、反米が大前提の人ですからね。海外の資料など幅広い調査を基に書いていて、確かに読んでいて面白い面も多いのですけど、やはり『アメリカ陰謀説』のバイアスが強烈にかかっていますから、政治評論半分、数奇小説半分と思って読む事にしています。アメリカ以外では至って客観的で、特に親中親韓だとは思わないのですが、アメリカ絡みになるとやはりバイアスがかかりますね。


これでは  投稿者:利亜  投稿日: 5月 4日(水)13時16分37秒
中国政府から日本の小泉政権に対し、昨年まで何回かにわたり「中国がアメリカから乳離れするのに協力してほしい」「日中でアジアを安定化する戦略を考えましょう」という誘いがあったが、小泉政権の側は「アメリカと組んで中国と対決姿勢をとった方が良い」と考えたようで、中国からの誘いを断り、小泉さんは中国側が嫌がる靖国神社への参拝を実行するなどして、中国に対し「貴国とは付き合いたくありません」というメッセージを送った。(日中間では以前、日本の現職首相は靖国神社に参拝しないという口頭の申し合わせがあった)

 中国と日本の橋渡しをしようとする韓国の盧武鉉(ノ=ムヒョン)政権に対しては、小泉政権は島根県議会に「竹島の日」の制定を許すことで「中国・韓国による、アメリカ抜きのアジア作りの戦略には、協力したくありません」というメッセージを流した。

 中国では最近、教科書問題などを理由に反日デモが繰り広げられている。中国人の間に反日感情が強いのは事実であるが、今回のデモは、中国当局がデモの発生や拡大を容認しているふしがあり、中国政府はデモの発生を対日外交カードとして使おうとしているのではないかと思われる。「日本が中国の誘いを断り続けていると、反日感情が強まって日本製品の不買運動が起こり、日本企業が赤字になりますよ」というカードである。

『アメリカの衰退と日中関係』(田中 宇)
http://tanakanews.com/f0420dollar.htm

日本に非があるような印象を受けるのは気のせいでしょうか?


皆様の書き込み見てます  投稿者:利亜  投稿日: 5月 4日(水)12時09分22秒
皆様、博識で本当に濃い内容ですね。勉強になります。

昨日、ようやく七連勤を終えてやっと休みです。疲れました。

社会人になって見て中国や韓国の反日は基本的には気にならなくなりました。
目の前の仕事や生活の方をどうしても優先になるため、彼らの『反日』をどうでもいいと言うかそこまで注目する余裕が無いです。(しかも、唐突で内容の無い物しかないですし)
一般的な社会人はそうなのでは?と最近、感じ始めました

疲れた頭での書き込みなので文章が変かも知れませんが(´;◎;`)


語らない日本人  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 4日(水)11時39分55秒
>岩谷文太さま

>養子に出されていたもう一人の叔父(おじ)は、満州から命からがら帰国したそうですが、今なお多くを語りたがりません。我が家の言い伝えはそんな感じです。

私の義父は、インドネシアで捕虜になり、家族が諦(あきら)めたころに、幽霊のような姿で帰国したそうです。
相当酷(ひど)い目にあったらしいのですが、聞いても話さなかったらしいです。
日本人捕虜を虐待したのに、ちょっとした事でも何十年も恨んで話しつづけるオランダ人などとは正反対です。
日本人の性格なのでしょう。
(私の祖父は東京の空襲で焼死。いったんは逃げたのですが、翌日に逃げた場所を集中的に爆撃されて、そこで死にました)


黒人に関してもう少し  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 4日(水)11時34分0秒
久保田さん:ブラジルにしてもアメリカにしても、アメリカ大陸の国は歴史背景に関してはけっこう共通している面があるかもしれませんね。特にブラジル、アメリカとカリブ諸国は、黒人奴隷の中継地だったり輸入国だったりしますから、やはり黒人問題は共通しています。

>「急に檻(おり)から牛を外に放したみたいなモノ」と、言っており私なりに考察すると・・・その逆のパターンでもやはり、教養が無い故就職はおろか自活するのも困難だったので、怒りを『暴力という手段』で犯罪を重ねたことが急増した為に社会問題となったようです。

アメリカの北部に脱出した黒人たちも、まさしくそういう背景であったと思います。つまり、それまで自立した一般市民としての社会経験のない黒人が、いきなり白人社会に適応出来るはずもなかったでしょうし、一方の白人社会側にも平等な立場としての黒人を受け入れる準備も出来ていなかったでしょう。北部の政策の問題点は要するに、奴隷制を撤廃したけれども、既に奴隷としてしか生きられなくなっていた黒人をどのように社会参加させるか、という部分が欠落していたということかもしれません。奴隷制を撤廃しても黒人が消えてなくなる訳ではないのですから。

あと思い出した話ですが、アメリカでどうして先住民を奴隷にせず、黒人を輸入したかということです。アジア人の血を引くアメリカ先住民は非常に誇り高く、奴隷にされると自殺をしてしまったり、また過酷な労働に耐えられる体ではなくすぐに病死してしまったりとかして、結局、丈夫な体を持ち、精神的にもタフな黒人の奴隷が定着したとか聞いたことがあります。アメリカでもアフリカでも「プライドがないのかよ」という位に、乞食行為を出来るようなタフな(悪く言えば鈍い)精神構造に見えます。

実際に黒人を見てみると、アジア人のように神経質で政略的、なおかつ裏表があり、日本人のように佇(たたず)まいの美学、仕事にプライドや誇りを持っている人種とは、全く別種類の人達であることが分かります。一見ブスッとしていて態度の悪い黒人にも、こちらがニコッと笑うと向こうも思わずつられて笑ってしまうのが黒人です。とても純朴で親切で暖かみがあり、情が濃く涙もろい人達ですが、ある面おせっかいで無神経であり、怒らせると際限なく荒れ狂います。「こういう人達なんだ」とこちらが分かっていないと、日本人の感覚からはとても理解しにくい人種でもあります。

ルワンダのフツ族によるツチ族の大量虐殺などは、感情的になると際限なくエスカレートするという、黒人の悪い面が出た事件ではないかいう印象を持っています。


『ツュンベリーとタウンゼントの記録29』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 4日(水)11時24分20秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)21 ◆
◎36『良質な刃物』
「刃は比類ないほどに良質で、特に古いものは値打ちがある。それはヨーロッパで有名なスペインの刃を、遙かに凌ぐものである」

◎37『神社への崇敬』
「私は、神道信奉者らが祭日や他の日にどのような心境でこの社にやってくるかということが漸次わかってきたが、そのさい非常に驚くことが多かった。彼らは何かの汚れがある時は、決して己れの神社に近付かない」

■ タウンゼントの記録(中国)21 ■
◎22『アメリカ人はなぜ日本人より中国人を好きになるのか』
「・・・・・
 上流階級の日本人は「武士に二言はない」というサムライである。
 サムライとは名誉を重んじ、自らの言動に責任を持つ伝統を重んじる特権階級である。
 ・・・・・
 中国は全く別で、言葉の意味はころころ変わる。昔から嘘つき呼ばわりされても誰も侮辱だと思わない。
 そういえば、嘘とか嘘つきという言葉がない。」
 先ほど、(アメリカ人は)ちょっとだけ付き合うと中国人が好きになる人が多いと言ったが、長らく付き合うと、圧倒的に日本人が好きになる。
 ・・・・・
(アメリカ人が)ちょっと滞在して中国人が好きになるのは、中国がどん底の国だからである。
 アメリカ人は可哀想な人に愛着を持つのである。
 もう一つの理由は、日本がアメリカの安全を脅かす存在だからである。

[中国では嘘という漢字に、日本人が言う「うそ」という意味はありません。むろん中国にも「うそ」に近い用語はたくさんありますが、日本人と決定的に違うのは、「恥ずかしいこと」「悪いこと」といった意味が(ほとんど)無いことらしいです]

[つづく]


Re: 『逆の立場』『第三者』『SEA OF JAPAN』  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 4日(水)11時11分39秒
>日本人の場合は逆に「逆の立場」「傍観者的」だけが肥大化しています。
>朝日の「竹島を讓れ」論など。


「平和ボケ」の産物でしょうか? 
朝日の場合は「逆の立場」、つまり中韓の立場でしか見ないですね。朝日の場合は平和ボケと言うよりも、「国家解体論」と「共産主義崇拝」なのでしょうけど。

>TVを見たら、北朝鮮のミサイルに関して、アメリカ人は日本海を SEA OF JAPAN と言っていました。

「Sea of Japan」は国際標準名称であることに変わりはないですから。天動説的な「East Sea」にしたら、それこそ訳の分からないことになる、というのは誰でもすぐ分かりますよ。ごく一部の会社や博物館が「East Sea」を採用したというのは、恐らく内部に韓国人がいるとか、又は「日本車叩き」レベルのアンチ日本的な考え方を持っている連中だと思います。でもそれは本当にごく一部でしょうね。

一般的に韓国人の評判は良くないですし、また国としての知名度も評価も日本の方が圧倒的に上ですから、日本よりも韓国を支持するという人は、一般的に殆(ほとん)どいないのではないかと思います。


Re: 言っときたいこと  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 4日(水)11時01分3秒
私の母と祖父母は東京大空襲で家財産を全て失いましたが、奇跡的に家族内で死者は出ませんでした。しかしながら病弱だった叔父(おじ)は戦後の食糧難で衰弱、翌年19歳で結核で亡くなりました。

養子に出されていたもう一人の叔父は、満州から命からがら帰国したそうですが、今なお多くを語りたがりません。我が家の言い伝えはそんな感じです。


靖国と憲法  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 3日(火)22時29分1秒
大臣の靖国神社参拝は憲法違反?


言っときたいこと  投稿者:霧山人  投稿日: 5月 3日(火)19時05分5秒
うちの祖父は、祖国防衛のために、沖縄戦で戦死していますが、戦死した日は、沖縄戦が終わってからだそうだ。遺骨はない。とにかく、沖縄戦からは、祖国防衛であった。沖縄の次は鹿児島だからだ。必死である。江戸時代、開国以来、島を取りに来た人々への抵抗でもあった。祖母は満州にのこされて、終戦後、内地に引き上げてきた。そのとき、中国人は助けてくれたそうだ。しかし、あくどい日本人はこっぴどくやられたようだ。そのような言い伝えが我が家にはある。


“ブッシュ大統領・天皇陛下・小泉首相”三位一体の「靖国謝罪参拝」のすすめ  投稿者:アンナプルナ  投稿日: 5月 3日(火)18時49分0秒
「地政学」という学問は、戦後アメリカを恐れてなくなってしまったが、「地政学」を少しでも分かる者なら、このことはすぐに分かることなのである。巷(ちまた)で言われているような、単純な「侵略戦争」ではないのである。「侵略戦争」というのは、韓国や中国やアメリカ民主党を喜ばせる歴史観であって、日本民族にとって何の意味があるのだろうか。

日本民族の未来に、子々孫々に責任を持つ日本人なら、中国や韓国の罠にはまることは、何としても避けなければならない。子々孫々のために過去を弁護し、自国の歴史を守ることこそが、私たち日本民族の存在意義なのではないのだろうか。私が「侵略戦争」を否定するのは、日本民族の未来を守るためであって、それ以上でもそれ以下でもない。

靖国神社は、東京裁判によるA級戦犯が合祀された元国家神道神社だから、大臣が靖国参拝することは「憲法違反」ということになっている。そんな日本民族の精神的拠(よ)り所と未来を傷つけるばかげたアメリカ製現憲法なんか、この際に一度破棄してしまえばいい。来る8月15日に、ブッシュ大統領、天皇陛下、小泉純一郎首相の三人が、三位(さんみ)一体となって靖国神社に『謝罪参拝』することを私は強く提案したい。

あちこちの国際会議で下らない“謝罪外交”なんか止めて、この歴史的三位一体の靖国神社『謝罪参拝』を、ぜひ実現してもらいたい。そしてその後で呪縛された日本憲法を一度破棄して、新たな「日本国憲法」を創って頂きたい。もし小泉純一郎首相がこれを実現できたなら、小泉・竹中コンビがおこなってきたあらゆる経済失政を、私たち国民は水に流そう。これが2005年の私の願いである。

『千葉邦雄のニュースの落とし穴050503』
http://www.chibalab.com/news_otoshiana/documents/050503.htm


『逆の立場』『第三者』『SEA OF JAPAN』  投稿者:黄東洋  投稿日: 5月 3日(火)18時35分25秒
>彼等に欠落しているのは『逆の立場で考える』『第三者の立場で客観的に見る』ということだと思います。これは韓国人に関しても同じ事でしょう。
日本人の場合は逆に「逆の立場」「傍観者的」だけが肥大化しています。
朝日の「竹島を讓れ」論など。

TVを見たら、北朝鮮のミサイルに関して、アメリカ人は日本海を SEA OF JAPAN と言っていました。

『ユーラシア言語研究@談話室』
http://8609.teacup.com/hwangdongyang/bbs2

『Yokohama Eleven雑記記録掲示板』
http://6302.teacup.com/yokohamaeleven/bbs


Re:スラム街の黒人  投稿者:久保田泰啓  投稿日: 5月 3日(火)13時23分21秒
>簡単な歴史背景

 少しボリュームがありますが、南北戦争(The Civil War)研究室というサイトあたりを読み合わせると、文太さんのご説明がより明確なものになると思います。

>残った黒人は自由はなかった代わりに養ってくれる主人がいたということです。

 このパターンは、ブラジルが1888年と政治的駆け引きにおいて他国に遅れて、奴隷制度が廃止された時にもあったと在日ブラジル人の話を思い出しました。続けてそのブラジル人(日系2世)曰(いわ)く「急に檻(おり)から牛を外に放したみたいなモノ」と、言っており私なりに考察すると・・・その逆のパターンでもやはり、教養が無い故就職はおろか自活するのも困難だったので、怒りを『暴力という手段』で犯罪を重ねたことが急増した為に社会問題となったようです。特に当時奴隷だった為に手を拘束された際に編み出されたカポエイラという足技格闘技を駆使していたから、被害を被った者には軽症では済みませんけど。その為に政府側は今で言うテロリスト扱いとして特に重刑に課していたという事です(1920年頃には国策・政治的な判断でスポーツとしてカポエイラは合法となりました)。つまり、黒人奴隷はただ『鎖』から放たれた自由を得ただけで、それは社会的参加を認めなかった訳という事です。社会参加のチャンスがない新・下層階級は、常にブラジルの民主化に影を落とす立場でした。当時、社会疎外者と社会運動家は利害共通の立場にあるが、互いに民主化のために団結することは1930年代になるまでありませんでした。

 この頃には移民としての日本人が、かつて黒人奴隷の農作業を請け負う形で白人の元で従事していました。そしてお約束のケースですが大日本帝国型殖民地(投資優先・衛生改善)と違うのは当たり前で、ブラジルは欧米型植民地(搾取優先・衛生放置)から成り立っている素地を例外無く持つ為、内陸地方で従事した移民達はマラリアに感染して村全滅など多数が死亡していました。結局それが収まったのはブラジルの支配層では無く、皮肉にもほんの数%にも満たない日本人移民の手で改善したからと聞きます(医療や野菜栽培、日本人好みの米改良なども)。

 また現在でこそ法律で禁止されてますが、未(いま)だにそれぞれの差別意識は根強く、更に貧富の差はフィリピンと肩を並べた感じです。


説教  投稿者:大神 正念  投稿日: 5月 3日(火)13時19分43秒
最近、20代の中国人留学生(W)と呑みましたよ。(キャバ嬢じゃないよ)

「尖閣は中国のモノだ!沖縄だって本来、中国のモノだ!」と、ヌカシ始めたので。
「あっそ。そう思うのは勝手だけどさ、じゃさ、沖縄の人に日本と中国、どちらに属するのが幸せなのか、いっぺん聞いてみなよ。」と、諭(さと)してあげましたが。。。
意味の無い微笑を返して来ただけでしたね。
・・・それから私の説教が始まったのは言うまでもありませんが。

(ちな)みに、中国のその少女曰(いわ)く「韓国人は大嫌い!」だそーです。
いいなぁ〜、亜細亜(アジア)って、皆、仲良しでさ。


Re: 『ツュンベリーとタウンゼントの記録28』  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 3日(火)11時24分48秒
>旅人や通行人は常に道の左側を行くという良くできた規則がつくられている。

日本はイギリスから鉄道を取り入れたので、左側通行になったと思われていますが、実際はそれ以前からの話のようですね。世界の左側通行は大抵は元イギリス植民地で、例外は日本とタイだけのようです。

>中国人と日本人は全く違う人間だが、アメリカ人には違いがわからない。
>地理的に近いから性格も似通っていると思っている。


まったくその通りですね。要するにアジア人の知人のいないアメリカ人にその傾向があり、日本人や中国人と個人的な付合いのある人達は、違いははっきりと判るそうです。私の身近でも『中国人は群れるし、中国人優先だ』というのは、何となく評判にはなっています。ただそれを公然と指摘するアメリカ人は余りいません。現代の『差別に怯える白人』を象徴しているようです。白人の代わりに他のアジア人の方が物おじせず中国人を批判しますね。


Re: 知人の嘆き  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 3日(火)11時01分18秒
オロモルフさん:それでもまだ、黒人は優遇されていると思います。全体的に勤務態度の悪い黒人が多いのは事実です。白人が同じことをやったら解雇されるかもしれませんが、黒人を解雇すると『人種差別だ』と訴えられるので、野放しになっている状態も多いようです。

また、アメリカでは『Affirmative Action』(割合雇用制度)という制度があり、特に公的な機関の場合、一定数の黒人、ヒスパニック、先住民を雇う義務があり、実態として、ある白人よりも、それよりも能力的に劣るある黒人が採用されることも多々あります。また、黒人はクビにしにくいのですね。『逆差別』を武器にしたたかに生きている人達も多いと聞きます。

私が買い物に行く時は、店員や客の過半数が黒人という所は、どうしても避けてしまいます。店員の態度は悪いし、客のマナーは悪いし、不愉快な思いをするだけですから。でも、白人の中に一部黒人という環境での黒人は、大抵はちゃんとしています。

要するに『黒人同士で群れている黒人』と『白人社会に乗り込んでいる黒人』の間で大きな違いがあるように感じます。

ただ、黒人は表面を作らない人、単純素朴な人が多いので、ある面分かり易くもあります。私も最近はそういう黒人との接し方も何となく要領を得て来ました。


『ツュンベリーとタウンゼントの記録28』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 3日(火)10時59分29秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)20 ◆
◎34『皇室への崇敬』
「国民の内裏(だいり;「お内裏様」=天皇)に対する尊敬の念は、神そのものに対する崇敬の念に近い」

[これは注目に値する記述です。江戸時代は徳川の時代で、天皇は国民から軽視されていた(あるいは天皇など知らない人が多かった)――という人がおりますが、そうでも無かったことがわかりますので]

◎35『道路の良さと左側通行の規則』
「道路は広く、かつ極めて保存状態が良い。そしてこの国では、旅人は通常、駕籠(かご)にのるか徒歩なので、道路が車輪で傷つくことはない。そのさい、旅人や通行人は常に道の左側を行くという良くできた規則がつくられている。その結果、大小の旅の集団が出会っても、一方がもう一方を邪魔することなく互いにうまく通り過ぎるのである。この規則は、他に身勝手な国々にとって大いに注目に値する。なにせそれらの国では、地方のみならず都市の公道においても、毎年、年齢性別を問わず――とくに老人や子供は――軽率なる平和破壊者の乗り物にひかれたり、ぶつけられてひっくり返り、身体に損害を負うのが珍しいことではないのだから」

[これが二度目の左側通行の説明です。歩く人全員が左側通行を守っているようです。ここでは「規則」という言葉を使っています。何らかの文章になった規則があったのか、それともそのように奨励されていたのでしょうか。武士が刀を左側にさすことから来た習慣らしいのですが]

■ タウンゼントの記録(中国)20 ■
◎21『日本人と中国人』
「・・・・・
 中国人と日本人は全く違う人間だが、アメリカ人には違いがわからない。
 地理的に近いから性格も似通っていると思っている。
 これほど大きな誤解はない。
 ・・・・・
 確かに、日本人と中国人は体つきがよく似ている。
 が、似ているのは体型だけで、性格は似ても似つかない。
 ・・・・・
 短い旅行でも違いがわかる。
 他人に対する態度が大きく違う。
 儲け話になると腰が低くなるのが中国人。
 日本は違う。
 自然に腰が低くなり、礼をもって接すること自体に喜びを見出している。
 例えば、通りを歩いていて、何かを落としたら誰かがサッと拾ってくれる。
 中国には、スラム街よりひどく、鵜の目鷹の目の連中が多い。
 ・・・・・
(しかし日本人は)アメリカ人の手本になるような行動を示してくれるのである。」

[今でも分かっていないアメリカ人がおりますね。とくにインテリ以外は]

[つづく]


知人の嘆き  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 3日(火)10時52分46秒
私アメリカの事には疎(うと)いのですが、西海岸に永住している知人の日本人が嘆いていました。
(たぶん役所の)窓口に黒人さんがずらりと並んでいるが、何もしていない。
窓口で用件を告げると、奥から白人さんが出てきてやってくれる。
――と、人種差別撤廃の法律に怒っておりました。
(あいまいな記憶ですが)


スラム街の黒人  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 3日(火)09時09分1秒
>米国の貧富の差(人種差別)は、ここにも如実に表れております。
>米軍のスカウトマンが、生活苦に悩む黒人スラム街において、軍隊への勧誘を頻繁に行っているという事は、実に有名な話です。


大神さん:これは単に人種差別で片付けられないほど複雑で根の深い問題です。実際白人だけでなく、多くの黒人もこの問題を知らないかもしれません。短い文章で説明しきれないのですが、参考までに簡単な歴史と、私と知人の体験談をここに紹介します。

--o--o--o--o--o-

簡単な歴史背景

東海岸の都市部に住んだことのある人なら、スラム街のひどさは御存じのはずです。

かつてアメリカが二つに分裂して争った南北戦争(1861-65)は、北部が奴隷制反対で、南部が奴隷制維持を主張したのが対立の原因です。かつてメキシコからテキサス共和国が分離独立(1836)したのも、メキシコの奴隷制不支持と、テキサスの奴隷制維持の対立が大きな理由であったと聞きます。

南部(ヴァージニア州からテキサス州までの11州)は大農場経営などで労働力のために奴隷制が必要で、対立の末合衆国を離脱し南部連盟を結成。工業化の進んだ北部では奴隷制を必要とせず、1862年にリンカーン大統領は奴隷制廃止を宣言、そんな中、自由を求めた一部の黒人がポトマック川を越えて北部や中西部に脱出、自由を得たけれども職はなし、結局スラム街の住人となりました。南部に残った黒人は自由はなかった代わりに養ってくれる主人がいたということです。

かつて都市の中心部に住んでいた白人はダウンタウンの治安が悪くなったために、車の時代になってからは、郊外に移り住む人が増え、それが『ドーナツ現象』と呼ばれています。つまり、それが都市の中心部がスラム化するという典型的な東海岸の都市構造です。かつての北部、特に東海岸の都市のダウンタウンに、黒人スラム街が必ずあるというのは、そういう歴史背景があります。

南部と北部の境界、ポトマック川を越えたところにあるワシントンDC、その少し先にあるボルティモアとフィラデルフィアはいずれも『アメリカの最も治安の悪い都市』ワースト5に入っています。その先にあるニューヨークとボストンは近年は大分改善されていますが、かつては非常に危ない都市でした。

南北戦争(Wikipedia)

--o--o--o--o--o-

私の体験

私が東海岸に住んでいた当時ですから、もう6年以上前のことになりますが、ある日友人とダウンタウンのファストフードの店で食べ物を買っていた時のことです。一人の黒人の女性が入って来て「持ち物を全部盗まれてしまった。タクシーに乗って家に帰らなくてはならないから、お金を貸して欲しい」と言いました。私の友人はそこにもう5年住んでいて、そういう状況に慣れている人だったので、日本語で「相手にするな、あれは嘘だ」と私に言いました。

その1−2ヶ月後に、別な場所で同じ友人と一緒にいた時に、またその女性がやって来て同じ事を言いました。友人はニヤニヤしながらその女性を見ていて、彼女も部が悪くなったのか、すぐにどこかに行ってしまいました。

私が同じ地域内でアパートを引っ越した時のことです。次の朝ドアをノックする音が聞こえたので出てみたら、黒人男性がいて「妻が交通事故に会った。病院に行かなくてはならないから金を貸してくれ」と言いました。そう、引っ越しをすると必ずやって来るのです。新しい住民が来るのを彼等はチェックしているのです(新しく引っ越して来た人は、誰が近隣住民なのか、誰が怪しい侵入者なのか分からないから騙し易い)。大抵のアメリカ人は面倒臭いのと、恨みを買うのも嫌なので5ドル位与えてドアを閉める場合が多いらしいのですが、余り与え過ぎると、味をしめて今度は芋づる式に仲間を連れてねだりに来ます。

私は似たようなことを他にもいろいろと経験しています。そう、彼等は一日中そんなことをやって獲物を狙っているのです。実際ホームレスには政府から生活保護がありますから、乞食などしなくても生きていけるのです。つまり「酒や麻薬を買う金が欲しいのだ」と、友人が教えてくれました。

実際あんなことに時間とエネルギーを使う位なら、ちゃんと仕事に就いて働けよ、と思うのですが、彼等はそれはしないのです。まっとうな仕事に就くという概念がないのです。それは、親子代々そういう環境にいるのが原因なのです。ある日路上でスラムの黒人男性に話し込まれたことがあります。「俺は生まれてこのかた、この街から一歩も外に出たことがないんだ。外国ってどんなところなんだ? 想像もつかない」と。で、延々と話し続けた末の結論は、結局のところ『お金をくれ』なのです・・・(溜息)。5ドルや10ドル程度の施しを得るための彼等の労力は物凄いものがあります。でもねェ・・・ちゃんと働いたら?

--o--o--o--o--o-

知人の体験

当時、私の知人はセントルイス(ミズーリ州とイリノイ州の州境にある都市)で貧民街の黒人に職業訓練をして、経済的自立を助ける仕事をしていました。セントルイスのイリノイ州側、ミズーリ川対岸の東セントルイスには、凄まじいスラム街があります。でも結局彼女は失望して数年後日本に引き上げてしまいました。彼女によると「彼等はだめだ。仕事に就いてまっとうな暮らしをしようという概念がないから、いくら職業訓練をしても真面目に働かない。『仕事』という概念すらもないから、賃金をもらう代わりに労働をするということが判らない」と言っていました。

奴隷時代の黒人には『労働』という概念はあった筈なのですが、スラム街に代々住んでいる人達は、そういう環境で育っているために、幾ら機会があったとしても、まともな社会生活を出来ないのが現実です。アメリカの黒人の多くの層はまともな仕事をしている人達ですが、一部の最底辺の層の問題は解決の糸口すらもないほど根の深い問題です。

アフリカのナイジェリアで仕事をしている知人がいます。その人によると「ナイジェリアの黒人は働くという概念がない。物を与えると味をしめて何度もねだりに来る。アメリカの貧民街と、ナイジェリアの黒人はそっくりだ」と言っていました。これは環境によるものなのか、それとも遺伝的素質なのだか・・・

--o--o--o--o--o-

かつて黒人街出身でも、やる気のある黒人は努力をして財産を築き、自分の子供には学歴をつけさせ、黒人街から抜け出し、現在社会的地位もありまともな暮らしをしている人は大勢います。結局スラム街に残った人達は、そういう能力のない層であるため、スラムの問題が余計深刻になっているのだとか。

かつて奴隷だった黒人は、現代の社会では自由を得た代わりに、『能力主義』の世界で脱落する人も必然的に生じます。『人種差別』を撤廃したら『能力差別』が残ったというジレンマが、現代のアメリカ社会の問題なのでしょうね。もちろん歴史的には『人種差別』から端を発して生じた問題ではあります。

--o--o--o--o--o-

>スラムの黒人にしてみれば渡りに船なんでしょうけどね。

兵役をすればその後は年金が出ますし、いろいろと社会的な優遇があります。そういうのに釣られて『兵役に志願すれば、その後は遊んで暮らせる』とか甘い考えで志願してしまう人が、スラム出身の黒人に多いのではないかと想像出来ます。定職についている人は仕事に穴を開けたくなく、スカウトしにくいので、無職の人の方がスカウトし易いし、志願も多いのですね。また、教養のない層ほど反戦思想が薄い、単純にそういうことだと思います。

>米国に暮らす黒人は、自らを“米国人”と信じ、アメリカンスピリットを誇りにさえ思って、戦地に赴くんでしょうけどね

自分の一族のルーツの記録のない黒人は、アイデンティティの拠り所がないために、アメリカへの愛国心が強くなる傾向があるようです。

>現場に送られる米兵には“黒人が多い”という現実が、更にイタイところです。

士官大学を出ていない、又は学歴のない志願兵は当然ながら上官にはなれませんから、それで貧民層出身が現場に送られるのは必然的なことになりますね。

>実際のところ、白人はそんな黒人の事を、どう思ってるんでしょうね。

そういう最底辺層の黒人は、もともとモラル教育を受けていない人達ですから、例えば沖縄で米兵がレイプをしたりとか、犯人は大抵黒人なのです。それも恐らく底辺層出身の人たちでしょう。責任者や同僚の白人の感情も難しいものがあると思います。


天皇陛下、サイパンへ  投稿者:シント  投稿日: 5月 2日(月)18時08分10秒
天皇陛下がサイパンへ行かれるそうです。パラオにも行かれる計画があるらしいのですが、ぜひともパラオには行かれて欲しいです。


Re(無題) ↓  投稿者:大神 正念  投稿日: 5月 2日(月)16時49分36秒
あ、下の起票、手違いですが、続けます。

岩谷さん。
そーなんですよ。で、イラク派兵に関して付け加えますが。。。
現場に送られる米兵には“黒人が多い”という現実が、更にイタイところです。
米国の貧富の差(人種差別)は、ここにも如実に表れております。
米軍のスカウトマンが、生活苦に悩む黒人スラム街において、軍隊への勧誘を頻繁に行っているという事は、実に有名な話です。
生活苦に喘(あえ)ぐ黒人青年は、ホイホイ釣れます。そりゃね、軍隊に入れば、給料も出るし、生活の最低限は支給されるのですから、スラムの黒人にしてみれば渡りに船なんでしょうけどね。

ただ・・・。米国に暮らす黒人は、自らを“米国人”と信じ、アメリカンスピリットを誇りにさえ思って、戦地に赴(おもむ)くんでしょうけどね・・・。

・・・さぁて、実際のところ、白人はそんな黒人の事を、どう思ってるんでしょうね。    悲惨です。


(無題)  投稿者:Re:  投稿日: 5月 2日(月)16時29分25秒
>例えば、イラク戦争を一方的に起こしたのはアメリカですが、現場にいる兵士は国家に使われる立場で常に命の危険に晒(さら)されています。


カラオケOFF 5/4(水) 池袋  投稿者:金子  投稿日: 5月 2日(月)15時58分54秒
(当掲示板の趣旨にそぐわない為、管理者権限に於いて削除)


『ツュンベリーとタウンゼントの記録27』  投稿者:オロモルフ  投稿日: 5月 2日(月)14時56分53秒
◆ ツュンベリーの記録(日本)19 ◆
◎32『契約はきちんと守る』
「(外国人に対しても)・・・いったん契約が結ばれれば、ヨーロッパ人自身がその原因をつくらない限り、取り消されたり、一字といえども変更されたりすることはない」

[江戸の中期でも、日本には「契約を守る」という社会のモラルが出来ていたことがわかります]

◎33『これほど盗みの少ない国は世界にない』
「正直と忠実は、国中に見られる。そしてこの国ほど盗みの少ない国はほとんどないであろう。強奪はまったくない。窃盗はごく稀(まれ)に耳にするだけである。それでヨーロッパ人は幕府への旅の間も、まったく安心して自分が携帯している荷物にほとんど注意を払わない」

[その後の二百数十年の間に、来日する外国人が激増し、それとともに、日本人による犯罪も増えてしまったようです]

■ タウンゼントの記録(中国)19 ■
◎20『世界を欺く中国政府』
 国際会議があるたびに「阿片撲滅に奮闘する中国」という記事しか読んだことのないアメリカ人は、大々的な阿片製造と消費の実態を知ったら「エーッ」と驚く。
 二年前、中国は国際査察に断固反対した。
 毎年春になると畑一面の白いケシの花が咲く。
 ・・・・・
(阿片禁止の法令が)発令の最中、春に収穫した阿片がせっせと中国中の市場に運ばれていた。
 ・・・・・
 さらに面白いことがある。
 ケシの栽培は州知事の命令である。
 命令で種が配られる。
 ・・・・・
 軍のやり口が見事。
 まず「違法」のお触れを無視し、阿片を栽培させる。
 いざ収穫期になると、「違法である」と言って百姓から金を巻き上げるのである。

[通常の犯罪者より兵隊さんの方がずっと怖いそうです]

[つづく]


あー、気分が悪くなる  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 2日(月)13時36分0秒
今日ジムに行った時のことです。入口近くに世界地図が貼ってあるのですが、日本海の『Sea of Japan』の『Japan』の部分が何者かに削り取られているのを見つけました。明日ペンを持って『Japan』を書いておきます。こんなことやるのはどうせ韓国人しかいない。あー、何でこんなヤツラが地球上に存在するんだ・・・

アメリカ人の同僚と韓国人の話になった時に、私が『彼等(かれら)は日本人と中国人が嫌いだから漢字を使うのを止(や)めたらしい』と言ったら、アメリカ人は『いや、韓国人は日本人や中国人に限らず、韓国人以外の全てを嫌いなんだぜ』と言っていました。確かにそうかもしれないな・・・

知人のタイ人は『韓国人は日本人の悪口ばかり言うから好きじゃない』と言っていました。まあ、確かに第三者から見ればそう思われるわな・・・


台湾  投稿者:霧山人  投稿日: 5月 2日(月)08時18分38秒
実は、文学の関係で、昭和初期のことを調べています。戦後、日本の知識人のつくってきた文壇というものは、崩壊しました。帝国大学の崩壊も重なってきます。この喫茶室でも、台湾の問題が出てきていますが、戦前、太平洋沿岸部は日本とアメリカとの火種がありました。ハワイ、フィリピンはアメリカにとられておりました。満州にアメリカは興味があったんですね。大正時代、柳田國男が国際連盟委任統治委員になって、南島談話会を開いたりしております。この頃、朝日新聞社客員となってもいます。関東大震災がおきるまで、日本はまじめに委任統治や台湾、朝鮮等を文明開化させようと踏ん張っている時期でした。國男は、文明と未開との差別に苦悩して、結果として、柳田民俗学を拓(ひら)くことにしました。日本でもそうですが、従来の文化が野蛮だと切り捨てられることを嫌がったのです。今では、日本も台湾も、新米派、新中派なんかに分裂していますが、どちらについた方が良いかなんて、見当もつきません。ただ、大和の精神を発揮するのみです。台湾に関連した作家といえば、紀州の佐藤春夫と日向の中村地平です。原住民と統治者の関係が刻み込まれています。しかし、これからの研究材料でもあります。日本もそうですが、台湾が米中の軋轢(あつれき)で紛糾することは、避けなければなりません。アーミテージも面目上ああいうことを言わざる得ないのでしょう。簡単に仲間に入れて、なんていえないでしょうから。ここは、日本が米中間のフィクサーになるべきです。


ついに『中国国民党』  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 1日(日)23時39分2秒
『中国国民党大陸訪問団一行、西安を訪問』(中国国際広播 4/30 13:34)
http://jp.chinabroadcast.cn/1/2005/04/30/1@39656.htm

中国国民党大陸訪問団一行、西安を訪問

(GMT+08:00) 2005-04-30 13:34:14

連戦・国民党主席夫妻  連戦党首をはじめとする中国国民党大陸訪問団一行は30日午前中国の西部に位置する都市?陝西省の西安市に到着し訪問をしています。これは今回の大陸訪問の三つ目の訪問先となります。

 連戦党首は西安に生まれ、幼少時代を過ごしました。今回の西安訪問期間中に、母校や昔の住まいを見学し、祖母の墓参りをするほか、中国共産党陝西(せんせい)省委員会の責任者と会見することになっています。

 5月1日、連戦党首一行は西安を離れ、上海に入りし訪問を続けます。


ついに『中国国民党』だそうです。第三次国共合作か? でも実際『中華民国国民党』だから、略して『中国国民党』となりますが、中共側は『中華民国』を認めていませんから、『中華人民共和国の国民党』とこじつけているのでしょうか。

今回の国共和解を演出するためか、中国のメディアは連戦党首が大陸生まれであることをしきりに強調しています。でも実際の当事者であるはず台湾の民衆が蚊屋の外である印象は否めません。やはり国民党や外省人にとっては『台湾は仮の住まい』ということなのでしょうか。

台湾は大戦後国民党に占領されたも同然ですから、今回の国民党の行為は『二度目の台湾征服の企て』に思えてなりません。一度目は共産党から大陸を追い出された国民党が日本撤退後の台湾で3万人を虐殺、二度目は共産党を巻き込んでの台湾征服計画です。台湾の民衆を無視した形での、外省人のみの利益ための国民党の保身行動に、60年経っても何も変わらない国民党の大陸人根性丸出しを象徴する出来事に思えます。

私は本省人系と外省人系の台湾人の双方に知人がいますが、一般的に考え方の違いは顕著です。

要するに台湾を本来の故郷と考えない国民党・外省人と、台湾征服を目論む共産党の共通の利益(=台湾は中国の一部である)が一致しただけのことであり、民進党という共通の敵が出来ただけのことであって、『国共和解』も利害関係だけの表面的な印象です。もはや台湾人ではない『中国国民党』と中共により、台湾問題が台湾人不在で勝手に論議されているというのも、彼等の身勝手な論理によるものに過ぎず、こういう連中には吐き気がします。

この際だから、国民党が外省人を引き連れて、台湾を引き払って大陸に帰国復帰するのも一興かもしれませんね。それで大陸で二大政党制にでもなってくれれば、共産党一党独裁体制終焉、ゆくゆくは中華帝国連邦解体に貢献出来るでしょう。

■『台湾:連戦氏を「外患罪」で追及の構え 陳水扁政権』 (MSN-Mainichi INTERACTIVE 毎日新聞 4/30 19:51)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20050501k0000m030041000c.html

台湾:連戦氏を「外患罪」で追及の構え 陳水扁政権

【北京・庄司哲也】中国訪問中の台湾最大野党の国民党の連戦主席は30日、北京を離れ、出生地の陝西省西安市入りした。前日の中国共産党の胡錦濤総書記(国家主席)との会談で台湾独立反対などの共通認識を盛り込んだ共同文書を発表し、最大の政治日程を終えた連氏だが、台湾の陳水扁政権はいわゆる「外患罪」で連戦氏を法的に追及する構えをみせている。

 対中政策を担当する台湾行政院大陸委員会の呉しょうしょう主任委員は29日夜、連氏と胡氏の会談について「内容が違法の疑いもある」との見解を発表し、連氏が台湾に戻った後、訪問団に資料の提供を求める考えがあることを明らかにした。呉主任委員は「党対党の会談ではあるが、胡総書記は中国の党、政治、軍の3権を一身に掌握している。政府や関係部門は慎重に調べなければならない」と話した。

 台湾では3月の国民党の江丙坤副主席の訪中の際にも、私的に外国と協議、協定を結ぶのは刑法違反の疑いがあると検察当局が捜査に乗り出す事態になった。今回の連氏の訪中自体は陳氏も追認しているが、国共トップ会談の内容には与党・民進党などから激しい反発が出ており、今回も同様の議論が起きる可能性がある。

毎日新聞 2005年4月30日 19時51分


そりゃ当たり前だと思いますけど・・・。野党が政府を無視する形で敵国と政治交渉をしているのだから。例えば、アメリカの野党が政府の了承なしにキューバやイラン、シリアと独自に政治交渉したりしても、やはり問題になると思います。台湾の存亡に関わる問題なら外患罪もあり得るでしょう。


Re: 支那が日本人を攻撃するなら日本から報復あるのみ  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 1日(日)22時57分24秒
>支那人は「昔の日本兵が中国人民を多数虐殺した」と思いたいらしいが、だったら何なのか。それを口実にすれば、今の支那暴徒が日本人を襲撃、殺傷しても正当化されるのか。

彼等(かれら)に欠落しているのは『逆の立場で考える』『第三者の立場で客観的に見る』ということだと思います。これは韓国人に関しても同じ事でしょう。つまりあの国の中でひしめいている人間の中で、他を拒絶した中華思想の閉鎖社会の中で、その社会のマジョリティによって当たり前に言われていることは正しいのだと、相乗効果・悪循環でそれが世論となり、ある面集団発狂に近い状態だと思います。

そうなって来ると、もはや首尾一貫性や正当性、客観性などは二の次で、『とにかく相手の弱味につけこめ』、『自分達に都合の悪いものは隠せ』『自分達の都合の良いように全て解釈せよ』ということになって来るのだと思います。て言うか、これがあの国の論理であり文化です。

情報開示と近代的モラル教育の徹底した先進国、又は宗教によりモラル観が養われている国がありますが、大陸中共はそのどちらにも属さない、モラル観と近代的論理性の欠落した野蛮国だと言えますね。


Re: 泡茶開講@反日ドラマ上陸?  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 1日(日)22時54分53秒
久保田さん:文化交流そのものは良いとは思うのですが、やはり戦時中を扱ったものになると、彼等の主張する歴史観から一歩も出ないものになってしまうのは、やはり一党独裁社会主義国家の限界でしょうね。中共は現在でも言論と表現の自由がない国ですから、まず出来ることに限界があります。反体制的な動機やテーマで作品を作るのがまたアーチスト魂というものですが、社会主義国家では共産党賛美のために芸術が利用されるのが常ですから。

あの国では、特に最近は歴史ストーリー物が盛んに作られているようですが、これも彼等の捏造史に基づくストーリーに準ずるものになるのでしょうし、この『歴史捏造』『歴史の書き換え』傾向は、韓国が更に輪をかけて顕著ですね。例えば、韓国の時代劇で女性が胸を隠した今風のチマチョゴリ(1970年代以前はそんなものはなかった?)を着ていれば、それは既に史実と時代考証に反しているということになります。

いずれにしても『日本が一方的に悪い』『日本人は悪人』が大前提でしょうね。時には『中には中国人の味方の良い日本人もいる』という意外性があったり、100歩譲っても『日本軍国主義の侵略は悪だけど、日本人個人はその被害者かもしれない』という、いかにも従来のパタ−ン化した設定から一歩も出ていないものでしょうね。中国人と話すと、多くの人がそういう固定観念で凝り固まっているのでうんざりします。

>尚、彼氏は支那人というのはお約束?だったりします。

逆がないんですよね。どこの国でも『自分の国の女を取られる』のは嫌なのですね。(笑)

>これは独・シュレーダー首相と共に、我が国の小泉首相が加害国の意味合いを持って出席する線が濃厚です。

でも世の中おかしいのは、日本やドイツなど敗戦国はいつまで経っても反省と謝罪を求められるのに、当時残虐行為を相当行ったアメリカやロシアは戦勝国だからふんぞり返っているし、ベトナム戦争で残虐行為をくり拡げた韓国、ベトナムに過去相当数侵略行為を繰り返したシナは、未だに知らぬ存ぜぬをやっています。

まあ逆を言えば、日本がそれだけ世界に影響のある国になってしまったから、その分叩かれるのだとも言えるでしょうね。世界からの嫌われ者なら、アメリカが文句無しにトップでしょうから。


戦時下における虐殺と戦闘行為  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 1日(日)22時51分14秒
大神さんのご意見に同感します。

例えば、イラク戦争を一方的に起こしたのはアメリカですが、現場にいる兵士は国家に使われる立場で常に命の危険に晒されています。その恐怖感から、時には過剰反応を起こし間違いで現地イラク人を殺したり、なんてことも起きます。誰が一般市民で誰がテロリストかなんて見かけでは判らないのだから。またそういう敵への憎悪感、つまり自分の同僚を殺した敵への感情が、収容所での虐待行為になったのだとも思います。平和な生活をしている人が現地の実態を知らず、極限状態にいる人達を非難すると言うのは、私はアンフェアだと思います。

当時の南京もそういう便衣兵か一般市民(非戦闘員)かの見分けをつけるのは困難だったでしょう。それを見極めようとしているうちに、こちらが殺されてしまうかもしれない状況下にあっては、疑わしきものは殺せということは起こるでしょう。つまりそれを虐殺行為と言うのであれば、過去に戦争を起こした世界中のどの国にでもそれは該当します。当時の時代において、戦時下で人が死ぬのは当たり前のことであり、『南京30万人』と言うのは、如何(いか)に日本が悪いかを演出するために誇張に誇張を重ねたもの、更に日本が敗戦国であることを利用して世界にそれを宣伝した、というものでしょうね。

日本が当時の戦争の標準から逸脱していなかったために、誇張しなければ日本の非難が出来ないということでしょう。中国も韓国も同じようなもので、西欧には遠慮するのに、日本のことになるとヒステリックなまでに感情的になる。アジア人にしか物が言えないお山の大将なのです、結局のところ。

昨今の戦争は『報道戦争』とも言われ、やれ一般市民に被害が出ただのすぐに批判が殺到しますが、人的被害の出ない戦争などありません。また『戦闘員のみ殺害して良く、一般市民は巻き込まない』というのは現代の価値観です。アメリカが広島、長崎や東京大空襲で『一般市民殺戮を目的とした攻撃』を行ったのはたかだか半世紀前のことです。

要するに、戦争状態で、南京で兵士の死者が出た、市民の死者も出たという当たり前のことが、当時一野党に過ぎなかった共産党により30万人と、あり得ないような誇張がされて、それがその後の共産党政権のプロパガンダによって常に宣伝されている、というのが現状でしょう。大体彼等は『戦争による死者』を全て『虐殺犠牲者』と言っているのだから、もともと『戦闘行為』と『虐殺』の定義がいいかげんなのです。

『南京大虐殺はなかった』というのと『南京で死者が出ていない』というのは別問題です。また『南京で死者が出た』から『南京大虐殺はあった』と言うのが中共の論理です。


バブル  投稿者:岩谷文太  投稿日: 5月 1日(日)22時42分21秒
竹下さん

>加えて、経済の底力がある訳ではありませんから、一旦何かの切欠(きっかけ)で躓(つまず)けば、其処(そこ)で支那のバブルは一気に弾(はじ)け、後は・・・日本以上のバブル後遺症(大不況)に見舞われ・・・自沈します。

これは私も数年前からそう思っていました。日本は少なくとも昭和40年代から経済大国であり、また環境問題など発展と共に生じるマイナス面も克服して来ました。中共の場合、どうもにわか発展に狂喜乱舞しているだけで、環境汚染などの問題はなおざりにしているのが実態のようです。尤も日本の場合も水俣病など国民が運動を起こしての改善ですから、人権の低いあの国でそれが解決されるのも難しいのでしょう。

日本は先進国として一世紀半、経済大国として半世紀の歴史がありますが、にわか成金のかの国がバブル崩壊した時のダメージは凄まじいものがあるでしょうね。つまりそれが『中国崩壊』の第一歩となるかもしれませんね。

>大陸に進出している企業は大陸から早々に撤収し、代わりに台湾へ移転するべきです。

いずれにしても一つの国に余りにも進出が集中するのはリスクが高いですね。台湾の他にも良い国はいくつかありますが、東南アジアは結構華僑に牛耳られていますから、シンガポールやインドネシアなど経済界は中華圏の子分です。タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア当りに分散させるのが良いでしょうね。あとオーストラリアとかニュージーランドも結構親日のようですし。あと、北方領土の問題は依然ありますがロシアとか。


愛国無罪について別の掲示板より  投稿者:黄東洋  投稿日: 5月 1日(日)03時36分34秒
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=ED&action=m&board=1834896&tid=26a4offckdc8la1aaa1j309q8lhbfbpa1aaa1aaa1k&sid=1834896&mid=86

Yahoo!掲示板           

ホーム > 学校と教育 > 語学、教育 > 言語 > 俺は日本語!(外国語反対!!)

http://messages.yahoo.co.jp/yahoo/index.html(ホーム)
http://messages.yahoo.co.jp/yahoo/Schools___Education/index.html(学校と教育)
http://messages.yahoo.co.jp/yahoo/Schools___Education/Languages/index.html((語学、教育)
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=ED&action=topics&board=1834896&type=r&sid=1834896(言語)
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=ED&action=l&board=1834896&tid=26a4offckdc8la1aaa1j309q8lhbfbpa1aaa1aaa1k&sid=1834896&mid=89
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=ED&action=m&board=1834896&tid=26a4offckdc8la1aaa1j309q8lhbfbpa1aaa1aaa1k&sid=1834896&mid=1&type=date&first=1(俺は日本語!(外国語反対!!)

中国語講座 2005/ 4/22 5:43 メッセージ: 86
投稿者:  mcgrawhilljp
>「日本人が中国人殺したら『侵略』」

>「中国人がチベット人やウイグル人殺したら『解放』」

>「中国人が中国人殺したら『革命』」

>「中国人が日本人殺したら『愛国無罪』」
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=ED&action=m&board=1834896&tid=26a4offckdc8la1aaa1j309q8lhbfbpa1aaa1aaa1k&sid=1834896&mid=86

日本の靖國参拜も大東亞・太平洋戰爭も愛国無罪。
そういう意見も出てしかるべきです。







[  新しい投稿のお知らせ機能 ]
[  ケータイで見る ]

< 前のメッセージ | 次のメッセージ >  [ 最初 | 最新 | 一覧 ]   No.  

返信


   
中国語講座 2005/ 4/22 5:43
メッセージ: 86 / 89

アバターとは?


投稿者:  mcgrawhilljp
「日本人が中国人殺したら『侵略』」

「中国人がチベット人やウイグル人殺したら『解放』」

「中国人が中国人殺したら『革命』」

「中国人が日本人殺したら『愛国無罪』」



これは fhfthtrtr さんの 85 に対する返信です


帝國電網省:[ トップページへ ]

喫茶室:[最新の発言を見る/投稿する] [2005年6月のログ] [2005年4月のログ]

inserted by FC2 system