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喫茶室 過去ログ99(2007.8.1〜8.31)

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喫茶室:[最新の発言を見る/投稿する] [2007年9月のログ] [2007年7月のログ]


飯場  投稿者:飯場  投稿日:2007年 8月29日(水)13時46分33秒
  お気軽な雑談掲示板です。真剣な話から、どうでもいい話までお気軽にどうぞ。

http://bbs.ram.ne.jp/pt.cgi?room=taishuu
 

すいません  投稿者:粕谷真人  投稿日:2007年 8月27日(月)22時25分14秒
  オロモルフさんに、さんをつけるのを忘れてました。
すいません。
 

オロモルフは必要です。  投稿者:粕谷真人  投稿日:2007年 8月27日(月)05時00分24秒
  中国の東北工程に影響された歴史学界…4つの新しい認識枠
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2007073191788

中国の東北工程に影響された歴史学界…4つの新しい認識枠

JULY 31, 2007 03:02

中国の東北工程は、韓国史への歪曲した見方だけを認識させたのではない。これまで韓国が関心を寄せてこなかった東北アジアの古代史に関する新しい見方をも目覚めさせた。韓半島という狭い空間に縛られ、文献資料だけに依存していた実証史学の限界を飛び越え、歴史研究の地平を満洲、モンゴル、中央アジアに拡張し、考古学と神話研究の領域まで積極的に取り込んだ。

小説家の李炳注(イ・ビョンジュ)氏は、「太陽にさらせば歴史になり、月光に染まれば神話になる」と書いた。東北工程の反作用を通じて、韓国歴史の研究で皓々たる月明かりだけが漂っていた分野に燦爛たる日の光が注ぎ始めた。その具体的な兆しとして、4大歴史認識の転換を紹介する。

●最古の文明は黄河文明ではない

四季出版社が最近出刊した『アトラス中国史』は、世界4大文明の一つを黄河文明や中国文明と呼ぶことの不当性を指摘する。黄河文明のほかに、揚子江流域の河姆渡(かぼと)文化、遼河流域の新楽・紅山文化など、起源と系統の異なる文化が同時多発的に発展したためだ。そのため、これを「東アジア文明」と呼ぶことを提案する。特に、新石器紅山文化は、石塚、琵琶型青銅剣、櫛形土器など、モンゴル、満洲、韓半島で発見された北東アジア文明の原型を有している。このような理由から、中国の学者たちは、遼河文明を「中華文明の起源」「世界最古の文明」と主張するが、国内学界では、神話で伝えられているだけの古朝鮮文明の実体に接近し始めた。

●蛮夷の再認識

中華史観の影響で朝鮮時代から蛮夷と見下されたモンゴル、満洲、日本を、東夷というより拡大した文明共同体として見始めた。これは過去、中原の漢族のほかの異民族を東夷、西戎、南蛮、北狄と差別化した中国が、徐々にこれらを中華文明の主役に変身させることに対抗する過程で、自然に成立した。

遼河文明論は、中華民族の起源を、△中原の華族、△東南沿海岸の夏族、△東北の黄帝族集団に三分する。ここで、東夷と北狄は、黄帝族の後裔に変身する。これに対抗して国内学界では、東夷族を遼河文明(古朝鮮)から出発した同一系統として見る必要性を提起する。

●中国史の解体

東夷族に対するこのような統合的な観点は、自ずと中国史の解体につながる。同じ東夷系列の契丹族が建てた遼、女真族が建てた金と清、モンゴル族が建てた元などの帝国の歴史をすべて中国史の範疇に入れる場合、高句麗と渤海の歴史の独自性を主張することと相反する。

これら東夷族の系統では、言語(アルタイ語系)と神話(卵生神話、熊崇拝、弓術神話)、文化(太陽崇拝、祭天文化、ソッテ文化、シャーマニズム、シルム文化)の特徴を共有する。愼纛(シン・ヨンハ)梨花(イファ)学術院教授は、このような共通点を匈奴やウィグルなどの北戎はもとより、トルコ、ブルガリア、ハンガリー、フィンランド、エストニアにつながる「古朝鮮文明圏」に拡大して見ることを主張する。

●「忘れられた輪」夫餘の再発見

東北工程が韓国古代史全体を狙ったことが明らかになり、韓中歴史論争は徐々に高句麗史から夫餘史に移動している。愼纛教授は、夫餘族の一部が、西方へはバルカン半島に、東方へは日本列島に移住した可能性を提起した。伝統文化学校の李ドハク教授は、高句麗と百済が始祖王として仕えた東明が、高句麗を建国した鄒牟(東明聖王)ではなく、夫餘の建国始祖の東明王である可能性を提起した。説話内容がほぼ同じという点で、同一系統の神話の後代合成の可能性が高いということだ。東洋大学の金ウンフェ教授は、夫餘の仇台王が南方へ移動して百済の古爾王になり、百済の近肖古王が日本に渡って応神天皇になった可能性が高いとし、これを大陸夫餘―半島夫餘―列島夫餘の成立過程と説明する。


PS:
この記事にあるように、中国の東北工程に対抗して、韓国人がヨーロッパから日本まで「古朝鮮文明圏」があったと妄想している。韓国人は、誇大妄想で中国の政治宣伝に打ち勝てると思っているようだが、朝鮮半島が中国の属国だったということは、他の国に知られ資料もあり、これらの韓国の捏造行為は中国の正当性を高める結果になる。

問題なのは、韓国が他国を巻き込むので、自国を韓国人の妄想に巻き込まれないために古代史に詳しいオロモルフような人が、これから重要になる。

 

新型ヘリコプター搭載護衛艦  投稿者:竹下義朗  投稿日:2007年 8月24日(金)22時13分47秒
  『海上自衛隊:ヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」進水 横浜』(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070824k0000m040060000c.html

海上自衛隊:ヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」進水 横浜

 海上自衛隊の新型ヘリコプター搭載護衛艦の命名・進水式が23日、横浜市磯子区のアイ・エイチ・アイマリンユナイテッド横浜工場で開かれ、「ひゅうが」と命名された。最大ヘリ4機の同時発着可能な広い甲板を持つ形態から、自衛隊初の「ヘリ空母」という指摘もある新鋭鑑の門出を祝った。

 同艦は、全長約197メートル、最大幅約33メートル、排水量約1万3500トンの海自最大級の護衛艦で、建造費約1000億円。対潜水艦作戦の中枢艦として、哨戒ヘリの十分な整備・格納スペースを確保し、他省庁のヘリも同時発着が可能という。電波探知妨害装置など対空、対艦装備も充実させた。09年3月就役予定。同型艦が1隻建造される。

毎日新聞 2007年8月23日 20時21分 (最終更新時間 8月23日 21時01分)


全長約197m、最大幅約33m、基準排水量約13,500t、と海自最大級の新造「護衛艦」1番艦に付けられた艦名は、これ又、海自初となる旧国名より採(と)った「ひゅうが」(日向)。搭載ヘリの機数や全通甲板の艦形から「ヘリ空母」との指摘もありますが、本格的な「空母」への改装は不可能だそうですね。


(もっと)も、旧帝国海軍にも「日向」なる軍艦が存在した事は、マニアならず共知られる所で、こちらも「空母」では無く「航空戦艦」。超弩(ど)級戦艦として建造された伊勢型戦艦の後部砲塔を撤去し駐機甲板(かんぱん)を設置。強力な対空兵装の戦艦でありながら、艦上爆撃機22機を僅(わずか)か5分でカタパルト射出可能・・・と戦艦と空母の美味(おい)しいとこ取り(別の見方では中途半端(ちゅうとはんぱ))の戦闘艦でしたが、今回の新造艦があくまでも「空母」を名乗らず、「ヘリ搭載護衛艦」と言う所辺り、多分に嘗(かつ)ての同名の「航空戦艦」を意識したのでしょうか?

(ちな)みに、2番艦も旧国名を付けるとの事ですから、伊勢型航空戦艦1番艦「伊勢」(「日向」は2番艦)から、「いせ」と命名されるとの声がもっぱらの噂ですね。

韓国海軍は、独島(ドクト)級揚陸艦(基準排水量:14,300t)を就役させ、日本への対抗意識を剥(む)き出しにしていますが、今回の「ひゅうが」、2番艦(通称:18DDH)の他に、退役を迎える「しらね」型護衛艦の代艦として新型艦2隻の建造も控えており、そうなれば、日本の対韓海軍力優位は継続する事となるでしょう。

(下写真は、上が「ひゅうが」型ヘリコプター搭載護衛艦1番艦「ひゅうが」(横浜市磯子区で23日午後1時46分、毎日新聞ヘリから武市公孝氏撮影)、下が旧帝国海軍「伊勢」型航空戦艦1番艦「伊勢」)

 

かなり昔のことだが  投稿者:解法者  投稿日:2007年 8月23日(木)16時14分0秒
   「盛岡第一高等学校」が甲子園に出場したことがある。校歌はかの有名な「軍艦マ−チ」で、応援団の生徒はすべて学生服だったと記憶している。
 大体から、公立高等学校に男子校が少なくなってからが教育の衰退が始まったと考えている。
 今や、埼玉県、群馬県、福島県、宮城県、岩手県しかないと思う(茨城県はどうだったか)。
 私の新潟県も男子校はないが、かろうじて女子高は残っている。
 私の高校も男女共学になってしまった。母も祖母も新潟県立女子高等学校の出身者、今ではゴミしか行かない。これは高校の責任ではなく、県の責任、同窓会も行く気はないし、寄付などする気もしない。
 母の話によると新潟でかろうじて女子高の共学化を食止めていて、ここから北はまだ共学化が行われていないが、南は全滅、長岡大手前高校(新潟県立長岡高等女学校)、高田北城高校(新潟県立高田女子高等学校)も共学だそうだ。なぜ、新潟以北が残っているというと県知事、市長の婦人が先の学校の出身者だからだそうだ。

 革命でも起こさない限り日本の教育は駄目だ!
 

(無題)  投稿者:ウイング  投稿日:2007年 8月23日(木)07時57分6秒
  『日韓英語対決 高校生「読み・聞き」大敗』(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/tokusyu/everyone/news/20070819mog00m040002000c.html

日韓英語対決 高校生「読み・聞き」大敗

 日本の高校生は韓国の高校生に比べ、英語の読解、聞き取りの成績が悪く、日常生活で生きた英語に触れる機会も韓国の半分から4分の1−−。ベネッセコーポレーションが両国で実施したテストと生徒への調査で、日本の英語教育のゆがみが浮き彫りになった。

◇1教科で50点差

 調査は、日本では06年7月〜07年1月に、同社の英語コミュニケーション能力テスト「GTEC for STUDENTS」を受検している高校で、4年制の大学進学を目指す指導をしている10校(生徒計3700人)、韓国では06年9月に都市部の進学校5校(生徒計4019人)を対象に比較した。どちらも高校1、2年生が答えた。対象校は日韓ともに進学校だが、英語教育の先進校ではない。特に韓国の都市部では高校入試がないため、生徒の学力は均質ではないという。

 「GTEC」は中学〜大学生を対象にしており、「リーディング」「リスニング」「ライティング」の3分野合計で800点満点。610点以上のグレード6(G6)をトップに、299点以下のG1まで段階別に評価する。例えばG3(380〜439点)はホームステイや海外旅行で簡単な買い物や乗り物に乗る時の定型的なやり取りができるレベル。G4(440〜519点)は「短期の語学留学で英語圏に行き、授業についていける最低限レベル」で、G5、6になると、相手の主張を否定して説得できる程度という。今回の比較にあたり、「GTEC」の同じ問題を韓国用に作り、対象校に実施した。

 その結果、総合点の平均は日本が423点なのに対し、韓国が459点とわずかに上回る程度。ところが、「リーディング」では日本153点なのに韓国は206点と50点以上も差が開いた。「リスニング」は、日本は164点で韓国は188点。日本はG1、G2が49%と最低レベルが半数だった一方で、韓国は逆にトップクラスのG5、G6が38%と最も多かった。ただし、「ライティング」では、日本106点に対し韓国は67点と、日本の高校生に軍配が上がった。

◇日常生活での取り組みも

 日韓の落差はテストだけではない。日常生活で実際にどれだけ英語を使っているかみると、韓国の高校生は76%が「教科書以外の英語の本を進んで読む」のに対し、日本は27%にとどまっている。「テレビ・ラジオでの英語音声ニュースを聞く」のも、韓国は61%、日本27%。「英語で書かれたホームページやブログを読む」のは韓国79%に対し、日本は21%と少なく、日本は韓国の半分から4分の1程度しか生きた英語に接していないことがわかる。

 「GTEC」の点数で日本が勝っていた「ライティング」についても、「英語で日記を書く」高校生が韓国74%、日本は23%だった。

 英語圏の国に行った生徒(日韓ともに3割弱)が、行った先で「街の掲示や案内を読む」経験は韓国87%、日本は64%。「服などの買い物」「乗り物のアナウンスを聞く」でも韓国が7〜10%リードしていた。

 両国の英語学習状況は少し違う。今回調査対象になった日本の高校1年生は、彼らが小学6年生だった2002年に「総合的な学習の時間」が始まり、英語活動が取り入れられた。一方、韓国は1997年、小学校3年生から段階的に必修化が始まった。ベネッセは2003年にも英語教育の調査をしているが、韓国では小学校で英語が必修ではなかった前回調査時の高校1年生と比べ、今回の総合点は45点上がった。

 調査について、金泰勲・星槎大学准教授(比較教育)は、「韓国では、TOEICで一定以上の点数をとれなければ卒業できない大学もあり、英語ができないと就職も厳しい。そのため、英語力をつけようと、外国人に街で積極的に声をかけたり、短期の海外研修に参加する。聞いたり話したりする力については成果が上がっている」と韓国の強さを分析している。今後は日本に後れを取っている英作文についても、国を挙げて強化する構えという。生徒の姿勢を含め、両国の差はますます拡大するかもしれない。【岡礼子】

 2007年8月19日

 

甲子園  投稿者:はる nbsp;投稿日:2007年 8月23日(木)04時20分42秒
  私立全盛の昨今ですが、今年の高校野球は、出来過ぎの結末で久々に公立の普通高が栄冠に輝きました。
我が県は、未(いま)だに栄冠を手にすることなく、それどころか一回戦敗退を繰り返しているのですが、今大会では無名で無欲のチームが頂点に立ち、豪腕投手や強打の常連校が、次々と敗退していったのを目にし、何が優勝の条件となるのかますます分からなくなりました。
一つ言えることは、強豪と対戦しても自分達の普段のプレイを貫(つらぬ)ける心技体が備わっていたことでしょうか。ピンチに慌てず守りは堅く、リードされても諦(あきら)めず、自分達の勝利の方程式に持ち込み、最後には勝利する。正月の高校サッカーもそうでした(これは我が県代表)。
もう一つ挙げるとすれば、優勝校と対戦した全てのチームが、戦前に負けるとは露(つゆ)ほども思わなかっただろうと想像できることです。つまりは、相手の油断を誘うことができたということですが、我が国の防衛もそんな感じならいいのですが…。
閉会式では、国旗の降下の際、君が代を演奏し、選手・観客には起立と脱帽を呼びかけていました。主催者が朝日新聞社とはいえ、歴史と伝統は易々と変えられるものではないようです。NHKは、日の丸を映す時間が短いようでしたが…。
追伸、我が県では、偏差値の高い高校の生徒ほど“バンカラ”なので、それをカッコいいと思い、誇りとする高校生も多く残存しています。おそらく隣県でも。
 

RE:pjapan  投稿者:竹下義朗  投稿日:2007年 8月22日(水)21時49分16秒
  君は、支那人を装(よそお)った日本人? それ共、在日支那人?
「やりまx、やりちx」なんて書く暇(ひま)があったら、君こそ、きちんとした文章で日本人を批判しなさい。少なく共、この程度の文章では、日本人の心に何ら訴えかける事は出来ないよ。
 

RE:学ラン  投稿者:竹下義朗  投稿日:2007年 8月22日(水)21時45分18秒
  >最近は、ブレザーを制服に採用する学校が随分増えました

個人的には、「セーラー服」の方が好みですが・・・って話題が違いますね(笑)

平成の時代、「蛮カラ」はどうか共思いますが、昨今の股下(またした)の下がったズルズルした格好も、やはり性(しょう)に合わない。着る時は、きちんと着る!! 中途半端(ちゅうとはんぱ)なファッションでは、思想も信条も中途半端にしかならんと思うのですが、はてさて、実際はどうなんでしょうね。
 

RE:どの面下げて  投稿者:竹下義朗  投稿日:2007年 8月22日(水)21時39分54秒
  「日本の被爆者調査の蓄積 米、核テロ対策に使用」
731部隊における先般訴追免除・・・

米国も「つつかれたくない部分」は幾らでもあるって事です。例えば、イラクのアルグレイブ刑務所における醜態等は、写真や映像がインターネットをはじめとするメディアに流出してしまった事で、「隠しおおせなくなってしまった」事が原因。昔なら、捻(ひね)り潰(つぶ)せた「都合の悪い情報」も、今や、YouTube やアルジャジーラを介して、世界中に瞬時に配信されてしまうので、米国からしたら、全世界的な情報統制(新プレスコード)をしたいのが実情でしょうね(苦笑)

日本も、米国から色々言われたら、米国の「過去の傷」をちびりちびり穿(ほじく)ってやったら良い。で、何か先方から言ってきたら、「はてさて、一体何の事でしょう?」と狸(たぬき)を決め込めば良い。

米国から「ジャップの古狸め!!」と言われる位にならないと。これから先の日本は、何時(いつ)(まで)も、のほほんとした小原庄助(おはら-しょうすけ)さんでは駄目って事です。
 

RE:宇治山田商応援団  投稿者:竹下義朗  投稿日:2007年 8月22日(水)21時26分54秒
  「天地の正気(せいき)甲南に
 籠(こも)りて聖(きよ)き富士が根を
 高き理想を仰ぐとき
 吾等(われら)が胸に希望あり

 至誠の泉湧(わ)き出(い)でて
 流れも清き峡東(こうとう)
 水に心を澄(す)ましなば
 未来の春は輝かむ

 質実剛毅の魂を
 染めたる旗を打振(うちふ)りて
 天皇(すめらみこと)の勅(みこと)もち
 勲(いさお)したてむ時ぞ今

 猛(たけ)き進取の調べもて
 歌う健児の精神(まごころ)
 白根が嶽(たけ)にこだまして
 何時(いつ)の世までも轟(とどろ)かむ」

・・・これは、大須賀乙字・作詞、岡野貞一・作曲の山梨県立日川高校(旧制日川中学校)の校歌です。赤字の部分が問題(『教育勅語(ちょくご)』を指すとして)である、として、校歌の変更を求める訴訟も起こされました。結果は、原告側の敗北に終わりましたが、もしも、日川高校が甲子園に出場し、勝利したら・・・歌っちゃいけない!!って事ですか? それこそ、宇治山田の応援団どころの話じゃ無いと思いますが・・・

(ちな)みに、私の母校は日川ではありませんので、そこの所は宜しく。。。
(我が母校の校歌は、北原白秋・作詞、山田耕筰・作曲です)
 

pjapan  投稿者:qjapan  投稿日:2007年 8月21日(火)10時32分28秒 Remote Host: softbank219196134206.bbtec.net, Time: 1187659948
  まず、漢字を辞め。自分の文字を使えー。何で名前まで俺たちの漢字を使ってるだ。漢字をやめできなかったら反論の文章を書いてもしょうがいない。日本塵しかよめないくせに。今の若者がこれにぜんぜん興味なし。やりまx、やりちxなら、いいけどさ。  

学ラン  投稿者:はる  投稿日:2007年 8月18日(土)04時09分18秒
  最近は、ブレザーを制服に採用する学校が随分増えましたが、全くカッコいいと思えません。弊衣破帽(へいいはぼう)、下駄履(げたば)き、腰に手拭(てぬぐ)い、真夏でも学ランこそ日本男児(時代錯誤?)。せめて応援団だけは、通してもらいたし。応援団すら、戦争を想起するのかな。応援歌も、ほぼ軍歌だし、なんと言っても我が県で最も偏差値の高い高校の校歌のメロディーは軍艦マーチなんだけど、勝利の暁(あかつき)には甲子園で歌ってもよろしいでしょうか。セーラー服も水兵を想起するからダメでしょってことになったら、残念。そもそも、音がうるさいとかで和太鼓が甲子園では禁止されているが、地方予選では全く問題になっていない。これも左派の嫌がらせなんじゃないかなぁ。
学ランに話を戻すと、昔は、“カンコー”、“富士ヨット”、“鳩サクラ”などの学生服のCMにアイドルが出演していて、断然“カンコー”にしようと思っていたけど、田舎(いなか)の店には“鳩サクラ”しかなくて悲しかったなぁ。
何書いてんだかよく分からなくてスミマセン。
 

どの面下げて  投稿者:KABAREN  投稿日:2007年 8月16日(木)23時56分31秒
  8月5日の地元紙に次の記事が掲載されました。
>「日本の被爆者調査の蓄積 米、核テロ対策に使用」
>広島・長崎の被爆者、ビキニ水爆実験の被爆者の調査を続けている
>日本の研究機関から、アメリカが核テロ対策の技術協力を受けていることが判明した。
>染色体異常の発生率と被ばく量の相関関係データを作成し、テロ発生時に、
>血液検査で染色体異常の度合いを調べ、被ばく量を推定し、治療の優先順位を含め、
>適切な治療につなげるという。

誰がいつ誰に申し出て協力することとなったのか記事にはありませんが、そこが一番肝心な部分じゃないですか。
まずは、「どの面下げてものを言ってる!」と一喝するところでしょう。
731部隊は、貴重なデータを米軍に渡すことで、引き換えに戦犯からはずされました。
それ以上に貴重な、日本にしかできない技術協力で、日本は何を見返りに得たのだろうか。
「対日従軍慰安婦決議」などというふざけた決議があったが、恩を仇(あだ)で返されただけじゃないのか。
このつっこみどころ満載のニュースに対する政治家やマスコミの無反応ぶりにあきれる。

歴史再考の「米兵による戦後沖縄の女性に対する犯罪」のリンク先を見ましたが、怒りがこみ上げてきました。
熨斗(のし)にこのデータもつけて送りつけてやりたいですね。
19世紀以前の自分たちの汚点を、20世紀の日本に押しつけて善人ぶってるアングロサクソンの馬鹿面を笑う余裕が日本のマスコミにも欲しいですね。

最後に、産経新聞から
「甲子園で学ラン“封印” 宇治山田商応援団「戦争想起」に過剰反応?」
>三重県代表、宇治山田商業の野球部応援団が、県大会決勝まで続けてきた
>学ランと「日の丸」の鉢巻き姿での応援を甲子園で“封印”していたことがわかった。
>「戦争を想起させる学ランは不適切」との投書がきっかけで、県高野連と同校が協議し、
>急遽(きゅうきょ)トレーナー姿での応援に変更した。
>同校では「大会中に終戦記念日もあるため配慮した」としているが、
>OBなどからは「過剰反応なのでは…」と反発の声も上がっている。
あきれ果てました。(長文失礼しました。)
 

オロモルフさん  投稿者:竹下義朗  投稿日:2007年 8月15日(水)21時40分54秒
  そろそろ連載を復活して頂きたい、と言うのは私の希望でもあります。  

RE:中華圏の広島観、長崎観  投稿者:竹下義朗  投稿日:2007年 8月15日(水)21時22分42秒
  >最近、日本人以外は手に負えんから、他は絶滅してもかまわんと思えてきた。もう、日本人は日本しか救えない。

今月18日に、『ベクシル 2077日本鎖国』と言う和製アニメ映画が封切られますが、同映画のストーリーと同じで無く共、余り周囲が五月蠅(うるさ)い様なら、敢えて鎖国すると言うのも手かも知れません。

当然、国民はある程度の覚悟をしなければなりません。口に入る物は、残留農薬に塗(まみ)れた支那産野菜や、狂牛病の危険性がある米国産牛肉等は当然、シャットアウト。国内自給率のアップ(とは言っても、食糧の供給量は大幅に落ち込むので、国民が飽食にうつつを抜かす事は最早(もはや)出来なくなるが)を図らねばならないですし、都市部の過剰な照明や音響もカット。徹底的な省資源統制経済に移行する事になるでしょう。加えて、他国からの侵略から国を防衛する為には、重武装一国防衛主義に徹する事になります。

今時、鎖国が可能かどうかは別としても、この位の覚悟と気概を以(もっ)て、支那や韓国・北鮮、そして、米露に当たらねば、日本の自主独立はこの先、守り通せないのでは無いか、と思いますね。
 

靖国に参る事は出来ませんでしたが  投稿者:竹下義朗  投稿日:2007年 8月15日(水)21時10分52秒
  六十二年目の終戦記念日に際し、旧大日本帝國陸海軍将兵の御霊安らかならん事を衷心より祈念申し上げます。

平成十九年八月十五日
 

日本と北朝鮮は兄弟になるか?  投稿者:ゆり子  投稿日:2007年 8月13日(月)15時50分54秒
  サンケイ新聞8月10日朝刊によればサンケイ新聞スクープとして、アメリカが北朝鮮に対する態度を軟化させたのは北朝鮮がアメリカのパートナーになることを密約していたという。

皆さん知っていました?
続きを読みたい人は、Go!
   ↓
http://blog.livedoor.jp/nakasugi_h/
 

変人100面相  投稿者:林浩司♂  投稿日:2007年 8月12日(日)16時50分14秒
  俺が知っている荒らしに毎日が年中夏休みの20過ぎのヤツがいる。荒らしからまともな顔を持つ変人100面相だ。極度の暇から話し相手が欲しく、無表示な掲示板が好きみたいだ。政治、いじめ、法律に興味があるらしく、自作自演をし、一人で会話をよくしている。自作自演というのは典型的2ちゃんねらーらしい。何も知らない人は自演だろうがなんだろうが、何も思わないらしいのだが、自演で人を中傷したりとかで被害をこうむっている俺達カタギにはいいメイワクだ。その荒らしがどうかまともな生活を送れるかを俺は日々祈っている。  

民主党小沢一郎に韓国人秘書  投稿者:解法者  投稿日:2007年 8月11日(土)11時07分13秒
   民主党小沢一郎が韓国人「金 淑賢(キン スクヒョン)」を2000年から秘書にしている。
 国際化時代に何が問題になるの?などと考える者がいたとしたら、どんでもない<政治オンチ>だ。
 政治資金規正法第22条の5は「何人も、外国人、外国法人又はその主たる構成員が外国人若しくは外国法人である団体その他の組織から、政治活動に関する寄付を受けてはならない(要旨―詳細は下記の「政治資金規正法」参照)」と定め、これに違反した者は「3年以下の禁固又は50万円以下の罰金に処せられる」ことになっている(同法第26条の2)。本規程の趣旨は、政治に携わる者に外国からの支配を受け、引いては国政を紊乱させることを禁止することにあり、世界各国で採用・禁止されている。
 本法は資金の提供を禁止しているが、その趣旨は金銭の提供であろうと労務の提供であろうと同じであって、これを禁じてないのは<法の不備>である。むしろ、金銭の提供よりも労務の提供の方が国益上重大である。つまり、スパイとして国政に関与することが考えられるからである、このことは先の韓国人秘書を見れば十分に理解されるところで、しかも、小沢党首は政権交代を明言している。内閣総理大臣の座を狙っている。こうした者に外国人秘書がいるということは先の橋本総理大臣の中国人秘書の存在が国益を損なうものとして世間の痛烈な批判を浴びたことでも明らかであろう。
 小沢党首が国政の重要な地位にいることから、韓国人秘書もその一端に触れることは十二分に考えられる。
 韓国の聯合ニュ−スが韓国人秘書の存在を<誇って>いること自体、韓国の日本国政の秘密漏洩を期待したものと考えても杞憂ではなかろう。そのうちに韓国人秘書を通じて日本の機密を探らんと画策することも十二分に考えられる。
 小沢党首を厳しく<糾弾>すべきである。

 なお、外国人が選挙活動を行うことは「公職選挙法」では規制がない。しかし、「出入国管理および難民認定法(以下「入国管理法」という)」第24条は強制退去の事由として、「法務大臣に広く裁量権が与えられており、日本国の利益又は公安を害する行為を行ったと認めた者」を挙げている(同法第24条4号ヨ)。そして、外国人に政治活動の制約があることは最高裁判所の認めるところであり、強制退去が容認されている(最高裁判所昭和53年10月4日判決〔最高裁判所民事判例集32巻7号1223頁〕)。
 外国人が政治家の秘書になること自体、政治活動を行っていると考えられる。例えば、韓国人秘書が韓国政府または在日韓国人もしくは民団の陳情を受けて「外国人参政権の付与」を小沢党首に伝えることを考えれば、容易に理解できるだろう。実際に韓国人秘書は選挙活動を日本秘書と共に行い、小沢党首が政権奪取の夢を実現すその日まで、秘書として補佐していく考えだと述べている。明らかに<政治的活動>を行っている。
 法務大臣は即刻、韓国人秘書を強制退去しなければならない。

 何よりも、マスコミはこの件を、厳しく糾弾すべきである。<マスコミは民主党に甘い>。

★ 政治資金規正法
  http://www.houko.com/00/01/S23/194.HTM#s5

※ ニュ−ス
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2007/08/09/0200000000AJP20070809003300882.HTML

 マルチポストですが、投稿しました。
 

オロモルフさんへ  投稿者:愛国者  投稿日:2007年 8月 7日(火)23時20分48秒
  このサイトの傍観者ですが、オロモルフさんの最後の投稿から1ヶ月以上経(た)ってしまいました。あなたの連載投稿は管理人さんも「管理者公認」とおっしゃってます。「トンビ」とかいう頭の悪いチンピラの事など無視して、また投稿して下さい。そう思っている人は沢山いると思いますよ。  

訂正  投稿者:大神 正念  投稿日:2007年 8月 7日(火)19時20分29秒
  文中単語
×大儀
○大義
       失礼致しました。
 

中華圏の広島観、長崎観  投稿者:粕谷真人  投稿日:2007年 8月 7日(火)04時21分16秒
  中韓から見た「原爆投下容認発言」(2007/7/27)
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/index.html

結局、アジアといってもアフリカと同じように部族紛争(実質は民族紛争)で、同じ人種で消耗しあうしか能がないのではないかと思えてきた。つくづく、日本人は、白人に対抗できるだけの能力があるだけ、孤立しているな。日本人は、有色人種の突然変異種ですかとぼやきたくなる。

最近、日本人以外は手に負えんから、他は絶滅してもかまわんと思えてきた。もう、日本人は日本しか救えない。
 

その通りです。  投稿者:大神 正念  投稿日:2007年 8月 7日(火)01時26分30秒
  今月、かつての敵国、米国に私は向います。

米国西海岸は、これで2度目の旅になります。嘗(かつ)てグランド・キャニオンの雄大な風景を、セスナの中から目(ま)の当たりにした時、自分の頭を掠(かす)めたのは「大儀ではあったが、こんな大国を相手に戦争に挑んだのか。あの戦争は無謀だったかもしれない・・・でも、その先人の侍魂(さむらいだましい)を誇りに思う」という事でした。

竹下さんが仰(おっしゃ)る通りです。
我々大和(やまと)民族は、無謀な青二才国家の、“制御機関”である事が、唯一の被爆国である任務であると願って止(や)みません。
単なるバイオレンス好きな、聖書由来の蛮族、毛唐(けとう)を制御出来る資格の有る唯一の国家。
大和民族なくして、世界の均衡は誰が舵(かじ)取りするのか。そう真面目(まじめ)に、思っております。

被爆された魂に、合掌。
 

広島原爆記念日に寄せて  投稿者:竹下義朗  投稿日:2007年 8月 6日(月)21時47分3秒
  新聞記事で、広島原爆資料館の館長に米国人が就いていた事を知りました。

米国は、広島・長崎への原爆投下を、戦争の早期終結を促したとの理由で正当化 ── 米国の国民レベルに於いて ── しており、原爆の悲惨さや、実戦使用に対する道義的責任に話題が及ぶと、「またか」、「もう聞き飽きた」と言った感情を抱くそうです。冒頭で挙げた米国人館長も初めは同じだったそうです。然(しか)し、様々な資料や歴史に触れた事で、今まで自分が信じてきた「米国の論理」としての原爆正当化論に懐疑的となり、遂には「日本の論理」に共鳴し、館長就任を広島市長から直々(じきじき)に打診され、就任したそうです。

現代、北鮮やイランの核問題が国際問題の俎上(そじょう)に乗り、米国・支那・ロシアと言った「核大国」が、自らの核保有は棚に上げて、核開発している「後進国」の事を糾弾していますが、抑(そもそ)も「持てる国」が「持たざる国」に対して、如何(いか)なる言辞を用いよう共、説得力がある訳がありません。何故(なぜ)なら、それは「毎日、ステーキばかりを食べている金持ち」が、「食うや食わずの貧乏人」に対して、「食べ過ぎは体に良くない」と言っている様なものです。これでは、「自分の事を棚に上げて、ふざけるな」と言われるのがおちであり、説得出来るものも出来ません。(かと言って、北鮮やイランの核開発を支持している訳では無い)

北鮮やイランの核開発を阻止する為の圧力をかけているのと平行して、新たに核保有国となったインドに対しては核の共同開発・研究を約束した事に見られる「二重基準(デュアル・スタンダード)」、史上初めて核兵器を実戦に使用し、数十万人もの無辜(むこ)の生命を奪った「人道に対する罪」を、何ら反省する事無く、更には核による先制攻撃をも辞さないとの方針に転換した米国。彼(か)の国が、原爆の使用に関する「歴史認識」を転換し、「あれは戦争犯罪だった。すまなかった・・・」と被爆者に対して謝罪しなければ、たとえ、アルカイダがWTCのツインタワーをテロ攻撃(真犯人は別にいるのだが)しようが、米国に敵対的な「後進国」が核開発に手を染めようが、彼らを糾弾する権利は何ら無い訳です。

先般、米国議会下院に於いて、「従軍慰安婦」問題に対する日本政府の公式な謝罪を求めた決議を圧倒的多数で決議しましたが、ならば、彼らの軍隊は全く性犯罪を犯して来なかったのか? 終戦を機に、何故、沖縄で父親の名前も分からない混血児が生まれたのか? 韓国に対して在韓米軍兵士の為の慰安施設を設置させたのは何処(どこ)の国だったのか? いや、近い所では、イラクのアルグレイブや、キューバのグアンタナモで、米軍が一体何を犯したのか?

「聖人」でも何でも無い米国は、他国の事に色々と首を突っ込む前に、先(ま)ずは自国の犯してきた「戦争犯罪」を反省し、被害者に対する謝罪と補償をす可(べ)きでは無いのか? その中には、当然、広島・長崎に於ける原爆被害者に対する補償も含まれるが、そう言った事を置き去りにした儘(まま)、今後も、「正義のヒーロー」気取りでい続けるならば、いつか、手痛いしっぺ返しを受ける事になるでしょう。まあ、それが、ロサンゼルスやニューヨークと言った大都市での核テロで無い事を、草葉の陰から祈ってはいますが・・・「他人(他国)の痛みの分からない」米国の様な国は、一度、思い切り痛い目に遭(あ)わなければ、分からないのかも知れませんね・・・何とも哀れな事ですが。
 

解法者さんへ  投稿者:但馬  投稿日:2007年 8月 5日(日)23時34分58秒
  解法者さん、わざわざすみません。真にありがとうございます。
山岡荘八氏の説を中心的に確かめようとするとつい広くなってしまって。
あと、武士の実情は一般武士で大丈夫です。


教えていただいてばっかではあれなので、なにかの参考にと少し投稿させて頂きました(引用で恐縮ですが)。
内容は士農工商です。あまり見かけないような視点でおもしろいと思います。氏もおっしゃるように時代ごとに段階があり、適性があると思います。家康の、身内には薄く(本多正信などはとくに)そとにあついこと、粗食家でけち(上辺(うわべ)だけに麦、下は白米の椀をだされたときに白米ばかりではないかと叱り付けた逸話がある等)、しかし、投資するときには大胆に投資する(関ケ原前、按針(あんじん)等の乗っていたリーフデ号が漂着したがそれに五万両をやる等)、そして謙虚である(公家諸法度(くげしょはっと)14条に、将軍家がよこしまならば、紀伊か尾張(おわり)、それも相応(ふさわ)しくないなら、諸侯からと朝廷に嘆願していたり、1条に四海の納(おさ)めがたきときは其(そ)の罪将軍にありとしるされている等)、と今まで結構多くのことを色眼鏡(いろめがね)で見ていたかもしれないと最近考え直させられるものです。
 

士農工商(講談社 随想徳川家康引用)  投稿者:但馬  投稿日:2007年 8月 5日(日)22時58分30秒
  士農工商などという階級制度が、今日のわれわれにとっていかに不都合な、まどわいはいかに滑稽(こっけい)な制度であるからと言って、家康が滑稽な人物であったと論断したら大変な間違いになってゆく。
戦後の日本で、日本のオートバイを世界的ならしめ、更にいま軽四輪の制作にまで手を伸ばして、日本人の面目を世界に発揚している天才的な事業人がある。この、日本の誇りともいうべき人物に向って「彼はなんという頭の悪い男であろうか。この宇宙時代にオートバイを作っている。そのため雷族などという妙な人種を産み出し、どれだけ多くの人が傷つき、どれだけの多くの人間がすさまじい音響に迷惑していることか」などと論じるものがあったら誰だって、ちょっと待てというだろう。ものの発展進歩には順序があり段階がある。彼がその全情熱を傾けて世界一のオートバイ造りに精根を傾けているころには、オートバイは大多数の自転車族にとって垂涎(すいぜん)の的(まと)であったのだ。
 家康もまた彼の育った時代を抜きにして評価されてはたまらない。秀吉が、百姓(ひゃくしょう)に武器を持たしておいては、その領主である武士が物騒で安心できないとして、百姓たちから「刀狩り」を強行したのは天正(てんしょう)十六年七月八日、家康が四十七歳の時である。表面の理由はその駆(か)り集めた刀剣で農具を作るためだとか、大仏殿建立の釘にするためだと言ってるが、さの主目的が治安対策にあったのは言うまでもなく、百姓もまたそれまで武器を持たなければ生きられなかった証拠であり、武器をもっているがゆえに戦中、まどわいは戦後において、その武器をかざして掠奪(りゃくだつ)、強盗など領主にとって甚(はなは)だ好(この)ましからぬ治安撹乱者にもなっていたこてが想像される。
 秀吉がこうして刀狩をはじめ、まず武器を取り上げておいてから日本中の検地に取り掛かったのは三年後の天正十九年七月である。
 このころから家康は秀吉の傍(かたわ)らにあって今で云う国造りを考えだしていたと思う。彼が初めて朱子学の藤原惺禍を招いてあったのがそれから三年目の文禄三年で、会うまでには充分関心をもって彼の学問や人物について調べさせていたに違いない。
 つまり秀吉が朝鮮の戦争に熱中している最中に、家康はその相談に預かりながら、いったいどんな国を作るべきかにじっと想いを凝らしていた。
 現在池田首相の政治テーマにも国造り、人造りというのが出てきている。現在いきなり人造りといわれても、今日本には国造りの方向で全く違った意見の政党が対立しているのだから、人々が面食(く)らうのも無理はない。立派な自由主義者を造ろうというのと、立派な社会主義者を造ろうというのでは、生活態度にも道徳にも百八十度の違いがある。したがって現在は人造りというよりも国造りの段階で、もし自民党を信奉するのが自由民主主義者ならば、それによってぴたりと治安を維持してみせるのでなければ国民は人造りの方向へ安心して歩みだせない……と、これはまた脱線したようだが家康はその国造りの形体は幕府政治、中心思想は儒教と決めていた。
 そして「士・農・工・商」の新秩序を厳しく実行させることによって、前二代の社長の遺業、統一と太平の二目標を完成させようと考えた。
 前にも度々述べたように、この新秩序を実行させるためには猛獣どもが、どこでどんな暴れ方をしだしても先(ま)ず鎮圧するだけの実力が必要であったことは言うまでもない。と言って、その当時いきなり四民平等などという意見を出してみても、通用しないであろうし、実はその悪平等が、下剋上(げこくじょう)の乱世を百数十年にわたって継続させた大きな原因の一つでもあったのだ。
 そこで先ず士を第一において、士たるものの心得(こころえ)をはっきりさせた。士は実際には武力を持った領主とその家臣達である。明け暮れ戦争の続いている時には、彼等(かれら)は血刀をひっさげて戦場を馳駆(ちく)する勇士であったが、太平の世にそうした勇士は不必要なのだ。したがって彼等に、行政官としての誇りを文武の奨励という形で持ちなおさなければならなかった。
 このことは鎌倉時代にも例があった。当時は多く禅によって鍛(きた)え直そうとしたのだが、何しろ無学な乱暴者なので難しい教義などは深く説いてもわからない。禅という字を褌(ふんどし)という字と読み違えて、ゼンとはフンドシのことかと質問する者があり、又ある者は衣へんに単と書くから、これは単衣(ひとえぎぬ)のことであろうと解する者もあった。すると聞かれた禅僧はいずれも然(しか)りと答えた。禅とはフンドシ一つの裸になって何が正しいかを考えることであり、ゼンとは単衣一枚あったらそれに満足して貪(むさぼ)るなということだと言い聞かせ、それで質実剛健な鎌倉武士道を作り上げた。
 おそらく家康の時代もそれと五十歩百歩だったろう。とにかくそうした連中が、末端の庶民の上に行政官としてのぞんでゆくのだ。彼等から威張(いば)るくせなどは、神様でも取りのぞけまい。そこで威張る代わりに特殊な道徳を厳しく実行させるのである。
 家康が征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)になると同時に百姓の切り捨てを厳禁したこともここでははっきりしておく必要があろう。切捨御免(きりすてごめん)などは、したがって映画や剣戟(けんげき)小説の上だけで、余程(よほど)の理由がなければ切り捨てたほうが厳罰を覚悟しなければならない犯罪に属してゆく。
 今でも「武士は喰(く)わねど高楊子(たかようじ)」という諺(ことわざ)が残っている。実はこれが新しく武士に課された心得の第一であった。武士は決して金を蓄(た)めようなどとと考えてはならない。高潔な士から見れば黄金は汚(けが)れたものだ……たとえ清貧(せいひん)に甘んじて、今にも倒れそうな空腹を感じてもいかにも満腹したような顔をして悠々としておれというのである。したがって、昭和の現代にあまり士などにでてこられては奥さんや子供がたまるまい。しかし、それがその時代には最重要な心がけの一つなのだ。何しろ秀吉が刀狩をしてのけて武器を持っているのは彼等だけ……この武器と黄金崇拝がひとつになったらてがつけられない。いや、そうした不心得者(ふこころえもの)も実は跡を絶(た)たなかったから「金は金でもノベ金だ」などという強盗風景が残っている。
 武士は四民の上に立つものゆえ金銭に潔(いさぎよ)くあれ。武士は四民の上に立つものゆえ武を磨くと同時に文に精通せよ。武士は我慢強くあれ。武士は義を重んじ、笑われることを以(もっ)て最大の恥辱(ちじょく)とせよ……こうなると、四民の上におかれた士たるものの威張(いば)り料は、誠に高価なものといわなければならない。
 いや、その位の重い鎖(くさり)をつけなければ、彼等の再教育はできないことを家康は知っていたのだ。今日(こんにち)、彼等の借用証文(しょうもん)に、よく約束どおり返済しなかった節は「お笑い下され」と書いてあるものが残っている。
「あれは武士からぬ奴(やつ)だ」
 そう笑われることが最大の恥辱になっていたということは驚くべき道徳律の存在を語るものといってよかろう。
 とにかく、この立派な武士は清貧であれという心がけは、ずっと後々(のちのち)まで続いた。次第に米穀中心の経済から商人勃興の貨幣経済時代に移行してきて、裕福な商人などが、湯治場(とうじば)でゆっくりレジャーを楽しむようになっても、小中藩の家老などは、そうした遊山(ゆさん)は町人(ちょうにん)のすることと思い、もし又それを心がけても数年間、そのために諸用を節しないと果たせなかったと言うような例がざらにある。士を四民のうえにおいた家康の政策は、今日の平等思想からは許せまい。しかし現在月給の高さによって社長の出勤時間が一番早く、次が重役、次が局長、部長、課長という順で出勤し、平社員が一番後から出社するといった電通の内規などは、この士道の心がけに通じるものがあっておもしろい。
 武士も石高(こくだか)によって、たいてい日々の武技の錬磨(れんま)や、学習の量にはっきりとした差があった。この辺が士農工商の士の味なのである。
 世の中には一つ不都合な事件が起こると案外それが全体の評価を誤らせてゆく場合が多い。
 ある役所のある一人が収賄(しゅうわい)したとなると、そのことで役所全体が汚職しているもののごとく吹聴(ふいちょう)される。このことは時に他の九十九人の清廉(せいれん)な人々の存在を泥(どろ)のなかにぼかしかねない。
 武士としても同じことで、あらゆる質の、あらゆる人々が家康の治世に流れ込んできているのだから、初めはもの凄(すさ)まじい濁流であったに違いない。
 ずっと幕末まで伝馬町(でんまちょう)の牢屋(ろうや)を世襲で預かっていた石出帯刀(いしで-たてわき)が、実は、盗賊同様の人物であっとか、江戸初期の三甚内(じんない)の一人である鳶沢(とびさわ)甚内も盗賊の首領であったとかいう話は家康の人造りの融通無碍(ゆうづうむげ)な生きた政治挿話としておもしろい。
 鳶沢甚内は、本所(ほんじょ)に一町もらって古着屋(ふるぎや)を開いたので古着屋甚内とも言われているが、彼はその配下を二人ずつ一組とし、大きな袋を担(かつ)がせ、これに公許の焼印(やきいん)を押した鑑札(かんさつ)をもたせて、「古手買おう」「古手買おう」と江戸中をふれ歩かせた。甚内がそもそも盗賊の頭(かしら)なのだからこの古着買いもその子分で、みな実は甚内の元に草履(ぞうり)をぬいだ小盗人(こぬすっと)なのである。
 したがってこの盗人どもは一人で出したらどこで元の木阿弥(もくあみ)になるかわからない。そこで二人一組にしておくのは、とりもなおさず互いが互いの監視役なのである。
 彼らはもともと小盗人ななので、こうして町をまわりながら、新しく侵入してきた外来の盗人どもを見逃さない。それが大物であればそっと親分の甚内か奉行所(ぶぎょうしょ)へ密告するし、小物であれば、これを甚内のもとへ伴(ともな)って同じ古手買いにしてもらう。親分の甚内はそうして買い集めた古着を一町内ずらりと出した店に並べて売ってゆき、その利益でとにかく彼らを養(やしな)い得るという味な方法だった。
 現在でも町の暴力団狩りは熱心に続けられている。しかし私はパチンコ屋の景品買いや、競輪場からまで締め出そうとしたときに、正直(しょうじき)なところハラハラした。現代の政治にはこの古手買いの知恵がない。いや、人情(にんじょう)がないといってもよい。なんれ無職でよこしまな袋小路(ふくろこうじ)を歩く人々なのだ。それが悪だと責めるだけで、生き得る道を閉ざしてしまったのでは別の出口へ流れてゆくに決まっている。
 案のごとく彼らは、娼婦(しょうふ)を狙(ねら)い麻薬へ流れて、パチンコや競輪よりも幾層倍かてのかかる危険な人間悪の溜(たま)りを作った。
 石出帯刀に牢を預けたなどというのも同じ知恵からであったろう。集団化した野盗(やとう)が罪人を奪還しにくる恐れがあるとしたら、その仲間から情報を集めたり、それと巧(うま)く交渉したりするには、その道に顔の聞くものが最適任者であり、彼らの口から説かせることが最も効果のある教誨(きょうかい)手段でもあったろう。
 こうして人を活(い)かすことを主眼にした世造(よづく)り、人造りといっても決して人間を甘やかしたのではない。今の政治は民主主義に名を借りた媚態(びたい)政治で、一票を頂(いただ)くために痩(や)せ我慢をせよの鍛練をせよのとは決して言わない。それでみな立派な人間ができてゆくのだったら、何億年も前から人間はとっくに神様に成(な)り済(す)ましていただろう。それはさておき、四民のうえにおかれた武士は刑事上の扱いでも、他の階級とは厳しく区別されていた。これは無論明治維新まで頑固に守られてきたのだが、今手元に長岡藩の記録があるので一寸(ちょっと)だけ引例させていくと次のようである。
「妻下男(げなん)と密通のところ、下男を成敗(せいばい)しながら妻をそのままに差し置く。よって改易(かいえき)
そして、右妻の実家の父も、その武士にあるまじき不都合を見逃していたということで改易。つまり下男の生命を断(た)ちながら妻を許したために二つの家を潰(つぶ)したのである。
 改易は父祖代々の世襲の禄を召(め)し上げられて追放されるのだから、封建時代では最も重い罪科の一つである。
 ところが同じようなことが町人の場合だと次のように裁(さば)かれている。
「朋輩(ほうはい)の夫とつうず。よって剃髪(ていはつ)のうえ親族に身柄を下付」
 無論亭主が訴えたからであろうが、それにしても頭を丸めて親類に下げ渡すなどというのはなかなか以て洒落(しゃれ)ている。髪はまもなく伸びるのだ。恥辱感さえなければ尻軽女(しりがるおんな)にとって別に大したことはない。
 もう一つ武士の場合を上げると、
「妾(めかけ)変心につき切害、武士として未練なり。改易」というのもある。まことに武士たるものもまた辛(つら)いかなで、こうした戒律のなかでえてきた人々であったが故(ゆえ)に、英語のリーダーから先にならったという明治の先覚、新戸渡(にとべ)博士が世界に誇り得るものはわが日本の武士道なりと海外に宣伝し、世界もまたこれを信じたのである。
 したがって家康の国造りは成功とみるべきであろう。
 

ホラホラやっぱし裁判制度  投稿者:解法者  投稿日:2007年 8月 5日(日)15時47分9秒
   裁判員制度が導入されるが、何が何でも忌避したほうがよい。
理由などどうでもあるから、とにかく逃げの一手だ。

 昨日の読売新聞夕刊(東京版)で、裁判員の身辺警護の問題が提起されている。最高裁判所は裁判所での危険防止を考えているが、危険は裁判所内よりもむしろ裁判所外にある。
 裁判員制度はもちろん裁判所内での危険防止にも莫大な金がかかる。国は借金づけだといいながら、無駄な金を使っている。

 この制度は、人権屋が考えついたもので、今や、一億総<人権屋>と化しており、法務省・裁判所もそれに乗っている。
 だいたいから、国民自身が忌避しているのに、人権屋は一顧だにしない。常日頃から<民意を問え>などと声高らかに喚(わめ)いているが、自分に反対する意見には耳も貸さない。人権屋などそんなもんだ。
 山口県光市の母子殺害事件の弁護団の言い草を見ればよくおわかりだろう。

 命あってもものだね、裁判員 とにかく逃げるにしかずだ。

 http://www.asahi-net.or.jp/~xx8f-ishr/saibanin.htm
 

但馬さんへ(2)  投稿者:解法者  投稿日:2007年 8月 3日(金)11時57分49秒
   大変、範囲が広いですね。
 まずは、「武士の実情」ですが、これも一般の武士(藩士など)を対象にするのか、それとも幕閣を対象にするのかで、ずいぶん変わってきます。
 一般の武士(藩士など)を対象にするものとしては、次の書籍が良いでしょう。
 軽いものを挙げます。
  1. 武士の家計簿 磯田道史 新潮新書 2003年
    ※ これは面白かった。ぜひお読みください
  2. 対馬藩江戸家老 山本博文 講談社学術文庫 2002年
  3. 江戸御留守役の日記山本博文 講談社学術文庫 2003年
  4. 最後の江戸御留守役 白石良夫 ちくま新書 1996年
  5. 元禄御畳奉行の日記 神坂次郎 中公新書 1884年
  6. 伊予小松藩会所日記 増川宏一 集英社新書 2001年
  7. 江戸藩邸物語 氏家幹人 中公新書 1888年
 重い書籍
  1. 近世武家社会の政治構造 笠谷和比古 吉川弘文館 1993年
  2. 近世大名家臣団と領主制 高野信治 吉川弘文館 1997年
  3. 近世大名家臣団の社会構造 磯田道史 東京大学出版会 2003年
  4. 江戸時代の武家の生活 進士慶幹 至文堂 1961年
  5. 下級士族の研究 新見吉治 日本学術振興会 1953年
  6. 大名留守居役の研究 服藤弘治 創文社 1984年
 


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