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喫茶室 過去ログ202(2016.3.1〜3.31)

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喫茶室:[最新の発言を見る/投稿する] [2016年4月のログ] [2016年2月のログ]


(無題)

 投稿者:パトリオットメール  投稿日:2016年 3月30日(水)18時10分36秒
  禁中並公家諸法度で朝廷を政治と切り離しておきながら勅許を取ろうとしたのは、おかしいです。

天皇家は元号だけをかえるだけの存在にしておくべきではなかったのでしょうか!

言い過ぎですが戊辰戦争で敵をつくりたおすことがあの戦争の惨状をうみだしたといっても過言でないと、おもいます。

http://ameblo.jp/happy-0824

 

RE:御使用許可

 投稿者:竹下義朗メール  投稿日:2016年 3月28日(月)20時42分35秒
  パトリオット様

どうぞ、お使い下さい。
 

御使用許可 

 投稿者:パトリオットメール  投稿日:2016年 3月28日(月)08時57分7秒
  >>海峡部が本州と九州の「接合部」である事。又、海峡の幅が非常に狭い事です。

小生のブログ作成のために上記の文章を使用しても宜しいですか。

http://ameblo.jp/happy-0824

 

埼玉県警 川口署の巡査 民家の風呂場のぞき逮捕 「他人の生活に興味」

 投稿者:埼玉県警不祥事: 首席監察官は 北沢一浩  投稿日:2016年 3月22日(火)16時15分57秒
  埼玉県警 不祥事: 首席監察官は 北沢一浩


[ 11'10 埼玉県警 大宮署巡査を懲戒免職・女子高校生2人と性関係 ]


東京都と埼玉県で女子高校生2人と性関係を持ったとして、同県警は28日、大宮署の男性巡査(26)を、都と県の青少年健全育成条例違反の容疑でそれぞれ書類送検し、懲戒免職処分にした。

 巡査は容疑を認めているという。

 県警監察官室によると、巡査は7月5日、東京都荒川区の漫画喫茶で、都内の高1少女(16)と、同月17日には埼玉県川口市に駐車した車内で県内の高2少女(17)と性関係を持った疑い。

 巡査は2人と携帯電話のサイトを通じ知り合い、警察官の身分を名乗って交際。別の中学3年の女子生徒ともメールのやりとりをしていた。巡査のうわさが署内に広まり、副署長が生活指導の一環として面談したところ、巡査が打ち明けたという。


http://seigi002.blog42.fc2.com/blog-entry-1128.html



[ 12'8 埼玉県警 川口署の巡査 民家の風呂場のぞき逮捕 ]


埼玉県警川口署は21日、住居侵入の疑いで同署刑事課の巡査、NM容疑者(28)=川口市=を現行犯逮捕した。逮捕容疑は21日午後11時20分ごろ、近くに住む同市の40代男性会社員の一戸建て住宅敷地に侵入した疑い。

 同署によると、被害に遭った家と隣家を隔てる高さ90センチのフェンスに登り、風呂場の脱衣所の窓格子に両手をかけ、中腰になって中をのぞき込んでい た。隣家に住む40代男性が帰宅した際、NM容疑者の存在に気付き「何をやってんるだ」と声を掛けると、NM容疑者は逃走。足場の悪いフェンスの上を、家 の外壁に手をつけてバランスを取りながら逃げていったものの、フェンスから下りたところで、先回りされた男性に取り押さえられた。

 男性は会社員宅にNM容疑者を連れて行き、この家族が110番。私服勤務の刑事である西田容疑者はこの日、非番だったが「半袖ワイシャツにスラックスという姿で、勤務時とあまり変わらない格好だった」(同署関係者)という。取り調べに「のぞき目的だった」と話している。

 また、会社員宅を通り掛かった時に「シャワーの音が聞こえ、風呂場の窓越しに女性が入っていることが分かった」と経緯を説明。脱衣所の窓が少し開いていたため、入浴から出てきたところをのぞこうとしたようだ。

 NM容疑者は昨年秋に川口署に異動し、交番勤務を経て今春から盗犯係になった。窃盗犯を捕まえるため「まじめに一生懸命働いていた」(同署関係者)とい う。人目のつかない路地裏など、空き巣犯がよく使う“泥棒道”も調べており、今回の“のぞき”に少なからず参考になった可能性もある。川口署の伊藤俊治署 長は「警察官としてあるまじき行為で、署員が逮捕されたのは誠に遺憾」とコメントした

http://seigi002.blog42.fc2.com/blog-entry-1539.html



[  12'10 埼玉県警 のぞき巡査停職「他人の生活に興味」 ]


埼玉県警は12日、住宅敷地に侵入し風呂場をのぞいたとして、住居侵入罪で起訴された川口署刑事課の巡査NM被告(29)を停職6カ月の懲戒処分とした。同日付で依願退職した。

 監察官室によると「他人の生活に興味があったので、のぞき見をしてしまった」と話している。

 8月21日夜、同県川口市内の住宅敷地に侵入したとして現行犯逮捕された。その後の調べで7月にも3回、のぞき目的で川口市内の別の住宅敷地に侵入していたことが判明。計4件の住居侵入罪で起訴された。

 北沢一浩首席監察官は「警察官としてあるまじき行為で、被害者ならびに県民の皆さまに深くおわびする」としている。


http://seigi002.blog42.fc2.com/blog-entry-1607.html






[ 12'11 埼玉県警 追突事故負い目、交通違反見逃す 巡査部長ら書類送検 ]

一時停止違反の原付きバイクにパトカーを追突させて運転者にけがをさせ、取り締まらずに逃がしたとして、埼玉県警は9日、犯人隠避と自動車運転過失傷害などの容疑で県警浦和署地域課の男性巡査部長(29)を、犯人隠避容疑で男性巡査(25)を書類送検した。

2人は容疑を認め、巡査部長は「事故の負い目で違反切符の告知ができなかった」と話している。

 県警は同日、巡査部長を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分に、巡査を本部長訓戒とした。

 送検容疑は、4月8日午前11時半ごろ、さいたま市浦和区大東の市道で、停車中のパトカーのギアをドライブにしたまま誤ってアクセルを踏み、一時停止違 反のため、前方で停車させていた原付きバイクに追突。転倒させて、乗っていた大学生に左手首捻挫などのけがをさせた上、交通切符を切らずに大学生を逃が し、事故の申告をしなかった疑い。

 県警監察官室によると、同日午後、大学生の父親から同署に問い合わせがあり発覚した。
 北沢一浩首席監察官の話 県民の信頼を損ね、大変遺憾。業務指導を徹底し再発防止を図る。(

http://seigi002.blog42.fc2.com/blog-entry-1639.html



[ 12'12 埼玉県警 懲戒処分:車に傷つけ逮捕の巡査部長を減給処分 ]

 県警監察官室は27日、他人の車に硬貨で傷を付けたとして逮捕された久喜署の男性巡査部長TT(54)を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。巡査部長は同日、依願退職した。

 同室によると、巡査部長は11月25日夜、加須市内の駐車場で車のボンネットなどに硬貨で傷を付けたとして、翌26日に器物損壊容疑で逮捕された。この 件を含め、計8台の車の被害が確認されたが、被害者と示談が成立したか、今後成立する見通しという。北沢一浩首席監察官は「職員に対する指導を徹底し再発 防止に努める」とのコメントを出した。


http://seigi002.blog42.fc2.com/blog-entry-1704.html

http://akabosi.militaryblog.jp/e384297.html






[ 13'2 埼玉県警 捜査を放置し書類を自宅に隠す 巡査を公文書毀棄で送検 ]

 5年前に担当した傷害事件の捜査書類を隠し持っていたなどとして、埼玉県警は7日、公文書毀棄容疑で浦和署刑事課の男性巡査(31)をさいたま地検へ書類送検した。巡査は「発生から時間がたち、出しづらくなった」と供述。県警は同日、巡査を停職1カ月の懲戒処分とした。

 県警監察官室によると、巡査は前任地の武南署で平成19年に担当した2件の傷害事件について、21年に浦和署に異動した際、捜査書類を持ち出し、24年5月24日まで自宅に隠していた。

 両事件は19年8月と11月に川口市内で発生。当直時間帯に巡査が担当したが、捜査を遂げないまま放置し異動時も引き継ぎをためらい、報告していなかった。

 巡査の官舎を上司が訪問した際、押し入れのバッグに書類が入っているのを発見。県警は補充捜査し、今年1月に両事件を地検に送検。被害者からの問い合わせや苦情はなかった。

 県警監察官室の北沢一浩首席監察官は「業務管理を徹底するとともに、職務管理を徹底させ、再発防止に努める」としている。


http://seigi002.blog42.fc2.com/blog-entry-1756.html






埼玉県警不祥事: 首席監察官は 北沢一浩
http://ameblo.jp/saitamaameb/
 

埼玉県警 不祥事: 首席監察官は 北沢一浩

 投稿者:埼玉県警 不祥事: 首席監察官は 北沢一浩  投稿日:2016年 3月17日(木)20時51分32秒
  埼玉県警 不祥事: 首席監察官は 北沢一浩


[ 11'10 埼玉県警 大宮署巡査を懲戒免職・女子高校生2人と性関係 ]


東京都と埼玉県で女子高校生2人と性関係を持ったとして、同県警は28日、大宮署の男性巡査(26)を、都と県の青少年健全育成条例違反の容疑でそれぞれ書類送検し、懲戒免職処分にした。

 巡査は容疑を認めているという。

 県警監察官室によると、巡査は7月5日、東京都荒川区の漫画喫茶で、都内の高1少女(16)と、同月17日には埼玉県川口市に駐車した車内で県内の高2少女(17)と性関係を持った疑い。

 巡査は2人と携帯電話のサイトを通じ知り合い、警察官の身分を名乗って交際。別の中学3年の女子生徒ともメールのやりとりをしていた。巡査のうわさが署内に広まり、副署長が生活指導の一環として面談したところ、巡査が打ち明けたという。


http://seigi002.blog42.fc2.com/blog-entry-1128.html



[ 12'8 埼玉県警 川口署の巡査 民家の風呂場のぞき逮捕 ]


埼玉県警川口署は21日、住居侵入の疑いで同署刑事課の巡査、NM容疑者(28)=川口市=を現行犯逮捕した。逮捕容疑は21日午後11時20分ごろ、近くに住む同市の40代男性会社員の一戸建て住宅敷地に侵入した疑い。

 同署によると、被害に遭った家と隣家を隔てる高さ90センチのフェンスに登り、風呂場の脱衣所の窓格子に両手をかけ、中腰になって中をのぞき込んでい た。隣家に住む40代男性が帰宅した際、NM容疑者の存在に気付き「何をやってんるだ」と声を掛けると、NM容疑者は逃走。足場の悪いフェンスの上を、家 の外壁に手をつけてバランスを取りながら逃げていったものの、フェンスから下りたところで、先回りされた男性に取り押さえられた。

 男性は会社員宅にNM容疑者を連れて行き、この家族が110番。私服勤務の刑事であるNM容疑者はこの日、非番だったが「半袖ワイシャツにスラックスという姿で、勤務時とあまり変わらない格好だった」(同署関係者)という。取り調べに「のぞき目的だった」と話している。

 また、会社員宅を通り掛かった時に「シャワーの音が聞こえ、風呂場の窓越しに女性が入っていることが分かった」と経緯を説明。脱衣所の窓が少し開いていたため、入浴から出てきたところをのぞこうとしたようだ。

 NM容疑者は昨年秋に川口署に異動し、交番勤務を経て今春から盗犯係になった。窃盗犯を捕まえるため「まじめに一生懸命働いていた」(同署関係者)とい う。人目のつかない路地裏など、空き巣犯がよく使う“泥棒道”も調べており、今回の“のぞき”に少なからず参考になった可能性もある。川口署の伊藤俊治署 長は「警察官としてあるまじき行為で、署員が逮捕されたのは誠に遺憾」とコメントした

http://seigi002.blog42.fc2.com/blog-entry-1539.html



[  12'10 埼玉県警 のぞき巡査停職「他人の生活に興味」 ]


埼玉県警は12日、住宅敷地に侵入し風呂場をのぞいたとして、住居侵入罪で起訴された川口署刑事課の巡査NM被告(29)を停職6カ月の懲戒処分とした。同日付で依願退職した。

 監察官室によると「他人の生活に興味があったので、のぞき見をしてしまった」と話している。

 8月21日夜、同県川口市内の住宅敷地に侵入したとして現行犯逮捕された。その後の調べで7月にも3回、のぞき目的で川口市内の別の住宅敷地に侵入していたことが判明。計4件の住居侵入罪で起訴された。

 北沢一浩首席監察官は「警察官としてあるまじき行為で、被害者ならびに県民の皆さまに深くおわびする」としている。


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[ 12'11 埼玉県警 追突事故負い目、交通違反見逃す 巡査部長ら書類送検 ]

一時停止違反の原付きバイクにパトカーを追突させて運転者にけがをさせ、取り締まらずに逃がしたとして、埼玉県警は9日、犯人隠避と自動車運転過失傷害などの容疑で県警浦和署地域課の男性巡査部長(29)を、犯人隠避容疑で男性巡査(25)を書類送検した。

2人は容疑を認め、巡査部長は「事故の負い目で違反切符の告知ができなかった」と話している。

 県警は同日、巡査部長を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分に、巡査を本部長訓戒とした。

 送検容疑は、4月8日午前11時半ごろ、さいたま市浦和区大東の市道で、停車中のパトカーのギアをドライブにしたまま誤ってアクセルを踏み、一時停止違 反のため、前方で停車させていた原付きバイクに追突。転倒させて、乗っていた大学生に左手首捻挫などのけがをさせた上、交通切符を切らずに大学生を逃が し、事故の申告をしなかった疑い。

 県警監察官室によると、同日午後、大学生の父親から同署に問い合わせがあり発覚した。
 北沢一浩首席監察官の話 県民の信頼を損ね、大変遺憾。業務指導を徹底し再発防止を図る。(

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[ 12'12 埼玉県警 懲戒処分:車に傷つけ逮捕の巡査部長を減給処分 ]

 県警監察官室は27日、他人の車に硬貨で傷を付けたとして逮捕された久喜署の男性巡査部長TT(54)を減給100分の10(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。巡査部長は同日、依願退職した。

 同室によると、巡査部長は11月25日夜、加須市内の駐車場で車のボンネットなどに硬貨で傷を付けたとして、翌26日に器物損壊容疑で逮捕された。この 件を含め、計8台の車の被害が確認されたが、被害者と示談が成立したか、今後成立する見通しという。北沢一浩首席監察官は「職員に対する指導を徹底し再発 防止に努める」とのコメントを出した。


http://seigi002.blog42.fc2.com/blog-entry-1704.html

http://akabosi.militaryblog.jp/e384297.html






[ 13'2 埼玉県警 捜査を放置し書類を自宅に隠す 巡査を公文書毀棄で送検 ]

 5年前に担当した傷害事件の捜査書類を隠し持っていたなどとして、埼玉県警は7日、公文書毀棄容疑で浦和署刑事課の男性巡査(31)をさいたま地検へ書類送検した。巡査は「発生から時間がたち、出しづらくなった」と供述。県警は同日、巡査を停職1カ月の懲戒処分とした。

 県警監察官室によると、巡査は前任地の武南署で平成19年に担当した2件の傷害事件について、21年に浦和署に異動した際、捜査書類を持ち出し、24年5月24日まで自宅に隠していた。

 両事件は19年8月と11月に川口市内で発生。当直時間帯に巡査が担当したが、捜査を遂げないまま放置し異動時も引き継ぎをためらい、報告していなかった。

 巡査の官舎を上司が訪問した際、押し入れのバッグに書類が入っているのを発見。県警は補充捜査し、今年1月に両事件を地検に送検。被害者からの問い合わせや苦情はなかった。

 県警監察官室の北沢一浩首席監察官は「業務管理を徹底するとともに、職務管理を徹底させ、再発防止に努める」としている。


http://seigi002.blog42.fc2.com/blog-entry-1756.html
 

埼玉県警察学校の元校長が 前任者ら3人(警察学校長 副校長)を 業務上横領 で刑事告発

 投稿者:埼玉  投稿日:2016年 3月16日(水)22時14分15秒
  埼玉県警 不祥事: 埼玉県警察学校の元校長が 前任者ら3人(警察学校長 副校長)を 業務上横領 で刑事告発

埼玉県警元さいたま市警察部長(警視正) 元警察学校長等を業務上横領で告発
19.12. 8(土)



 12月6日 さいたま県警の元幹部でさいたま市警察部長(警視正)まで務めた警察OBの田中三郎氏(60歳)が、埼玉県県政記者クラブで記者会見を行って、

元埼玉県警察学校長等 を 業務上横領の疑いでさいたま地検に告発したことを明らかにした(写真中央:田中三郎氏)。



記者会見には、「明るい警察を実現する全国ネットワーク」の代表で田中氏の代理人である清水勉弁護士(写真右側)と
同ネットワークの会員で「市民の目フォーラム北海道」代表の原田宏二(写真左側)が同席した。

埼玉県警察学校の学生と教職員の任意団体「校友会」が、構内の売店業者から売上金の3%を「助成金」名目で上納させていたが、
告発状によると田中氏の前任だった平成16年当時の校長(警視正 既に退職)は、庶務・厚生担当事務官(警部級)に「助成金は、
当時の副校長(警視)に渡すよう」に指示し、平成16年4月から12月までの間の「助成金」計約125万円を「校友会」の出納帳に記載せず、
当時の校長や副校長ら3人が着服したとしている(告発状はPDF参照 http://www.geocities.jp/shimin_me/tanaka.pdf)。






田中三郎氏は、昭和42年埼玉県警警察官(巡査)となり、32歳で警部に昇任、警察庁に出向、平成2年には警視に昇任して、
警察本部の監察官、課長、警察署長等を歴任、平成15年警視正に昇任して、九州管区警察局に出向、埼玉県警察学校長、
さいたま市警察部長兼第一方面本部長を歴任し、平成19年9月警視長で退職した。




 田中氏の経歴をみると、警察官としては極めて順調に出世しており、階級社会の警察にあって、
地方幹部(地元出身の幹部の意味、「じかた」)としては最高の地位にまで昇りつめている。




 その田中氏が何故、かつての同僚や部下を相手取って刑事告発までしたのか。




 田中氏は、告発に至った動機について、次のように語っている。




 埼玉県警上級幹部として、平成11年ころから全国に先駆けて、警察の不正経理の根絶に取り組んできたとの自負もあり、
平成12年の警察刷新会議の「警察刷新に関する緊急提言」が示された警察改革には、真剣に取り組まなければならないと考えていた。




 そのためには、まず上級幹部自らが意識を改革し、同じ過ちは二度と犯さない、犯させないという強い意志を持たなければならないと考えていた。




 しかし、警察学校長に着任して、犯罪を取り締まる警察官のイロハを教えるところである警察学校に不正経理があることを知り愕然とするとともに、


警察幹部として求められるルールに従って、警察本部長(警視監〜キャリア)、警務部長(警視長〜キャリア)等の県警上層部に報告したが、
ことごとく無視され、改めて警察の自浄能力の無さと隠蔽体質を知らされる。

 田中氏は、こうした県警上層部の態度は、警察改革に逆行するものであると考えた。

 そして、警察が自浄機能を発揮することが無理ならば、本件事案の真相を明らかにする唯一の手段は司直の手にゆだねる以外にないとの結論に達し、
平成20年の定年退職を待たず、職を退いた上で告発をすることにした。










 以下、田中氏の説明や当時の新聞報道からその経緯を追ってみよう。




1 使途不明金を知った経緯について





 警察学校では、平成17年3月22日付けの人事異動で、校長、副校長のほか、新設された庶務・厚生担当調査官(警視級)が新たに配置となり、
庶務・厚生担当課長補佐(警部級)も交代となったことから、引継ぎ書類の点検や所掌業務の把握の過程で、使途不明金の存在が判明した。




 また、田中氏と前校長(元警視正、既に退職、被告発人)との事務引継ぎが警察学校校長室で行われた際、
校内の売店から「助成金」を受け取っていることを知り、国家公務員倫理法で利害関係者からの金銭等の授受が禁止されていることもあり、
田中氏は警察学校内で売店を営む業者から金銭の提供を受けることがあってはならないと判断し、早急に是正することを決意し、
即刻、売店業者からの「助成金」の提供を辞退したという。










2 田中氏が講じた措置等





 田中氏の説明によれば、当時、警察学校長として、次のような措置を講じたという。





(1)

校友会の収入金については、前記の使途不明金を除き、いずれも校友会収入として金銭出納帳に記載され、いずれも支出の経緯及び領収書等の証拠書類が保管されていることなどから、
   単に帳簿記載上の単純ミスではなく、上級幹部がかかわる非違事案に発展する疑いが認められた。





(2)

本件事実を認知した後の平成17年3月下旬に、学校長から非違事案を調査する首席監察官(警視正)に電話速報するとともに、副校長等が同年7月末までに、少なくても4回にわたり、

関係書類を本部に持参して事実関係を報告したほか、学校長自らが警察本部長、警務部長ほか関係部課長に口頭報告を行い、事実関係の調査を依頼した。




 しかし、その後においても、本部の対応が不明であったことから、平成17年9月26日、首席監察官に調査状況を確認したところ「上司の指示でそのままに してある」との回答があったため、このままでは、後々県警の対応について非難を受けるおそれが懸念されたことから、再度、県警として適切な措置をとるよう に要求した。




 その過程で「これを調査したら北海道警のようになってしまうが、それでもいいのか」と詰め寄られる場面があったという。

    さらに、平成17年10月25日に、8月12日付けで交替した新警察本部長に対して事案の概要を報告したが、その後においても本部の調査の進捗状況は不明のまま推移した。








(3)




 平成17年12月末に、一部マスコミからの取材があった際には、本部の指示により「適正に執行されており問題はない」との回答に終始していたが、使途不 明金の使途が確認できないまま「問題がない」という回答を続けることには疑問があり、本部の調査内容を提供するように警務部長に要望したところ、「今後の 対応は本部がやるから、学校は対応の必要はない」との指示があった。




    こうした本部の対応は学校長として納得できるものではなく、必要な情報提供もないまま、平成18年3月17日に人事異動の内示があったことから、 残された道は、県警を管理する県公安委員会に報告して、警察法第43条の2第1項に基づく個別又は具体的な指示をお願いする以外にないと考え、警察本部長 の承認も得ないまま、平成18年3月22日に委員長以下4人の公安委員に対して、本件事案の報告を行った。

    その後、どこから情報が漏れたのか不明だが、平成18年4月4日に一部のマスコミ報道がなされた。










3 マスコミ報道(要約)


(1) 埼玉県警「警察学校が上納金要求」







   埼玉県警察学校が、校内の売店業者から「助成金」名目で平成16年度までの8年間で総額5百数10万円を受け取っていた。

   田中三郎前校長は「業者から受け取るのはよくないと思い、辞退した」と説明。県警の牛嶋正人 警務部長は「(現金提供は)校友会への善意の寄付と考えている。


〜中略〜任意団体である校友会の会計を審査する権限は県警にはない、としている(平成18年4月4日 読売新聞)。










(2) 幹部の机に125万円 異動時に領収書廃棄


   当時の学校幹部は「幹部同士が相談し、(平成16年度から校友会の)口座入金と出納帳への記載をやめた」とし、うち1人は現金を「机のなかで保管していた」とずさんな管理を認めた。


   幹部は「システムを変えただけで、やりやすいようにした」などと説明。


   領収書を破棄したことについて「県から支出された金ならきちんとしなければならないが、善意の寄付については保存する考えに至らなかった」と釈明。

   使途については「(学生の)寮内の備品や臨時講師との飲食代に使った。私的な流用や不必要な飲み代に使ったことはない」としている(平成18年4月4日 読売新聞)。










(3) 「情報入手後も調査せず」監査事務局







事務局は、この問題が報道された今月4日になって、県警に対し内部調査したうえで早急に報告するように指導した。




〜中略〜県監査委員事務局が先月下旬に情報を知りながら、調査に乗り出していなかったことが6日わかった。事務局によると、問題を指摘する匿名の文書が3月中旬ころから出回り、事務局も詳細な内容を把握していたという。




   事務局は「今年8月に予定されている定期監査で調査すればよいと判断した」と釈明。




   事務局幹部は「警察は知事部局とは風土・風習が違う。勝手に内部に手を入れるわけにはいかない」と弱腰の姿勢をみせた(平成18年4月7日 東京新聞)。








(4) 「監査根拠、明示せず」妥当性、疑問視も










   監査委員は、(6月)29日、監査では最も重い「指摘」を含む監査結果を県議会に報告した。







県警は同日、"上納金"を使った際の領収書を破棄するなどしていた平成16年度の副校長(56歳)を、「不適正な会計処置を市、県警の事務の在り方に誤解を招いた」として、本部長注意処分にした。

  〜中略〜監査委員は今回の監査結果の根拠について、県議会への報告に明示しなかった。県警に対する監査結果は、処分理由が不透明なまま行われたことになり、その妥当性について論議を呼びそうだ。


   当時の副校長のみを対象に、しかも(懲戒処分ではない)「本部長注意」という戒告などに比べて軽い処分にした理由について、県警は「県監査委員から違法、不適当ではない」という説明を受けたから(県警幹部)と説明している(平成18年6月30日 読売新聞)。










(5) 「知事、県警処分に疑義」







上田知事は11日、県警の処分について、「監査結果の文書以外でのやり取りに基づいて決めるのはおかしい」との認識を示した。「県警が、『違法、不当でない』と県監査委事務局長から説明を受けた」ことを処分の根拠としたことに、異を唱えたものだ。




知事は、読売新聞の取材に対し、
  「監査結果は『限りなく違法、不当に近い』と聞いている。


違法不当でないから、軽く受け止められては困る」と語った(平成18年7月12日読売新聞)。










4 進まない警察幹部の意識改革










 平成11年、全国各地で相次いだ警察不祥事を受け、平成12年7月に民間有識者による「警察刷新会議」が「警察刷新に関する緊急提言」を国家公安委員会に提言した。


 しかしながら、平成16年以降、北海道警察をはじめ、全国各地の県警で裏金疑惑が発覚した。




 北海道監査委員は、北海道警察の全ての部局で長年にわたり組織的に、管理、監督の立場にある者の指示、命令により虚偽の会計書類を作成させ、不正な方法で(予算が)執行されていたと指摘し、北海道警察は9億6,000万円を国と北海道に返還した。


 高知県監査委員も平成12年から16年度までの高知県警警察本部と高知警察署で執行された捜査費についての特別監査で、
執行された一般捜査費2,521件、約3,528万円、捜査諸雑費11,261件、約1,618万円のうち
「支出の実態がない」、「支出が不適正」、「支出が不自然」とされたものが、一般捜査費で全体の40.9%約1,443万円、
捜査諸雑費で全体の21.6%約348万円にのぼったことが明らかになっている。





 今年になっても、宮崎県庁の裏金疑惑が発覚、その中で宮崎県警の3つの警察署で物品購入に絡む裏金づくりが発覚している。





 このように警察の予算執行に絡む不祥事は、依然としてあとを絶たない。




 このことは、長年にわたり、警察組織に染みこんだ裏金システムを一朝一夕にして解消することが、いかに困難であることを物語っている。







 田中氏も埼玉県警に裏金システムが存在したことを率直に認めながら、埼玉県警の実情について次のように話している。







 埼玉県警では、平成11年以前から、捜査費等の支出方法について、それまでのいわゆる裏金といわれる管理方法等の見直しを始め、平成12年度の予算からは、
表裏の収支ともに、会計監査に耐えうる方法に改めたことから、所属長等の幹部の裁量で支出できるいわゆる運用金(裏金)が無くなってしまい、幹部の意識改革が要求された。








 しかし、第一線(警察署等のこと)では、警察関係団体に働きかけ、新たな(裏金の)財源探しに奔走する幹部もいたが、その都度、本部から規制されていた。




 こうしたなかで、警察学校では元々(裏金の原資になった)捜査費等がなく、警察関係の外郭団体もなかったことから、
本部のチエックも十分機能せず、第一線とは異なった文化が育つ土壌が温存していたのではないかと思う。


 使途不明金の使途について、副校長は「(学生の)寮内の備品や臨時講師との飲食代に使った。


私的な流用や不必要な飲み代に使ったことはない」としている(平成18年4月4日 読売新聞)が、
その点については、徹底した内部調査を行ったが、それらしい支出は確認されず、使途不明金の返済が行われた事実もないことを確認している。




 警察庁の漆間巌・前長官(62)は、平成19年8月16日、退任会見を行い、


道警などの不正経理問題について「これ以上は問題にならないようになった」と、ほぼけじめがついたとの見方を示した。




 そして、治安を預かる中央官庁のトップとして「積極的に問題提起し、やるだけのことはやった」と総括。




 不正経理問題については「昔ながらのやり方ではだめだと思い、正す点は正し、返すものは返し、処分すべきものは処分する方針で対応してきた」
と強調した(平成19年8月17日 北海道新聞)。


 確かに、田中氏が告発した警察学校の「助成金」は公金ではないが、これまで発覚した警察の裏金疑惑の延長線上にある疑惑であることは間違いない。




 そうした、疑惑が発覚したときの警察本部のキャリア官僚である警察本部長をはじめ県警上層部の対応は、一連の警察の裏金疑惑が発覚したときの対応とは何も変わってはいない。








警察の隠蔽体質そのものである。


 警察を管理するべき公安委員会も何も機能しなかった。

 そして、何よりも幹部の意識改革も進んでいないことも明らかになった。

 田中氏の告発対象は3人の県警幹部ではあるが、真の告発対象になっているのは、埼玉県警の組織そのものであることを見落としてはならない。







 最後に、北海道警察の裏金疑惑では、北海道議会は7回にわたり百条委員会の設置を否決し追及の幕を閉じた。







 そして、一連に裏金疑惑で札幌地検に業務上横領等の疑いで告発された7人の北海道警察の上層部の幹部は、いずれも不起訴処分となった。







 高知県警の捜査費の裏金疑惑で、市民オンブズマンに詐欺等の疑いで高知地検に告発された県警捜査一課長と同課員ら11人も嫌疑不十分で不起訴処分になった。







 警察の裏金疑惑で司直の裁きを受けた警察幹部は誰もいない。

 田中氏の告発を受けたさいたま地検が、どんな捜査をするのか注目したい。


http://ameblo.jp/saitamaamebablog/


http://www.geocities.jp/shimin_me/keisatukanren1.htm#19.12.8



埼玉県警 不祥事: 警察官が高校生と猥褻行為 主席監察官は 北澤一浩(現 生活安全部長)
http://blog.goo.ne.jp/saitamaihousousa/e/88889146d39cc2ddd5d01df522d519f5
http://blog.goo.ne.jp/saitamaihousousa/e/c93aa63d95a045aeb0c4b18d4da11627

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フリーメイソン190年分の名簿をネット公開

 投稿者:田舎者  投稿日:2016年 3月 2日(水)19時01分24秒
  http://www.afpbb.com/articles/-/3067869?utm_source=ycd&utm_medium=yahoojp-p4-c3-dl  


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