Archives of the Salon's log
喫茶室 過去ログ6(1999.11.1〜11.30)

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錫の延べ棒 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月30日(火)21時08分36秒

竹下さん、レスどうも。

>「テレビ特捜部」のVTRでは、結局、「金の延べ棒」では無く、「錫の延べ棒」だったそうです(^_^;)

そうでしたか。
ちなみに、日本からドイツに派遣された潜水艦は、いずれもドイツで不足していた錫、生ゴム、
亜鉛、キニーネなどの物資を積めるだけ積んで行き、帰りにはドイツからレーダーやジェット機、
ロケット等の設計図や、20ミリ機関砲、暗号機などをもらって来ました。


RE:謹告ですよ♪ 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月30日(火)20時13分05秒

今日、「東京大学教員有志がYOSHIKIさんに送った公開質問状について」と言うものを
読みました。感想と言う結論から言いますと、東大のお歴々は「バカ」ぢゃないの?と言うもの
です。

確かに、YOSHIKI氏の「観客動員力」は認めざるをえません。しかし、だからと言って、YOSHIKI
氏が「奉祝曲」を作曲してはいけないのか? 「奉祝曲」を祭典の場で演奏してはけしからんのか?
あくまでも、個人的な見解ですが、祭典におけるYOSHIKI氏は、素直に「奉祝」する気持ちであった
と思っています。でなければ、わざわざ、「奉祝曲」を新たに作り演奏したでしょうか?

それよりも問題なのは、「余計な心配」をした東大のお歴々です。現在の日本は東大等の有名大学を
卒業した者が、キャリアとして「高級官僚」に昇進していくシステムです。しかし、そう言った者の
中には、汚職に手を染め、当たり前のように「天下り」し、たった数年の名目(栄誉)職でサラリー
マンが一生勤め上げてようやく手にする退職金よりも遙かに高額な報酬を、当然の如く手にしている
ではないですか? そんな「腐敗官僚」を生産するシステムである東大等の有名大学のお歴々は、
自らの大学については何一つ問題を解決しないではないですか。

YOSHIKI氏の「動員力」がどうのとか、「国民精神」が右傾化云々等と言う前に、まず、自分達の
大学を何とかした方が良いのではないでしょうか?

以上、簡単ですが、私が感じた事を書いてみました。

(ちなみに、有名大学で勉学に励んでいる学生や卒業生の全てがどうのこうの等とは思っていません
し、そんな大学は全て解体しろ!!等とは言ってはいないので、誤解の無きよう)


金の延べ棒 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月30日(火)19時44分58秒

小沼航空乙参謀さん、どうも。

>何でも、金の延べ棒を2トンほど積んでいたそうですが。

「テレビ特捜部」のVTRでは、結局、「金の延べ棒」では無く、「錫の延べ棒」だったそうです(^_^;)


RE:おおぉ〜! 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月30日(火)19時40分19秒

アーモンドさん、どもども。

>良かったら今度ゲレンデでお会いしたですね!・・・って言っても私は中央道か関越道を
>利用しているので、その方面のスキー場しかダメですけど。

私は中央道・長野道・上信越道(山梨・長野両県)でアクセス出きる範囲です。ご一緒する
のは、都合さえ合えば、私は全然構いません。でも、スキーが上手かどうかは知りませんよ(笑)

>因みに私が良く行くゲレンデは 1番八方、2番かぐらみつまた、3番ブランシュたかやま
>4番野辺山って感じです。

私は八ヶ岳エリア(大泉清里・ザイラーバレー・富士見パノラマ)、ビーナスラインエリア
(車山高原・プランシュ・エコーバレー)、白馬エリア(八方尾根・サンアルピナ)・志賀
高原エリア(焼額山・市ノ瀬・横手山)・妙高エリア(妙高杉ノ原)なんかに行きます。


RE:イ52 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月30日(火)18時01分47秒

猫左衛門さん、こんばんは。

伊52といえば、1944年にドイツに派遣され、ドイツ占領下のフランスの港に到着する直前に
撃沈された潜水艦ですね。
何でも、金の延べ棒を2トンほど積んでいたそうですが。

日本の潜水艦はカタログ上のデータは優れていましたが、潜水艦にとって一番大事な静粛性
の面では大きく劣っておりました。
伊52の前にも何隻かの日本の潜水艦がドイツに派遣され、中には無事に到着した艦もありま
したが、到着した潜水艦を見たドイツ海軍関係者は「よくもまあこんな騒音の高い潜水艦で
無事にここまでたどりつけたものだな!まるで太鼓を打ち鳴らしながら海中を航行している
ようなものではないか!」と呆れたそうです。

第二次大戦中に潜水艦に飛行機を搭載したのは日本だけで、他の国は潜水艦に航空兵装など
設けませんでした。これをもって日本の潜水艦が優れていたという意見もありますが、それ
はちょっと違います。
潜水艦は、隠密性が最大の武器です。その潜水艦に飛行機など積んだら、隠密性が台無しに
なってしまうではありませんか。それに、飛行機を搭載すれば艦が大きくなり、レーダーや
ソナーに探知されやすくなります。一体、このような艦が潜水艦の名に値するのか?

つまり、日本海軍は潜水艦の使い方を誤っただけではなく、そもそも潜水艦のなんたるかを
全く理解していなかったと言えるでしょう。
こんな見せかけだけの、うわべだけの「高性能潜水艦」で戦わされた日本の潜水艦乗組員は
まったくもって浮かばれません。

しかも、生き残った海軍首脳は、テメエのバカさ加減を棚に上げ、「潜水艦は期待に反して
戦果が少なかった」などと寝言をほざいていたんだから、実に無責任極まる。


イ52 投稿者:猫左衛門  投稿日:11月30日(火)06時21分23秒

昨日、日テレ系の「テレビ特捜部」という番組でアメリカのナショナル・ジオグラフィック
制作の番組で大西洋に沈むイ52の潜水調査の模様を扱ったのをやってました。
ラッパ型の電探(22号でしたっけ)や25ミリ連装機銃なども写ってました。


おおぉ〜! 投稿者:アーモンド  投稿日:11月29日(月)22時59分40秒

竹下さん、どうもっす!!(^-^)/
良かったら今度ゲレンデでお会いしたですね!・・・って言っても私は中央道か関越道を
利用しているので、その方面のスキー場しかダメですけど。
因みに私が良く行くゲレンデは 1番八方、2番かぐらみつまた、3番ブランシュたかやま
4番野辺山って感じです。
竹下さんは何処らへんで滑るのですか?もし関西圏や東北、北海道でしたらご一緒は難しい
かもしれませんけど。。。
えっ? その前に雪が降らないとダメだって? ・・・ごもっとも! (^-^;)7


RE:暖かい・・・ 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月29日(月)20時38分53秒

アーモンドさん、どうもです。

>なんでも良いけど、こんなんじゃスキーに行けないじゃないかぁ〜 くそぉ〜

全くねぇ・・・私なんか、もうとっくにスキーキャリアを装着して、手ぐすね引いて
待っているってのに・・・(笑)


謹告ですよ♪ 投稿者:Group nation21管理者  投稿日:11月29日(月)16時54分25秒

私たちは、ナショナリズムの理念を核とした
21世紀における日本の国家像を追求し、
理想国家実現のために参集した
日本主義者のグループです。

本日、

「東京大学教員有志がYOSHIKIさんに送った公開質問状について」

をUP致しました。
開質問状の内容全文と実物(一部)を公開しています。
ご意見をお待ちしております。

なお、管理人様には、貴掲示板を宣伝の場として
利用致しましたこと、ご容赦下さい。

http://www.nation21-web.com/


暖かい・・・ 投稿者:アーモンド  投稿日:11月29日(月)16時02分44秒

もう12月も目の前だと言うのに何故か寒くない。これじゃ日本の滅亡を心配する前に地球の
心配をしないとダメかなぁ〜?大都市のヒートアイランド化、ゴミ処理問題、排ガス規制の遅れ、
政府の国際政治の無能ぶりを見るだけでも腹が立つのに、環境対策の遅れも又気が滅入るよぉ〜
(ちなみに私は日本最大のヒートアイランドの関東圏の人間です) (^-^;)7
一説によると大陸のシナ人全てが日本人の様にトイレットペーパーを使用すると、世界中の森林が
3日でボウズになるって話だけど、本当だったらシナの近代化なんか妨害してやりたいよ、マジ。

なんでも良いけど、こんなんじゃスキーに行けないじゃないかぁ〜 くそぉ〜
ちょっとここの掲示板の趣旨からは脱線してますね、ごめんなさい。 <(__)>


RE:ミンスク全焼 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月28日(日)17時45分50秒

>今月(11月)の3日に火災を起こして全焼したそうです。

>これでミンスクが中国海軍の空母として再使用される可能性は完全に無くなりましたね(^^;

それはそれは、何よりです(笑)


ミンスク全焼 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月27日(土)21時04分26秒

こんばんは。

さて、先月の投稿で旧ソ連の退役空母(航空機搭載重巡洋艦)ミンスクが中国の手に
渡ったと書きましたが(広東省の広州市に係留されているそうです)、そのミンスクが
今月(11月)の3日に火災を起こして全焼したそうです。

これでミンスクが中国海軍の空母として再使用される可能性は完全に無くなりましたね(^^;


老害ここに極まれり 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月26日(金)20時09分13秒

超党派北朝鮮訪問団団長・村山富市(元首相)が、25日、平壌での朝鮮労働党幹部との
会談で、自らが戦後五十年に際して発表した「首相談話」(1995年5月)の内容を説明
し、過去の歴史認識を明確に示す方針だと言う。

当時発表された「首相談話」では、「植民地支配と侵略で、アジア諸国民に多大の損害
と苦痛を与えた」として「反省とお詫び」を明記している。これだけでも、「国辱」だ
ったと言うのに、これを再び蒸し返して「国辱」に「国辱」を重ねる気でいる。

確かに何事にも「けじめ」は必要だろうが、戦争によってアジアが欧米の植民地支配か
ら「解放」されたのも事実。その事実を過小評価して「反省」と「お詫び」ばかりした
がる老害・村山富市こそ即刻議員を辞職して謹慎蟄居すべきでは無いだろうか?

仮にも首相経験者である御仁が、国益に反した言動ばかり弄し、国辱を重ねるとは何た
る事か? これこそ、我国の国体と尊厳を辱めんとする策謀では無いだろうか? かの
御仁には「歴史教育」を一から再び徹底的に受けさせるべきでは無いだろうか?


バランス 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月23日(火)18時48分49秒

こんばんは。

(太平洋戦争時の)日本とアメリカの艦艇を比較すると、日本の艦艇は、長所と短所が
際立っているのに対し、アメリカの艦艇はごく平凡で手堅い作りになっていると言える
のではないでしょうか?
もっともこれは艦艇に限らず、航空機やその他の兵器にも言えることですが。
戦史の教える所では、どちらかといえば長所と短所が際立つアンバランスな兵器よりも
性能的には平凡でも手堅い兵器の方が実戦では使えるようです。

話がずれますが、このサイトの歴史再考.22でも触れられている榎本艦隊旗艦・開陽
は、攻撃力は当時(幕末から明治初期)日本最強でしたが、武装が過大だった為に艦の
バランスが悪く、難破してしまいました。
対照的に、新政府軍旗艦・甲鉄は、武装は開陽に比べると貧弱ですが、全体的に手堅い
バランスのとれた艦でした。
「開陽、甲鉄もし戦えば?」と考える人は「大和アイオワもし戦えば?」と考える人に
比べれば圧倒的に少ないでしょうが(笑)
(ただ、開陽と甲鉄の攻撃力の差は、大和とアイオワ以上の開きがあったので、開陽が
勝つ可能性は決して低くはありません。それにこの時代にはレーダーは無いし(^^;)

日本海軍艦艇の攻撃力重視の思想は、さかのぼれば榎本艦隊旗艦・開陽にたどりつく
のではないでしょうか?


カレーは激辛に限る(何のこっちゃ?) 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月23日(火)10時26分48秒

いしやんさん、猫左衛門さん、どうも。

>小沼殿は日本の艦艇に関してはかなりの辛口(重巡で大和級を撃沈できると豪語された方は
>初めてです)なのですが、現実は米艦こそがボロを出さずに済んだとも言えるのではないで
>しょうか?。

日本の艦艇に対して「甘口」の評価をする人はいっぱいいるからね。だからこそあえて今回は
日本の艦艇の問題点を指摘し、辛口の評価を試みてみました。
長所ばかり見て短所を無視したんでは、総合的な判断や評価は出来ません。
ましてや架空戦記の読み過ぎで「日本は兵器の性能ではアメリカに勝っていたが物量に負けた」
などと勘違いする人が多くなっている現状は困り者です。
私はアメリカ嫌いなんだけど、優れている点は素直に認めないとね。
日本をけなしているとかアメリカをほめているとかいった了見の狭い見方はしてほしくないね。

>大和級の弱点である副砲ですが、よく考えて見ると戦艦同士の砲撃戦では余り関係無いよ
>うな気がしてきました。一体、どこの艦が戦艦の主砲に耐えられる副砲を備えているというので
>しょうか?。

大和と他の戦艦の図面を見比べて下さい。大和は、主砲と同一線上に背負い式に副砲がある
でしょう?こんな副砲の配置をしているのは、大和だけです。
つまり、副砲に被弾して万が一その下の弾薬庫にまで被害が及んだ時、すぐ隣の主砲弾薬庫
に誘爆する可能性が高いわけです。
言ってみればストーブのすぐ隣りにガソリンを置くようなものです。
大和(と武蔵)は戦時中に横の副砲は撤去したけど、本当は主砲と同一線上のヤツを真っ先
に撤去するべきだったでしょうね。


P.S.鐵煽會という団体(?)をご存じでしょうか?その団体のメンバーで、
「日本国と日本海軍の栄光」というホームページを開設されている方がおります。
是非ご覧になってみてはいかがでしょうか?
アドレスは以下の通りです。
ちなみに、この方は「超甘口」です(^^;

http://www.geocities.co.jp/WallStreet/4792/


それはね 投稿者:いしやん  投稿日:11月22日(月)21時24分49秒

To:小沼殿。
米艦は決して堅牢ではありませんよ。前述した通り、両者が奇襲以外の状況下で交戦に至った場
合、彼女らはほぼ常に大きな損害を被っています。小沼殿はその理由として“日本艦の持つ攻撃
力の大きさ”を挙げておられますが、資料を見る限り日本艦が明確に米艦より勝っていると言え
る点はただ雷撃力のみであって、その主張には決定的な何かが足りません(練度、と言ってしま
えばその通りなのですが・・・)。ですから、やはり米艦の持つ防御上の優秀性には?が付くと
思います。戦争後期における日本艦の損失については、もはや艦そのものがどうとかいう問題で
は無く、単に戦力二乗の法則が働いた結果なのではないでしょうか?。
正直な所、米艦が防御面で日本艦に勝っている面はその戦歴からは“沈みにくい”という1点し
か見られません。浸水に強いというのはまず間違い無い所だと僕も認めます(例:南太平洋海戦
時のホーネット)。ですが、その利点は最終的な戦場の支配権を自軍が確保している場合に限ら
れ、戦闘時において敵に勝利するという面では大した助けにはならないでしょう。戦闘力の維持
という面では(戦闘結果を見る限り)ほぼ日本艦と変わらないのですから。前に例に挙げた空母
フランクリンとて、当時の米軍があの海域でまず絶対的とも言えるだけの戦力優勢を持っていた
から生き延びたのであって、もし互角の戦力を持つ敵との戦闘中であれば味方の雷撃で処分され
ていたでしょうし、ミッドウェイで失われた日本空母もあれが本土の近海であり強力な支援を受
けられる状況下であるなら、1、2隻は沈まずに済んだ可能性が高いかと思います。小沼殿は日
本の艦艇に関してはかなりの辛口(重巡で大和級を撃沈できると豪語された方は初めてです)な
のですが、現実は米艦こそがボロを出さずに済んだとも言えるのではないでしょうか?。確かに
日本艦が潜水艦の雷撃で次々と沈没して行ったのは事実ですが、それを以って日本艦の防御力が
貧弱だ、と言い切れるほど米艦が雷撃に耐え続けていた実績がある訳ではありませんしね。確か
にシフト配置が浸水に強く結果としてなかなか推進力を失わないという理屈(と言うよりは現在
では現実)は分かりますが、それも当時の米艦がそれゆえに防御面では優勢であったという明確
な証拠とはなりえません。シフト配置が功を奏して“戦闘に勝った”という事例が存在しないか
らです。確かに大東亜戦争中、米艦の生残性は高いレベルを維持しました。ですが、それは後期
の米軍が確保した“絶対的な航空機の傘”の下でのみ得られたレベルだったのではないでしょう
か?。日本艦の高い損失レベルは直接的に艦そのものの防御力に寄るものではなく、航空優勢を
奪われ潜水艦の跳梁を許した“日本軍”という組織にこそ、その責任を委ねるべきなのではない
でしょうか?。

PS.大和級の弱点である副砲ですが、よく考えて見ると戦艦同士の砲撃戦では余り関係無いよ
うな気がしてきました。一体、どこの艦が戦艦の主砲に耐えられる副砲を備えているというので
しょうか?。

それではまた。


一発屋日本海軍 投稿者:猫左衛門  投稿日:11月22日(月)07時26分09秒

小沼さん、いしやんさん、こんにちわ。
日本海軍のダメコンや継戦能力の不足あるいは軽視は要するに日本海軍の戦争観
から来ていたのではないでしょうか。海軍首脳は来るべき戦争も日露戦争と同じように
一回の決戦により戦争そのものの勝敗が決定されるという固定観念に縛られきっていた
ように思われます。


総合的、客観的に判断すると・・・ 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月21日(日)09時49分54秒

いしやんさん、こんにちは。

ダメージコントロールもさることながら、アメリカの艦艇は総合的に見て日本の艦艇よりも
堅牢性の面では一歩も二歩も三歩も四歩も進んでいた事はどうあがいた所で覆せない事実です。
具体的な例を挙げれば、空母はほとんどが開放式格納庫を採用していました。ですから格納庫
内に飛行機がある状態で被弾しても、すぐに舷側から飛行機を投棄して誘爆を避ける事が可能
でした。つまり、ミッドウェイの日本の空母のような状況に陥っても大丈夫なわけです。
いしやんさんが挙げていた米空母フランクリンは、ミッドウェイ海戦の日本空母よりもひどい
ダメージを受けていたにも関わらず沈没は免れました。ただ、もう一つの軽空母プリンストン
は、米空母には珍しく密閉式格納庫だった為に沈没してしまったわけです。

あと、日米の艦艇の最大の違い、言い換えれば米艦艇が日本艦艇よりも遙かに優れていたのは
機関のシフト配置(つまりボイラーとエンジンを交互に分散して配置する)を採用していた事
でしょう。これは、日米艦艇の表面上のカタログデータしか比較しないで日本の方が優れて
いるなどとうわべだけの判断を下すような方々は見落としがちな点ですが(笑)。
アメリカは、軽巡洋艦オマハ級以降に建造された全ての艦艇、駆逐艦に至るまでシフト配置を
全面的に採用しました。太平洋戦争に参加した米艦艇のほとんどはオマハ級以降のものです。

シフト配置をすれば何が得なのかというと、魚雷を喰らった時の被害を最小限にくい止められ
ることです。具体的に言えば、一度に全ての機関が停止して動けなくなる可能性が低くなると
いうことです。
日本の艦艇に、アメリカの潜水艦の魚雷であっさり沈められるのが多かった最大の原因は、
シフト配置を採用しなかったからだと言えるでしょう。
いしやんさんが挙げている空母翔鶴やの重巡愛宕、摩耶、更にはその後に沈没した戦艦金剛や
空母雲龍なんかも、機関がシフト配置だったら沈まなくても済んだ可能性が高いと思います。
(空母大鳳の場合はシフト配置云々以前に艦そのものが欠陥品だった可能性の方が高いと思う)。
日本の艦艇で最初にシフト配置を採用したのは、戦争末期に建造された松型駆逐艦でした。
ですから、カタログデータ上は日本の駆逐艦の中で最も劣る松型が、陽炎型や吹雪型よりも
総合的に優れているという皮肉な結果になったわけです(笑)。
第二次大戦初期にあっさり降伏したフランスでさえシフト配置を全面的に採用していた事を
考えると、表面上の性能の派手さとは裏腹に日本の艦艇設計の後進性は否めない事実でしょう。
(ですからもしも日仏海軍が戦えば、フランスの艦艇は意外にしぶとかったかもしれません)

いしやんさんはソロモンを巡る戦いの事にも言及していますが、要するに、開戦から一年以内
の日本海軍が比較的優勢な時期には、日本の水上艦艇の攻撃力の高さもあってアメリカ艦艇の
堅牢さも本来の効果を発揮する事は出来ず、逆に日本の艦艇はボロを出さずに済んだわけです
が(それでも水上機母艦瑞穂や重巡加古が潜水艦の雷撃であっさり沈み、後の日本艦艇の行く
末を暗示していたのですが・・・)、戦争後期になりアメリカが優勢になると、日本艦艇は
だんだんボロが出てきたというかメッキが剥がれてきて、次々と太平洋の藻屑と消え去って
いったという事ですね。

何でこんな事になったのかというと、総合的に見て日本の艦は攻撃力ばかりを重視してその他
の事(防御とか)に対する配慮が足りなかったから、と言えるでしょう。
つまり攻撃力の高さが日本艦艇のセールスポイントと言えますが、それすらも、アメリカの
レーダー等の電子技術の、日本の予想を遙かに上回る高さと艦艇の堅牢さ、更には米艦隊航空
戦力の充実によって神通力が失われていき、ついには艦隊決戦の切り札だった酸素魚雷を人間
魚雷回天に改造するところまで落ちぶれてしまったのです。

戦前に艦隊決戦の切り札として重雷装艦に改造された軽巡北上が、戦争末期には人間魚雷回天
搭載母艦に改造されたという事実は、日本海軍の凋落を、更には水上艦艇同士の艦隊決戦に備
えた日本海軍の努力がいかに虚しく、無駄だったかを端的に表していると言えるでしょう。


ダメージコントロール 投稿者:いしやん  投稿日:11月20日(土)12時54分59秒

こんにちは。
米軍のダメージコントロールについては、その優秀性が良く言われます。僕も大筋では認める所
ではあります。しかし、それは世に言われるほどのものなのでしょうか?。
実の所、両者のダメコンの良否は空母のそれを見比べただけなんですよね。早い話が、ミッドウ
ェイ海戦での日本空母と米空母の差なんですよ。両軍の戦力比が圧倒的となったマリアナ以降を
別にすると、その空母の損失比率さえミッドウェイがなければ米軍不利の結果が出ています。ま
たエセックス級空母フランクリンが特攻機の突入を受けてあっという間に航行不能となったり、
軽空母プリンストンがミッドウェイ張りの誘爆で沈没したりするところを考えるに、米空母とて
攻撃を受けた場合のもろさは日本空母と変わらんなあと思えるのです。事実、南太平洋で都合3
度の空母戦を潜り抜けた5航戦の翔鶴・瑞鶴の両空母はいくらか被弾しても沈没するまでには至
りませんでした。米空母が沈みにくい設計であったのは確かでしょうが、これは250キロ爆弾
の対艦攻撃力の低さを考える必要があるかと思います。
でもって肝心の水上艦艇の話ですが、両軍の戦力が比較的拮抗していたと思われるソロモン海域
の殴り合いで、米軍は喧伝されているダメコン能力からは想像もできないほどの損害を被ってい
ます。第1次ソロモン海戦は除外しても、第3次ソロモン海戦の緒戦やルンガ沖夜戦に代表され
るように、日本軍に捕捉された米軍艦艇はほぼ常に大きな損失を被っています。米軍が勝利を収
めている場合の殆どはレーダーによる早期発見に伴う奇襲が成功した事が勝因であり、そこには
米艦艇の強靭な防御力という物は全く見られません。双方の駆逐艦/巡洋艦の攻撃力がほぼ同等
である事を考えるに、ここでも米艦艇のダメコン能力には?が付くんです。
僕が思いますに、米軍のダメコンとは純粋な沈みにくさに尽きるのではないでしょうか?。南太
平洋海戦におけるホーネットに見られるようなしぶとさ、戦闘力を喪失してもまだ浮力を維持し
ているという1点に凝縮されているように思えるのです。
また、日本軍のダメコン能力の低さを主張する向きも強いのですが、これもミッドウェイの影響
が大であり、現実には武蔵の沈没(浸水の累積による浮力の喪失。誘爆ではない)に見られるよ
うに日本側艦艇の耐久力は結構なものなんです。これは自説なんですが、マリアナやレイテで見
られた日本艦のもろさは艦そのものの責任というよりは、乗員の練度の問題に関って来るものな
んじゃないかと思うのです。でなければ、大鳳や翔鶴の損失、サマール海戦での重巡の損失に理
論的な説明が付かんのです(まさか艦自体の防御力が低下した訳でもあるまいし)。

すいません。ちょっと時間がなくなりましたので続きは次回に。
でわでわ。


大和、アイオワもし戦えば・・・ 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月20日(土)09時29分18秒

いしやんさん、猫左衛門さん、お久しぶりです。
ああいう事を書いたら、必ずあなた方が突っ込みを入れるだろうとは予想していました(笑)

>また世に言われるほどレーダー射撃とは有効なものだったとも思えません。弾着観測機が使用
>できる状況下であれば、レーダー射撃の優位性がどこまで発揮できたかは怪しい所では無いで
>しょうか?。そう考えると、アイオワ級が大和級との砲戦で優位に戦える条件というのは、
>1.大和級が弾着観測機を使用できない、2.夜間/悪天候で視界が良好でない、という2つ
>が揃う事が必要かと思います。

実際に、大和型戦艦とアイオワ級戦艦が直接砲撃戦を交える可能性があったのは、マリアナ沖
かフィリピン沖か、或いは沖縄沖だったでしょう。
このいずれの場面においても、いしやんさんのおっしゃるアイオワ級にとっての好条件(特に、
大和は弾着観測機を飛ばせない。なにしろ制空権は完全にアメリカのもの)が揃っていました。
もしもマリアナ沖なりフィリピン(レイテ)沖なり沖縄で大和型とアイオワ級が戦っていたら、
おそらく大和も武蔵も沈んでいたでしょう。まあ運が良ければアイオワ級の1、2隻は道連れに
出来たかもしれませんが・・・

あと、大和の45口径46cm砲とアイオワの50口径40.6cm砲を比較して、後者の方が発射速度が
高いことも考慮しなければならないでしょう。

それから、数字には表れませんが、アメリカの艦船はダメージコントロール能力に優れていた
事も考慮しなければなりません。たとえ駆逐艦といえどもそう簡単には沈没しませんでした。
(その割には台風で転覆してたけど(^^:)
まあそれでも大和と武蔵は、あっさり沈没するのが多かった日本の艦船ではしぶとい、という
か往生際が悪い(笑)部類に入るでしょう。

そもそも大和型戦艦は、別にアイオワ級を仮想敵としていたわけではなく、アメリカが条約
明けに建造を開始した35000トン級戦艦(サウスダコタ級、ノースカロライナ級)を相手に
優位に立つために建造された艦です。ですから確かにこれらの条約型戦艦に対しては優位に
立てたでしょうが、アイオワ級となると、どうでしょう・・・?

別に大和やアイオワに限った事ではありませんが、兵器というものは、ただ単にカタログ上
の数字を比較しても意味がありません。第二次大戦に関する本に載っている大和型とアイオワ
級のデータを単純に比較すれば、そりゃあ大和型の方が優れているように見えるでしょう。
これは日米の潜水艦を比較しても言えることです。カタログデータ上では日本の潜水艦の
方が優れているように見えますが、実際にはアメリカ潜水艦(ガトー級、テンチ級)の方が
優れていました。

ましてや昨今、架空戦記なるものが流行し、あたかも大和は、否、日本海軍は無敵だった
などという客観性のかけらもない評価いや幻想が広く流布されているようでは困り者です。
ですから、あえてああいうキツイ、辛口の書き方をしたのです。

もしも私が架空戦記を書けば、大和は初陣で副砲塔に重巡洋艦の20.3センチ砲弾がブチ当たって
轟沈ということになるでしょう(笑)


P.S.ちなみに、私は大和のプラモデルは一度も作ったことがありません。
「宇宙戦艦ヤマト」の方ならば、ただ今製作中ですが・・・(^^;


大和型戦艦 投稿者:猫左衛門  投稿日:11月20日(土)07時46分53秒

小沼さん、いしやんさん、こんにちわ。
18インチ主砲については、アメリカが採用しようとすると幅の関係でパナマ運河を
通過できなくなるので、採用をためらうか、パナマ通過をあきらめるかでいづれにしろ
彼らには不利な選択を強要する効果が期待できるので日本は無理して採用したようです。
速力については機関出力もありますが、全長を長くしないと30ノットは出ないので
そうすると建造ドックを大幅に改修せねばならず、コストと工期の面で断念されたようです。
ただ、その結果、大和が中途半端で使いにくいものになりましたがそれは結果論で戦艦同士の
砲撃戦を想定した計画時のコンセプトからするとやむを得ない感はあります。
副砲は当時も非常に批判が強かったそうですが、日本人の貧乏根性以外の何者でもありませんね。
そもそも副砲を装備しようとしたこと自体、航空機の脅威を考えてなかった証拠ですね。


それはどうかな? 投稿者:いしやん  投稿日:11月20日(土)00時41分06秒

To:小沼殿
大和級の性能に関してですが、少々否定的に過ぎる評価ではないでしょうか?。まず攻撃力に関
してですが、よく知られている(口径×砲身長)の公式以上に45口径18インチ砲の威力は5
0口径16インチ砲に勝るものがあったのではないかと予想されます。理由として、まずは八八
艦隊計画において13号艦級に予定されていた45口径18インチ砲8門という兵装がサウスダ
コタ級の持つ50口径16インチ砲12門を上回るものとして決定されている事が上げられます。
これに対して当時の艦制本部が無能であったから、という反論が予想されますが、彼らの持って
いたデータの質と量はおそらく現在の我々が利用できるそれを上回っていたでしょうから、その
彼らが用兵側の要求に答えてはじき出したこの判断にはそれなりの説得力があるように思われま
す。これは米軍側にもいえまして、アイオワ級の対弾防御力は対18インチ砲弾防御を施された
大和級と比較するとかなり低いものとなっています。もし50口径16インチ砲が45口径18
インチ砲に匹敵するだけの能力を有しているのであれば、「自艦の主砲での決戦距離からの砲撃
に耐えうる」という近代戦艦の防御基準をアイオワ級は満たしていないことになり、米海軍の艦
制本部もまた無能であったということになってしまいます。
そもそも戦艦の砲撃は俗に言う間接砲撃であり、その装甲貫徹力は専ら砲弾重量に比例します。
アイオワ級の16インチ砲が50口径という長砲身を持っているのは初速を高めるためですが
それはどちらかというと砲戦距離を延長するためであったのではないかと思われるのですが、
いかがなものでしょう。
防御力に関してはその通りでしょうね。あの副砲に関しては設計ミスを主張しても宜しいと僕
も思います。もっとも、よく言われる集中防御の是非に関しては、言われるほど大和級の防御
設計が悪いとは思ってはいませんがね(当時、集中防御でなかった戦艦はドイツ戦艦だけ)。
あと、FCSに関してですがアイオワの持つMk8対水上艦レーダーは優秀で、当時の日本で
(と言うよりもアメリカ以外のすべての国)はこれに匹敵するものを製造することは不可能で
した。ですが、それを“大和級”の責任とするのはどうでしょうか?。疑問の残る所です。ま
た世に言われるほどレーダー射撃とは有効なものだったとも思えません。弾着観測機が使用で
きる状況下であれば、レーダー射撃の優位性がどこまで発揮できたかは怪しい所では無いでし
ょうか?。そう考えると、アイオワ級が大和級との砲戦で優位に戦える条件というのは、1.
大和級が弾着観測機を使用できない、2.夜間/悪天候で視界が良好でない、という2つが揃
う事が必要かと思います。
しかし、大和級ほどひどく叩かれている戦艦はいないでしょうね。よく言われているアイオワ級
だって砲戦で結果を出している訳でもないのに。第一、当時の戦艦で大和級に真っ向から対抗で
きるクラスがどれだけいるのでしょうか?。
キング・ジョージ5世級、ビスマルク級、リットリオ級、ノースカロライナ級。どれ一つとして、
砲撃戦で大和級を撃破できたとは思えません。アイオワ級も実は似たりよったりで、大和級に対
するアドバンテージは速力以外には見当たらないのが現状です。おそらく、彼女を真っ向から撃
破可能な戦艦はモンタナ級の登場を待たねばならなかったと思います(H級やライオン級は性能
的にはアイオワ級以下)。
僕的な結論としては、大和級は当時の戦艦の中ではずば抜けて強力な艦だったと思います。少な
くとも設計者を攻めるのは間違いです。彼女の悲劇は、その存在が余りに“戦艦”としての役割
に特科されすぎ、米英戦艦のように“空母の護衛艦”としてもドイツ戦艦のように“通商破壊艦”
としても使えなかったという、“使い勝手の悪さ”にあるような気がします。

それでわまた。


それでも・・・ 投稿者:アーモンド  投稿日:11月19日(金)23時43分36秒

こんばんは!小沼さん

> 戦闘機開発をアメリカが邪魔したとおっしゃるが、もし仮に日本が独自の戦闘機を開発しても
> あまり大したモノは出来ませんよ。アメリカにもロシアにも遠く及ばず、それくらいなら輸入
> した方がましと言った程度の代物しか作れないでしょうね。

なるほどそうかも知れません。しかし技術と言うのは一夜にして出来あがるものではありません。
2世代3世代後の技術確立を求めて現在それに取り組んで行くべきだと思います。
自国の防衛技術の確立はアメリカの言いなりにならない為の一歩です。
だからアメリカも次期支援戦闘機開発の時にしつこく共同開発を提唱したのでしょう。日本に本当
の戦闘機開発技術を身につけさせたく無いと言うのがアメリカの本音ではないでしょうか?


大和は本当に優れていたか? 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月19日(金)21時18分01秒

101匹モンキーさん、こんばんは。

さて、戦艦大和を引き合いに出して日本の技術が優れていたとおっしゃいますが、
実のところ大和は技術的にはそれほどずば抜けているというわけではありません。
このあたりは架空戦記の読み過ぎで勘違いしている方も多いようですが(^^;

まず、大和は排水量6万トンもの大型戦艦ですが、実のところこのサイズの戦艦
はアメリカでもドイツでも、更にはソ連でさえも建造する計画がありました。
しかし、これらの国は建造を取りやめ、日本の大和だけが出来上がったのです。
もしもこれらの大型戦艦が完成していたら今頃、世界最強戦艦はどれだ?という
話になっていたでしょう。

次に大和の主砲の46センチ砲ですが、大砲というモノは、ただ単に砲口径だけを
比べても意味が無く、砲身の長さも重要な要素となります。砲身が長ければ長い
ほど砲の威力は増大します。
大和は45口径46センチ砲、つまり、砲身の長さが主砲口径の45倍。
アメリカのアイオワは50口径40.6センチ砲、つまり砲身の長さは主砲口径の50倍。
これを数字で表すと、大和は45×46=2070、アイオワは50×40.6=2030とあまり
変わりません。
ですから、何もわざわざ新しく46センチ砲を作らなくとも、従来の40.6センチ砲の
砲身を延長するだけで事足りたのであり、日本は無駄な努力をしたと言えるでしょう。

次に、機関ですがこれは大和の最も優れていない(笑)点と言えるでしょう。
大和は15万馬力で速力27ノット。アメリカのアイオワ級は21万馬力で35ノット。
アイオワは極端としても、せめて30ノットくらいは欲しかったですね。

それなら防御力はどうかというと、確かに大和は重装甲ですが、実は非常に間抜けな
事をやってそれを台無しにしていたのです。
プラモデルを作った方ならご存じでしょうが、大和は主砲の他に副砲があります。
実はこの副砲が大和のウィークポイントだったのです。
というのも、この15.5センチ副砲塔はもともと軽巡洋艦の主砲だったモノを取り外して
そっくりそのまま大和に載せたものです。
軽巡洋艦で使っていたものですから、当然、装甲なんか無いに等しいですね。
ですから、重巡洋艦の20センチ砲でもこの副砲塔はぶち抜けるわけで、最悪の場合、
副砲の下の弾薬庫に誘爆して瞬時に沈没、という可能性さえあったのです。

最後に、いくら主砲が強力でも命中しなければ意味がありません。
日本は終戦までまともな射撃管制用レーダーを開発できませんでした。
アメリカは、開戦から1年も経たない内に巡洋艦にまで射撃用レーダーを搭載して
いたというのに。

結論として、大和はそれほどずば抜けて優れた戦艦とは言えません。
むしろアメリカのアイオワ級の方が「使える」戦艦だったと言えるでしょう。


RE:H2ロケットの失敗 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月19日(金)20時17分08秒

アーモンドさん、こんばんは。

よく、日本は技術大国といわれますが、だからといって全ての分野で世界最高というわけでは
なく、特に航空機と宇宙開発(ロケット技術)は、日本がもっとも苦手とする分野です。
この分野では、アメリカはもちろんのことロシアにも遠く及びません。

何でそうなってしまたのかは色々と理由がありますが、一番の理由は、やはり太平洋戦争敗戦
から約10年の間、航空機やロケットの製造が禁止された事が大きいと思います。
この10年間(1940年代後半から1950年代前半)に航空機の技術は大きく進歩し、プロペラ機
からジェット機の時代となりました。もちろんロケット技術も大幅に進歩を遂げました。
つまり日本はこの波に完全に乗り遅れてしまったのです。まあこれはドイツも同様ですが。
それ以前の太平洋戦争中に、すでにアメリカと比較して絶望的なまでの(航空)技術格差を
つけられていたのに、さらに10年もの差を付けられてはどうしようもありません。

戦闘機開発をアメリカが邪魔したとおっしゃるが、もし仮に日本が独自の戦闘機を開発しても
あまり大したモノは出来ませんよ。アメリカにもロシアにも遠く及ばず、それくらいなら輸入
した方がましと言った程度の代物しか作れないでしょうね。

ロケットにしても、アメリカやロシアなんかは、弾道ミサイルを開発したその片手間で民需用
ロケットを作っている(というか、弾道ミサイルを民需用に転用している)のに対し、日本は
民需用一本槍という世界でも珍しい国です。
日本のロケット技術が今一つなのは、このあたりにも原因があると思います。


そだよ、陰謀だよ。 投稿者:101匹モンキー  投稿日:11月19日(金)18時15分37秒

 だいたい、H2というから、漫画家のあだち充を呼んで、お払いしてもらわなきゃだめ。
今、日本に高性能の衛星を、アメリカと独立した形で持たせてはまずいと、向こうでは
思っていますよ。戦艦大和をつくった日本、半世紀以上前、アジアで唯一、欧米に盾ついて
タイマンはった日本人の復活を、彼らがどれほど恐れているか。
 民族的潜在力が顕在力にならないように、半世紀も日本封印に腐心してきたのですが、
日本は目覚めるか、このまま居眠りしつづけるか。アーモンドさん、どう思いますか?
個人的には、マカダミアナッツが好きだけど(笑)。
 


H2ロケットの失敗 投稿者:アーモンド  投稿日:11月19日(金)05時07分15秒

H2ロケットの失敗どうも納得できないなぁ〜、推測の域を出ていないので反論されたら
ミもフタもないんだけど、やっぱりアメリカが邪魔している様な気がして仕方がない。
アメリカは日本の航空機開発や戦闘機開発も邪魔しっぱなしだし、ロケット開発のみ例外
とは絶対に思えない。逆にロケット開発の技術はアメリカの誇りと威信がかかってるから
自動車の二の舞をさせない為にも妨害工作を実施していると思う。彼等にはそれが出来る
だけの優秀な妨害工作員(CIA)があることだし、日本の企業も最近はCIAの良い標的
で、折角天塩にかけて築き上げた企業の新技術を横からかっさらってしまっているし・・・
やっぱりH2の失敗はアメリカの陰謀だぁ〜!ってどうしても思ってしまうよ。
この考え方って変かな? (^-^;)7

ところで、101匹モンキーさん挨拶遅れました、はじめまして!>101匹モンキーさん


RE:さらに皇位継承問題・・・ 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月18日(木)19時25分49秒

アーモンドさん、こん○○は。

>だけどこんな事、言ってるおいらって戦前だったら不敬罪で逮捕されるかな? σ(^^;)

いえいえ、私の方が余程、不敬罪対象者だと思いますよ。
ちなみに、私の祖父は戦時中、特高(特別高等警察)刑事がウロウロしている最中に、
「日本は敗けるな・・・」なんて言っていたらしいです(笑)


RE:国連憲章に日本が? 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月18日(木)19時22分07秒

七海さん、こん○○は。

>ちなみに国連憲章に日本のことが記してあるって本当ですかね…?
>なんでも日本、ドイツ、イタリアが戦争したら、
>安保理なしで無条件に武力をふくむ制裁ができるとか。

それって、いわゆる「旧敵国条項」ってやつです。主として先の大戦時の
「枢軸国」が対象で、イタリアは含まれません。

>外国(とくに米国など)では、東京都知事は日本の大統領、
>って言われてるらしいです。

そうですか。どうりで・・・(^_^;)


国連憲章に日本が? 投稿者:七海  投稿日:11月18日(木)19時13分36秒

どーも、七海です。

>それにしても、一国の総理よりも、一地方自治体の首長の方が、
>怖がられているとしたら・・・総理の面目、丸つぶれですね。
外国(とくに米国など)では、東京都知事は日本の大統領、
って言われてるらしいです。
それはたぶん直接選挙制だからだと思います。
個人的に、実行派の現都知事には台湾独立の希望のために、
長期に仕事してもらいたいです。

ちなみに国連憲章に日本のことが記してあるって本当ですかね…?
なんでも日本、ドイツ、イタリアが戦争したら、
安保理なしで無条件に武力をふくむ制裁ができるとか。
憲章にあったとしたら、
今後これは日本にとってどう対処すべきなのか?
日本の武力行動は今後も自動的に制限されるものなのか?
憲章の日本に対する記述事体詳しく分かりませんが、
無視はできないと思います。


さらに皇位継承問題・・・ 投稿者:アーモンド  投稿日:11月17日(水)23時18分45秒

こんばんは!皆さん
例の明治天皇の子種の件でその後色々と調べてみたのですが、明治天皇ってなかなかの○○家
だったかもしれません (^^;
実は明治天皇って4人の女官に15人の子供を産ませているのです。無事育ったのはたったの
5人ではありましたが、それでも数としては多い方だと思います。
しかも旅行先などで方々に隠し○があったりして結構宮内庁も苦労したようです。
ですから、大正天皇が侍従長の子供だなんてやっぱり考えられませんよ!

だけどこんな事、言ってるおいらって戦前だったら不敬罪で逮捕されるかな? σ(^^;)


石原発言にシナ、ピリピリ 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月17日(水)22時12分11秒

台湾での石原都知事の発言

「中華民国(台湾)は日本の周辺国家であり、隣人が災害を受けた時に、手を差し伸べるのは当然」

や、東京と台北市の姉妹都市締結についての検討等

に、早速、シナが噛みついてきましたね(笑)
そこで思ったのですが、現在のシナが怖がっているのは、日本国内閣総理大臣・小渕恵三さんよりも、
むしろ、石原慎太郎・東京都知事さんの方じゃないじゃろか? それにしても、一国の総理よりも、
一地方自治体の首長の方が、怖がられているとしたら・・・総理の面目、丸つぶれですね。
(小渕総理、本当にそんなんでいいんですか???)


RE:直接選挙制 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月17日(水)22時03分53秒

七海さん、どうもです。

>首相決定を間接選挙制から直接選挙制にすればいいと思います。
>そうすれば、数だけの自民党なんて必要ないって、
>やっときづくんじゃないでしょうか?(現首相が)

いわゆる「首相公選制」って言うやつですね。
そう言えば、国民党の一党独裁政権だった台湾は、現職の李登輝総統が、
「総統公選制」を導入しましたよね。日台国交断絶後、日本は台湾を「独立
国家」として認知していないと思いますが、その「独立国家では無い」筈の
台湾で導入できて、この日本でいまだに実現しないとは・・・何とも情けない
ですね。「数の論理」が機能していなければ、小渕総理なんてとっくに退陣、
いや、そもそも就任できなかったと思いますよ。

やはり、一国の指導者には、国民に理解できる「ヴィジョン」と言うものを持っ
てもらいたいと切に思いますね。


101匹モンキー様、いらっしゃいませ 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月17日(水)21時57分13秒

101匹モンキー様、いらっしゃいませ。

当掲示板の支配人・竹下ですぅ。。。
普段は、「某掲示板」でお世話になっておりますぅ。。。
頼りない支配人では御座いますが、今後とも、宜しくお願いしますですぅ。。。(^_^)


オラもそう思う。 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月17日(水)21時00分03秒

こんばんは。

私も、アーモンドさん及び101匹モンキーさんのご意見に賛成です。
「あえて皇統を存続」させるのならば、東久邇宮家とか伏見宮家とか小松宮家とか
有栖川宮家といった宮家の存在はどうなるのか?
これらの宮家は、万が一天皇に後継となる男子がいない場合の控え、予備軍として
存在していたのです。

江戸時代の徳川家が、将軍家の他に水戸、紀伊、尾張藩の徳川家と、更に一橋家、
田安家、清水家の合計六つもの「将軍予備軍」を設けていたのと同じですね。
実際、この「将軍予備軍」家の中から将軍になった者も少なくありません。
有名なところでは徳川吉宗(紀伊徳川家)、徳川慶喜(水戸徳川家、一橋家)ですか。

話が横道にそれました。失礼、元に戻しましょう。
東久邇宮家や小松宮家のように、明治時代になってから「天皇予備軍」として創設
された宮家も少なくありません。まあこれらの宮家のほとんどは戦後になって皇籍
離脱しましたが。
しつこいようですが、これらの「天皇予備軍」を無視してまで侍従長がしゃしゃり
出てきたとは考えられません。

もしも明治天皇に後継男子がいなければ、順当に考えると、おそらくは有栖川宮家
あたりから後継天皇を迎えたのではないかと思いますが・・・
(根拠ですか?有栖川宮家は、戊辰戦争の時に官軍総司令官をつとめた事と、明治
時代に、陸軍と海軍の元帥を一人ずつ輩出しているから)


直接選挙制 投稿者:七海  投稿日:11月17日(水)16時36分00秒

どーも、 七海です。

>「日出づる処」日本が、「小さい太陽」を作り出すと言うのは、とても示唆的ですね。
「日出づる処」で思い付くといえば、日章旗とは別の旭日旗ですね〜。
陸軍国旗とかいう人もいるけど正式にはなんなんでしょうか…?
自分は単に、今も昔も日本軍旗ととらえています。

>それにしても、現職の「真空総理」の政治思想、イマイチ、
>見えませんねぇ。ひょっとして、頭の中も「真空」なのかしら・・・。
たしか就任前のマスコミによる世論調査では3人の候補者のうち、
1番人気ありませんでしたよね…。
そのころから、政治思想がはっきりしなかったですからね。
首相決定を間接選挙制から直接選挙制にすればいいと思います。
そうすれば、数だけの自民党なんて必要ないって、
やっときづくんじゃないでしょうか?(現首相が)


同感、徳大寺天皇などありえない>アーモンドさま 投稿者:101匹モンキー  投稿日:11月17日(水)16時26分17秒

 はじめまして。日猶掲示板からきました、お調子もんの101匹ウッキー
でございます。
 皇統存続に侍従長の出る幕など、ございません。血の予備やストックが
簡単に絶えるような皇室ではないですよ。峰の炎さんは、血統というもの
の存続の本質と意義を、ずいぶんと誤解されておりますね。
 珍説奇説はおもしろいが、根拠や典拠や発言者を明示しないでは、妄想
あつかいされるでしょう。ずばり、もし徳大寺がくだんのことを企てたと
したら、まず暗殺されていたでしょう。実行にうつす前にです。明治天皇
が認めようと認めまいと、「そんなことは、絶対にゆるさーん」という
皇族貴族の方々の方が多数派だったはずです。
 ゆえに、峰の炎さんの説は、否定されます。
 というわけで、個人的にはアーモンドより、マカダミアナッツの方が好き
です。アーモンドさま。


RE:優先させる事 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月14日(日)16時49分18秒

七海さん、どうも。

>シナを敵国として同盟するのだから、 まず同盟国の現在の軍事力を考慮し
>役割分担をきめるのがさきではないですか?

確かにそうですね。同盟各国の役割分担を事前に決めておく事は非常に大切な事ですね。
と同時に、各国軍の得意な分野を活かした効率的な防衛体制を研究する事も必要ですね。
サッカーではありませんが、一つの敵にみんなで群がっている最中に、穴の空いたポイントを
攻撃されたのでは、元も子もありませんからね。

>とにかく核融合発電は、小さい太陽を作るようなものですから、
>太陽の表面温度にたえる素材が必要らしいです。

実用化できれば、日本のエネルギー供給体制に劇的な革命を起こすのでしょうね。
それと、「日出づる処」日本が、「小さい太陽」を作り出すと言うのは、とても示唆的ですね。

>ちなみに都知事の石原さん、
>台湾独立を願う、ようなこと言いましたね。(台湾訪問中で)
>氏が総理になれば、本当に日台比印同盟、現実しそうですね。
> (すくなくとも、いまの傀儡総理では無理だ)

石原都知事は、チベット問題でもシナを批判していますし、彼が総理になった日には、
シナは最大限の警戒をするでしょうね。それにしても、現職の「真空総理」の政治思想、
イマイチ、見えませんねぇ。ひょっとして、頭の中も「真空」なのかしら・・・。


優先させる事 投稿者:七海  投稿日:11月14日(日)15時55分45秒

七海です。

>インドが日台と同盟する事になれば、
>軍事行動についても独断専行出来なくなりますから、
>南アジアの地域大国インドの「暴走」の歯止めにもなるのでは無いでしょうか?
今の日本にとってインドとはどういう国なんでしょうね。
たぶん一般の国民にとっては、核廃絶に逆行し核兵器を作った、
てなところでしょう。(たぶん)
とすれば、自称非核国日本がインドと同盟することは、世論に拒絶があるのでは?
というのが、自分の予想です。
しかしそれを逆手にとり、
インドという国を政治の力で封じ込めるという内面的な意味を持って
同盟してもらいたいものです。
有事のさい、軍事の面では協力する、一方で普段 核をふくむ勝手な軍事行動を封じ込める。
言い方は悪いかもしれませんが、経済封鎖や経済援助などより、
その「暴走」の歯止めを考えれば、
一見 悪そうな同盟も実は日本のために、アジアの安全保障のためにも良いと思います。
だから自分はインド同盟は良いと思います。
武器の統制問題や地理的問題などあるとおもいますが、
それらの戦術問題よりも、戦略上の思想をもって
同盟はするものだとおもいます。

>「アジア版チームスピリット」等の合同軍事演習の実施で
>同盟国間の信頼醸成を推進すべきだと思います。
「戦力の均衡」できればよいですね。
言うとうり、実現できなくてもやるだけでも信頼関係は
うまれるでしょうね。
しかし信頼向上に走るのもよいですが、
互いの利害も考えたいところです。
つまり互いに金がかかります。
お互い信頼向上のためにといっても、それが
実際戦争になって意味のなかったことでは
本末転倒です。
シナを敵国として同盟するのだから、
まず同盟国の現在の軍事力を考慮し
役割分担をきめるのがさきではないですか?
たとえば、日本は自国も含む各国の海軍力統一指揮の役
台湾は陸軍、比は補給、運送。
空軍、通信は日台、 とか
分担をはっきりさせ、各国に展開する。
ここで書いた分担は、ほとんど独断偏見で書いてますが、
今後、同盟後の議論したいですね。


>現在の原子力発電と比べれば、月とスッポン程の差がある事は確かです。
>ただ、現実に実用化出来るのでしょうか?
話によると、発電のメカニズムは確立してるらしいです。
あと必要なのは、炉心に使う超高温に耐える金属素材らしいです。
とにかく核融合発電は、小さい太陽を作るようなものですから、
太陽の表面温度にたえる素材が必要らしいです。
これが、現実的に可能なのかは、わかりません。(ごめんなさい)


ちなみに都知事の石原さん、
台湾独立を願う、ようなこと言いましたね。(台湾訪問中で)
氏が総理になれば、本当に日台比印同盟、現実しそうですね。
     (すくなくとも、いまの傀儡総理では無理だ)


RE:徳大寺実則について  投稿者:アーモンド  投稿日:11月13日(土)21時46分02秒

峰の炎さん こんばんは!
>あえて皇統を存続させるために一番身近にいて信頼の置ける侍従長の  
>徳大寺実則と自分の本妻である柳原愛子が関係を持つことを黙認したということです。

これは何方が提唱された事なのでしょうか? ちゃんとした学説や元になる徳大寺実則や
明治天皇の手記でもあるのでしょうか? 私には真意を掴み兼ねます。
ちゃんとした証拠もなく天皇家にとって一番大切な血統を勝手に断絶するようなうわさには
私は関心しません。
徳大寺実則の子供になれば当然天皇家の血統は途絶えてしまいます。天皇家の血筋を
途絶えさせるぐらいだったら何故他に沢山ある皇族の中から後継者を選出しなかったの
でしょうか?
私は徳大寺天皇などはさらさら尊ぶ気にはなりません。


RE:徳大寺実則について 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月13日(土)21時38分30秒

峰の炎さん、どうも。

すると、やはり、

孝明天皇──睦仁親王
                        ┃
                   昭憲皇太后
                        │
                   明治天皇(大室寅之助)
                        │
                   柳原愛子
                        ┃
                        ┠──大正天皇──昭和天皇──今上天皇
                        ┃
                   徳大寺実則

って事になる訳ですか? やはり、幕末維新期は「百鬼夜行し魑魅魍魎の跋扈した」動乱時代と
言えますね・・・ ところで、「徳大寺実則・大正天皇実父」説の出所はどこでしょうか?


地熱発電・核融合発電 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月13日(土)21時22分30秒

確かに実用化されれば、日本のエネルギー対策に大いに貢献するでしょうね。
火力発電では石油の輸入や温暖化への影響がありますし、水力発電にしても
コスト面と限界がありますし、ましてや、原子力発電となれば、そのパフォーマ
ンスは魅力的でも常に危険と背中合わせですし・・・「火山列島」と言うハンディを
逆手に取った地熱発電を実用化できれば、電力確保の一助となる事は確かです
ね。

それと、核融合発電ですが、そちらはどうなのかなあ・・・。確かに核分裂反応を
利用した現在の原子力発電と比べれば、月とスッポン程の差がある事は確かです。
ただ、現実に実用化出来るのでしょうか?

ちなみに私は、地熱発電や核融合発電も重要ですが、政府つまり国が「国策」として、
太陽光発電(要はソーラーシステム)の各事業所・家庭への普及を推進すべきだと思
います。現在の様な微々たる補助金助成ではなく、電力確保の方策として本腰で取り
組むべきではないでしょうか? 実用化間もないハイブリッド・カーではありませんが、
購入時は少々価格が高めでも、その後のランニングコストの事を考えれば、決して高い
買い物では無いのと同じで、無尽蔵の太陽エネルギーを電力に変換するシステムなら、
長期的視点に立てば、国にとっても決して高い出費では無いと思うのですが。


RE:(無題) 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月13日(土)21時08分26秒

七海さん、どうも。

>フィリピンの対応によっては、言うとうり基地での
>定期的に艦艇の派遣、補給なども可能でしょう。
>移動範囲が広くなるという面でも日台比枢軸は理想ですね。

日本一国だけが自衛隊を国軍に昇格させて、軍事力の更なる強化をしても意味が無いと思います。
同盟関係を結んだ国の軍事力も共に向上させて、「戦力の均衡」を図る必要があると思っています。
その上で、軍人・艦艇・航空機等の相互訪問や、「アジア版チームスピリット」等の合同軍事演習の
実施で同盟国間の信頼醸成を推進すべきだと思います。

かつての日米戦争(大東亜戦争)は、巨人・アメリカと小人・日本が「さし」で勝負したからこそ、負け
たのだと思っています。その点からも、日本は単独での行動を避ける−集団安保での合従連衡が
必要であると思います。


RE:同盟とは… 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月13日(土)20時59分30秒

アーモンドさん、どうも。

>本来同盟関係とは国家間の利害が一致した時に行なう行為ですから、兵器の互換が悪くても対シナの
>威嚇として同盟を結ぶ場合は、それぞれの作戦戦域が異なることからも特に互換性をことさら強調する
>必要性も無いと思います。

確かに、日本・台湾・インドが軍事同盟を締結する事で、かつての「ABCD包囲網」(米英支蘭)の様に、
シナに対する威嚇・圧力をかけられる訳で、心理的効果は大ですね。又、万が一、日台印同盟とシナが
交戦状態に至ったとしたら、一度に東と南の二方面の敵と対峙しなくてはならない訳で、シナにとっては
極めて不利と言えますね。その点では、シナも迂闊に「台湾武力解放」等と言えなくなりますね。

それと、日本・台湾は「一蓮托生」の関係ですから、ともかく、インドが日台と同盟する事になれば、軍事
行動についても独断専行出来なくなりますから、南アジアの地域大国インドの「暴走」の歯止めにもなる
のでは無いでしょうか?

いずれにしろ、日台比枢軸にインドを加えた形の集団安保は、今後、充分検討の余地があると思います。


RE:NATO規格 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月13日(土)20時47分58秒

小沼航空乙参謀さん、どうも。

そうですか。NATO諸国は兵器で統一した規格と言うものを設けている訳ですか。それなら、納得です。
すると、もし、日本が東南アジア諸国と軍事同盟を樹立するとなれば、「統一規格」の策定も重要と言う
事ですか。

ちなみに、私は、もし「統一規格」を策定する段になったとしたら、やはり、NATO規格を準用すべきだと
思います。そうすれば、万が一にもあってはならない事ですが、日本・東南アジア同盟と、アメリカ・NATO
同盟との間で交戦状態に陥った際でも、「敵」の弾薬を奪取して流用出来る訳ですから。まあ、その逆も
あり得る訳で、「諸刃の剣」共言えますが・・・。


徳大寺実則について 投稿者:峰の炎  投稿日:11月13日(土)20時27分59秒

   明治天皇(大室寅之祐)は子供の頃、麻疹、風疹を患い、まだ予防接種のない時代の
  ことなので、その影響で生殖能力を失ったということです。
  徳大寺実則が柳原愛子に手を付けたというのではなく、明治天皇合意の上に、
  あえて皇統を存続させるために一番身近にいて信頼の置ける侍従長の
  徳大寺実則と自分の本妻である柳原愛子が関係を持つことを黙認したということです。
  
  明治天皇は180センチあったといわれていますが、大正天皇、昭和天皇、今上天皇、皇太子殿下と
  いずれも小柄です。徳大寺氏の身長は不明ですが、おそらく小柄ではなかったのでしょうか。


(無題) 投稿者:七海  投稿日:11月13日(土)17時06分50秒

おくれましたが
天皇陛下御在位十年万歳!!!

七海です。
祭典では芸能人、金メダリスト、宇宙飛行士、格闘家など
いろいろ出席したようですね。
納得いかんのは、一般の出席者が芸能人など目的だったこと。
全員ではありませんが、まぁ国民による祭典だから
しかたないのかも…

>最も大きい「効果」は、シナに対する心理的圧力でしょうか?
>何しろ、シナ周辺海域を、ぐるっと「仮想敵国」日本とその同盟国で、
>囲んでしまう訳ですから、北京の老人達は狼狽するでしょうねぇ。
でしょうね。
フィリピンの対応によっては、言うとうり基地での
定期的に艦艇の派遣、補給なども可能でしょう。
移動範囲が広くなるという面でも日台比枢軸は理想ですね。

>火山国家である日本にしてはあまりにも少なさ過ぎます。
>私は日本も原子力以外のこのような、地味だけど確実な発電方法を真剣に考案しておく必要性を
>痛感します。
日本では核融合発電というものが研究されています。
専門的には分かりませんが、核分裂の熱で発電する、
原子力の逆の理論で、核融合で発電するもです。
聞いた話では、現実化すればこれは資源もいらず
発電量が膨大なため、電気代がタダどうぜんになるとか。
でも研究費も膨大なため、各国はほとんど手を退き
現在研究してるのは、日本とドイツ(たぶん)です。
アメリカも研究から退いているようです。
ただ、実験では成功してますけどね。

では。


天皇陛下万歳! 投稿者:不肖・高野  投稿日:11月13日(土)00時50分27秒

 天皇陛下ご在位十周年万歳!
 あすは小豆島まで行ってまいります。中国経由ではなく、フェリーで参ります。


同盟とは… 投稿者:アーモンド  投稿日:11月12日(金)22時28分30秒

こんばんは!みなさん

> それで、話を日本とインドに戻すと、砲口径は不統一。搭載するミサイルもバラバラ。
> 電子装備も全然違うからデータのリンクは不可能。
> これでは統一された軍事行動をとるのには無理があるでしょう。

兵器の互換が出来なくても、同盟関係には関係無いと思います。本来同盟関係とは
国家間の利害が一致した時に行なう行為ですから、兵器の互換が悪くても対シナの
威嚇として同盟を結ぶ場合は、それぞれの作戦戦域が異なることからも特に互換性
をことさら強調する必要性も無いと思います。

しかし逆の見方をすれば、日本が勝手にこれらの国と軍事同盟を結べばアメリカは
この時をチャンスとして日本潰しに走る可能性が大でしょう。
アメリカは昭和天皇の国葬の時は副大統領を日本に遣しましたが、中東のヨルダン
国王の国葬の時は大統領が自ら出向いています。つまりアメリカにとってヨルダン
よりも日本の優先順位は低いと言えることでしょう。
これからの日本はアメリカにとって正直言って邪魔でしかなく、チャンスさえあれ
ば潰しにかかって来ると思います。

> 日本は「資源」と言える資源を産出しません。

実はそうでも無いんですよ、石油を燃料として輸入する必要性を無くす方法がある
らしいのです。地熱発電の高温岩体発電と云う方法で日本国内の発電可能エリアで
発電すれば、なんと現在の2倍近くの発電総量が得られると言う話しを聞いたこと
があります。でも政府は原子力発電に固執して地熱発電には研究開発の為のコスト
さえスズメの涙ぐらいの資金しか提供されていないらしいです。
日本では96年に551.70MWしか発電していないのにフィリピンでは1,227.00MWも
発電しているそうです。火山国家である日本にしてはあまりにも少なさ過ぎます。
私は日本も原子力以外のこのような、地味だけど確実な発電方法を真剣に考案して
おく必要性を痛感します。

http://www.jca.apc.org/~altmedka/ron-41-hot.html
上記のURLで地熱発電について書かれていましたので、良かったら参照して下さい。


NATO規格 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月12日(金)21時28分20秒

竹下さん、レスどうも。

>例えば、「NATO」とは言っても、蓋を開ければ、イギリスあり、フランスあり、
>ドイツあり・・・と言った具合ですよね。すると、「NATO」軍の中に、アメリカ製と
>フランス製の兵器が同居する事になり、統一した軍事行動が取れるのか?と言う
>事になります。
>この辺は、どうなっているんでしょうか?

基本的に、NATO加盟国(西側諸国)は装備の均一化を計っており、例えば戦車一つとっても、
アメリカのM1エイブラムス、ドイツのレオパルドU、イギリスのチャレンジャー、フランスの
ルクレルクは全て120ミリ砲で統一されており、互いに弾薬を共通で使用する事が可能です。
小銃にしても、各国で国産の銃を使っていても、弾丸はNATO規格弾(昔は7.62ミリ、今は
5.56ミリ)となっております。
航空機、艦艇も、確かに各国でそれぞれ国産兵器を製造していますが、搭載兵器は出来る限り
共通化がはかられており、例えば艦砲はほとんどの国がイタリア製のオットーメララ76ミリ
速射砲で統一されていますし、対艦ミサイルはアメリカのハープーンかフランスのエグゾセで
統一されています。戦闘機に搭載する空対空ミサイルは、基本的にどこの国もアメリカ製の
スパローとサイドワインダーか、フランス製のマトラ・マジックです。
もちろん、レーダーなどの電子装備も出来るだけ共通化がはかられています。
情報の交換もスムーズに行えるようになっており、例えばイギリスの早期警戒機からアメリカ
機にデータを送ったり、ドイツの艦艇がイギリスの艦艇とデータをリンクする事も可能です。
日本の国産兵器も、基本的にはNATO規格に準じております。まあアメリカとの軍事行動を前提
にしているから当たり前といえば当たり前ですが。


それで、話を日本とインドに戻すと、砲口径は不統一。搭載するミサイルもバラバラ。
電子装備も全然違うからデータのリンクは不可能。
これでは統一された軍事行動をとるのには無理があるでしょう。


奉祝 天皇陛下御在位十年 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月12日(金)20時16分10秒

天皇陛下御在位十年を言祝(ことほ)ぎ、ここに謹んでお慶び申し上げます。


RE:Re日・台・印同盟 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月12日(金)20時04分01秒

山河さん、どうも。

>自給率●●%の国が経済封鎖されたらどうなるか
>と言う問いに対する答えは50年前も今も変わりません。

日本は「資源」と言える資源を産出しません。
食糧自給率も極めて低く、輸入に頼らざるを得ません。
そんな国が、「締め上げられ」たら・・・降参するしか手がありません。

かつてのABCD包囲網の様に、「経済封鎖」されでもしたら・・・日本人は
どうなるのでしょうか? とかく、飽食で「なおざり」にされますが、食糧
と言うのは、そもそも国家行政の根幹では無いでしょうか? 戦闘機も軍艦
も燃料が無ければ、単なる「お飾り」でしかありません。そこの所を見越し
て、アメリカが「米の自由化」を押しつけてきたとすれば、日本は重要な
「戦略物資」の一つを、アメリカに握られた事になりますね。
(小渕総理殿、お分かりですか?)


RE:比も! 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月12日(金)19時51分08秒

七海さん、どうも。

>フィリピンもさそうのはどうでしょうか?
>軍事力はさほどではありませんが、
>フィリピンもシナと領土問題でもめています。
>しかも前に日本の軍備増強を認める発言などもしています。

私は個人的に、「日台比枢軸」(日本・台湾・フィリピン)の実現を
望んでいます。地勢的にも、日本・台湾・フィリピンの三国が集団安保
同盟関係を樹立できれば、東シナ海・南シナ海をカバー出来る訳ですし
(勿論、それには各国軍事力の平均的向上が必要でしょうが)、日本が
フィリピンと同盟関係を結べれば、将来的に日本の艦艇がフィリピンの
軍港に寄港し、補給する事も充分可能になる筈です。
(まあ、その必要迄あるのか?と言った疑問は出るでしょうが)

しかし、最も大きい「効果」は、シナに対する心理的圧力でしょうか?
何しろ、シナ周辺海域を、ぐるっと「仮想敵国」日本とその同盟国で、
囲んでしまう訳ですから、北京の老人達は狼狽するでしょうねぇ。


RE:簡単にはいかない日本・インド同盟 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月12日(金)19時40分08秒

小沼航空乙参謀さん、レスどうも。

うーん、そうですか。でも、一つ疑問があります。
例えば、「NATO」とは言っても、蓋を開ければ、イギリスあり、フランスあり、
ドイツあり・・・と言った具合ですよね。すると、「NATO」軍の中に、アメリカ製と
フランス製の兵器が同居する事になり、統一した軍事行動が取れるのか?と言う
事になります。

この辺は、どうなっているんでしょうか?


簡単にはいかない日本・インド同盟 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月12日(金)17時39分33秒

皆様、こんばんは。

さて、竹下さんのおっしゃる日本・インド同盟ですが、これは当然軍事的な意味での
同盟を結ぶべきだという主張だと解釈していいですね?
ですが、そうなると非常に困った問題が出てきます。
というのも、日本は基本的にアメリカ製兵器を使っておりますが、インドはロシア、
イギリス、フランス製の兵器を使っており、しかも主力となるのは陸海空軍ともに
ロシア製兵器となっております。
当たり前の話ですが、アメリカ製兵器とロシア製兵器の間には互換性は全くありません。
マッキントッシュとウインドウズマシンほどの差があると言ってもいいでしょう(^^;

ですから、日本自衛隊とインド軍が共同作戦を行うとなると、整備・補給の面で非常に
困ったことになります。
例えば、日本・インド艦隊が共同作戦を行っても、日本の補給艦がインド海軍の艦艇に
補給を行うことは出来ませんし、その逆も不可能です。
(当然、日本とアメリカならば互いに補給が可能)
いや、海軍はまだマシかもしれません。もっと困るのは陸軍と空軍です。
インド陸軍の主力戦車はロシア製のT-72とT-80。125ミリ砲を搭載しております。
これに対して日本の九〇式戦車は120ミリ砲。全く口径が合いません。
むろんこれは戦車だけではなく、その他の機関銃や小銃も同様です。
弾薬切れになっても隣の友軍からもらうこともできないのです。
(註:アメリカとならば可能)
航空戦力も、インド空軍のロシア、フランス製戦闘機と日本航空自衛隊のアメリカ
製戦闘機では、機関砲の弾も搭載するミサイルも全く異なり、互いに相手の弾薬を
分けてもらう事は出来ません(註:アメリカとならば可能)。
更に、日本の早期警戒機が情報をキャッチしてもそれをインド空軍機に教える事は
出来ませんし(註:アメリカになら可能)、日本の空中給油機がインド空軍機に給油
する事も出来ません(註:アメリカになら可能)。
むろん、その逆も不可能です。まあそれ以前に、インドに早期警戒機と空中給油機は
無かったような気がしますが・・・

本文中にしつこいくらい(笑)「註:アメリカになら可能」という文が入っていますが、
つまり、日本自衛隊はアメリカとしか共同作戦を行えないのです。
もしもインドと軍事同盟を結ぶのならば、日本がアメリカ製兵器をやめてロシア製に鞍替え
するか、インドが逆にアメリカ製兵器に鞍替えするしかありませんが、もちろんどちらも
百パーセントあり得ない事です。

ですから、日本とインドの軍事同盟など、今のままでは絵に描いた餅でしかありません。


比も! 投稿者:七海  投稿日:11月12日(金)02時24分39秒

七海です。

>新国号は、「台湾民国」か「台湾共和国」ではないでしょうか。
ですね。どちらにしても、
すぐに国家として機能すると思います。
オリンピックもでてるし… (笑)

>何でも、「日本・台湾・インドの三国で「シナ包囲網」を構築すべきだ」とか。
フィリピンもさそうのはどうでしょうか?
軍事力はさほどではありませんが、
フィリピンもシナと領土問題でもめています。
しかも前に日本の軍備増強を認める発言などもしています。
それに太平洋側からの包囲網が強くなると思います。
日本にとって太平洋地域の国は同盟関係は
いちはやくしておきたいものです。


Re日・台・印同盟 投稿者:山河  投稿日:11月12日(金)00時09分00秒

 小沼航空乙参謀さん、竹下さん、みなさんこんばんは。
蒋介石の対日譲歩ラインはどの辺りだったのでしょうね。気になるところです。
  
>しかし、山河さんはウイグルとチベットとおっしゃいましたが、チベットの方は戦前、
>独立国だったのではありませんか?
 たしかに、戦後毛沢東が「解放」したということは・・、戦前は一応独立だったと
いうことですね。訂正させていただきます。ありがとう存じます。ただ、戦後
毛沢東にあっさり「解放」されてしまったことからみて軍事的にはかなり
弱体であったと思われます。
 援助が行われていたとしたら、武器供与や軍事顧問団の派遣などの可能性が
考えられます。今度調べてみることにいたしましょう。

>何でも、「日本・台湾・インドの三国で「シナ包囲網」を構築すべきだ」とか。
 日本・台湾・韓国はアメリカ経由ですでに協力関係にありますが、
これにインドまで加わった日には、シナもさぞ困るでしょうね。
 ちなみにアメリカ抜きで日・印・台・韓の連携ができたら面白いな。
日米安保が日本にとって有害な方向へと転換しそうになった場合、
例えばアメリカが軍事力で日本を経済封鎖してでも自国の経済的な要求を飲ま
せようとするような事態が一般に予想されるようになれば、そういう連携が必要に
なってくるでしょう。自給率●●%の国が経済封鎖されたらどうなるか
と言う問いに対する答えは50年前も今も変わりません。この辺のシュミレーションは
「カミングウォー ウィズ ジャパン」に詳しいです。


日台印同盟 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月10日(水)20時51分51秒

そう言えば、あの李登輝・台湾総統が、又何やら「発言」したそうですね。

何でも、「日本・台湾・インドの三国で「シナ包囲網」を構築すべきだ」とか。
これが本当に李登輝総統の発言なのかは別として、もし、日台印同盟なんかが
実現した日には、シナは蒼くなるでしょうねぇ(笑)
何しろ、シナにとってインドと言えば、互いにアジアでの覇権を争う「不倶戴
天の敵」ですから。そのインドと、「武力解放も辞さず」と言ったスタンスで
望む台湾、更に仮想敵国(真性敵国?)の日本が手を結んだら・・・正に悪夢
でしょうね。

PS.
ちなみに、「ムトゥ 踊るマハラジャ」、良かったっス。


ウイグル・チベット・蒋介石 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月10日(水)20時44分09秒

山河さん、どうも。

ウイグルとチベットはどうだったかなあ・・・。
当時、日本軍は溥儀を皇帝に擁立して「満州国」を建国させたと同時に、
徳王をリーダーに内モンゴルに「蒙古自治邦」を樹立させました。ですか
ら、もし、諸事情が日本に有利に働いていたなら、多分に、

満州→内モンゴル→ウイグル→チベット

と言った進路で、日本軍がシナ周辺部の独立に関与したと思います。
(勿論、日本の同盟国として影響下に置く事が前提ですが)

それと蒋介石ですが、私も講和の可能性はあったと思っています。
日本がシナでの戦線を拡大せずに、蒋介石との間で積極的に和平交渉を
進めていたら、歴史が変わったかも知れません。

国府主席・蒋介石とは言っても、汪精衛の南京国民政府・毛沢東の共産
党が国土を分割支配している以上、形式的には「中華民国」代表とは言
っても、実質的には軍閥の域を出ていなかったと思います。まあ、いい
所、三国時代の「魏」程度でしょう。なぜなら、シナ全土に主権が及ん
ではいませんでしたから。

そんな蒋介石ですから、日本が満州・北支・内モンゴル以外の地域への
進出及び干渉をしない、蒋介石政権を「中華民国」の正統政府として承
認する、と言った条件を示した上で、停戦を申し入れていたとしたら、
戦力的にも劣勢だった蒋介石側も、日本との停戦講和を受諾したのでは
無いでしょうか。


チベットって、確か・・・ 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月10日(水)20時17分35秒

山河さんのおっしゃるウイグルとチベットの件ですが、私はそのへんの事情は
存じ上げていませんので、どうかご勘弁下さい。

しかし、山河さんはウイグルとチベットとおっしゃいましたが、チベットの方は
戦前、独立国だったのではありませんか?
あのダライラマ法王(教皇?)が治めていたはずですが・・・


米内光政のたった一つの悪あがき 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月10日(水)19時23分19秒

もう一つ、米内光政にまつわる知られざる話をしたいと思います。

昭和20年になると、米内は終戦工作に熱心で海軍の戦力強化には冷淡でしたが、
たった一つ、悪あがきとでも言うべき行動をとろうとしました。

それは、海軍に残存する軍艦をソ連に引き渡し、代わりに飛行機と石油をもらおう
というものでした。
この時ソ連に引き渡す予定の艦艇は、戦艦「長門」、空母「鳳翔」、重巡「利根」、
駆逐艦数隻となっていたそうです。
しかし、外務省の反対で実現には至りませんでした。

もしもこれが実現したら、長門や利根はソ連海軍の軍艦として戦後も在籍していた
ことになりますね。ひょっとすると、今頃ウラジオストックに記念艦として飾られ
ていたかも・・・


米内光政の略歴 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月10日(水)19時07分26秒

アーモンドさん、皆さん、こんばんは。

それでは、米内光政ネタの締め括りとして、最後に彼の経歴を簡単に紹介します。
(というか、最初に書くべきでしたね。失敗失敗(^^;)
尚、全部書くと長くなるので大佐以降に限らせて頂きます。


★米内光政(明治13年3月生まれ、昭和23年4月没)★
海軍兵学校第29期卒業、海軍大学校第12期修了
(ちなみに山本五十六は海兵32期、南雲忠一は36期)

大正9年6月:欧州出張(ポーランド、ドイツ駐在)
同年12月:大佐進級
大正11年12月:練習艦「春日」艦長
大正12年3月:練習艦「磐手」艦長
大正13年7月:戦艦「扶桑」艦長
同年11月:戦艦「陸奥」艦長
大正14年11月:少将進級・第二艦隊参謀長
大正15年11月:軍令部第三班長
昭和3年12月:第一遣外艦隊司令官(支那駐留)
昭和5年12月:中将進級・鎮海要港部司令官
昭和7年12月:第三艦隊司令長官(支那駐留)
昭和8年11月:佐世保鎮守府司令長官
昭和9年11月:第二艦隊司令長官
昭和10年12月:横須賀鎮守府司令長官
昭和11年12月:連合艦隊兼第一艦隊司令長官
昭和12年2月:海軍大臣
同年4月:大将進級
昭和14年8月:軍事参議官
昭和15年1月:予備役編入・内閣総理大臣
同年7月:内閣総辞職
昭和19年7月:現役復帰・海軍大臣
昭和20年11月:海軍省廃止、辞職


まず目に付くのが艦長や艦隊司令官を多く勤めている事でしょう。
米内と言えば海軍大臣というイメージが強いですが、実のところ彼は大臣になるまで
海軍省で勤務した事は一度もありません。
つまり、彼は海軍上層部からは前線指揮官タイプと見られていたのです。




蒋介石の真意 投稿者:猫左衛門  投稿日:11月10日(水)06時58分31秒

皆様、こんにちわ。
日中戦争がらみでは、小室直樹と渡辺昇一の対談本「封印の昭和史」(徳間書店)
でも取り上げられてますが、それによると蒋介石はある程度の妥協はやむを得ない
と考えていたようですね。


RE:今夜も米内光政 投稿者:アーモンド  投稿日:11月10日(水)03時39分23秒

うぅ〜ん、軍事に関してはちょっと小沼さんには、もっと勉強してからでないと
なかなか太刀打ちできませんねぇ〜。反省 (^^ゞ

>「昭和最高の海軍大将・米内光政」生出寿・著(徳間文庫刊)
>「米内光政」阿川弘之・著(新潮文庫)

今度買って読んで見ます。
でも反論が出来るようになったら又、お相手ヨロシクお願いします!
この仮説諦めてないんです。だって、そうでないとあのアメリカがスパイ無しで戦争した
なんて考えられないですから…

m(__)m >小沼さん

ところで、トラウトマン工作ですが…
> トラウトマン工作に関して言えば、彼はトラウトマンに対してはこう言いました。
> 「中国は協調的精神をもって日本の要求を討議し、諒解に達する用意がある」
> しかし、日記にはこう書きました。「倭寇がドイツ大使に調停を提起したのは、
> 我々が屈服しないため打つ手がなくなったからであろうか?」

これ、逆の見方をすれば交渉の可能性があったセリフと見えるのですが、講和も条件に
よっては不可能ではなかったとは思えませんか?

この時日本にビスマルクのように賢い首相がいたらシナと同盟することも不可能じゃぁ〜
無かっただろうなぁ〜残念。


終戦工作関連記事 投稿者:山河  投稿日:11月09日(火)23時45分17秒

 11月8日 (月)の日経夕刊38面(後ろから一開き目)より。
終戦詔勅起草者の故 迫水元内閣書記官長の証言テープが月曜から国立国会図書館で公開。
終戦のイニシアチブを鈴木首相ら「内閣派」がにぎっていたとの内容。
 以上、議論の本筋とは直接関係ないけど、きのうの日経より要約です。

>また満州国が出来る前から蒋介石は日本の満州における特殊権益を認めていました。
>ですから、交渉は妥当だったと思います。しかも蒋介石は南京を落とされた時などは
>「今度ばかりは何を言われても要求を飲むしか有るまい」と側近に漏らしたといわれ
>ていたそうです。
 記憶がおぼろげなので典拠は示せませんが、この話は私も聞いたことはあります。
交渉の余地は十分あったと思います。当時の日本には別に中国全土を征服する必要が
あったわけではなく、満州・北支の支配と蘆構橋以前からの上海などの権益を黙認させる
ぐらいで妥協できたのでは?石原参謀に限らず不拡大方針の重臣はけっこういたし、
昭和天皇も不拡大方針だったのだから。

 あとウイグル・チベットの独立運動を影から公然と支援するなどの手も、、、
あれ?ウイグル・チベットへの独立運動への支援って実際には行われたのでしょうか?
第二次大戦中にウイグルの独立蜂起が失敗したのは確かなのですが、
小沼航空乙参謀さん、話が飛んですいませんが、もしご存知でしたらお答え頂けると
嬉しく思います。


米内光政について知るために 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月09日(火)21時44分55秒

アーモンドさんが米内光政についてどの程度の知識があるのか存じませんが、
彼がスパイだなどと言う前に、最低限以下の本を読むことをお勧めします。

「昭和最高の海軍大将・米内光政」生出寿・著(徳間文庫刊)
「米内光政」阿川弘之・著(新潮文庫)

この他にも、何冊かあります。あの光人社NF文庫からも、彼の秘書を勤めた
実松穣大佐の書いた伝記が出版されております。


ところで、詳しい題名は忘れましたが、何年か前にアーモンドさんと同じ主張
(米内について)が書いてある本をちらっと読んだことがあります。確か、
「太平洋戦争の謎」といったような題名だったような気がしますが、私が読んだ
感想は、極めて独断と偏見に満ちており、論評に値しないものと感じました。
少なくとも、米内に関する記述は。
まさか、この本を読んで米内スパイ説を唱えているのではないでしょうね?(^^;


今夜も米内光政の話 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月09日(火)20時30分20秒

アーモンドさん、レスどうも。
ですが、そう簡単にスパイなどと決めつけられては、盛岡市円光寺境内に眠る米内光政
も、立つ瀬がないでしょうねえ(苦笑)
それはさておき、またまたお答え致しましょう。


>現在戦闘中に例え負けるのが判っていても戦力を高めて少しでも戦後の交渉を有利に
>させるために死力を尽くすのが軍人の役目のはずです。また、陸軍の本土決戦を諦め
>させることが出来るのは当時天皇だけであったことも、彼にはちゃんと理解出来てい
>たはずです。天皇陛下の決断が無ければ米内がどうしようが関係無く本土決戦はあっ
>たと思います。

昭和天皇の「聖断」によって終戦に持ち込もうとする策を鈴木貫太郎首相に献策した
のは米内です。米内の献策があったからこそ、御前会議で天皇の意志を表明させ、徹底
抗戦派の陸軍をあきらめさせて終戦に持ち込む事が出来たのです。逆に言えば、米内が
いなければ8月の終戦は実現しなかったでしょう。アーモンドさんがおっしゃるように
「死力を尽くして戦って」いたら、日本は米英中ソ連によって分割され、二度と統一
国家としては存在できなかったでしょうね。
何度もいうように、米内は単なる軍人の枠を越えた人物です。「軍人は死力を尽くして
戦うのが本文」などという単細胞な論理では彼の真価は計れません。


>米内はトラウトマン工作においても実現の可能性ゼロと決めつけて、極めて冷淡だった
>そうです。そればかりか、彼は日中戦争を拡大させてしまった責任もあると思います。
>当時海相だった彼は盧溝橋事件がまだシナの北部の局地的紛争だったのに、海軍の陸戦隊
>が上海で作戦行動を起こした為、日中戦争はシナ全土に拡大してしまっています。

米内がどうこう言う前に、旧海軍の組織について簡単に説明します。
当時の海軍は、海軍省(海軍大臣)、軍令部(軍令部総長)、連合艦隊の三つの組織に
分かれていました。
海軍省は、政治折衝と人事、予算を取り扱う部署ですが作戦については一切関与しません。
否、出来ません。作戦を行うのは軍令部です。そして、海軍省はこと作戦に関しては
軍令部にとやかく言う権限は無かったのです。
しかも、昭和8年の海軍の組織改編で軍令部の権限が大幅に強まり、逆に海軍省の権限は
大幅に縮小され、海軍は事実上軍令部の支配下に入ってしまいました。
つまり、政治的な事情よりも作戦上の要求が優先される事になったのです。
これは陸軍も同じであり、日本が太平洋戦争に突入した原因の一つもここにあります。
昭和12年に海軍大臣を勤めたのは米内光政ですが、この時の軍令部総長は皇族の伏見宮
博泰親王海軍元帥。当時の海軍ただ一人の元帥です。皇族の威光を笠に着た軍令部が、
海軍省に対しどのような態度をとるかは想像に難くないところです。事実、米内以外の
海軍大臣は軍令部の言いなりになるだけのお飾りの大臣でした、米内はよくやった方
でしょう。しかし、その彼でも軍令部、否、伏見宮元帥(ちなみに彼は対中強硬派)に
逆らい続けるのは限界がありました。

蒋介石に話を移すと、彼は北支で戦うのは補給が困難な為、軍の主力を揚子江付近に
配備し、ここで日本軍と戦うつもりでした。更に、ここが突破されれば、重慶などの
奥地に戦線を築き、日本軍を中国大陸の奥深くに引きずり込んで叩くという実に遠大
な戦略に基づいて行動していたのです。日本は、まんまとそれにはめられたのであり、
海軍が悪いとか米内が悪いなどというのは筋違いでしょうね。

何度も言うように、蒋介石は半端な条件では講和する気は無かったのです。
トラウトマン工作に関して言えば、彼はトラウトマンに対してはこう言いました。
「中国は協調的精神をもって日本の要求を討議し、諒解に達する用意がある」
しかし、日記にはこう書きました。
「倭寇がドイツ大使に調停を提起したのは、我々が屈服しないため打つ手がなくなった
からであろうか?」
日本の事を「倭寇」などという蔑称で呼んでいる所に蒋介石の真意が現れているでしょう。
本気で講和する気があるのなら、こうは書かないはずです。
更に、この時日本側が出した条件については、「抽象的で何を言いたいのか分からない。
もう少し具体的に言え」という返答でした。トラウトマンも立場がありませんね(^^;


RE:RE:米内光政について質問!  投稿者:アーモンド  投稿日:11月09日(火)06時01分31秒

小沼航空乙参謀さまこんばんは!やはり期待通り小沼さんが答えて下さいましたね。
ありがとうございます。第二次大戦については殆ど知識が無いのですが、ちょっと無謀にも
小沼さんに反論してみたいと思いますのでよろしくお願いします。(^-^;)7 

今の気分は強敵アメリカ軍を前にしたメキシコ軍なみっす?σ(^^;)

さて米内光政のスパイ疑惑についてですが、確かに小沼さんの仰る通りだとは思いますが、
だからと言って彼が100%スパイでは無いとは言いきれないと思います。
なぜならスパイとは敵の心臓部に近ければ近いほど効果も絶大になるからです。疑ってみる
だけの価値はあると思います。一般の人は明治天皇が大室寅之祐だと言っても信用しない様に
歴史とは突飛過ぎると真実が隠されてしまうケースが多々あると思います。

>日本の軍人には珍しく幅広い識見と合理的思考、国際感覚を持っており、単なる軍人の枠を
>越えた人物でしたが、それは阿南のような純粋な、言い換えれば単純な武人にとっては、
>あまりにも冷たい人間に写ったのではないでしょうか。

阿南陸軍大臣は米内が早々と戦争を諦めて和平に走ったのが、気に食わなかったのかもしれませ
んが、しかし和平工作を進めていたのはなにも彼だけではなかったと思います。それなのに何故
米内だけを切れと言ったのでしょうか? ひょっとしたら彼は米内の優れた国際感覚以外の何か
怪しさを嗅ぎ取ったのでは無いでしょうか?

>ハッキリ言って、昭和19年や20年になってから陸海軍を統合したところで戦局の挽回など
>百パーセント不可能だったのですが、それはさておき、米内が陸海軍統合に反対した本当の
>理由は、終戦工作のためです。

終戦工作は軍人が自主的に自分達の力を弱めることとは関係ないと思います。確かに陸軍に吸収
されれば海軍は米内の統制を離れてしまうので、終戦時に陸軍の徹底交戦論を退けられなかった
かもしれません。しかし、現在戦闘中に例え負けるのが判っていても戦力を高めて少しでも戦後
の交渉を有利にさせるために死力を尽くすのが軍人の役目のはずです。また、陸軍の本土決戦を
諦めさせることが出来るのは当時天皇だけであったことも、彼にはちゃんと理解出来ていたはず
です。天皇陛下の決断が無ければ米内がどうしようが関係無く本土決戦はあったと思います。
それなら、何故米内は少しでも有利な交渉を獲得するために、死力を尽くして戦わなかったの
でしょうか?

>トラウトマン(ドイツ大使)工作以外にも、日本は蒋介石との講和を求めて何度か国民党政府
>要人と会談しておりましたが、日本側は大陸への駐兵だの満州国の存続だのという虫のいい
>自分勝手な条件をつけていたので成立するはずもありませんでした。

そんなことはありません。当時のシナ人も満州は万里の長城の外でシナである認識はありません
でした。その証拠に、かの孫文は袁世凱を倒す為に日本に資金援助を要請して、成功した暁には
満州を天皇陛下に献上すると言っています。
また満州国が出来る前から蒋介石は日本の満州における特殊権益を認めていました。ですから、
交渉は妥当だったと思います。しかも蒋介石は南京を落とされた時などは「今度ばかりは何を
言われても要求を飲むしか有るまい」と側近に漏らしたといわれていたそうです。

米内はトラウトマン工作においても実現の可能性ゼロと決めつけて、極めて冷淡だったそうです。
そればかりか、彼は日中戦争を拡大させてしまった責任もあると思います。当時海相だった彼は
盧溝橋事件がまだシナの北部の局地的紛争だったのに、海軍の陸戦隊が上海で作戦行動を起こし
た為、日中戦争はシナ全土に拡大してしまっています。さらに近衛・蒋会談をぶち壊したのも彼
だと思います。石原莞爾がやっと会談に漕ぎ着けようとした時に、海軍の航空隊が絶妙なタイミ
ングで首都南京を爆撃してしまいました。
近衛首相はこの事実を新聞ではじめて知って驚いたそうです。

以上、結構だらだらと駄作の長文を書いてしまいましたが、どうでしょうか? A^_^;)


RE:新国家、台湾民国! 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月07日(日)20時34分23秒

七海さん、どうも。

>もし台湾が独立したら、どんな国名になるんでしょうね…?
>やっぱ中華民国。か…

台湾が「独立」するとなれば、「中華民国」の国号は使わないのではないでしょうか?
新国号は、「台湾民国」か「台湾共和国」ではないでしょうか。


ホームページへようこそ 投稿者:ライチュウ  投稿日:11月07日(日)19時27分34秒

ネット上中堅革命家のライチュウでございます。
我輩のホームページには少し変わった革命の仕方が載っています。
どこが変わっているのかというと、パラレルワールドを作ってしまおうという点です。
できるだけ変更点を少なくして革命を起こすのが上手な革命といえます。
ライチュウの絵を押すと裏ページヘ行けます、ぜひ見に来てください。

http://village.infoweb.ne.jp/~fwkd6020/rc.htm


今井先生 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月07日(日)11時29分27秒

トラウトマン(ドイツ大使)工作以外にも、日本は蒋介石との講和を求めて
何度か国民党政府要人と会談しておりましたが、日本側は大陸への駐兵だの
満州国の存続だのという虫のいい自分勝手な条件をつけていたので成立する
はずもありませんでした。

昭和15年3月7日から10日まで香港で行われた会談で、国民党政府最高国防
会議秘書主任・章友三は、支那派遣軍総司令部第二課長・今井武夫大佐に対し
満州国問題についてこう言いました。

「今井先生、我々の立場も考えて下さい。満州独立は、我々中華民国側からすれば
不貞の妻が姦夫に走ったようなものです。中華民国に満州国承認を求めるのは、
姦夫が不貞の妻との結婚を本当の夫に承認しろというようなものではありませんか。
何も、本夫から結婚承諾書を無理に出させなくても、時の経過で自然に解決されれば
良いではありませんか?」

この会談から5年後、「今井先生」は支那派遣軍副参謀長として国民党政府に対する
降伏文書に署名しました。その会場に、章友三もいた事は言うまでもないでしょう。
章は、降伏文書に署名する「今井先生」を一体どんな気持ちで見ていたのでしょうか・・・?


RE:米内光政について質問! 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月07日(日)10時11分09秒

アーモンドさん、こんにちは。
さて、米内光政について知りたいとの事ですが、それでは順番にお答えしましょう。

1:なぜ、阿南陸軍大臣が「米内を斬れ」と言ったか?
これは、阿南大臣が自決する間際に、義弟の竹下中佐にポツリと洩らした言葉で、
言われた竹下中佐は、戦後、「興奮のあまりのうわごとだろう」と回想しています
が、阿南が米内に対してそのような事を言ったのには、むろんそれなりの背景が
ありました。
昭和20年8月9日の閣議で、二人は次のようなやり取りを交わしています。

阿南「戦局は五分五分である。負けてはいない」
米内「科学戦としても、総力戦としても明らかに負けている。ブーゲンビル以来、
サイパン、ルソン、レイテ、硫黄島、沖縄然り。皆負けている」
阿南「海戦では負けているが戦争では負けていない。陸海軍の感覚が違う」
米内「敗北とはいわぬが、日本は負けている」
阿南「負けているとは思わぬ」

むろん、米内の言っていることの方が正論であり合理的ですが、これでは阿南の
立場がありません。そもそも、この発言にも見られるように米内光政は、当時の
日本の軍人には珍しく幅広い識見と合理的思考、国際感覚を持っており、単なる
軍人の枠を越えた人物でしたが、それは阿南のような純粋な、言い換えれば単純
な武人にとっては、あまりにも冷たい人間に写ったのではないでしょうか。

2:陸海軍統合案を潰した本当の理由
ハッキリ言って、昭和19年や20年になってから陸海軍を統合したところで戦局の
挽回など百パーセント不可能だったのですが、それはさておき、米内が陸海軍統合に
反対した本当の理由は、終戦工作のためです。
というのも、当時の状況で陸海軍が統合するという事は、海軍が陸軍に吸収されて
しまう事を意味します。当時、軍部の統帥権は独立しておりましたが、それは陸軍
と海軍の統帥権がそれぞれ独立していたという事です。つまり、海軍は陸軍と統合
せずに独立していてこそ、はじめて陸軍に対して政治力を発揮できるのです。
もしも海軍が陸軍に吸収合併されたら、日本は8月に降伏せずに本土決戦に突入し
文字通り滅亡したでしょうね。

3:トラウトマン工作について
この工作を米内が潰したというのは、どういう意味かわかりませんが、少なくとも
この時点(昭和12年頃)で蒋介石は、本気で日本と講和する気などさらさらなかった
ようです。蒋介石は、日本が大陸から全面撤退して満州国も解体しなければ講和には
応じなかったでしょうね。ですから、誰がこの工作を潰したのかなどという事を詮索
するのは全くのナンセンスです。そもそも成立する可能性なんか最初からゼロに等しい
のですからね。

4:何故、米内は戦犯に指名されなかったか?
ここまで読めばお分かりでしょう。もちろん、アメリカのスパイだったからでは
ありません(笑)。
アメリカは、日本の政府及び軍部の要人についてかなり詳しい情報を掴んでおりました。
それは、その人がどういう思想を持っているかという事についてもです。
米内は、中国大陸への派兵にも、日独伊三国同盟にも、そして対米開戦にも反対でした。
もっとも、これは別に彼一人に限った事ではなく、まともな思考能力及び判断能力を
持つ者ならば誰しも考えていた事です。
米内に限らず、対米開戦に反対した人は、ほとんど戦犯には指名されておりません。
彼らは、日本国内では国賊呼ばわりされましたが、皮肉にもかつての敵国によって
その価値を認められたと言えるでしょうね。
逆に言えば、日本はこれらの合理的思想を持つ人々の意見に耳を傾けず、偏狭な右翼
思想や国粋主義思想に染まっていたからあんな事になったのです。


いつの時代も、偏狭なナショナリズムにとらわれない客観的かつ合理的な考えを持つ事、
否、持ち続ける事が大切だという事を、米内光政は現在の我々にも教えてくれているの
ではないでしょうか?
彼は、昭和11年に日独防共協定が締結された時、こう言いました。

「特定の国と結び、特定の国を敵視するのはいかん。何故、ソ連と手を握らないか?」

「ソ連」という箇所を他の国に置き換えれば、今の日本でも通用するせりふですね。


新国家、台湾民国! 投稿者:七海  投稿日:11月07日(日)03時11分11秒

七海です。

>日本の軍事的影響力の増大は、「軍国主義」復活へ繋がり、
>アジア諸国の日本に対する不信・警戒感が増大するとしている。
自分としては、そういう人たちは、歴史を側面しかみておらず
短絡的な論理で物事を結論づけ、
とくに歴史的な感情論でうごく偽善者にしか見えません。
必要なのは現在なにが必要か、というものです。
それが軍事的実力でも同じです。

すくなくとも歴史の側面の事実からの感情論からうまれる、
「また日本は、」という言葉は消したいものです。

>「台湾問題」に無関心ではいられない事を表明したと言える。
国交のない日本(またはその他)にそういう発言をするということは、
シナに対しては、すでに独立してるんだ!という意思の表明、
日本に対しては、国交樹立と、軍事を側面とした独立支援、
があると思います。
個人的に結論から言えば、独立して軍事同盟してもらいたいです。
資本主義国家として。

すごい余談ですが、
もし台湾が独立したら、どんな国名になるんでしょうね…?
やっぱ中華民国。か…
となると日中同盟。 なんかシナの方と間違えそう…


米内光政について質問! 投稿者:アーモンド  投稿日:11月07日(日)01時24分32秒

終戦間際に阿南陸相が謎の「米内を切れ!」と言った真相が知りたいです。
確かに米内光政は戦後GHQからはなんのお咎めもなかったし、日中戦争のトラウトマン工作を
潰したのも彼と言われているようですし、戦局挽回の為の陸海一体化案を潰したのも米内光政だっ
た様です。ひょっとしたら彼はアメリカのスパイだった可能性もあるのではないだろうか?


情報戦 投稿者:アーモンド  投稿日:11月07日(日)01時09分39秒

以前NHKのBSで、イギリスBBCが作成したステーションXと言う番組を見ました。
ドイツ軍が絶対に暗号解読が不可能と過信していた暗号機を、イギリスの数学者達の集まりの
「ステーションX」が見事に解読してしまうと言うドキュメンタリーでした。この番組をみる
といかに情報戦が大切であるかが痛切に判ります。
イギリスは伝統的に情報戦が得意だったことも、世界の7つの海を支配できた理由に繋がるよう
な気がします。
孫子の兵法でも情報戦は最重要事項と言ってますし、織田信長も今川義元の首を採った者よりも、
義元の軍勢の詳細な情報をもたらした者に恩賞を厚くしたと聞いています。
しかし現代の日本の状況を見ると、情報のなんたるかを理解している者さえ居ないようで暗澹た
る気持ちになってしまいます。 (T_T)
「平和のお題目」を唱えるだけで平和になると信じている精神論者は戦前の「欲しがりません勝
つまでは!」のお題目とどう違うと言うのだろう?
いいかげん言霊の呪縛と精神主義から脱する手立てはないものだろうか?


日台軍事同盟 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月05日(金)20時44分18秒

台湾の唐飛・国防部長(国防相)が、4日の立法院(国会)国防委員会において、
アメリカ議会に提出されている「台湾防衛強化法案」等に関する報告書を提出。
その中で、シナの(台湾)武力侵攻を防ぐ為に、日米との軍事協力関係を強化し、
将来的に日本との軍事同盟構築を提起した。

「日米防衛協力の為の新指針」−いわゆるガイドラインに対しては、シナが既に
反対を表明しており、日本国内の左翼・反日日本人勢力等は、日本の軍事的影響
力の増大は、「軍国主義」復活へ繋がり、アジア諸国の日本に対する不信・警戒
感が増大するとしている。(ただし、アメリカへの軍事的隷属化を助長する現行
のガイドラインに対しては、私は反対)

しかし、今回の台湾国防部長の提言は、日本が好むと好まざるとに関わらず、ア
ジアの安全保障に関与せざるを得ない−特に、「台湾問題」に無関心ではいられ
ない事を表明したと言える。


7日に更新します 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月05日(金)20時12分10秒

ホームページ(帝國電網省)の方は、7日に更新致します。

http://www2.justnet.ne.jp/~yoshiro/


四国 投稿者:不肖・高野  投稿日:11月05日(金)00時41分55秒

 あすから2泊3日で、四国へ出張です。
 中国でないのが残念です。年内にまた、中国語を聞きながら中国人としゃべれればいいのです
が。
 中国万歳!


RE:大室寅之祐 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月03日(水)21時29分46秒

明治天皇(大室寅之祐)は、彼の正体を知る古老達に、「奇兵隊天皇」と呼ばれていたそうです。

ああ、そうそう。孝明天皇までは、生前の業績に由来する「諡号」(おくりな)や、居所の地名等
に由来する「追号」が一般的だったのに、なんで明治以降は、元号をそのまま「追号」とするよう
になったのでしょう。シナにおいても、明以後は、永楽帝(明の世祖)・乾隆帝(清の高宗)の様
に治世中の元号で帝号を呼ぶ慣習が出来ましたが、これらはあくまでも通称です。しかし、日本は
そのものズバリ元号を帝号にしてしまいました。そこで、かんぐりなんですが、明治天皇について
は、生前の業績に由来する「諡号」を、敢えて避けたのではないでしょうか? まあ、何の証拠も
ありませんが・・・そして、明治天皇だけ、元号を帝号にしたのでは変に勘ぐられるので、大正天
皇以降も、これを準用したのではないでしょうか?

では、明治天皇の帝号に、生前の業績に由来する「諡号」を避けたのは何故? それは、皆さんで
考えて下さい・・・

PS.
以前、さんざんツッコミを入れられた 明治「天皇」と昭憲「皇太后」の一件は、明治時代、既に
指摘されていたんですね。て事は、私が「言い出しっぺ」じゃ無い訳だ。


大室寅之祐  投稿者:アーモンド  投稿日:11月02日(火)22時47分37秒

yahooで検索して「大室寅之祐=明治天皇説」についてのHPを見つけました。
当然ここのHPも検索に引っ掛かってましたけどね! (^^;)
以下URLです。
http://www.ctk.ne.jp/%7Eknagao/meiji.htm


RE:孝明天皇は毒殺では? 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月02日(火)20時45分45秒

岩倉卿等が御殿医を引き入れた上で、毒を盛ったのではないでしょうか?
孝明天皇の御殿医ならば、「毒」を薬と誤魔化して飲ませる事は充分可能です。

ただ、「長州忍者による槍による刺殺」も話としては残っています。
すなわち、孝明天皇が厠で用をたした際に、下から急所を槍で突き刺したと言う
話です。真偽の程は、分かりかねますが・・・。

ちなみに、私は、「御殿医を買収しての毒殺」説を支持します。


孝明天皇は毒殺では? 投稿者:小沼航空乙参謀  投稿日:11月01日(月)19時23分39秒

峰の炎さん、はじめまして。

さて、孝明天皇は長州忍者に槍で刺殺されたとの事ですが、それはどうかと思いますねえ。
確かに、孝明天皇の死には不自然な点が多い事は事実ですが、もしも孝明天皇の死因が
公式発表の「疱瘡の悪化による病死」でなければ、毒殺された可能性の方が高いのでは
ないでしょうか?
何しろ孝明天皇は、疱瘡にかかっていたのは事実ですが、病状は回復に向かっており、
そもそもまだ37歳で体は元来丈夫な方だったそうです。
それが突然、「御九穴より御脱血」(当時の記録による)して急死したのですから、これは
不自然と言われても仕方がないと言えますね。

では、何物かが孝明天皇を暗殺するとして、最も考えられる手口は、毒を盛る事ではない
でしょうか?というのも、当時は死んだとしても、検死も現場検証も司法解剖もありません。
ですから、毒を盛られても、毒殺されたのか病気が悪化して死んだのかは、にわかに区別は
付きにくいと言えるでしょう。つまり、病気に見せかけて暗殺する事が可能です。

これに対し、槍で刺殺などすれば誰が見ても暗殺されたと分かってしまい、いくら隠そうと
しても無理が出てくるでしょう。
第一、隠密行動を旨とする忍者が、槍などというかさばる武器で要人暗殺をするなどとは
考えられないと思いますが、いかがでしょうかねえ・・・?


大正天皇 投稿者:アーモンド  投稿日:11月01日(月)18時53分35秒

峰の炎さんへ
>大正天皇・・・・・実父 侍従長 徳大寺実則  実母 皇后 柳原愛子

大正天皇がそういう出自だとは俄かには信じられません。峰の炎さんはその様なはっきりした
証拠をお持ちの上、其の話しを展開されて居るのでしょうか?
明治天皇は当時、神のごとく崇められていました。そんな中で侍従長ごときが天皇の皇后に手を
出せるとは到底考えられません。侍従長自身もそれは判って居るはずです。
また、聡明な明治天皇が大正天皇の出自が侍従長の種と気付かず、ボンクラを次期天皇にさせた
とも思えません。実の子であったからこそ、ボンクラでも天皇になったのだと思います。


RE:それは・・ 投稿者:竹下義朗  投稿日:11月01日(月)18時34分08秒

>ねずみ算ぢゃないの?

訂正します。
「ネズミ講式」は、「ネズミ算式」でした(^_^;)


それは・・ 投稿者:ROM  投稿日:11月01日(月)09時55分30秒

ねずみ算ぢゃないの?


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